JPS61162124A - 薬剤散布装置 - Google Patents
薬剤散布装置Info
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- JPS61162124A JPS61162124A JP291685A JP291685A JPS61162124A JP S61162124 A JPS61162124 A JP S61162124A JP 291685 A JP291685 A JP 291685A JP 291685 A JP291685 A JP 291685A JP S61162124 A JPS61162124 A JP S61162124A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
(産業上の利用分野]
本発明は、主として粉剤や液剤等の農薬を農作物に散布
するに際し、散布される薬剤粒子に高電圧を荷して帯m
させ、農作物(病害虫)に対して静電散布を行い、付着
効率を向上させるようにした薬剤散布1lilIfに関
するものである。
するに際し、散布される薬剤粒子に高電圧を荷して帯m
させ、農作物(病害虫)に対して静電散布を行い、付着
効率を向上させるようにした薬剤散布1lilIfに関
するものである。
【従来の技fil
従来の噴霜機や散粉機等の薬剤散布装置による111散
布技術は、散布した薬剤の一部が農作物などの散布対象
物に付着し、その付着効率は液剤で30〜60%、粉剤
で10〜30%程度が限界とされ、特に茎菜等の裏山へ
の付着効率が患い。 また、散布される薬剤粒子に高電圧を荷して帯電させる
静電散布装置では、付着効率が向上するものの、その効
果が作物や自然風などの環境条件によって変化するため
、付着効率の再現性の低いことが問題となっている。 【発明が解決しようとするa舶点】 本発明は、上記の事情にかんがみなされたもので、その
一つは、静電散布illの電極をざらに改良して散布対
象物(農作物)の近傍に電界を生じさせ、散布対象物へ
の薬剤の付着、即ちイj@効率を高め、環境条件による
外乱に打も勝つことができ、また、他の一つは、散布対
象物の近傍に高圧電界を生じさせるので、電界の電極に
散布対象物が接触すると7−スされて電気的ロスを生じ
、また、人間が電極に接触すると危険であり、このロス
および危険を防止するようにした薬剤散布装置を提供し
ようとするものである。
布技術は、散布した薬剤の一部が農作物などの散布対象
物に付着し、その付着効率は液剤で30〜60%、粉剤
で10〜30%程度が限界とされ、特に茎菜等の裏山へ
の付着効率が患い。 また、散布される薬剤粒子に高電圧を荷して帯電させる
静電散布装置では、付着効率が向上するものの、その効
果が作物や自然風などの環境条件によって変化するため
、付着効率の再現性の低いことが問題となっている。 【発明が解決しようとするa舶点】 本発明は、上記の事情にかんがみなされたもので、その
一つは、静電散布illの電極をざらに改良して散布対
象物(農作物)の近傍に電界を生じさせ、散布対象物へ
の薬剤の付着、即ちイj@効率を高め、環境条件による
外乱に打も勝つことができ、また、他の一つは、散布対
象物の近傍に高圧電界を生じさせるので、電界の電極に
散布対象物が接触すると7−スされて電気的ロスを生じ
、また、人間が電極に接触すると危険であり、このロス
および危険を防止するようにした薬剤散布装置を提供し
ようとするものである。
この目的を達成するために本発明は、■、薬剤散布され
る対象物側に、薬剤剤粒子に高電圧を碕した電極とは別
のII!極を移動または固定可能に設け、この電極に高
電圧を荷すように構成したこと、■、前記別の電極の外
周に電気絶縁体を配設したこと、を特徴とするものであ
る。
る対象物側に、薬剤剤粒子に高電圧を碕した電極とは別
のII!極を移動または固定可能に設け、この電極に高
電圧を荷すように構成したこと、■、前記別の電極の外
周に電気絶縁体を配設したこと、を特徴とするものであ
る。
