JPS6115691B2 - - Google Patents
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- JPS6115691B2 JPS6115691B2 JP56072984A JP7298481A JPS6115691B2 JP S6115691 B2 JPS6115691 B2 JP S6115691B2 JP 56072984 A JP56072984 A JP 56072984A JP 7298481 A JP7298481 A JP 7298481A JP S6115691 B2 JPS6115691 B2 JP S6115691B2
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- elevating
- electromagnet
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- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 4
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
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- 210000005036 nerve Anatomy 0.000 description 2
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Landscapes
- Rehabilitation Tools (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は「カイロプラクテイク」と称せられて
いる脊柱乃至背骨や骨盤の「ゆがみ」、「ねじ
れ」、「ずれ」等の治療に使用される脊柱調整台に
関する。
いる脊柱乃至背骨や骨盤の「ゆがみ」、「ねじ
れ」、「ずれ」等の治療に使用される脊柱調整台に
関する。
背柱乃至背骨や骨盤に「ゆがみ」、「ねじれ」、
「ずれ」等が生ずると、これが神経を圧迫して痛
みが発生し、また、その神経の支配下にある内臓
の働きが弱められて内臓の病気をも誘発すること
がある。
「ずれ」等が生ずると、これが神経を圧迫して痛
みが発生し、また、その神経の支配下にある内臓
の働きが弱められて内臓の病気をも誘発すること
がある。
このような脊柱等の変形に対しては、患者を台
上に置いて脊柱等に対し人体外部より力を加えて
強制的に該変形を矯正するという治療法が採用さ
れている。
上に置いて脊柱等に対し人体外部より力を加えて
強制的に該変形を矯正するという治療法が採用さ
れている。
斯かる治療に用いられる脊柱調整台として、人
体支持台の全部又は要所を昇降可能とし、この昇
降可能部分を上昇位置に置いてこの上に人体の治
療を施すべき個所又はその近傍個所を横たえ、該
人体を介して一定以上の押下げ力を加えると該昇
降可能部分が一定距離落下するようにし、その落
下衝撃によつて治療効果を上げるものがある(例
えば、特開昭55−118749号公報参照)。斯かる昇
降可能部分のための落下装置は、ピン嵌合凹所と
ピン押出し面とを有して前記昇降可能部分から下
方へ延びる突出部材と、該突出部材の方へバネに
よつて押され直線移動するピンを備えている。そ
してこのピンは、前記昇降可能部分が上昇位置に
おかれるとバネ力により前記ピン嵌合凹所に係合
して該昇降可能部分を上昇位置に支持し、上昇位
置に支持された該昇降可能部分に前記一定以上の
押下げ力が加えられると、該ピンはバネ力に抗し
て前記ピン押出し面により押出され、前記昇降可
能部分は落下する。
体支持台の全部又は要所を昇降可能とし、この昇
降可能部分を上昇位置に置いてこの上に人体の治
療を施すべき個所又はその近傍個所を横たえ、該
人体を介して一定以上の押下げ力を加えると該昇
降可能部分が一定距離落下するようにし、その落
下衝撃によつて治療効果を上げるものがある(例
えば、特開昭55−118749号公報参照)。斯かる昇
降可能部分のための落下装置は、ピン嵌合凹所と
ピン押出し面とを有して前記昇降可能部分から下
方へ延びる突出部材と、該突出部材の方へバネに
よつて押され直線移動するピンを備えている。そ
してこのピンは、前記昇降可能部分が上昇位置に
おかれるとバネ力により前記ピン嵌合凹所に係合
して該昇降可能部分を上昇位置に支持し、上昇位
置に支持された該昇降可能部分に前記一定以上の
押下げ力が加えられると、該ピンはバネ力に抗し
て前記ピン押出し面により押出され、前記昇降可
能部分は落下する。
しかしながら斯かる落下装置におけるバネは、
昇降可能部分落下のためにピンがバネ力に抗して
ピン嵌合凹所から押出されるとき、エネルギーを
蓄えることになるので、それだけ抵抗が増大し、
昇降可能部分の落下が円滑に行われないという問
題があつた。更にバネ力を調節する手段は、バネ
力を強めたり弱めたりするようにバネに当接して
前進後退可能のネジ棒であつたので、このネジ棒
を回動させるのに手間どり、バネ力の調節は煩わ
しいものであつた。
昇降可能部分落下のためにピンがバネ力に抗して
ピン嵌合凹所から押出されるとき、エネルギーを
蓄えることになるので、それだけ抵抗が増大し、
昇降可能部分の落下が円滑に行われないという問
題があつた。更にバネ力を調節する手段は、バネ
力を強めたり弱めたりするようにバネに当接して
前進後退可能のネジ棒であつたので、このネジ棒
を回動させるのに手間どり、バネ力の調節は煩わ
しいものであつた。
本発明は、上記従来脊柱調整台における問題点
