JPS6116190A - 救命浮体離脱機構用の応動装置 - Google Patents

救命浮体離脱機構用の応動装置

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JPS6116190A
JPS6116190A JP13545984A JP13545984A JPS6116190A JP S6116190 A JPS6116190 A JP S6116190A JP 13545984 A JP13545984 A JP 13545984A JP 13545984 A JP13545984 A JP 13545984A JP S6116190 A JPS6116190 A JP S6116190A
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JP
Japan
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diaphragm
fixed
life
casing
saving
Prior art date
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Pending
Application number
JP13545984A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryozo Ariizumi
有泉 諒三
Takashi Ejiri
隆 江尻
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Fujikura Rubber Works Ltd
Fujikura Composites Inc
Original Assignee
Fujikura Rubber Ltd
Fujikura Rubber Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6116190A publication Critical patent/JPS6116190A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は救命浮体離脱用の応動装置に係るもので、船上
に固定索で固定した救命浮体を、船体が水没した時、水
圧によって固定索の固定を自動的に解除し、救命浮体を
船体から離脱させる機構に於て、外気温の変化等によっ
て作動性の影響を受けることがない応動装置を提供しよ
うとするものである。
従来の技術 この種の救命浮体用離脱装置は、救命浮体を固定索によ
り架台上に5Kg及至200 Kgで固定した状態で、
0.3Kg/Cm2の離脱力が加えられた場合、±0 
、05 KB/Cm2の公差で装置が作動することが1
つの条件であり、また他の1つの条件として、外気温が
66℃から25°Cに変化した場合、および外気温が一
30°Cから4℃に変化した場合であっても、上記の0
.3Kg7am2の離脱力が、±0.05 Kg/cm
2の公差の範囲内で作動するものでなければならない。
しかしながら通常の密閉室内で上記温度差を生じると、 ±0.85Kg/cI112の差が生じ、±0 、05
 KFi/cm2の公差の範囲を大きく逸脱するばかり
でなく、0.3Kg/cm2の離脱力よりも大きくなっ
てしまい、船の正常時に離脱機構が作動し、救命浮体が
放出されてしまうものとなる。
上記条件を満すものとしては、極めて複雑な機構による
ものは存在するが、複雑な機構にすると高価になるぽか
りでなく、苛酷な条件下で確実な作動をさせるためには
、機構は簡略であることが望ましいものである。比較的
簡略な機構を用(・たちのとして特公昭59−1147
4号が存在するが、この発明でもまだ機構が複雑なもの
であって、作動の確実性が保障されるものではなく、緊
急時の用を成さない可能性を有するものであった。
発明が解決しようとする問題点 本発明は外気温が66°Cから25°Cに変化する場合
、および外気温が一30°Cから4℃に変化するような
気温変動によっても、ダイヤフラムで閉止された閉止室
内の圧力変化を生しさせることがなく、閉止室内の圧力
を外気圧と同一に保持し、0.3Kg/cω2の離脱力
が±0 、05 Kg/am2の公差の範囲内で作動す
る応動装置を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上述の如ぎ問題点を解決するため、水の流入圧
を感知して作動するダイヤフラムで、ケーシングの一端
開口を閉止することにより、閉止室を設けるとともにダ
イヤフラムの作動に伴なって、救命浮体を船体に固定し
ている固定案の固定状態を解除するよう構成した救命浮
体離脱機構に於て、上記ケーシングを断熱材にて形成し
たものである。
作用 本発明は上述の如く、水の流入圧を感知して作動するダ
イヤフラムでケーシングの一端開口を閉止することによ
り閉止室を設けるとともにダイヤフラムの作動に伴なっ
て、救命浮体を船体に固定している固定案の固定状態を
解除するよう構成した救命浮体離脱機構に於て、上記ケ
ーシングを断熱材にて形成したものであるから、ケーシ
ング内の外気温の影響を受けることが極めて少なく、外
気温が66°Cから25°Cに変化する場合、および外
気温が一30’Cから4°Cに変化するような気温変動
によっても、ダイヤフラムで閉止された閉止室内の圧力
変化を生しさせることが極めて少なく、閉止室内の圧力
を外気圧と略同−に保持し、0.3Kg/cm2の離脱
力が±0 、OS Kg/cm2の公差の範囲内で作動
するのを可能とすることができるものである。
実施例 以下本発明の一実施例を救命浮体離脱機構とともに図面
に於て説明すれば、(1)は救命浮体を収納したコンテ
ナで、船体(2)上−に固定した傾斜状態の架台(3)
上に位置し、架台(3)の下部方向に一端を固定した固
定案(4)により、架台(3)上を転動することのない
よう固定され、固定案(4)の他端は架台(3)の上部
方向に、救命浮体用離脱機構(5)を介して固定され、
船の水没によりこの離脱機構(5)が作動して水面に救
命浮体を放出するよう形成している。
本発明はこの救命浮体@脱機構(5)の応動装置に係る
ものであって、水没に伴う水の流入圧を感知して作動す
るダイヤフラム(6)で、ケーシング(7)の一端開口
(8)を閉止することに上りケーシング(7)内に閉止
室(10)を形成するとともにこの閉止室(10)を構
成するケーシング(7)をポリウレタン発泡体等の非吸
水性の断熱材(11)にて形成する。この断熱材(11
)の外周を、ステンレス板等の補強用の被覆板(12)
で被覆するとともに内周面を、FRP樹脂等の強化樹脂
を用いて形成した内周n1(14)にて被覆保護してい
る。またダイヤフラム(6)は、ケーシング(7)に固
定リング(21)で固定した固定枠(22)との間隔に
7ランノ部(13)を挿入固定しているが、このダイヤ
フラム(6)は第1図に示す如く、1枚のみで形成し応
動性を良好なものとするが、他の実施例に於ては第2図
に示す如く、2枚のダイヤフラム(6)(6)をスペー
