JPS6115418Y2 - - Google Patents

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JPS6115418Y2
JPS6115418Y2 JP1977121671U JP12167177U JPS6115418Y2 JP S6115418 Y2 JPS6115418 Y2 JP S6115418Y2 JP 1977121671 U JP1977121671 U JP 1977121671U JP 12167177 U JP12167177 U JP 12167177U JP S6115418 Y2 JPS6115418 Y2 JP S6115418Y2
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JP
Japan
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wall surface
cooling air
slot
wall
corrugation
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JP1977121671U
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JPS5448208U (ja
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガスタービン燃焼器のフイルム冷却構
造に関する。
従来ガスタービン燃焼器の壁面冷却等に使用さ
れているフイルム冷却構造の例を第1図a,b及
び第2図に示す。
第1図a,bの例においては、高温燃焼ガスは
壁面101の内方に流れ、壁面102の冷却のた
めに小径103からフイルム冷却空気が供給され
る。しかし、構造上小径103の面積はスロツト
104の面積に較べて小さくなる。そのためスロ
ツト104からの冷却空気流速が低く、フイルム
冷却効率が低くなる欠点がある。
また第2図の例においては、高温燃焼ガスは壁
面201の内方を流れ、壁面202の冷却のため
にスロツト203及び204から冷却空気が供給
される。しかし、スロツト203入口部の流速は
低く、スロツト204入口部の流速は高いため
に、両者の壁面201への対流冷却効果が異な
る。そのために、この部分に大きな熱応力が発生
する欠点がある。
本考案の目的は上記欠点を排除したフイルム冷
却構造を提供することであり、その特徴とすると
ころは、スロツト面積より空気流入孔面積を大き
くするためにコルゲーシヨン部を設け、充分な空
気供給を可能とすると共に、スロツト部を壁面に
沿う環状流路に形成し、均一は空気膜を生成せし
めるようにしたことである。またコルゲーシヨン
部を設けることにより壁面の剛性が高くなる利点
がある。
以下図面を参照して本考案による1実施例につ
き説明する。
第3図aは本考案による1実施例の構造を示す
斜視図、第3図bは同じくその断面図である。
図において、301,302はガスタービン燃
焼器の壁面で、壁面302は壁面301より大径
である。
両壁面301,302の重なる部分の壁面30
2側に一山のコルゲーシヨン部305が設けら
れ、同コルゲーシヨン部305の壁面301より
の昇り面には適数の冷却空気流入孔303が設け
られている。また、コルゲーシヨン部305は上
記昇り面の反対側斜面の途中で壁面302に接続
され、壁面302はコルゲーシヨン部305内側
の壁面301の端縁部との間に壁面に沿う環状の
スロツト304を形成している。
コルゲーシヨン部305の形状により、冷却空
気流入孔303の流路面積は適当に選定でき、ス
ロツト304の流路面積より大きく設定されてい
る。
上記構成の場合の作用によついて述べる。
高温燃焼ガスは壁面301の内方を流れ、壁面
302の冷却のために冷却空気流入孔303から
フイルム冷却構造が供給される。そして冷却空気
流入孔303より小さい流路面積をもつスロツト
304から一様な空気フイルムとなつて、冷却空
気は壁面302から沿つて流れる。
上述のような本考案による場合は次の効果があ
る。
(1) コルゲーシヨン部305上に冷却空気流入孔
303を設けたため、冷却空気流入孔303の
面積をスロツト304の面積より大きくとれる
ため、充分な冷却空気の供給が可能となり、フ
イルム冷却効果を高くできる。
(2) スロツト304から流入する冷却空気は一様
なフイルムを形成するため、スロツト巾方向の
壁温は均一となり、熱応力を生じない。
(3) コルゲーシヨン部305を設けたため、壁面
の剛性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来のフイルム冷却構造の1例を示
す斜視図、第1図bは第1図aの構造を示す断面
図、第2図は従来のフイルム構造の他の例を示す
斜視図、第3図aは本考案による1実施例の構造
を示す斜視図、第3図bは第3図aの構造を示す
断面図である。 301,302……壁面、303……冷却空気
流入孔、304……スロツト、305……コルゲ
ーシヨン部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスタービン燃焼器の異径の壁面の組合せ部の
    フイルム冷却構造において、大径及び小径の両壁
    面の重なる部分の大径の壁面側に一山のコルゲー
    シヨン部を設け、同コルゲーシヨン部の上記小径
    の壁面よりの昇り面に冷却用空気流入孔を設ける
    共に、同コルゲーシヨン部の反対側斜面の途中で
    上記大径の壁面に接続して、上記コルゲーシヨン
    部内側の小径の壁面との間に環状のスロツトを形
    成し、上記冷却用空気流入孔の開孔面積を上記環
    状のスロツトの開孔面積より大きくしたことを特
    徴とするフイルム冷却構造。
JP1977121671U 1977-09-12 1977-09-12 Expired JPS6115418Y2 (ja)

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JP1977121671U JPS6115418Y2 (ja) 1977-09-12 1977-09-12

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JP1977121671U JPS6115418Y2 (ja) 1977-09-12 1977-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS5448208U JPS5448208U (ja) 1979-04-04
JPS6115418Y2 true JPS6115418Y2 (ja) 1986-05-13

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ID=29079040

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JP (1) JPS6115418Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980411A (ja) * 1972-08-02 1974-08-02
JPS49112014A (ja) * 1973-02-12 1974-10-25
JPS5025918A (ja) * 1973-03-30 1975-03-18

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980411A (ja) * 1972-08-02 1974-08-02
JPS49112014A (ja) * 1973-02-12 1974-10-25
JPS5025918A (ja) * 1973-03-30 1975-03-18

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JPS5448208U (ja) 1979-04-04

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