JPS61146741A - 堅型石灰焼成装置 - Google Patents

堅型石灰焼成装置

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JPS61146741A
JPS61146741A JP26591884A JP26591884A JPS61146741A JP S61146741 A JPS61146741 A JP S61146741A JP 26591884 A JP26591884 A JP 26591884A JP 26591884 A JP26591884 A JP 26591884A JP S61146741 A JPS61146741 A JP S61146741A
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shaft
quicklime
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limestone
powdered
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研 八木
河田 忠
浅香 仁
尾崎 一壹
小田島 剛太郎
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RYOKO SEKKAI KOGYO KK
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RYOKO SEKKAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内熱式の堅型石灰焼成装置に係り、特に硫黄分
(以下5分という)の少ない生石灰の製造を可能にした
堅型石灰焼成装置に関する。
[従来の技術] 立設されたシャフトの頂部に石灰石装入手段をまたシャ
フトの底部に焼成物の排出機構を設け、石灰石をこのシ
ャフト内に導入してその焼成を行う堅型石灰焼成装置が
周知である。
この装置では1例えば特公昭51−21638号及び特
開昭58−26054号等に示される如く、シャフトが
複数基並列に設けられ、これらが燃焼ガス及び空気の通
路である連結チャンネルで接続され、交互に燃焼と蓄熱
との切替えが行われて焼成されることもある。
このような堅型石灰焼成装置のシャフト内では、石灰石
(CJLCO3)の熱分解により生石灰(Cab)と炭
酸ガス(CO2)とが生じる。
一方1重油等の燃料中に含まれる可燃性S分は600〜
800℃でS O2ガスとなり、燃焼ガスに混在する。
CaOは常温ではS O2を吸収しないが、300〜4
00℃では吸収し、400”C以上では反応が速く、C
a S 03を生成する。更に400℃〜800℃にな
ると、CaSO3は部分的に分解してCaSとCa S
 O4となる。
即ち、下記の反応が行われる。
4CaSO3+3CaSOa +Ca54CaO+4S
O2+3CaSO+ +CaSなお、800℃以上では
Ca CO3及びCaSは酸化されてCa S O4と
なり、更に高温の1000℃JA上テl* Ca Oj
* S O2ヲ吸収固定する能力を失う。
[発明が解決しようとする問題点] 而して、堅型石灰焼成装置においては、石灰石の熱分解
温度以上でかつなるべく低い温度で焼成することにより
、生石灰の活性を高くすると共に、熱原単位を下げるよ
うにしており、従って、焼成帯の一1t(1200”O
)をのぞいて大部分は1000℃以下の温度になってい
る。そのため、従来では、生石灰に固定されるso2が
増大して製品生石灰の品質が低下する恐れがあり、とり
わけ燃料の8分含有量が多い場合には、製品品質の低下
が生じ易かった。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、本発明者が鋭意研究を重
ねた結果、粒径の小さい生石灰はど焼成の過程で該生石
灰粒子に固定される5分が多くなる傾向にあることが判
明した。
本発明はこのような知見を基にして完成されたものであ
り、焼成中の燃焼ガス中に微小生石灰を含ませて5分を
吸収(又は吸着)させ、塊状生石灰に固定される5分を
大幅に低減するよう構成したものであって。
上下方向に立設されたシャフトを有し、該シャフトにて
石灰石焼成を行う堅型石灰焼成装置において、該シャフ
ト内に粉末生石灰を吹き込む吹込手段を、吹き込まれた
粉末生石灰が燃焼ガスと接触し得る部位に設けたことを
特徴とする堅型石灰焼成装置、 を要旨とするものである。
[作用] 吹込手段から粉末生石灰をシャフト内に吹き込むと、燃
料の燃焼によって発生するS O2は粉末生石灰と反応
して固定され、燃焼排ガス流と共に炉外へ排出される。
而して、前述のように1粒度の小さい生石灰はどS O
2を吸収(又は吸着)し易いので、粉末生石灰へのS 
O2の吸収(吸tr)が塊状生石灰へのS O2の吸収
(吸着)に先行する、そのため、製品となる塊状生石灰
に固定される5分が大幅に減少される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は2シヤフトタイプの竪型炉を示し、各シャフト
1の頂部に石灰石装入手段2及び排ガス出口3を設けて
いる。このシャフト1の上部には1重油等の液体燃料用
主バーナ4を備えたバーナ室5付きのバーナアーチ6を
内設している。また、シャフト1の下部には複数個の補
助燃焼装置7を設け、更に底部には、焼成物の排出機構
としてテーブル型排出装置8を設けている。なお、各シ
ャフト1は下部において互いに連結チャンネル9で連通
している。
而して1本実施例においては、バーナ室5内。
シャフト上方の燃焼空気管10内及びシャフト下方の冷
却空気管11に適宜個数の粉末生石灰吹込み012a、
12b、12cをそれぞれ設けている。そして、この吹
込み口12a−cから粉末生石灰を分散供給するように
している。これにより、燃焼ガス中のS O2を粉末生
石灰に接触固定させてCa S O4及びCaS等の形
で炉外へ燃焼空気と共に排出させる6なお排出された粉
末はサイクロンや電気集塵器(E P)などにより捕集
される。
なお、以下に本実施例装置における焼成作用を説明する
石灰石装入手段2のダンパ部により、一方のシャツ)l
aにその頂部から装入された塊状の石灰石は、バーナア
ーチ6の両側を通って降下する。一方重油は主バーナ4
