JPS6114519B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6114519B2
JPS6114519B2 JP52053680A JP5368077A JPS6114519B2 JP S6114519 B2 JPS6114519 B2 JP S6114519B2 JP 52053680 A JP52053680 A JP 52053680A JP 5368077 A JP5368077 A JP 5368077A JP S6114519 B2 JPS6114519 B2 JP S6114519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
key
output
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52053680A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS53139519A (en
Inventor
Yohei Nagai
Tetsuo Nishimoto
Shimaji Okamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
Priority to JP5368077A priority Critical patent/JPS53139519A/en
Priority to US05/901,798 priority patent/US4301704A/en
Priority to DE2858005A priority patent/DE2858005C2/en
Priority to DE2819915A priority patent/DE2819915C2/en
Publication of JPS53139519A publication Critical patent/JPS53139519A/en
Publication of JPS6114519B2 publication Critical patent/JPS6114519B2/ja
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

この発明は電子楽器に関し、特に音量や音色等
が自然楽器音と同様に変化する楽音を発生し得る
ようにした電子楽器に関する。 一般に、自然楽器から発生される音は、その音
の音域に応じて音量や音色が変化する。例えば、
ピアノ音の場合、高音域では音量が小さく、また
音量の減衰時間が短いのに対して、低音域では音
量が大きく、また音量の減衰時間が長くなり、さ
らに楽音に含まれる高調波成分が多くなる特徴を
もつている。他の楽器についても同様に、その楽
器の種類に応じた特性で音量や音色が音の音域に
応じて変化する。 従つて、電子楽器において自然楽器音に対応し
た楽音を形成しようとする場合、自然楽器音の特
徴に沿うように楽音の音量や音色を制御すること
が必要である。 以上の点を考慮してこの発明は、上述の要望事
項を十分満足させ得る電子楽器を提供するもので
あり、自然楽器音と同様に音量や音色が変化する
高品質の楽音容易に形成できるようにすることを
目的とする。 上述目的達成のためにこの発明による電子楽器
は、楽音の音高を選択指定する音高指定手段と、
楽音の基本的音色を選択指定する音色指定手段
と、前記音高指定手段で選択指定された音高で、
かつ前記音色指定手段で選択指定された基本的音
色に対応する楽音信号を形成する楽音信号形成手
段と、この楽音信号形成手段で形成される楽音信
号の音色または音量を制御するための制御波形を
発生する制御波形発生手段と、この制御波形発生
手段から発生される制御波形のレベルまたはこの
制御波形の時間変化における変化速度を決める定
数データを、複数の各基本的音色にそれぞれ対応
しかつ複数の各音高または複数の各音域にそれぞ
れ対応して予め記憶したメモリを有し、前記音高
指定手段で選択指定された音高またはこの音高の
音域および前記音色指定手段で選択指定された基
本的音色の両者に対応した定数データを前記メモ
リから読み出し、前記制御波形発生手段を供給す
る定数発生手段とを備えたことを特徴とする。 以下図面について、この発明を88鍵の手鍵盤を
有する電子楽器に適用した場合の実施例について
詳述する。 まず、この実施例の電子楽器は、特開昭50−
126406号(特願昭49−41602号)の公開公報に記
憶開示されているような周波数変調方式に従つて
楽音信号を形成するようにしている。この周波数
変調方式による楽音信号の形成は、基本的には、 e=Asin〔ωct+I(t)sinωnt〕 ………(1) の式を演算することにより行なうものであるが、
この実施例では、さらに自然楽器音により近似し
た高品質の楽音を発生するために、上記(1)式の楽
音信号形成演算を複数系列で行ない、各系列の楽
音信号を加算合成するようにしている。すなわ
ち、この実施例の電子楽器は、上記(1)式をさらに
発展させて次の(2)式に基づいてn=1からn=S
までの複数系列の楽音信号形成演算を実行するこ
とにより、楽音を発生するものである。 ここで、Ko(K1〜Ks)は各系列の総合音量定
数で、これにより全系列の混合比率が決まり、こ
れを選定変更すれば楽音全体としての音量、音色
を変更できる。 Toa(t)〔T1a(t)〜Tsa(t)〕は押鍵操
作の仕方によつて音量を制御するための音量選択
用変数で、押鍵の際の押下げ速度情報に重みづけ
をするためのイニシヤル定数βiと、押鍵の際の
押下げ圧力情報に重みづけをするためのアフタ定
数βaとに基づいて決められる。 Ao(t)〔A1(t)〜As(t)〕は振幅レベル
ないしエンベロープを付与するための変数で、第
16図に示すような振幅波形ENVを得るにつ
き、アタツク波形部ENV1のアタツク速度を決め
るために選択されるアタツク速度定数ARA1
ARASと、第1デイケイ波形部ENV2のデイケイ速
度を決めるために選択される第1デイケイ速度定
数1DRA1〜1DRASと、第2デイケイ波形部ENV3
のデイケイ速度を決めるために選択される第2デ
イケイ速度定数2DRA1〜2DRASと、第1デイケイ
波形部ENV2から第2デイケイ波形部ENV3へ移
る際のレベルIDLを決めるため選択されるデイケ
イ遷移レベル定数1DLA1〜1DLASと、第2デイケ
イ波形部ENV3の途中の時点t24で離鍵したとき減
衰波形部ENV4を形成させる場合にその減衰速度
を決めるために選択される減衰速度定数DRA1
DRASとに基づいて決められる。 かかる内容をもつ(2)式の変数Ko・Toa(t)・
o(t)は(1)式の振幅定数Aに相当する。 また、Bo〔B1〜Bs〕は楽音周波数すなわち音
高を決めるために選択される音高定数で、基準の
角周波数ωに対する各系列の楽音信号の周波数の
変更量を表わす。 かかる内容をもつ(2)式の変数Bo・ωは(1)式の
搬送波角速度ωcに相当する。 さらに、Toi〔T1i(t)〜Tsi(t)〕は押鍵
操作の仕方によつて音色を制御するための音色選
択用変数で、押鍵の押下げ速度情報に重みづけを
するためのイニシアルを定数αiと、押鍵の際の
押下げ圧力情報に重みづけをするためのアフタ定
数αaとに基づいて決められる。 Io(t)〔I1(t)〜Is(t)〕は音色の時間
的変化を決めるための音色変数で、楽音の出始め
の音色を設定するために選択される初期音色定数
L1〜ILSと、音色の時間的変化についてその変
化速度を決めるために選択される音色変化定数
DRI1〜DRISと、その音色変化の終了レベルを意
味する音色変化停止レベルSLIを決めるために選
択される音色変化停止レベル定数SLI1〜SLIS
に基づいて決められる。 かかる内容をもつ(2)式の変数Toi(t)・Io
(t)は(1)式の変調度I(t)に相当する。 Do〔D1〜Ds〕は変調周波数を決めるために選
択される部分音定数で、これを変更することによ
り楽音信号に含まれる部分音成分(調和成分、非
調和成分でなる)の構成が変化する。 かかる内容をもつ(2)式の変数Do・ωは(1)式の
周波数変調角速度ωnに相当する。 ところで(2)式は一般式として表現されている
が、以下に述べる実施例は、S=2とした場合、
すなわち、 e=K1・T1a(t)・A1(t)・sin〔B1・ωt+T1i(t)・I1(t)・sinD1・ωt〕 +K2・T2a(t)・A2(t)・sin〔B2・ωt+T2i(t)・I2(t)・sinD2・ωt〕 ………(3) の式に基づき、2系列分の楽音信号を得、これら
の楽音信号を混合することにより楽音を発生させ
るようにしたものである。 この発明に依る電子楽器は第1図に示すように
次の要素を含んで構成されている。 1は鍵盤情報発生部で、鍵盤に関連して操作さ
れたキーに関する鍵情報として、押鍵されたキー
番号を内容とするキー情報IFKと、押鍵操作の強
弱、速度を内容とするタツチ情報IFTとを送出す
る。 5Aおよび5Bは第1および第2系列パラメー
タ発生回路で、演奏者によつて操作される音色選
択スイツチ6の出力に対応して楽音信号波形に関
するパラメータ出力PA1及びPA2を送出する。
しかるにこの発生回路5A及び5Bで発生される
パラメータ情報は上述の鍵盤情報発生部1のタツ
チ情報IFT以外の音色に関する情報を送出するも
のとする。 7A及び7Bは第1及び第2系列楽音信号形成
部で、鍵搬情報発生部1からのキー情報IFK、タ
ツチ情報IFTを受けると共に、パラメータ発生回
路5A及5Bからのパラメータ情報PA1及びPA
2を受け、これらの情報に基づいて(3)式の第1項
の式及び第2項の式でそれぞれ表わされる2系列
の楽音信号e1及びe2をそれぞれ発生する。 8は楽音発生部で、スピーカ、増幅器などのサ
ウンドシステムでなり、第1及び第2系列楽音信
号形成部7A及び7Bの出力e1及びe2を合成して
(3)式で表わされる楽音信号eに相当する楽音をス
ピーカから発生する。 しかるにこのような構成によつて楽音発生部8
から発生される楽音は、鍵搬情報発生部1から送
出されるキー、情報IFKに応じた音高をもち、か
つ音域選択スイツチ6によつて選択された音色を
もち、しかも鍵搬情報発生部1から送出されるタ
ツチ情報IFTに応じたタツチコントロールないし
アフターコントロールを受けたものとなるが、そ
の楽音波形は周波数変調信号の式を基礎とした(3)
式に基づいて形成される。 一方この楽音は、ダンパペダル9によつて発生
されるダンパペダル信号PO楽音信号形成部7A
及び7Bに制御信号として与えられることにより
制御される。 この実施例の場合、第1図の各構成要素は以下
に述べる詳細構成をもつ。 〔1〕 鍵盤情報発生部 鍵盤情報発生部1は第2図に示すように、鍵
盤の各キーに対応してその操作状態を検出する
キー操作検出回路11と、その出力を受けて押
圧操作されたキー番号を判別して対応する2進
化コード信号でなるキーコード信号KCを送出
するキーコーダ12と、このキーコーダ12の
出力信号を任意数の発音チヤンネルのいずれか
に対して割当て処理することによりキー情報
IFKを送出するチヤンネルプロセツサ13と、
このチヤンネルプロセツサ13の出力に基づい
て押鍵操作速度を判別してこれを2進化コード
信号でなるイニシアルタツチデータITDとして
送出するイニシアルタツチコントロール回路1
4と、キー操作検出回路11の出力に基づいて
押鍵強さを判別してこれを2進化コード信号で
なるアフタタツチデータATDとして送出する
アフタタツチコントロール回路15とを有す
る。 (1‐1) キー操作検出回路11は、鍵盤(この実施
例の場合88鍵)の各キーに対してそれぞれ設
けられた例えば機械接点構成の2個のキース
イツチK1及びK2でなるキースイツチ群1
1Aと、各キーに対してそれぞれ設けられた
例えば圧電素子構成の押下圧力検出素子DT
でなる圧力検出素子群11Bとを具える。キ
ースイツチK1及びK2は例えば第3図A,
Bに示すようにキー11Cの後端部11Dに
対向して並設され、キー11Cが押下げられ
たとき後端部11Dに設けられた係合子11
Eが可動接点11F及び11Hに係合するこ
とにより両スイツチK1及びK2を閉じるよ
うになされている。ここでスイツチK1及び
K2の可能接点11F及び11Hが係合子1
1Eに接触する面には第3図Cに示すように
それぞれ長さの異なる段部11I及び11J
が付され、従つてキー11Cが操作されたと
き係合子11Eの上方への動きに応じて先ず
第1のキースイツチK1が長い段部11Iに
係合して接点を閉じ、その後第2のキースイ
ツチK2が短い段部11Jに係合して接点を
閉じるようになされている。 一方キー11Cの操作端部11Kの下側位
置には押下圧力検出素子DTが設けられ、キ
ー11Cの押下動作の際第2のキースイツチ
K2が閉じた後に、検出素子DTに該端部1
1Kの下面が圧接することによりその押下圧
力に応じた検出出力dtを発生するようになさ
れている。 かくしてキー操作検出回路11に得られた
第1及び第2のキースイツチK1及びK2の
接点出力k1,k2は、操作されたキー番号と操
作速度とを含む88対のキー操作検出出力とし
てキーコーダ12に送出され、また押下圧力
検出素子DTの検出出力dtは押下圧力を含む
88個のキー操作検出出力としてアフタタツチ
コントロール回路15へ送出される。 なお第3図A,Bにおいて、11Lは上限
ストツパ用フエルト、11Mは圧力検出素子
DTの受け台、11Nは案内子、11Pは支
点具、11Qは重りである。 〔1‐2〕 キーコーダ キーコーダ12は第4図A〜Cに示すよう
に、キースイツチK1及びK2を含んでなるキ
ースイツチ回路12Aと、ブロツク検出回路
12B及びその一時記憶回路12Cと、ノー
ト検出回路12Dと、ステツプコントロール
回路12Eとを有する。 ブロツク検出回路12Bは、鍵盤(この実
施例の場合1段88キーでなる)のキーを例え
ば1オクターブを1単位のブロツクとして区
分し、操作されたキーが属するブロツクを検
出記憶すると共に(複数のキーが同時操作さ
れたときは複数のブロツクに亘ることもあり
得る)、この記憶したブロツクを表わすブロ
ツク番号を3ビツトの2進コード信号として
1時記憶回路12Cに記憶させる。またブロ
ツク検出回路12Bはブロツクの記憶状態を
鍵盤の操作されているキースイツチを通じて
ノート検出回路12Dへ送る。 この実施例の場合、88鍵のキーを第1表の
ように第0ブロツク〜第7ブロツクの8ブロ
ツクに分ける。
The present invention relates to an electronic musical instrument, and more particularly to an electronic musical instrument that can generate musical tones whose volume, timbre, etc. change in the same way as natural musical instrument sounds. Generally, the volume and timbre of sounds generated by natural musical instruments change depending on the range of the sound. for example,
In the case of piano sounds, the volume is low in the high range and the volume decay time is short, whereas the volume is high in the low range, the volume decay time is long, and the musical sound contains many harmonic components. It has the following characteristics. Similarly, for other musical instruments, the volume and timbre change depending on the range of the sound, depending on the characteristics of the type of instrument. Therefore, when trying to form musical tones corresponding to natural instrument sounds in an electronic musical instrument, it is necessary to control the volume and timbre of the musical sounds so as to match the characteristics of the natural instrument sounds. In consideration of the above points, the present invention provides an electronic musical instrument that fully satisfies the above-mentioned requirements, and allows for the creation of high-quality musical tones that vary in volume and timbre in the same way as natural musical instrument sounds. The purpose is to In order to achieve the above object, the electronic musical instrument according to the present invention includes pitch specifying means for selecting and specifying the pitch of a musical tone;
timbre designating means for selectively designating a basic timbre of a musical tone, and a pitch selected and designated by the pitch designating means;
and a musical tone signal forming means for forming a musical tone signal corresponding to the basic tone selected and specified by the tone color specifying means, and a control waveform for controlling the tone or volume of the musical tone signal formed by the musical tone signal forming means. The control waveform generating means to be generated and the constant data that determines the level of the control waveform generated from the control waveform generating means or the rate of change in the time change of this control waveform, respectively corresponding to each of the plurality of basic tones and a plurality of It has a memory stored in advance corresponding to each pitch or each of a plurality of tone ranges, and the pitch selected by the pitch designation means or the range of this pitch and the basic tone selected and designated by the tone color designation means. The present invention is characterized by comprising constant generating means for reading constant data corresponding to both target tones from the memory and supplying the control waveform generating means to the control waveform generating means. An embodiment in which the present invention is applied to an electronic musical instrument having an 88-key manual keyboard will be described in detail below with reference to the drawings. First, the electronic musical instrument of this embodiment is
A musical tone signal is formed according to a frequency modulation method as disclosed in the publication No. 126406 (Japanese Patent Application No. 49-41602). Formation of a musical tone signal using this frequency modulation method is basically performed by calculating the equation e=Asin [ω ct + I(t) sin ω nt ] (1).
In this embodiment, in order to generate high-quality musical tones that are more similar to natural instrument sounds, the musical tone signal forming operation of equation (1) above is performed in multiple series, and the musical tone signals of each series are added and synthesized. There is. That is, the electronic musical instrument of this embodiment further develops the above equation (1) and calculates n=1 to n=S based on the following equation (2).
Musical tones are generated by executing multiple series of musical tone signal forming operations. Here, K o (K 1 to K s ) is a total volume constant of each series, which determines the mixing ratio of all series, and by selecting and changing this, the volume and timbre of the musical tone as a whole can be changed. T oa (t) [T 1a (t) to T sa (t)] is a volume selection variable for controlling the volume depending on the way the key is pressed, and weights are given to the pressing speed information when pressing the key. It is determined on the basis of an initial constant β i for assigning the weight to the key, and an after constant βa for weighting the depression pressure information when pressing the key. A o (t) [A 1 (t) to A s (t)] is a variable for giving an amplitude level or an envelope. In order to obtain the amplitude waveform ENV as shown in Fig. 16, the attack waveform part ENV 1 The attack rate constant AR A1 is selected to determine the attack rate of
AR AS , the first decay rate constant 1DR A1 to 1DR AS selected to determine the decay speed of the first decay waveform portion ENV 2 , and the second decay waveform portion ENV 3
The second decay rate constant 2DR A1 ~ 2DR AS is selected to determine the decay speed of 2DR A1 ~ 2DR The transition level constant 1DL A1 to 1DL AS and the attenuation speed selected to determine the attenuation speed when forming the attenuated waveform portion ENV 4 when the key is released at time t 24 in the middle of the second decay waveform portion ENV 3 . Constant DR A1 ~
Determined based on DR AS . The variable K o・T oa (t)・ in equation (2) with such content is
A o (t) corresponds to the amplitude constant A in equation (1). Further, B o [B 1 to B s ] is a pitch constant selected to determine the musical tone frequency, that is, the pitch, and represents the amount of change in frequency of each series of musical tone signals with respect to the reference angular frequency ω. The variable B o ·ω in equation (2) having such content corresponds to the carrier wave angular velocity ω c in equation (1). Furthermore, T oi [T 1i (t) to T si (t)] is a timbre selection variable for controlling the timbre depending on the way the key is pressed, and weights information on the speed at which the key is pressed. The initial value for pressing the key is determined based on the constant αi and the after constant αa for weighting the depression pressure information when pressing the key. I o (t) [I 1 (t) to I s (t)] is a timbre variable for determining the temporal change in timbre, and is the initial timbre constant I selected to set the timbre at the beginning of a musical tone. L1 ~I LS and a timbre change constant selected to determine the rate of change of timbre over time
It is determined based on DR I1 to DR IS and timbre change stop level constants SL I1 to SL IS that are selected to determine the timbre change stop level S I that means the end level of the timbre change. The variable T oi (t)・I o in equation (2) with such content
(t) corresponds to the modulation degree I(t) in equation (1). D o [D 1 to D s ] is a partial constant selected to determine the modulation frequency, and by changing this constant, the composition of the partial components (consisting of harmonic components and non-harmonic components) included in the musical tone signal can be changed. changes. The variable D o ·ω in equation (2) having such content corresponds to the frequency modulation angular velocity ω n in equation (1). By the way, formula (2) is expressed as a general formula, but in the example described below, when S=2,
That is, e=K 1・T 1a (t)・A 1 (t)・sin [B 1・ωt+T 1i (t)・I 1 (t)・sinD 1・ωt] +K 2・T 2a (t)・A 2 (t)・sin [B 2・ωt+T 2i (t)・I 2 (t)・sinD 2・ωt] …Based on the formula (3), two series of musical tone signals are obtained, and these Musical tones are generated by mixing musical tone signals. The electronic musical instrument according to the present invention includes the following elements as shown in FIG. Reference numeral 1 denotes a keyboard information generation unit, which generates key information IFK containing the pressed key number and touch information containing the strength, weakness, and speed of the key press as key information related to keys operated on the keyboard. Send IFT. Reference numerals 5A and 5B denote first and second series parameter generation circuits, which output parameter outputs PA1 and PA2 regarding musical tone signal waveforms in response to the output of the tone selection switch 6 operated by the performer.
However, the parameter information generated by the generation circuits 5A and 5B is assumed to transmit information regarding timbre other than the touch information IFT of the keyboard information generation section 1 described above. 7A and 7B are first and second series musical tone signal forming units which receive key information IFK and touch information IFT from the key carrying information generating unit 1, and also receive parameter information PA1 and PA from the parameter generating circuits 5A and 5B.
2, and based on this information, two series of musical tone signals e 1 and e 2 respectively represented by the first and second terms of equation (3) are generated. Reference numeral 8 denotes a musical tone generating section, which is a sound system such as a speaker and an amplifier, and synthesizes the outputs e 1 and e 2 of the first and second series musical tone signal forming sections 7A and 7B.
A musical tone corresponding to the musical tone signal e expressed by equation (3) is generated from a speaker. However, with such a configuration, the musical tone generating section 8
The musical tone generated from the key carrying information generating section 1 has a pitch according to the key and information IFK sent out from the key carrying information generating section 1, and has a tone selected by the range selection switch 6, and furthermore, the musical tone generated by the key carrying information generating section The musical sound waveform is based on the formula of the frequency modulation signal (3).
Formed based on Eq. On the other hand, this musical tone is generated by the damper pedal signal PO musical tone signal forming section 7A generated by the damper pedal 9.
and 7B as a control signal. In this embodiment, each component shown in FIG. 1 has the detailed structure described below. [1] Keyboard information generation unit As shown in FIG. 2, the keyboard information generation unit 1 includes a key operation detection circuit 11 that detects the operation state of each key on the keyboard, and a key operation detection circuit 11 that detects the operation state of each key on the keyboard, and a key operation detection circuit 11 that detects the operation state of each key on the keyboard. A key coder 12 that determines the key number and sends out a key code signal KC that is a corresponding binary code signal, and assigns the output signal of this key coder 12 to any one of an arbitrary number of sounding channels. information
a channel processor 13 that sends out IFK;
An initial touch control circuit 1 that determines the key press speed based on the output of the channel processor 13 and sends it out as initial touch data ITD, which is a binary code signal.
4, and an aftertouch control circuit 15 that determines the strength of key depression based on the output of the key operation detection circuit 11 and sends it out as aftertouch data ATD consisting of a binary code signal. (1-1) The key operation detection circuit 11 includes a key switch group 1 consisting of, for example, two key switches K1 and K2 each having a mechanical contact configuration and provided for each key of a keyboard (88 keys in this embodiment).
1A, and a pressing pressure detection element DT of a piezoelectric element configuration, for example, provided for each key.
A pressure sensing element group 11B is provided. The key switches K1 and K2 are, for example, as shown in FIG. 3A,
As shown in B, the engager 11 is arranged in parallel to face the rear end 11D of the key 11C, and is provided on the rear end 11D when the key 11C is pressed down.
By engaging the movable contacts 11F and 11H, both switches K1 and K2 are closed. Here, the possible contacts 11F and 11H of switches K1 and K2 are connected to the engager 1.
As shown in FIG. 3C, there are stepped portions 11I and 11J of different lengths on the surface that contacts 1E.
Therefore, when the key 11C is operated, the first key switch K1 first engages with the long step 11I to close the contact in accordance with the upward movement of the engaging element 11E, and then the second key switch K2 engages with the short step portion 11J to close the contact. On the other hand, a depression pressure detection element DT is provided below the operation end 11K of the key 11C, and after the second key switch K2 is closed during the depression operation of the key 11C, the detection element DT is applied to the end 11K.
By pressing the lower surface of the 1K, a detection output dt corresponding to the pressing pressure is generated. The contact outputs k 1 and k 2 of the first and second key switches K1 and K2 thus obtained by the key operation detection circuit 11 are outputted to the key coder as 88 pairs of key operation detection outputs including the operated key number and operation speed. 12, and the detection output dt of the push-down pressure detection element DT includes the push-down pressure.
It is sent to the aftertouch control circuit 15 as 88 key operation detection outputs. In Fig. 3A and B, 11L is the upper limit stopper felt, and 11M is the pressure detection element.
DT's cradle, 11N is a guide, 11P is a fulcrum, and 11Q is a weight. [1-2] Key coder As shown in FIGS. 4A to 4C, the key coder 12 includes a key switch circuit 12A including key switches K1 and K2 , a block detection circuit 12B and its temporary storage circuit 12C, and a note detection circuit. 12D and a step control circuit 12E. The block detection circuit 12B divides the keys of the keyboard (in this embodiment, one row consists of 88 keys) into one unit of block, for example, one octave, and detects and stores the block to which the operated key belongs (into a plurality of blocks). (If the keys are operated simultaneously, the number may span a plurality of blocks), and the block number representing the stored block is stored in the temporary storage circuit 12C as a 3-bit binary code signal. Further, the block detection circuit 12B sends the memory state of the block to the note detection circuit 12D through the key switch being operated on the keyboard. In this embodiment, 88 keys are divided into 8 blocks, 0th block to 7th block, as shown in Table 1.