サー(15)を介装することにより空気層(16)を介
して位置し、この2枚のダイヤフラム(6)(6)開に
固定環(17)を介在させることにより、7ランノ部(
13)(13)を固定枠(22)とケーシング(7)間
に固定し、ケーシング(7)を構成する断熱材(11)
とともに閉止室(10)内の断熱性能の向上を可能とす
ることができる。
またダイヤフラム(6)の中央には、発条(23)で水
の流入側面方向に付勢された、コネクター(24)を固
定し、このコネクター(24)のケーシング(7)側を
、ケーシング(7)内の内周壁(14)から突出した支
持柱(25)に進退自在に装着するとともにダイヤフラ
ム(6)から水の流入側面方向に突出した、コネクター
(24)の進退方向側面を、先端方向が径小となるテー
パー面(26)に形成している。このコネクター(24
)のテーパー面(26)には解除レバー(27)の一端
を抑圧接触して押圧点(28)とし、この解除レバー(
27)の他端を固定枠(22)に回動自在に軸支してい
る。この固定枠(22)は、解除レバー(27)の挿入
開隔(30)を介して対向する両側壁(31)(32)
を、一体成型により形成するとともに解除レバー(27
)を両側面から保持し、回動可能に軸支固定する保持軸
(33)(34)を挿入するための、軸支口(35)(
36)を一本加工によって加工することにより、加工精
度を向上し解除レバー(27)のガタの発生を防止して
いる。尚軸支口(35)(36)への保持軸(33)(
34)の固定はEリング等の上輪(37)(38)によ
り行う。またこの解除レバー(27)は、回動軸心(4
0)を基点とするテーパー状の係合面(41)を、ダイ
ヤフラム(6)方向に傾斜して形成するとともに回動軸
心(40)から9許の倍力開隔(C)を介した位置の係
合面(41)に、係合レバー(42)一端の接触点(4
3)を離脱可能に接触係合している。この係合レバー(
42)は固定枠(22)の両側壁(31)(32)開に
固定軸(44)を貫通して回動自在に固定するとともに
接触点(43)と固定軸(44)開のダイヤフラム(6
)側に、係合口部(45)を設けて固定索(4)を離脱
可能に係合し、固定索(4)の引張力で解除レバー(2
7)一端の押圧点(28)を、コネクター(24)のテ
ーパー面(26)に押圧している。
尚図面中(4?)はケーシング(7)以外の任意の位置
に開口した水の導入口、(48)は解除レバー(27)
と固定枠(22)の内周面間に挿入し、解除レバー(2
7)をコネクター(24)方向に押圧するリセット発条
、(50)は係合レバー(42)の固定枠(22)から
突出する外端部分に形成したりセント用の突起である。
上述の如く構成したものであるが呟ケーシング(7)内
が外気温の影響を受けることが極めて少なく、外気温が
66°Cがら25°Cに変化する場合、および外気温が
一30℃から4℃に変化するような気温変動によっても
、ダイヤフラム(6)で閉止された閉止室(10)内の
圧力変化を生じさせることが極めて少なく、閉止室(1
0)内の圧力を外気圧と略同−に保持し、0.3KH/
cm2の離脱力が±0 、05 K g/ cm2の公
差の範囲内で作動するのを可能とすることができるもの
である。
このように閉止室(10)内の気圧が外気と同一圧に保
たれた状態で船体(2)が水没すれば、導入口(47)
より水が流入し、この流入圧を感知してダイヤフラム(
6)が作動すれば、このダイヤフラム(6)に固定され
た進退自在なコネクター(24)もダイヤフラム(6)
とともに作動し、進退方向側面ノ?  t<  1ii
(26)に接触した、解除レバー(27)との接触を解
除し、この解除により解除レバー(27)他端の係合面
(41)に係合している係合レバー(42)も、固定索
(4)にょる引張力で回転し固定索(4)を解放するか
ら、救命浮体は水中に放出されるものとなる。
しカルながら固定索(4)は救命浮体収納のコンテナ(
1)を架台(3)上+:5Kg及至2ooKFiの引張
力で固定しており、この状態で0.3KB/am2の離
脱力が加えられた場合、±0 、05 Kg/cm2の
公差で装置が作動するという条件を満すものでなければ
ならないか呟固定索(4)の引張力は大きく減少されて
、ダイヤフラム(6)のコネクター(24)に伝達され
なければならない。上記実施例に於て、係合レバー(4
2)の回動細心(51)と固定案(4)との間隔をA、
係合レバー(42)の回動細心(51)と、係合レバー
(42)が解除レバー(27)に接触する接触点(43
)の間隔をBとすれば、接触点f1 に加えられる固定
案(4)の引張力Fは、f、=FXA/Bとなる。また
解除レバー(27)の回動軸心(40)とコネクター(
24)の押圧点(28)との間隔をDとすれば、倍力間
隔Cとの関係は、接触点(43)に加えられた力r1が
押圧点f2には、f2= f、xC/Dとなる。従がっ
て固定案(4)の引張力Fが、係合レバー(42)、解
除レバー(27)を介して押圧点(28)に伝達される
力は、極めて小さなものとなる。仮にAを15mll1
.Bを3011III110を1開、Dを90a+mと
し、固定案の引張力を2 ’00 Kg/cm2 とす
れば・f2に加えられる力は1 、11 KFi/Cm
2 となり、コネクター(24)の進退方向の側面にこ
の程度の力が加えられているのみであれば、ダイヤフラ
ム(6)に0.3Kg/cm’の離脱力が加えられた場
合、±0 、05 Kg/cm2の公差の範囲で、コネ
クター(24)は解除レバー(27)との接触を解除す
る方向に移動することかで外、この移動は押圧点(28
)がテーパー面(26)に接触することにより、接触抵
抗を少なくし、更に容易となるものである。
発明の効果 本発明は上述の如く、水の流入圧を感知して作動するダ
イヤフラムでケーシングの一端開口を閉止することによ
り閉止室を設けるとともにダイヤフラムの作動に伴なっ
て、救命浮体を船体に固定している固定案の固定状態を
解除するよう構成した救命浮体離脱機構に於て、上記ケ
ーシングを断熱材にて形成したものであるから、ケーシ
ング内の外気温の影響を受けることが極めて少なく、外
気温が66℃から25℃に変化する場合、および外気温
が一30℃から4°Cに変化するような気温変動によっ
ても、ダイヤフラムで閉止された閉止室内の圧力変化を
生じさせることが極めて少なく、閉止室内の圧力を外気
圧と略同−に保持し、0.3Kg/cm2の離脱力が±
0 、05 Kg/cm”の公差の範囲内で作動するの
を可能とすることかできるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は第4図
のA−A線断面図、第2図は他の異なる実施例を示す第
4図のA−A線断面図、第3Mは第2図のB−B線断面
図、第4図は正面図、第5図は平面図、第6図は救命浮
体の船上への固定例を示す側面図である。 (2ン・・・・・・船 体 (4)・・・・・固定案(
5)・・・・・離脱機構 (6)・・ダイヤフラム(7
)・・・・ケーシング (8)・・・・一端開口(10
)・・・・・閉止室 (11)・・・・断熱材第  1
  図 第  2  図 第  3 図 第4図 第  5 図 第  6 因

