JPS611566A - ブレーキ力倍力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアンチスキッド装置を配属されたブレーキ力倍
力装置、特に多系統型ブレーキ力倍力装置であって、圧
力供給装置からの圧力を制御するためのブレーキ弁を備
えた距離／コーミレータを有１７でいる形式のものに関
する。

従来の技術 ブレーキ力倍力装置及び多系統型ブレーキ力倍力装置は
一般的に公知である（ドイツ連邦共和国特許出願公開第
２５３１２６＋号及び第２９２５４７８号及び第３１５
１２９２号の各明細書参照）。これらの公知ブレーキ力
倍力装置においては、一方のブレーキ回路系統が閉じら
れ、他方のブレーキ回路系統が一般的には開かれたブレ
ーキ回路系統とビで形成されている。

この開いたブレーキ回路系統は、制御弁又はプレ・−キ
弁を介して制御される、圧力供給機構からの蓄力器圧力
によって直接に負荷される。圧力供給機構の故障時には
この開いたブレーキ回路系統が閉じたブレーキ回路系統
になる。一般的にこの閉じたブレーキ回路系統は、ブレ
ーキペダルによって操作されろペダルプランツヤに装着
されたリングピストンを有している。

発明の課題 本発明はアンチスキッド装置と扱続されたブレーキ力倍
力装置を改良して、アンチスキッド機能のためにも働く
内蔵構成部材として少なくとも直接にアンチスキッド機
構内にそう着可能とし、それによってアンチスキッド装
置の許容可能な出力において、その経費及び構造費用を
著しく減少せしめられたコンビイ・−７ヨンシステムと
しての［ブレーキ力倍力装置兼アンチスキッド装＃（所
謂内蔵アンチスキッド装置）］を捉供することを課題と
している。

課題を解決するための手段 上記の課題は本発明によれば、少なくとも２つのプｌ／
−ギ回路系統を有し、一方の開いたブレーキ回路系統内
では前記ブレーキ弁によって圧力が制御形成され、他方
の、閉じたブレーキ回路系統内では、該系統のマスタブ
レーキシリンダピストンへの圧力作用の制御によってア
ンチスキッド川力調整が行なわれることによって解決さ
れた。

発明の作用及び利点 上記の特徴的構成を有する本発明のブレーキ力倍力装置
によれば、各アンチスキッド制御機能の少なくとも幾つ
か、即ち圧力上昇、圧力保持及び／又は圧力低下の各作
用をブレーキ力倍力装置の範囲内に置き換え可能であり
、それによって該ブレーキ力倍力装置が２重の機能を行
なうことになり有利である。この場合本発明においては
、適切なアンチスキッド信号に基づいての圧力低下にお
いて、ブレーキ力倍力装置内の然るべきマスタブレーキ
シリンダピストンが、相応して強力に作用する制御力、
即ち蓄力器圧力下にある圧力媒体の制御によって戻し動
かされ、それによって特に低いブレーキ圧においてアン
チスキッド作用のための圧力減少の速度がより迅速であ
るという利点を有する。一般的にピストン運動にはブレ
ーキ圧の他にもう１つの戻し作用成分としての付加的な
ばね力が作用し、しかしこの両成分は低い圧力範囲では
比較的に小さく、従って特に低い温度ではアンチスキッ
ド制御のだめには小さ過ぎる圧力減少速度が形成されて
しまう。この点に関して本発明は確実な解決を可能にし
、特別の場合にはブレーキ力倍力装置に内蔵されたイ」
加的な補助ピストンが配設され、この補助ピストンは相
応した過剰応力を以ってマスタプレーキノリングピスト
ン運動に作用する。

更に本発明によれば小さな圧力範囲のためにも同様に、
ペダルプランジャの構造と、゛アンチスキッド制御信号
に反応するマスタブレーキシリンダピストンに対する該
プラン、ツヤの空間的配属とが、圧力調整範囲内で両者
間に接触が形成されるように相互設定されており、それ
によって必要な場合にはアンチスキッド作用のために、
被ダルシランジャと延いてはブレーキぜダルの戻し作用
のための圧力調整が直接に行なわれる。これによって運
転者は各アンチスキッド制御機能の導入及びブレーキに
ダルに関する直接の情報を得ることができる。

