JPS61159806A - 自動車用アンテナ装置 - Google Patents

自動車用アンテナ装置

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JPS61159806A
JPS61159806A JP59258950A JP25895084A JPS61159806A JP S61159806 A JPS61159806 A JP S61159806A JP 59258950 A JP59258950 A JP 59258950A JP 25895084 A JP25895084 A JP 25895084A JP S61159806 A JPS61159806 A JP S61159806A
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JP
Japan
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high frequency
frequency
trunk lid
pickup
antenna
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Application number
JP59258950A
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Junzo Oe
準三 大江
Hiroshi Kondo
近藤 弘志
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to AT85308293T priority patent/ATE60467T1/de
Priority to DK525285A priority patent/DK525285A/da
Priority to DE8585308293T priority patent/DE3581502D1/de
Priority to EP85308293A priority patent/EP0183443B1/en
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0802Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection
    • H04B7/0805Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching
    • H04B7/0814Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching based on current reception conditions, e.g. switching to different antenna when signal level is below threshold

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、アンテナに高周波ピックアップを使用した車
両用アンテナ装置に関する。
[従来の技術] 各種の放送波例えばラジオ、テレビあるいは電話等の放
送通信波を自動車内に設けられた受信機にて確実に受信
するために自動車にはアンテナ装置が不可欠であり、ま
た自動車と他局との通信を行う例えば市民バンド電波の
送受信にもこの種のアンテナ装置が極めて重要であり、
今後の自動車における標準装備された通信機能に対して
主要な役割を果す。
従来における一般的なアンテナ装置はポールアンテナと
して知られており、車体から突出したアンテナはその受
信特性の上では好ましい性能を示すが、車体デザインの
面においては常に邪魔もの扱いされるという宿命を有し
ていた。
また、このようなボールアンテナは実際の使用状態にお
いても折れ、曲り等の破損を受けやすく、またいたずら
あるいは盗難の対象となり、更に高速走行時において不
快な風切り音を発生する等種々の問題を有しており、従
来において、なんとかこれを除去したいという要望が多
かった。
特に、近年のごとく、自動車の内部で受信する放送波あ
るいは通信波の周波数帯域が拡大すると、各周波数帯域
に応じた多数本のアンテナを設置する必要があり、自動
車の外観に対する美的コンセプトを無双に破壊してしま
い、また、これら各種のアンテナ間における電気的な相
互干渉によってそれらの受信性能を著しく劣化させると
いう問題があった。
従来において、前述したボールアンテナを除去しあるい
は外から見えないように隠蔽する幾つかの努力がなされ
ており、例えばリヤウィンドシールドにアンテナ細線を
貼付けること等が実用化されている。
従来における他の解決手段として、車体の周縁部に近接