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水の流入圧を感知して作動するダイヤフラムでケ
    ーシングの一端開口を閉止することにより閉止室を設け
    るとともにダイヤフラムの作動に伴なって、救命浮体を
    船体に固定している固定索の固定状態を解除するよう構
    成した救命浮体離脱機構に於て、上記ケーシングを断熱
    材にて形成したことを特徴とする救命浮体離脱機構用の
    応動装置。
  2. (2)ダイヤフラムは一枚で形成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の救命浮体離脱機構用の応動
    装置。
  3. (3)ダイヤフラムは空気層を介在させた複数枚にて形
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の救
    命浮体離脱機構用の応動装置。
JP13545984A 1984-06-30 1984-06-30 救命浮体離脱機構用の応動装置 Pending JPS6116190A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13545984A JPS6116190A (ja) 1984-06-30 1984-06-30 救命浮体離脱機構用の応動装置

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JPS6116190A true JPS6116190A (ja) 1986-01-24

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ID=15152204

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JP13545984A Pending JPS6116190A (ja) 1984-06-30 1984-06-30 救命浮体離脱機構用の応動装置

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JP (1) JPS6116190A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5080684A (en) * 1987-01-09 1992-01-14 Simon Henri G Floating device for releasing safety equipment
EP3468863B1 (en) * 2016-06-13 2023-05-03 Motonautica F.LLI Ranieri SRL Water rescue system

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