更に本発明においてはその作動が確実でありかつ、アン
チスキッド機能のために閉じたブレーキ回路系統を開放
する必要がなく有利である。

圧力供給機構の故障時には伝達飛躍が行なわれ、しかし
開いた回路系統の故障時には著しいペダル運動距離損失
が生じないようになっている。

更に１次ピストンによってペダルプランジャが錠止され
ることも有利であυ、この１７次ピストンは被ダルプラ
ンジャによって貫通されかつ開いたブレーキ回路系統に
配属されており、このブレーキ回路系統内ではブレーキ
弁を介して圧力供給機構からの圧力が直接に制御形成さ
れる。

本発明によればブレーキ力倍力装置とアンチスキッド装
置どの完全作動可能な組合せが確保され、しかもこの際
に構成要素全体の出力特性は許容可能な範囲であり、か
つ同時に回転数検出器から各電磁弁及び場合によっては
制御通路も含めた、必要なアンチスキッド装置構成要素
の数を著し２く減少可能であり、更に十分な走行安定性
と操縦性及び確実な制動距離とが維持され得る。寸だ本
発明は従来のブレーギ回路系統分配形式にも使用可能で
ありまた、軸によつ−Ｃ分割されてそれぞれ前輪軸と後
輪軸との範囲のために別個に、寸だ対角的なブレ−キ回
路系統分配のためにも使用可能であり、この場合例えば
各前輪用ブレーキシリンダが相異なるブレーキ回路系統
に配属される。

実施態様 本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲の各従属項に
記載した通りである。この場合、アンチスキッド作用時
のための圧力調整及び制御は公知の制御アルゴリズｌ、
によって行なわれ得、寸だ場合によってはマスタプレ・
−ギ／リンダピストンの摺動量を捕捉すべき運動量発信
器からの信号によって補記されて制御が行なわれる。

本発明の有利１．「］実実施様によれば独立した後輪軸
制御を行なう場合には追従制御弁が配設され、それによ
って両方の後輪軸ブｌ／−キシリングが］７本の通路を
以って制御され、またこの制御作用のためにブｌ／−ギ
圧を伝達すべきブレーキ回路系統の故障時には当該系統
のマスタブし・−キシリ／グピストンの運動距離検出に
よって機械的に弁の切換えが行なわれ、それによ−）て
他方のザレーキ回路系統の少なくとも一方の後輪に全ブ
レーキ圧が供給される。

実施例 第１図には２系統型タンデム・マスタシリンダ１０がブ
レーキ力倍力装置と共に示されて訃り、このマスタシリ
ンダ１０にはブレーキペダル１１を介して操作される・
くダルブランツヤ１２が同軸的に配置されている。図示
のタンデム・マスタシリンダ１０は多段マスクンリンダ
として形成されているが、両方のマスタブレーキシリン
ダピストン１３（閉じたブレーキ回路系統Ｉ用）及び１
４（開いたブレーキ回路系統■用）のための−貫して同
じ大きさの孔を有していてもよい。第１図には更に全体
として、圧力供給機構２０と油圧式のブレーキ力倍力装
置３０と、該ブレーキ力倍力装置３ｏに後接続されてア
ンチスキッド制御機能を行なうだめの弁ゾロツク４０と
が示されておシ、この際にＹ常ブレーキ時のためにもブ
レーキ力倍力装置からの圧力供給が、前左輪（ＶＬ）、
前右輪（ＶＲ）及び、後輪軸（ＨＡ）又は分割された後
左＠（Ｈし）と後右輪（１−ＩＲ）の各車輪ザＬ／　　
４ノリングへ向けて、この場合には開放位置に接続され
る、弁ブロック４０のアンチスキッド用電磁弁を介して
送られる。それぞれのアンチスキッド用電磁弁は走行路
の状態又は車輪の反応に応じて、少なくとも１つの車輪
のセンサから入力信号を供給される論理制御電子回路か
らの制御のもとで、両方のブレーキ回路系統１．■（場
合によってはもつと分割されている）内の圧力を個々の
車輪の車輪ブレーギシリンダに対して適切に適応形成す
る。

当然ながら本発明は第１図に例として示されたブレーキ
力倍力装置に限定されるものではなく、アンチスキッド
作用時の圧力媒体減圧が、マスタブレーキシリンダピス
トンの制御された戻り運動によって可能であるような距
離７ユミ１、／−夕を備えたブレーキ力倍力装置の全て
の可能実施形に使用可能である。

