JPS61158398A - 大型電光表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は多数のランプを配列した大型の電光表示装置に
関するものである。

［従来の技術］ 多数の放電管等の表示用ランプをパネルに配列したユニ
ットをさらに多数並べて１つの大型電光表示画面を構成
し種々調光して電光表示を行なう大型の電光表示装置に
おいては、ランプに点灯不能等の異常が生ずると的確な
表示ができなくなり見苦しくなるのでその異常ランプは
速やか交換しなければならないが、表示画面が大型であ
りランプの数がきわめて多数のために表示画面が設置さ
れている現場に行っても異常が生じた該当ランプは多数
のランプ配列群のうちのどのランプなのかを直ちに見付
けることができなかった。このため従来はランプを配列
した各ユニットに番号を付（プ異常が生じたランプを目
視してそのユニット番号を記録し、表示画面が設置され
ている現場に行きその記録に基いてユニ７トを取出しこ
のユニットのランプ群中から該当ランプを見付は出して
いた。

［発明が解決しようとする問題点］ 前記のような従来の検査方法では表示画面設置現場で記
録とユニット番号を照合して該当ランプを検索しなけれ
ばならず、殊に表示画面の裏面保守の場合には該当ラン
プの検索がきわめて繁雑でメンテナンスが容易でなく、
異常ランプが生じて的確な表示ができなくなっても速や
かに修復することができないという問題点があった。

そこで本発明はランプ群を配列したユニットが多数ある
大型の電光表示画面であっても異常ランプを速やかに取
出せる装置を提供するものである。

１問題点を解決するための手段］ 前記の問題点を解決するために本発明は、多数の電光表
示素子を配列したユニットをざらに多数配列して電光表
示画面を形成した電光表示装置において、各電光表示素
子の点灯回路の異常電圧を検知する異常モニタランプを
前記の各ユニットごとに設けた構成とし、これにより異
常ランプを速やかに検出し取出せるようにしたものであ
る。

以下その構成の詳細を図面により説明する。

第１図は本発明の装置の回路を示し、第２図と第３図は
１つのユニットの前面と裏面、第４図はユニットを多数
配列した電光表示画面を示す。

電光表示素子としては敢電管等を用い、第２図示のよう
に多数の電光表示素子Ｌａの群を筐体Ａに配列して１つ
のユニットＵを構成し、このユニットを第４図示のよう
に多数配列して大型電光表示画面Ｂを構成する。第２図
は３２個の電光表示素子１．ａｌ　、Ｌａ２〜しａ３２
を配列して１つのユニットＵを構成し、第４図はｎ個の
ユニットＵ１〜Ｕｎを配列して電光表示画面Ｂを構成し
た例示す。

前記の各ユニットＵ１〜ｊＪｎにはそれぞれ第１図示の
インバータによる点灯回路を設けてそのユニット内の各
電光表示素子を点灯する。

第１図は１つのユニットにおける各電光表示素子の点灯
回路に異常検知回路を設けた回路を示し、同図において
Ｌａ１　、Ｌａ２・・・Ｌａ３２は第２図示の第１の電
光表示素子Ｌａ１、第２の電光表示素子Ｌａ２、第３２
番目の電光表示素子Ｌａ３２に相当し、ブロック１．２
、・・・３２は電光表示素子の各点灯回路を示す。

第１の点灯回路１の電光表示素子Ｌａ＋はトランジスタ
インバータのり一ケージトランスＴの２次側出力巻線Ｎ
４に接続され、フィラメント回路「１、ｆ２は別のトラ
ンスに設けられたフィラメント予熱者１ｉｔ（図示省略
）に接続される。Ｎ１はトランスＴの１次巻線、Ｃはコ
ンデンサ、Ｑｌ、Ｑ２はインバータ入力側のスイッチン
グ用トランジスタ、Ｎ２はトランジスタのベース側に出
力する帰還巻線、Ｎ３はリーケージトランスＴの２次側
に設けられて前記の出力巻線Ｎ４に密に結合するドライ
ブ巻線、Ｅはこのドライブ巻線Ｎ３の出力を整流してト
ランジスタＱ１．Ｑ２のベース側に供給する補助電源で
ある。Ｒ１、Ｒ２はベース側の抵抗、しはインダクタ、
Ｑ３は電光表示素子Ｌａｌを調光するために前記の補助
電源Ｅの出力回路を開閉するトランジスタであり、Ｐｌ
はその調光のための点灯制御信号の入力端子である。