を解決した脊柱調整台を提供することを目的とす
るものである。
を解決した脊柱調整台を提供することを目的とす
るものである。
この目的は、人体支持台と、前記人体支持台を
支持する中間支持装置と、前記中間支持装置を支
持する支持基体装置とを備え、前記人体支持台は
少なくとも1部が昇降台として形成されており、
前記中間支持装置は前記昇降台を支持するための
昇降支持部を含んでおり該昇降支持部は、前記昇
降台を昇降可能に支持するとともに、該昇降台に
加えられる一定以上の押下げ力により該昇降台を
落下させる落下装置及び落下した該昇降台を持ち
上げる持上げ装置を備えており、前記落下装置
は、ピン嵌合凹所とピン押出し面とを有して前記
昇降台から下方へ延びる突出部材と、前記突出部
材に接近離反可能に配置され電磁石の吸着力によ
り前記部材の方へ移動せしめられるピン駆動部材
と、前記昇降台が上昇位置におかれると前記電磁
石作用のもとに前記ピン駆動部材に押されて前記
ピン嵌合凹所に嵌合して該昇降台を上昇位置に支
持し、上昇位置にある該昇降台が前記押下げ力を
受けると該昇降台を落下させるために前記ピン押
出し面により前記ピン嵌合凹所から押出されるピ
ン装置とを備えていることを特徴とする脊柱調整
台により達成される。
支持する中間支持装置と、前記中間支持装置を支
持する支持基体装置とを備え、前記人体支持台は
少なくとも1部が昇降台として形成されており、
前記中間支持装置は前記昇降台を支持するための
昇降支持部を含んでおり該昇降支持部は、前記昇
降台を昇降可能に支持するとともに、該昇降台に
加えられる一定以上の押下げ力により該昇降台を
落下させる落下装置及び落下した該昇降台を持ち
上げる持上げ装置を備えており、前記落下装置
は、ピン嵌合凹所とピン押出し面とを有して前記
昇降台から下方へ延びる突出部材と、前記突出部
材に接近離反可能に配置され電磁石の吸着力によ
り前記部材の方へ移動せしめられるピン駆動部材
と、前記昇降台が上昇位置におかれると前記電磁
石作用のもとに前記ピン駆動部材に押されて前記
ピン嵌合凹所に嵌合して該昇降台を上昇位置に支
持し、上昇位置にある該昇降台が前記押下げ力を
受けると該昇降台を落下させるために前記ピン押
出し面により前記ピン嵌合凹所から押出されるピ
ン装置とを備えていることを特徴とする脊柱調整
台により達成される。
本発明によれば、落下装置におけるピン駆動部
材は、それが電磁石に接触し、或は該電磁石の直
近にあるときは、該電磁石の吸着作用を強く受
け、従つて上記ピン装置を確実に押して上記ピン
嵌合凹所に係合させて上記昇降台をその上昇位置
に支持するが、該昇降台に押下げ力が加えられ、
ピン装置がピン嵌合凹所から押し出され始め、そ
の結果ピン駆動部材が電磁石から離され始める
と、磁石の一般特性に従い、ピン駆動部材に対す
る該磁石の吸着作用は急激に弱まり、従つてピン
駆動部材及びピン装置はきわめて円滑に後退し、
その結果、昇降台はきわめて円滑に落下しうるの
である。また、上記電磁石の吸着力は既に知られ
ている適宜の磁力調節手段を採用してきわめて容
易確実に調節できるのでこの調節によつて前記昇
降台の落下に対する抵抗をきわめて容易確実に調
節できるのである。
材は、それが電磁石に接触し、或は該電磁石の直
近にあるときは、該電磁石の吸着作用を強く受
け、従つて上記ピン装置を確実に押して上記ピン
嵌合凹所に係合させて上記昇降台をその上昇位置
に支持するが、該昇降台に押下げ力が加えられ、
ピン装置がピン嵌合凹所から押し出され始め、そ
の結果ピン駆動部材が電磁石から離され始める
と、磁石の一般特性に従い、ピン駆動部材に対す
る該磁石の吸着作用は急激に弱まり、従つてピン
駆動部材及びピン装置はきわめて円滑に後退し、
その結果、昇降台はきわめて円滑に落下しうるの
である。また、上記電磁石の吸着力は既に知られ
ている適宜の磁力調節手段を採用してきわめて容
易確実に調節できるのでこの調節によつて前記昇
降台の落下に対する抵抗をきわめて容易確実に調
節できるのである。
以下に本発明の実施例を図面に基き説明する。
図示の脊柱調整台は、人体支持台1と、この支
持台を支持する中間支持装置2と、この支持装置
を支持する支持基体装置3とを備えている。
持台を支持する中間支持装置2と、この支持装置
を支持する支持基体装置3とを備えている。
人体支持台1は、順次配設された頭部台11、
第1昇降台12、胸部台13、第2昇降台14及
び脚部台15とから成る。頭部台11は、この上
に顔を載置したときでも鼻孔及び口をふさがない
為の開口部111を有する。脚部台15は主脚部
台151と副脚部台152とから成り、副脚部台
152は患者の身長に合せて主脚部台151に対
し矢印A方向に引出し、押込み可能となつてい
る。
第1昇降台12、胸部台13、第2昇降台14及
び脚部台15とから成る。頭部台11は、この上
に顔を載置したときでも鼻孔及び口をふさがない
為の開口部111を有する。脚部台15は主脚部
台151と副脚部台152とから成り、副脚部台
152は患者の身長に合せて主脚部台151に対
し矢印A方向に引出し、押込み可能となつてい
る。
中間支持装置2は、第1図、第3図及び第4図
から分かるように、頭部台11を支持するための
頭部台支持部21、第1昇降台12を支持するた
めの第1昇降支持部22、胸部台13を支持する
ための胸部台支持部23、第2昇降台14を支持
するための第2昇降支持部24及び脚部台15を
支持するための脚部台支持部25とから成る。
から分かるように、頭部台11を支持するための
頭部台支持部21、第1昇降台12を支持するた
めの第1昇降支持部22、胸部台13を支持する
ための胸部台支持部23、第2昇降台14を支持