【表】 これに対してノート検出回路12Dは鍵盤
のキースイツチを介してブロツク検出回路1
2Bから受けた信号に基づいて操作されたキ
ーがどのノート(すなわち音名)であるか検
出記憶すると共に(この場合も同一ブロツク
に属する複数のキーが同時操作されたときは
複数のノートを記憶することもあり得る)、
この記憶したノートを表わすノート番号を4
ビツトの2進コード信号として送出するよう
になされている。 ここで、ブロツク検出回路12Bに複数の
ブロツクが記憶された場合ブロツクの読出し
は所定の優先順位をもつて順次実行され、こ
の読出動作がされるブロツクごとにそのブロ
ツクに所属する操作キーのノートがノート検
出回路12Dに記憶される。 ノート検出回路12Dにおける記憶ノート
の読出しも同様に所定の優先順次をもつて順
次実行される。 このようにして一時記憶回路12Cに記憶
されたブロツク番号コード信号BCと、ノー
ト検出回路12Dに記憶されたノート番号コ
ード信号NCとは、組合されて7ビツトのキ
ーコード信号KCとして送出される。 ブロツク検出回路12B及びノート検出回
路12Dは以下の詳細構成をもつ。 ブロツク検出回路12Bは第0〜第7オク
ターブに対応する第0〜第7ブロツクの8個
の検出回路本体BL0〜BL7を有し、その信
号入出力端子L0〜L7がそれぞれ対応するブ
ロツク(オクターブ)に属する一対のキース
イツチK1及びK2(第3図)の各固定接点に
共通に接続されている。 ブロツク検出回路本体BL0〜BL7は読出
回路の構成が異なることを除いて同様に構成
されており、それぞれ記憶回路111と、優
先ゲート回路112と、読出回路113と、
信号入出力回路114とを具える。 今例えば信号入出力端子L0をもつ第0ブ
ロツクの検出回路本体BL0について述べる
に、記憶回路111は信号入出力端子L0
論理「1」信号が到来したときこれをステツ
プコントロール回路12Eから到来する
「1」ステート信号IST1を開制御信号とする
入力アンドゲート115を通じ、さらにオア
ゲート116を通じて遅延フリツプフロツプ
回路117にて受ける。フリツプフロツプ回
路117はこの「1」信号を読込用クロツク
φCによつて読込み、その後到来する読出用
クロツクφDによつて読出す。しかるにこの
ように読出された「1」信号は帰還用アンド
ゲート118を通じ、さらにオアゲート11
6を通じて入力端にフイードバツクされ、こ
れが次のクロツクφC,φDで読出され、かく
してフリツプフロツプ回路117はφC及び
φDの到来ごとにデータを記憶更新する。こ
の記憶は帰還用アンドゲート118が閉じた
ときその「0」出力をクロツクφC,φDによ
つて読込み、読出すことによりリセツトされ
る。 このようにしてブロツク検出回路本体BL
0〜BL7の記憶回路111に対して「1」信
号が到来するこれがオアゲート119に与え
られ、エニーブロツク信号AB(いずれかの
ブロツクに属するキーが操作されていること
を表わす)としてステツプコントロール回路
12Eに与えられる。 記憶回路111のフリツプフロツプ回路1
17の出力は優先ゲート回路112のアンド
ゲート120に与えられる。このアンドゲー
ト120には開制御信号として1オクターブ
高音域を受持つブロツク検出回路本体(この
場合BL1から到来する読出条件信号RCSが
インバータ121を介して与えられる。この
前段から到来した読出条件信号RCSは、フ
リツプフロツプ回路117の出力と共にオア
回路122を介して後段に対する読出条件信
号RCSとして送出される。なお今の説明の
場合第0番目のブロツクBL0は最後段であ
るので読出条件信号RCSは外部へ送出され
る。 しかるに最高音域のオクターブのブロツク
検出回路本体BL7に対する前段からの読出
条件信号RCSとしては「0」レベル(この
場合接地レベル)に接続されたライン123
からの入力を用い、また最低音域のオクター
ブのブロツク検出回路本体BL0から後段へ
の読出条件信号RCSは、メモリブロツク信
号MB(いずれかのブロツクに記憶があるこ
とを表わす)としてステツプコントロール回
路12Eに送出される。 このようにして優先ゲート回路112はよ
り高音域のオクターブのブロツクに記憶があ
るとき、そのブロツクの記憶回路111から
の記憶の読出しを優先的になし得るようにな
され、いずれかのブロツク検出回路本体に記
憶がある限り、メモリブロツク信号MBを送
出し続ける。 優先ゲート回路112を通つた記憶回路1
11の記憶出力は読出回路113のアンドゲ
ート124に与えられる。アンドゲート12
4にはステツプコントロール回路12Eから
到来する「2」ステート信号2ST1が開制御
信号として与えられ、優先ゲート回路112
から記憶出力を受けているときこれを「2」
ステート信号2ST1のタイミングで出力線1
25に与える。 しかるに各ブロツク検出回路本体BL0〜
BL7の出力線125は3つのコード変換用
オアゲート126の入力端に予定の組合せを
もつて接続され、これにより各ブロツク検出
回路本体BL0〜BL7に記憶があるときその
記憶ブロツク番号が3ビツト2進化コード信
号BC1として「2」ステート信号2ST1のタ
イミングで一時記憶回路12cへ送出され
る。 一時記憶回路12Cはブロツク検出回路1
2Bから到来するブロツク番号コード信号
BC1の各ビツトを並列に受ける記憶回路BM
1〜BM3を有し、それぞれブロツク番号コ
ード信号BC1の各ビツトを入力オアゲート1
30を通じて受ける遅延フリツプフロツプ回
路131と、その記憶をダイナミツクに維持
する帰還用アンドゲート132と、出力用ア
ンドゲート133とを有する。 帰還用アンドゲート132は、「1」又は
「3」ステート時にステツプコントロール回
路12Eから到来する「1」、「3」ステート
信号1,3ST1を受けて、「1」、「3」ステ
ートの期間遅延フリツプフロツプ回路131
の内容を保持し「2」ステート時にブロツク
検出回路12Bにて送出されるブロツク番号
コード信号BC1を新たに遅延フリツプフロツ
プ回路131に記憶させるために該記憶を解
除する。また出力アンドゲート133は後述
するようにノート検出回路12Dからこれに
ノートの記憶がある場合に到来するメモリノ
ート信号MNを受け、かくしてノート検出回
路12Dからノート番号コード信号NCが送
出されたときこれと同時に一時記憶していた
ブロツク番号コード信号BCを並列にキーコ
ード信号KCとして送出するようになされて
いる。 ブロツク検出回路12Bの信号入出力回路
114は、キースイツチ回路12Aから操作
されたキーに関する情報をブロツク検出回路
12Bに取込み、この取込んだ情報に基づい
てノート検出回路12Dに情報を与えるもの
で、各検出回路本体BL0〜BL7の信号入出
力端子L0〜L7に接続された充放電コンデ
ンサCB1と、この入出力端子L0〜L7及
び論理「1」レベルの電源135間に接続さ
れた充電用トランジスタ136と、入出力端
子L0〜L7及び接地(その論理レベルは
「0」である)間に接続された放電用トラン
ジスタ137とを含む。 放電用トランジスタ137は、上述のよう
にステツプコントロール回路12Eの「2」
ステート信号2ST1によつて開く読出回路1
13のアンドゲート124から記憶回路11
1の記憶が読出されたときこれをオアゲート
138を介して受けてオンし、これによりコ
ンデンサCB1を放電させて端子L0〜L7
のレベルを「0」にリセツトする。また同様
にオアゲート138を介してステツプコント
ロール回路12Eから「0」ステート信号
OST1を受けてオンしてコンデンサCB1を放
電させる。 これに対して充電用トランジスタ136
は、インバータ139を通じ、さらに「2」
ステート信号2ST1を開制御信号として受け
るアンドゲート140を通じて優先ゲート回
路112のアンド回路120の出力を受け、
これにより記憶回路111が記憶状態にない
ときオンしてコンデンサCB1を論理「1」
レベルに充電し、かくして入出力端子L0〜
L7のレベルを「1」に維持させる。 なお実際上充放電用コンデンサCB1とし
ては、入出力端子L0〜L7に接続されてい
るコードの配線容量を利用し得る。 かかる構成を有する信号入出力回路114
は、後述するようにステツプコントロール回
路12Eのステート信号に応じて、ノート検
出回路12Dの信号入出力回路149との間
でキースイツチ回路12Aを介して信号の授
受をする。 これに対してノート検出回路12Dは次の
詳細構成をもつ。 ノート検出回路12Dは1オクターブに属
するノート(C〜C#)に対応する12個のノ
ート検出回路本体NT1〜NT12を有し、そ
の一対の入出力端TC1#及びTC2#〜TC1
びTC2がそれぞれ対応するノートの附された
キーごとに設けられた一対のキースイツチ
K1及びK2の可動接点に、ダイオードd1及び
d2を通じて接続されている。 ノート検出回路本体NT1〜NT12は記憶
回路148部分の構成が異なることを除いて
同様に構成されており、それぞれ第1のキー
スイツチK1に対応する第1の記憶回路14
5と、第2のキースイツチK2に対応する第
2の記憶回路146と、優先ゲート回路14
7と、読出回路148と、信号入出力回路1
49とを具える。 今例えば入出力端子TC1#及びTC2#をも
つノート「C#」のノート検出回路本体NT
1について述べるに、第1の記憶回路145
は入出力端子TC1#に「0」の状態が生じた
とき(キースイツチK1が閉じたときこの状
態が生じる)これをインバータ150によつ
て「1」信号に反転した後、ステツプコント
ロール回路12Eから到来する「2」ステー
ト信号2ST2を開制御信号とする入力アンド
ゲート151を通じ、さらにオアゲート15
2を通じて遅延フリツプフロツプ回路153
にて受ける。このフリツプフロツプ回路15
3は、ブロツク検出回路12Bの記憶回路1
11について上述したと同様にして、受けた
「1」信号を読込用クロツクφCによつて読込
み、その後読出用クロツクφDによつて読出
し、帰還用アンドゲート154を通じさらに
オアゲート152を通じてその入力端にフイ
ードバツクし、これを次のクロツクφC,φD
で角度読込み、読出し、かくしてダイナミツ
クに記憶する。 この記憶状態は、「1」の読出条件信号
RDSが帰還用アンドゲート154に与えら
れている限り維持され、この読出条件信号
RDSが到来しなくなつたとき(すなわち
「0」のとき)、ゲート154の「0」出力を
クロツクφC,φDによつて読込み、読出すこ
とによりリセツトされる。 これに対して第2の記憶回路146は入出
力端子TC2#に「0」の状態が生じたとき
(すなわちキースイツチK2が閉じたとき)、
記憶動作をすることを除いて、第1の記憶回
路145と同様に構成されている。 なおこの実施例の場合、第1の記憶回路1
45のインバータ150及び入力用アンドゲ
ート151間にオアゲート165が介挿さ
れ、このオアゲート165を通じて第2の記
憶回路146のインバータ160の出力を第
1の記憶回路145のフリツプフロツプ回路
153に入力するようになされ、かくして何
らかの原因で、第1のキースイツチK1の動
作時に第1の記憶回路145に記憶されなか
つたとき、第2のキースイツチK2の信号を
利用してこの誤動作をバツクアツプするよう
になされている。 しかるに回路本体NT1〜NT12の第1の
記憶回路145において、フリツプフロツプ
回路153の入力端がオアゲート166に接
続され、これにより、帰還用ゲート154を
通じて「1」信号をダイナミツクに記憶して
いる遅延フリツプフロツプ回路153が1つ
でもあればエニーノート信号AN(いずれか
の回路本体NT1〜NT12にノートの記憶が
あることを表わす)を送出する。 一方記憶回路145及び146のフリツプ
フロツプ回路153及び163の出力は優先
ゲート回路147のアンドゲート170及び
171にそれぞれ与えられる。このアンドゲ
ート170及び171には開制御信号として
1オクターブの音名配列に従つて1音分高い
音名のノート検出回路本体NT12〜NT2か
ら到来する読出条件信号RDSがインバータ
172を介して与えられる。この前段から到
来した読出条件信号RDSは、上述の如く第
1及び第2の記憶回路145及び146の帰
還用アンドゲート154及び164の開制御
信号としても用いられるほか、第1の記憶回
路145のフリツプフロツプ回路153の出
力と共にオア回路173を介して後段に対す
る読出条件信号RDSとして送出される。 しかるに最高音名Cのノート検出回路本体
NT12に対する前段からの読出条件信号
RDSとして「0」レベル(この場合接地レ
ベル)に接続されたライン174からの入力
を用い、かくしてこの最高音名Cのノート検
出回路本体NT12が最優先で記憶データの
読出しを行うようになされている。 また最低音名C#のノート検出回路本体
NT1から後段への読出条件信号RDSがメモ
リノート信号MNとして一時記憶回路12C
の出力ゲート133に与えられ、これにより
ノート検出回路12Dの回路本体NT1〜NT
12のいずれかに読出すべきデータがあると
き、一時記憶回路12Cに記憶されているブ
ロツク番号データを送出できるようになされ
ている。 優先ゲート回路147のアンドゲート17
0及び171をそれぞれ通つた記憶出力は出
力線175及び176に送出される。ノート
記憶回路本体NT1〜NT12の一方の出力線
175は、4つのコード変換用オアゲート1
77の入力端に所定の組合せをもつて接続さ
れ、これにより回路本体NT1〜NT12の記
憶が読出されたときその記憶ノート番号が4
ビツト2進化コード信号のノートコード信号
NCとしてノート番号出力端子TN1〜TN4
に出力される。これに対して記憶回路本体
NT1〜NT12の他方の出力線176がオア
ゲート178の入力端に接続され、これによ
りキースイツチK2を閉じたこと及びそのキ
ースイツチK1からの遅れのタイミングを表
わす第2キースイツチ動作信号KA2として出
力端子TKA2に出力される。 信号入出力回路149は、ブロツク検出回
路12Bの信号入出力回路114からキース
イツチ回路12Aを介して送られて来る情報
を取込むもので、信号入出力端子TC1#及び
TC2#〜TC1及びTC2にそれぞれ接続された
充放電コンデンサCN1及びCN2と、第1の
端子TC1#〜TC1及び論理「1」レベルの電
源179間に接続された第1の充電用トラン
ジスタ180と、第2の端子TC2#〜TC2
び論理「1」レベルの電源181間に接続さ
れた第2の充電用トランジスタ182とを含
む。 この実施例の場合コンデンサCN1及びCN
2は、コンデンサCB1と同様に、ノート検
出回路12D及びキースイツチ回路12A間
の配線容量を利用する。 これらのトランジスタ180及び182は
ステツプコントロール回路12Eから送出さ
れる「1」、「3」ステート信号1・3ST1
よつてオンしてコンデンサCN1及びCN2を
論理「1」レベルに充電する。 以上がブロツク検出回路12B及びノート
検出回路12Dの一例構成であるが、これら
は、キースイツチ回路12Aを介しかつステ
ツプコントロール回路12Eのステート信号
に同期して次のように動作する。なお今例え
ば、音階音C1、C2、E2のキーが同時操作さ
れているとする。従つて音階音C1のキーは
第0ブロツクに属し、また音階音C2、E2
キーは第1ブロツクに属する。 「0」ステートは待機状態で、「0」ステ
ート信号OST1はブロツク検出回路12Bの
すべての検出回路本体BL0〜BL7について
信号入出力回路114の放電用トランジスタ
137をオンにしてこれを通じてコンデンサ
CB1を放電させる。従つて入出力端子L0
〜L7のレベルはすべて「0」レベルとな
る。 なおこのとき、音階音C1のキースイツチ
が閉じていることにより第0ブロツクのブロ
ツク検出回路12Bの端子L0はキースイツ
チK1,K2を通じてノート検出回路12D
の「C」ノート検出回路本体NT12の端子
TC1,TC2に接続され、同様にして第1ブロ
ツクのブロツク検出回路BL1の端子L1は
「C」ノート検出回路本体NT12の端子
TC1,TC2と、「E」ノート検出回路本体NT
4の端子TE1,TE2とに接続されている。従
つて端子TC1,TC2及びTE1,TE2に接続さ
れたコンデンサCN1,CN2もまたダイオー
ドd1,d2、キースイツチK1,K2を通
じてトランジスタ137により放電されて
「0」レベルになつている。 この状態から「1」ステート状態になる
と、ステツプコントロール回路12Eから
「1」ステート信号1ST1及び「1」、「3」
ステート信号1・3ST1が送出される。 この「1」、「3」ステート信号1・3ST1
はノート検出回路12Dの「C#」〜「C」
ノート検出回路本体NT1〜NT12に与えら
れ、そのトランジスタ180及び182がオ
ンとなる。従つてこれを通じてコンデンサ
CN1及びCN2が一斉に充電される。これと
共にダイオードd1及びd2を通じ、さらに操作
された「C1」、「C2」、「E2」キーのキースイ
ツチK1及びK2を通じてブロツク検出回路
12Bの端子L0及びL1に接続されたコン
デンサCB1が充電される。しかし操作され
ていないキーに対応するキースイツチK1及
びK2は閉じていないのでそのコンデンサ
CB1は充電されない。 そこで、操作されたキーが属するブロツク
(すなわち「C1」キーが属する第0ブロツク
及び「C2」、「E2」キーが属する第1ブロツ
ク)の入出力端子L0及びL1に論理「1」
入力が与えられる。従つてブロツク検出回路
12Bからステツプコントロール回路12E
に対するエニーブロツク信号ABが送出され
る。 一方「1」ステート信号1ST1がブロツク
検出回路12Bのブロツク検出回路BL0〜
BL7に与えられ、その記憶回路111の入
力ゲート115を一斉に開く。したがつて
「1」入力が与えられている第0及び第1ブ
ロツク検出回路本体BL0及びBL1の記憶回
路111が記憶状態になり、かくして操作さ
れたキーが属するブロツク番号(この場合第
0及び第1ブロツク)がブロツク検出回路1
2Bに記憶される。 この状態から「2」ステートになると、ス
テツプコントロール回路12Eから「2」ス
テート信号2ST1が送出される。 この「2」ステート信号2ST1はブロツク
検出回路12Bのブロツク検出回路本体BL
0〜BL7に与えられ、その読出回路113
の出力ゲート124に一斉に開制御信号とし
て与えられる。しかるにこのとき、第0及び
第1ブロツクの検出回路本体BL0及びBL1
のみが記憶状態にあるから、より優先順位の
高い第1ブロツクの検出回路本体BL1の優
先ゲート回路112のアンドゲート120の
みに読出条件信号RCSが与えられる。従つ
て第1ブロツクの検出回路本体BL1の記憶
回路111からの記憶内容が優先ゲート回路
112及び読出回路113を通じて2進コー
ド信号「100」がブロツク番号コード信号
BC1として送出される。この3ビツトのブロ
ツク番号コード信号BC1は一時記憶回路12
Cに与えられ、その各ビツト記憶回路BM1
〜BM3の入力オアゲート130を通じて記
憶させる。なおブロツク検出回路12Bの第
1ブロツクの検出回路本体BL1の記憶デー
タが読出され、これによつて読出回路113
の出力用ゲート124の出力が「1」になる
と、これがインバータ128を介して帰還用
ゲート118を閉じる。従つてフリツプフロ
ツプ回路117は、次の周期のクロツクφ
C,φDによつて「0」を読込み、読出す。か
くして第1ブロツクの記憶回路BL1がリセ
ツトされる。このとき次段への読出条件信号
RCSは「0」となることにより、優先順位
の次に低いブロツク(この場合第0ブロツ
ク)の読出条件が整うことになる。 一方優先ゲート回路112を介して読出回
路113から読出された論理「1」の第1ブ
ロツク番号記憶出力は、そのブロツク検出回
路本体BL1の放電用トランジスタ137に
与えられてこれをオンにする。従つて第1ブ
ロツクのコンデンサCB1はトランジスタ1
37を通じて放電される。これにととまら
ず、キースイツチK1及びK2を通じさらに
ダイオードd1及びd2を通じてノート検出
回路12Dの回路本体のうち第1ブロツクに
属しかつ現在操作されているキーの音名に対
応する回路本体(この場合「C」及び「E」
ノート検出回路本体NT12及びNT4)のコ
ンデンサCN1,CN2をもブロツク検出回路
本体BL1のトランジスタ137を通じて放
電する。かくして操作されたキーの音名に対
応する「C」及び「E」ノート検出回路本体
NT12及びNT4に論理「0」入力が与えら
れる。 一方第2の「2」ステート信号2ST2がス
テツプコントロール回路12Eから各ノート
検出回路本体NT1〜NT12に与えられ、第
1及び第2の記憶回路145及び146の入
力ゲート151及び161を一斉に開くこと
により、「0」入力が与えられている「C」
及び「E」ノート検出回路本体NT12及び
NT4の記憶回路145及び146が記憶状
態になり、かくして操作されたキーのうち第
1ブロツクに属するキーのノート(この場合
「C」及び「E」)がノート検出回路12Dに
記憶される。 しかるにこのとき、「C」及び「E」ノー
ト検出回路本体NT12及びNT4のうち、よ
り優先順位の高い「C」検出回路本体NT1
2の優先ゲート回路147に論理「0」の読
出条件信号RDSが与えられていることによ
り、第1及び第2の記憶回路145及び14
6の記憶が読出され、従つて読出回路148
のゲート177を通じてノート番号を表わす
2進コード信号「0111」が第1の記憶回路1
45からノートコード信号NCとして出力端
子TN1〜TN4に送出され、また読出回路1
48のゲート178を通じて第2のキースイ
ツチK2が動作したことを表わす第2キース
イツチ動作信号「1」が第2の記憶回路14
6から出力端子TKA2に送出される。 なお実際上キースイツチK1及びK2は、
第3図について上述したように、第1のキー
スイツチK1が動作した後、第2のキースイ
ツチK2が動作することになり、その動作時
間差はキーの操作速さに対応したものにな
る。しかるに、この動作時間差は、後述する
ようにクロツクφC,φDの周期と比較して充
分大きくなるようにクロツクφC,φDの周期
が選定されている。従つてノート検出回路本
体NT1〜NT12の第1及び第2の記憶回路
145及び146の記憶、読出動作は実際上
同時になされることはなく、時間差をもつて
実行される。 これに対して「C」及び「E」ノート検出
回路本体NT12及びNT4に記憶がされたこ
とにより最低順位のノート検出回路本体NT
1から送出されるメモリノート信号MNによ
つて一時記憶回路12Cの出力ゲート133
が開かれ、これに記憶されていたブロツク番
号コード信号BC1「100」が出力端子TB1
〜TB3に送出された。 従つて出力端子TN1〜TN4及びTB1〜
TB3には、操作されたキーのうち、最も高
音域のオクターブ(この場合第1オクター
ブ)に層し、かつそのうちでも最も高音の音
名をもつキー(今の場合「C2」キー)のキ
ー番号を内容とする7ビツトのキーコード信
号「0111100」がキーコード信号KCとして送
出される。 このようにしてノート検出回路本体NT1
〜NT12のうち1以上の記憶回路145が
記憶動作をすると、ステツプコントロール回
路12Eに対してエニーノート信号ANが送
出され、これを条件として「2」ステートに
続いて「3」ステートに入り、ステツプコン
トロール回路12Eから「1」・「3」ステー
ト信号1,3ST1が再度送出される。 この「1」・「3」ステート信号1・3ST1
はノート検出回路本体NT1〜NT12の充電
用トランジスタ180及び182を再度オン
とし、これによりコンデンサCN1及びCN2
を再度充電する。 一方「1」・「3」ステート信号1・3ST1
が一時記憶回路12Cの帰還用ゲート132
に与えられることにより、その第1番目のク
ロツクφC,φDが到来するときフリツプフロ
ツプ回路131の出力が再度入力端に帰還さ
れ、従つて一時記憶回路12Cは同じブロツ
ク番号コード信号BC1を記憶し直す。 これに対して「C」ノート検出回路本体
NT12においては第1番目のクロツクφC
φDによつて記憶回路145の記憶はリセツ
トされ(ライン174からの論理「0」信号
により帰還用ゲート154が閉じているた
め)、一方「E」ノート検出回路NT4におい
ては論理「1」信号を再度記憶する(帰還用
ゲート154が「C」ノート検出回路本体
NT12からの「1」の読出条件信号RDSに
よつて開いているため)。 そこでこのクロツクφC,φDの第1番目の
周期において「C」ノート検出回路本体NT
12の記憶がリセツトし、これにより「E」
ノート検出回路本体NT4の優先ゲート回路
147への読出条件信号RDSが「0」にな
ることにより「E」ノート検出回路本体NT
4の「1」出力が出力用ゲート170を通じ
て読出回路148が読出され、かくして読出
回路148から「E」ノートコード「0010」
が読出される。 このようにして出力端子NT1〜NT4及び
TB1〜TB3には、第1ブロツクに属しかつ
ノートが「E」のキー、すなわち「E2」キ
ーが操作されたことを表わすキーコード信号
「0010100」が送出されることになる。 かくしてノート検出回路12Dに記憶され
ていたノートがすべて読出されると、クロツ
クφC,φDの第2周期目によつて「E」ノー
ト検出回路NT4の記憶がリセツトされ、エ
ニーノート信号ANが「0」となる。このと
きステツプコントロール回路12Eは、ブロ
ツク検出回路12Bからメモリブロツク信号
MBがあることを条件として、次に再度
「2」ステートへ戻す。 すなわち再度「2」ステート信号2ST1
ステツプコントロール回路12Eからブロツ
ク検出回路12Bの回路本体BL0〜BL7の
読出回路113へ与えられる。このとき未だ
読出されずに残つている第0ブロツクの記憶
が読出回路113を通じて読出されることを
除いて上述の第1ブロツクの場合と同様にし
て、一時記憶回路12Cへ第0ブロツク番号
をコード信号「000」として読出すとと共
に、放電用トランジスタ137をオンにして
コンデンサCB1と、「C1」キーのキースイツ
チK1,K2を介して「C」ノート検出回路
本体NT12のコンデンサCN1及びCN2を放
電してこの「C」ノート検出回路本体NT1
2の記憶回路145及び146を記憶状態に
セツトする。 このとき再度「3」ステートへ移り、記憶
回路145及び146の記憶データは直ちに
読出されて読出回路148から「C」ノート
コード信号「0111」として送出され、かくし
て出力端子TN1〜TN4及びTB1〜TB3に
は第0ブロツクに属する「C」ノートコード
のキー、すなわち「C1」ノートのキーが操
作されたことを表わすキーコード信号
「0111000」が送出されることになる。 ところでかかる動作が終つたとき、「C」
ノート検出回路本体NT12の記憶回路14
5において、帰還用ゲート154が閉じてい
る(ライン174からの読出条件信号RDS
が「0」であるから)ので、ノート検出回路
12Dからエニーノート信号ANが発生せ
ず、しかもブロツク検出回路12Bにもメモ
リブロツク信号MBが発生しておらず、従つ
て「0」ステートすなわち待機状態にもど
る。 ブロツク検出回路本体BL0〜BL7の記憶
動作の開始、及びブロツク回路本体BL0〜
BL7からノート検出回路本体NT1〜NT1
2への信号の出力などのキーコーダ12の各
部の動作はステツプコントロール回路12E
にてマスタクロツクに同期して発生されるス
テツプコントロール信号によつて制御され
る。 ステツプコントロール回路12Eは起動パ
ルス発生回路12Fにて発生される起動パル
スTCによつて起動され、以後データ転送ク
ロツクφC,φDに同期しながら上述のステツ
プコントロール信号OST1,1ST1,2ST1
2ST2,1・3ST1を発生する。 この実施例の場合、起動パルス発生回路1
2Fは、例えば矩形波発生回路構成の低周波
クロツク発振器181と、その出力端に接続
された遅延フリツプフロツプ回路182とを
有し、発振器181の出力を2入力アンド回
路183にその一方の条件入力として与え、
かつフリツプフロツプ回路182の出力をイ
ンバータ184によつて反転してアンド回路
183にその他方の条件入力として与え、か
くしてアンド回路183にて発振器181の
出力が論理「1」レベルになつたときその後
フリツプフロツプ回路182が論理「1」信
号をクロツクφCで読込んだ後クロツクφD
読出した時までの間論理「1」となる起動パ
ルスTCを送出する。 ここで低周波クロツク発振器181の発振
周波数は主として鍵盤が操作されたときこれ
を検出する際の条件、例えばチヤタリングの
影響を受けないように考慮して決められ、例
えば周期が200μs〜1ms程度に選定され
る。 これに対してデータ転送クロツクφC,φD
は同時最大発音数に対応してその各音のデー
タを一巡転送するに都合の良い十分短かい周
期をもつており、チヤンネルプロセツサ13
に配置される第7図Cに示すような周期信号
発生回路13Aによつて発生される。 周期信号発生回路13Aは4段の全加算器
185と、その各段に接続された4個の遅延
フリツプフロツプ回路186とを具える。フ
リツプフロツプ回路186の各段には、別途
マスタクロツク発振器(図示せず)において
発生される1μsの周期τをもつマスタクロ
ツクφ(第5図φ)が読込クロツクとし
て与えられ、かつこのマスタクロツクφ
対して1/2周期遅れのマスタクロツクφ
(第5図φ)が読出クロツクとして与えら
れる。従つて全加算器185はマスタクロツ
クφ,φの周期τごとにフリツプフロツ
プ回路186が動作したとき応動動作し、か
くしてフリツプフロツプ回路186の各段の
出力端から、マスタクロツクφ,φの周
期τで歩進する2進化16進のコード出力
(「1」「2」「4」「8」ビツトをもつ)を送
出する。 このようにして発生された2進化16進のコ
ード出力はそれぞれ適宜組合せることによつ
てクロツクパルスφの1周期τ分のパルス
幅で周期16τのタイミングパルスを形成させ
ることができ、かつ、この実施例の場合同期
信号発生回路13Aは第5図1Y16,2Y16
9Y16,16Y16に示すように、第1、第2、
第9、第16番目のタイミングパルス1Y16
2Y16,9Y16,16Y16をアンド回路18
8,189,190,191によつて発生さ
せ、このうち第16、第2番目のタイミングパ
ルス16Y16,2Y16をキーコーダ12のデー
タ電送クロツクφC,φDとして用いるように
なされている。 ここで周期16τのタイミング信号を発生さ
せるのは、同時に発音すべき音の数を16音に
選定したことに基づくものである。すなわち
この実施例の電子楽器はピアノの様に88キー
の一段鍵盤構造とされているので、両手10指
分のキーが同時操作される可能性があり、し
かもすでに操作の終つたキーのうちいくつか
はデイケイ波形をもつ可能性があることを考
慮して合計16音の同時発生音を可能ならしめ
たものである。 しかるにマスタクロツクφ,φを16周
期ずつ区分して、その16周期内の各周期をタ
イムスロツトとしてそれぞれ同時発生音すべ
き各音のデータを割当て、かくして割当てら
れたタイムスロツト内において対応するデー
タ(以下当該データともいう)の転送、処理
をする。そこで以下、第5図においてマスタ
クロツクφの第1、第2………第16周期区
間T1,T2………T16をそれぞれ第1、第2…
……第16チヤンネルと称することにする。 このような考え方の方にチヤンネルプロセ
ツサ13はマスタクロツクφ,φに同期
して各音についてのデータの処理を行う。従
つてこれに協調して、操作されたキーがどれ
かの判定動作をキーコーダ12に行わせるべ
く、ステツプコントロール回路12Eが周期
信号発生回路13Aにおいてマンタクロツク
φ,φに同期して発生されたタイミング
信号φC,φDを利用するのである。 このようにして発生された同期信号16
Y16及び2Y16は、キーコーダ12における各
遅延フリツプフロツプ回路の読込み及び読出
しクロツクφC及びφDとして利用され、かく
してすべての遅延フリツプフロツプ回路がマ
スタクロツクφ,φの16周期ごとに1回
ずつ絶えず読込み、読出し動作を繰返すこと
になる。 ステツプコントロール回路12Eは読込み
クロツクφC及び読出しクロツクφDを受ける
2個の遅延フリツプフロツプ回路201及び
202でなるステツプカウンタ203と、そ
の歩進動作を制御しかつその歩進状態に基づ
いて各ステート信号を形成するゲート回路2
04とを具える。 ゲート回路204は起動パルス発生回路1
2Fから到来する起動パルスTCによつて起
動し、ブロツク検出回路12Bにて発生され
るエニーブロツク信号AB及びメモリブロツ
ク信号MBと、ノート検出回路12Dにて発
生されるエニーノート信号ANとを受けて、
4つの状態を生じさせる。すなわち「0」ス
テート(待機状態)、「1」ステート(操作さ
れたキーが属するブロツクの検出動作状
態)、「2」ステート(操作されたキーのうち
検出されたブロツクに属するキーのノートを
検出する動作状態)、「3」ステート(ブロツ
ク、ノートの検出結果に基づいてキーコード
を送出する動作状態)の合計4つの状態を生
じさせる。 これらのステートは第2表に示すように、
フリツプフロツプ回路201及び202の出
力Qと、これをインバータ205及び206
を通じて得られる反転出力とによつて次の
ようにして確立される。
[Table] On the other hand, the note detection circuit 12D detects the block detection circuit 1 via the key switch of the keyboard.