して高周波ピックアップを配設し、これによって、所定
周波数以上の高周波表面電流を検出するようにしたアン
テナ装置もあり、一般に車体電流を検出するアンテナは
対象とする放送波の波長が大きすぎることによって良好
な受信特性が得られないためにこの従来装置では、周波
数依存性に着目し、受信の対象とする放送波をFM周波
数帯域以上の通常の場合508H2以上とすることによ
って、車体電流からの受信を極めて効果的に行うことを
可能とした。
また、高周波車体電流もその電流値が車体各部で著しく
異なる分布特性を有することを着目し、ノイズを拾いに
くくかつ放送波により誘起された電流の密度が高い部分
に高周波ピックアップを設けてあり、このような条件を
満足する設置個所として特に車体の周縁部近傍が選ばれ
ている。
更に、この従来例では、前述した周波数特性の高周波電
流を確実に°検出するために、高周波ピックアップを車
体縁部から12x 10うλ(a)以内に沿わせて配置
したことを特徴とし、ピックアップとしては車体電流に
て生じる磁束を電磁的に検出するためのループアンテナ
及びトランクヒンジとの間に静電容量を形成して高周波
信号を静電的に検出可能な電極型あるいは、スライド芯
コイル型としである。
[発明が解決しようとする問題点] え米amo口1星濾 以上のような車体に誘起される電流をピックアップする
高周波ピックアップを車体周縁部に1個配設した従来の
車両用アンテナ装置では、アンテナとしての高周波ピッ
クアップの指向特性が悪く、しかもV l−I F帯と
いう高い周波数のFM放送の受信では電波の直進性が強
く、直接波とピルや山などに反射した反射波が干渉して
起こるマルチパスノイズが発生しやすいという問題があ
った。
また、前述したアンテナの指向特性を改善し、走行中の
マルチパスノイズを低減するために更にサブアンテナと
してのボールアンテナを増設して両アンテナによりダイ
バシティ受信システムとしたアンテナ装置もあるが、サ
ブアンテナとして取付構造の複雑なボールアンテナを使
用する関係上、部品交換や後付は細工が困難であるとい
う問題もある。
1里二旦カ 本発明は前記従来の技術の問題点に鑑みなされたもので
、その目的は、車体に誘起され車体のトランクリッド又
はエンジンフードの車室側周縁部に集中して流れる高周
波表面電流をピックアップする高周波ピックアップをト
ランクリッド又はエンジンフードの周縁部に所要間隔を
置いて2個配設したダバシティ受信システムとし、アン
テナの指向性改善とマルチパスノイズの低減を図るとと
もにアンテナの部品交換並びに後付は細工が容易に行え
るようにすることにある。
[問題点を解決するための手段及び作用1車体のトラン
クリッド又はエンジンフードの両方あるいはいずれか一
方の車室側周縁部に所要間隔をおいてその周縁部の長手
方向に沿って近接配置され放送波により車体のトランク
リッド又はエンジンフードの両方あるいはいずれか一方
に集中して流れる高周波表面電流を効率的にピックアッ
プする一対の高周波ピックアップを備え、前記一対の高
周波ピックアップのうち受信状態の良好な高周波ピック
アップを自動的に選択するようにしたことを特徴とする
特 この自動車用アンテナ装置によれば、アンテナの指向特
性が改善されるともにマルチパルスノイズが低減される
[実施例] 以下、本発明に係る自動車用アンテナ装置の好適な実施
例を図面に基づき説明する。
第13〜23図には高周波電流の分布特性を調べて最も
効率の良いアンテナ装置位置を求めるための工程が説明
されている。
第13図には放送波等の外来電波Wが金fi導体からな
る車体Bを通過する際にその電磁波の強さに応じた表面
電流■が車体各部に誘起されることを示しており、本実
施例においては、これらの電波のうち比較的高周波数帯
域に属する50MHz以上のFM波、テレビ波等に用い
られる周波数帯域のみを対象とする。
そして、このような特定の高周波帯域において、車体の
誘起電流分布を測定し、表面電流密度が高くかつノイズ
の少ない部分に高周波ピックアップを設置するものであ
り、表面電流分布を知るために計算機によるシミュレー
ション及び実際の電流強度を各点において測定すること
が行なわれ、後述する所望の車体部分に設けられる高周
波ピックアップと同様の原理に基づくプローブが使われ
、このプローブを車体の表面全域にわたって各点毎に方
向を変えながら全域に動かして表面[1の測定が行なわ
れた。
第14図にはこのような後述する高周波ピックアップと
ほぼ同様の原理に基づいて作成されたプローブPの概略
構成が示されており、外部からの電波の混入を避けるた
めに2[体からなるケース10の内部にループコイル1
2が固定され、前記ケース10の一部には開口10aが
設けられ、ループコイル12の一部をこの間口10aか
ら外部に露出させ、このループコイル12の露出部を車
体Bの表面に近接させて車体表面電流から生じる磁束を