マスクンリング１０内の後方又は１次のマスタプレーキ
ンリンダピストン１４はリングピストンとして形成され
、ブレーキペダルｌ］によって中間ゾレート］５を介し
て動かされるペダルプシンツヤ１２によって貫通されて
いる。このリングピストン１４はそのマスタ゛タレーギ
シリンダ１０の所属部分内に摺動可能に配置されており
、その内面を以って、通路１７を介してブレーキ力倍力
装置のブレーキ又は制御弁１８に接続された第１の圧力
室１６を制限形成している。図示の例ではこの制御弁１
８がタンデムマスタブレーキ／リング］０の軸線の外側
に、しかし該シリンダに対して軸線平行に配置されてい
る。制御弁及びペダルプランジャ１２の操作はプレート
１５を介してブレーキ（ダルによって行なわれ、とのプ
レート１５には更に、ペダル運動距離の位置測定のだめ
に第１の位置監視切換え器Ｓ２ど協動するピン１９が固
定されている。このプレート１５は更に距離制限ばね２
］を介して、制御弁１８の操作のための弾性支承された
スライダ２２を支承しており、それによってここで、開
かれたブレーキ回路系統■の作業室（圧力室）］、６内
へ圧力供給機構２０から送られる貯蔵圧を適切に制御形
成することによって、公知の距離シュミレータの機能が
形成される。圧力供給機構２０は蓄力器２４を備えたポ
ンプ２３を有しかつ、油圧式の接続導管２５ど逆止め弁
２６どを介してブレーキ（制御）弁１８に接続されてい
る。

閉じたブレーキ回路系統１のための前方のマスタブレー
キシリンダピストン１３は、図示の出発位置では、スト
ック又は後充填容器２８と自らのマスタシリンダ作業室
２９との間の接続部（開口２７）を開放保持している。

この作業室２９には油圧式の圧力導管ａを介して閉じた
ブレーキ回路系統ｌが接続されている。

本発明によれば一アンチスギソド制御機能の作用時に、
閉じたブレーキ回路系統１のマスタプレーキンリンダピ
ストン１３を迅速に戻し案内するための各手段か配設さ
れており、この手段によって、その迅速な戻し案内と閉
じたブレーキ回路系統Ｉに接続された個々の車輪ブｌ／
−キ／リングにおける相応した減圧形成とのだめに、マ
スタブレーギンリンダ１３に配属された圧力面に、全蓄
力器圧力が作用せしめられる。

図示の実施例でけ蓄力器圧力の切換えのための補助回路
３１が配設されでおり、この補助回路３１は、タンデム
マスタンリング１０に付加的に配置され有利には一体的
に内蔵された圧力室３２を有し、この圧力室３２内で補
助ピストン３３が、所属のグレロードばね３４によって
図示の位置に保持されている。この補助ピストン３３は
ピストン棒形状の延長部３５を以って、マスタシリンダ
作業室２９とその圧力室３２との間の仕切り壁３６を貫
通し、かつ該延長部３５の前端部３７はマスタプレーキ
ンリンダピストン１３に当付けられている。

この補助回路３１は切換え用電磁弁３８を有し、該弁３
８はアンチスキッド用弁ブロック４０の範囲内に配置さ
れ、ブレーキ回路系統内の減圧が必要な場合に蓄力器圧
力用の分岐導管２５ａを介して圧力室３２に全蓄力器圧
力を供給する。

通常ブレーギ時には従来通シ、、閉じたブレーキＩＥｌ
路系ａ　Ｉのためのマスタグレーキンリンダ１３への圧
力負荷が、１次の圧力室１６内にブレーキ弁］δによっ
て制御形成される圧力によって行なわれ、また同時に−
〈ダルシランツヤ延長部１２ａはマスタブレーキシリン
ダ上０ストン１３の後方の抑圧部分１３ａに対して僅か
な距離を以って位置しており、それによって圧カニ不ル
ギの損失時に少なくとも閉じたブレーキ回路系統Ｉ内に
非常ブレーギ作用のための圧力が形成され得る。