It detects and stores which note (i.e. note name) the operated key is based on the signal received from 2B (also in this case, if multiple keys belonging to the same block are operated at the same time, multiple notes are stored) ),
The note number representing this memorized note is 4.
The signal is transmitted as a bit binary code signal. Here, when a plurality of blocks are stored in the block detection circuit 12B, the reading of the blocks is executed sequentially with a predetermined priority, and for each block to which this reading operation is performed, the notes of the operation keys belonging to that block are It is stored in the note detection circuit 12D. Reading of the stored notes in the note detection circuit 12D is similarly performed sequentially with a predetermined priority order. The block number code signal BC stored in the temporary storage circuit 12C and the note number code signal NC stored in the note detection circuit 12D are combined and sent out as a 7-bit key code signal KC. The block detection circuit 12B and note detection circuit 12D have the following detailed configuration. The block detection circuit 12B has eight detection circuit bodies BL0 to BL7 of the 0th to 7th blocks corresponding to the 0th to 7th octaves, and the signal input/output terminals L0 to L7 are connected to the corresponding blocks ( It is commonly connected to each fixed contact of a pair of key switches K 1 and K 2 (Fig. 3) belonging to the octave). The block detection circuit bodies BL0 to BL7 have the same configuration except for the configuration of the readout circuit, and each includes a storage circuit 111, a priority gate circuit 112, a readout circuit 113,
A signal input/output circuit 114 is provided. Now, for example, to describe the detection circuit main body BL0 of the 0th block having a signal input/output terminal L0 , when a logic "1" signal arrives at the signal input/output terminal L0 , the memory circuit 111 receives the logic "1" signal from the step control circuit 12E. The "1" state signal IST 1 is received by the delay flip-flop circuit 117 through an input AND gate 115 which serves as an open control signal, and further through an OR gate 116. The flip-flop circuit 117 reads this "1" signal using the read clock φ C and then reads it using the read clock φ D that arrives. However, the "1" signal read out in this way passes through the feedback AND gate 118 and further passes through the OR gate 11.
The data is fed back to the input terminal through 6 and read out at the next clocks φ C and φ D. Thus, the flip-flop circuit 117 stores and updates the data each time φ C and φ D arrive. This memory is reset by reading the "0" output of the feedback AND gate 118 when it is closed by the clocks φ C and φ D. In this way, the block detection circuit body BL
A "1" signal arrives at the memory circuit 111 for 0 to BL7. This is given to the OR gate 119 and sent to the step control circuit 12E as an any block signal AB (indicating that a key belonging to any block is operated). given to. Flip-flop circuit 1 of memory circuit 111
The output of 17 is given to AND gate 120 of priority gate circuit 112. The AND gate 120 is supplied with the read condition signal RCS coming from the block detection circuit body (in this case BL1) which is in charge of one octave high range as an open control signal via the inverter 121.The read condition signal RCS coming from the previous stage is sent as the read condition signal RCS to the subsequent stage together with the output of the flip-flop circuit 117 via the OR circuit 122. In the present explanation, since the 0th block BL0 is the last stage, the read condition signal RCS is sent to the outside. However, the readout condition signal RCS from the previous stage to the block detection circuit body BL7 for the highest range octave is the line 123 connected to the "0" level (in this case, the ground level).
The readout condition signal RCS from the block detection circuit body BL0 of the lowest range octave to the subsequent stage is sent to the step control circuit 12E as a memory block signal MB (indicating that there is memory in one of the blocks). Sent out. In this way, the priority gate circuit 112 is configured such that when there is memory in a block of an octave in a higher range, it can preferentially read out the memory of that block from the memory circuit 111, and if any block detecting circuit main body The memory block signal MB continues to be sent as long as there is memory in the memory. Memory circuit 1 passing through priority gate circuit 112
The storage output of No. 11 is applied to the AND gate 124 of the readout circuit 113. and gate 12
4 is given the "2" state signal 2ST1 coming from the step control circuit 12E as an open control signal, and the priority gate circuit 112
When receiving memory output from
Output line 1 at the timing of state signal 2ST 1
Give to 25. However, each block detection circuit body BL0~
The output line 125 of BL7 is connected to the input terminals of three code conversion OR gates 126 in a predetermined combination, so that when there is memory in each block detection circuit body BL0 to BL7, the memory block number is converted into a 3-bit binary code. The code signal BC 1 is sent to the temporary storage circuit 12c at the timing of the "2" state signal 2ST 1 . The temporary storage circuit 12C is the block detection circuit 1.
Block number code signal coming from 2B
Memory circuit BM that receives each bit of BC 1 in parallel
1 to BM3, each bit of the block number code signal BC1 is input to the OR gate 1.
30, a feedback AND gate 132 for dynamically maintaining its memory, and an output AND gate 133. The feedback AND gate 132 receives the "1" and "3" state signals 1, 3ST 1 coming from the step control circuit 12E during the "1" and "3" states, and controls the period of the "1" and "3" states. Delay flip-flop circuit 131
The storage is canceled in order to store the block number code signal BC1 sent by the block detection circuit 12B in the "2" state in the delay flip-flop circuit 131 anew. Further, as will be described later, the output AND gate 133 receives a memory note signal MN that arrives from the note detection circuit 12D when a note is stored therein, and thus receives a memory note signal MN when a note number code signal NC is sent from the note detection circuit 12D. At the same time, the temporarily stored block number code signal BC is sent out in parallel as the key code signal KC. The signal input/output circuit 114 of the block detection circuit 12B takes information about the operated keys from the key switch circuit 12A into the block detection circuit 12B, and provides information to the note detection circuit 12D based on this information. A charging/discharging capacitor CB1 connected to the signal input/output terminals L0 to L7 of the detection circuit body BL0 to BL7, and a charging transistor 136 connected between the input/output terminals L0 to L7 and a power supply 135 at logic "1" level. , a discharging transistor 137 connected between input/output terminals L0 to L7 and ground (its logic level is "0"). As described above, the discharge transistor 137 is connected to "2" of the step control circuit 12E.
Readout circuit 1 opened by state signal 2 ST 1
13 AND gate 124 to memory circuit 11
When the memory of 1 is read out, it is received through the OR gate 138 and turned on, thereby discharging the capacitor CB1 and connecting the terminals L0 to L7.
Reset the level to "0". Similarly, a "0" state signal is sent from the step control circuit 12E via the OR gate 138.
When it receives OST 1 , it turns on and discharges capacitor CB1. On the other hand, the charging transistor 136
is further “2” through the inverter 139.
Receives the output of the AND circuit 120 of the priority gate circuit 112 through the AND gate 140 which receives the state signal 2ST1 as an open control signal;
As a result, when the memory circuit 111 is not in the memory state, it turns on and sets the capacitor CB1 to logic "1".
charge to the level, thus input/output terminal L0~
Maintain the level of L7 at "1". Note that, in practice, the wiring capacitance of the cords connected to the input/output terminals L0 to L7 can be used as the charging/discharging capacitor CB1. Signal input/output circuit 114 having such a configuration
As will be described later, signals are exchanged with the signal input/output circuit 149 of the note detection circuit 12D via the key switch circuit 12A in accordance with the state signal of the step control circuit 12E. On the other hand, the note detection circuit 12D has the following detailed configuration. The note detection circuit 12D has 12 note detection circuit bodies NT1 to NT12 corresponding to notes (C to C#) belonging to one octave, and a pair of input/output terminals TC 1 # and TC 2 # to TC 1 and TC 2 has a pair of key switches for each key with a corresponding note.
At the movable contacts of K 1 and K 2 , diodes d 1 and
Connected through d2 . The note detection circuit bodies NT1 to NT12 have the same configuration except that the configuration of the memory circuit 148 portion is different, and the first memory circuit 14 corresponding to the first key switch K1 respectively
5, a second memory circuit 146 corresponding to the second key switch K2 , and a priority gate circuit 14.
7, readout circuit 148, and signal input/output circuit 1
49. For example, note detection circuit body NT of note "C#" which has input/output terminals TC 1 # and TC 2 #
1, the first memory circuit 145
When a "0" state occurs at the input/output terminal TC1 # (this state occurs when the key switch K1 is closed), this is inverted to a "1" signal by the inverter 150, and then the step control circuit 12E The “2” state signal 2ST 2 coming from
2 through the delay flip-flop circuit 153
Receive at. This flip-flop circuit 15
3 is the memory circuit 1 of the block detection circuit 12B.
In the same manner as described above for No. 11, the received "1" signal is read by the reading clock φ C , then read by the reading clock φ D , and then passed through the feedback AND gate 154 and the OR gate 152 to its input terminal. and feeds it back to the next clock φ C , φ D
The angle is read in and read out, thus dynamically memorized. This storage state means that the read condition signal is “1”.
RDS is maintained as long as it is applied to the feedback AND gate 154, and this read condition signal
When RDS no longer arrives (that is, when it is "0"), the "0" output of gate 154 is read by the clocks φ C and φ D and is reset by reading. On the other hand, when the input/output terminal TC 2 # is in the "0" state (that is, when the key switch K 2 is closed), the second memory circuit 146
It has the same configuration as the first memory circuit 145 except that it performs a memory operation. Note that in this embodiment, the first memory circuit 1
An OR gate 165 is inserted between the 45 inverter 150 and the input AND gate 151, and the output of the inverter 160 of the second storage circuit 146 is input to the flip-flop circuit 153 of the first storage circuit 145 through this OR gate 165. Thus, if for some reason the data is not stored in the first storage circuit 145 when the first key switch K1 operates, the signal from the second key switch K2 is used to back up this malfunction. There is. However, in the first storage circuit 145 of the circuit bodies NT1 to NT12, the input terminal of the flip-flop circuit 153 is connected to the OR gate 166, thereby creating a delay flip-flop circuit that dynamically stores a "1" signal through the feedback gate 154. If there is even one 153, an any note signal AN (indicating that a note is stored in any of the circuit bodies NT1 to NT12) is sent out. On the other hand, the outputs of flip-flop circuits 153 and 163 of memory circuits 145 and 146 are applied to AND gates 170 and 171 of priority gate circuit 147, respectively. The AND gates 170 and 171 are supplied with a read condition signal RDS as an open control signal, which comes from the note detection circuit main bodies NT12 to NT2 of a note name one note higher according to the note name arrangement of one octave, via an inverter 172. . The read condition signal RDS that has arrived from the previous stage is used as an open control signal for the feedback AND gates 154 and 164 of the first and second storage circuits 145 and 146 as described above, and is also used as an open control signal for the feedback AND gates 154 and 164 of the first and second storage circuits 145 and 146. Together with the output of the flip-flop circuit 153, it is sent out via the OR circuit 173 as a read condition signal RDS to the subsequent stage. However, the note detection circuit for the highest note name C
Read condition signal from previous stage for NT12
Using the input from the line 174 connected to the "0" level (ground level in this case) as the RDS, the note detection circuit body NT12 with the highest pitch name C is configured to read the stored data with the highest priority. There is. Also, the note detection circuit body for the lowest note name C#
The read condition signal RDS from NT1 to the subsequent stage is used as the memory note signal MN in the temporary storage circuit 12C.
is applied to the output gate 133 of the note detection circuit 12D.
When there is data to be read out in any of the blocks 12 to 12, the block number data stored in the temporary storage circuit 12C can be sent out. AND gate 17 of priority gate circuit 147
The storage outputs through 0 and 171, respectively, are sent to output lines 175 and 176. One output line 175 of the note storage circuit body NT1 to NT12 is connected to four code conversion OR gates 1.
77 in a predetermined combination, so that when the memory of the circuit body NT1 to NT12 is read out, the memory note number is 4.
Note code signal of bit binary code signal
Note number output terminal TN1 to TN4 as NC
is output to. In contrast, the memory circuit itself
The other output line 176 of NT1-NT12 is connected to the input of an OR gate 178, thereby outputting a second key switch operating signal KA2 representing the closing of the key switch K2 and the timing of its delay from key switch K1 . Output to TKA2. The signal input/output circuit 149 takes in information sent from the signal input/output circuit 114 of the block detection circuit 12B via the key switch circuit 12A, and connects the signal input/output terminals TC 1 # and
A first charging capacitor CN1 and CN2 connected to TC 2 #~TC 1 and TC 2 , respectively, and a first charging/discharging capacitor CN1 and CN2 connected between the first terminal TC 1 #~ TC 1 and a logic "1" level power supply 179 and a second charging transistor 182 connected between the second terminals TC 2 # to TC 2 and the power supply 181 at logic “1” level. In this example capacitors CN1 and CN
2 utilizes the wiring capacitance between the note detection circuit 12D and the key switch circuit 12A, similarly to the capacitor CB1. These transistors 180 and 182 are turned on by the "1" and "3" state signals 1 and 3ST1 sent from the step control circuit 12E, and charge the capacitors CN1 and CN2 to the logic "1" level. The above is an example of the structure of the block detection circuit 12B and the note detection circuit 12D, and these operate as follows in synchronization with the state signal of the step control circuit 12E via the key switch circuit 12A. For example, assume that keys for scale notes C 1 , C 2 , and E 2 are being operated simultaneously. Therefore, the key of scale note C 1 belongs to the 0th block, and the keys of scale note C 2 and E 2 belong to the 1st block. The "0" state is a standby state, and the "0" state signal OST1 turns on the discharging transistor 137 of the signal input/output circuit 114 for all detection circuit bodies BL0 to BL7 of the block detection circuit 12B, and connects the capacitor through this.
Discharge CB1. Therefore, input/output terminal L0
The levels of ~L7 are all "0" levels. At this time, since the key switch of scale note C1 is closed, the terminal L0 of the block detection circuit 12B of the 0th block is connected to the note detection circuit 12D through the key switches K1 and K2.
"C" Note detection circuit main body NT12 terminal
Similarly, the terminal L1 of the block detection circuit BL1 of the first block is connected to the " C" note detection circuit main body NT12.
TC 1 , TC 2 and “E” note detection circuit body NT
It is connected to terminals TE 1 and TE 2 of 4. Therefore, the capacitors CN1 and CN2 connected to the terminals TC 1 and TC 2 and TE 1 and TE 2 are also discharged by the transistor 137 through the diodes d1 and d2 and the key switches K1 and K2, and are at the "0" level. When the state changes from this state to the "1" state, the step control circuit 12E sends the "1" state signal 1ST 1 , "1", and "3".
State signals 1 and 3 ST 1 are sent out. These “1” and “3” state signals 1 and 3 ST 1
are "C#" to "C" of the note detection circuit 12D
The signal is applied to the note detection circuit main bodies NT1 to NT12, and their transistors 180 and 182 are turned on. Therefore through this capacitor
CN1 and CN2 are charged simultaneously. At the same time, a capacitor CB1 is connected to the terminals L0 and L1 of the block detection circuit 12B through the diodes d1 and d2 and through the key switches K1 and K2 of the operated keys " C1 ", " C2 " and " E2 ". is charged. However, key switches K1 and K2 corresponding to keys that are not operated are not closed, so the capacitor
CB1 is not charged. Therefore, a logic ``1'' is applied to the input/output terminals L0 and L1 of the block to which the operated key belongs (that is, the 0th block to which the "C 1 " key belongs, and the 1st block to which the "C 2 " and "E 2 " keys belong).
Input is given. Therefore, from the block detection circuit 12B to the step control circuit 12E
An any block signal AB is sent out. On the other hand, the "1" state signal 1ST1 is detected by the block detection circuit BL0~ of the block detection circuit 12B.
The input gates 115 of the memory circuits 111 are opened all at once. Therefore, the memory circuits 111 of the 0th and 1st block detection circuit bodies BL0 and BL1 to which the "1" input is applied enter the memory state, and the block numbers to which the operated keys belong (in this case, the 0th and 1st blocks) are stored. 1 block) is block detection circuit 1
Stored in 2B. When the state changes from this state to the "2" state, a "2" state signal 2ST1 is sent out from the step control circuit 12E. This "2" state signal 2ST1 is the block detection circuit main body BL of the block detection circuit 12B.
0 to BL7, and its readout circuit 113
are given as an open control signal to the output gates 124 of all at once. However, at this time, the detection circuit bodies BL0 and BL1 of the 0th and 1st blocks
Since only the first block is in the memorized state, the read condition signal RCS is applied only to the AND gate 120 of the priority gate circuit 112 of the detection circuit body BL1 of the first block, which has a higher priority. Therefore, the stored contents from the storage circuit 111 of the detection circuit main body BL1 of the first block pass through the priority gate circuit 112 and the readout circuit 113, and the binary code signal "100" becomes the block number code signal.
Sent as BC 1 . This 3-bit block number code signal BC1 is sent to the temporary memory circuit 12.
C, and its respective bit storage circuit BM1
- Stored through the input OR gate 130 of BM3. Note that the data stored in the detection circuit main body BL1 of the first block of the block detection circuit 12B is read out, and thereby the readout circuit 113
When the output of the output gate 124 becomes "1", this closes the feedback gate 118 via the inverter 128. Therefore, the flip-flop circuit 117 receives the next period's clock φ.
"0" is read and read by C and φD . Thus, the memory circuit BL1 of the first block is reset. At this time, the read condition signal to the next stage is
By setting RCS to "0", the conditions for reading the next lowest priority block (in this case, the 0th block) are set. On the other hand, the first block number storage output of logic "1" read from the readout circuit 113 via the priority gate circuit 112 is applied to the discharging transistor 137 of the block detection circuit body BL1 to turn it on. Therefore, capacitor CB1 of the first block is transistor 1
37. Not only this, the circuit body (in this case, " C” and “E”
The capacitors CN1 and CN2 of the note detection circuit bodies NT12 and NT4 are also discharged through the transistor 137 of the block detection circuit body BL1. "C" and "E" note detection circuit body corresponding to the note name of the key operated in this way
Logic "0" inputs are provided to NT12 and NT4. On the other hand, a second "2" state signal 2ST2 is given from the step control circuit 12E to each note detection circuit body NT1 to NT12, and the input gates 151 and 161 of the first and second storage circuits 145 and 146 are opened all at once. By this, "C" is given "0" input.
and "E" note detection circuit body NT12 and
The storage circuits 145 and 146 of the NT4 enter the storage state, and the notes of the keys belonging to the first block (in this case, "C" and "E") among the operated keys are stored in the note detection circuit 12D. However, at this time, among the "C" and "E" note detection circuit bodies NT12 and NT4, the "C" detection circuit body NT1, which has a higher priority,
By applying the read condition signal RDS of logic "0" to the second priority gate circuit 147, the first and second memory circuits 145 and 14
6 is read out, thus the readout circuit 148
A binary code signal “0111” representing the note number is sent to the first memory circuit 1 through the gate 177 of the
45 to the output terminals TN1 to TN4 as a note code signal NC, and also to the readout circuit 1.
The second key switch operation signal "1" indicating that the second key switch K2 has been operated is transmitted to the second memory circuit 14 through the gate 178 of 48.
6 to the output terminal TKA 2 . In addition, in practice, key switches K1 and K2 are
As described above with reference to FIG. 3, after the first key switch K1 is operated, the second key switch K2 is operated, and the difference in operating time corresponds to the operating speed of the key. However, as will be described later, the periods of the clocks φ C and φ D are selected so that this difference in operating time is sufficiently large compared to the periods of the clocks φ C and φ D. Therefore, the storage and readout operations of the first and second storage circuits 145 and 146 of the note detection circuit bodies NT1 to NT12 are not actually performed at the same time, but are performed with a time difference. On the other hand, since "C" and "E" note detection circuit bodies NT12 and NT4 are stored, the note detection circuit body NT of the lowest rank
The output gate 133 of the temporary storage circuit 12C is activated by the memory note signal MN sent from 1
is opened, and the block number code signal BC1 "100" stored in it is sent to the output terminal TB1.
