JPS6114818B2 - - Google Patents

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JPS6114818B2
JPS6114818B2 JP51032059A JP3205976A JPS6114818B2 JP S6114818 B2 JPS6114818 B2 JP S6114818B2 JP 51032059 A JP51032059 A JP 51032059A JP 3205976 A JP3205976 A JP 3205976A JP S6114818 B2 JPS6114818 B2 JP S6114818B2
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JP
Japan
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valve
control device
hydraulic
hydraulic control
cylinder
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Application number
JP51032059A
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English (en)
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JPS51120190A (en
Inventor
Deii Mitsucheru Rarii
Emu Meison Edowaado
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AFUIRIETETSUDO HOSUPITARU PURODAKUTSU Inc
Original Assignee
AFUIRIETETSUDO HOSUPITARU PURODAKUTSU Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by AFUIRIETETSUDO HOSUPITARU PURODAKUTSU Inc filed Critical AFUIRIETETSUDO HOSUPITARU PURODAKUTSU Inc
Publication of JPS51120190A publication Critical patent/JPS51120190A/ja
Publication of JPS6114818B2 publication Critical patent/JPS6114818B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G13/00Operating tables; Auxiliary appliances therefor
    • A61G13/02Adjustable operating tables; Controls therefor

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、上下運動およびテーブル機能の制
御がそれぞれ別個の操作ハンドルあるいはレバに
より作動され、また、上下運動制御弁がテーブル
機能制御弁を通る流体の流れをも制御するように
構成した透視撮影台あるいはそれに類するものの
油圧制御弁装置に係る。
油圧作動の患者支持用テーブルにおいては、オ
ペレータがテーブル構造体を縦傾斜、横傾斜、関
節屈曲など所望の姿勢と位置に調整できるととも
に、交互に、しかし、別個に上下位置も調整でき
ること、そして、操作レバーを前者のテーブル機
能制御と後者の上下位置制御の間で後進および前
進させる必要のないことが望ましい。
また、供給流体圧力と外部荷重により誘引され
る流体圧力の一方または双方が変動してもテーブ
ル構造体の急激な運動あるいは停止に反映しない
ことが望ましい。
この発明の目的は、患者支持用テーブルあるい
はそれに類するものの油圧制御弁装置として、上
下運動用制御弁が別個の操作ハンドルあるいはレ
バにより作動され、また、種々の別個の操作レバ
により作動されるテーブル機能用制御弁およびそ
れと組み合わさつたテーブル機能用油圧シリンダ
を通る流体の流れをオーバライド制御するように
構成されており、それにより、上下運動用シリン
ダとテーブル機能用シリンダのいずれかが任意の
時に個別に作動されてよく、またそれにより、共
通の操作レバを上下位置制御とテーブル機能制御
の間で後進および前進させる必要がないように構
成した油圧制御弁装置を得ることである。
さらに、この発明の目的は、オペレータがテー
ブル構造体を所望の関即運動した姿勢と位置に調
整できるとともに、交互に、しかし、別個に上下
位置も調整できるようにし、そして、操作レバを
上下位置制御とテーブル機能制御の間で後進およ
び前進させる必要がないように構成した油圧作動
の患者支持用テーブルあるいはそれに類するもの
を得ることである。
さらにまた、この発明の目的は、上下運動とテ
ーブル機能の制御弁の交互の作動あるいは患者の
荷重のずれに起因するような供給流体圧力の変動
と外部荷重により誘起される流体圧力の変動の一
方または双方がテーブル構造体の急激な運動ある
いは停止に反映しないように構成した患者支持用
テーブルを得ることである。
この発明の他の目的、特徴および付随利益はこ
の発明により構成した好ましい実施例を付図にも
とづいて以下に詳細に説明するなかで当業者に明
らかとなろう。
さて、図面を詳細に参照すると、この発明が、
高さを調節できるペデスタル31と台21の上に
縦方向に滑動できるように支持されているテーブ
ル構造体51を有する患者支持用テーブル11に
応用され、かつ、具体化されたものとして図解さ
れている。このテーブル構造体51は患者を載せ
る四つの部分53,55,57,59にわかれて
おり、ピボツト・ピン54,56,58により枢
着的に一体に連結されている。このテーブル全体
は、部分53,55と一対の断面U字状の支持要
素70,170の間を連結しているピボツト連結
部58および170mを通じて、ペデスタル31
の上に支持されている。支持要素70,170は
横けた70xとともに、テーブル構造体51を滑
動可能に支持するための滑動フレーム68を形成
している。
テーブル頂部51の患者を載せる部分53,5
