JPS61165488A - 地熱井の錐進方法 - Google Patents

地熱井の錐進方法

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JPS61165488A
JPS61165488A JP631085A JP631085A JPS61165488A JP S61165488 A JPS61165488 A JP S61165488A JP 631085 A JP631085 A JP 631085A JP 631085 A JP631085 A JP 631085A JP S61165488 A JPS61165488 A JP S61165488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
tunnel
geothermal well
branch
ventilation
Prior art date
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Pending
Application number
JP631085A
Other languages
English (en)
Inventor
茂樹 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishimatsu Construction Co Ltd
Original Assignee
Nishimatsu Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nishimatsu Construction Co Ltd filed Critical Nishimatsu Construction Co Ltd
Priority to JP631085A priority Critical patent/JPS61165488A/ja
Publication of JPS61165488A publication Critical patent/JPS61165488A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、地熱発電用の井戸(本願においては単に地熱
井という)の錐進方法に関するものである。
r従来の技術」 従来、地熱井を錐進するには、先ず、工事用の道路を建
設し、次いで、地上にボーリング用のヤグラを構築して
錐進している。
そして、通常は、該地熱井よりの高温蒸気または高熱水
は地表に沿って敷設されたパイプラインで発電所に導か
れ、発電所で使用した地下水は同じく地上に沿って敷設
した復水パイプラインで還元井戸に復水されるようにな
しである。
「発明が解決しようとする問題点j したがって、従来法で地熱井の錐進するには、地上に工
事用の道路(後に、管理用道路として利用するため恒久
設備となる)、ボーリング用のヤグラ(追加錐進、ポア
ホール掃除の必要性から恒久設備とすることが望ましい
)、さらには、発電所、パイプラインを建設しなければ
ならない。
しかし、我が国において、地熱発電に適した場所は、一
般に自然公園法の区域内等の景勝地であることが多く、
景観保護の観点からこれら地上建築物の建設には問題が
有り、地熱の開発自体が制約されているのが現状である
そこで本発明は、上記に鑑みなされたもので、地熱発電
設備のほとんどを地下に構築し、地熱井をも地下から錐
進することのできる地熱井の錐進方法を提供することを
目的としたものである。
1問題点を解決するための手段j 上記の目的に沿い、先述特許請求の範囲を要旨とする本
発明の構成は前述問題点を解決するために、適当な標高
差を有する上部坑道1と下部坑道2とを、途中適宜間隔
ごとに通気用斜坑3で連結して掘削し、該上部坑道1と
下部坑道2とよりはボーリング予定地に向けて上部分岐
坑道4と下部分岐坑道5とを夫々掘削し、該上部分岐坑
道4と下部分岐坑道5との間は、ボーリング予定地にお
いて平面的に交差せしめて立坑6で連結し、この立坑6
をボーリング用ヤグラに利用して地熱井7を錐進するよ
うになした技術的手段を講じたものである。
T実施例j 次に1本発明の実施例を貼付図面に従って説明すれば以
下の通りである。
先ず、本発明法は、適当な標高差を有する上部坑道1と
下部坑道2とを、途中適宜間隔ごとに通気用斜坑3で連
結して掘削する。
上記の上部坑道1と下部坑道2とは、高熱隊道となるこ
とが予想され地域であるため、−ヒ部坑道坑口1aと下
部坑道坑口2aとのいずれか一方を人気口、他方を排気
口とし通気用斜坑3を通る強制送風路を形成して冷却し
ながら掘進するもので、この掘進法は次ぎのごときであ
る。
上記の上部坑道1と下部坑道2とは、両坑口1a、2a
より一定距離常法で掘進した後、通気用斜坑3で両者を
連結する。この通気用斜坑3は、図示例では上部坑道1
および下部坑道2より小径に示されているが1人の通行
、機材搬入、ズリ出しに支障が無ければ特にその大きさ
及び断面形状を限定されるものではない。
そして、上記通気用斜坑3施工完了後、一方の坑口1a
に送風装置8を配し、該送風装置8を配した側の上部坑
道lを大専用路、他方側下部坑道2を機材搬入兼ズリ出
路としてさらに上部坑道1と下部坑道2とを並行して掘
進する。上記送風装置8は、坑口1aと同径な扇風機等
を使用し上部坑道1全体を人気路とすることにより充分
な風量を得ることができるが、この場合、人が上部坑道
1内に出入りするための分岐坑口1bを設けておくか、
図示例とはことなり、送風装置8を分岐坑口lb側に配
するようになすとよい、また、該送風装置8は、両坑口
1a、2aのいずれか一方に配すればよく、図示例の坑
口la側に配したのは、切羽部および後述地熱井7より
炭酸ガス、硫化水素等の空気より重いガスの発生が予想
される場合で、これらガスを上部坑道1内に滞留させず
に下部坑道2側に送り出し易いようになしているが、切
羽部および地熱井7より空気より軽い水素ガス等の発生
