JPS61161329U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図ａ，ｂはこの考案の一実施例を適用した
屋根葺き板と吊子板とのそれぞれ一部を切断して
示す斜視図であり、また第２図は同上屋根葺き板
と吊子板との組合せ施工状態の要部を拡大して示
す詳細断面図である。 Ａ……屋根葺き板、Ｂ……吊子板、１……平坦
部、２……軒側成形部、３……棟側成形部、４…
…表側への折り返し接続部、５……裏側への折り
返し接続部、７……傾斜部、９……頭頂部、１０
……端縁部、１１……下端縁、１２……折り返し
部、１３……折り返し端部、１４……突縁、１５
……空間部、１６……第１の折り返し立上り部、
１７……同部の頂縁、１８……第２の折り返し立
上り部、２０……底縁部、２１……係合溝、２２
……取付け部、２３……立上り部、２４……支持
部、２５……係合部、２６……圧接部、２７……
圧接部の端縁、２８……屋根下地、２９……止め
釘、３０……止めボルト。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 金属鋼板の長手方向中央部に平坦部１、一側部
   に軒側成形部２、他側部に棟側成形部３をそれぞ
   れに形成した屋根葺き板Ａと、棟側成形部３に係
   合されて屋根葺き板Ａを屋根下地上に取付け固定
   する吊子板Ｂとを有し、前段側屋根葺き板Ａの棟
   側成形部３に、後段側屋根葺き板Ａの軒側成形部
   ２を係合一体化させて葺き上げるようにした屋根
   の構成において、 前記屋根葺き板Ａの軒側成形部２には、斜め外
   側上方に所定の長さで立上らせて傾斜部７および
   斜め外側方内に流れ勾配を与えた頭頂部９を順次
   に形成させ、またこれを下方に立下らせて端縁部
   １０とし、さらに斜め内側下方に折り返し折曲さ
   せて折り返し部１２とすると共、この折り返し端
   を下方に折曲して突き当て端部１３を突設させ、 前記屋根葺き板Ａの棟側成形部３には、前記突
   き当て端部１３を突き当てる板面のやゝ外側で、
   突縁１４から前記折り返し部１２の、少なくとも
   内側半部を十分に受入れるだけの空間部１５を残
   して、内側上方に折り返し折曲させた折り返し部
   １４とし、またその端部から内側に第１および第
   ２の折り返し立上り部１６，１８を順次に形成さ
   せると共に、両折り返し立上り部１６，１８間に
   、前記折り返し部１２の内側上面に接圧される底
   縁部２０をもつ係合溝２１を形成させ、 前記吊子板Ｂには、取付け部２２の軒側に、前
   記突縁１４を越えて折曲縁８の内側下面付近に向
   う立上り部２３、こゝから外側に向け前記頭頂部
   ９に対向して延長され、かつ前記第１の折り返し
   立上り部１６の頂縁１７に接する支持部２４、こ
   の支持部２４の端縁を下方に折曲して、前記係合
   溝２１に嵌挿係合される係合部２５をそれぞれ形
   成させ、また取付け部２２の棟側に、斜め内側上
   方に立上らせて、端縁２７を前記傾斜部７の内側
   内面に接圧させる圧接部２６を形成させ、 これらの屋根葺き板Ａと吊子板Ｂとを組合せ係
   合し得るように構成したことを特徴とする屋根葺
   き板と取付け用吊子板との組合せ構造。