【実 施 例 1 】
以下、第1図および第2図に示す本発明の第1の実施例
について説明する。 第1図において、符号1は背負型の動力散粉機で、この
散粉機1の吐出口3に長管多孔形式の噴頭2が接続され
、吐出口3に接続される噴11Q2の始端部には、高電
圧電極4が直接または間接的に管内に支持されていて、
散粉機1から吐出される薬剤(扮剤)粒子がrM横4を
通過するとき、薬剤粒子に正(陽極)または負(陰楡)
の電荷が与えられて帯電し、帯′R薬剤5となるように
構成されている。この帯電薬剤5は、噴出孔2a、 2
a・・・・・・から噴出後、散布対象物(農作物)八に
対し、静電気力によって付着し易くなっている。 前記噴頭2には、その長さ方向に沿って支持楔6が配設
され、この支持楔6から噴頭2の下方に向けて延出され
た多数の支持アーム6a、 6a・・・・・・の先端部
に、それぞれ1g+EIIm4とは別の外部電極1が装
着されている。外部電極7は、所定の間隔で栽植された
散布対象物(農作物)A列の畦間を散布対象物に接近し
て通過するよう農作物の作(4条方向と平行に配設され
た線状のもので、この外部′Riwh7と散布対象物へ
との間に強力な電界が生じる。このため、噴出孔2a、
2a・・・・・・から噴出された帯1を薬剤5は、前
に!電界における電気力線に沿って、散布対象物(農作
物)Aに吸引されるようにして付着する。また、前1に
!飴り散粉I11、外部側1など、各部の相対位置を変
化させることなく農作物列に沿って移動させることによ
って、水田や畑の広面積の農作物を連続的に薬剤散布す
ることができ、この場合、外部電極1の高さ、左右位置
などを調節することにより、散布対象vJAの最も必要
とする部位により多くの薬剤付着を得ることができるも
のである。例えば、艶の穂に寄生する病害虫では、稲の
上部に対応する位置に外部電極7を配冒さゼ、稲の株元
の病害虫には外部電極1を株元近辺に配置することによ
って、薬剤付着効率を高め、病害虫防除効果を高め得る
ものである。 なお、図中、高電圧m源8は、散粉機本体の電極4と外
部電極7に接続する(点線で示す)ことにより、両電極
4.1に四時に高電圧を荷すようにしているが、高電圧
ml[li8を、それぞれの電極用に別々に設けて、両
11.7に荷す電圧、電流等を相対的に変化させてもよ
いものである。 また、外部電極7は、散布対象物への農作物のような接
地した物体に接触すると、電極1 (高電圧電源8)の
電圧が低下したり、1M流が増加したりするため、電界
を妨げない程度の電気絶縁体9が外部電Ik7の外周に
取付けられている。この電気絶縁体9の実施例を第2図
に示す。 第2図の(a)は、外部電極1の両側に、所定の間隔を
あけて絶縁棒9aを配設したものである。tb)は、外
部N極1と同心状に絶縁体からなる管状の薄い被膜9b
を設けたものである。(0)は、外部電極7と同心状に
、絶縁体からなり、多数の穴を有する穴あき筒体9Cを
被覆したものである。(d)は、外部電極1と1−6状
に、絶縁体からなる網筒9dで被覆したものである。こ
れらの電気絶縁体9により、外部電極7が散布対象物(
11作物)八に接触することを防止すると共に、作業者
が磯って外部N極7に触ることがないようにしている。 このような構成の薬剤散布装置では、動力散粉機1の吐
出口3から噴頭2に向は吐出される薬剤粒子は、′rf
1極4位訂を通過するとき、その高電圧(よりて帯II
すれて噴頭2の噴出孔2a、 2a・・・・・・から散
布対象物Aに向は噴出される。散布対象物Aの近傍には
外部11極7があるので、この電極1と散布対象物A問
に強力な電界が生じており、帯電された薬剤粒子は、そ
れ自体が静電気力により散布対象物Aに対し付着し易い
状態になっているうえに、上&!電界により散布対象物
Aへの付着が一段と良好となる。特に、散布対象農作物
の茎菜の裏側へのt4看は、散散布された薬剤粒子が帯
電していないもの、帯電していても外部電極を有しない
ものに比べ付着効率が著しく向上する。また、電気絶縁
