JPS61170215A - コネクシヨンボツクス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業の利用分野〕 本発明は、建造物の壁面に埋め込まれ、所望信号の取り
出しを可能としたコネクションボックスに関する。

〔従来技術〕

住宅などの建造物においては、その建造物の壁面ニコネ
クションボックスが埋め込まれており、１００　Ｖの開
用交流電源の取り出し、テレビジョン受１域機のアンテ
ナ端子とアンテナとの接続、電話用ジャックの差し込み
などができるようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、かかる従来のコネクションボックスは、商用
交流市諒取り出し用、テレビジョンアンテナ端子接続用
、電話機接続用など、電源、１バ号毎に専用のものとな
っていた。このために、たとえば、住宅を新築する場合
、テレビジョン受１Ｍ！　４８や電話機などの機器に応
じて、どの部屋（あるいはどの場＆）ＶＣどのようなコ
ネクションボックスを配置するかを予じめ慎ＮＫ考照し
て決める必要があるし、また、゛設置すべきコネクショ
ンボックスの数が多い程工事が面倒になるという問題が
あった。また、既設の住宅などにおいては、テレビジョ
ン受像機や電話機などの機器は、これらに対するコネク
ションボックスの取付は位ＭＥよって据え付は場所が決
まってしまい、これらを他の場ＰｆｒＫ移して使用した
り、あるいは、これらを新たに購入して好きな場所で使
用したりすることは実際上不可能な場合が多い。

ｉ−ｔ、：、一般Ｗ、庭には、パーソナルコンピュータ
や音響機器などが普及し、これらに対する配置の問題ば
かりでなく、新たな問題も生じてきている。

たとえば、音響装置を例にとると、七バレート型のステ
レオ装置の場合、プレーヤとスピーカとは互いに近接し
て配置されるのが一般的である。しかし、スペースの関
係から、プレーヤは別の場所に配置してスピーカだけを
好みの場所ＫｔＭきたい場合もあるが、このような場合
には、プレーヤとスピーカとの間に長い信号線を設けな
ければ、ならず、一般家庭においては、このような信号
線は非常に邪ＪＭＫなる。また、マイクロカセットテー
プレコーダは電源電圧として５■程度の直Ｕｔ電圧を必
要とするが、これを使用する場合には、１００Ｖの商用
交流′直圧をコネクションボックスから取り出し、これ
を交流Ｉａ流変換器（アダプタ）で変換して５Ｖ程度の
直流電圧を得るようにする必要がある。このために、マ
イクロカセットテープレコーダはアダプタかないと使用
できないという不便さがあるし、また、このアダプタが
床などに置かれていると、非常に邪魔になることが多い
。

住宅に限らず事務所などにおいても同様であって、近年
、ファクシミリやワードプロセサなどのＯＡ機器が取り
入れられるようになってきているが、これらを新たに設
ける場合５　コネクションボックスの取付は位置でその
配置が制約されてしまうことになる。

さらに、これらの機器のコネクションボックスへの取付
けは、ワンタッチでできず非常に手間がかかる作業を必
要とする。

本発明の目的は、かかる従来の問題点を解消し、建造物
の壁面に容易に埋め込むことができ、所望の電圧の取出
しゃ信号の送信が可能であって所望機器との接続が容易
なコネクションボックスを提供するにある。

〔問題点を解決するための手段〕

このために、本発明は、建造物の壁面に埋め込まれるボ
ックスと、このボックスの内部を封止する蓋部とか島な
り、該蓋部に所定数のジャックを設けて必要とする任意
の信号線を接続できるようにし、該ジャックにプラグを
赤し込むだけで必要とする電圧の取出しゃ信号の送受を
行なうことができるようにしたものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明によるコネクションボックスの一実施例
を示す構成図であって、１はボックス、２は蓋部（プレ
ート）、３はジャック、４は止めねじ、５はプラグであ
る。