するための第2昇降支持部24及び脚部台15を
支持するための脚部台支持部25とから成る。
支持基体装置3は、頭部台支持部21、第1昇
降支持部22及び胸部台支持部23を支持する第
1支持基体部31と、第2昇降支持部24及び脚
部台支持部25を支持する第2支持基体部32
と、第1支持基体部31及び第2支持基体部32
を両者の間隔を調整可能に連結する連結部33と
からなる。
降支持部22及び胸部台支持部23を支持する第
1支持基体部31と、第2昇降支持部24及び脚
部台支持部25を支持する第2支持基体部32
と、第1支持基体部31及び第2支持基体部32
を両者の間隔を調整可能に連結する連結部33と
からなる。
第1支持基体部31は一対の側板311及びこ
れら側板を連結している底板312を備え、第2
支持基体部32も同様に一対の側板321及び底
板322を備えている。
れら側板を連結している底板312を備え、第2
支持基体部32も同様に一対の側板321及び底
板322を備えている。
頭部台支持部21は第3図に示すように頭部台
11を支持した一対のアーム211(一本のみ図
示)と、側板311下方間に橋渡し固定された係
止軸214と、係止軸214に段階的に係止され
得る円弧支持体212と、該円弧支持体を持上げ
て上記係止を解くことができるペダル装置215
とからなる。前記一対のアーム211の内方端は
側板311間に橋渡し固定された軸210に回動
自在に支持されている。円弧支持体212は上端
が前記アームに回動自在に連結された一対の円弧
状上側部分2121(1本のみ図示)と、この両
上側部分に狭まれた一本の円弧状下側部分212
2とを有し、両者は相互に回動自在に連結される
と共に、上側部分2121の該連結部分には、円
弧内側にストツパー213を設けてあり、これに
よつて該下側部分は円弧外側にのみ回動可能とな
つている。下側部分2122は円弧外側数箇所に
係止用切欠き2123を有して、そのいずれか一
つが係止軸214に係止されうる。ペダル装置2
15はペダル2151と該ペダルを踏むとレバー
機構により上昇する持上げ作用面2152とを備
え、通常は該持上げ作用面が円弧支持体212の
下側部分2122に作用しない。そして、ペダル
2151を踏むことにより、円弧支持体212は
上記持上げ作用面に持上げられ係止軸214との
係止を解かれる。この操作により、適当な係止用
切欠き2123を係止軸214に係止することに
より、頭部台11は所望の角度で保持され得る。
この頭部台の傾斜範囲は水平線より上に略20゜、
下に略40゜位とするのが望ましい。円弧支持体2
12の切欠き2123から係止軸をはずして頭部
台11を最下位置まで回動させたときは、該円弧
支持体の下側部分2122は外側に回転するの
で、その先端が上昇して胸部台13に当たること
はない。
11を支持した一対のアーム211(一本のみ図
示)と、側板311下方間に橋渡し固定された係
止軸214と、係止軸214に段階的に係止され
得る円弧支持体212と、該円弧支持体を持上げ
て上記係止を解くことができるペダル装置215
とからなる。前記一対のアーム211の内方端は
側板311間に橋渡し固定された軸210に回動
自在に支持されている。円弧支持体212は上端
が前記アームに回動自在に連結された一対の円弧
状上側部分2121(1本のみ図示)と、この両
上側部分に狭まれた一本の円弧状下側部分212
2とを有し、両者は相互に回動自在に連結される
と共に、上側部分2121の該連結部分には、円
弧内側にストツパー213を設けてあり、これに
よつて該下側部分は円弧外側にのみ回動可能とな
つている。下側部分2122は円弧外側数箇所に
係止用切欠き2123を有して、そのいずれか一
つが係止軸214に係止されうる。ペダル装置2
15はペダル2151と該ペダルを踏むとレバー
機構により上昇する持上げ作用面2152とを備
え、通常は該持上げ作用面が円弧支持体212の
下側部分2122に作用しない。そして、ペダル
2151を踏むことにより、円弧支持体212は
上記持上げ作用面に持上げられ係止軸214との
係止を解かれる。この操作により、適当な係止用
切欠き2123を係止軸214に係止することに
より、頭部台11は所望の角度で保持され得る。
この頭部台の傾斜範囲は水平線より上に略20゜、
下に略40゜位とするのが望ましい。円弧支持体2
12の切欠き2123から係止軸をはずして頭部
台11を最下位置まで回動させたときは、該円弧
支持体の下側部分2122は外側に回転するの
で、その先端が上昇して胸部台13に当たること
はない。
第1昇降支持部22は第5図に示すように昇降
台12を昇降可能に支持し、落下装置221及び
持上げ装置222を備えている。昇降台12はそ
の両端から下方に延びる部材2210が側板31
1に固定されたフレーム223に可動に嵌合する
ことにより、昇降可能に支持されている。落下装
置221は、第1昇降台12から下方に延びる突
出部材2211と、フレーム223に固定された
電磁石2215と、該電磁石に組合わされて該電
磁石の吸着力により突出部材2211の方へ移動
せしめられる可動ピン駆動部材2214と、該ピ
ン駆動部材と突出部材2211との間に介在する
ピン装置2216とを備えている。突出部材22
11は側部にピン嵌合凹所2212と該凹所の一
部でもあるピン押出し面2213とを有する(第
6図参照)。ピン装置2216は、突出部材22
11に接近離反可能となるように上端をフレーム
223に回動自在に支持されたレバー2216
と、レバー2218の上端部に保持されてピン嵌
合凹所2212に嵌合可能なピン部2217と、
を備えており、レバー2218の自由下端部はピ