ループコイル12で検出する構成からなる。
ループコイル12の一部は短絡線14によってケース1
0に接続されており、また出力端16が同軸ケーブル1
8の芯線20に接続されている。またループコイル12
の一部にはコンデンサ22が設けられており、ループコ
イル12の周波数を所望の被測定周波数に共振させピッ
クアップ効率を上昇させることができる。
以上のようにして、プローブPを車体Bの表面に沿って
移動させ、また各測定点においてその角度を回転させる
ことにより車体表面の表面電流分布及びその方向を正確
に求めることが可能となり、第14図において、プロー
ブPの出力は高周波電圧増幅器24にて増幅され、高周
波電圧測定器26によって出力電圧が測定される。この
コイル出力電圧は測定器26のメータ指示値で読取られ
るとともに、このメータ指示値に対応した電圧はXYレ
コーダ28にて車体各部における表面Ti流分布として
記録される。XYレコーダ28にはポテンショメータ3
0から車体の各位置を示す信号が入力されており、各位
置における高周波表面電流を知ることが可能となる。
第15図には、高周波表面電流■と前記ピックアップの
ループコイル12との偏角θを示し、図示のごとく、電
流Iによる磁束φはループコイル12と鎖交することに
よってループコイル12に検出電圧■を発生させ、第1
6図で示すごとく、θが0すなわち表面電流■とピック
アップのループコイル12とが平行なときに最大電圧が
得られ、各測定点においてプローブPを回転させ最大電
圧が得られるときの表面電流■の向きを知ることができ
る。
第17図及び18図には、前述したプローブPによる測
定結果及び計算機によるシュミレーションの両者から求
められた80811Zの周波数における車体各部に生じ
るへ周波表面電流の大きさとその向きを示しており、第
17図から明らか′なように、表面電流の大きさは車体
平面部分に端縁に沿った部分で高密度となり平板部分の
中央部において極めて低密度となる分布を示す。
また第18図の電流方向に示されるように各電流は車体
の端縁部に平行な方向あるいは各平面部の連結部に沿っ
た向きに集中していることが理解される。
従って、第17図から、車体の各部における周縁部近傍
において良好な感度で放送波をピックアップ可能である
ことが理解される。
もらろん、本実施例においては、ダイバシテイ受信アン
テナを構成する2個の高周波ピックアップの設置位置は
、トランクリッドの車室側周縁部と、エンジンのフード
の車室側周縁部であり、このときに実用上極めて良好な
感度を得るために、縁部からのピックアップ設置範囲を
放送波の搬送周波数に依存した範囲に設定することが好
適である。
第19〜21図の分布特性は80HH2のFM放送周波
数に対する車体の電流であり、車体の金属蓋体、例えば
トランクリッド又はエンジンフードからの離隔距離に従
って、前述したように表面電流値は低下し、実際に良好
な感度を得ることのできる6dB域の111流低下範囲
を考えると、各特性において、縁部から4.5c++以
内であれば極めて良好な感度を得ることが理解される。
従って本発明において、808H2の搬送周波数に対し
て高周波ピックアップを車体のトランクリッド又はエン
ジンフードの縁部から4.5C■以内に配置すれば、実
用上充分なアンテナ装置を得ることができる。
そして、この実用可能な離隔距離はコンピュータによる
シミュレーション結果及び各種実験結果によって搬送周
波数に依存することが明らかとなり、周波数の増加とと
もに実用可能な離隔距離が減少することが認められた。
従って、前述した808H2の搬送周波数における実用
可能な離隔距離4.5C■と周波数に逆比例するという
ことから、本発明において、車体のトランクリッド又は
エンジンフードの各縁部から高周波ピックアップの設置
範囲を、 12X1G−3λ(m) 以内に設ければ、各搬送周波数に応じて良好な受信作用
が得られることとなる(上式において、C=光速、「−
搬送周波数である。) 以上のごとく、本発明によれば、高周波ピックアップは
トランクリッド又はエンジンフードの各縁部から前述し
た離隔距離以内の周縁部に設けられこれによって良好な
受信作用が得られる。
本発明において、実際上前記離隔距離は周波数の依存す
るので、例えば搬送周波数100H1lZにおいては、
トランクリッド又はエンジンフード各車室側から3.6
C■以内の周縁部にそれぞれに高周波ピックアップを設
ければよいこととなり、搬送周波数波長が減少するに従
い、高周波ピックアップの設定位置はトランクリッド又
はエンジンフード外縁に極めて近接した狭い領域に限定
されることとなる。
ノイズ電流の分布 性 第22図及び第23図には、ノイズ電流の分布特性の測
定結果が示されている。
第22図は、第17図において横断線G−H上のノイズ
電流分布を示し、図から明らかなごとく、その両端位置