~ Sent to TB3. Therefore, output terminals TN1 to TN4 and TB1 to
Among the operated keys, TB3 contains the key that is layered in the highest octave (in this case, the first octave) and has the highest note name (in this case, the "C 2 " key). A 7-bit key code signal "0111100" containing a number is sent out as a key code signal KC. In this way, the note detection circuit body NT1
~ When one or more of the memory circuits 145 of the NT12 performs a memory operation, an any note signal AN is sent to the step control circuit 12E, and on this condition, the state enters the "3" state following the "2" state, and the step The "1" and "3" state signals 1, 3ST 1 are sent out again from the control circuit 12E. This "1"/"3" state signal 1/3ST 1
turns on the charging transistors 180 and 182 of the note detection circuit body NT1 to NT12 again, and thereby the capacitors CN1 and CN2
Recharge the battery. On the other hand, "1" and "3" state signals 1 and 3ST 1
is the feedback gate 132 of the temporary storage circuit 12C.
As a result, when the first clocks φ C and φ D arrive, the output of the flip-flop circuit 131 is fed back to the input terminal, and therefore the temporary storage circuit 12C stores the same block number code signal BC 1 . Try again. On the other hand, the “C” note detection circuit body
In NT12, the first clock φ C ,
φ D resets the memory in memory circuit 145 (because feedback gate 154 is closed due to the logic ``0'' signal from line 174), while the logic ``1'' signal in ``E'' note detection circuit NT4 is reset. is memorized again (the feedback gate 154 is the “C” note detection circuit body)
(This is because it is opened by the read condition signal RDS of "1" from NT12). Therefore, in the first period of these clocks φ C and φ D , the “C” note detection circuit body NT
12's memory is reset, and this causes "E"
When the read condition signal RDS to the priority gate circuit 147 of the note detection circuit main body NT4 becomes "0", the "E" note detection circuit main body NT
4's "1" output is read out by the readout circuit 148 through the output gate 170, and thus the "E" note code "0010" is output from the readout circuit 148.
is read out. In this way, output terminals NT1 to NT4 and
A key code signal "0010100" representing that the key belonging to the first block and having the note "E", that is, the "E 2 " key, has been operated is sent to TB1 to TB3. When all the notes stored in the note detection circuit 12D are thus read out, the memory of the "E" note detection circuit NT4 is reset by the second cycle of the clocks φ C and φ D , and the any note signal AN is reset. It becomes "0". At this time, the step control circuit 12E receives the memory block signal from the block detection circuit 12B.
Next, return to the "2" state again, subject to the presence of MB. That is, the "2" state signal 2ST1 is again applied from the step control circuit 12E to the readout circuits 113 of the circuit bodies BL0 to BL7 of the block detection circuit 12B. At this time, the 0th block number is coded into the temporary storage circuit 12C in the same manner as in the case of the first block described above, except that the memory of the 0th block that remains unread is read out through the readout circuit 113. At the same time, the discharge transistor 137 is turned on and the capacitor CB1 and the capacitors CN 1 and CN2 of the "C " note detection circuit body NT12 are read out as the signal "000" via the key switches K1 and K2 of the "C 1 " key. Discharge this "C" note detection circuit body NT1
The second storage circuits 145 and 146 are set to the storage state. At this time, the state shifts to "3" again, and the stored data in the memory circuits 145 and 146 is immediately read out and sent out from the readout circuit 148 as a "C" note code signal "0111", thus output terminals TN1 to TN4 and TB1 to TB3. A key code signal "0111000" representing that the key of the "C" note code belonging to the 0th block, that is, the key of the "C 1 " note, has been operated is transmitted. By the way, when this operation is finished, "C"
Memory circuit 14 of note detection circuit main body NT12
5, feedback gate 154 is closed (read condition signal RDS from line 174
is "0"), the note detection circuit 12D does not generate the any note signal AN, and the block detection circuit 12B also does not generate the memory block signal MB, so the memory is in the "0" state, that is, the standby state. Return to state. Start of memory operation of block detection circuit bodies BL0 to BL7, and block circuit bodies BL0 to BL7
From BL7 to note detection circuit body NT1 to NT1
The operation of each part of the key coder 12, such as outputting signals to the key coder 2, is controlled by the step control circuit 12E.
It is controlled by a step control signal generated in synchronization with the master clock. The step control circuit 12E is activated by the activation pulse TC generated by the activation pulse generation circuit 12F, and thereafter generates the step control signals OST 1 , 1ST 1 , 2ST 1 in synchronization with the data transfer clocks φ C and φ D.
Generates 2ST 2 , 1/3ST 1 . In this embodiment, starting pulse generation circuit 1
2F has a low frequency clock oscillator 181 having a rectangular wave generation circuit configuration, for example, and a delay flip-flop circuit 182 connected to its output terminal, and outputs the output of the oscillator 181 to a two-input AND circuit 183 as one of the condition inputs. give,
In addition, the output of the flip-flop circuit 182 is inverted by the inverter 184 and applied to the AND circuit 183 as the other conditional input, so that when the output of the oscillator 181 becomes logic "1" level in the AND circuit 183, the flip-flop circuit is then inverted. 182 sends out a starting pulse TC which becomes logic "1" from when the logic "1" signal is read by the clock φ C until when it is read by the clock φ D. Here, the oscillation frequency of the low frequency clock oscillator 181 is determined mainly by taking into consideration the conditions for detecting keyboard operations, such as avoiding the influence of chattering. For example, the frequency is selected to be approximately 200 μs to 1 ms. be done. On the other hand, the data transfer clocks φ C , φ D
has a cycle that is short enough to transfer the data of each note in one round corresponding to the maximum number of simultaneous notes, and the channel processor 13
A periodic signal generating circuit 13A as shown in FIG. 7C arranged in FIG. The periodic signal generation circuit 13A includes a four-stage full adder 185 and four delay flip-flop circuits 186 connected to each stage. Each stage of the flip-flop circuit 186 is supplied with a master clock φ 11 in FIG. 5) having a period τ of 1 μs, which is generated by a separate master clock oscillator (not shown), as a read clock . The master clock φ2 is delayed by 1/2 period.
2 in FIG. 5) is given as a read clock. Therefore, the full adder 185 operates in response to the operation of the flip-flop circuit 186 every period τ of the master clocks φ 1 and φ 2 , and thus the output terminal of each stage of the flip-flop circuit 186 receives the period τ of the master clocks φ 1 and φ 2 . A binary coded hexadecimal code output (having ``1'', ``2'', ``4'', and ``8'' bits) is sent out in steps of . By appropriately combining the binary coded hexadecimal code outputs generated in this way, a timing pulse with a period of 16τ can be formed with a pulse width of one period τ of the clock pulse φ1 , and In the case of the embodiment, the synchronizing signal generating circuit 13A is shown in FIG .
As shown in 9Y 16 and 16Y 16 , the first, second,
9th and 16th timing pulse 1Y 16 ,
2Y 16 , 9Y 16 , 16Y 16 and circuit 18
8, 189, 190, and 191, of which the 16th and second timing pulses 16Y 16 and 2Y 16 are used as data transmission clocks φ C and φ D of the key coder 12. The reason why a timing signal with a period of 16τ is generated here is based on the fact that the number of tones to be generated simultaneously is selected to be 16 tones. In other words, since the electronic musical instrument of this embodiment has a single-level keyboard structure with 88 keys like a piano, there is a possibility that keys for 10 fingers of both hands will be operated simultaneously, and how many keys have already been operated? Taking into consideration the possibility that the sound may have a decay waveform, a total of 16 sounds can be generated simultaneously. However, the master clocks φ 1 and φ 2 are divided into 16 cycles, each cycle within the 16 cycles is used as a time slot, and the data of each sound that should be generated simultaneously is assigned, and the corresponding data is generated within the assigned time slots. (hereinafter also referred to as the relevant data). Therefore, below, in FIG. 5, the first, second......16th cycle sections T1 , T2 ...... T16 of the master clock φ1 are the first, second......
...It will be called the 16th Channel. Based on this idea, the channel processor 13 processes data for each tone in synchronization with the master clocks φ 1 and φ 2 . Therefore, in cooperation with this, a step control circuit 12E is generated in the periodic signal generating circuit 13A in synchronization with the manta clocks φ 1 and φ 2 in order to cause the key coder 12 to perform an operation to determine which key has been operated. The timing signals φ C and φ D are used. The synchronization signal 16 generated in this way
Y 16 and 2Y 16 are used as the read and readout clocks φ C and φ D for each delay flip-flop circuit in key coder 12, thus all delay flip-flop circuits are continuously clocked once every 16 cycles of master clocks φ 1 and φ 2 . Reading and reading operations will be repeated. The step control circuit 12E includes a step counter 203 consisting of two delay flip-flop circuits 201 and 202 which receive a read clock φ C and a read clock φ D , and control the stepping operation of the step counter 203 and output each state signal based on the stepping state. Gate circuit 2 forming
04. The gate circuit 204 is the starting pulse generation circuit 1
It is activated by the activation pulse TC arriving from the 2F, and receives the any block signal AB and memory block signal MB generated by the block detection circuit 12B, and the any note signal AN generated by the note detection circuit 12D. ,
Gives rise to four states. In other words, the "0" state (standby state), the "1" state (detection state of the block to which the operated key belongs), and the "2" state (detection of the note of the key belonging to the detected block among the operated keys). A total of four states are generated: a "3" state (an operating state in which a key code is sent out based on the detection result of a block or a note); These states are shown in Table 2,
The outputs Q of flip-flop circuits 201 and 202 are connected to inverters 205 and 206.
It is established as follows by the inverted output obtained through .

【表】 ステツプコントロール回路12Eが「0」
ステート(すなわち待機状態でフリツプフロ
ツプ回路201及び202のQ出力は「0」
及び「0」である)のときステート信号入力
回路214のアンドゲート215から「0」
ステート信号OST1が送出されている。この
「0」ステートのとき起動パルスTCが到来す
ると、これがゲート回路204のステート制
御回路206のアンドゲート207に与えら
れる。このときフリツプフロツプ回路201
及び202の出力「1」及び「1」が他の
条件として与えられているので、アンドゲー
ト207の入力条件が整い「1」出力が発生
されて第2フリツプフロツプ回路202にそ
の入力オアゲート212を介して与えられ
る。 従つて読込み及び読出クロツクφC及びφD
によつてフリツプフロツプ回路201及び2
02には「0」及び「1」が記憶され「1」
ステート状態になる。このとき回路201の
出力及び回路201のQ出力がステート信
号出力回路214のアンドゲート217に与
えられることにより、このゲート214から
「1」ステート信号1ST1が送出される。 そこで上述のようにこの「1」ステート信
号1ST1によつてブロツク検出回路12Bが
動作してキースイツチ回路12Aの操作され
たキースイツチの属するブロツクを検出記憶
する。しかるにいずれかのブロツクのキーが
操作されていればエニーブロツク信号ABが
ステツプコントロール回路12Eに送り返さ
れ、またいずれかのブロツク検出回路本体
BL0〜BL7が記憶動作をすれば、メモリブ
ロツク信号MBがステツプコントロール回路
12Eに送り返される。 エニーブロツク信号ABはステート制御回
路12Eに送り返される。 エニーブロツク信号ABはステート制御回
路12Eのアンドゲート211(回路201
の出力及び回路202のQ出力がすでに与
えられている)に与えられ、このゲート21
1から回路201の入力オアゲート213に
「1」出力が入力される。これに対してステ
ート制御回路206のアンドゲート207に
はすでに起動パルスTCが与えられていない
ので、回路202の入力オアゲート212に
は「0」出力が入力される。 従つて回路201及び202には次の周期
の読込み及び読出しクロツクφC及びφDによ
つて「1」及び「0」が記憶され「2」ステ
ート状態となる。 従つてステート信号出力回路214のアン
ドゲート216から第1の「2」ステート信
号2ST1が送出され、またこのときブロツク
検出回路12Bからメモリブロツク信号MB
が到来していることを条件としてアンドゲー
ト218から第2の「2」ステート信号2
ST2が送出される。 この第1の「2」ステート信号2ST1はブ
ロツク検出回路12Bの読出回路113に与
えられ、記憶されているブロツクのうち最も
優先順位の高いブロツク番号をコード化して
一時記憶回路12Cに読出すと共に、信号入
出力回路114を通じさらにキースイツチ回
路12Aを通じてノート検出回路12Dに操
作されているキーのノートの信号を送る。一
方このとき第2の「2」ステート信号2ST2
がノート検出回路12Dの第1及び第2記憶
回路145及び146に与えられ、送られて
来たノートを記憶する。 しかるに「2」ステート時においてノート
検出回路12Dにノートの記憶がされるる
と、エニーノート信号ANがステツプコント
ロール回路12Eに送り返され、これがステ
ート制御回路206のアンドゲート208に
与えられる。一方アンドゲート210はメモ
リブロツク信号MB及び回路201のQ出力
が与えられているので「1」信号を発生して
いる。従つて回路201及び202には次の
周期クロツクφC,φDによつて入力オアゲー
ト212及び213を通じて「1」及び
「1」信号が記憶され、かくして「3」ステ
ートになる。 しかるにこのときノート検出回路12Dに
おいては、記憶しているノートのうち優先順
位の最も高いノート番号を読出回路148を
通じてコード化して出力端子TN1〜TN4に
送出する。 このとき一時記憶回路12Cの出力端にブ
ロツク番号が読出されてこれが出力端子TB
1〜TB3に与えられる。従つて端子TN1〜
TN4,TB1〜TB3にキーコード信号KCが
送出されることになる。 一方「3」ステートにおいてはステツプコ
ントロール回路12Eの回路202のQ出力
が「1」、「3」ステート信号1・3ST1とし
て再度発生され、これがノート検出回路12
Dの信号入出力回路149に与えられ、かく
してブロツク検出回路12Bからノート検出
回路12Dへのノート検出信号伝送状態をリ
セツトする。これと共に「1」、「3」ステー
ト信号1・3ST1が一時記憶回路12Cに与
えられ、その記憶を更新する。 ここで、ノート検出回路12Dに記憶され
たノートが1個であつた場合には、第1及び
第2記憶回路145及び146の記憶は
「3」ステート時にリセツトされるので、エ
ニーノート信号ANが到来しなくなる。従つ
てステツプコントロール回路12Eのステー
ト制御回路206においてゲート208,2
09の出力が「0」となる。 ここでブロツク検出回路12Bに1つのブ
ロツクしか記憶されていなかつたときには、
「3」ステートにおいてメモリブロツク信号
MBが「0」となるのでステート制御回路2
06のアンドゲート210には「1」出力が
出ず、従つて回路201及び202には
「0」信号が入力される。 ところで回路201及び202は次の周期
の読込み及び読出クロツクφC及びφDによつ
て「0」及び「0」記憶状態となり、かくし
て「0」ステート状態すなわち待機状態にも
どることになる。 これに対してブロツク検出回路12Bに2
以上のブロツクが記憶されていたときは、1
つのブロツクについての「3」ステート時に
なおもメモリブロツク信号MBが到来し続け
ているのでステート制御回路206のゲート
210に「1」出力が得られ、これが回路2
01に与えられる。 従つて回路201及び202は次の周期の
読込クロツクφC及び読出クロツクφD
「1」及び「0」の記憶状態となり、ステー
ト信号出力回路214のゲート216から再
度「2」ステート信号2ST1を送出する。か
くして「2」ステート状態になると、その後
上述したと同様にして次の読込及び読出クロ
ツクφC及びφDによつて「3」ステート状態
になる。 このような繰返し動作は、ブロツク検出回
路12Bに記憶されたブロツクがなくなるま
で繰返されるが、その結果記憶されたブロツ
クがなくなると、「3」ステート時にブロツ
ク検出回路12Bからのメモリブロツク信号
MBが到来しなくなり、その次の周期のクロ
ツクφC,φDで「0」ステートに戻る。 上述においては、検出されたブロツクが複
数の場合について述べたが、1ブロツクに含
まれる検出ノートが複数の場合は、ノート検
出回路12Dにおいてすべての検出ノートに
ついての読出しが終るまで「3」ステートの
状態を維持する。 すなわち、「3」ステート状態において、
ノート検出回路12Dからのエニーノート信
号ANが依然として到来し続けているので、
ステート制御回路206のゲート209に引
き続き「1」出力が得られ、従つて「3」ス
テート状態が次の周期のクロツクφC,φD
到来時においても維持されるからである。 以上のようにステツプコントロール回路1
2Eは、次のように歩進動作をする。 (a) 1つのキーが操作されたとき。 「0」→「1」→「2」→「3」→
「0」ステートの一巡動作を1回行う。 (b) 1つのブロツクのキーについて複数のノ
ートのキーが操作されたとき。 「0」→「1」→「2」→「3」→
「3」………「3」→「0」ステートのよ
うにすべてのノートの読出しが終るまで
「3」ステートを維持する。 (c) 複数のブロツクについてそれぞれ1つの
キーが操作されたとき。 「0」→「1」→「2」→「3」→
「2」→「3」………「2」→「3」→
「0」ステートのように、すべてのブロツ
クについての読出しが終るまで「2」→