ン駆動部材2214に臨んでいる。第1昇降台1
2が上昇位置にあるときは、電磁石2215の吸
着作用によりピン駆動部材2214はピン装置2
216下方を押圧し、よつてピン部2217は突
出部材2211のピン嵌合凹所2212に押圧嵌
合されて、該突出部材(従つて昇降台)は上昇位
置に保持される。そして、第1昇降台12に一定
以上の押下げ力がかかると突出部材のピン押出し
面2213が水平分力によりピン嵌合凹所からピ
ン部2217を電磁石吸着力に抗して押出して嵌
合を解き、第1昇降台を勢いよく落下させる。落
下した第1昇降台12は次に説明する持上げ装置
222により再び上昇位置に持上げられると、電
磁石2215が前述のようにピン駆動部材221
4を吸着して、第1昇降台12は該位置に保持さ
れる。第1昇降台12を落下させるのに要する力
の強さは例えば、変圧器等の適宜の磁力調節装置
により電磁石の吸着力を変化させることによつて
調節できる。また、ピン装置2216上部とフレ
ーム223との間に圧縮バネを設けてピン装置2
216を突出部材2211の方向に押圧し、電磁
石2215によるピン駆動部材2214の押圧力
を補助するようにしてもよい。ただしこの場合
は、前記圧縮バネの強さは電磁石2215が作用
しないときにピン部2217を突出部材2211
のピン嵌合凹所2212に係止せしめて無負荷状
態の昇降台を上昇位置に保持できる最小限の強さ
とすることが望ましい。
台12を昇降可能に支持し、落下装置221及び
持上げ装置222を備えている。昇降台12はそ
の両端から下方に延びる部材2210が側板31
1に固定されたフレーム223に可動に嵌合する
ことにより、昇降可能に支持されている。落下装
置221は、第1昇降台12から下方に延びる突
出部材2211と、フレーム223に固定された
電磁石2215と、該電磁石に組合わされて該電
磁石の吸着力により突出部材2211の方へ移動
せしめられる可動ピン駆動部材2214と、該ピ
ン駆動部材と突出部材2211との間に介在する
ピン装置2216とを備えている。突出部材22
11は側部にピン嵌合凹所2212と該凹所の一
部でもあるピン押出し面2213とを有する(第
6図参照)。ピン装置2216は、突出部材22
11に接近離反可能となるように上端をフレーム
223に回動自在に支持されたレバー2216
と、レバー2218の上端部に保持されてピン嵌
合凹所2212に嵌合可能なピン部2217と、
を備えており、レバー2218の自由下端部はピ
ン駆動部材2214に臨んでいる。第1昇降台1
2が上昇位置にあるときは、電磁石2215の吸
着作用によりピン駆動部材2214はピン装置2
216下方を押圧し、よつてピン部2217は突
出部材2211のピン嵌合凹所2212に押圧嵌
合されて、該突出部材(従つて昇降台)は上昇位
置に保持される。そして、第1昇降台12に一定
以上の押下げ力がかかると突出部材のピン押出し
面2213が水平分力によりピン嵌合凹所からピ
ン部2217を電磁石吸着力に抗して押出して嵌
合を解き、第1昇降台を勢いよく落下させる。落
下した第1昇降台12は次に説明する持上げ装置
222により再び上昇位置に持上げられると、電
磁石2215が前述のようにピン駆動部材221
4を吸着して、第1昇降台12は該位置に保持さ
れる。第1昇降台12を落下させるのに要する力
の強さは例えば、変圧器等の適宜の磁力調節装置
により電磁石の吸着力を変化させることによつて
調節できる。また、ピン装置2216上部とフレ
ーム223との間に圧縮バネを設けてピン装置2
216を突出部材2211の方向に押圧し、電磁
石2215によるピン駆動部材2214の押圧力
を補助するようにしてもよい。ただしこの場合
は、前記圧縮バネの強さは電磁石2215が作用
しないときにピン部2217を突出部材2211
のピン嵌合凹所2212に係止せしめて無負荷状
態の昇降台を上昇位置に保持できる最小限の強さ
とすることが望ましい。
持上げ装置222は、第7図に示すようにフレ
ーム223に固定された正逆回転可能なモーター
2221と、フレーム223に軸支され、モータ
ー2221軸の歯車2220に駆動される歯車2
222と、該歯車の軸に遊嵌され、該歯車によつ
て回転させられるピニオン2223と、該ピニオ
ンに噛み合う、突出部材2211に設けられたラ
ツク2226とを備えている。第7図及び第8図
からわかるように歯車2222とピニオン222
3とは凸部2224,2225をそれぞれ有し、
該凸部の係合により歯車2222の回転はピニオ
ン2223に伝えられる。持上げ装置222は落
下した第1昇降台12を再び上昇位置に持上げる
際に次のように作動する。モーター2221によ
り回転させられた歯車2222は前記凸部222
4,2225の係合によりピニオン2223を回
転させ、この回転がラツク2226を上昇させる
ことにより、第1昇降台12は上昇する。該昇降
台は上昇位置に達すると落下装置221によつて
前述のように保持され、ピニオン2223もその
位置に留まる。この後モーター2221は最初の
回転と同じ角度だけ反転して静止する。この角度
は反転後凸部2224が凸部2225から離れて
当初位置へ復帰するように設定されている。そし
て、前述の落下装置の働きにより第1昇降台12
が一定以上の押下げ力を受けて落下したときは、
ピニオン2223は空回りし、両凸部2224,
2225が当接することにより落下は制止せしめ
られる。この落下制止は、フレーム223上面と
昇降台12の下面との間に、弾性材料製であるこ
とが好ましいストツパー部材2230を介在せし
めることにより行つてもよいことは勿論である。
第1昇降台の上昇及び落下の距離は30mm程度とす