及び中央にてノイズ電流値が低下する。
従って、第22図から、エンジンフードに関し、その両
側辺又は中央部に高周波ピックアップを配置すればノイ
ズの少ない高周波表面電流を検出することが可能となる
また、第23図は、同じく第17図において縦断11E
からFまでのエンジンフードに沿ったノイズ1!流分布
を示し、図から明らかなごとく、その両端位置において
ノイズ電流値が極小となる。
従って、本発明において、放送波により誘起される高周
波表面電流の電流値が高く、かつノイズ電流が低い位置
で、設置容易であるという条件を満たす。
エンジンフードの四隅又はエンジンフードの車室側辺中
央部である。
実施例 第1〜4図には、本発明の好適な実施例としてダイバシ
ティ受信アンテナを構成する一方の高周波ピックアップ
が示されている。
第2図において、高周波ピックアップ32は電磁結合型
ピックアップからなり、前述した車体の表面電流分布を
知るために用いたループコイルを含むプローブと類似し
た構成からなる。
トランクリッド34は、−辺がトランクヒンジ35を介
して回動自在に本体に支持されている。
第1図には、トランクリッドヘダイバシティ受信アンテ
ナを構成する一方の高周波ピックアップを固定した状態
の詳細構造が示されている。
同図において、トランクリッド34とリアトレイパネル
36との間に水密用のウェザ−ストリップ38が設けら
れており、リアガラス40からの雨水等の浸入を防止し
ている。
リアガラス40とリアトレイパネル36との間はダム4
2で気密化されており、雨水、音等の浸入を防止し、ま
たリアガラス40の下端外界側には周知のようにモール
44が設けられている。
そして、この高周波ピックアップ32はトランクリッド
34の車室側辺中央部のリアトレイパネル36対向面に
固定されており、その内部に設けれているループアンテ
ナ46はその長手方向がトランクリッド34の長手方向
と一致するように配設されている。
ここで、高周波ピックアップ32は、トランクリッド3
4の車室側辺中央部に設けられているので、ノイズの少
ない表面電流をループアンテナ46によって検出するこ
とができる。
また、ループアンテナ46は、1〜ランクリツド34の
縁部より12X 10−3λ(Ill)すなわち80M
HzのFM放送波を受信する場合には4.5cI以内に
配置されており、トランクリッド34周縁部に集中して
流れる表面電流を確実にかつ高効率でループアンテナ4
6によって捕捉することができる。
更に、車体表面電流の向きは第18図から明らかなごと
く、その周縁部に沿って流れているので、本実施例にお
いては前記ループアンテナ46をその長手方向がトラン
クリッド34の周縁部に沿って配置されている。
高周波ピックアップ32は導電体からなるケース48を
有し、このケース48内に前述したループアンテナ46
及びプリアンプ等を含む回路部50を内蔵し、その開口
48aがトランクリッド34に向って対向している。
従って、ケース48の内部にはトランクリッド34周縁
部に流れる高周波表面1Ili流から誘起された磁束の
みが捕捉され、外部からの磁束はケース48によって確
実にシールドされる。
ここで、前記ループアンテナ46はトランクリッド34
周縁近曲げ部に沿って設けられた単響きアンテナからな
り、トランクリッド34と電気的に絶縁された状態でか
つ密着して設置されるようにコイルに絶縁被覆を施し、
これをトランクリッド34に押し付ける構造を有し、表
面電流から生じる磁束を効率良くループアンテナ42に
鎖交させることができる。
また、前述した回路部50には回路を制御するための電
源及び信号がケーブル52から供給され、またループア
ンテナ46によって取出された高周波検出信号が同軸ケ
ーブル54から外部に取出され前述した表面電流分布で
用いたと同様の回路によって処理される。
また第3図には高周波ピックアップ32のトランクリッ
ド34への取付は構造が示されており、前記第1図と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。
同図において、高周波ピックアップ32のケース48両
側面にはボルト等により取付は金具56が設けられ、該
取付は金具56とトランクリッド34と内板がネジ58
により固定されることで高周波ピックアップ32はトラ
ンクリッド34内側へ設置されている。
従って、高周波ピックアップ32は第4図に示されるご
とく構成されるのが好適である。
第5〜8図には、エンジンフードに配置されたダバシテ
イ受信アンテナを構成する他方の高周波ピックアップが
示されている。
第6図において、エンジンフード60は、−辺が本体に
回動自在に軸支されており、閉じた状態でフロントガラ
ス62側の周縁部内面がフロントアウタパネル64に対
向する。該フロントアウタパネル64の車室内側は、フ