5,57,59はそれぞれ頭部、背部、腰部、脚
部として示されているが、これは名称をつける便
宜上であり、どの部分が患者の全部あるいは一部
を載せてもよいものと解する。これらの枢動的に
連結されたテーブル部分53,55,57,59
はそれぞれを相互に連結しているピボツト54,
56,58の周りに選択的に関節屈曲を行ない得
る。部分55,57,59の枢着的な関節屈曲は
油圧シリンダ91,191および71,171の
駆動によつて行なわれ、また、頭部53は手動で
任意の適当な機械的手段(図示されていない)を
介して背部55に対しピボツト54の周りに選択
的に設定できるように調節可能である。
さらに、テーブル51全体は傾斜用油圧シリン
ダ101の駆動により横方向に傾けられてよい。
すなわち、傾斜フレーム42が縦方向ピボツト・
ビームに付いているピボツト・ピンの周りに横方
向に傾斜できるように取り付けられており、その
傾斜フレーム41Tと縦方向ピボツト・ビームの
間を油圧シリンダのロツド101aが適当に連係
している。次に、縦方向ピボツト・ビームは、主
ピボツト支持ブロツク37に付いている水平軸ピ
ボツト支持ピン37tpの周りを前方および後方に
角運動を行なえるように取り付けられている。支
持ブロツク37はペデスタル31の上端に取り付
けられており、高さを調節できる主支持部を形成
している。
傾斜フレーム41Tは縦方向ピボツト・ビーム
42bと、その両端にピボツト・ピンにより枢着
的に連結されている二つの横方向ビーム42a
と、後者の両端に溶接により固着された二つの断
面U字状のビーム41cから成る。このビーム4
1cは、滑動連結部を通じて、送り軸110と嵌
合している。この送り軸110の両端は滑動フレ
ームの断面U字状の支持要素70,170に固着
されている。この支持要素70,170の上にテ
ーブル構造体51が関節屈曲を行なえるように取
り付けられている。
ピボツト・ピン37tpにより形成される横方向
の水平ピボツト軸の周りに、テーブル構造体51
は前方および後方に枢着的に運動する。このシー
ソーのような運動は、シーソー用油圧シリンダ1
21がそのロツド121aにより縦方向ピボツ
ト・ビームとペデスタル上端の主支持ブロツク3
7あるいは他の適当な固定部分の間の枢着的連結
に作用することにより行なわれる。
テーブル構造体51の滑動は、滑動用油圧シリ
ンダ111がそのロツド111aにより滑動フレ
ーム68と傾斜フレーム41Tの間の連結に作用
することにより行なわれる。ロツド111aは滑
動フレーム68の断面U字状の支持要素170の
一端の下側の結合点と傾斜フレーム41Tの断面
U字状のビーム42cの一端の下側の結合点の間
にわたつて、それらを連結している。
脚部59は脚部用油圧シリンダ71,171の
対の駆動によりピボツト58の周りに選択的に屈
曲されてよい。シリンダ71,171のそれぞれ
のピストン・ロツド71a,171aおよびリン
ク73,173は滑動フレームのそれぞれの断面
U字状の支持要素70,170と脚部59の間を
連結しており、ロツド71a,171aの自由端
とリンク73,173とのピボツト連結部は溝形
案内部75により案内されている。
腰部57および背部55の屈曲は屈曲用油圧シ
リンダ91,191の対の駆動により行なわれて
よい。これらのロツド91a,191aは腰部5
7と滑動フレームの断面U字状の支持要素70,
170の間を、適当な両端のピボツト連結部を通
じて、連結している。シリンダ91,191によ
る腰部57および背部55の屈曲の間に背部55
により必要とされる枢着および滑動運動に適応す
るために、背部55に対する適当な枢着/滑動支
持構造としてピボツト支持部170mが設けられ
てよい。これは支持要素70,170のそれぞれ
の上にピボツト連結の形を適当にとつてよく、ま
た、図解としては170k、170m、170p
の一つの側で示されているように、枢着された逆
L字形滑動要素170pにより、背部55の断面
U字状のサイドフレーム55aのそれぞれに固定
の案内溝55bのなかに滑動可能に支持するよう
に契合している。
テーブル構造体51の滑動およびテーブル構造
体の部分53,55,57,59の個別的あるい
は全体的な種々の関節屈曲をここでは一括してテ
ーブル機能と呼ぶことにする。このテーブル機能
は、上記のように、種々の油圧シリンダ71,1
71,91,191,101,111および12
1の駆動によつて作用されることができる。
種々のテーブル機能用のシリンダ71,17
1,91,191,101,111,121は、
油圧制御コンソール(一括して41で示されてい
る)に設けられている操作ハンドルあるいはレバ
43を傾斜させて、その位置を切換えることによ
り、適当に制御することができる。このコンソー
ル41にはテーブル機能を制御するための操作ハ
ンドルあるいはレバ43のほかに、上下運動を制
御するための操作ハンドルあるいはレバ45も設
けられている。操作レバ45は、ペデスタル31
の内部の上下運動用油圧シリンダを制御すること
により、ペデスタル上部の主支持ブロツク37の
高さの調節を通じて、テーブル構造体51の高さ
を調節することができる。
患者を載せるテーブル部分の下側でのX線の干
渉を最小にするため、滑動フレーム68は、二つ
の横方向に間隔をおいて平行に縦方向に延びてい
る断面U字状の要素70,170を横けた70x
によつてのみ結合するという形態になつている
(70xは70,170に溶接あるいはその他の
適当な固定手段により適当に固定されてよい)。
また、X線撮影あるいは螢光増倍管装置と組み合
わせて使いやすくするため、種々のテーブル部分
53,55,57,59は間隔をおいて対向する
平行な断面U字状の側部に、ベネレツクス・コン
ポジシヨン・ボードのような放射線透過材料から
成るテーブル・パネル53b,55b,57b,
59bを適当に固定した形態になつている。平行
する断面U字状の側部はX線フイルム・カセツト
を滑動可能に挿入するための案内溝を形成してい
る。それにより、X線フイルム・カセツトは放射
線透過性のテーブル・パネル53b,55b,5
7b,59bの任意の所望の部分の下側に滑動し
て取り外しできるように支持されてよい。
滑動フレーム68は断面U字状の要素70およ
び170により形成される溝のそれぞれのなかに
配設された送り軸110を有する。この送り軸1
10は軸取付ブロツク124により取り付けられ
ており、ブロツク124はさらに、2本の送り軸
110を所望の精度で平行して位置決めするた