るのが望ましい。
ーム223に固定された正逆回転可能なモーター
2221と、フレーム223に軸支され、モータ
ー2221軸の歯車2220に駆動される歯車2
222と、該歯車の軸に遊嵌され、該歯車によつ
て回転させられるピニオン2223と、該ピニオ
ンに噛み合う、突出部材2211に設けられたラ
ツク2226とを備えている。第7図及び第8図
からわかるように歯車2222とピニオン222
3とは凸部2224,2225をそれぞれ有し、
該凸部の係合により歯車2222の回転はピニオ
ン2223に伝えられる。持上げ装置222は落
下した第1昇降台12を再び上昇位置に持上げる
際に次のように作動する。モーター2221によ
り回転させられた歯車2222は前記凸部222
4,2225の係合によりピニオン2223を回
転させ、この回転がラツク2226を上昇させる
ことにより、第1昇降台12は上昇する。該昇降
台は上昇位置に達すると落下装置221によつて
前述のように保持され、ピニオン2223もその
位置に留まる。この後モーター2221は最初の
回転と同じ角度だけ反転して静止する。この角度
は反転後凸部2224が凸部2225から離れて
当初位置へ復帰するように設定されている。そし
て、前述の落下装置の働きにより第1昇降台12
が一定以上の押下げ力を受けて落下したときは、
ピニオン2223は空回りし、両凸部2224,
2225が当接することにより落下は制止せしめ
られる。この落下制止は、フレーム223上面と
昇降台12の下面との間に、弾性材料製であるこ
とが好ましいストツパー部材2230を介在せし
めることにより行つてもよいことは勿論である。
第1昇降台の上昇及び落下の距離は30mm程度とす
るのが望ましい。
胸部台支持部23は、第3図に示すように胸部
台13を支持し、一対の側板311に回動自在に
取付けられた一対のL字形アーム231(第3図
には一方のみ図示)と、側板311とアーム23
1下端の間に張設された一対のバネ232(一方
のみ図示)と、アーム231の回動を停止させる
保持装置233とを備えている。L字形アーム2
31は曲折部を側板311間に橋渡し固定された
軸に回動自在に取付けられており、下端はバネ2
32で引張られているので、上下に弾力的に揺動
可能となつている。保持装置233は必要に応じ
てこのアーム231の揺動を停止するもので、該
保持装置は、第9図に示すようにアーム231下
端間に渡したシヤフト2310に一端を回動自在
に支持された一対のロツド234と、該ロツドを
摺動自在に支持するボツクスフレーム235と、
該フレーム内に一端を回動自在に軸支された一対
の係止ブロツク236と、該両ブロツクを外側か
ら押圧する一対のバネ237と、ボツクスフレー
ム235内に固定された電磁石238と、一対の
係止ブロツクの中央に位置し、該電磁石により駆
動される突子2381と、該突子を係止ブロツク
236の方向に引張るバネ239とを備えてい
る。ロツド234には適当な長さにわたつて環状
溝が連続的に刻まれている。一対の係止ブロツク
の軸支されていない端部の外側にはロツド234
の前記環状溝に嵌合する尖頭部が、内側には前記
突子2381を係止ブロツク間へ導くための斜面
2361が形成されている。突子2381は電磁
石238が励起されるとバネ239に抗して、該
電磁石の方向に吸着される。ボツクスフレーム2
35は第1支持基体部31の底板312に回動自
在に支持されている(第3図参照)。ロツド23
4はアーム231の揺動につれてボツクスフレー
ム235内を摺動するのであるが、電磁石238
が励起されていないときは、突子2381はバネ
239の作用により、一対の係止ブロツク236
の両斜面2361間から係止ブロツク間に介入し
て両ブロツクを押し拡げる。その結果ブロツク2
36の尖頭部はロツド234の環状溝に嵌合し、
該ロツドの摺動を係止してアーム231及び胸部
台13の揺動を制止せしめる。電磁石が励起され
ると突子2381はバネ239に抗して引き戻さ
れ、ブロツク236は両側のバネ237の押圧力
により閉じるように回動してロツドとの嵌合を解
き、アーム231及び胸部台13は揺動可能とな
る。ボツクスフレーム235は回動可能に支持さ
れているので、ロツド234の摺動に伴う該ロツ
ドとアーム231との角度変化が可能である。
台13を支持し、一対の側板311に回動自在に
取付けられた一対のL字形アーム231(第3図
には一方のみ図示)と、側板311とアーム23
1下端の間に張設された一対のバネ232(一方
のみ図示)と、アーム231の回動を停止させる
保持装置233とを備えている。L字形アーム2
31は曲折部を側板311間に橋渡し固定された
軸に回動自在に取付けられており、下端はバネ2
32で引張られているので、上下に弾力的に揺動
可能となつている。保持装置233は必要に応じ
てこのアーム231の揺動を停止するもので、該
保持装置は、第9図に示すようにアーム231下
端間に渡したシヤフト2310に一端を回動自在
に支持された一対のロツド234と、該ロツドを
摺動自在に支持するボツクスフレーム235と、
該フレーム内に一端を回動自在に軸支された一対
の係止ブロツク236と、該両ブロツクを外側か
ら押圧する一対のバネ237と、ボツクスフレー
ム235内に固定された電磁石238と、一対の
係止ブロツクの中央に位置し、該電磁石により駆
動される突子2381と、該突子を係止ブロツク
236の方向に引張るバネ239とを備えてい
る。ロツド234には適当な長さにわたつて環状
溝が連続的に刻まれている。一対の係止ブロツク
の軸支されていない端部の外側にはロツド234
の前記環状溝に嵌合する尖頭部が、内側には前記