弁ブロツク４０内のアンチスキッド制御弁の構造と配置
とは以丁の通りである。開いたブレーキ回路系統■内に
は３ポ一ト３位置方向制御弁３９が配置されておυ、こ
の弁３９は第１図に示された全体構造への有利な適合配
設によってブレーギカ配分のため、図示の例では後輪軸
１−ＩＡの３つの種々異゛なるアンデスキッド制御機能
を１とめて行なうために働く。壕だ前輪軸の各前輪プレ
ーヤ／リンダＶＬとＶＲとのためにはイねそれ１つの即
純な切換え弁、即ち２ポート２位置方向制御弁４、ｌａ
、４］ｂが配設されており、更に制御ビスＩ・ン・補助
回路を切換えるべき電磁弁３８は３ｄＦ−１−２位置制
御電磁弁であって、蓄力器圧力を補助回路３１の圧力室
３２に供給するか又は、平常ブレーキ時にはこの圧力室
３２を圧力媒体戻し管に接続せしめる。

次に第１図の２系統型タンデム・マスタブレーキシリン
ダの作動形式を述べる。

後輪軸範囲において作動せしめられるアンチスキッド制
御機能は公知なので詳説しない。、閉じたブレーキ回路
系統■内での圧力低下のためのアンチスキッド制御信号
が発つせられると、補助回路３１内の３ポ一ト２位置方
向制御電磁弁３８が切換えられて蓄力器圧力が補助ピス
トン３３に作用し、この補助ピストンが相応したノＪと
速度を以って当該ブレーキ回路系統１のマスタブレーキ
シリンダピストン１３を押し戻しそれによって所望の減
圧が行なわれる。当然ながらその都度のアンチスキッド
制御信号に応じて両制御通路の一方又は両方内で圧力減
少が行なわれてもよく、後者の場合２，１Ｆ−ト２位置
方向制御弁４１ａ、４１ｂが開放（通過）位置に切換え
られて留まり、前者の場合には相応した２ボー１□　２
位置方向制御電磁弁４１８又は４１ｂが保持位置に切換
えられる。従って各前輪ブレーキ／リングＶＬ　、ＶＲ
のために別個に所望の圧力調整としてのδつのアンチス
キッド制御機能がそれぞれ、内蔵されたブレーキ力倍力
装置構造体との関係において実施されており、即ち第１
図の例では従来のブレーキ回路系統分割における所謂３
通路式アンチスキッド制御として実施されている。

当然ながら各圧力調整ゾロセスを適切に規定形成しかつ
（又は）ブレーキ回路系統の故障を検出するために、位
置検出器Ｓ２又はマスタブレーキシリンダ１ピストン１
３に配属された位置検出器Ｓ１の、相応してアナログ式
又はデノタル式に評価可能な各出力信号が評価され得る
。

更に本発明の範囲内ではマスタブレーキ／リングピスト
ン１３の、圧力室１Ｇに向い合った一次側が、例えばペ
ダルシランジャ延長部１２ａによって貫通された仕切シ
壁によって閉鎖されており、これによってマスタブレー
キ／リングピストン１３の一次側に形成された別の圧力
室内に圧力が別の方法で制御形成されるようにすること
も可能である。更に可能な有利な構造においては、蓄力
器圧力の欠損時にリングピストン１４を、該ピストン１
４を貫通する被ダルプランジャ１２によって蓄力器圧力
に応じて錠１」−するために、例えば半径方向可動な、
蓄力器圧力の作用のもとで直接に又は付加的な調節ピス
トンを介して可動な錠止部材を配設し、この錠止部材に
よってリングピストン１４と”ダルブランクヤ１２との
嵌合接続を、ケーシング内部の通路４２を介して該リン
グピストン１４の範囲内に達する蓄力器圧力の欠損発生
時に形成せしめることが可能である。

図示の実施例では減圧としてのアンチスキッドＩ制御機
能に基づいて補助ピストン３３を介してマスタブレーキ
シリンダピストン］−３への作用が行なわれると、小さ
な圧力範囲において該ビスｊ・ン１３がペダルプランジ
ャ１２と接触せしめられるので、その圧力調整の作動が
、運転者がブレーキ弁１８を継続的に制御保持し、導入
されたアンチスキッド制御機能によってマスタブレーキ
ー／リンダピストン１３の後方端部が被ダルブランクヤ
延長部に当接せしめられた時に、ブレーキにダル１１に
相応し７て発生する振動を介して運転者によって直接に
検知可能である。