め、断面U字状の要素70,170の両端にネジ
あるいはボルトを媒介として可調整的に固定され
ている。送り軸110は、傾斜フレームの断面U
字状の要素42cの横方向に外側の壁部に間隔を
とつて固定されている低摩擦滑りブツシング、た
とえばリニア・ボール・ブツシング(図示されて
いない)と可滑動的に嵌合しており、それにより
滑動フレーム68およびそれに載つているテーブ
ル構造体51の滑動を可能にしている。
患者支持用テーブル11の種々の機能を制御す
るための油圧回路は第3図に略図として示されて
いる。また、第2図には作動シリンダへの種々の
油圧管路の全体的な相互接続が略図により図解さ
れており、テーブル構造体51は図解目的と図解
の簡単さから腰部および背部が屈曲した位置で示
されている。
足踏ポンプPは多方チエツク弁組立体CVMを
通じてタンク・リザーバRと種々のテーブル機能
用シリンダ(傾斜用シリンダ101、脚部用シリ
ンダ71,171、滑動用シリンダ111、シー
ソー運動すなわち縦傾斜用シリンダ121および
屈曲用シリンダ91,191を含む)の間に適当
に接続されてよい。また、種々の運動に対する作
動シリンダのそれぞれと足踏ポンプPおよびタン
ク・リザーバRとの間にはそれぞれテーブル機能
制御弁が接続されている(シリンダ101,7
1/171,111,121および91/191
のそれぞれに対して211,221,231,2
41,251で図示されている)。さらに、一般
的に数字261で示されている上下運動制御弁が
上下運動用シリンダ131への流体接続のために
ペデスタル31のなかに配設されている。これら
のテーブル機能用制御弁はスプール弁として適当
に形成されてよく、後記のように、中立を含む三
位置切換を行なつて、テーブル機能用シリンダ1
01,71/171,111,121および9
1/191を作動する。上下運動用制御弁261
も、後記のように、スプール弁として適当に形成
されてよい。したがつて、図解と説明を容易かつ
簡単にするため、参照数字211,221,23
1,241,251および261はテーブル機能
用および上下運動用制御弁に対しても、それらの
流れを制御する一次要素としてのスプールに対し
ても適用することにする。
上下運動用制御弁261は、上下運動用シリン
ダ131のピストンあるいは圧力端の加圧に作用
し、他方、テーブル機能用制御弁211,22
1,231,241および251の全てへの供給
流体圧力の印加についてオーバライド制御を行な
う、という重要な二つの目的を持つている。そし
て、上下運動制御スプールあるいは弁261が第
3図に示されているように非上下運動モード位置
にある時は、供給流体圧力の接続が足踏ポンプP
と共通圧力マニホールドの間に形成される(この
マニホールドはテーブル機能用制御弁211,2
21,231,241,251の各々の圧力入口
側に接続されている)。その結果、選択された作
動シリンダ101などへ、およびそれから、流体
を流す必要がある時は、対応する制御弁211な
どを手動でその作動位置に滑動させれば、所望の
テーブル機能用シリンダ101などの一端に流体
圧力を加えることができる。このテーブル機能用
制御スプールの作動はテーブル機能手動操作ハン
ドルあるいはレバ43の選択された枢着的運動に
より行なわれてよい。このレバ43は、後記する
ように、テーブル機能用制御スプール211,2
21などのどれか一つとだけ選択的に契合し得る
ヨーク43aを備えており、また、ヨーク43a
とそれぞれのテーブル機能用制御スプールとの非
契合あるいは契合に先立つていずれのテーブル機
能用制御スプールも中立位置にするように構成し
てある。
シリンダ101などを直接にテーブル機能用制
御弁211などから作動することもできるが、
個々の制御弁211などとそれに対応する油圧作
動シリンダ101などとの間にチエツク弁および
流量制御装置を挿入することが望ましい。この目
的で、ロツク弁LV101、LV71、LV11
1、LV121およびLV91が各テーブル機能用
シリンダとそれに対応する制御弁の間の流量制御
のために用いられている。ロツク弁LV101な
どの一般的な目的と機能は、圧力がポンプPから
それぞれの制御弁(たとえば211)を経てシリ
ンダに加えられる場合以外は、それぞれのテーブ
ル機能用シリンダ101などから流体が逆流する
のを阻止することと、作動シリンダに加えられる
流体圧力の急激な変化とそれぞれの操作シリンダ
への荷重の急激な変化の一方あるいは双方に起因
する作動シリンダの急激な運動を緩和するように
流量制御を行なうことである。この目的で、各ロ
ツク弁LV101などは反対方向に作動するチエ
ツク弁321A,321Bを有しており、そのそ
れぞれは、ポンプPからそれぞれの制御弁211
などを通じて与えられる圧力に応答して、また、
ロツク弁への二つの供給入口管路およびそのチエ
ツク弁321A,321Bの間の差圧を感知する
複動式パイロツト・ピストン301による機械的
推動作用によつて、開くように作動される。
さらに、ロツク弁(たとえばLV101,LV7
1など)は圧力補償付流量制御弁351A,35
1Bを備えており、管路中の圧力の関数としてそ
こを通る流体の流れを絞るように機能することに
よつて、供給圧力と荷重により誘起される圧力の
一方あるいは双方の急激な変動の結果としての流
体の流れの急激な変化を防止している。
複合チエツク弁CVMはチエツク弁CV4および
CV2を有し、上下運動用シリンダ131の上昇
および下降作動を可能にする役割をしている。上
下運動用シリンダ131によるテーブル上昇作動
は、上下運動用制御スプール261を、第3図に
示されているように、戻りスプリングESの力に
逆らつて左側位置に移動して、足踏ポンプPから
の流体圧力をチエツク弁CV4を通じて上下運動
用シリンダ131のピストン端に与えることによ
つて行なわれる。複合チエツク弁CVMあるいは
他の適当な要素のなかに形成されている孔に、押
しロツドPRが滑動して移動できるように取り付
けられている。この押しロツドPRは足踏ポン
プ・ピストンの行程の下端において該ピストンと
機械的に接触して軸方向に押し動かされて、下降
用チエツク弁CV2を機械的に開く。それにより
上下運動用シリンダ131のなかの流体は、テー
ブル構造体が荷重を受けているにせよ、いないに
せよ、それに作動する重力のもとに管路SPE/
R、チエツク弁CV2および管路ERRを通つてタ
ンク・リザーバRに戻ることができる。押しロツ