が予想される場合は、下部坑道2側の坑口2aに送風装
置8を配し下部坑道2を人専用路、上部坑道1を機材搬
入兼ズリ出路として使用してもよい、なお、通気用斜坑
3の掘進中には上部坑道1と下部坑道2とをさらに奥に
掘進するのを中断しても、並行して掘進してもよいこと
は無論であが、該通気用斜坑3の施工完成後は、上部坑
道1の切羽への機材の搬入は坑口2aより該通気用斜坑
3を通り、#上部坑道lの切羽からのズリ出しは該通気
用斜坑3を介して下部坑道2を通るようになし、下部坑
道2の切羽への人の出入りは坑口1aからこの通気用斜
坑3を通るものとする。
また、該上部坑道1と下部坑道2との掘進が再び所定距
離進行した部位で、この上部坑道lと下部坑道2との間
を新たな通気用斜坑3で連結して、この新たな通気用斜
坑3を機材の搬入、ズリ出し、人の出入りに使用し、順
次この上部坑道lと下部坑道2との掘進、新たな通気用
斜坑3による両者の連結を繰り返し掘進を所定位置まで
進める。なお、上記通気用斜坑3は次ぎの通気用斜坑3
が完成すると通気戸9を設は送風が上部坑道1と下部坑
道2どの奥まで行き易いようになすとよい次いで、また
は、上部坑道1と下部坑道2との掘進に並行して、本発
明法は、該上部坑道1と下部坑道2とよりはボーリング
予定地に向けて上部分岐坑道4と下部分岐坑道5とを夫
々掘削する。
なお、この上部分岐坑道4と下部分岐坑道5とが長い場
合は途中を通気用斜坑3aで連結して上部坑道1と下部
坑道2と同様に掘進してもよいことノ士無論であり、こ
の通気用斜坑3aには後述立坑6が完成した後に通気戸
9を配し、送風が該上部分岐坑道4と下部分岐坑道5と
の奥まで行き易いようになすとよい、また、上部分岐坑
道4の上部坑道lどの分岐点には上部坑道1内の送風を
該上部分岐坑道4方向に適量導入する送風装置(図示せ
ず)を配することも実施に際しては有効であるそして、
上記上部分岐坑道4と下部分岐坑道5との間は、ボーリ
ング予定地において平面的に交差せしめて立坑6で連結
し、この立坑6をボーリング用ヤグラに利用して地熱井
7を錐進する。該立坑6には、所定間隔の座張と、昇降
用の階段または梯子を配しておくとよい、また、地熱井
7を錐進するには、垂直錐進のほか曲線掘り、傾斜掘り
等の従来法によればよいことは無論である。なお、ここ
で、上部分岐坑道4と下部分岐坑道5とを平面的に交差
せしめるとは、該上部分岐坑道4と下部分岐坑道5とが
ボーリング予定地の垂直線上に達することであり、かつ
、地熱井7とは生産井と還元井とを含むものである。
上記地熱井7が完成したら、下部坑道2内パイプライン
を配し発電所10と連結する。木実施例において該発電
所10は地下式となし下部坑道2の分岐坑道2゛を連結
し、発電所管理棟11のみを地上に建設し、この発電所
管理棟11には温泉保養所を併設して冷却水の一部を有
効利用してもよい。
r発明の効果A 本発明は上記のごときであり、適当な標高差を有するL
部坑道lと下部坑道2とを、途中適宜間隔ごとに通気用
斜坑3で連結して掘削するため、上部坑道lの坑口1a
に送風装置8を配して冷却用空気を供送すれば、上部坑
道l側が人気路、下部坑道2側が排気路とし、通気用斜
坑3を通る強制送風路を形成し、高熱隨道を冷却しなが
ら掘進することができる。また、上部坑道1は人気と人
道に(完成後は、点検用人道専用に)、下部坑道2は排
気、ズリ出し、資材搬入に分けて掘進できるため発生ガ
スの危険性を最少にとどめる安全な施工が可能であり、
かつ、地熱井7の完成後は、従来地上に敷設していたパ
イプラインを下部坑道2内に配することができるもので
ある。
また、本発明は上部坑道1と下部坑道2とよりはボーリ
ング予定地に向けて上部分岐坑道4と下部分岐坑道5と
を夫々掘削し、該土部分岐坑道4と下部分岐坑道5との
間は、ボーリング予定地において平面的に交差せしめて
立坑6で連結し、この立坑6をボーリング用ヤグラに利
用して地熱井7を81i進するようになしているため、
地上に何ら構築物を建設することなく地下から地熱井7
を錐進でき、この際掘削した立坑6はその後も利用可能
であるため、地熱井7の追加錐進、ポアホール掃除にい
つでも利用できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法により建設した地熱井を利用する地熱
発電設備の全体斜視図、第2図は坑口正面図であるであ
る。 1〜上部坑道   2〜下部坑道   3〜通気用斜坑
   4〜上部分岐坑道   5〜下部分岐坑道   
6〜立坑   7〜地熱井8〜送風装置   9〜通気

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 適当な標高差を有する上部坑道1と下部坑道2とを、途
    中適宜間隔ごとに通気用斜坑3で連結して掘削し、 該上部坑道1と下部坑道2とよりはボーリング予定地に
    向けて上部分岐坑道4と下部分岐坑道5とを夫々掘削し
    、 該上部分岐坑道4と下部分岐坑道5との間は、ボーリン
    グ予定地において平面的に交差せしめて立坑6で連結し
    、この立坑6をボーリング用ヤグラに利用して地熱井7
    を錐進するようになした地熱井の錐進方法。
JP631085A 1985-01-17 1985-01-17 地熱井の錐進方法 Pending JPS61165488A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018033991A1 (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 協同テック株式会社 広域型地熱発電システム
CN111997544A (zh) * 2020-10-22 2020-11-27 中国电建集团河南工程有限公司 沉积盆景超深层热储地热钻井施工方法

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