ロントインナパネル66に連結し、フロントガラス62
はフロントアウタパネル64にストッパ68で支持され
、またフロントガラス62とフロントインナパネル66
との間にはダム70が設けられ、雨水等の侵入を防止し
ている。
また、フロントガラス62下端が周知のごとくモール7
2が設けられている。
この高周波ピックアップ132は前述した高周波ピック
アップ32と類似した構成からなり、前記高周波ピック
アップ32の各部材に100を加えて対応部材を示して
いる。
高周波ピックアップ132はエンジンフード60の車室
側辺中央部のフロントアウタパネル64側、特にエンジ
ンフードの車室側の周縁部から内側に4.5C1以内の
離隔範囲で固定されており、これによって、高密度で集
中しているエンジンフードの車室側周縁部に流れる高周
波電流をノイズの少ない状態で確実に検出することがで
きる。
第7図には高周波ピックアップ132のエンジンフード
60への取付は構造が示されており、第8図にはエンジ
ンフード取付は用の高周波ピックアップの外観図が示さ
れているが、その取付は構造は第1実施例の場合と同様
であり、説明は省略する。
なお、高周波ピックアップの設置板はワイパブレードの
収納を妨げない位置とすることが必要である。
そして、前述した両高周波ピックアップ32゜132で
ダムシティ受信アンテナが構成されており、次、この両
高周波ピックアップ32,132のうち受信感度の良好
な方を自動的に選択して放送波を受信する回路構成を第
9図により説明する。
図中車体のトランクリッド34の車室側の周縁部の中央
位置に設けた高周波ピックアップ32とエンジンフード
60の車室側の周縁部の中央位置に設けた高周波ピック
アップ132から各々引ぎ出された同軸ケーブル54.
154はスイッチ回路74に接続され、後述するT型フ
リップ・フロップ76から出力によりスイッチ回路74
が切換わることで高周波ピックアップ32又は高周波ピ
ックアップ132による受信波のいずれかが選択的に高
周波増幅回路78へ入力され、該受信波は局部発信回路
80に接続される中間周波増幅回路82を経て検波回路
84により音声信号だけが取出される。
その後、この音声信号はマルチプレクサ86を介して右
出力と左出力分れ左右の増幅器88.。
88Rを経てそれぞれスビー90.,90Rに送られる
ところで、中間周波増幅回路82からの出力信号は比較
器92でその信号レベル値が比較されるものであり、該
比較器92にはそれぞれの高周波ピックアップ32又は
132による受信感度が所定以下に下がったときに中間
周波増幅回路82から出力される信号のレベルを判定し
てトリガ出力を得るためのしきい値が設定されており、
比較器92はこのしぎい値と、高周波ピックアップ32
又は高周波ピックアップ132のいずれかで放送波を受
信しているときに中間周波増幅器82から出力信号とを
比較し、しきい値以下に下がったときにT型フリップ・
70ツブ96にトリガ信号が送られ、該T型フリップ・
70ツブ96の出力を反転させる。
この出力反転によりスイッチ回路74が切換り、放送波
を受信する高周波ピックアップが受信状態の良好な方に
切換えられる。
このように、トランクリッド34の車室側の周縁部の中
央位置に設けた高周波ピックアップ32とエンジンフー
ド60の車室側の周縁部中央位置に設けた高周波ピック
アップ132とでダムシティ受信アンテナを構成し、常
に受信感度の良好な方の高周波ピックアップに自動的に
切換えられるようになっており、第10図に示すごとく
両高周波ピックアップ32.132の各指向特性におけ
る受信感度の弱い部分を互いに補完することでアンテナ
としての高周波ピックアップの指向特性が改善される。
また、同時に両高周波ピックアップ32゜132による
ダイバシティ受信方式によりマルチパルスノイズが低減
される。
しかも、ダイバシティ受信アンテナを一対の高周波ピッ
クアップ32.132で構成したことにより、その取付
は構造が従来のボールアンテナに比べて簡単であること
により、部品交換及び後付は細工が容易に行なえる。
また、ダイバシティ受信を行うための一対の高周波ピッ
クアップの配置は前記実施例に限らず、第11図に示す
他の実施例のように、トランクリッド34の車室側周縁
部の両側にそれぞれ前記実施例と同様に構成される高周
波ピックアップ232.332を配設しても良(、この
ようにトランクリッド34に配設した山高周波ピックア
ップ232.332でダイバシティ受信アンテナを構成
た本実施例においても第12図の指向特性に示すごとく
山高周波ピックアップ238,338はそれぞれ受信感
度の弱い部分を補完し合っており、前記実施例と同様に
アンテナの指向特性が改善されるとともに、マルチパス
ノイズが低減され、しかも部品交換、後付は細工を容易
に行える。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、車体に誘起され