突子2381を係止ブロツク間へ導くための斜面
2361が形成されている。突子2381は電磁
石238が励起されるとバネ239に抗して、該
電磁石の方向に吸着される。ボツクスフレーム2
35は第1支持基体部31の底板312に回動自
在に支持されている(第3図参照)。ロツド23
4はアーム231の揺動につれてボツクスフレー
ム235内を摺動するのであるが、電磁石238
が励起されていないときは、突子2381はバネ
239の作用により、一対の係止ブロツク236
の両斜面2361間から係止ブロツク間に介入し
て両ブロツクを押し拡げる。その結果ブロツク2
36の尖頭部はロツド234の環状溝に嵌合し、
該ロツドの摺動を係止してアーム231及び胸部
台13の揺動を制止せしめる。電磁石が励起され
ると突子2381はバネ239に抗して引き戻さ
れ、ブロツク236は両側のバネ237の押圧力
により閉じるように回動してロツドとの嵌合を解
き、アーム231及び胸部台13は揺動可能とな
る。ボツクスフレーム235は回動可能に支持さ
れているので、ロツド234の摺動に伴う該ロツ
ドとアーム231との角度変化が可能である。
第2昇降支持部24は前記第1昇降支持部22
と全く同様の構造を有し、同様に作動するので説
明を省略する。
と全く同様の構造を有し、同様に作動するので説
明を省略する。
脚部台支持部25は、第4図に示ように脚部台
15を支持し、一対の側板321に回動自在に取
付けられた一対の「ヘ」字型アーム251と、該
アームの短辺に取付けられたバネ252と、該ア
ームの長辺に回動自在に取付けられた突上げロツ
ド254と、該突上げロツドを動かす駆動部25
3とを備えている。「ヘ」字型アーム251は曲
折部を側板321間に橋渡し固定された軸に回動
自在に取付けられており、バネ252は側板32
1間に橋渡し固定された軸と、該アームの短辺端
部との間に張設されている。駆動部253は側板
321間に橋渡し固定された軸に回動自在に取付
けられたブレーキ付モーター及びこれに駆動され
るピニオンを備えている。突上げロツド254に
は該ピニオンに噛み合うラツクが設けられてい
る。したがつて、駆動部253のブレーキ付モー
ターを正逆回転又は静止させることにより、アー
ム251及び脚部台15の上昇、下降又は静止が
可能である。またバネ252は脚部台15の重量
及び該台にかかる負荷に対して、アーム251下
端を引張るように作用し、駆動部にかかる負担を
軽減する。脚部台15は水平方向に対して±30゜
程度動くようにするのが望ましい。さらに、脚部
台15は駆動の途中で水平方向に対して約8゜上
昇した所で2〜3秒停止することにより、その位
置を容易に確認できる。その位置は人体支持台1
上に伏臥した人体の脚部にとつて最も自然な曲が
り具合を表わしている。この駆動途中における停
止はモーターを含む電気回路中にリミツタスイツ
チ及びタイヤー等適宜の手段を組み合せることに
より実現される。
15を支持し、一対の側板321に回動自在に取
付けられた一対の「ヘ」字型アーム251と、該
アームの短辺に取付けられたバネ252と、該ア
ームの長辺に回動自在に取付けられた突上げロツ
ド254と、該突上げロツドを動かす駆動部25
3とを備えている。「ヘ」字型アーム251は曲
折部を側板321間に橋渡し固定された軸に回動
自在に取付けられており、バネ252は側板32
1間に橋渡し固定された軸と、該アームの短辺端
部との間に張設されている。駆動部253は側板
321間に橋渡し固定された軸に回動自在に取付
けられたブレーキ付モーター及びこれに駆動され
るピニオンを備えている。突上げロツド254に
は該ピニオンに噛み合うラツクが設けられてい
る。したがつて、駆動部253のブレーキ付モー
ターを正逆回転又は静止させることにより、アー
ム251及び脚部台15の上昇、下降又は静止が
可能である。またバネ252は脚部台15の重量
及び該台にかかる負荷に対して、アーム251下
端を引張るように作用し、駆動部にかかる負担を
軽減する。脚部台15は水平方向に対して±30゜
程度動くようにするのが望ましい。さらに、脚部
台15は駆動の途中で水平方向に対して約8゜上
昇した所で2〜3秒停止することにより、その位
置を容易に確認できる。その位置は人体支持台1
上に伏臥した人体の脚部にとつて最も自然な曲が
り具合を表わしている。この駆動途中における停
止はモーターを含む電気回路中にリミツタスイツ
チ及びタイヤー等適宜の手段を組み合せることに
より実現される。
連結部33は、第1図に示すように第1支持基
体部31の底板312に固定された駆動部331
と、第2支持基体部32の底板322に一端を固
定されたラツク332と、同じく底板322に一
端を固定された一対の支持ロツド333と、該ロ
ツドの他端を支持する端部支持体334と、第1
支持基体部31に固着されたスライダー335と
を備えている。駆動部331はモーター及び該モ
ーターに連結されたピニオンを有し、ラツク33
2は第1支持基体部の方に延びて前記ピニオンと
噛合する。支持ロツド333は第2支持基体部3
2及び端部支持体334により両端を支持され、
スライダー335を摺動自在に貫通することによ
り第1支持基体部31を摺動自在に支えている。
したがつて、駆動部331のモーターを正逆回転
させることにより、第1支持基体部31はピニオ
ンとラツク332により駆動され、支持ロツド3
33上を摺動し、第2支持基体部32に対して接
近又は離反する。
体部31の底板312に固定された駆動部331
と、第2支持基体部32の底板322に一端を固
定されたラツク332と、同じく底板322に一
端を固定された一対の支持ロツド333と、該ロ
ツドの他端を支持する端部支持体334と、第1