ドPRのポンプ端に接する部分は、そこから流体
が洩れないように、適当にシールされている。し
かし、押しロツドPRとチエツク弁CV2が接する
部分には適当な間隙が設けられており、ポンプ行
程の最底部において押しロツドによりチエツク弁
CV2が開かれている間、そこを通つて流体を流
すことができる。チエツク弁CV1およびCV3が
一方の管路PS(ポンプへの供給)および管路
PS/RR(ポンプへの供給とリザーバへの戻り)
と他方の管路SPI(圧力供給)の間で逆の流れを
制御するように設けられているので、足踏ポンプ
Pによる圧力のもとに吸引および供給が可能であ
り、それにより任意に選択されたテーブル機能用
作動シリンダ101などの一つあるいは上下運動
用シリンダ131の加圧作動を行なえる。
前記のように、テーブル構造体51およびテー
ブル機能用シリンダ71/171,91,19
1,101,111,121への外部荷重の結果
として流体が各シリンダから制御弁211,22
1などを通りタンク・リザーバRに戻る方向に不
当に逆流するのを防止するため、および、供給圧
力と外部荷重により誘起されるシリンダ圧力の双
方あるいは一方の変動に起因するテーブル機能用
シリンダの作動の急激な加速あるいは減速を最小
に緩和するため、独特な圧力補償付パイロツト操
作ロツド弁ユニツトLV71,LV91,LV10
1,LV111およびLV121が各テーブル機能
用制御弁(たとえば油圧制御弁ユニツト41の傾
斜用制御弁211)とそれに対応するテーブル機
能用油圧シリンダ(たとえば傾斜用シリンダ10
1)の間の供給および戻り管路に挿入されてい
る。これらのロツク弁LV71,LV91,LV1
01,LV111およびLV121はそれぞれは、
コンパクトな全体を閉じたブロツク・ユニツトと
して形成されている。このユニツトは4個の簡単
な外部管継手INA、INB、OAおよびOBと、一体
の弁ハウジングあるいはブロツクを貫通する2つ
の取付孔MHを有する。これらのコンパクトなロ
ツク弁は、第1図および第2図に示されているよ
うに、テーブル構造体51の下側の支持構造に容
易にかつ便利に装着されることができる。すなわ
ち、ロツク弁LV71,LV91およびLV111
は横けた70xの上にボルトあるいはネジにより
簡単にまた容易にアクセスできるように装着さ
れ、また、ロツク弁LV101およびLV121は
縦方向傾斜ビーム41bの上にアクセスしやすい
ように、また、対応するテーブル機能用シリンダ
への管接続が容易なように装着されている。
上下運動用シリンダ131に対しては、特殊な
ロツク弁装置を用いる必要はない。その理由は、
第一に、上下運動用のシリンダとタンク・リザー
バの間に簡単な加圧用の制御弁101とともに普
通の簡単なチエツク弁CV2を用いることによ
り、前記のように、通常は流体が戻るのを阻止し
て、シリンダの動きを小さくできることである
(このチエツク弁は、踏子FPを最底部まで踏んだ
時には、それと連動する押しロツドPRにより、
選択的に機械的に解除される)。第二の理由は、
上下運動用シリンダの容積は通常大きいので、そ
れ自体が、供給流体圧力の急激な変化に起因する
シリンダの動きを平滑化できることである。
さて、さらに詳細に第5A図および第5B図を
参照して、この発明によるロツク弁装置は、第1
図および第2図の患者支持用テーブルの傾斜用シ
リンダ101と組み合わせて、さらに詳細に図解
されている。第3図に示されたように、他のロツ
ク弁LV71,LV91,LV111およびLV12
1のそれぞれは、対応するテーブル機能用シリン
ダに対して同様に組み合わされている。したがつ
て他のテーブル機能用シリンダとロツク弁装置の
組み合わせの例として、単一の流量制御付き作動
装置の構成が第5A図および第5B図に図解され
ている。
ロツク弁LV101は流体流量を制御する関係
をもつて選択的な制御弁211と傾斜用シリンダ
101の間に配置されており、流体管路を通じ
て、それぞれポートINA,INB,OAおよびOBで
接続されている。ポートINAおよびINBは、後記
するように、流れがそれを通つて両方向に生じて
よいけれども、便宜上、入口ポートと名付けられ
ている。同様に、ポートOAおよびOBは、後記す
るように、流体がそれを通つて両方向に流れてよ
いけれども、出口ポートと名付けられている。こ
のようにポートを名付けたのは、入口あるいは供
給圧力がそれぞれのポートINAおよびINBに加え
られることを示すためであり、これが、後記のよ
うに、ロツク弁LV101を通つて流体が流れ得
る唯一の様式である。
前記のように、足踏ポンプPは供給圧力管路
SPIを通つて制御弁211に接続され、また、ポ
ンプPはチエツク弁CV1とリリーフ弁RVを介し
てタンク・リザーバRと接続している。リザーバ
戻り管路PRは制御弁211とタンク・リザーバ
Rの間に接続されている。
ロツク弁LV101は金属あるいは他の適当な
材料の単一集積ブロツクとして形成されたハウジ
ング300を有する。このハウジングには、前記
のように、組み合わせて使用される透視撮影台1
1あるいは他の装置の支持構造の上の選択された
位置に装着するための貫通孔MHを設けてよい。
横方向に段のついた孔がハウジング・ブロツク
300のなかに形成されており、そのなかにそれ
ぞれ反対方向に作動するチエツク弁321A,3
21Bが固定されており、その各々は、第3図に
示されているように、入口ポートINAおよびINB
が通常の非加圧状態では対応するそれぞれのポー
トINAおよびINBを通る流れを阻止する作用をす
るように構成されている。中央孔311のなか
に、二つの対面するチエツク弁321A,321
Bの間にわたつて配設されているのは複動式圧力
応答パイロツト操作ピストン301である。二つ
のチエツク弁の全体に対しては、321A,32
1Bと別々に示してあるが、両者は全く同一であ
るから、これらのチエツク弁321の双方の部分
に対しては、全く同一の参照数字を付してある。
チエツク弁321A,321Bの各々は、チエ
ツク弁ハウジング323のなかに形成されている
円管状の孔のなかを滑動し得るピストン329を
有する。チエツク弁ピストン329は、弱い圧縮
スプリング343により弾性的に偏倚されてお
り、その先端テーパ状弁面329aがそれぞれの
Oリング・シール327Sに押し付けられた閉止
状態にある。Oリング・シール327Sは保持リ
ング部材327bおよび327aによつて適当に
固定されてよい。このOリング・シール327S