において燃焼される。
バーナ室5の容積が小さいので、重油の一部はガス化し
て燃焼するが、大部分はガス化するに至らず、石灰石の
表面を蔽ったままで予熱帯Iから焼成帯■を降下する過
程でガス化し燃焼する。この際の燃焼用空気はシャフト
頂部からシャフト内に圧入される。
重油の燃焼によって生成した燃焼ガスは焼成帯■を下降
し、次いで中央部の連結チャンネル9を経て他方のシャ
フト1bに入り上昇に転じ、そのシャツ)lb内の被焼
成物にその保有する顕熱を与え、排ガスとしてシャフト
lb頂部より排出される。
次のサイクルにおいては、石灰石装入手段2による石灰
石の供給方向が切り替わり、他方のシャフトlbにおい
て焼成が行われ、一方のシャフト1aにおいてはシャフ
ト1bから導入された燃焼ガスにより熱量が蓄えられる
。このように角シヤフト1a、lb間において交互に燃
焼と蓄熱との切替えが行われ操業が継続する。
次にシャツ)1a、lb内における空気、燃焼ガス及び
被焼成物の流れを詳述する。なお第1図において、空気
及び燃焼ガスの流れをそれぞれ実線及び破線で示す、ま
た、以下燃焼側のシャフトを燃焼シャフト、蓄熱側のシ
ャフトを蓄熱シャフトと称することがある。
一方のシャツ)laが燃焼シャフトの場合には図吟示す
ように、そのシャフトlaの底部から導入された冷却空
気L1は、下降してくる焼成物を冷却しつつ上昇し、連
結チャンネル9で燃焼ガスと合流して蓄熱シャフトであ
る他方のシャフト1bに入る。この場合、シャツ)la
では、燃焼用空気は頂部から圧入されるので、燃焼ガス
は円錐形状に拡散し、一方蓄熱シャフトであるシャツ)
1bでは燃焼ガスの拡散は、シャフト1bの底部から導
入された冷却空気L2の上昇流と相俟って、連結チャン
ネル9側に偏倚する。即ち、シャフト内に装入された被
焼成物の空隙率の分布について測定すると、壁面部の空
隙率はシャフト内部の空隙率より大きい、そのためシャ
フトlbの底部から導入された冷却空気L2は、シャツ
)lbの壁面部に沿って上昇し易くなるが、内壁側(即
ちシャフトlaに近い側)では、燃焼シャフト1aから
の燃焼ガス流がエアカーテンのように流れ込んでいるの
で、主として、外壁側(即ちシャツ)laから違い側)
に沿って上昇することになり、その結果上述したように
、シャフト1内の燃焼ガスの拡散は連結チャンネル9側
に偏倚する。
このように、堅型石灰焼成装置のシャフト内部において
は、燃焼ガスは必ずしも均一には流れず、部分的に偏倚
したりする。
而して、本実施例においてはシャフトの各所から粉末生
石灰が吹き込まれ、シャツ)1a、1bのいずれを燃焼
シャフトとした場合においても、常に、焼成帯及びそれ
よりもガス流通上流側の部位から粉末生石灰が吹き込ま
れる。従って、燃焼ガス中のS O2は確実に粉末生石
灰に固定され。
常時良好な品質の塊状生石灰を焚き出すことが可能とさ
れる。
また、このように粉末生石灰をシャフト1内の各所で供
給するようにすれば、燃焼ガスと粉末生石灰との接触が
均一に行われるようになることから、過度の供給による
粉末生石灰の無駄もなく、S O2を効率良く固定する
ことができる。
また、本実施例において、バーナ室5、冷却空気管11
及び燃焼空気管lOに設けた粉末生石灰の吹込み口12
a N12cは、円周状に配列された適数の開口部を有
し粉末生石灰を供給するものである。特にバーナ室5内
の吹込み口12aは耐熱性の高い合金又はセラミック製
の筒体により成り、機械力又は圧縮空気によって粉末生
石灰を可能なかぎり広角度に分散供給し、それによって
該粉末生石灰をバーナアーチ6の両側を降下してくる塊
状石灰石間に均一、かつ、より深く進入させるようにす
るものである。これにより、粉末生石灰をより一層均−
に燃焼ガスとを接触させることが可能となる。
なお、吹き込まれる粉末生石灰の粒度が大きくなると塊
状の石灰石又は生石灰の間を通過しにくくなるので、平
均粒径が1001Lm以下程度のものがよい。
また、粉末生石灰の使用量は、燃料中のS分1重量部に
対し1〜5重量部程度が好ましい、使用量が1重量部以
下では効果が少なく、また、5重量部を超えるとコスト
が高くなると共に、吹き込まれた粉末生石灰はシャフト
中心部に集まり、全体的な脱硫効果の増大はそれ程期待
できない。
上記実施例においては、重油を燃料とする焼成装置につ
いて説明したが、本発明は微粉炭あるいはCOMなどを
燃料としても良く、コークス等の固体燃料を石灰石と混
合して又は石灰石と交互にシャフト内に装入する焼成方
式をも採用し得る。
また、上記実施例では、所謂M窯を図示したが1本発明
は二重傾斜窯、二重円筒立窯、B窯。
S窯、N窯1国井式石灰重油焼成窯或いはクロスビーム
型石灰焼成窯などその他の種々のタイプの焼成装置にも
適用できる。
好適な実験例を下記に示す。
この実験例では、補助燃焼装置7を省略した2シヤフト
焼成装置を用いた。燃料中S分1重量部に対して3重量
部の粉末生石灰を0.4kg/Cゴの圧縮空気によって
80ゴ/Hrの割合で。
粉末生石灰供給口から分散供給し、バーナから噴射され
た重油と共に燃焼ガス中に投入した。
製品生石灰中のS分量比較のためのサンプルは製品排出
ベルト上で約20分毎に300g程度、1日36回、自
動サンプル採取した。
第1表にその分析結果を示す。
第1表 製品生石灰中のS分量比較(粒径別)※ 製品
生石灰粒径 第1表より、本発明によれば、製品生石灰中のS分を3
0〜50%程度低減できることが明らかである。
[効果] 以上詳述したように1本発明は、堅型石灰焼成装置にお
いて、シャフト内に粉末生石灰を吹き込んで燃焼ガスと
接触させ、燃焼ガス中のS O2を粉末生石灰に固定さ
せてシャフト内から排出し得るようにしたので、シャフ
トから取出される製品生石灰に含まれるS分を減少させ
、製品品質の向上を図ることができる。また、既存の焼
成装置を簡便な工事で本発明構造に改良し得るので、実
用性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図である。 1(la、ib)・・・・・・シャフト、2・・・・・
・石灰石装入手段、3・・・・・・排ガス出口、4・・
・・・・主バーナ、   5・・・・・・バーナ室、6
・・・・・・バーナアーチ、 7・・・・・・補助燃焼
装置、8・・・・・・排出装置、 12a、12b、12c・・・・・・粉末生石灰の吹込
み口。 代理人  弁理士  重 野  剛 手続補正書