第２図に示された実施例ではブレーキ力倍力装置の基本
構造は第１図の例と同じである。異なるのはアンチスギ
ソド用弁ブロック４−　Ｏａであり、これは対角的なブ
レーキ回路系統分割のための４通路形構造として適して
いる。この場合の通路分配は、弁ブロック４０ａの各圧
力導管出口に示されたように形成されており、即ち３ボ
ー１−３位置方向制御弁３９ａは前右輪（ＶＲ）の車輪
プレーギシリンダの制御のために働き、まだ２ポート２
位置方向制御井４１Ｃの出口は前左輪（ＶＬ）の車輪ブ
レーキシリンダの圧力調整のために働く。そして更にブ
レーキ回路系統Ｉには平行分岐によって別の２ｓｒ−ト
２位置方向制御弁４１ｄが接続されており、この弁４１
ｄはこの場合後輪軸範囲全体の圧力保持及び圧力上昇に
よるアンチスキンド制御機能のために働く。間に接続さ
れた標準圧調節器４３と、補完的に配置された追従制御
弁４４の片側とを介して、ブレーキ回路系統Ｉにおいて
制御形成された圧力が後輪ブレーキシリンダＨＲに達つ
し、壕だ他方の後輪ブレーキシリンダ１−１ｍへの圧力
は開いたブレーキ回路系統Ｉから圧力分配導管４５を介
して案内されるのであるが前記の後右輪ブレーキ／リン
グのための制御作用の支配下にある。

追従制御弁４４の作用は、該弁４４の左側の圧力（車輪
ブレーキシリンダ）ＩＲに向う）の減退時に、車輪ブレ
ーキシリンダＨＬのためにも相応１７た減圧を作用せし
めることであ！１１（後輪軸のための共同のアンチスキ
ッド圧力調整）、即ちそれは該追従弁４４のピストン４
４８の運動と、その右側で相応して生ぜしめられる弁４
４ｂの閉鎖作用とによる。