は側面から押し挾まれ、半径方向に内側にリング
開口に向つて伸び、ピストン329のテーパ状弁
面329aと契合するための環状の座を形成して
いる。エンド・プラグ・リング部材327aは出
口および入口とそのなかに形成された孔322を
有し、ハウジング323の端部にプレスばね、あ
るいは、かしめにより固定されてよい。Oリン
グ・シール331Sは保持プラグ・リング327
aの環状の面取り部とそれぞれチエツク弁321
A,321Bが装入されているシヨルダー付き孔
の間に嵌入されており、この部分における流体シ
ールの作用をする。チエツク弁321A,321
Bはブロツク300のそれぞれの端孔にキヤツ
プ・シール335とOリング・シール333Sと
保持スナツプ・リング337により固定されてい
る。
それぞれのチエツク弁321Aおよび321B
を通る流体は、出口/入口孔322と、Oリン
グ・シール327Sとテーパ状弁面329aの間
隙と、ピストン329のテーパ状端部の沿面とを
経由し、また、ハウジング323に形成されてい
る複数個の半径方向の孔324を経由し、そこに
設けられている環状段溝325により互いに連絡
されている。環状段溝325はポート孔324の
付近のチエツク弁ハウジング323の環状外面の
周りにブロツク300の深座ぐりとして形成した
ものであり、この還状段溝325がチエツク弁3
21Aに隣接する孔349とチエツク弁321B
に隣接する孔389を連絡している。それによ
り、流体は、それぞれの入口ポートINA,INBの
ポジテイブ圧力の関数として弁の開きに応じてそ
れぞれのチエツク弁を通つて流れることもできる
し、あるいは、複動式パイロツト・ピストン30
1によるピストン329の端部329bへの機械
的推動作用によりポンプPからのポジテイブ入口
圧力の関数として反対側のINBあるいはINAポー
トにおいて特定の弁321A,321Bから流れ
ることもできる。ピストン329の孔341は中
空ピストン329の内面と外面の間の逃げを可能
にしている。
圧力に応答して滑動できる複動式パイロツト・
ピストン301は二つの反対方向に延びたステム
305,309を有し、両ステムはピストン30
1の中立位置ではそれぞれのチエツク弁321
A,321Bの出口/入口孔322の各々のなか
に延びている。ステム305,307の直径は孔
322の直径にくらべて実質的に小さいので、そ
れぞれのステムがそのなかに位置していても孔3
22を通つて流体は容易に流れることができる。
ピストン301は圧力に応答する作動面303も
有しているので、それぞれの孔INAあるいはINB
に圧力が加わると、反対側のチエツク弁321A
あるいは321Bを開くようにピストン301が
滑動する。作動時においては、第5B図に示され
ているように、ポンプPから入口ポートINA,
INBのいずれかにポジテイブな流体圧力が加えら
れると、それぞれのチエツク弁ピストン329は
流体圧力により作動されて、そのOリング・シー
ルから離脱するように変位し、それにより弁を開
き、また、パイロツト操作ピストン301は反対
側のピストン329から機械的に離脱するように
反対方向に滑動して、他方の弁を開き、それによ
り流体がこの条件のもとでは弁321A,321
Bの両方を通つて流れ得るようになる。これ以外
のすべての圧力条件のもとでは、第5A図に示さ
れているように、スプリング343の弾性力によ
りピストン329がそれぞれのOリング・シール
327Sに契合するように押されているので、二
つの弁321A,321Bは閉止している。
チエツク弁として種々の構造のものを用いて本
発明を広く実施してよいが、図解の実施例は、逆
流を非常に良くシールできる点、コンパクトであ
り全体の配列のなかで機能的および構造的な適応
と作動が容易である点、および、弁ユニツト・ブ
ロツクへの落し込みによる装入と、それからの取
り外しが容易である点で好ましい。
孔349および389はブロツク300に所望
の深さで適当に形成され、その外端でプレスばめ
ボール・プラグBPにより簡単にシールされてよ
い。この孔の外端部分は単なる具体例であり、そ
れ以上の目的および機能は有していない。
圧力に応答する流量制御弁351A,351B
は全く同一であり、反対方向の圧力に応答する関
係をもつて配設されている。弁351A,351
Bのそれぞれは面端354とキヤツプ・シール3
65の間に用する圧縮スプリング359によりそ
の面端354に向つて弾性的に偏倚されている滑
動可能な中空の流量制御ピストン353を含む。
キヤツプ・シール365およびOリング・シール
は、ピストンがそのなかを滑動する円管状の孔3
54と同心の深座ぐりの環状シヨルダー354S
に嵌入している。スナツプ・リング367は落し
込まれたピストンおよびシール組立353,35
9,363,365を所定位置に固定している。
この構造は組立が容易であり、また、サービスの
ため分解する必要がある時は、分解も容易であ
る。
ピストン353はその壁部に直接に形成された
環状溝357と周縁について間隔をとつた半径方
向のポート孔355を有する。ピストン353の
契合位置においては孔355が孔349,389
と完全に隣接し、全部の流量を授受するので、シ
ステム中の種々の通路のデイメンジヨンにより定
まる流量の全部が孔349,389を通つて流れ
ることになる。
ピストンの端面354の中央孔361は隣接す
る各孔369,379より直径が小さいので、流
体がスプリング359に対抗する方向に流れてい
る間、ピストン353の外端面と中空内部の間に
圧力差が生ずることになる。圧力差は当然、反対
の流れ方向でも現われるが、これは制御効果を有
しない。孔361の両側の圧力差は、流体圧力が
スプリング359に対抗して作用している一つの
弁351Aあるいは351Bのみを制御するのに
有効である。この条件下の弁351A,351B
のいずれかに対して、ピストン353はスプリン
グ359の作用に対抗して滑動させられ、それに
より、還状溝357と特定の接続孔349あるい
は389の連結部における有効流体通路が狭ばめ
られる。その結果、スプリング359の力とそれ
に対抗する有効流体圧力の作用が平衡に達するま
で、流量が減少する。また、この圧力補償付き流
量制御作用は、チエツク弁321A,321Bが
前記のような様式で開いている時間中、継続す
る。その結果、ポジテイブな流体の流れのシヤツ
ト・オフ制御により負荷の変動と無関係に、弁2
11が閉じている時、テーブル機能用シリンダか