「3」→「2」ステートの歩進を繰返す。 (d) 複数のブロツクについて、それぞれ複数
のノートが記憶されたとき。 「0」→「1」→「2」→〔「3」→
「3」………「3」〕→「2」→〔「3」→
「3」……「3」〕→「2」………「2」→
〔「3」→「3」………「3」〕→「0」ス
テートのように、〔「3」→「3」………
「3」〕でなる「3」ステートの維持動作の
繰返しと、「2」→「3」→「2」ステー
トの歩進動作の繰返しとが組合される。 ステツプコントロール回路12Eは以上の
構成に加えて、キーオフ検出タイミング信号
出力回路220を有する。ここでキーオフ検
出タイミング信号Xはキーコーダ12におけ
るキーコード信号KCの発生動作に関連して
キーの離鍵操作がされたか否かの目安とする
ためチヤンネルプロセツサ13に供給され
る。 キーオフ検出タイミング信号出力回路22
0は起動パルス発生回路12Fから到来する
起動パルスTCを受けるアンドゲート221
及び222を有し、フリツプフロツプ回路2
01及び202の出力と、16進カウンタ構
成のタイミングカウンタ12Gのカウント終
了出力端からの出力TMOとを受けて「0」
ステート時に起動パルスTCが到来したとき
アンドゲート222からパルス状の「1」出
力を発生し、これを信号Xとして出力端子
TXに送出すると共に、オア回路223を介
してタイミングカウンタ12Gへカウント開
始パルスTMIとして与える。このときカウ
ンタ12GはクロツクφC及びφDが到来する
ごとに「1」加算動作をし、かかる加算動作
時には出力TMOを「0」とする。 すなわち、出力TMOはカウンタ12Gが
最大値に達するまでは「0」である。 信号出力回路220はこの「0」の出力
TMOをインバータ224で反転してアンド
ゲート221に入力し、これにより起動パル
ス発生回路12Fから起動パルスTCが到来
したときオアゲート223を通じて「1」出
力をカウンタ12Gに与えることにより
「1」加算動作をさせる。このカウント動作
は起動パルス発生回路12Fに起動パルス
TCが発生回路12Fに起動パルスTCが発生
するごとに繰返され、かくして低周波発振数
181の出力の16周期の期間が経過したとき
カウンタ12Gの全ビツト出力が「1」とな
り出力TMOが「1」になることにより以後
アンドゲート221を介してのカウント動作
を停止し、次の「0」ステートにおける起動
パルスの到来を待つようになされている。 なお、タイミングカウンタ12Gにおい
て、226は4段の全加算器、227はその
各段に接続され読込及び読出クロツクφC
φDによつて記憶動作する遅延フリツプフロ
ツプ回路、228は4段のフリツプフロツプ
回路227の出力を入力条件としてすべて
「1」のとき「1」出力TMOを送出する出力
アンドゲートである。 上述の構成のキーコーダ13の動作を要約
してフローチヤートとして示せば、第6図の
ようになる。 すなわちステツプ235は「0」ステート
状態を得るステツプで、ステツプコントロー
ル回路12Eからの「0」ステート信号0
ST1によつてブロツク検出回路12Bのコン
デンサCB1が放電状態に維持され、全体と
して待機状態にある。 次にステツプ236において、TC=1か
否か、換言すれば起動パルス発生回路12F
からの起動パルスTCの発生の有無が確認さ
れ、発生していなければなおも「0」ステー
ト状態を維持する。しかし発生していること
の確認が得られたら次のステツプ237に進
む。 このステツプ237は「1」ステート状態
を得るステツプで、「1」、「3」ステート信
号1,3ST1によつてノート検出回路12D
のコンデンサCN1,CN2が充電され、これ
が現に操作されているキースイツチK1,K
2を通じてブロツク検出回路12Bのコンデ
ンサCB1の充電を行う。一方これと同時に
ブロツク検出回路12Bの該キースイツチK
1,K2の属するブロツクに対応する記憶回
路111への入力ゲート115が「1」ステ
ート信号1ST1によつて開かれ、コンデンサ
CB1の充電状態が記憶回路111に読込ま
れ、かくして現に操作されているキーが属す
るブロツクに操作状態が記憶されている。 この結果はエニーブロツク信号ABが送出
されたか否か(AB=1か)をステツプ23
8において確認することにより行う。その結
果AB=1(すなわちいずれかのブロツクに
操作されているキーがあることを意味する)
であれば次のステツプ239に進み、そうで
なければステツプ235の「0」ステートの
待機状態にもどる。 ステツプ239は「2」ステート状態を得
るステツプで、ステツプコントロール回路1
2Eの「2」ステート信号2ST1によつてブ
ロツク検出回路12Bの読出回路113を動
作させる。しかるに読出回路113は記憶さ
れているブロツクのうち最も優先順位の高い
ものを読出してその内容のブロツクコード信
号BC1を送出する。これと同時に読出動作を
したブロツク検出回路本体に接続されたコン
デンサCB1を放電させる。このときこのコ
ンデンサCB1にキースイツチK1,K2を
通じて接続されているノート検出回路のコン
デンサCN1,CN2もこの接続ループを通じ
て放電される。一方ノート検出回路12Dの
第1、第2記憶回路145,146がステツ
プコントロール回路12Eからの「2」ステ
ート信号2ST2によつてコンデンサCN1,
CN2の放電状態を読込む。 次にステツプ240においてブロツク検出
回路12Bからメモリブロツク検出信号MB
がステツプコントロール回路12Eに与えら
れていること(すなわちいずれかのブロツク
が記憶されたこと)を確認すると共に、ステ
ツプ241においてノート検出回路12Dか
らエニーノート検出信号ANがステツプコン
トロール回路12Eに与えられていること
(すなわちいずれかのノートが記憶されたこ
とを確認し、次のステツプ242に移る。こ
こでステツプ240においてMB=1でない
ときは処理すべきブロツクはないので、待機
状態のステツプ235にもどる。 ステツプ242は「3」ステート状態を得
るステツプで、このときノート検出回路12
Dは記憶したノートを優先順位の高いものか
ら順次読出す。これと共にステツプコントロ
ール回路12Eの「1」、「3」ステート信号
1,3ST1によつてノート検出回路12Dの
コンデンサCN1,CN2を充電させ、かくし
てノート検出回路12Dに対する入力を阻止
する。そしてこのタイミングでノート検出回
路12Dの記憶回路145,146が読出し
動作をして、優先順位の高いノートから読出
回路148を通じて記憶内容をノートコード
化して送出する。 しかるにかかる動作状態はステツプ243
においてエニーノート信号ANの有無を確認
している限り繰返される(すなわちステツプ
243からステツプ242にもどる)。これ
に対してAN=1でなくらつたとき、ノート
検出回路12Dに記憶されているノートのす
べてについて記憶の読出しが終つたことにな
るので、次のステツプ244に進む。 このステツプ244はMB=1か否かを確
認するステツプで、肯定されれば未だ処理す
べきブロツクのデータがブロツク検出回路1
2Bに残つていることを意味しているので再
度ステツプ239にもどつてこの残るブロツ
クのデータの処理を行う。これに対して否定
結果が得られればステツプコントロール回路
12Eは「0」ステート信号0ST1を送出す
るに至り、かくしてすべての動作が終つてス
テツプ235の待機状態にもどる。 以上の動作は、起動パルス発生回路12F
から起動パルスTCが発生されるごとに繰返
される。 しかるに起動パルスTCに関連してキーオ
フ検出タイミング信号Xは、以下に述べるス
テツプによつて起動パルスTCに基づき、し
かも上述のキーコード信号KCの送出動作と
関連して次のようにして送出される。 先ずステツプ245において起動パルス発
生回路12Fで発生された起動パルスTCが
カウンタ12Gでカウントされ、オーバーフ
ロー出力TMOが出たときステツプ246に
おいてこれを検出してステツプ247に進
む。 このときステツプコントロール回路12E
はカウンタ12Gに対する「1」加算信号
TMIの送出を停止させる。 その状態でステツプコントロール回路12
Eが「0」ステート信号0ST1を送出する状
態になるとこれがステツプ248で検出さ
れ、次のステツプ249において起動パルス
TCが送出されたタイミングを確認する。こ
の確認が得られると次のステツプ250にお
いてステツプコントロール回路12Eからキ
ーオフタイミング信号Xを送出する。 しかるにこの信号Xの送出が終了するとス
テツプ245にもどり、再度起動パルスTC
のカウントを開始する。 かくしてキーオフタイミング信号Xはキー
コード信号KCの送出が終つた後に発生する
起動パルスTCをカウントし、そのカウント
数が「15」になつとき、そのとき実行されて
いるキーコード信号KCの送出動作が終るの
を待つて送出されることになる。 (1‐3)チヤンネルプロセツサ チヤンネルプロセツサ13は同時に発音す
べき各音のデータを第1〜第16チヤンネルに
割当て記憶し、これらの記憶データをマスタ
クロツクφ,φに同期して順次送出する
もので第7図A〜Cの構成を有する。ここで
記憶チヤンネル数(この実施例の場合16
図)は前述したように同時最大発音数と一致
した値に決められ、全チヤンネルのうち記憶
データがないチヤンネル(以後空チヤンネル
という)がある場合にこの空チヤンネルにキ
ーコード12からの新らしいキーコードデー
タを読み込みセツトする。かくして記憶され
たキーコードデータは鍵盤の対応するキーが
押鍵されている限りリセツトされず、また離
鍵された後もその音についてデイケイが必要
な場合はデイケイ部分の振幅が所定値になら
ない限りリセツトされない。 チヤンネルプロセツサ13のキーコードデ
ータの記憶は、第1〜第16チヤンネルのデー
タをマスタクロツクφ,φによつて直列
に繰返し循環させることによりダイナミツク
に行う。かくしてダイナミツクに循環する第
1〜第16チヤンネルのデータは循環ループの
1点において監視され、16個のチヤンネルの
1巡ごとに順次各チヤンネルのデータが読出
される。従つて各チヤンネルの内容はマスタ
クロツクφ,φの16周期分の長さの周期
で読出しチエツクされることになる。 チヤンネルプロセツサ13は、キーコーダ
12から到来する7ビツトのキーコード信号
KC、キーオフ検出タイミング信号Xおよび
第2キースイツチ動作信号KA2を取込み一時
記憶するサンプルホールド回路13Bと、取
込んだキーコード信号KCを16個のチヤンネ
ルのいずれかに割当て記憶するキーコード記
憶回路13Cと、サンプルホールド回路13
Bに一時記憶されたキーコード信号KCとキ
ーコード記憶回路13Cの各チヤンネルの記
憶内容とを比較してその比較結果に基づいて
制御条件信号を送出するキーコード比較制御
回路13Dと、キー操作のタツチに関するデ
ータを得るためのキー操作判別回路13E
と、これらの要素によりデータの取込み、記
憶、比較などを実行するタイミングを指令制
御するタイミングコントロール回路13F
と、16個のチヤンネルのすべてに空チヤンネ
ルがないとき新しいキーコードデータが到来
した場合に古いキーコードデータを新しいキ
ーコードデータを入れ替えるためのトランケ
ート回路13Gとを具える。 サンプルホールド回路13Bはキーコーダ
12から到来するキーコード信号KC(ノー
トコード信号NCの各ビツトN1〜N4及び
ブロツクコード信号BCの各ビツトB1〜B
3でなる)と、キーオフ検出タイミング信号
Xと、第2キースイツチ動作検出信号KA2
とを、それぞれに対応して設けられたゲート
回路231を介して記憶要素232に記憶す
る。 この実施例の場合ゲート回路231は電界
効果トランジスタでなり、同期信号発生回路
13A(第7図C)の第1チヤンネルのタイ
ミング信号1Y16(第5図1Y16)によつて一
斉に開かれたとき、入力された論理「1」又
は「0」レベルをコンデンサ構成の記憶要素
232に記憶する。 かくして記憶要素232に記憶されたデー
タは次のサイクルのタイミング信号1Y16
到来するまでの間記憶要素232に保持さ
れ、このとき同じデータがキーコーダ12か
ら到来していれば記憶要素232の記憶をそ
のまま残し、これに対して到来したキーコー
ドの内容が変化すれば、これに応じて内容が
変化したビツトの記憶要素の記憶状態を変更
するようになされている。 しかるにキーコード信号KCの各ビツトに
対する記憶要素232の記憶内容は、並列に
キーコード記憶回路13Cの入力データ時記
憶回路233に与えられる。一時記憶回路2
33は同期信号発生回路13Aの第9チヤン
ネルのタイミング信号9Y16(第5図9Y16
によつて読込み動作し、その後到来する第1
チヤンネルのタイミング信号1Y16(第5図
1Y16)によつて読出動作する遅延フリツプフ
ロツプをもつて構成されている。 このようにして一時記憶回路233には、
最初のタイミング信号1Y16によつてサンプ
リングホールド回路13Bに読込まれたデー
タの保持状態が安定した後、タイミング信号
9Y16によつてこの安定したデータを読込み
かつ次の第2サイクル目のタイミング信号1
Y16で読出す。従つてこの第2サイクル目の
タイミング信号1Y16によつてサンプリング
ホールド回路13Bに逆の論理レベルが記憶
されたとしても、以後第3サイクル目のタイ
ミング信号1Y16が得られるまでの1周期の
間は少くとも記憶状態を変更しないようにな
されている。しかるにかくして一時記憶回路
233に記憶されたデータはタイミング信号
1Y16の1周期の間に必要に応じて入力ゲー
ト回路234のアンドゲート235及びオア
ゲート236を介して記憶回路本体237の
第1〜第16チヤンネルのうちの空チヤンネル
に記憶される。 記憶回路本体237はキーコード信号KC
の各ビツトにそれぞれ対応する7個の16ステ
ージシフトレジスタRG1〜RG7でなり、各
ステージにおいて第1のマスタクロツクφ
によつて前ステージの内容を読込み、第2の
マスタクロツクφによつて読込んだ内容を
読出すようになされている。従つて7個のレ
ジスタRG1〜RG7の内容はマスタクロツク
φ,φによつて同時に1ステージづつシ
フトして行く。しかるに第16ステージ目の出
力は入力ゲート回路234の循環用アンドゲ
ート238及びオアゲート236を介して第
1ステージの入力端に帰還され、従つて各ス
テージの記憶を失わずにダイナミツクに記憶
する。そこでレジスタRG1〜RG7について
任意の時点における特定ステージ(すなわち
第1ステージ〜第16ステージ)の内容が1チ
ヤンネル分、7ビツトのキーコードKCを表
わすことになる。例えば第1チヤンネルのタ
イミング信号1Y16の到来時におけるレジス
タRG1〜RG7の第1ステージ目の内容が1
音7ビツト分のキーコードKCを表わすこと
になる。従つて記憶回路本体237は同時最
大発音数、16音分のキーコードKCを記憶す
る。 シフトレジスタRG1〜RG7の第16ステー
ジ目の出力は出力端WN1〜WN3に導出さ
れ、従つて第1〜第16ステージ目を通過する
ごとにキーコード出力端子WN1〜WB3に
読出される。かくして出力端子WN1〜WB
3に読出された記憶データは、同時発音すべ
き音のキーコードKCを時分割多重方式でコ
ード化された同時発音キーコード信号KCと
して送出される。 一方レジスタRG1〜RG7のうちノートコ
ードNCを記憶するレジスタRG1〜RG4の
出力がオアゲート239を通じて第1キース
イツチキーオン検出信号WK1とて出力端子
WTK1に送出される。またこのオアゲート
239に「1」出力が得られたときこれをビ
ジー信号A1(第16ステージ目を通過したチ
ヤンネルに記憶データがあること、換言すれ
ば空チヤンネルではないことを表わす)とし
て利用する。 一時記憶回路233のデータを記憶回路本
体237のどのチヤンネルに割当て記憶させ
るべきかは、入力ゲート回路234のアンド
ゲート235及び帰還用アンドゲート238
を、タイミングコントロール回路13Fのセ
ツト信号S、リセツト信号によつて開閉制
御することにより実行される。しかるにタイ
ミングコントロール回路13Fはキーコーダ
12から到来したキーコードの内容と、記憶
回路本体237の各チヤンネルに記憶されて
いるキーコードKCの内容とに基づき、一致
したもの有無によりセツト信号S又はリセツ
ト信号を送出し、又は送出しないように動
作する。 キーコーダ12からのデータと記憶回路本
体237の記憶データとの比較はキーコード
比較制御回路13Dにおいて行われる。この
比較制御回路13Dはキーコード比較回路2
40と一致チヤンネル記憶回路241とを含
んでなる。 キーコード比較回路240はサンプルホー
ルド回路13Bにホールドされたキーコード
信号KCの各ビツトN1〜B3を一方の入力
信号とし、かつ対応するレジスタRG1〜RG
7の出力を他方の入力信号とする排他的オア
回路242を有し、これらオア回路242の
出力を一致検出出力用ノアゲート243に与
える。 ここで排他的オア回路242はキーコード
信号KCの全てのビツトがレジスタRG1〜
RG7のいずれかのチヤンネルの記憶内容と
一致したとき(ただし後述のように共に論理
「1」のときのみを利用する)、論理「0」出
力を送出し、従つてノアゲート243が論理
「1」の一致検出出力EQ1を一致チヤンネル
記憶回路241に入力する。 一致チヤンネル記憶回路241は上述のレ
ジスタRG1〜RG7と同様にマスタクロツク
φ,φによつて駆動される16ステージの
シフトレジスタをもつて構成されている。た
だし第16ステージ目の出力を第1ステージ目
に帰還するループは持たず、従つて一旦入力
されたデータはマスタクロツクφ,φ
16周期の時間(これはタイミング信号1Y16
〜16Y16の1周期の時間に等しい経過後オ
ーバーフローして失われる。 しかるにサンプリングホールド回路13B
はタイミング信号1Y16によつてその1周期
の間キーコーダ12からの出力信号を記憶し
ているのに対して、レジスタRG1〜RG7は
タイミング信号1Y16の1周期の間に16チヤ
ンネル全てのデータを一巡させるから、結局
一致チヤンネル記憶回路241は新たに到来
したキーコードデータと同じキーコードデー
タを記憶しているチヤンネルがあればこれを
レジスタRG1〜RG7のシフト動作と同期し
てシフトさせながら記憶することになる。 このようにキーコード比較回路240はキ
ーコード信号KCが到来したときその内容と
同じ内容のデータが記憶回路本体237にす
でに記憶されているか否かを検出する目的を
もつ。この場合キーコード信号KCが到来し
ていないとき一致検出出力EQ1を送出しない
ようにこれを禁止する。すなわちキーコード
検出回路244によつてキーコード信号KC
が到来していないとき「0」となるキーコー
ド検出出力DEQを得、これをインバータ2
46を介して一致検出出力用ノアゲート24
3に与え、かくしてキーコード信号KCが到
来しないときはノアゲート243の出力を常
に「0」とするようになされている。 ここで、キーコード検出回路244は、サ
ンプルホールド回路13Bからの出力のうち
ノートコードビツトN1〜N4を受けるオア
ゲート245でなり、キーコード信号KCが
サンプルホールド回路13Bにホールドされ
たとき論理「1」の確認出力DEQを送出す
る。 一致検出出力EQ1はキーコード記憶回路本
体237へのデータの読込みを禁止するため
に用いられる読込禁止信号REGを発生させ
るべく読込禁止回路247に与えられる。読
込禁止回路247は一致記憶回路248と、
読込終了信号回路249とでなる。 一致記憶回路248はタイミング信号1
Y16の1周期の間に「1」の一致検出出力
EQ1が得られたときこれを記憶し、その記憶
出力によつて一時記憶回路233から記憶回
路本体237へのデータの読込みを禁止する
目的で設けられる。かくするのは到来した新
たなキーコードデータの内容が記憶回路本体
237のいずれかのチヤンネルに記憶されて
いれば、この新たなキーコードを読込ませ
る。必要がないからである。 一致記憶回路248は出力端にスイツチン
グトランジスタ250及びコンデンサ251
でなる出力保持回路252を接続した遅延フ
リツプフロツプ回路構成の記憶要素253を
具え、一致検出出力EQ1を入力アンドゲート
254を介し、さらにオアゲート255を介
して受け、これをマスタクロツクφ,φ
で読込み、読出す。出力端に読出された
「1」出力は帰還用アンドゲート256を介
し、さらにオアゲート255を介して入力端
に帰還され、かくしてダイナミツクに記憶さ
れる。 スイツチングトランジスタ250は第1チ
ヤンネルに対応するタイミング信号1Y16
よつてそのパルス幅の間だけ開かれ、このと
きの記憶要素253の記憶状態によつてコン
デンサ251に論理レベル「1」又は「0」
が保持される。一方同じタイミング信号1
Y16によつてインバータ257を介して帰還
用ゲート256が閉じられ、これにより記憶
要素253の記憶がリセツトされる。 かくして1つのタイミング信号1Y16が到
来して記憶要素253がリセツトされた後第
2番目のタイミング信号1Y16が到来するま
での間に、記憶回路本体237の第1〜第16
チヤンネルについての比較結果としてそのい
ずれかのチヤンネルに一致検出出力EQ1が
得られれば、記憶要素253がセツトされる
ことにより当該第2番目のタイミング信号1
Y16によつてコンデンサ251の論理「1」
レベルに充電される。そしてこの状態は、そ
の後第3番目のタイミング信号1Y16が到来
するまで保持される。 この保持レベル信号は出力オアゲート25
8を介して読込禁止信号REGとしてタイミ
ングコントロール回路13Fに与えられる。 なお一致記憶回路248の入力ゲート24
5には後述するキーオフ記憶回路293から
のキーオフ検出信号D1がインバータ259
を介して与えられ、キーオフ記憶回路293
がキーオフされたチヤンネルを記憶したと
き、当該チヤンネルが読出されてその出力D
1が「1」となつたとき入力ゲート254を
閉じるようになされている。 一方読込終了信号回路249は一時記憶回
路233から記憶回路本体237へのデータ
の読込みが済んだ後は直ちに入力ゲート回路
235を閉動作させて以後誤動作が生じない
ようにする目的が設けられている。すなわち
読込終了信号回路249は遅延フリツプフロ
ツプ回路構成の記憶要素260を有し、タイ
ミングコントロール回路13Fからセツト信
号Sが送出されたときこれを入力アンドゲー
ト261を介し、さらにオアゲート262を
介して受け、マスタクロツクφ,φによ
つて読込み、読出す。出力端に読出された
「1」出力は帰還用アンドゲート263を介
し、さらにオアゲート262を介して記憶要
素260の入力端に帰還され、かくしてダイ
ナミツクに記憶される。かかる記憶状態は、
アンドゲート261及び263にインバータ
264を介してタイミング信号16Y16(第
16チヤンネルに対応する最後のタイミング信
号である)が与えられたとき、クリアされ
る。 このようにして記憶要素260に記憶され
た「1」出力はオアゲート258を介して読
込禁止信号REGとしてタイミングコントロ
ール回路13Fに与えられる。 以上のようなサンプルホールド回路13B
からキーコード記憶回路本体237へのキー
コードデータの入力動作ないし記憶データの
書換え動作は、タイミングコントロール回路
13Fのセツト信号S及びリセツト信号に
よつて実行される。 タイミングコントロール回路13Fは3つ
の制御モードをもつ。第一の制御モードはキ
ーコード記憶回路13Cに空チヤンネルがあ
る状態で新しいキーコードデータが到来した
ときこのキーコードデータを空チヤンネルに
割当てることを内容とする。以下この制御モ
ードをニユーキーオン制御モードという。 第二の制御モードはキーコード記憶回路1
3Cが満杯状態(換言すれば空チヤンネルが
ない状態)で新らしいキーコードデータが到
来したとき、すでに離鍵されたキーキーコー
ドデータが記憶されているチヤンネルについ
て、その記憶データに基づいて発生されてい
る音が消えかかつているとき、当該チヤンネ
ルの記憶データを新たに到来したキーコード
データと置き換えることを内容とする。以下
制御モードをトランケート制御モードとい
う。 第三の制御モードはすでに離鍵されてデイ
ケイ過程に入つている音についてのキーコー
ドデータを記憶しているチヤンネルについ
て、このデイケイ波形部の振幅が所定値以下
になつたとき当該チヤンネルの記憶状態をリ
セツトすることを内容とする。以下この制御
モードをリセツト制御モードという。 ニユーキーオン制御モードの制御信号を得
るため、タイミングコントロール回路13F
はニユーキーオン制御モード用アンド回路2
71を有する。このアンド回路271は第1
の入力条件信号としてキーコード記憶回路1
3Cの出力用オアゲート239から送出され
るビジー信号A1をインバータ272を介し
て受け、第2の入力条件信号として読込禁止
回路247の読込禁止信号REGをインバー
タ273を介して受け、第3の入力条件信号
としてキーコード検出回路244のキーコー
ド到来確認出力DEQを受ける。 かくしてニユーキーオン制御モード用アン
ド回路271は、新しいキーコード信号KC
がサンプルホールド回路13Bにホールドさ
れたとき(オア回路245の出力が「1」と
なる)、読込禁止回路247から読込禁止信
号REGが送出されていないことを条件とし
(すなわちキーコード記憶回路13Cの記憶
コードデータの1回の循還動作の間にキーコ
ード比較回路240から一致が得られなかつ
たことになる)、キーコード記憶回路13C
の出力ゲート239からビジー信号A1が発
生しないタイミングで(空チヤンネルが記憶
回路本体237の最終ステージにシフトして
来たことになる)、「1」の出力を送来する。
このニユーキーオン制御モード用アンド回路
271の「1」出力はセツト信号出力用オア
ゲート274を通じてキーコード記憶回路1
3Cの入力アンドゲート235に開制御信号
として与えられると共に、リセツト信号出力
用オアゲート275を介し、さらにインバー
タ276を介して帰還用アンドゲート238
に閉制御信号として与えられる。 かくして入力アンドゲート235が開きか
つ帰還用アンドゲート238が閉じた状態と
なり、従つて記憶回路本体237の最終ステ
ージに位置しているチヤンネルについてその
内容を帰還用アンドゲート238で阻止しか
つ一時記憶回路233の記憶内容を一斉に記
憶回路本体237の第1ステージに読込む。 しかるにこのようにして1度セツト信号出
力用ゲート274からセツト信号Sが送出さ
れて記憶回路本体237の第1ステージに新
たなデータの読込みがされると、読込終了信
号回路249がセツト動作をし、従つて記憶
回路本体237へのデータの読込みが終了し
たとき読込禁止信号REGが発生されること
によりニユーキーオン制御用アンド回路27
1の出力が「0」となり、これによりキーコ
ード記憶回路13Cの入力用アンドゲート2
35が閉じかつ帰還用アンドゲート238が
開いて次のチヤンネルの到来に備える。かく
して記憶回路本体237は新たに到来したキ
ーコードデータを空チヤンネルに割当て記憶
したことになる。 次にタイミングコントロール回路13Fは
トランケート制御モード時のタイミング信号
を得るためトランケート制御モード用アンド
回路277を有する。このアンド回路277
は第1の入力条件信号としてトランケート回
路13Gから送出されるトランケート信号
MTCHを受け、第2の入力条件信号として
読込禁止回路247の読込禁止信号REGを
インバータ273を介して受け、第3の入力
条件信号として、キーコード検出回路244
のキーコード到来確認出力DEQを受ける。 ここでトランケート回路13Gはキーコー
ド記憶回路13Cの記憶容量(すなわちチヤ
ンネル数16)以上の数のキーコード信号KC
が到来したとき、新らしく到来したキーコー
ド信号KCをすでに消えかけている音のキー
コードデータを記憶しているチヤンネルに入
れ替えて記憶させ、かくして新たに到来した
キーコードデータを確実に記憶できるように
する目的で設けられている。 トランケート回路13Gは最小値記憶比較
回路280を有し、後述するエンベロープ発
生器からマスタクロツクφ,φに同期し
て時分割で順次到来するチヤンネルについて
のエンベロープ信号ΣKAの値Eを順次比較
し、より小さい値のエンベロープ信号ΣKA
を最小値Qとして記憶するもので、新たに到
来するエンベロープ信号ΣKAの値Eが記憶
最小値Qより小さいとき(すなわE<Qのと
き)、論理「1」の最小値検出信号Zを出力
用アンドゲート281を介して送出する。 このアンドゲート281にはキー操作判別
回路13Eにて発生されるキーオフ検出信号
D1が開制御信号として与えられ、かくして
離鍵されたキーのキーコードが割当てられた
チヤンネルのデータがキーコード記憶回路1
3Cの記憶回路本体237から読出された、
タイミングで、そのエンベロープ値Eが最小
値Qより小さいとき最小値検出信号Zを送出
するようになされている。 その最小値検出信号Zは最小値記憶比較回
路280の取込指令端子FETCHに与えら
れ、このとき回路280は現に到来している
エンベロープ信号ΣKAの内容を最小値Qと
して記憶更新し、かくして第1〜16チヤンネ
ルに記憶されているキーコードに対応する音
のうちの最小エンベロープ値を常に記憶する
ようになされている。 「1」の最小値検出信号Zは最小エンベロ
ープ値チヤンネル記憶回路282に記憶され
る。その記憶回路282は上述した記憶回路
本体237のシフトレジスタRG1〜RG7と
同様に、マスタクロツクφ,φによつて
読込み、読出し動作する16ステージのシフト
レジスタをもつて構成され、最終ステージの
「1」出力を出力用アンドゲート283を介
してトランケート信号MTCHとして送出す
る。 この出力用アンドゲート283には開制御
信号として第1〜第15ステージの出力を受け
るノアゲート284の出力が与えられ、かく
して第1〜第15ステージの内容が「0」です
なわち第1〜第15ステージに記憶されている
チヤンネルのキーコードに対応する音のエン
ベロープは最小値ではないことを意味する)
のとき、換言すれば第16ステージの記憶のみ
が「1」のときトランケート信号MTCHを
出力用アンドゲート283を通じてトランケ
ート制御モード用アンド回路277に対して
与える。 従つてトランケート制御モード用アンド回
路277は、新しいキーコードデータがサン
プルホールド回路13Bにホールドされたと
き、読込禁止回路247から読込禁止信号
REGが送出されていないことを条件とし
て、トランケート信号MTCHが到来したタ
イミングで「1」の出力を送出し、これをセ
ツト用オアゲート274を介してキーコード
記憶回路13Cの入力用アンドゲート235
に与えてこれを開き、かつリセツト用オアゲ
ート275を介し、さらにインバータ276
を介して帰還用アンドゲート238に与えて
これを閉じる。 そこで、トランケート信号MTCHが発生
されたチヤンネルの内容(現在第16ステージ
に記憶されている)が、このマスタクロツク
φ,φによつて今まで記憶されたエンベ
ロープ最小のキーコードデータから、一時記
憶回路233に記憶されている新たなキーコ
ードデータに置き換えられ、第1ステージに
記憶される。 最小値記憶比較回路280の出力条件とし
て用いられるキーオフ検出信号D1は、キー
操作判別回路13Eにおいて発生される。 キー操作判別回路13Eは、第1及び第2
キースイツチキーオン記憶回路291及び2
92と、キーオフ記憶回路293とを有す
る。これらの記憶回路291,292及び2
93は上述の記憶回路本体237と同様に、
マスタクロツクφ,φによつてシフト動
作をする16ステージのシフトレジスタで構成
され、各チヤンネルの記憶内容が帰還用アン
ドゲート294,295,296を介して巡
還し、かくしてダイナミツクに記憶を保持す
るようになされている。 第1キースイツチキーオン記憶回路291
なサンプルホールド回路12Bに到来したキ
ーコードデータが割当てられたチヤンネルの
記憶、押鍵操作されている間保持する目的で
設けらている。 しかるに押鍵操作された場合のキーコード
記憶回路13Cの応動動作としては、新たな
キーコードデータの内容と一致する内容をす
でに記憶しているチヤンネルがある第1の場
合と、このようなチヤンネルがない第2の場
合とがあり、第1の場合当該一致内容をもつ
チヤンネルの記憶内容の更新はせず、これに
対して第2の場合は空チヤンネルに新たなデ
ータを記憶する(又は満杯の場合はトランケ
ート制御モードにより最小エンベロープのチ
ヤンネルのデータと入れ換える)。 いずれの場合にしろキーの操作はされてい
るのであるからこれに対応するチヤンネルに
押圧操作中であることを表わす「1」信号を
記憶しなければならない。 このため第1キースイツチキーオン記憶回
路291は、タイミングコントロール回路1
3Fのキーコード記憶回路13Cへのデータ
のチヤンネル割当て動作に同期してキーオン
データを当該チヤンネル位置に記憶する。 すなわち、記憶回路291は第一にタイミ
ングコントロール回路13Fのセツト信号出