体9によって外部1楡lは農作物や人間に接触しないか
ら電気のロスを生じることがなく、危険も防止される。 第3図は、散布される粉剤粒子の散布対象物Aの菓の裏
側への粉剤付着状況を承すグラ、フで、縦軸に粉剤の被
覆面積率%を、横軸のイは無荷電散布で付着効率は急い
。口は、−13kVの高電圧を敗扮機1の電極4に荷し
て帯電薬剤粒子を散布し、外部電極は設けていない場合
で、イに比べ付着効率は向上している。ハは本発明によ
るもので、外部?l極1に一30k Vの幽電圧を萄し
、この電極1を農作物の華高の中位(高さ約30cm
)に配置した場合で、薬剤の葉裏への付@缶は40口に
比べてはるかに増大し、帯電散布効果が1しく高くなっ
ていることをボしている。なお、上記イ1ロ、ハともに
単位山積当りの農薬(粉剤)の散布量は四−とし散布条
件はほぼ同じ状態にした。 【実 施 例 21 第4図および第5図に示す本発明の第2の実施例につい
て説明する。なお、第1の実施例と四一部分には陶−の
符号を付して説明・を省略する。 第4図および第5図において、噴1112には、はぼ一
定の間隔で例えば輪線からなる回部性の外部111檎1
aの一端が取付けられ、その他端側が自由端となって垂
下され、その端部には電気絶縁体からなる円錐形状の重
錘10が取付けられている。外部電極1aの外周は、電
気絶縁体からなる可撓性の穴あき筒体9eによってその
!1til+からfl!#!10まで被覆しており、外
部絶縁体7aの補強も兼ねている。そして、前記重錘1
0は、外部電極1aおよび穴あき筒体9eを垂下させ、
第5図の・ように接地して移動する位置、地上に吊持さ
れて移動する位置等、自由に選択でできるものである。 このような構成では、まず散粉lllから噴!li2に
向は吐出された薬剤粒子は、劃1により帯電されて噴出
孔2aから散布対象物Aに向は噴出され、外部電極1a
と散布対象物Aとの間の強力な電界に引かれて散布対象
物Aの表裏(全体)に付着する。 外部′R櫓7aは、重錘10により垂下されているので
、これを接地して矢印方向に移動する場合には、第5図
に示すように穴あき筒体9eと共に弯曲するようにして
散布対象物A、Affを移動し、また、穴あき筒体9e
により電気的に絶縁されて外部m極9eが散布対象物A
と直接接触することがなく、また人間が外部電極90に
接する危険もない。さらに、噴1IjI2を上下動調節
することで、外部側1aと散布対象物Aとの間に生じる
電界位置を調節でき。 散布対象物Aに対する薬剤44 @位置を調節すること
もできる。 (実 施 例 3] 上記第1および第2の実施例においては、本発明を青負
型動力散粉槻に適用した場合を小したが、第6図および
第7図にホす本発明の第3の実施例は、施設園芸に適用
した場合を示している。この実施例においても、第2の
実施例と同様に、第1の実施例と同様の部分には同じ符
号を付し説明を省略する。 第6図および第7図において、符号11はガラス室ある
いはビニールハウスなどからなる温室で。 この温室11内で栽培されている散布対象物人間にには
、電気絶縁性の支柱12を介して外部側1bが所定高さ
に’!設されている。動力散粉1l11は、台車13に
11戟されて移動可能であり、また、台車13には高市
圧電198も載置されている。散布f11の高電圧電極
4の先端側は吐出口14が開口しているのみで第1およ
び第2の実施例における噴頭2は設けられておらず、こ
の吐出口14を温室11の適宜の位置から温室11内に
向は突入させて散布作業を行うものである。、ftI記
外部′N極1bの外周は、図示しないが適宜、の電気絶
縁体で被覆されている。また、この実施例においては外
部電極lb用のn電圧電源8aを、散粉vA1のttt
*sとは別に設け、独自に電圧、電流等の電気容最の調
節を可能にしている。 このような構成では、散粉機1の吐出口14から散布さ
れる薬剤粒子は帯電薬剤5として放出され、外部側1b
と散布対象物Afflに生じる電界によって散布対象物
Aに吸着され、散布対象物Aの表裏全体に付着効率を高
