JPS61158012A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はＶＴＲ等に用いられる磁気ヘッドに関するもの
である。

従来の技術 一般に磁気ヘッドのコアにアースが取られていない場合
は、帯磁ノイズが発生し歪率が悪くなるという難点があ
る。そこで従来ヘッド部のコアより、シールドケースに
アースを取る場合は第１図に示すようにヘッド部を構成
するコア固定板（又は固定枠）２にコア１を貼付固定し
、コア固定板２を通じ、板バネ状のバネ体３をコア固定
板２とシールドケース４に接触させて、ケース本体４に
アースをとる方法が採られている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような構成ではコア固定板２及び、バ
ネ体３等の形状も複雑になり、ヘッドを構成する上での
作業効率の低下及び、材料価格高となる。又バネ体と導
電性樹脂を併用し、アースをとっている方法等あるが、
作業効率も悪く、コアブロック部分（コア１、同定板２
、バネ体３、とシールドケース４の保持も複雑になると
いう欠点があった。

本発明は以上のような従来の欠点を解消し、構造が簡単
で組立が容易であり、コアのアースをとることができる
構造を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明はコアの上端部側面に導電性バネ体を介してアー
スを取ると同時にコアブロック部分とシ−ルドケースの
位置決め及び固定を同時に行なうようにしだものである
。

作用 本発明の構造により、構造が簡単になり同時に信頼性の
高い磁気ヘッドを提供することができる。

実施例 以下本発明の一実施例を！２図（ａｌ、、（ｂ）に基い
て説明する。第２図（ａ）は本発明による実施例を示す
正面図、ｆｂ）はその一部断面部分を含む側面図である
。図において１，６は、パーマロイ等の磁性体により形
成されたコア片を多数枚積層したコア、７はサイドシー
ルド板で、洋白等の非磁性体で構成され、コア１，５と
同時に積層するか又はコア１．６に溶接したものである
。６はコア１，５に巻きつけられているコイル部である
。８はシールドブロックである。ここで上記コア１，６
と、シールドケース４の上部の間にバネ体３が挿入され
コア１，５はケース４に電気的に接続されアースが取ら
れるように構成されている。またコアブロック（コア１
、シールド板７、シールドブロック８、コア５及びコイ
ル部６部とシールドケース４との固定もバネ体３により
同時に固定、および位置決めができ、容易に精度を出す
ことができる。

尚コア１もしくは、コア５のどちらか片側のみにバネ体
３を使用し、コア１あるいはコア５側面に、導電性の非
磁性体（シールド板７）を、コア１あるいは５と同時に
積層するか又は溶接することにより、シールドケース４
端面と接触させることによりアースをとると同時に固定
することも容易にできるものである。またシールド板７
を使用しないときは、コアの側面とシールドケースとの
間にバネ体３を介在させる。

発明の効果 本発明による磁気ヘッドはコア又はサイドシールド板の
上端部側面とシールドケース間に導電性バネ体等を介し
てアースを取ることにより同時にコアブロック部とシー
ルドケース部の位置決めおよび固定が容易にでき、フロ
ント部とシールドケースの取付は作業が簡略化され、複
雑なバネ体等の必要もなくコスト低減が図れる等、実用
上の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は従来の磁気ヘッドの分解斜視図、第１図
（ｂ）は一部断面部分を含む正面図である。 第２図（，１は本発明の一実施例における磁気ヘッドの
正面図、第２図（ｂ）はその一部断面部分を含む側面図
である。 １・・・・・・磁気ヘッドコア、２・・・・・・コア固
定板、３・・・・・・バネ体、４・・・・・・シールド
ケース、６・・・・・・磁気ヘッドコア、６・・・・・
・コイル及びボビン端子、７・・・・・・サイドシール
ド板、８・・・・・・シールドブロック。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気ヘッドコア又はサイドシールド板の上端部側
   面とシールドケースとの間に導電性バネ体を介在させて
   アースを取るように構成したことを特徴とする磁気ヘッ
   ド。
2. （２）バネ体によりコアブロックの位置決め及び固定を
   行うよう構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の磁気ヘッド。