力用オアゲート297を介して受ける。かく
して新しく到来したデータを空チヤンネルに
記憶させる場合、そのチヤンネル又はトラン
ケートモード時に新データを旧データと入れ
換えた場合そのチヤンネルに論理「1」信号
が記憶される。 また記憶回路291は、第二にタイミング
コントロール回路13Fの第1キースイツチ
オン記憶用アンド回路298の出力を入力オ
アゲート297を介して受ける。しかるにこ
のアンド回路298はキーコード検出回路2
44のオアゲート245の出力DEQと、一
致チヤンネル記憶回路241の一致記憶出力
EQとを受け、新キーコードデータと一致す
る記憶内容をもつチヤンネルが記憶回路本体
237の第1ステージに帰還されたときにこ
れと同期して記憶回路291に論理、「1」
信号を読込み記憶させる。 ここで第1キースイツチキーオン記憶回路
291の帰還用アンドゲート294にはタイ
ミングコントロール回路13Fのクリア用ア
ンド回路299の出力がインバータ300を
介して与えられる。このクリア用アンド回路
299にはキーオフ検出タイミング信号Xが
与えられ、これにより信号Xが「1」となつ
たとき記憶回路291のすべてのチヤンネル
の記憶をクリアさせるようになされている。 かくして記憶回路291は信号Xが到来す
るごとに第1〜第16チヤンネルに割当てられ
たキーコードのキーが未だに押鍵操作されて
いるか否かを間欠的にチエツクすることにな
る。 第2キースイツチキーオン記憶回路292
は、キーコード記憶回路13Cの第1〜第16
チヤンネルにキーコードデータが記憶された
場合に、このキーコードに対応するキーの第
2のキースイツチK2(第3図)のオン動作
状態を記憶する。しかるに記憶回路292の
第1〜第16チヤンネルの記憶内容は、マスタ
クロツクφ,φの16周期で一巡される
が、このとき出力端から読出されたデータを
第2キースイツチオン動作信号TK2として
出力端子WTK2から送出する。 記憶回路292への記憶信号の入力はタイ
ミングコントロール回路13Fの第2キース
イツチキーオン記憶用アンド回路301の出
力を入力オアゲート302を介して入力する
ことにより行う。このアンド回路301はキ
ーコーダ12から到来する第2キースイツチ
動作検出信号KA2と、一致チヤンネル記憶
回路241の出力EQとを入力条件として、
サンプルホールド回路13Bに到来したキー
コードデータと、キーコード記憶回路本体2
37のチヤンネルのいずれかについてその記
憶データとが一致したとき、第2キースイツ
チ動作検出信号KA2の到来時に「1」出力
を送出する。 従つて記憶回路292はキーコード記憶回
路13Cの第1〜第16チヤンネルのうち到来
データと同じデータを記憶しているチヤンネ
ルが記憶回路本体237の第1ステージ目に
帰還された時、そのタイミングで「1」信号
を記憶し、かくして第2のキースイツチK2
がオン動作した後オフ動作するまでの間この
操作キーについての「1」信号をダイナミツ
クに記憶する。なお記憶回路292の帰還用
アンドゲート295にはタイミングコントロ
ール回路13Fのリセツト信号が与えられ
る。 しかるに前述したように、サンプルホール
ド回路13Bに到来したキーコードデータ
は、第1のキースイツチK1の動作によつて
形成されるのに対して、検出信号KA2は第
2のキースイツチK2の動作によつて形成さ
れる。従つてキーコード記憶回路13Cに新
たなキーコードデータが記憶されることによ
り、この記憶チヤンネルに関して出力端子
WTK1に「1」出力が送出されたことは第
1のキースイツチK1がオン動作した時点を
表わしているのに対して、記憶回路292の
出力端子WTK2に「1」出力が送出された
ことは第2のキースイツチK2がオン動作し
た時点を表わしている。そこで、出力端子
WTK1に信号TK1が送出された時点か
ら、出力端子WTK2に信号TK2が送出さ
れた時点間の時点は、対応するキーの押鍵動
作についてその押し下げ速度に相当する大き
さになる。かくしてキーの操作速度に関する
データを信号TK1,TK2の型でチヤンネ
ルプロセツサ13から送出できることにな
る。 キーオフ記憶回路293はキーコード記憶
回路13Cの各チヤンネルに記憶されている
キーコードに対応するキーが離されて該キー
コードと同一のキーコードがキーコーダ12
から出力されなくなつたとき(すなわちキー
オフの状態となつたとき)そのチヤンネルを
記憶する。 キーオフ記憶回路293は上述の第1キー
スイツチ記憶回路291の出力に基づいてタ
イミングコントロール回路13Fにおいて形
成されるコントロール信号によつて記憶動作
する。すなわちタイミングコントロール回路
13Fはキーオフ記憶制御用アンド回路30
5を有し、その第1の入力信号として第1キ
ースイツチキーオン記憶回路291の出力
TA1をインバータ306を介して受け、第
2の入力信号としてキーコード記憶回路13
Cのビジー信号A1を受け、第3の入力信号
として前述したキーコーダ12のステツプコ
ントロール回路12Eのキーオフ検出タイミ
ング信号Xを受ける。 従つてキーオフ記憶制御用アンド回路30
5はキーオフ検出タイミング信号Xが到来し
ている場合に、第1キースイツチオン記憶回
路291に「1」信号が記憶されていないチ
ヤンネルが入力端へ帰還された時(このとき
記憶出力TA1は「0」となる)、ビジー信
号A1が到来していることを条件として
「1」信号を送出し、これをキーオフ記憶回
路293にその入力オアゲート308を介し
て記憶させる。 このようにしてキーオフ記憶回路293は
タイミング信号Xが到来するごとに、記憶回
路本体237の空チヤンネルではないチヤン
ネルについて当該キーコードに対応応するキ
ーが離鍵されているか否かをチエツク記憶す
ることになる。 なお、キーオフ記憶回路293の記憶はタ
イミングコントロール回路13Fからリセツ
ト信号Rが送出されるごとに、これがインバ
ータ276を介して帰還用アンドゲート29
6に与えられることによりクリアされる。 キーコード記憶回路13Cの各チヤンネル
の記憶は、その内容であるキーコードの音に
ついて離鍵操作後デイケイ波形部が減衰し切
つたときタイミングコントロール回路13F
のクリア用アンド回路309の出力によつて
クリアされる。 クリア用アンド回路309にはその第1の
条件信号として楽音信号形成部7A及び7B
において発生されるデイケイ終了信号2DF
が与えられ、また第2の条件信号とてキーオ
フ記憶回路293のキーオフ検出信号D1が
与えられ、その論理「1」出力がリセツト用
ゲート275を介し、さらにインバータ27
6を介してキーコード記憶回路13Cの帰還
用アンドゲート238を閉じる。 しかるにデイケイ終了信号2DFはキーコ
ード記憶回路13Cの第16ステージ目に現に
存在するチヤンネルに記憶されているキーコ
ードの音についてデイケイの終了を検出して
いるから、このチヤンネルについてのデータ
の帰還ができなくなり、結局そのチヤンネル
についてクリアされることになる。かくして
このチヤンネルはいわゆる空チヤンネルとし
て次のデータの割当てを待つ状態となる。 以上のようにして、チヤンネルプロセツサ
13はキーコーダ12から順次送られて来る
複数のキーコードデータを、同時発音の必要
に応じて第1〜第16チヤンネルのいずれかに
割当て記憶すると共に、各チヤンネルの内容
(すなわち同時発音すべき複数の音のキーコ
ード)を時分割方式で多重化された情報信号
として出力端子WN1〜WB3から出力す
る。 しかるにこの出力情報信号の内容は第2図
に示すように、キーコードに関するキー情報
IFKである。その第1情報はキーコード情報
KCで、キーコード記憶回路13Cの記憶回
路本体237から得られるノートコード
NOTE及びブロツクコードOCTでなる。ま
た第2情報はキースイツチ動作情報で、キー
コード記憶回路13Cの出力オアゲート23
9から得られる第1キースイツチK1につい
てのキーオン検出信号TK1と、第2キース
イツチキーオン記憶回路292から得られる
第2キースイツチK2についてのキーオン検
出信号TK2とでなる。第3情報はキーオフ
の状態を表わすキーオフ情報で、キーオフ記
憶回路293から得られるキーオフ検出信号
TDOでなる。 これらのキー情報は第1図に示す如く第1
及び第2系列パラメータ発生回路5A及び5
Bにパラメータ発生信号として送出されると
共に、キーの押鍵操作に関する情報、いわゆ
るタツチ情報IFTを形成させるために、イニ
シアルコントロール回路14及びアフターコ
ントロール回路15に与えられる(第2
図)。 (1‐4)イニシアルコントロール回路 イニシアルコントロール回路14は押鍵操
作の際に降下しつつある押し下げ速度を判定
して、冒頭で述べた(2)式における振幅に関す
る変数Toi(t)及びToa(t)の制御定数
を発生させるための条件信号を発生する目的
で設けられ、測時論理回路14Aと、変数回
路14Bとを有する(第2図)。 測時論理回路14Aはキーが押鍵操作され
たとき、第1キースイツチK1がオンしてか
ら第2キースイツチK2がオンするまでの間
の時間をチヤンネルプロセツサ13に記憶さ
れている同時発生音ごとのチヤンネルに対応
させて計時し記憶するもので、第8図に示す
ように、測時用クロツク発振器311と、加
算器312と、動作時間演算記憶回路313
とを具える。 動作時間演算記憶回路313は16ステージ
のシフトレジスタを6列分具えた6ビツト16
ステージのシフトレジスタ構成を有し、マス
タクロツクφ,φによつて全ビツトのシ
フトレジスタが一斉にシフト動作するように
なされている。ここでシフトレジスタのステ
ージ数を16ステージとしたのは前述のチヤン
ネルプロセツサ13の第1〜第16チヤンネル
に対応して決められ、かくしてチヤンネルプ
ロセツサ13が第1〜第16チヤンネルのキー
情報IFKを送出するごとにこれと同期して対
応するチヤンネルのキーに関する押鍵速度を
演算記憶できるようになされている。 すなわち動作時間演算記憶回路313の入
力側には6ビツトの加算器312が設けら
れ、その各ビツトの出力が入力アンドゲート
314をそれぞれ通じて記憶回路313の各
ビツトレジスタに与えられる。加算器312
は半加算器を各ビツトの加算要素として具
え、測時間用クロツク発振器311から与え
られる「1」加算入力1ADと、記憶回路3
13の第16ステージの出力とを加算して記憶
回路313の第1ステージに読込ませるよう
になされている。 しかるに「1」加算入力1ADの通路には
入力アンドゲート315が設けられ、その開
閉動作を演算開始用アンド回路316の出力
によつて制御する。すなわちアンド回路31
0はチヤンネルプロセツサ13から時分割多
重信号の形成で到来する第1〜第16チヤンネ
ルについての第1キースイツチキーオン検出
信号TK1を第1の条件信号として受け、ま
た第2の条件信号として同様の第2キースイ
ツチキーオン検出信号TK2をインバータ3
17を介して受ける。従つて演算開始用アン
ド回路316は各チヤンネルの情報ごとに、
第1のキースイツチ、K1がオン動作してキ
ーオン検出信号TK1が「1」となつた時
(この時第2のキースイツチK2は未だオン
動作していないのでキーオン検出信号TK2
は「0」である)、論理「1」の出力を開制
御信号としてアンドゲート315に与え、そ
の後第2のキースイツチK2がオン動作して
キーオン検出信号TK2が「1」となつた時
までの間アンドゲート315を開制御する。 従つて測時用クロツク発振器311の
「1」加算信号1ADが加算器312に与えら
れる。 一方このとき加算器312及び動作時間演
算記憶回路313間に設けられたアンドゲー
ト314にはキーオン検出信号TK1が開制
御信号として与えられ、従つて加算器312
は第1〜第16チヤンネルのキー情報がチヤン
ネルプロセツサ13から転送されて来るごと
にこれと同期して記憶回路313の記憶内容
に「1」を加算して再度記憶回路313に記
憶させる動作を繰返す。この結果記憶回路3
13には第1キースイツチK1がオン動作し
てから第2キースイツチK2がオン動作する
までの時間が、記憶回路313における第1
〜第16チヤンネルの循環動作サイクルの回数
として演算記憶されることになる。 その演算結果(キーオン信号TK2が到来
したときの結果が測時結果となる)は記憶回
路313の各ビツトレジスタの第16ステージ
目から2進化コード信号INDとして出力端子
U1〜U32に送出される。 ところで、第2キースイツチK2がオン動
作をすれば、キーオン検出信号TK2が
「0」から「1」に変わることによりアンド
ゲート316が閉じ、従つて「1」加算信号
1ADは加算器312に与えられなくなる。
そこで加算器312は記憶回路313からの
到来データに何の加算をせずにそのまま出力
端に送出し、かくして記憶回路313のデー
タは加算器312を介し、さらにアンドゲー
ト314を介してダイナミツクに記憶され、
この記憶データが出力端U1〜U32に引続
き送出されることになる。 かかる動作はその後離鍵操作がされて順次
キーオン検出信号TK2,TK1が「1」か
ら「0」へ復帰するまで続き、信号TK1が
「0」になつたときゲート314が閉じるこ
とにより記憶回路313のすべてのビツトの
記憶が「0」となり、従つて出力端U1〜U
32の出力が「0」となることにより終るこ
とになる。 なおこの実施例の場合記憶回路313の出
力がナンド回路318に与えられ、かくして
記憶回路313のすべてのビツトの内容が
「1」となつたとき「0」出力と得、これを
アンドゲート316に閉信号として与えるよ
うになされ、かくして記憶回路313が測時
可能な範囲を越えてゆつくりとキー操作がさ
れた場合、最大測時出力となつたとき以後こ
れを保持せしめるようになされている。 かくして動作時間演算記憶回路313から
送出された測時出力はコード変換回路
(ROM)14Bに与えられ、これにより後段
で処理し易いコード信号に翻訳してイニシア
ルタツチデータITDとして送出される。 (1‐5)アフタタツチコントロール回路 アフタタツチコントロール回路15は押鍵
操作の際に押下げ強さを判定して、冒頭に述
べた(2)式における振幅に関する変数Toi
(t)及びToa(t)の制御定数を発生させ
るための条件信号を発生する目的で設けら
れ、マルチプレクサ15Aと、その出力を受
けるA/D変換器15Bとでなる(第2
図)。 マルチプレクサ15Aは第9図に示すよう
に、チヤンネルプロセツサ13のキーコード
KC(ノートコードNOTE及びブロツクコー
ドOCTでなる)を受け、これをすべてのキ
ーに対応して設けられた88本の出力線のうち
対応するものへの線出力g1〜g88(その
出力線の論理レベルが「1」に変化すること
を内容とする)に変換するデコーダ321を
有し、その線出力g1〜g88をキー操作検
出回路11において各キーに対応してそれぞ
れ設けられた押下圧力検出器DT1〜DT88
(第9図)の出力dt1〜dt88を受けるゲー
トG1〜G88に開制御信号として与えるよ
うになされている。 しかるにキーコードKCは前述のように16
チヤンネル分のデータを時分割多重化した内
容をもつので、デコーダ321はキーコード
KCの各チヤンネルデータが到来するごと
に、ゲートG1〜G88のうち対応するキー
のゲートを順次切換えながら開制御し、かく
して各チヤンネルの到来ごとに対応するキー
の押下圧力検出出力dt1〜dt88が順次サン
プリングされて出力端子VDTに送出される
ことになる。 この出力信号はアナログ値であるが、これ
が次段のA/D変換器15Bでデジタル信号
に変換された後、アフタタツチデータADT
として送出される。 このようにしてアフタタツチコントロール
回路15にて形成されたアフタタツチコント
ロールデータATDは、上述のイニシアルコ
ントロール回路14にて形成されたイニシア
ルコントロールデータITDと共に鍵盤情報発
生部1のタツチ情報出力IFTとして送出され
る。 〔2〕第1及び第2系列パラメータ発生回路 第1及び第2系列パラメータ発生回路5A及
び5Bは、(3)式の演算をする際に必要とされる
定数信号を、鍵盤情報発生部1において時分割
多重方式で発生される第1〜第16チヤンネルの
キーコードKCが到来するごとに順次発生する
もので、第10図に示すようにキーコードKC
及び音色選択スイツチ6の音色選択信号VSSの
双方により制御されるROM構成の第1の定数
発生回路325及び326と、音色選択スイツ
チ6の音色選択信号VSSのみにより制御される
ROM構成の第2の定数発生回路327及び3
28とでなる。 第1系列(又は第2系列)パラメータ発生回
路5A(又は5B)の第1定数発生回路32
5、(又は326)は先ず第1系列(又は第2
系列)の総合音量を決める総音量定数K1(又
はK2)を発生する。 第二に(3)式の音色の時間的変化を決める音色
変数I1(t)(又はI2(t))を算出するために
必要な定数、すなわち音の出始めの音色を決め
る初期音色定数IL1(又はIL2)と、音色の時間
的変化を決める音色変化定数DRI1(又は
DRI2)と、デイケイの終了レベルを決める音
色変化停止レベル定数SLI1(又はSLI2)とを
発生する。 第三に(3)式のエンベロープを決めるための振
幅レベルないしエンベロープ変数A1(t)(又
はA2(t))を算出するために必要な定数、す
なわちアタツタ速度を決めるアタツク速度定数
ARA1(又はARA2)と、第1デイケイ速度を決
めるデイケイ速度定数1DRA1(又は1DRA2
と、第2デイケイ速度を決める第2デイケイ速
度定数2DRA1(又は2DRA2)と、離鍵後の減衰
速度を決める減衰速度定数DRA1(又はDRA2
と、第1デイケイ速度から第2デイケイ速度へ
移るレベルを決めるデイケイ遷移レベル定数
1DLA1(又は1DLA2)とを発生する。 また第1系列(又は第2系列)パラメータ発
生回路5A(又は5B)の第2定数発生回路3
27(又は328)は先ず発生音の周波数を決
める音高定数B1(又はB2)を発生し、第二に部
分音(調和音及び非調和音を含む)成分の構成
を決める部分音定数D1(又はD2)を発生する。 第三に、キータツチ操作に応じて音量を決め
る音量選択用定数T1a(t)(又はT2a(t)を
算出するために必要な定数、すなわちイニシア
ルタツチに応動するイニシアル定数βi(又は
δi)とアフタタツチに応動するアフタ定数β
a(又はδa)とを発生する。 第四に、キータツチ操作に応じて音色を決め
る音色選択用定数T1i(t)(又はT2i(t))
を算出するために必要な定数、すなわちイニシ
アルタツチに応動するイニシアル定数αi(又
はγi)と、アフタタツチに応動するアフタ定
数αa(又はγa)とを発生する。 ROMである第1の定数発生回路325,3
26には、音色選択スイツチ回路6により選択
される各基本的音色にそれぞれ対応し、かつ鍵
の各音高または鍵の各音域にそれぞれ対応して
各パラメータK1,IL1,DRI1,SLI1,ARA1
1DRA1,2DRA1,DRA1,1DLA1,K2,IL2
DRI2,SLI2,ARA2,1DRA2,2DRA2
DRA2,1DLA2(定数データ)を予め記憶して
おく。そして、第1の定数発生回路325,3
26には第10図に示すように音色選択スイツ
チ回路6からの音色選択信号VSS及びキーコー
ドKCがアドレス信号として入力されていて、
このアドレス信号としての音色選択信号VSS及
びキーコードKCによつて第1の定数発生回路
325,326のROMの読みだしが行なわれ
る。したがつて、この第1の定数発生回路32
5,326から発生される各パラメータK1
IL1,DRI1,SLI1,ARA1,1DRA1,2DRA1
DRA1,1DLA1,K2,IL2,DRI2,SLI2
ARA2,1DRA2,2DRA2,DRA2,1DIA2は音
色選択信号VSS(すなわち基本的音色)および
キーコードKCの値(すなわち鍵位置(鍵の音
高)又は鍵域(鍵に割り当てられた音域)に応
じて変化する。 〔3〕音色選択スイツチ回路 音色選択スイツチ回路6は発生楽音に付与す
べき音色についての音色選択信号VSSを発生
し、これを第1及び第2系列パラメータ発生回
路5A及び5Bに与えるべく、第11図に示す
構成のものを適用し得る。 すなわち、選択し得る音色すなわちピアノ、
ハープシコード、ビブラフオン………シロホン
に対応して、常閉接点b及び常開接点aとこれ
に対応する可動接点cとでなる音色選択スイツ
チCH1,CH2,CH3………CHoが設けられてい
る。しかるにこれらのスイツチCH1,CH2
CH3………CHoの可動接点c及び常閉接点bが
直列に接続され、そのスイツチCHo側端が
「1」レベルの電源に接続され、各スイツチの
常開接点aから各音色の選択出力VSS1,VSS
2,VSS3………VSSoを送出するようになさ
れている。 かくしてスイツチCH1,CH2,CH3……
…CHoの選択出力VSS1,VSS2,VSS3……
…VSSoはその逆の順序の優先順位を有し、同
時に複数のスイツチの選択操作がなされたとき
にも、最も優先順位の高い1つの音色選択出力
のみを送出するようになされている。 〔4〕第1及び第2系列楽音信号形成部 第1及び第2系列楽音信号形成部7A及び7
Bは、それぞれ(3)式の第1項及び第2項の式の
演算を、鍵盤情報発生部1のキー情報IFK及び
タツチ情報IFTと、第1及び第2系列パラメー
タ発生回路5A及び5Bの定数出力と、ダンパ
ペダル9の出力とに基づいて実行する(第1
図)。 第1及び第2系列楽音信号形成部7A及び7
Bは全く同じ構成を有する。従つてこの明細書
では第1系列楽音信号形成部7Aについてその
詳細構成を述べる。 第1系列楽音信号形成部7Aは第12図A及
びBに示すように、(3)式の振幅項部分の演算を
実行する振幅項演算回路331と、(3)式の搬送
波項部分の演算を実行する搬送波項演算回路3
32と、(3)式の変調波項部分の演算を実行する
変調波項演算回路333とを有する。 (4‐1)搬送波項演算回路 搬送波項演算回路332は、チヤンネルプ
ロセツサ13のキーコード記憶回路13Cか
ら到来するキーコードKCのうちノートコー
ドNOTEをROM構成の周波数変換器334
にて受けてこれを基準音名音(基準オクター
ブの音名音)の周波数に相当する2進数に変
換する。この変換出力は加算器335を通じ
てシフタ336に与えられる。このシフタ3
36は変換器334から到来した基準音名音
に相当する値を、キーコードKCに含まれる
ブロツクコードOCTに割当てられたオクタ
ーブ番号に相当する量だけ上方又は下方にシ
フトさせ、かくして出力端に押鍵操作された
キーの音高周波数に比例した2進数値でなる
周波数出力FSを送出する。 一方加算器335には、ブロツクコード
OCTを受ける調律曲線模擬用定数発生回路
337の出力が与えられる。この定数発生回
路337は同じ音名音であつても高いオクタ
ーブのものは低いオクターブのものより少し
高い周波数に調律する必要性があるところか
らこれを満足させるために設けられ、到来し
たブロツクコードOCTに割当てられたオク
ターブ番号に相当する調律用出力を2進数値
として送出し、これを加算器335において
変換器334の周波数出力を加算することに
より、調律の効果を得る。 シフタ336の出力はアキユムレータ33
8に与えられる。このアキユムレータ338
はシフタ336の出力をマスタクロツクφ
,φが与えられるごとに繰返し加算し、
加算内容にオーバーフローが生じたとき出力
パルスを送出するようになされている。しか
るにシフタ336の出力は上述のように、操
作されたキーの音高周波数に比例した大きさ
であるから、アキユムレータ338の加算内
容の上昇率は音高周波数が高いほど大きくな
り、結局アキユムレータ338の出力端に音
高周波数に比例した周波数の出力ωtが送出
されることになる。 かくしてアキユムレータ338にて送出さ
れる周波数出力ωtは乗算回路339(第1
2図B)に与えられ、ここで第1系列パラメ
ータ発生回路5Aの第2定数発生回路327
から到来する音高定数B1と乗算され、この
乗算回路339の出力B1・ωtが(3)式の搬
送波項部分の演算出力として送出される。 しかるにこの、演算出力B1・ωtは押鍵
操作されたキーの音高周波数をもつことにな
る。 (4‐2)変調波項演算回路 変調波項演算回路333は(3)式の変調波項
を得べくROM構成のsin関数発生回路341
を有し、上述の搬送波項演算回路332の周
波数出力ωtを乗算回路342において第1
系列パラメータ発生回路5Aの第2定数発生
回路327から到来する部分音定数D1と乗
算してsin関数発生回路341に入力し、か
くして出力端に変調波周波数D1・ωtを有
する正弦波出力sinD1・ωtを送出し、この
正弦波出力sinD1・ωtを乗算回路343に
与えて定数T1i(t)・I1(t)との乗算結果
1i(t)・I1(t)・sioD1・ωtを変調波項
演算回路333の演算出力として送出する。 ここで、乗算回路343に入力される定数
1i(t)・I1(t)は第13図に示すように
音色関数発生回路344の出力に基づいて形
成される。 音色関数発生回路344は基本的に音色の
時間変化を決める音色波形を発生させるもの
で、この実施例の場合は第14図に示すよう
に基本音色波形の出力を発生する。すなわ
ち、波形出力VWは第2キースイツチ動作検
出信号TK2の到来時(時点t11)に最大値
MAXとなり、その後直接的に又は曲線的に
(例えば指数関数的に)降下し、レベルSLI
になつたとき以後その値を保つようなされて
いる。これに加えて波形出力VWは降下部分
W11の途中の時点t12で離鍵されたときは以後
その時の値を保つようになされている。なお
かかる波形出力VWにおいて降下期間をM11
とし、一定期間をM12とする。 かかる波形は、第13図の構成によつて形
成される。すなわち音色関数発生回路344
は直線降下波形を形成するための直線演算回
路345と、曲線降下波形を形成するための
曲線演算回路346とを有し、直線演算回路
345は減算動作を基本動作とし、曲線演算
回路346は加算動作を基本動作としてい
る。 直線演算回路345はチヤンネルプロセツ
サ13から到来する、キーコードKCの16個
のチヤンネルに対応して16ステージのシフト
レジスタを6ビツト分並列に設けてなる記憶
回路347を有し、この6個のシフトレジス
タの各ステージをマスタクロツクφ,φ
によつて読込み、読出し動作させることによ
り、キーコードKCの第1〜第16チヤンネル
のシフト動作に周期して記憶回路347の内
容をシフトさせ、第16ステージ目の出力を出
力端子Y1〜Y32に音色基準信号VOCと
して送出する。 しかるに記憶回路347にはその全てのビ
ツトに対して入力オアゲート348が設けら
れ、これを通じて論理「1」のセツト信号
XXを全てのビツトに与えることにより、記
憶回路347の第1ステージ目に存在するチ
ヤンネルに全てのビツトに「1」のデータを
読込ませる。この全ビツトに「1」信号を記
憶したチヤンネルが第16ステージから読出さ
れたとき、これが第14図の時点t11におけ
る音色基準信号VOCの最大値MAXとして端
子Y1〜Y32に送出される。 セツト信号XXはセツト信号形成回路34
9において、チヤンネルプロセツサ13から
到来する第2キースイツチキーオン検出信号
TK2に基づいて形成される。すなわち検出
信号TK2が2入力アンド回路350に一方
の条件信号として与えられると共に、後述す
る減算信号制御回路351の減算信号M1/
M2がインバータ352を介して他方の条件
信号として与えられる。ここで演算信号M
1/M2は後述のように、波形出力VWが降
下区間MI1(第14図)にあるとき論理
「1」となるのに対してそれ以外の区間M1
2(すなわち波形出力VWが一定の区間)に
あるとき論理「0」となる。そこで第2キー
スイツチキーオン検出信号TK2が到来する
以前において減算信号M1/M2は「0」で
あるのでアンド回路350に検出信号TK2
が「1」となつたチヤンネルが到来すればア
ンド回路350の出力が「1」となり、これ
がセツト信号XX,XYとして送出される。 従つて上述のように記憶回路347のすべ
てのビツトに対して「1」信号がセツトされ
るが、かくして一度アンド回路350から
「1」出力が送出されると後述のように減算
信号M1/M2が「1」となることによりア
ンド回路350から「1」出力を送出し得な
くなる。 記憶回路347の入力側には6段の全加算
器構成の加算回路353が設けられ、加算回
路353の各段の第1の加算入力として記憶
回路347の各ビツト出力が与えられると共
に、加算回路353の各段の第2の加算入力
として制御された周期の「1」入力ADD1
アンドゲート354から全段一斉に与えら
れ、かくして加算回路353において記憶回
路347の各チヤンネルの内容から値「1」
を減算する。この減算出力はオアゲート34
8を介して記憶回路347の第1ステージ目
に読込まれる。 ここで、アンドゲート354から与えられ
る「1」入力ADD1の立上り幅は、記憶回路
347のシフトに用いられているマスタクロ
ツクφ,φの16周期の長さに予め選定さ
れており、従つて、第1〜第16チヤンネルの
どのチヤンネルが加算回路353に読出され
ても限らず一様に減算動作ができるようにな
されている。 このようにして記憶回路347の演算内容
は、その第16ステージ目から読出されるごと
にアンドゲート354から「1」入力ADD1
が到来していることを条件として「1」だけ
減算され、逆に到来していなければ何ら減算
されずにそのまま、記憶回路347に読込ま
れる。従つて記憶回路347の内容の減算速
度は、アンドゲート354から与えられる
「1」入力ADD1の到来の頻度、換言すれば
その周期によつて決まることになる。 アンドゲート354の出力は短形波発振器
355において発生され、その繰返し周期が
プログラマブルデバイダ356において変更
制御された後、アンドゲート354を通じて
送出される。 しかるにプログラマブルデバイダ356に
は第1系列パラメータ発生回路5Aの第1定
数発生回路325において発生された音色変
化定数DRI1が与えられ、その値に相当する
大きさに発振器355の出力の周期を変更す
る。しかるにこの音色変化定数RDI1は音色
選択スイツチ6によつて選択された基本的音
色及び押圧されたキーに応じて選定されるの
であるから、結局直線演算回路345の減算
速度、従つて基準音色波形VWの降下傾斜が
選択された基本的音色及び押圧されたキーの
音高(又は音色)に応じて決まることにな
る。 一方アンドゲート354にはその開制御信
号として減算信号制御回路351の出力M
1/M2が与えられる。この減算信号制御回
路351は上述の記憶回路347に用いたと
同様の16ステージのシフトレジスタ358を
有し、上述のセツト信号形成回路349から
入力オアゲート359を通じて論理「1」の
減算チヤンネル指定用のセツト信号YYが到
来したときこれを、現に第1ステージ目に存
在するチヤンネルに記憶させる。しかるにこ
の「1」信号を記憶しているチヤンネルが第
16ステージ目に来たときこれを減算指令信号
M1/M2としてアンドゲート354に与
え、従つてデバイダ356の出力が発生して
いる時間(マスタクロツクの16周期分の期
間)のうち当該「1」信号がレジスタ358
から読出されたチヤンネルの区間(マスタク
ロツク1周期分の区間)の間だけアンドゲー
ト354を開き、このとき記憶回路347の
第16ステージ目に読出されているチヤンネル
の内容から「1」を減算させるようになされ
ている。 減算信号制御回路351のシフトレジスタ
358の「1」信号の記憶は帰還用アンドゲ
ート360を通じ、さらに359を通じて循
環される。従つてこの一巡動作ごとに減算指
令信号M1/M2が発生され、当該「1」信
号を記憶していたチヤンネルのデータの減算
動作が繰返され、これにより直線演算回路3
45の出力端に当該チヤンネル(すなわち押
鍵操作されているキーの音が割当てられたチ
ヤンネル)から直線的に降下する波形出力
VOCを得ることができる。 減算信号制御回路351の「1」信号の記
憶のクリアは帰還用アンドゲート360を閉
じることにより行われ、次の2つの場合があ
る。 その第1は音色基準波形VW(第14図)
において下降波形部W11が予定のレベルSLI
にまで下降した場合で、そのため直線演算回
路345の出力が比較回路361に一方の比
較入力Bとしてて与えられる。これに対して
比較回路361には他の比較入力Aとして第
1系列パラメータ発生回路5Aの第1定数発
生回路325からの音色変化停止レベル定数
SLI1が与えられ、A>Bの条件を満足した
とき(換言すれば下降波形部W11が選択され
た基本的音色及び押圧されたキーに応じて決
まるレベルSLI1より低くなつたとき)クリ
ア信号TDFを送出する。このクリア信号
TDFは減算信号制御回路351の入力オア
ゲート362を介し、さらにインバータ36
3を介してアンドゲート360に閉制御信号
として与えられ、かくして現にレジスタ35
8の第1ステージ目に存在するチヤンネルの
内容を「0」にクリアする。 そこで以後当該チヤンネルに関して減算信