また、８１は前記補助電源Ｅの１端の端子ａＯに接続さ
れた引出し端子、ｂｌは補助電源Ｅの他端の端子ｂＯに
接続された引出し端子である。

前記の点灯回路１は電光表示素子Ｌａ１のための点灯回
路であるが、他の電光表示素子Ｌａ２〜Ｌａ３２の点灯
回路２〜３２もそれぞれ前記と曲じ回路に構成する。こ
れらの各点灯回路２〜３２において、ａ２〜ａ３２は前
記ａ１と同様に各点灯回路２〜３２の各補助電源Ｅの１
端の引出し端子、ｂ２〜ｂ３２は他端の引出し端子、Ｐ
１〜Ｐ３２は各点灯回路２〜３２の各点灯制御信号の入
力端子である。また、■ｉｎはこれらの点灯回路の電源
、ＳＷ＋はスイッチである。

Ｏｌは前記の第１の点灯回路１における補助電源Ｅの一
方の引出し端子ａ１に接続したダイオードであり、同様
に第２〜第３２の点灯回路２〜３２における補助電源Ｅ
の一方の引出し端子８２〜ａ３２にもそれぞれダイオー
ドＤ２、・・・Ｄ３２を接続する。これらの各ダイオー
ドの負側は端子ａに接続し、また前記の各点灯回路１〜
３２における補助電源Ｅの他方の引出し端子ｂ１、ｂ２
、・・・ｂ３２は端子すに接続する。この各ダイオード
Ｄ１〜［）３２は端子ａに並列に接続されてオア回路を
形成し、前記補助電源Ｅの出力電圧はこれらのダイオー
ドＤ１〜Ｄ３２を介して端子ａに印加されることになる
。

前記端子ａ、ｂの間には異常電圧検知装置１００と異常
モニターランプ２００を接続する。この異常電圧検知袋
９１００は、補助電源Ｅのドライブ巻線Ｎ３が出力する
電圧が、電光表示素子Ｌａの不点灯により定常点灯時の
定常電圧よりも上昇したときにその上昇異常電圧を検知
して信号を出力するものであり、図示の例はこの異常電
圧検知装置１００にフォトカプラを用いた例を示し、１
０１．１０２は出力端子である。異常モニターランプ２
００も前記の上界異常電圧により発光点灯するものであ
って発光ダイオードやその他の適当な素子を用いる。

１Ｏ１Ｒ３は異常モニターランプ２００と端子ａとの間
に挿入した定電圧ダイオードと抵抗であり、前記の各ダ
イオードＤ１〜Ｄ３２の出力が入力する端子ａと端子す
の間に接続した異常電圧検知装置１００と異常モニター
ランプ２００とによって異常電圧検知回路３００を構成
する。

なお前記異常電圧検知装置１０Ｇの出力端子１０１．１
０２、各点灯回路１〜３２の各点灯制御信号の入力端子
Ｐ１〜Ｐ３２はこの電光表示装置の制御操作盤に配線接
続し、異常モニターランプ２００はユニットの適当な箇
所たとえば第３図示のようにユニットの天面に設けてユ
ニット裏面のメンテ１ンスを便利にする。同図示のＳＷ
２はユニットの電源スィッチ、Ｃｎｌは電源コネクタ、
Ｃｎ２は点灯制御信号用コネクタ、ｕｈはユニット引出
し用の把手である。