車体のトラクリッド又はエンジンフードの両方あるいは
いずれか一方の車室側周縁部に集中して流れる高周波表
面電流を検出する一対の高周波ピックアップによってダ
イバシテイ受信アンテナを構成したことで、アンテナの
指向特性が改善されるとともにマルチパスノイズが低減
され、かつ部品交換及び後付は細工が容易に行えるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明に係る自動車用アンテナ装置
の好適な第1実施例を示し、第1図はダイバシティ受信
アンテナを構成する一方の高周波ピックアップとして電
磁結合型ループアンテナを用いたピックアップをトラン
クリッドの車室側の周縁部に固定した状態を示す要部断
面図、第2図は第1図におけるピックアップの固定状態
を示す概略斜視図、 第3図は高周波ピックアップ取付は構造の説明図、 第4図は高周波ピックアップの外観図、第5図はダイバ
シティ受信アンテナを構成する他方の高周波ピックアッ
プの固定状態を示す概略斜視図、 第6図は電磁結合型高周波ピックアップがエンジンフー
ドの車室側周辺部に取付けられた状態を示す要部断面図
、 第7図は高周波ピックアップの取付は構造を示す説明図
、 第8図は高周波ピックアップの外観図、第9図は外来波
Wによつ車体Bに生じる表面電流■を示す説明図、 第9図は前記実施例における自動車用アンテナ装置の回
路図、 第10図は前記実施例に示す両^周波ピックアップの指
向特性図、 第11図は他の実施例における自動車用アンチの指向特
性図、 第13図は外来波Wによって車体Bに生じる表面N流■
を示す説明図、 第14図は本発明において用いられる高周波ピックアッ
プと同様のプローブを用いて車体表面電流の分布を知る
ためのプローブ及びその処理回路の説明図、 第15図は表面電流■とピックアップループアンテナと
の電磁結合状態を示す説明図、第16図は第15図にお
けるループアンテナの指向特性を示す分布図、 第17図は表面電流強度の分布特性を示す説明図、 第18図は表面電流の向きを示す説明図、第19.20
.21図はそれぞれ第17図における車体の縦断線に沿
った車体表面電流分布を示す特性図、 第22図は第17図における横断線G−H上のノイズ電
流分布を示づ一特性図、 第23図は第17図における縦断線E−F上のノイズ電
流分布を示す特性図である。 32.132,232.332 ・・・ 高周波ピックアップ 34 ・・・ トランクリッド 60 ・・・ エンジンフード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体のトランクリッド又はエンジンフードの両方
    あるいはいずれか一方の車室側周縁部に所要間隔をおい
    てその周縁部の長手方向に沿って近接配置され放送波に
    より車体のトランクリッド又はエンジンフードの両方あ
    るいはいずれか一方に集中して流れる高周波表面電流を
    効率的にピックアップする一対の高周波ピックアップを
    備え、前記一対の高周波ピックアップのうち受信状態の
    良好な高周波ピックアップを自動的に選択するようにし
    たことを特徴とする車両用アンテナ装置。
JP59258950A 1984-11-15 1984-12-07 自動車用アンテナ装置 Pending JPS61159806A (ja)

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JP59258950A JPS61159806A (ja) 1984-12-07 1984-12-07 自動車用アンテナ装置
CA000495211A CA1254654A (en) 1984-11-15 1985-11-13 Automobile antenna system
US06/798,024 US4811330A (en) 1984-11-15 1985-11-14 Automobile antenna system
AT85308293T ATE60467T1 (de) 1984-11-15 1985-11-14 Kraftfahrzeugantennensystem.
DK525285A DK525285A (da) 1984-11-15 1985-11-14 Autoantenneanlaeg
DE8585308293T DE3581502D1 (de) 1984-11-15 1985-11-14 Kraftfahrzeugantennensystem.
EP85308293A EP0183443B1 (en) 1984-11-15 1985-11-14 Automobile antenna system

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