号M1/M2が送出されなくなり、依つて
「1」減算入力用アンドゲート354を閉じ
ることにより記憶回路347の内容について
の減算動作がされなくなり、結局直線演算回
路345の端子Y1〜Y32の出力は一定値
を維持することになる(第14図の一定波形
部W12に相当する)。 また第2のクリアの場合は、音色基準波形
VW(第14図)において下降波形部W11
途中の時点t12で離鍵操作がされた場合で、
チヤンネルプロセツサ13のキーオフ記憶回
路293から読出されたキーオフ検出信号
TDOがアンドゲート364を介し、さらに
オアゲート362及びインバータ363を介
してアンドゲート360に閉制御信号として
与えられ、かくして現にレジスタ358の第
1ステージ目に存在するチヤンネルの内容を
「0」にクリアする。 そこでこの場合も上述の場合と同様にして
直線演算回路345の端子Y1〜Y32の出
力は一定値を維持することになる(第14図
の一定波形部W13に相当する)。 しかるにキーオフ検出信号TDOの通路に
介挿されたアンドゲート364にはその閉制
御信号として、ダンパペダル9から到来する
ダンパペダル信号PO(操作時論理「0」と
なる)がインバータ365を介して与えら
れ、かくしてキーオフ検出信号TDOの到来
時にダンパペダル9が踏まれた場合に上述の
ように減算信号制御回路351の当該チヤン
ネルの記憶のクリア動作を直ちに行い、従つ
て直線演算回路345は直ちに減算動作を中
止し、出力波形VWの一定波形部W13(第1
4図)を形成することになる。 なおかかるダンパペダル9による効果はこ
のベダル9への踏込みが中止されればその時
点から中止されるから、結局直線演算回路3
45の出力波形VWはダンパペダル9を離し
た時点から波形部W12へ下降して行くことに
なる。 一方曲線演算回路346は、上述のように
して直線演算回路345にて形成される第1
4図のような基本音色波形VWに基づいて楽
音を発生させた場合に聞きづらさを感じさせ
る点を改善するために設けられている。 すなわち直線演算回路345のみによつて
基本音色波形VWを形成する場合は、第14
図の波形をみて明らかなように直線的下降部
W11に続いて一定波形部W12又はW13が発生
することになり、その変遷は必らず急変を伴
う一定の角度をもつて行われ、この急変部が
聞きづらさの一因となつている。そこでこれ
を例えば指数関数的変化に近い変化をするよ
うに修正すれば聞きづらさを軽減できる。 かかる目的を達成すべくこの実施例の曲線
演算回路346は、直線演算回路345の記
憶回路347においてビツト数を3ビツトに
したことを除いて同様の構成をもつ記憶回路
367と、直線演算回路345の加算回路3
53において段数を3段にし、かつ最高位の
ビツトからキヤリイを送出するようにしたこ
とを除いて同様の構成をもつ加算回路368
とを具える。 しかるに記憶回路367の第16ステージ目
の各ビツト出力は加算回路368の対応する
段についてそれぞれ設けられた入力アンドゲ
ート369から到来する「1」加算入力
ADD1と加算され、その加算結果が記憶回路
367の第1ステージ目に直接帰還される。 加算回路368の第1〜第3段に対する入
力アンドゲート369は、直線演算回路34
5の記憶回路347から得られる出力のう
ち、上位3ビツト出力すなわち第4〜第6ビ
ツト出力をインバータ370を介して閉制御
信号として受ける。 従つて直線演算回路345の記憶回路34
7の内容が、セツト信号XXによつてすべて
のビツトに「1」信号が記憶された状態から
「1」ずつ減算されて行く過程において、下
から第4ビツトの内容が「0」になつてとき
(このビツトの内容は8回の減算動作が行わ
るごとに交互に「1」又は「0」となる)、
加算回路368の第1ビツトに対して「1」
加算入力ADD1を与え、かくして記憶回路3
67の内容を「001」ずつ加算して行く。 また記憶回路347の第5ビツト目の内容
が「0」になつたとき(このビツトの内容は
16回の減算動作が行われるごとに交互に
「1」又は「0」となる)、加算回路368の
第2ビツトに対して「1」加算入力を与え、
かくして記憶回路367の内容を「010」ず
つ加算して行く。 さらに記憶回路347の第6ビツト目の内
容が「0」になつたとき(このビツトの内容
は32回の減算動作が行われるごとに交互に
「1」又は「0」となる)、加算回路368の
第3ビツトに「1」加算入力を与え、かくし
て記憶回路367の内容を「100」ずつ加算
して行く。 かかる加算動作の結果加算回路368の第
3ビツトにキヤリイが生じたとき、これが直
線演算回路345にその「1」加算入力
ADD2として与えられる。 なおアンドゲート369を介して与えられ
る「1」加算入力としては直線演算回路34
5に対してアンドゲート354を介して与え
られる論理「1」入力が用いられる。 上述の曲線演算回路346は直線演算回路
345と関連して次のように動作する。 直線演算回路345の記憶回路347が
「11111111」にセツトされた後「111000」に
なるまでの8回の減算動作の間は、記憶回路
347の出力の第4〜第6ビツトの内容は
「111」であるから直線演算回路345は本来
の直線的な減算動作を実行する。 この第8回目の減算動作をした後第16回目
の減算動作をするまでの間は記憶回路347
の出力の第6〜第4ビツトは「110」となる
から、曲線演算回路346の加算回路368
は記憶回路367の内容に「001」(10進数で
「1」)ずつ加算して行きこの加算結果の上昇
速度に応じた周期でキヤリイADD2を出力す
る。しかるにこのキヤリイADD2の出力のタ
イミングは直線演算回路345の加算回路3
53が「1」の減算動作をするタイミングと
一致しているから、加算回路353はこの減
算入力と、曲線演算回路346の加算回路3
68からのキヤリイADD2(すなわち加算入
力)とを同時に受けることになる。従つてキ
ヤリイADD2が送出されるごとに直線演算回
路345は減算動作をしないことになる。 この第16回目の減算動作をした後第24回目
の動作をするまでの間は記憶回路347の出
力の第6〜第4ビツトは「101」となるか
ら、曲線演算回路346の加算回路368は
記憶回路367の内容に「010」(10進数で
「2」)ずつ加算して行きこの加算結果の上昇
速度に応じた周期でキヤリイADD2を出力す
る。すなわち、上述の第8回目〜第16回目の
場合の2倍の速度でキヤリイADD2を送出す
ることになる。従つて直線演算回路345は
この頻度で減算動作を間引くことになり、こ
の分直線演算回路345の出力VOCの下降
速度は低下する。 以下同様にして、直線演算回路345の記
憶回路347の出力の第6〜第4ビツトが
「100」、「011」………となるに従つて曲線演
算回路346の加算回路368への加算値は
「011」、「100」………(10進数で「3」、
「4」………)というように大きくなつて行
き、従つてキヤリイADD2の出力頻度も2
倍、22倍……というように指数関数的に大き
くなつて行く。これに応じて直線演算回路3
45の減算動作に対する間引き頻度も指数関
数的に大きくなり、従つて記憶回路347の
減算速度、換言すれば出力波形VWの下降速
度が指数関数的に低下することになる。 このように曲線演算回路346を設けたこ
とにより基準音色信号VOCの下降波形部VW
が一定波形部W12又はW13に遷移する際の急
変部に円みをつけることができ、依つて聞き
づらさを軽減できる。 このようにして音色関数発生回路344の
直線演算回路345にて形成された基準音色
信号VOCは乗算回路371(第12図B)
に与えられ、第1系列パラメータ発生回路5
Aの第1定数発生回路325から到来する定
数IL1と乗算され、(3)式の変数I1(t)の出
力を得る。この変数出力I1(t)は次に乗算
回路372にて変数出力T1i(t)と乗算さ
れ、(3)式の変数T1i(t)・I1(t)を得る。 ここで変数出力T1i(t)は、鍵盤情報発
生部1のイニシアルタツチコントロール回路
14及びアフタタツチコントロール回路15
から到来するイニシアルタツチ信号ITD及び
アフタタツチ信号ATDに基づいて形成され
る。すなわちイニシアルタツチ信号ITDが乗
算回路373(第12図A)において第1系
列パラメータ発生回路5Aから到来するイニ
シアル定数αiと乗算されると共に、アフタ
タツチ信号ATDが乗算回路374において
第1系列パラメータ発生回路5Aから到来す
るアフタ定数αaと乗算され、これらの乗算
結果が加算器375において加算されて変数
1i(t)として上述の乗算回路372に与
えられる。 このようにして得られた変数T1i(t)は
アフタタツチ信号ATDが演奏者の押鍵中に
キーに対して与える押し付け強さの変化に応
じて変化することにより、時間的変数となる
ものである。 乗算回路372の出力T1i(t)・I1(t)
は乗算回路343においてsin関数発生回路
341の出力sioD1・ωtと乗算され、その
乗算結果が(3)式の変調波項T1i(t)・I1
(t)・sioD1・ωtを表わす変調波項演算回
路333の出力として送出される。 (4‐3)振幅演算回路 振幅項演算回路331は(3)式の振幅項
K1・T1a(t)・A1(t)を得るために設け
られ、第15図に示すように音量関数発生回
路381を有する。 この音量関数発生回路381は発生音の音
量ないしエンベロープを含めて基本的な振幅
の時間変化を決める第16図に示すようなエ
ンベロープ波形ENVをもつ出力AOCを発生
される。すなわちエンベロープ波形出力
ENVは通常キーの押鍵操作によつて第2キ
ースイツチK2が閉じたときチヤンネルプロ
セツサ13から第2キースイツチオン検出信
号TK2が到来した時点t21から所定の急傾斜
で最低値MINから最大値MAXまで立上るア
タツク波形部ENV1と、この波形部ENV1
続いて比較的急傾斜で下降する第1デイケイ
波形部ENV2と、この波形部ENV2に続いて
比較的暖傾斜をもつて最小レベルMINまで下
降する第2デイケイ波形部ENV3とでなる。 しかるに第2デイケイ波形部ENV3の途中
でダンパペダル9が操作された場合には、そ
の操作時点t24から急傾斜をもつて最小レベ
ルMINに下降するダンプ傾斜部ENV4が形成
される。 音量関数発生回路381は第16図に示す
エンベロープ波形出力AOCを得べく次の構
成をもつ。 すなわち、第13図について上述した音色
関数発生回路344の直線演算回路345、
曲線演算回路346、プログラマブルデバイ
ダ356、比較回路361とほぼ同様の直線
演算回路382、曲線演算回路383、プロ
グラマデバイダ384、比較回路385を具
え、直線演算回路382における減算動作の
周期を発振器386の出力を受けるプログラ
マブルデバイダ384の出力パルスの周期を
変更することにより変更し、かくして立下り
下降波形部を作るという基本構成をもつ点に
おいて、上述の音色関数発生回路344と同
様である。 しかるにデバイダ384の出力パルス
ADD3の周期は、各波形部ENV1〜ENV4に対
応して傾斜変更制御回路387において発生
されるゲート信号M1〜M4によつて、第1
系列パラメータ発生回路5Aから到来する定
数信号をデバイダ384に対する周期設定信
号として与えることにより設定される。 先ずアタツク波形部ENV1を発生させるた
め、第1のゲート信号M1によつて開制御さ
れるゲートGT1を通じて第1系列パラメー
タ発生回路5Aから到来するアタツク速度定
数ARA1をデバイダ384に与え、これによ
りデバイダ384の出力パルスADD3の周期
を定数ARA1に相当する大きさに制御し、か
くして直線演算回路382の加算動作頻度、
換言すればその出力波形ENVの上昇傾斜を
選択された基本的音色の種類(例えばピア
ノ、ハープシコード等)及び押圧されたキー
に応じて設定する。 また第1デイケイ波形部ENV2を発生させ
るため、第2のゲート信号M2によつて開制
御されるゲートGT2を通じて第1系列パラ
メータ発生回路5Aから到来する第1デイケ
イ速度定数1DRA1をデバイダ384に与え、
かくして上述と同様にして出力波形ENVの
第1デイケイ波形部ENV2の下降傾斜を選択
された基本的音色の種類及び押圧されたキー
に応じて設定する。 さらに同様にして第2デイケイ波形部
ENV3を発生させるため、第2デイケイ速度
定数2DRA1を第3のゲート信号M3によつて
開制御されるゲートGT3を通じてデバイダ
384に与え、かくして選択された基本的音
色の種類及び押圧されたキーに応じて第2デ
イケイ波形部ENV3の傾斜を第1デイケイ波
形部ENV2の傾斜より大きな値に設定する。 これに対してダンプ波形部ENV4を発生す
る場合は、第4のゲート信号M4によつてゲ
ートGT4を開き、これを通じて減衰速度定
数DRA1をデバイダ384に与え、第2デイ
ケイ波形部ENV3よりさらに大きな傾斜をも
つダンプ波形部ENV4を設定する。 ゲートGT1〜GT4に対するゲート信号M
1〜M4は、傾斜変更制御回路387から、
第2キースイツチキーオン検出信号TK2の
到来後順次発生される。 傾斜変更制御回路387は、16ステージの
シフトレジスタを3ビツト分備える記憶回路
388と、記憶回路388の出力に「1」を
加算して記憶回路388に再記憶させる加算
回路389とを有する。記憶回路388は上
述の直線演算回路382の記憶回路390及
び曲線演算回路383の記憶回路393と同
様に、マスタクロツクφ,φによつてシ
フト動作することにより第1〜第16チヤンネ
ルごとの歩進データをダイナミツクに記憶す
る。 かくして記憶回路388の出力KTとして
3ビツトの2進信号が送出されこれがデコー
ダ396によつて4本の線出力M1〜M4に
変換される。ただし、記憶回路388の出力
KTが「000」のときデコーダ396はゲー
ト信号M1を送出し、同様に「001」のとき
ゲート信号M2を送出し、「010」のときゲー
ト信号M3を送出し、「011」のときゲート信
号M4を送出し、かくして傾斜変更制御回路
387は記憶回路388の内容が「000」の
状態から「1」ずつ加算されて「011」にな
るに従つてゲート信号M1〜M4をその順序
で順次送出する。 しかるに加算回路389と記憶回路388
との間には第2キースイツチオン検出信号
TK2を開制御信号とするアンドゲート39
7が設けられ、これにより検出信号TK2が
「0」のときそのチヤンネルの記憶回路38
8の記憶内容を全ビツト「0」とし、検出信
号TK2が「1」となつたとき記憶回路38
8の記憶内容に対する加算回路389の加算
動作を「000」の状態から開始させるように
なされている。 しかるにデコーダ396のゲート信号M1
の出力通路に第2キースイツチオン検出信号
TK2を開制御信号とするアンドゲート39
8が設けられ、これにより検出信号TK2が
到来したとき先ずゲート信号M1を送出す
る。 このゲート信号M1はゲートGT1に与え
られ、従つてデバイダ384は定数ARA1
相当する周期の「1」信号ADD3をアンドゲ
ート399を介して送出する。ここでアンド
ゲート399には、直線演算回路382の記
憶回路390の出力端に設けられた最小値検
出用アンド回路400からの禁止信号2
DF′をインバータ401を介して受ける。し
かるにアンド回路400にはその第1の条件
信号として記憶回路390の出力のすべての
ビツト出力を受けるノア回路402の出力が
与えられると共に、第2の条件信号として第
3、第4ゲートM3,M4を受けるオア回路
403の出力が与えられる。従つてアンドゲ
ート400は記憶回路390に記憶がない場
合に、ゲート信号M3又はM4が発生してい
るとき(すなわち第2デイケイ波形部ENV3
又はダンプ波形部ENV4を発生していると
き)動作する。そこでアンドゲート399は
ゲート信号M1の発生時には禁止されないの
で、アンドゲート399を通過したデバイダ
384の出力ADD3が加算回路391の最下
位ビツトに入力される。 一方加算回路391の最下位ビツト以外の
ビツトの入力端に対してアンドゲート404
が設けられ、これがゲート信号M1によつて
インバータ405を介して禁止制御される。
従つてゲート信号M1の発生時において加算
回路391はその最下位ビツトへ到来する
「1」信号を加算して行くことになり、依つ
て記憶回路390の出力AOCの波形ENVは
定数ARA1に相当する傾斜をもつて立上り、
かくしてアタツク波形部ENV1が形成され
る。 この状態は記憶回路390の内容がそのす
べてのビツトについて論理「1」となるまで
維持される。しかるにすべてのビツトが論理
「1」となるとこれを最大値検出用アンド回
路406にて検出し、その論理「1」出力を
傾斜変更制御回路387の歩進回路407に
歩進入力信号AFとして与えられる。 歩進回路407は入力信号AFを加算回路
389にその入力オアゲート408を介して
受けて記憶回路388の記憶内容に「001」
を加算して、かくしてデコーダ396から第
2のゲート信号M2を発生させる。 この第2のゲート信号M2はゲートGT2
に与えられ、従つてデバイダ384は定数
1DRA1に相当する周期の「1」信号ADD3
ゲート399を介して送出する。しかるにこ
のとき直線演算回路382の加算回路391
への入力ゲート404に対する禁止動作は解
除されている。従つて加算回路391のすべ
てのビツトに「1」信号ADD3が与えられる
ことにより加算回路391は記憶回路390
の内容を「1」ずつ減算して行くことにな
り、依つて記憶回路390の出力波形ENV
は定数1DRA1に相当する傾斜をもつて下降
し、かくして第1デイケイ波形部ENV2が形
成される。 このとき記憶回路390の出力AOCは比
較回路385において第1系列パラメータ発
生回路5Aから到来するデイケイ遷移レベル
定数1DLA1と比較され、出力AOCがこの定数
1DLA1より低下したとき検出出力1DFをアン
ドゲート409(ゲート信号M2によつて開
制御される)を介して送出する。この検出出
力1DFは歩進回路407の入力ゲート408
を介して加算回路389に歩進信号として入
力される。そこで歩進回路389は記憶回路
388の記憶内容に「001」を加算し、かく
してデコーダ396から第3のゲート信号M
3を発生させる。 この第3のゲート信号M3はゲートGT3
に与えられ、従つてデバイダ384は定数
2DRA1に相当する周期の「1」信号ADD3
ゲート399を介して送出する。このとき直
線演算回路382の加算回路391のすべて
のビツトに対して「1」信号が与えられ、従
つて加算回路391は記憶回路390の内容
を「1」ずつ減算して行くことになり、依つ
て記憶回路390の出力波形ENVは定数
2DRA1に相当する傾斜(通常定数1DRA1に相
当する傾斜より小さい)をもつて下降し、か
くして第2デイケイ波形部ENV3が形成され
る。 このように直線演算回路382の出力波形
ENVは、その値がデイケイ遷移レベル定数
1DLA1を境にして傾斜を緩めることになる。 この状態は、原則として(ダンパペダル9
が操作されない場合)直線演算回路382の
内容が「0」となることにより出力波形
ENVの値が最小値M1M(第16図)になる
まで維持される。 しかるに記憶回路390の内容が「0」に
なると、最小値検出用アンド回路400に論
理「1」の検出出力2DF′が発生され、これ
がデイケイ終了信号発生用アンド回路410
(第12図B)に与えられる。 この状態において、離鍵されれば第2キー
スイツチオン検出信号TK2が論理「0」と
なり、従つて傾斜変更制御回路387の加算
回路389及び記憶回路388間に配設され
たアンドゲート397が閉じることにより、
記憶回路388の内容がクリアされる。また
ゲート信号M1の出力ゲート398が閉じら
れ、かくして制御回路387が待期状態にも
どる。 以上の動作はダンパペダル9が操作されな
い場合の動作であるが、第2デイケイ波形部
ENV3の途中でダンパペダル9が操作される
(第16図の時点t24において)と、次のよう
にしてダンプ波形部ENV4が形成される。 すなわち、加算回路389の入力側の歩進
回路407にダンプ波形部形成用のアンド回
路411が設けられ、その第1の条件信号と
して第3のゲート信号M3が与えられ、第2
の条件信号としてダンパペダル信号POがイ
ンバータ412を介して与えられ、第3の条
件信号としてキーオフ検出信号TDOが与え
られる。かくして第2デイケイ波形部ENV3
が形成されている期間において、離鍵操作が
されると共に、ダンパペダル9が操作される
と、アンド回路411から論理「1」出力が
送出され、これが入力オアゲート408を介
して加算回路389に歩進信号として入力さ
れる。 このとき加算回路389は記憶回路388
の内容に「1」を加算し、かくしてデコーダ
396から第4のゲート信号M4を発生させ
る。 この第4のゲート信号M4はゲートGT4
に与えられ、従つてデバイダ384は定数
DRA1に相当する周期の「1」信号ADD3をゲ
ート399を介して送出する。このとき直線
演算回路382の加算回路391のすべての
ビツトに対して「1」信号が与えられ、従つ
て加算回路391は記憶回路390の内容を
「1」ずつ減算して行くことになり、依つて
記憶回路390の出力波形ENVは定数DRA1
に相当する傾斜(通常第2デイケイ波形部
ENV3の傾斜より十分大きい)をもつて急速
に最小レベルM1Nに降下し、かくしてダン
プ波形部ENV4が形成される。 以上のようにして直線演算回路382の記
憶回路390にて得られる波形出力AOCは
出力端子Z1〜Z32を介して音量関数発生
回路381の振幅レベルないしエンベロープ
変数出力A1(t)として送出され、乗算回
路415(第12図B)において音量選択用
変数T1a(t)と乗算され、その乗算結果が
次の乗算回路416において第1系列パラメ
ータ発生回路5Aから到来する総合音量定数
K1と乗算され、かくして(3)式の振幅項K
1・T1a(t)・A1(t)を得る。 ここで音量選択用変数T1a(t)は、鍵盤
情報発生部1のイニシアルタツチコントロー
ル回路14及びアフタタツチコントロール回
路15から到来するイニシアルタツチ信号
ITD及びアフタタツチ信号ATDに基づいて
形成される(第12図A)。すなわちイニシ
アルタツチ信号ITDが乗算回路417におい
て第1系列パラメータ発生回路5Aから到来
するイニシアル定数βiと乗算されると共
に、アフタタツチ信号ATDが乗算回路41
8において第1系列パラメータ発生回路5A
から到来するアフタ定数βaと乗算され、こ
れらの乗算結果が加算器419において加算
されて変数T1a(t)として上述の乗算回路
415に与えられる。 このようにして得られた変数T1a(t)は
アフタタツチ信号ATDが演奏者の押鍵中に
キーに対して与える押し付け強さの変化に応
じて変化することにより、時間的変数となる
ものである。 (4‐4) 出力回路 出力回路421(第12図B)は上述の変
調波項演算回路333の出力T1i(t)・I1
(t)・sinD1・ωtと、搬送波項演算回路3
32の出力B1・ωtと、振幅項演算回路3
31の出力K1・T1a(t)・A1(t)とに基
づき、(3)式の第1項の出力を形成するもの
で、先ず搬送波項演算回路332の出力及び
変調波項演算回路333の出力を加算器42
2にて加算した後、ROM構成のsin関数発生
器423において出力sin{B1・ωt+T1i
(t)・I1(t)・sinD1・ωt}を発生させ
る。 このsin関数発生器423の出力は次に乗
算回路424において振幅項演算回路331
の出力と乗算され、かくして(3)式の第1項を
実現する出力K1・T1a(t)・A1(t)・sin
{B1・ωt+T1i(t)・I1(t)・sinD1・ω
tを得る。 ところでこの第1項出力は、第1系列楽音
信号形成部7Aに到来するキー情報IFK及び
タツチ情報IFTが時分割多重方式のデジタル
信号であるのに対応して、同様に時分割多重
方式のデジタル信号として処理された結果得
られたもので、かかるデジタル信号はD/A
変換器425によつてアナログ信号に変換さ
れて最終的に時分割多重方式のアナログ信号
として楽音発生部8への第1項の楽音信号e1
として送出される。 第2系列楽音信号形成部7Bについても同
様に、時分割多重方式のアナログ信号が楽音
発生部8への第2項の楽音信号e2として送出
される。 一方第1系列楽音信号形成部7Aの振幅項
演算回路331において形成された最小値検
出出力2DF′は、同様にして第2系列楽音信
号形成部7Bの振幅項演算回路において形成
された最小値検出出力2DF′と共に、デイケ
イ終了信号発生用アンド回路410に入力条
件として与えられ、両系列共にエンベロープ
波形出力ENVがが最小値M1Nになつたとき
アンド回路410からデイケイ終了信号2
DFを発生する。この信号2DFはチヤンネル
プロセツサ13のタイミングコントロール回
路13Fに対して、クリア信号発生条件信号
として与えられる。 そこでタイミングコントロール回路13F
はキーコード記憶回路13Cに対してクリア
信号を送出し、これにより記憶回路本体2
37の第1ステージ目に現に存在するチヤン
ネルの記憶をクリアする。従つて以後当該チ
ヤンネルに記憶されていたキーコードKCに
対応する音の発音が停止され、このチヤンネ
ルは空チヤンネルとなる。 さらに第1系列楽音信号形成部7Aの振幅
項演算回路331の出力K1・T1a(t)・A1
(t)は、第2系列楽音信号形成部7Bの同
様の出力K2・2a(t)・A2(t)と共に加算
回路430において加算され、その加算結果
がエンベロープ信号ΣKAとして前述のチヤ
ンネルプロセツサ13の最小値記憶比較回路
280に与えられる。 しかるにエンベロープ信号ΣKAは、同時
発音すべき第1〜第16チヤンネルについて現
に発生している楽音のエンベロープを表わし
ており、従つて各チヤンネルごとにエンベロ
ープが最小値記憶比較回路280に記憶され
ている最小値より小さくなつたときこれが最
小値記憶回路280に最小値として記憶され
る。 〔5〕楽音発生部 楽音発生部8はアンプ、スピーカ等でなるサ
ウドシステムを有し、これにて第1系列及び第
2系列楽音信号形成部7A及び7Bから到来す
る時分割多重アナログ信号e1及びe2に含まれる
第1〜第16チヤンネルの楽音信号を次々と楽音
として発生させる(第1図)。 しかるに第1〜第16チヤンネルの楽音は順次
マスタクロツクに周期して発生されるがその周
期は短かいので実際上人間の耳には全チヤンネ
ルの音が同時に発音されたと同様の効果を与え
ることになる。 以上がこの発明による電子楽器の一例構成であ
るが、上述の構成において全体の動作を、キーコ
ーダ12(第4図A〜C)について上述したよう
に第0ブロツクの音階音「C1」キーと、第1ブ
ロツクの音階音「C2」、「E2」キーとが操作され
た場合の例として述べるに、キーが操作されると
先ず第1のキースイツチK1が閉じ、その後押鍵
速度に応じた時間経過後に第2のキースイツチK
2が閉じる。 しかるにキーコーダ12は先ず第1のキースイ
ツチK1が閉じたことにより、マスタクロツクφ
,φ(1μsの周期をもつ)に周期してその
16周期分の長さをもつクロツクφC,φDによつて
各部の遅延フリツプフロツプ回路を一斉に動作さ
せることにより、第0、第1ブロツクをブロツク
検出回路12Bに記憶させると共に、優先順位の
高いブロツク番号(この実施例の場合第2、第6
………第0ブロツク)から順次送出する。またこ
の送出されたブロツクに含まれるノートがノート
検出回路12Dで検出され、そのうち優先順位の
高いノート番号(この実施例の場合音名C,B…
……C#の順序)から順次送出される。かくして
キーコーダ12からは現に押鍵されているすべて
の鍵についてのキーコード信号KC(ブロツクコ
ード信号BC及びノートコード信号NCを組合せて
なる)が順次送出されることになる。 かくしてチヤンネルプロセツサ13(第7図A
〜C)に順次到来するキーコード信号KCはサン
プルホールド回路13Bにマスタクロツクφ
φの16周期分の時間の間ホールドされ、この16
周期区間の間にキーコード記憶回路13Cがその
記憶回路本体237の16チヤンネルについての記
憶データとサンプルホールドされたデータとの比
較を一巡させ、かくして3つの空チヤンネルに、
到来したキーコード信号KCをそれぞれ記憶させ
る。 このようにして記憶回路本体237の別個のチ
ヤンネルに記憶された各キーコードKCを内容と
するデータは、以後離鍵操作されても引続き維持
され、第1及び第2系列楽音信号形成部7A及び
7B(第12図A及びB)にてデイケイ終了信号
2DFが発生したとき(すなわち音が消えたと
き)、タイミングコントロール回路13F(第7
図A)のクリア用アンドゲート309の出力によ
つてクリアされる。従つてキーコード記憶回路1
3Cには通常、現に押鍵されているキーのキーコ
ードKCと、すでに離鍵されたが未だデイケイ波
形部の音を発生しているキーのキーコードKCと
が記憶されていることになる。 一方記憶回路本体237にキーコードデータが
記憶されるとこれを第1キースイツチオン情報と
して第1キースイツチキーオン記憶回路291
(第7図B)の対応するチヤンネルに記憶され
る。 以上のキー操作からキーコード記憶回路本体2
37及び第1キースイツチキーオン記憶回路29
1の記憶までの動作は、キーコーダ12の起動パ
ルス発生回路12Fから起動パルスTCが発生さ
れるごとに繰返され、その結果チヤンネルプロセ
ツサ13に到来したキーコード信号KCの内容が
キーコード記憶回路本体237に記憶されている
データのいずれかと一致すれば再度この到来デー
タを記憶させることなくそのまま消失にまかせ
る。 やがて第2のキースイツチK2が閉じると、第
1のキースイツチK1について上述したと同様の
動作がキーコーダ12において実行され、現に第
2のキースイツチK2が閉じているキーについて
優先順位の高いブロツク番号、かつ優先順位の高
いノート番号のものから順次検出動作され、その
検出結果がノート検出回路12Dの第2の記憶回
路146(第4図B)から順次読出される。 この検出信号KA2はチヤンネルプロセツサ1
3のタイミングコントロール回路13Fが(第7
図A)を介し、その第2キースイツチ記憶制御用
アンド回路301を介して第2キースイツチキー
オン記憶回路292(第7図B)の対応するチヤ
ンネルに記憶される。なおチヤンネルプロセツサ
13に到来した第2キースイツチオン検出信号
KA2を記憶回路292のどのチヤンネルに読込
むべきかは、記憶回路本体237の各チヤンネル
の内容と到来データの内容とを比較して、両者が
一致したチヤンネルを一致チヤンネル記憶回路2
41を介して判定することにより行う。 このようにして第1キースイツチK1の動作に
応じて記憶回路本体237に記憶された記憶デー
タに基づいて得た第1キースイツチキーオン検出
信号TK1と、第2キースイツチキーオン記憶回
路292に記憶された記憶データに基づいて得た
第2キースイツチキーオン検出信号TK2とがイ
ニシアルタツチコントロール回路14(第2図)
に与えられ、両者の到来時点の間隔に相当する大
きさのイニシアルタツチデータITDを発生させ
る。 一方キー操作により第2のキースイツチK2が
閉じた後キーの下側に配された押下圧力検出器
DT1〜DT88(第9図)に対してキーを押し付
けると、その押付け圧力の変化に対応して得られ
た検出出力dt1〜dt88がアフタタツチコントロー
ル回路15(第2図)に与えられ、かくして押鍵
されているキーのキーコードKCについてそれぞ
れアフタタツチ操作の大きさに応じたアフタタツ
チデータATDを発生させる。 かくして発生されたイニシアルタツチデータ
ITD及びアフタタツチデータATDはタツチ情報
IFTとして、キー情報としてのキーコードKCと
共に第1及び第2系列楽音信号形成部7A及び7
Bに与えられる。この形成部7A及び7Bは、チ
ヤンネルプロセツサ13に割当てられた第1〜第
16チヤンネルのデータ(すなわち時分割多重方式
のデータ)について、キー情報IFK及びタツチ情
報IFTの内容と、音色選択スイツチ6の選択に基
づいて第1及び第2系列パラメータ発生回路5A
及び5Bにて発生されるパラメータとにより決ま
る波形の出力を、順次マスタクロツクφ,φ
の16周期分の周期をもつて送出する。 かくして楽音発生部8からは、第1〜第16チヤ
ンネルについて(3)式によつて得た複数音を同時に
発音させたと同様の効果をもつ楽音が発生され、
その楽音は各チヤンネルのキーについてキー情報
IFKに対応した音高をもち、かつタツチ情報IFT
に対応した音色変化及び音量変化を伴う音の合成
音としての構成をもつことになる。 なお楽音信号形成部7A及び7Bの演算動作は
各チヤンネルについて第2キースイツチキーオン
検出信号TK2が到来していることを条件として
実行される(第13図及び第15図)ので、それ
以前に到来するデータについて不必要な楽音を発
生しない。 発生している楽音に対応したキーの押鍵を止め
て離鍵したときはこの楽音はデイケイに入るの
で、チヤンネルプロセツサ13の当該チヤンネル