このような追従制御弁は、ブレーキ回路系統１の故障時
にブレーキ回路系統Ｈの後輪ＨＬに全ブレーキ圧を形成
するためにノζイ・ξス弁を必要とする。これは付加的
な油圧式弁（バイパス弁）４Ｇが、ブレーキ回路系統■
から分岐された別の圧力導管４５８内に配置されている
ことによって可能となっており、この弁４６はプランツ
ヤ４６ａを介して位置検出器Ｓｌａの検出ピン牛■（角
度レバー４８が介在）によって−緒に作動せしめられ、
即ちマスタブレーギシリンダピストン１３がその左側の
終端位置に達つした時に（ブレーキ回路系統の故障を意
味する）、検出ピン４７を以って該ピストン］−３の傾
胴面位置が捕捉されることによって油圧式のパイ−・ぐ
ス弁４−６が開かれ、ブレーキ回路系統■内の圧力が追
従制御弁４４の閉鎖弁４４ｂをう回して直接に後左輪の
ブレーキシリンダＨＬに送られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の複数の実施例を示すものであって、第１
図は本発明によるブレーキ力倍力装置の第１実施例を示
す略示図、第２図は同じく第２実施例を示す略示図であ
る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アンチスキッド装置を配属されたブレーキ力倍力装
   置であつて、圧力供給装置からの圧力を制御するための
   ブレーキ弁を備えた距離シユミレータを有している形式
   のものにおいて、少なくとも２つのブレーキ回路系統を
   有し、一方の開いたブレーキ回路系統（II）内では前記
   ブレーキ弁（８）によつて圧力が制御形成され、他方の
   閉じたブレーキ回路系統（ I ）内では、該系統のマス
   タブレーキシリンダピストン（１３）への圧力作用の制
   御によつてアンチスキッド圧力調整が行なわれることを
   特徴とする、ブレーキ力倍力装置。 ２、閉じたブレーキ回路系統（ I ）内での圧力制御が
   、アンチスキッド制御の作用時に切換え弁（３８）によ
   つて制御される油圧式の補助回路（３１）によつて行な
   われる、特許請求の範囲第１項記載のブレーキ力倍力装
   置。 ３、油圧式の補助回路（３１）が、マスタシリンダ（１
   ０）に配設されかつ調節ピストン（３３）を有する付加
   的な作業シリンダによつて形成されており、該作業シリ
   ンダがシールされたピストン棒形状の圧力棒（３５）を
   介して、閉じたブレーキ回路系統（ I ）のマスタブレ
   ーキシリンダピストン（１３）に機械的に作用せしめら
   れる、特許請求の範囲第２項記載のブレーキ力倍力装置
   。 ４、ブレーキ力倍力装置（３０）のマスタシリンダ（１
   ０）に配設された付加的な油圧式の作業シリンダが圧力
   室（３２）を有し、ブレーキ回路系統（ I ）に接続さ
   れた各車輪ブレーキシリンダ（ＶＬ、ＶＲ；ＶＬ、ＨＲ
   、ＨＬ）のためのアンチスキッド減圧信号が発つされる
   と、アンチスキッド用弁ブロック（４０）の各アンチス
   キッド制御弁に配属された３ポート２位置方向制御兼切
   換え電磁弁（３８）によつて前記圧力室（３２）内に全
   蓄力器圧力が送られる、特許請求の範囲第２項又は第３
   項記載のブレーキ力倍力装置。 ５、閉じたブレーキ回路系統（ I ）のマスタブレーキ
   シリンダピストン（１３）の１次側が、ブレーキ弁（１
   ８）を介して開いたブレーキ回路系統（II）の圧力室（
   １６）内に制御形成された圧力によつて負荷され、該ピ
   ストン（１３）の他方側には少なくとも間接的に、アン
   チスキッド制御作用時に制御形成される蓄力器圧力が作
   用せしめられ、更に閉じたブレーキ回路系統（ I ）の
   マスタブレーキシリンダピストン（１３）の１次側が、
   ブレーキペダル（１１）の、リングピストン（１４）と
   して形成された１次ピストンを貫通するペダルプランジ
   ヤ（１２）に対して所定の極めて僅かな距離を有し、そ
   れによつて当該の閉じたブレーキ回路系統（ I ）内で
   行なわれる圧力調整が、ブレーキペダルを介して運転者
   によつて振動として感知可能である、特許請求の範囲第
   １項から第４項までのいずれか１項記載のブレーキ力倍
   力装置。 ６、開いたブレーキ回路系統（II）内に、後輪軸範囲の
   ためのアンチスキッド制御弁としての３ポート３位置方
   向制御電磁弁（３９）が配置されており、閉じたブレー
   キ回路系統（１）内に、各前輪ブレーキシリンダ（ＶＬ
   、ＶＲ）のための圧力通過及び保持機能の実施のための
   ２つの２ポート２位置方向制御電磁弁（４１ａ、４１ｂ
   ）が配置されている、特許請求の範囲第１項から第５項
   までのいずれか１項記載のブレーキ力倍力装置。 ７、対角的なブレーキ回路系統分配のために、開いたブ
   レーキ回路系統（II）内の３ポート３位置方向制御電磁
   弁（３９ａ）が一方の前輪ブレーキシリンダ（ＶＲ）に
   配属され、閉じたブレーキ回路系統（ I ）内にそう入
   された各２ポート２位置方向制御電磁弁の内の第１の弁
   （４１ｃ）が他方の前輪ブレーキシリンダ（ＶＬ）に配
   属されており、この際に第２の２ポート２位置方向制御
   電磁弁（４１ｄ）が後輪軸範囲のために、補助回路によ
   る圧力制御を介しての減圧機能は維持可能な状態で配設
   されている、特許請求の範囲第１項から第６項までのい
   ずれか１項記載のブレーキ力倍力装置。 ８、閉じたブレーキ回路系統（ I ）内の第２の２ポー
   ト２位置方向制御電磁弁（４１ｄ）が標準圧調節器（４
   ３）と追従制御弁（４４）の片側とを介して所属の後輪
   ブレーキシリンダ（ＨＲ）に圧力を供給し、また追従制
   御弁（４４）の他方側では開いたブレーキ回路系統（I
   I）内の圧力が閉鎖弁（４４ｂ）を介して他方の後輪ブ
   レーキシリンダ（ＨＬ）に供給される、特許請求の範囲
   第７項記載のブレーキ力倍力装置。 ９、一方のブレーキ回路系統（ I ）の故障時のために
   油圧式のバイパス弁（４６）が配設されており、このバ
   イパス弁（４６）が閉じたブレーキ回路系統（ I ）の
   マスタブレーキシリンダ（１３）の運動距離捕捉部材と
   し形成された検出ピン（４７）によつて操作され、それ
   によつて追従制御弁（４４）内の閉鎖弁（４４ｂ）をう
   回して、他方のブレーキ回路系統（II）の圧力が所属の
   後輪ブレーキシリンダ（ＨＬ）に供給される、特許請求
   の範囲第８項又は第９項記載のブレーキ力倍力装置。