同図において、ボックス１は建造物の壁面に埋め込まれ
るものであって、蓋部２は、止めねじ４によってボック
スＩＫｆ４”１つつけることにより、ボックスの内部を
封する。蓋部２には、所定数のプラグ３が設けられ、夫
々のジャック３には、ボックス１の内部で所定の信号線
と接続可能となっている。プラグ５を所定のジャック３
に差し込むことにより、所定の機器を所定の信号線に極
めて容易に接続することができる。

ボックス１は、規格された商用交流鎮諒用のコネクショ
ンボックスにおける壁面に埋め込まれるボックスと、形
状や大きさを同じにすることができる。

部用交流電源用のコネクションボックスは、第２図に示
すように、建造物の壁面ｖｃ埋め込まれるボックス１と
、これの内部を封止する蓋部（プレー））２とからなる
。ボックスＩＫは、コンセントやスイッチが挿入され、
コンセントの差込口ＶＣプラグを差し込めるように、ま
た、スイッチのつまみが外部に露出するように、蓋部２
に孔が設けられる。かかる商用交流′１諒用のコネクシ
ョンボックスは、建造物の夫々の部屋はもちろんのこと
、いたる所に配置されているし、また、１部屋に複数個
設ける場合もある。

したがって、第１図に示す実施例においても、商用交流
′醒源用のジャックを設けることにより、従来の商用交
流′…：諒用のコネクションボックスと同程度に建造物
内に配置することができる。

蓋部２には、部用交流電源取出し用ジャック３の他に、
テレビジョン受像機のアンテナ端子接続のためのジャッ
ク３．電話機接続のためのジャック３．音響機器接続の
ためのジャック３など各柚信号毎のジャックや、５Ｖの
直流電圧などの電源電圧取出しのためのジャックを設け
ることができる。このために、建造物の壁内に所定の配
線を施こしておくことにより、商用交流電圧が取り出せ
る所では、必ずこれら嶺器を使用することができる。

すなわち、テレビジョン受像機や電話機は任意の場所に
移して使用することができるし、新規購入したテレビジ
ョン受像機や新設の電話機の位置の選択や取付けが非常
に簡単となる。

音響装置については、スピーカを好みの場所に設置して
そのプラグを第１図に示したコネクションボックスの特
定のジャックに差し込んでおき。

このジャックと他のコネクションボックスの所定のジャ
ックとの間を信号線で接続することにより、スピーカと
は別の所望の位置にプレーヤを配置することかでき、ま
た、マイクロカセットチープレコーグなどの音声もこの
スピーカで再生するようにできる。スピーカとプレーヤ
などとの間には、外部に露出して邪魔になるような信号
線を設ける必をがない。

さらに、この実施例のボックス１内にはジャック３だけ
が設けられるので、ある程度のスペースが存在し、その
スペースに交流直流変換器を設けることができる。これ
により、１００Ｖの商用交流電圧を５ｖなどの直流電圧
に変換し、これを所定のジャック３から取り出すように
することができる。１つの部屋内のように、比較的狭い
範囲内に設けられた複数個のコネクションボックスのう
ち、その１つに交流直流変換器を内威し、これらコネク
ションボックスの夫々所定のジャック３間を信号線で接
続することにより、これらコネクションボックスのいず
れからも所望の直流電圧を得ることができる。

その他種々の信号の取り出しや送出が可能であることは
もちろんである。

この実施例は、市販されている商用交流電源用のコネク
ションボックスを用いることかできる。

この場合には、コンセントの挿入口のための孔やスイッ
チのつまみのための孔を加工する前の蓋部を加工し、ジ
ャックを取りつけるようにする。かかる実施例によ・る
と、既設建造物の壁内で所望信号のための配線を行なう
とき、既設の商用交流電源用のコネクションボックスの
蓋をジャックが設けられた蓋と淑り代え、夫々のジャッ
クに所定の信号線を接続するだけで所望信号のやりとり
が可能となる。

