JPS61159640U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の一実施例に係るターボチヤ
ージヤ付エンジンの要部縦断面図、第２図は、本
考案の一実施例に係るターボチヤージヤ付エンジ
ンの模式図、第３図は、本考案の一実施例に係る
ターボチヤージヤ付エンジンの縦断面図、第４図
は、第１図の作動説明図、第５図は、従来の可変
圧縮比エンジンの縦断面図である。 １……コンロツド、２……ピストン、１１……
ピストンピン、１２……小端部、１３……第１の
油圧シリンダ孔、１４……第２の油圧シリンダ孔
、３１……第１の油圧ピストン、３２……第２の
油圧ピストン、４４…連通路、６０……吸気マニ
ホルド、６１……圧力センサー（エンジン運転状
態検出センサー）、１５，２１，２２，２４，２
６，３３，６２……（油圧供給装置）、１５……
油圧切り換え用シリンダ孔、２１……第１のオイ
ル通路、２２…第２のオイル通路、２４……オイ
ルポンプ、２６……電磁切り換え弁、３３……油
圧切り換え用ピストン、６２……制御装置。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 過給するためにターボチヤージヤを備えており
   、また、ピストン往復運動をコンロツドを介して
   クランクシヤフトに伝え、該クランクシヤフトの
   回転運動として出力を取り出すようにしたエンジ
   ンであつて、前記コンロツドの小端部にはピスト
   ンピンが取り付けられており、該ピストンピンの
   両端部は前記ピストンに取り付けられており、ま
   た、前記コンロツドの小端部には前記ピストンピ
   ンの下方と上方とにそれぞれ第１の油圧シリンダ
   孔と第２の油圧シリンダ孔とが穿設されており、
   該第１の油圧シリンダ孔の軸線と該第２の油圧シ
   リンダ孔の軸線とはいずれも前記ピストンピンの
   軸線を含む仮想平面に平行で且つ前記ピストンピ
   ンの軸線に略直角とされており、また、前記第１
   の油圧シリンダ孔の軸線と前記第２の油圧シリン
   ダ孔の軸線とはいずれも前記コンロツドの軸線と
   略直交されており、前記第１の油圧シリンダ孔に
   は第１の油圧ピストンが摺動可能に嵌挿されてお
   り、前産第２の油圧シリンダ孔には第２の油圧ピ
   ストンが摺動可能に嵌挿されており、前記第１の
   油圧シリンダ孔と前記第２の油圧シリンダ孔とは
   連通路によつて連通されており、該連通路のなか
   に前記ピストンピンが遊嵌されていることにより
   前記ピストンピンは前記コンロツドの小端部に取
   り付けられており、前記ピストンピンはその一部
   分だけが前記第１の油圧シリンダ孔或いは前記第
   ２の油圧シリンダ孔に突出可能とされており、前
   記第１の油圧ピストンが前記ピストンピンの直下
   に位置したときには前記第２の油圧ピストンは前
   記ピストンピンの直上から離れ且つ前記第１の油
   圧ピストンに押されて前記ピストンピンの一部分
   は前記第２の油圧シリンダ孔のなかに突出してお
   り、前記第２の油圧ピストンが前記ピストンピン
   の直上に位置したときには前記第１の油圧ピスト
   ンは前記ピストンピンの直下から離れ且つ前記第
   ２の油圧ピストンに押されて前記ピストンピンの
   一部分は前記第１の油圧シリンダ孔のなかに突出
   しており、前記第１の油圧ピストンと前記第２の
   油圧ピストンとの上記した動きは油圧供給装置に
   より前記第１の油圧シリンダ孔と前記第２の油圧
   シリンダ孔とに供給される油圧によつて齎され、
   該油圧供給装置はエンジンの吸気マニホルドの圧
   力を代表する物理量を検出して出力するエンジン
   運転状態検出センサーの信号に応動して前記第１
   の油圧シリンダ孔と前記第２の油圧シリンダ孔と
   に供給される油圧を変化させ、以て前記吸気マニ
   ホルドの圧力が所定値以下のときには前記第１の
   油圧ピストンを前記ピストンピンの直下に位置せ
   しめ、前記吸気マニホルドの圧力が前記所定値を
   越えるときには前記第２の油圧ピストンを前記ピ
   ストンピンの直上に位置せしめ、それによつて前
   記コンロツドの小端部における前記ピストンピン
   の位置を前記コンロツドの略軸線方向に相対変位
   させて、エンジンの圧縮比を可変とすることを特
   徴とするターボチヤージヤ付エンジン。