めて付着される。 第8図は、20bI2のきうり栽培温室2棟において1
棟は本実施例の装置を用いて薬剤散布した荷電散布(a
)と、他の1棟は従来の散粉機を用いた無¥4tR散布
(b)との葉裏、葉裏の粉剤被覆面積率%を承したちの
である。使用した薬剤はサリチオン剤で、散布量を各々
10G(lとしたe (a)における散布では、外11
5111@7b@11室11両端の草1js1.5〜2
−のきうりの栽培方向に高さ0.8−に配置し、−30
kVの高電圧を荷した。薬剤散布は、温室11の短辺側
から一13k Vの電源により荷電した薬剤を散布した
。 その結果、荷電散布(a)では、温室11全域で葉裏、
葉裏とも被覆面積率が高く、菜の表裏の平均値では、(
b)の13%に対しくa)では29%の高率を示し、約
2倍の付Imとなっている。特に、葉裏の付着旙は、(
a)は(b)の80倍以上というへ率を示している。 また、同時に行ったきうりに寄生するワタアブラムシの
防除効果調査でも、第8図で示される数値と同様の防除
効果が得られ、死生率が高かった。 なお、上記の各実施例において、1lli4 、7 。 7a、 7bは、共に導電性、耐蝕性に富む材料が望ま
しく、また、散粉機ばかりでな(噴MiIIli(液剤
)にも同様に実施できるものであり、さらに劃1゜7
、7a、 7bの形状、絶縁体9の材質、形状は適宜変
更、選択できるものである。 【発明の効果1 以上説明したように、本発明による薬剤散布装置によれ
ば、散布される薬剤粒子に帯電させ、さらに散布対象物
の近傍に外部t1楡を設けて高電圧を何すようにしたか
ら、外部m楡と散布対象物との園に生じた電界によつて
、散布された薬剤粒子が散布対象物の表裏全体に外乱を
生じることなく安定して付着して付着効率が極めて高く
なり、防除効果の高い作業が実施できる。 また、外部電極の外周に電気絶縁体を配設したので、外
部m柚が散布対象物と接触して電気的ロスを生じるのが
防止され、さらに、大晦が誤りて外部?1極と接触する
のが防止されるから安全である。
について説明する。 第1図において、符号1は背負型の動力散粉機で、この
散粉機1の吐出口3に長管多孔形式の噴頭2が接続され
、吐出口3に接続される噴11Q2の始端部には、高電
圧電極4が直接または間接的に管内に支持されていて、
散粉機1から吐出される薬剤(扮剤)粒子がrM横4を
通過するとき、薬剤粒子に正(陽極)または負(陰楡)
の電荷が与えられて帯電し、帯′R薬剤5となるように
構成されている。この帯電薬剤5は、噴出孔2a、 2
a・・・・・・から噴出後、散布対象物(農作物)八に
対し、静電気力によって付着し易くなっている。 前記噴頭2には、その長さ方向に沿って支持楔6が配設
され、この支持楔6から噴頭2の下方に向けて延出され
た多数の支持アーム6a、 6a・・・・・・の先端部
に、それぞれ1g+EIIm4とは別の外部電極1が装
着されている。外部電極7は、所定の間隔で栽植された
散布対象物(農作物)A列の畦間を散布対象物に接近し
て通過するよう農作物の作(4条方向と平行に配設され
た線状のもので、この外部′Riwh7と散布対象物へ
との間に強力な電界が生じる。このため、噴出孔2a、
2a・・・・・・から噴出された帯1を薬剤5は、前
に!電界における電気力線に沿って、散布対象物(農作
物)Aに吸引されるようにして付着する。また、前1に
!飴り散粉I11、外部側1など、各部の相対位置を変
化させることなく農作物列に沿って移動させることによ
って、水田や畑の広面積の農作物を連続的に薬剤散布す
ることができ、この場合、外部電極1の高さ、左右位置
などを調節することにより、散布対象vJAの最も必要
とする部位により多くの薬剤付着を得ることができるも
のである。例えば、艶の穂に寄生する病害虫では、稲の
上部に対応する位置に外部電極7を配冒さゼ、稲の株元
の病害虫には外部電極1を株元近辺に配置することによ
って、薬剤付着効率を高め、病害虫防除効果を高め得る
ものである。 なお、図中、高電圧m源8は、散粉機本体の電極4と外
部電極7に接続する(点線で示す)ことにより、両電極