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下方向に立設されたシャフトを有し、該シャフ
    トにて石灰石焼成を行う堅型石灰焼成装置において、該
    シャフト内に粉末生石灰を吹き込む吹込手段を、吹き込
    まれた粉末生石灰が燃焼ガスと接触し得る部位に設けた
    ことを特徴とする堅型石灰焼成装置。
  2. (2)前記吹込手段は複数個設置されており、そのうち
    の少なくとも1個は、シャフトの焼成帯または該焼成帯
    よりもガス流通上流側に設置されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の堅型石灰焼成装置。
JP26591884A 1984-12-17 1984-12-17 堅型石灰焼成装置 Granted JPS61146741A (ja)

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JP26591884A JPS61146741A (ja) 1984-12-17 1984-12-17 堅型石灰焼成装置

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JP26591884A JPS61146741A (ja) 1984-12-17 1984-12-17 堅型石灰焼成装置

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JPS61146741A true JPS61146741A (ja) 1986-07-04
JPH0353265B2 JPH0353265B2 (ja) 1991-08-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017149110A1 (de) * 2016-03-04 2017-09-08 Maerz Ofenbau Ag Ofen und verfahren zum betreiben eines ofens

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017149110A1 (de) * 2016-03-04 2017-09-08 Maerz Ofenbau Ag Ofen und verfahren zum betreiben eines ofens
CN108779957A (zh) * 2016-03-04 2018-11-09 麦尔兹欧芬堡股份公司 炉和用于运行炉的方法
CN108779957B (zh) * 2016-03-04 2019-12-20 麦尔兹欧芬堡股份公司 炉和用于运行炉的方法
US10947125B2 (en) 2016-03-04 2021-03-16 Maerz Ofenbau Ag Furnace and method for operating a furnace

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