らの流体の流れを阻止することができ、また、ポ
ンプPから流体圧力がポジテイブに供給されてい
る間、シリンダ101への、およびそれからの、
流量を圧力補償により平滑化することができる。
さて特に第4A〜4D図および第6〜8図を参
照して、上下運動およびテーブル機能の作動を手
動で選択的に制御するための油圧制御ユニツト4
1は、図解されている好ましい実施例では、金属
あるいは他の適当な材料のブロツクに通常の孔明
け機械加工により種々の通路を加工した単一ブロ
ツク41BLから形成されている。図解を簡単に
するため、第4A〜4D図において制御弁は上下
運動用制御弁スプール261および単一のテーブ
ル機能用制御弁スプール211について図解され
ている。また図解を容易かつ明白にするため、
種々の通路孔が一つの面内にあるように、またブ
ロツク41BLの側面に存在するように図示され
ているけれども、実際の商品においては、五つの
機能に対する制御弁211,221,231,2
41,251のすべてを容易に収納できるよう
に、また、油圧システムの種々の他の要素からの
流体接続を容易かつコンパクトに行なえるよう
に、種々の通路孔が種々の角度でまた種々の面内
に形成されてよく、また、ブロツクの背面に存在
してよいことは理解されよう。
第6図および第7図を一括参照して、種々の制
御弁211,221,231,241,251,
261は同じ参照数字を付した滑動可能なスプー
ルにより形成されており、弁ブロツク41BLの
なかに間隔をとつて平行に縦方向に形成された貫
通孔41a,41bのなかで選択的に滑動するよ
うに配設されている。
上下運動用弁スプール261は、通常は前方に
ある非上昇位置と後方の上昇作用位置の間を後方
および前方に滑動可能である。このスプール26
1はブロツク41BL中のスプリングESにより偏
倚されており、上下ハンドル・レバ45を弾性的
に偏倚してスプール261を正面の停止位置に動
かしている。この正面位置において弁スプール2
61はポンプPから共通圧力マニホールド41c
5への通路を開いている(第4A,4Bおよび4
C図参照)。このマニホールドはテーブル機能用
弁スプール211,221,231,241,2
51のそれぞれへ共通に流体を接続するものであ
る。ポンプPと共通圧力マニホールドが接続して
いる時は、弁スプール211,221,231,
241,251のいずれか一つを前方あるいは後
方に滑動させることにより、対応するテーブル機
能用シリンダをいずれかの方向に作動することが
できる。
テーブル機能用弁スプール211,221など
の各々は通常、第4A図に示されているように、
縦方向に中心の中立位置で、先スプールの円周溝
211bに鋼球がスプリングにより押し込まれて
いるデテント位置213に弾性的に解除可能なよ
うに保持されている。この中立位置では弁は閉じ
ている。所望の弁スプールの中立(閉)位置から
その行程のいずれかの端の開位置への移動は、ハ
ンドル・レバ43を横方向に所望のテーブル機能
用弁スプールと一致する角度に手動で操作するこ
とにより行なわれる。この作用と配置は第6〜8
図に図解されている。ハンドル・レバの上部自由
端はスプールと契合する切換要素43aを有す
る。この切換要素43aは、第7図および第8図
に共通に示されているように、それぞれの弁スプ
ールの端部に形成されている円周溝(たとえば2
11g)に契合する雄要素の形態を適当にとつて
よい。あるいは、切換要素43aは、第3図およ
び第4A−4D図に略図を示されているように、
弁スプール211,221などのノブ端211と
切換契合するヨークの形で雌要素の形態をとつて
もよい。いずれの場合も切換作用は本質的に同一
である。ハンドル・レバ43は、自在継手を形成
するピボツト・ピン431p,43tpを中心とし
て、縦軸の周りにも横軸の周りにも操作すること
ができる。
テーブル機能用制御ハンドル・レバ43の多位
置切換は、多位置H字状スロツト46を有する案
内曲板44とそのスロツトに嵌まるレバ43によ
り案内されている。案内スロツト46の縦に延び
ている部分の両端46f,46rが、各テーブル
機能用弁スプール211,221,231,24
1,251に対する指標位置におけるレバーの前
方および後方への移動行程を定めている。中立の
案内スロツト部分46nが各指標位置の間に形成
されているので、種々のテーブル機能用弁スプー
ル211などが、レバ切換要素43aの離脱ある
いは契合の切換に先立つて、それぞれの孔41a
のなかで中立“遮断”位置に移動することが保証
されている。こうして弁スプール211は鋼球2
13および円周溝211bによるデテント作用に
より中立“遮断”位置に自己保持され(第4A図
参照)、この状態が、次にレバ切換要素43によ
り所与のスプールに契合され、かつ、前方あるい
は後方に切換えられるまで続く。
ハンドル・レバ43の特定の指標位置が、第6
図に示されているように、ハウジング41hの正
面カバーのハンドル・レバ43の上の部分の小窓
212を通してオペレータに適当に表示されてよ
い。この場合、正面カバーに表示されているテー
ブル機能の記号に対応する小窓212に現在の切
換位置が表示される。
上下運動用弁スプールはハンドル・レバ45に
より切換えられる。レバ45はブロツク41BL
に適当に枢着的に取り付けられており、弁ブロツ
ク41BLの側部スロツト41ehを通じて弁スプ
ール261と機械的に連結されている。圧縮スプ
リングESをスロツト41ehに沿う孔に配設し
て、第7図および第4A図に示されている非上昇
位置に向つてハンドル・レバ45に弾性的偏倚力
を作用するように構成してよい。
再び第4A〜4D図を参照して、前記のよう
に、弁スプール261が通常の非上昇位置にある
時は、各テーブル機能用弁スプール211,22
1などに対する共通圧力マニホールド41C5に
ポンプPが接続されるので、任意のテーブル機能
用弁スプールを多位置H字形スロツト46の前端
46fあるいは後端46rに向つて前進あるいは
後進させることにより、対応するテーブル機能を
選択的に作動することができる。
各テーブル機能用弁スプールは、スプール21
1に対して211ag1,211ag2および211
ag3で示されているように、三つのポーテイング
円周溝を有し、また、上下運動用弁スプール26
1も三つのポーテイング円周溝261ag1,26
1ag2および261ag3を有している。スプール2
61および211,221などの各々はその孔の