4.1に四時に高電圧を荷すようにしているが、高電圧
ml[li8を、それぞれの電極用に別々に設けて、両
11.7に荷す電圧、電流等を相対的に変化させてもよ
いものである。 また、外部電極7は、散布対象物への農作物のような接
地した物体に接触すると、電極1 (高電圧電源8)の
電圧が低下したり、1M流が増加したりするため、電界
を妨げない程度の電気絶縁体9が外部電Ik7の外周に
取付けられている。この電気絶縁体9の実施例を第2図
に示す。 第2図の(a)は、外部電極1の両側に、所定の間隔を
あけて絶縁棒9aを配設したものである。tb)は、外
部N極1と同心状に絶縁体からなる管状の薄い被膜9b
を設けたものである。(0)は、外部電極7と同心状に
、絶縁体からなり、多数の穴を有する穴あき筒体9Cを
被覆したものである。(d)は、外部電極1と1−6状
に、絶縁体からなる網筒9dで被覆したものである。こ
れらの電気絶縁体9により、外部電極7が散布対象物(
11作物)八に接触することを防止すると共に、作業者
が磯って外部N極7に触ることがないようにしている。 このような構成の薬剤散布装置では、動力散粉機1の吐
出口3から噴頭2に向は吐出される薬剤粒子は、′rf
1極4位訂を通過するとき、その高電圧(よりて帯II
すれて噴頭2の噴出孔2a、 2a・・・・・・から散
布対象物Aに向は噴出される。散布対象物Aの近傍には
外部11極7があるので、この電極1と散布対象物A問
に強力な電界が生じており、帯電された薬剤粒子は、そ
れ自体が静電気力により散布対象物Aに対し付着し易い
状態になっているうえに、上&!電界により散布対象物
Aへの付着が一段と良好となる。特に、散布対象農作物
の茎菜の裏側へのt4看は、散散布された薬剤粒子が帯
電していないもの、帯電していても外部電極を有しない
ものに比べ付着効率が著しく向上する。また、電気絶縁
体9によって外部1楡lは農作物や人間に接触しないか
ら電気のロスを生じることがなく、危険も防止される。 第3図は、散布される粉剤粒子の散布対象物Aの菓の裏
側への粉剤付着状況を承すグラ、フで、縦軸に粉剤の被
覆面積率%を、横軸のイは無荷電散布で付着効率は急い
。口は、−13kVの高電圧を敗扮機1の電極4に荷し
て帯電薬剤粒子を散布し、外部電極は設けていない場合
で、イに比べ付着効率は向上している。ハは本発明によ
るもので、外部?l極1に一30k Vの幽電圧を萄し
、この電極1を農作物の華高の中位(高さ約30cm
)に配置した場合で、薬剤の葉裏への付@缶は40口に
比べてはるかに増大し、帯電散布効果が1しく高くなっ
ていることをボしている。なお、上記イ1ロ、ハともに
単位山積当りの農薬(粉剤)の散布量は四−とし散布条
件はほぼ同じ状態にした。 【実 施 例 21 第4図および第5図に示す本発明の第2の実施例につい
て説明する。なお、第1の実施例と四一部分には陶−の
符号を付して説明・を省略する。 第4図および第5図において、噴1112には、はぼ一
定の間隔で例えば輪線からなる回部性の外部111檎1
aの一端が取付けられ、その他端側が自由端となって垂
下され、その端部には電気絶縁体からなる円錐形状の重
錘10が取付けられている。外部電極1aの外周は、電
気絶縁体からなる可撓性の穴あき筒体9eによってその
!1til+からfl!#!10まで被覆しており、外
部絶縁体7aの補強も兼ねている。そして、前記重錘1
0は、外部電極1aおよび穴あき筒体9eを垂下させ、
第5図の・ように接地して移動する位置、地上に吊持さ
れて移動する位置等、自由に選択でできるものである。 このような構成では、まず散粉lllから噴!li2に
向は吐出された薬剤粒子は、劃1により帯電されて噴出
孔2aから散布対象物Aに向は噴出され、外部電極1a
と散布対象物Aとの間の強力な電界に引かれて散布対象
物Aの表裏(全体)に付着する。 外部′R櫓7aは、重錘10により垂下されているので
、これを接地して矢印方向に移動する場合には、第5図
に示すように穴あき筒体9eと共に弯曲するようにして