支持基体部31に固着されたスライダー335と
を備えている。駆動部331はモーター及び該モ
ーターに連結されたピニオンを有し、ラツク33
2は第1支持基体部の方に延びて前記ピニオンと
噛合する。支持ロツド333は第2支持基体部3
2及び端部支持体334により両端を支持され、
スライダー335を摺動自在に貫通することによ
り第1支持基体部31を摺動自在に支えている。
したがつて、駆動部331のモーターを正逆回転
させることにより、第1支持基体部31はピニオ
ンとラツク332により駆動され、支持ロツド3
33上を摺動し、第2支持基体部32に対して接
近又は離反する。
以上説明したようにこの発明によれば、昇降台
は落下装置のピン部とピン嵌合凹所との係止によ
り上昇位置に保たれ、該係止に必要な力が電磁石
の吸着作用によるものであるから、一担係止が解
かれると電磁石に吸着されていた部材が該電磁石
から離れることにより、急激に吸着力が働かなく
なるので、昇降台はきわめて円滑に落下し得る。
は落下装置のピン部とピン嵌合凹所との係止によ
り上昇位置に保たれ、該係止に必要な力が電磁石
の吸着作用によるものであるから、一担係止が解
かれると電磁石に吸着されていた部材が該電磁石
から離れることにより、急激に吸着力が働かなく
なるので、昇降台はきわめて円滑に落下し得る。
落下装置において、上部を回動自在にに軸支さ
れたピン装置を用いる場合には、テコの原理が働
くので昇降台をその上昇位置に保持するための電
磁石のパワーはそれだけ小さくてすみ、電磁石の
小型化を達成でき、また、落下の際ピンの係止解
除に伴うピン装置各部の動きが回転運動となるの
で、ガイド中を部材が摺動直線運動する機構と比
較すれば摩擦低抗が減少し、係止解除が無理なく
行われる。さらに、上記電磁石の吸着力は変圧器
等適宜の磁力調節手段を採用して調節可能である
ので、この調節によつて、前記昇降台の落下に対
する抵抗をきわめて容易且つ確実に調節できる。
れたピン装置を用いる場合には、テコの原理が働
くので昇降台をその上昇位置に保持するための電
磁石のパワーはそれだけ小さくてすみ、電磁石の
小型化を達成でき、また、落下の際ピンの係止解
除に伴うピン装置各部の動きが回転運動となるの
で、ガイド中を部材が摺動直線運動する機構と比
較すれば摩擦低抗が減少し、係止解除が無理なく
行われる。さらに、上記電磁石の吸着力は変圧器
等適宜の磁力調節手段を採用して調節可能である
ので、この調節によつて、前記昇降台の落下に対
する抵抗をきわめて容易且つ確実に調節できる。
また、実施例に示したように、胸部台をバネに
より弾力的に支持した場合には、昇降台の落下の
際に胸部台は該落下につれて下降し、患者の身体
への不必要な衝撃を緩和して落下作用を安全にす
ることができる。さらに胸部台を保持装置によ
り、静止して保持できるようにもした場合には、
患者の本装置への乗降りの際には胸部台を静止し
て乗降りを容易にすることができる。
より弾力的に支持した場合には、昇降台の落下の
際に胸部台は該落下につれて下降し、患者の身体
への不必要な衝撃を緩和して落下作用を安全にす
ることができる。さらに胸部台を保持装置によ
り、静止して保持できるようにもした場合には、
患者の本装置への乗降りの際には胸部台を静止し
て乗降りを容易にすることができる。
実施例の如く頭部台と脚部台をアームの軸を中
心に揺動できるようにし、第1支持基体部と第2
支持基体部とを連結部により間隔の調整可能に連
結するときには、患者を体型や症状に応じて支持
することができる。
心に揺動できるようにし、第1支持基体部と第2
支持基体部とを連結部により間隔の調整可能に連
結するときには、患者を体型や症状に応じて支持
することができる。
昇降支持部は実施例に示したものに限らず、全
ての台について採用することが可能である。人体
支持台は上記実施例の如く分割せず、全体を一体
的に且つ小型に形成して全体のコンパクト化を図
ることも可能である。
ての台について採用することが可能である。人体
支持台は上記実施例の如く分割せず、全体を一体
的に且つ小型に形成して全体のコンパクト化を図
ることも可能である。
以上のように本発明は従来の脊柱調整台におけ
る問題点を解決した脊柱調整台を提供するもので
ある。
る問題点を解決した脊柱調整台を提供するもので
ある。
図は本発明の一実施態様を示すもので、第1図
は全体正面図、第2図は全体平面図、第3図は頭
部台、第1昇降台及び胸部台をこれらに対応する
支持部を介して第1支持基体部に取付けた状態を
示す一部断面の正面図、第4図は第2昇降台及び
脚部台をこれらに対応する支持部を介して第2支
持基体部に取付けた状態を示す一部断面の正面
図、第5図は第1昇降支持部の要部を第1昇降台
と共に示す一部断面の側面図、第6図は突出部材
のピン嵌合凹所及びピン押出し面を示す斜面図、
第7図は第1昇降支持部の要部を第1昇降台の一
部と共に示す一部断面の正面図、第8図は持上げ
装置の歯車の斜面図、第9図は胸部台支持部の保
持装置の一部断面の平面図である。 1……人体支持台、2……中間支持装置、3…
…支持基体装置、12……第1昇降台、14……
第2昇降台、22……第1昇降支持部、24……
第2昇降支持部、221……落下装置、222…
…持上げ装置、2211……突出部材、2212
……ピン嵌合凹所、2213……ピン押出し面、
2214……ピン駆動部材、2215……電磁
石、2216……ピン装置。
は全体正面図、第2図は全体平面図、第3図は頭
部台、第1昇降台及び胸部台をこれらに対応する
支持部を介して第1支持基体部に取付けた状態を
示す一部断面の正面図、第4図は第2昇降台及び
脚部台をこれらに対応する支持部を介して第2支