両端付近でOリング41ao,41bo,および2
11o,21aoなどによりシールされている。そ
れ以上にOリングを必要としない。しかも、テー
ブル機能用弁スプール211,221などおよび
上下運動用弁スプール261の背部挿入端に隣接
するOリング41aoおよび41boは、弁スプー
ルそのものではなく、それぞれのスプール孔41
a,41bに刻んだ円周溝41ag,41bgに配
設されているので、弁スプールと弁ブロツク41
BLの組立・分解に当たつて、弁スプールが弁ブ
ロツク41BLのなかの種々の通路孔を横に通る
時、Oリング・シールに引掛つたり、それを破損
したりすることなく、弁スプールを容易に挿入・
引抜することができる。弁スプールの挿入端を面
取りしておけば、孔に嵌着したOリング・シール
41ao,41boを越えて弁スプールを容易に挿
入するのに役立つ。孔41a,41bの前端をシ
ールするOリング211o,261oなどは対応
する弁スプール211,261などの前端に形成
された円周溝211g,261gのなかに適当に
配設されてよい。
テーブル機能用弁スプール211,221など
のポーテイング円周溝211ag2および上下運動
用弁スプール261のポーテイング円周溝261
ag2は、選択している圧力をポンプPからテーブ
ル機能用シリンダ101,201などおよび上下
運動用シリンダ261に接続するためのものであ
る。外側のポーテイング円周溝は全てタンク・リ
ザーバRへの戻り流路を接続するためのものであ
り、これが両端のOリング・シールに隣接して内
側の位置にあるので、両端のOリング・シール2
11o,41ao,261oおよび41boの中間
の作動領域における孔と弁スプールの接面に沿つ
た流体漏洩によるOリング・シールへの圧力のビ
ルドアツプは防止されている。
弁スプール211の中立位置および弁スプール
261の通常の非上昇“遮断”位置では、ポンプ
圧力はマニホールド圧力ポート孔41c5までしか
伝達されず、それから先はスプール211により
ポーテイング円周溝211ag2の両側のシヨルダ
ーあるいはランド端部において阻止されている。
同様に、ポンプPから弁ユニツト41への入口ポ
ート41c7と上下運動用シリンダ261の間の接
続はポーテイング円周溝261ag2の後端あるい
は右側に形成されているシヨルダーあるいはラン
ド端部において阻止されている。ポーテイング円
周溝211ag1,211ag3,261ag1および2
61ag3の全てはそれぞれのポート41c1,41
c4,41c6および41c9を通じてタンク・リザー
バと連絡している。このタンク・リザーバへの接
続は、第4A,4B,4Cおよび4D図からわか
るように、弁スプール261および211,22
1などの位置の四つの組合わせのいずれに対して
も保たれている。
第4B図では、テーブル機能(たとえば傾斜)
用弁スプール211は案内ストツパ44に当たる
最後部まで移動しており、ポンプ圧力はポート4
1c7,261ag2,41c5,211ag2および41
c3を通つてテーブル機能用シリンダ101のロツ
ド端に接続され、さらに、タンク・リザーバに戻
る接続がポート41c2,211ag1,41c1,2
61ag1および41c6を通じて形成されている。
これによりシリンダ・ロツドは引張力を受け、第
4B図に見られるように、左に移動する。
第4C図では、弁スプール211は図示のよう
に前方あるいは左方に移動しており、ポンプ圧力
はポート41c7,261ag2,41c5,211ag2
および41c2を通つてテーブル機能用シリンダ1
01のピストン端に接続され、さらに、シリンダ
101のロツド端からポート41c3,211ag3
および41c4を通じてタンク・リザーバに戻る接
続が形成されている。
第4D図では、テーブル機能用弁スブール21
1は中立“遮断”位置にあり、上下運動用弁スプ
ール261は圧縮スプリングの復帰偏倚力に逆ら
つて後方あるいは右方に移動している。この位置
では、入口ポート41c7と共通マニホールド・ポ
ート41c5の間にスプールおよびランド部が契合
しているので、ポンプPと共通マニホールド・ポ
ート41c5の接続は遮断されており、ポンプ圧力
はテーブル機能用弁スプール211に対し阻止さ
れている。上下運動用スプールのこの位置では、
流体圧力を上下運動用シリンダ131のピストン
端へ導く通路がポート41c7,261ag2および
41c8を通じて形成されている。
本発明を特に図解の実施例について図解し説明
してきたけれども、種々の変更および改良が本発
明の範囲から逸脱することなく行なわれてよいこ
とは当業者に明らかであろう。したがつて、本発
明は特に図解した実施例により制限されるべきで
はなく、特許請求の範囲によつてのみ制限される
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が有益に利用されている患者
支持用テーブルの斜視図であり、テーブルは説明
と理解を明白かつ容易にするため部分的に切欠か
れている。第2図は第1図の患者支持用テーブル
へのこの発明の適用の略図であり、図解を容易か
つ明白にするため、油圧回路が実線で強調して示
されており、患者支持用テーブルの主な構造は破
線で示されている。第3図はこの発明に従つた油
圧回路の全体の図である。第4A図乃至第4D図
は第1図の患者支持用テーブルの上下運動用油圧
シリンダと一つのテーブル機能用油圧シリンダに
適用した、本発明の油圧制御弁装置の簡易略図で
あり、それぞれ油圧シリンダの中立、一つの方向
に関即屈曲、反対方向に関節屈曲、上昇運動の作
動モードを示している。第5A図は、第1図およ
び第2図の患者支持用テーブルに用いられるよう
な、本発明の好ましい実施例におけるパイロツト
操作シリンダ・ロツク弁および圧力補償付き流量
制御弁の一体構造の部分断面略図であり、シリン
ダ・ロツク弁装置への流体供給圧力が零という条
件のもとに各要素の位置を示している。第5B図
は、第5A図と類似の図解であるが、流体供給圧
力がテーブル機能制御弁により一つの方向で加わ
つており、流体がその方向にシステム中を流れて
テーブル機能用油圧シリンダを作動している状況
を示すものである。第6図は油圧制御弁コンソー
ルの拡大斜視外観図である。第7図は第1図およ
び第6図の油圧制御コンソールに組み込まれてい
る油圧制御弁装置の拡大斜視図である。第8図は
第7図の油圧制御弁装置のテーブル機能用制御レ
バの部分の部分切欠斜視図であり、制御レバのシ
フト・ケージあるいはゲートをさらに詳細に示し