散布対象物A、Affを移動し、また、穴あき筒体9e
により電気的に絶縁されて外部m極9eが散布対象物A
と直接接触することがなく、また人間が外部電極90に
接する危険もない。さらに、噴1IjI2を上下動調節
することで、外部側1aと散布対象物Aとの間に生じる
電界位置を調節でき。 散布対象物Aに対する薬剤44 @位置を調節すること
もできる。 (実 施 例 3] 上記第1および第2の実施例においては、本発明を青負
型動力散粉槻に適用した場合を小したが、第6図および
第7図にホす本発明の第3の実施例は、施設園芸に適用
した場合を示している。この実施例においても、第2の
実施例と同様に、第1の実施例と同様の部分には同じ符
号を付し説明を省略する。 第6図および第7図において、符号11はガラス室ある
いはビニールハウスなどからなる温室で。 この温室11内で栽培されている散布対象物人間にには
、電気絶縁性の支柱12を介して外部側1bが所定高さ
に’!設されている。動力散粉1l11は、台車13に
11戟されて移動可能であり、また、台車13には高市
圧電198も載置されている。散布f11の高電圧電極
4の先端側は吐出口14が開口しているのみで第1およ
び第2の実施例における噴頭2は設けられておらず、こ
の吐出口14を温室11の適宜の位置から温室11内に
向は突入させて散布作業を行うものである。、ftI記
外部′N極1bの外周は、図示しないが適宜、の電気絶
縁体で被覆されている。また、この実施例においては外
部電極lb用のn電圧電源8aを、散粉vA1のttt
*sとは別に設け、独自に電圧、電流等の電気容最の調
節を可能にしている。 このような構成では、散粉機1の吐出口14から散布さ
れる薬剤粒子は帯電薬剤5として放出され、外部側1b
と散布対象物Afflに生じる電界によって散布対象物
Aに吸着され、散布対象物Aの表裏全体に付着効率を高
めて付着される。 第8図は、20bI2のきうり栽培温室2棟において1
棟は本実施例の装置を用いて薬剤散布した荷電散布(a
)と、他の1棟は従来の散粉機を用いた無¥4tR散布
(b)との葉裏、葉裏の粉剤被覆面積率%を承したちの
である。使用した薬剤はサリチオン剤で、散布量を各々
10G(lとしたe (a)における散布では、外11
5111@7b@11室11両端の草1js1.5〜2
−のきうりの栽培方向に高さ0.8−に配置し、−30
kVの高電圧を荷した。薬剤散布は、温室11の短辺側
から一13k Vの電源により荷電した薬剤を散布した
。 その結果、荷電散布(a)では、温室11全域で葉裏、
葉裏とも被覆面積率が高く、菜の表裏の平均値では、(
b)の13%に対しくa)では29%の高率を示し、約
2倍の付Imとなっている。特に、葉裏の付着旙は、(
a)は(b)の80倍以上というへ率を示している。 また、同時に行ったきうりに寄生するワタアブラムシの
防除効果調査でも、第8図で示される数値と同様の防除
効果が得られ、死生率が高かった。 なお、上記の各実施例において、1lli4 、7 。 7a、 7bは、共に導電性、耐蝕性に富む材料が望ま
しく、また、散粉機ばかりでな(噴MiIIli(液剤
)にも同様に実施できるものであり、さらに劃1゜7
、7a、 7bの形状、絶縁体9の材質、形状は適宜変
更、選択できるものである。 【発明の効果1 以上説明したように、本発明による薬剤散布装置によれ
ば、散布される薬剤粒子に帯電させ、さらに散布対象物
の近傍に外部t1楡を設けて高電圧を何すようにしたか
ら、外部m楡と散布対象物との園に生じた電界によつて
、散布された薬剤粒子が散布対象物の表裏全体に外乱を
生じることなく安定して付着して付着効率が極めて高く
なり、防除効果の高い作業が実施できる。 また、外部電極の外周に電気絶縁体を配設したので、外
部m柚が散布対象物と接触して電気的ロスを生じるのが
防止され、さらに、大晦が誤りて外部?1極と接触する
のが防止されるから安全である。
第1図は本発明の第1の実施例を示す装置全体の斜視図
、第2図(a)〜(−は外部電極の実施例を示tll!