持基体部に取付けた状態を示す一部断面の正面
図、第5図は第1昇降支持部の要部を第1昇降台
と共に示す一部断面の側面図、第6図は突出部材
のピン嵌合凹所及びピン押出し面を示す斜面図、
第7図は第1昇降支持部の要部を第1昇降台の一
部と共に示す一部断面の正面図、第8図は持上げ
装置の歯車の斜面図、第9図は胸部台支持部の保
持装置の一部断面の平面図である。 1……人体支持台、2……中間支持装置、3…
…支持基体装置、12……第1昇降台、14……
第2昇降台、22……第1昇降支持部、24……
第2昇降支持部、221……落下装置、222…
…持上げ装置、2211……突出部材、2212
……ピン嵌合凹所、2213……ピン押出し面、
2214……ピン駆動部材、2215……電磁
石、2216……ピン装置。
Claims (1)
- 1 人体支持台と、前記人体支持台を支持する中
間支持装置と、前記中間支持装置を支持する支持
基体装置とを備え、前記人体支持台は少なくとも
1部が昇降台として形成されており、前記中間支
持装置は前記昇降台を支持するための昇降支持部
を含んでおり該昇降支持部は、前記昇降台を昇降
可能に支持するとともに、該昇降台に加えられる
一定以上の押下げ力により該昇降台を落下させる
落下装置及び落下した該昇降台を持ち上げる持上
げ装置を備えており、前記落下装置は、ピン嵌合
凹所とピン押出し面とを有して前記昇降台から下
方へ延びる突出部材と、前記突出部材に接近離反
可能に配置され電磁石の吸着力により前記部材の
方へ移動せしめられるピン駆動部材と、前記昇降
台が上昇位置におかれると前記電磁石作用のもと
に前記ピン駆動部材に押されて前記ピン嵌合凹所
に嵌合して該昇降台を上昇位置に支持し、上昇位
置にある該昇降台が前記押下げ力を受けると該昇
降台を落下させるために前記ピン押出し面により
前記ピン嵌合凹所から押出されるピン装置とを備
えていることを特徴とする脊柱調整台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56072984A JPS57188254A (en) | 1981-05-14 | 1981-05-14 | Spine adjusting table |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56072984A JPS57188254A (en) | 1981-05-14 | 1981-05-14 | Spine adjusting table |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57188254A JPS57188254A (en) | 1982-11-19 |
JPS6115691B2 true JPS6115691B2 (ja) | 1986-04-25 |
Family
ID=13505157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56072984A Granted JPS57188254A (en) | 1981-05-14 | 1981-05-14 | Spine adjusting table |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57188254A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210002639A (ko) | 2018-05-17 | 2021-01-08 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 강판 및 법랑 제품 |
KR20220137749A (ko) | 2020-03-27 | 2022-10-12 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 강판 및 법랑 제품 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01159849U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-06 | ||
JPH07344U (ja) * | 1993-04-09 | 1995-01-06 | 充博 風間 | 身体の矯正・整体・運動が兼用できる健康器具 |
JP2808071B2 (ja) * | 1993-08-25 | 1998-10-08 | 淳治 関 | 骨盤運動装置 |
-
1981
- 1981-05-14 JP JP56072984A patent/JPS57188254A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210002639A (ko) | 2018-05-17 | 2021-01-08 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 강판 및 법랑 제품 |
KR20220137749A (ko) | 2020-03-27 | 2022-10-12 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 강판 및 법랑 제품 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57188254A (en) | 1982-11-19 |
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