前記の各電光表示素子Ｌａ１〜Ｌａ３２の点灯回路１〜
３２とこれに接続した異常電圧検知回路３００は第１の
ユニット１ノ１だけでなく第４図示のケベでのユニット
Ｕ２〜ＬＪｎにもそれぞれ同様に設ける。

本発明の装置は前記のように構成したもので、第４図示
のように多数のユニットＵ１〜Ｕｎを配列した電光表示
画面のいずれかのユニットのいずれかの電光表示素子た
とえば第１のユニットＵ１の第１の電光表示素子Ｌａ１
が不点灯になったとすると、２次側出力巻１１１Ｎ４の
両端の負荷電圧が上昇し補助型ＷＥのドライブ巻１１Ｉ
！Ｎ３が出力づる電圧も前記の１胃負荷電圧に対応して
定常点灯時の定常電圧よりも上昇した異常電圧となる。

この巻ＩＮ３の異常電圧はダイオードＤ１を介し端子ａ
を経て異常モニターランプ２００と異常電圧検知回路３
００に印加され、これにより異常モニターランプ２００
が点灯するとともに異常電圧検知回路３００の出力端子
１０１．１０２にも検知信号が出力される。

このように第１のユニットＵ１における異常電圧検知回
路３００から検知信号が出力されるということは電光表
示画面の多数のユニットＵ１〜ｊｌｎのうちの第１のユ
ニットＵ１におけるいずれかの電光表示素子に不点灯が
生じたことを電光表示装置の制御ｙａ操作磐に報知する
ものであり、これによって制御操作室ではすくなくとも
第１のユニットＵ１に不点灯が生じたことがわかる。そ
こで制御操作室においてはこの第１のユニットＵ１にお
ける各点灯回路１〜３２の各点灯制御信号の入力端子Ｐ
１〜Ｐ３２から各電光表示素子Ｌａｌ〜［ａ３２の点灯
回路のそれぞれに順次に点灯信号を送れば、正常の電光
表示素子１．ａ２〜Ｌａ３２は順次にすべて点灯するが
、不点灯が生じている第１の電光表示素子Ｌａｌのみは
点灯しないことになる。これにより大型電光表示画面の
多数のユニットＵ１〜ＬＪｎに配列された多数の電光表
示素子のうら、第１のユニットＵ１の第１の電光表示素
子Ｌａｌに不点灯が生じたことを確認することができる
。そして電光表示画　　−面の設置現場においてはこの
不点灯が生じた第１のユニットＵ１に設けられている異
常モニターランプ２００が点灯しているので、この第１
のユニットＵ１を直ちに見付は出して取外し補修するこ
とができるのである。

［発明の効果］ 前述のように本発明は、多数の電光表示素子を配列した
各ユニットごとに異常モニターランプを設けたので、多
数のユニットが配列されている大型の電光表示画面であ
っても、不点灯の電光表示素子が所属するユニットを速
やかに検出してその不点灯電光表示素子を取出すことが
でき、したがって従来困難であった迅速、容易な保守を
実現することが可能となり、しかも異常電圧を検知する
回路は個々の電光表示素子ごとに設ける必要がないから
、回路のＷＩ９１Ｉ化を避けることができる。

また異常モニターランプをユニットの裏面に設けること
により裏面のメンテナンスを容易にするともできるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の１実施例の回路図、第２図はユ
ニットの正面図、第３図はその質面図、第４図は電光表
示画面の正面図である。 Ｂ：電光表示画面。Ｄ：ダイオード。 １−ａ：電光表示素子。Ｕ：ユニット。 Ｎ３ニドライブＩＬ １００；異常電圧検知装置。 ２００：異常上ニターランブ。 ３００：異常電圧検知回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数の電光表示素子を配列してユニットを形成し、前記
   ユニットをさらに多数配列して電光表示画面を形成した
   電光表示装置において、前記各電光表示素子の点灯回路
   の異常電圧を検知する異常モニタランプを前記の各ユニ
   ットごとに設けたことを特徴とする大型電光表示装置。