!面図、第3!!lは葉の裏側への粉剤付着状況を対比
するグラフ、第4図は本発明の第2の実施例を承す斜視
図、第5図は第4図のv−vmm面図、第6図は本発明
の第3の実施例を小を部分斜視図、第7図はその平面図
、第8図(a)、(b)は粉剤の被覆面積率の比較図で
ある。 1・・・動力散粉機、2・・・噴頭、2a・・・噴出孔
、3・・・吐出口、4・・・高電圧’mMm、5・・・
帯tRIii剤、e・・・支持桿、6 a−・・支持ア
ーム、7 、7a、 7b−・・外部電極、8.8a・
・・IIs電圧電源、9.9a〜9e・・・電気絶縁体
、10・・・1a錘、11・・・温室、12・・・支柱
、13・・・台車、14・・・吐出口、A・・・散布対
象物。 同 弁理士 村 井 進 :?5 !!2’
、第2図(a)〜(−は外部電極の実施例を示tll!
!面図、第3!!lは葉の裏側への粉剤付着状況を対比
するグラフ、第4図は本発明の第2の実施例を承す斜視
図、第5図は第4図のv−vmm面図、第6図は本発明
の第3の実施例を小を部分斜視図、第7図はその平面図
、第8図(a)、(b)は粉剤の被覆面積率の比較図で
ある。 1・・・動力散粉機、2・・・噴頭、2a・・・噴出孔
、3・・・吐出口、4・・・高電圧’mMm、5・・・
帯tRIii剤、e・・・支持桿、6 a−・・支持ア
ーム、7 、7a、 7b−・・外部電極、8.8a・
・・IIs電圧電源、9.9a〜9e・・・電気絶縁体
、10・・・1a錘、11・・・温室、12・・・支柱
、13・・・台車、14・・・吐出口、A・・・散布対
象物。 同 弁理士 村 井 進 :?5 !!2’
Claims (2)
- (1)噴霧機や散粉機から散布される薬剤粒子に高電圧
を荷して帯電させるようにした静電薬剤散布装置におい
て、薬剤散布される対象物側に、薬剤粒子に高電圧を荷
した電極とは別の電極を移動または固定可能に設け、こ
の電極に高電圧を荷すように構成したことを特徴とする
薬剤散布装置。 - (2)噴霧機や散粉機から散布される薬剤粒子に高電圧
を荷して帯電させるようにした静電薬剤散布装置におい
て、薬剤散布される対象物側に、薬剤粒子に高電圧を荷
した電極とは別の電極を移動または固定可能に設け、こ
の電極に高電圧を荷すと共に、この散布対象物側の電極
の外周に電気絶縁体を配設したことを特徴とする薬剤散
布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP291685A JPS61162124A (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 薬剤散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP291685A JPS61162124A (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 薬剤散布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61162124A true JPS61162124A (ja) | 1986-07-22 |
JPH0351378B2 JPH0351378B2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=11542670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP291685A Granted JPS61162124A (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 | 薬剤散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61162124A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006522590A (ja) * | 2003-04-11 | 2006-10-05 | シュテッフェン,ハンスペーター | 双極子電気エアジェット噴霧技術、オゾン水、及びuv−c照射を用いる、作物保護において有害な微生物及び害虫を駆除する方法 |
JP2008194673A (ja) * | 2007-01-16 | 2008-08-28 | Arimitsu Industry Co Ltd | 静電噴霧装置 |
US8559655B2 (en) | 2009-05-18 | 2013-10-15 | Harman International Industries, Incorporated | Efficiency optimized audio system |
JP2021182932A (ja) * | 2017-07-18 | 2021-12-02 | 有光工業株式会社 | 散布装置及び散布装置の散布方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230667A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-08 | Trinity Ind Corp | Method and device for cultivating crops and gradened plants |
JPS5985244A (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-17 | ランズバ−グ・ゲマ株式会社 | 農薬散布装置 |
-
1985
- 1985-01-10 JP JP291685A patent/JPS61162124A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230667A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-08 | Trinity Ind Corp | Method and device for cultivating crops and gradened plants |
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US8084394B2 (en) | 2003-04-11 | 2011-12-27 | Hanspeter Steffen | Method for the control of harmful micro-organisms and insects in crop protection with means of dipole-electrical air-jet spray-technology, ozonated water and UV-C irradiation |
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JP2021182932A (ja) * | 2017-07-18 | 2021-12-02 | 有光工業株式会社 | 散布装置及び散布装置の散布方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0351378B2 (ja) | 1991-08-06 |
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