ている。 11〜患者支持用テーブル(一括)、21〜支
持台、31〜支持ペデスタル、37〜主ピボツト
支持ブロツク、41T〜傾斜フレーム(一括)、
41〜油圧制御コンソール、41BL〜同ブロツ
ク、43〜テーブル機能用ハンドル・レバ、43
a〜同切換要素、44〜案内曲板(ゲート)、4
5〜上下運動用ハンドル・レバ、46〜多位置H
字状スロツト(案内スロツト)、51〜テーブル
構造体(一括)、53〜同頭部、55〜同背部、
57〜同腰部、59〜同脚部、68〜滑動フレー
ム(一括)、70X〜横けた、71/171〜油
圧シリンダ(脚部用)、91/191〜同(屈曲
用)、101〜同(傾斜用)、110〜送り軸、1
11〜油圧シリンダ(滑動用)、121〜同(縦
方向傾斜用)、122〜リニア・ボール・ブツシ
ング、131〜油圧シリンダ(上下運動用)、2
11,221,231,241,251,261
〜制御弁(同スプール)、300〜弁ハウジン
グ、301〜複動式圧力応答パイロツト操作ピス
トン、321A,321B〜チエツク弁、323
〜同ハウジング、329〜同ピストン、351
A,351B〜圧力応答流量制御弁、353〜同
ピストン、LV71,LV91,LV101,LV1
11,LV121〜ロツク弁、P〜ポンプ、PR〜
押しロツド、R〜タンク・リザーバ、CVM〜複
合チエツク弁、CV1,CV2,CV3,CV4〜チ
エツク弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに相対的に動き得る少くとも二つの部分
    を含むテーブル頂部と、前記二つの部分の一方を
    他方に対し動かすための少くとも一つのテーブル
    機能用シリンダ71,91,101,111,1
    21,171又は191と、テーブル頂部を上下
    動させるためのテーブル上下動用シリンダ131
    と、前記各シリンダへ油圧を供給するためのポン
    プPと、リザーバRとを有する患者支持用テーブ
    ル11のための油圧制御装置にして、前記ポンプ
    と前記リザーバの間に前記テーブル機能用シリン
    ダの少くとも一つを選択的に油圧作動的に接続し
    或いはその接続を解除するテーブル機能用制御弁
    211,221,231,241又は251と、
    テーブル上昇の切換え位置にある時には前記ポン
    プと前記リザーバの間に前記テーブル上下動用シ
    リンダを油圧作動的に接続するテーブル上下動用
    制御弁261とを有し、前記テーブル上下動用制
    御弁の前記テーブル上昇の切換え位置への切換え
    は前記テーブル機能用制御弁による前記ポンプと
    前記リザーバの間への前記テーブル機能用シリン
    ダの油圧作動的接続又はその解除に優先して行わ
    れるよう構成されていることを特徴とする油圧制
    御装置。 2 特許請求の範囲第1項の油圧制御装置にし
    て、前記テーブル機能用シリンダは複数個設けら
    れており、前記テーブル機能用制御弁は前記テー
    ブル機能用シリンダの各々に一つが対応するよう
    複数個設けられており、これら複数個のテーブル
    機能用制御弁に対して共通のポートにて接続され
    た油圧供給マニホルド41c5が設けられてお
    り、前記テーブル上下動用制御弁261はテーブ
    ル上昇の切換え位置にある時前記ポンプを前記油
    圧供給マニホールドより切り離して前記テーブル
    上下動用シリンダ131へ接続し、テーブル上昇
    の切換え位置と異なる第二の切換え位置にある時
    前記ポンプを前記テーブル上下動用シリンダより
    切り離して前記油圧供給マニホルドへ接続するよ
    う構成されていることを特徴とする油圧制御装
    置。 3 特許請求の範囲第2項の油圧制御装置にし
    て、前記テーブル機能用シリンダの各々は共通の
    作動装置43により選択的に作動されるようにな
    つており、前記テーブル上下動用制御弁は別の作
    動装置45によつて作動されるようになつている
    ことを特徴とする油圧制御装置。 4 特許請求の範囲第3項の油圧制御装置にし
    て、前記テーブル機能用制御弁と前記テーブル上
    下動用制御弁の各々はすべり弁要素と、前記すべ
    り弁要素の摺動のための互いに平行に配列された
    弁要素収納孔とこれに接続されたポートとを有す
    る共通の弁ブロツクとを有していることを特徴と
    する油圧制御装置。 5 特許請求の範囲第4項の油圧制御装置にし
    て、前記テーブル機能用制御弁の弁要素及び前記
    平行に配列された弁要素収納孔は湾曲した仮想線
    に沿つて配置されており、前記共通の作動装置は
    前記の湾曲した仮想線の曲率中心に位置する共通
    の軸線の周りに揺動するてこであり、前記テーブ
    ル機能用制御弁の各弁要素に対する係合位置と非
    係合位置の間で選択的に移動することのできる手
    動てこであることを特徴とする油圧制御装置。 6 特許請求の範囲第5項の油圧制御装置にし
    て、前記共通の作動要素は案内ゲート44により
    案内されており、前記案内ゲートは前記共通の作
    動装置が中立のオフ以外の位置にて前記テーブル
    機能用制御弁の弁要素より外れる位置へ移動する
    ことを阻止していることを特徴とする油圧制御装
    置。 7 特許請求の範囲第6項の油圧制御装置にし
    て、前記案内ゲートは多数のH型の案内溝を有
    し、前記共通の作動装置はこの案内溝を通つてこ
    れによつて案内されていることを特徴とする油圧
    制御装置。 8 特許請求の範囲第7項の油圧制御装置にし
    て、前記テーブル機能用制御弁とこれに関連する
    前記テーブル機能用シリンダとの間にはパイロツ
    ト作動されるロツク弁と圧力補償制御弁LV10
    1,LV71,LV111,LV121又はLV91
    が設けられていることを特徴とする油圧制御装
    置。
JP51032059A 1975-03-25 1976-03-25 Hydraulic control valve device for fluoroscope camera stool Granted JPS51120190A (en)

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