第３図は第１図に示した実施例に適用可能なプラグの他
の具体例を示すものであって、取付板７に複数のプラグ
５が取り付けられる。これらのプラグ５は信号の取り出
しや送出を行なうためのものであり、第１図に示した所
定のジャック３に差し込まれる。さらにまた、取付板７
には、必要に応じてプラグ５が差し込まれるジャック３
以外の使用されないジャック３に差し込まれる空のプラ
グ６が設けられる。この空のプラグ６は使用されないジ
ャック３に対する防塵のためのものである。

この具体例は、コネクションボックスの２個以上のジャ
ックにプラグを差し込むことが必要な機器に対して非常
に有効である。たとえば、スピーカが別個に設けられて
おり、このスピーカに対する配線が壁内に施こされ又コ
ネクションボックスと接続されている建造物において、
マロクロカセットテープ、レコーダから再生される音声
をこのスピーカで聴取する場合、マイクロカセットテー
プレコーダには、５■の直流電源電圧を取り込むプラグ
と再生信号をスピーカに送り込むプラグとを設けるが、
これらプラグを、第３図に示すように取付板７に一体に
取り付けることにより、コネクションボックスの所定の
ジャックに同時に差し込むことができ、プラグ差し込み
に手間がかからないし、また、空のプラグを設けておく
ことにより、夫々のプラグをまちがったジャックに差し
込むようなこともない。

以上のよウニ、この実施例では、種々の電圧の取出しゃ
各種信号の送受が可能となって多機能化が実現でき、各
種電圧毎、各種信号毎にコネクションボックスを設ける
必要がなく、しかも、建造物への取り付けは、従来のコ
ネクションボックスと同じ程度の作業で行なうことがで
きるし、また。

既設建造物においても、壁内の配線が追加可能である場
合には、単にジャックを設けた蓋部に取り換えるたげで
本発明を用いることができる。

以後、一般家庭においても、火災感知や訪問者の検知な
どの自動監視システムが普及するようになるであろうが
、新築の建造物では、壁内に余分の配線して本発明を用
いることにより、また、既設の建造物では、壁内にさら
に配線を施こし、既設の商用交流′電源用のコネクショ
ンボックスの蓋部な取り換えて本発明を用いることによ
り、検知器と報知器とを独立に好みの場所に設置でき、
自動監視システムの設置に即−座に対処出来る。

なお、上記実施例では、商用交流電源用のジャックを設
けたものとしたが、もちろん、この商用交流電源を除い
た電圧の取出しと信号の送受用とすることもできる。こ
の場合においても、上記実施例と同柿の効果が得られる
ことはいうまでもな（）。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれは、柚々の　　　　
□電圧の堰り出しや各種信号の送受が可能であり、しか
も、各様器との接続を簡単に行なえるものであり、構造
が簡単で安価に提供することができるし、建造物への取
り付けも従来の間用交＃ｔ、電源用のコネクションボッ
クスと同程度の作業で行なえるなと、多くの優れた効果
を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるコネクションボックスの一実施例
を示す構成図、第２図は従来の商用交流電源用コネクシ
ョンボックスを示す構成図、第３図は第１図に用いるプ
ラグの他の具体例を示す構成図である。 １・・・・・・ボックス、２・・・・・・蓋部、３・・
・・・・ジャック、４・・・・・・止めねじ、５・・・
・・・プラグ。 代理人　弁理士　武　顕次部（ほか１名）第１図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）建造物の壁面に埋込み可能なボックスと該ボック
   スの内部を封止する蓋部とからなり、該蓋部に所望の信
   号線接続のための所望数のジャックを設けたことを特徴
   とするコネクションボックス。
2. （２）特許請求の範囲第（１）項において、前記ボック
   ス内に交流−直流変換器を備えるとともに、該交流−直
   流変換器の直流出力端子と前記ジャックの少なくとも１
   つとを接続したことを特徴とするコネクションボックス
   。