について第1キースイツチキーオン記憶回路29
1(第7図B)の記憶がキーオフ検出タイミング
信号Xによつてクリアされることにより、その次
のタイミング信号Xによつてキーオフの検出がキ
ーオフ記憶回路293に記憶される。これに対し
てダンパペダル9の操作がなければデイケイ終了
信号2DFが発生されるまで楽音信号をゆつくり
減衰させる。 そこで第1系列及び第2系列楽音信号形成部7
A及び7Bは、ダンパペダル9が操作されたとき
急激に楽音信号を減衰させる。 以上のコード記憶回路13C(第7図B)への
キーコードデータKCの割当記憶動作は、キーコ
ード記憶回路13Cに空チヤンネルが存在する場
合であるが、空チヤンネルがない場合はトランケ
ート回路13G(第7図C)において記憶してい
る、現在最小振幅の楽音信号を発生しているチヤ
ンネルのデータを現に到来しているキーコードデ
ータと書換える。従つて新たなキー情報はその時
その最適条件を充足させながら活用されることに
なる。 上述の実施例によれば、キー操作に対応して押
鍵されたキーの音高に対応する楽音をアフタコン
トロールを伴いながら複数音同時に発音できる電
子楽器を得ることができる。また、各楽音信号形
成部(上記実施例では7Aおよび7B)において
例えばピアノ音とギター音のように互いに異なる
音色の楽音信号を形成するようにするとともに、
さらに総音量定数(上記実施例ではK1および
k2)を押鍵されたキーの音高に対応して変更する
ようにすれば、例えば鍵盤の低音域のキー操作に
対応してピアノ音の楽音を発生し、高音域のキー
操作に対応してギター音の楽音を発生することが
できる。 以上のように、この発明によれば、楽音信号の
音量や音色の制御するための制御波形のレベルあ
るいは変化速度(制御波形の立上り時間や立下り
時間)を、音高(鍵位置)または音域(鍵域)お
よび選択指定された基本的音色の両者に対応して
設定するようにしたので、電子楽器において形成
される楽音の音量や音色を、ピアノ、ハープシコ
ード、ビブラフオン……等の各種自然楽器音に対
応してそれぞれ各楽器音特有の音量または音色変
化特性に合わせて変化させることができ、各種の
自然楽器音にきわめて近似した高品質の楽音を全
音域に亘つて発生できる。 さらに、この発明においては、上記の制御波形
のレベルあるいは変化速度(時間)の設定を定数
データを用いて数値で行なうようにしているの
で、この数値を音高(音域)と基本的音色とに対
応して変更するだけでよく、そのための構成も非
常に簡単であり、しかも数値データであるのでこ
の数値をプリセツトしておくことも簡単なデイジ
タル回路によつてきわめて容易に実施できる。
【table】 Step control circuit 12E is “0”
state (i.e., flip-flop in standby state)
The Q outputs of the top circuits 201 and 202 are "0"
and “0”), the state signal input
“0” from AND gate 215 of circuit 214
state signal OST1is being sent. this
When the start pulse TC arrives when the state is “0”
Then, this is the state control of the gate circuit 204.
given to the AND gate 207 of the control circuit 206.
It can be done. At this time, the flip-flop circuit 201
and 202 outputs “1” and “1” are other
Since it is given as a condition,
The input conditions for 207 are met and a “1” output is generated.
is applied to the second flip-flop circuit 202.
is given via the input OR gate 212 of
Ru. Therefore, the read and read clock φCand φD
flip-flop circuits 201 and 2 by
“0” and “1” are stored in 02, and “1”
Becomes a state state. At this time, the circuit 201
output and the Q output of circuit 201 are state signals.
applied to the AND gate 217 of the signal output circuit 214.
From this gate 214,
"1" state signal 1ST1is sent. Therefore, as mentioned above, this “1” state belief
No. 1ST1As a result, the block detection circuit 12B
It operates and the key switch circuit 12A is operated.
Detects and stores the block to which the key switch belongs.
do. However, if the key of one of the blocks is
If operated, any block signal AB will be activated.
sent back to step control circuit 12E
Also, either block detection circuit body
If BL0 to BL7 perform memory operation, the memory
Lock signal MB is the step control circuit
Sent back to 12E. Any block signal AB is the state control circuit.
It is sent back to Route 12E. Any block signal AB is the state control circuit.
AND gate 211 (circuit 201
and the Q output of circuit 202 are already given.
given) and this gate 21
1 to the input OR gate 213 of the circuit 201
“1” output is input. On the other hand, Ste.
to the AND gate 207 of the gate control circuit 206.
has not already been given the startup pulse TC
Therefore, the input OR gate 212 of the circuit 202
``0'' output is input. Therefore, the circuits 201 and 202 have the following period.
reading and reading clock φCand φDYo
"1" and "0" are memorized and "2" step
It will be in the default state. Therefore, the amplifier of the state signal output circuit 214
first “2” state signal from gate 216;
No. 2ST1is sent, and at this time the block
Memory block signal MB from detection circuit 12B
and games on the condition that it has arrived.
second “2” state signal 2 from port 218
ST2is sent. This first “2” state signal 2ST1Habu
applied to the readout circuit 113 of the lock detection circuit 12B.
Most of the blocks acquired and memorized
Code the block number with the highest priority.
While reading to the temporary storage circuit 12C, the signal input
Through the output circuit 114, the key switch is
The circuit 12A is connected to the note detection circuit 12D.
Sends a signal for the note of the key being created. one
At this time, the second "2" state signal 2ST2
are the first and second memories of the note detection circuit 12D.
provided to circuits 145 and 146 and sent to
Memorize the notes that came. However, in the "2" state, the note
The note is stored in the detection circuit 12D.
and any note signal AN is step control.
It is sent back to the roll circuit 12E, and this
to the AND gate 208 of the gate control circuit 206.
Given. On the other hand, ANDGATE 210 is a memo
Reblock signal MB and Q output of circuit 201
is given, so generate a “1” signal.
There is. Therefore, the circuits 201 and 202 have the following
Periodic clock φCDinput or game by
"1" and "1" through ports 212 and 213
The “1” signal is memorized and thus the “3” step
becomes the default. However, at this time, the note detection circuit 12D
, prioritize the notes you have memorized.
The circuit 148 reads out the highest note number.
coded through the output terminals TN1 to TN4.
Send. At this time, a block is connected to the output terminal of the temporary storage circuit 12C.
The lock number is read out and this is the output terminal TB.
1 to TB3. Therefore, terminal TN1~
Key code signal KC is on TN4, TB1 to TB3.
It will be sent out. On the other hand, in the "3" state, the step control
Q output of circuit 202 of control circuit 12E
is "1", "3" state signal 1/3ST1year
This is generated again by the note detection circuit 12.
D is applied to the signal input/output circuit 149, and thus
Detect the note from the block detection circuit 12B.
Reset the note detection signal transmission status to circuit 12D.
Set. Along with this, "1" and "3" stages
Signal 1/3ST1is applied to the temporary memory circuit 12C.
and refresh its memory. Here, the note detection circuit 12D stores
If there is only one note, the first and
The memory of the second memory circuits 145 and 146 is
Since it is reset in the "3" state, the error
The knee note signal AN no longer arrives. obey
The stage of the step control circuit 12E
In the gate control circuit 206, the gates 208,2
The output of 09 becomes "0". Here, one block is connected to the block detection circuit 12B.
When all I remembered was the lock,
Memory block signal in “3” state
Since MB becomes "0", state control circuit 2
The AND gate 210 of 06 has a “1” output.
Therefore, in circuits 201 and 202,
A "0" signal is input. By the way, the circuits 201 and 202 are in the next cycle.
reading and reading clock φCand φDYotsu
The state becomes “0” and “0” memory state, and the
to the “0” state, that is, to the standby state.
I'll have to go back. In contrast, the block detection circuit 12B
If the above blocks are stored, 1
When in “3” state for one block
However, the memory block signal MB continues to arrive.
Since the gate of the state control circuit 206
A “1” output is obtained at 210, which is the circuit 2
01. Therefore, circuits 201 and 202 are
Read clock φCand read clock φDin
“1” and “0” are stored and the status is
from the gate 216 of the gate signal output circuit 214.
Degree “2” state signal 2ST1Send out. mosquito
When the state becomes "2", then
Perform the next read and read clock in the same manner as described above.
TsukφCand φD“3” state state by
become. This type of repetitive operation is caused by the block detection circuit.
Until the block stored in path 12B disappears.
, but the result is a memorized blot.
When the block runs out, the block will appear in the “3” state.
Memory block signal from block detection circuit 12B
MB no longer arrives, and the next period's clock
TsukφCDto return to the "0" state. In the above, the detected blocks are
I mentioned the case of numbers, but the number of blocks included in one block is
If there are multiple detected notes, the note detection
to all detected notes in output circuit 12D.
"3" state until the reading of the
maintain the condition. That is, in the "3" state,
Any note signal from note detection circuit 12D
As the issue AN continues to arrive,
The gate 209 of the state control circuit 206 is
Then "1" output is obtained, and therefore "3" output is obtained.
Clock φ whose state is next cycleCDof
This is because it will be maintained even when it arrives. As described above, step control circuit 1
2E performs a stepping operation as follows. (a) When one key is operated. "0" → "1" → "2" → "3" →
A cycle of "0" state is performed once. (b) Multiple keys for one block key.
When the root key is operated. "0" → "1" → "2" → "3" →
"3"......"3" → "0" state
Until all notes have been read out
Maintain the "3" state. (c) One block for each block.
when a key is operated. "0" → "1" → "2" → "3" →
"2" → "3" ...... "2" → "3" →
Like the "0" state, all blots
"2" until the reading of the
Repeat the step from "3" to "2" state. (d) For multiple blocks, each
when a note is memorized. "0" → "1" → "2" → ["3" →
"3" ...... "3"] → "2" → ["3" →
「3」……「3」〕→「2」……「2」→
[“3” → “3”……”3”] → “0”
Like Tate, [“3” → “3”……
“3” state maintenance operation consisting of “3”]
Repetition and “2” → “3” → “2” stage
This is combined with the repetition of the stepping motion. The step control circuit 12E is as follows.
In addition to configuration, key-off detection timing signal
It has an output circuit 220. Key-off detection is performed here.
The output timing signal
In relation to the generation operation of the key code signal KC,
Used as a guide to whether or not a key has been released.
Therefore, it is supplied to the channel processor 13.
Ru. Key-off detection timing signal output circuit 22
0 comes from the starting pulse generation circuit 12F
AND gate 221 receiving starting pulse TC
and 222, the flip-flop circuit 2
01 and 202 output and hexadecimal counter structure
Timing counter 12G ends counting
“0” after receiving the output TMO from the output terminal
When startup pulse TC arrives during state
Pulse “1” output from AND gate 222
Generates force and outputs it as signal X
It is sent to TX and also sent via OR circuit 223.
and starts counting to timing counter 12G.
Give as the first pulse TMI. At this time cow
The counter 12G has a clock φCand φDis coming
The addition operation is performed by adding "1" for each
Sometimes the output TMO is set to "0". In other words, the output TMO is
It is "0" until the maximum value is reached. The signal output circuit 220 outputs this "0"
Invert TMO with inverter 224 and
input to gate 221, which causes the activation pulse
Starting pulse TC arrives from pulse generation circuit 12F
When this happens, “1” is output through the or gate 223.
By applying force to counter 12G
Add “1” operation. This counting operation
is the starting pulse to the starting pulse generation circuit 12F.
A starting pulse TC is generated in the TC generation circuit 12F.
is repeated every time, thus the number of low frequency oscillations
When a period of 16 cycles of 181 outputs has elapsed
All bits of counter 12G output become “1”.
After that, the output TMO becomes “1”.
Counting operation via AND gate 221
and start in the next “0” state
It is designed to wait for the arrival of a pulse. In addition, timing counter 12G
226 is a four-stage full adder, and 227 is its
Read and read clock φ connected to each stageC
φDDelayed flip-flop memory operated by
228 is a 4-stage flip-flop circuit.
All using the output of circuit 227 as the input condition
Output that sends out “1” output TMO when “1”
And gate. Summary of the operation of the key coder 13 configured as described above
If shown as a flowchart, the result shown in Figure 6 is as follows.
It becomes like this. In other words, step 235 is in the "0" state.
In the step that obtains the state, the step controller
“0” state signal 0 from circuit 12E
ST1The block detection circuit 12B is controlled by
Capacitor CB1 is maintained in a discharged state, and the entire
and is on standby. Next, in step 236, if TC=1?
In other words, starting pulse generation circuit 12F
It is confirmed whether the starting pulse TC is generated from
If it has not occurred, it will still be in the “0” state.
maintain the default state. But what is happening
Once confirmation is obtained, proceed to the next step 237.
nothing. This step 237 is in the "1" state.
In the step of obtaining ``1'' and ``3'' state
No. 1, 3ST1Note detection circuit 12D by
capacitors CN1 and CN2 are charged, and this
Key switches K1 and K that are currently being operated
2 to the block detection circuit 12B.
Charge sensor CB1. On the other hand, at the same time
The key switch K of the block detection circuit 12B
1. Memory times corresponding to the block to which K2 belongs
Input gate 115 to path 111 is in “1” state.
Start signal 1ST1opened by the capacitor
The charging state of CB1 is read into the memory circuit 111.
Thus, the currently operated key belongs to
The operating state is stored in the block. This result is sent by any block signal AB.
In step 23, check whether AB=1 or not.
This is done by checking in step 8. The result
result AB = 1 (i.e. in any block
(means there is a key being operated)
If so, proceed to the next step 239;
If not, the “0” state in step 235
Return to standby state. Step 239 obtains the "2" state state.
Step control circuit 1
2E “2” state signal 2ST1By
Activates the readout circuit 113 of the lock detection circuit 12B.
Let them make it. However, the readout circuit 113
The block with the highest priority
Read something and send the block code of its contents.
No. BC1Send out. At the same time, read operation
The controller connected to the block detection circuit body
Discharge capacitor CB1. At this time, this
Attach key switches K1 and K2 to capacitor CB1.
Note detection circuit connected through
Capacitors CN1 and CN2 are also connected through this connection loop.
is discharged. On the other hand, the note detection circuit 12D
The first and second memory circuits 145 and 146 are
"2" step from step control circuit 12E
Start signal 2ST2By capacitor CN1,
Read the discharge state of CN2. Next, in step 240, block detection is performed.
Memory block detection signal MB from circuit 12B
is given to the step control circuit 12E.
(i.e. any block
is memorized), and confirm that the
Note detection circuit 12D in step 241?
The any note detection signal AN is output from the step controller.
What is given to the troll circuit 12E
(i.e. if any note is memorized)
After confirming that, the process moves to the next step 242. child
Here, in step 240, MB is not 1.
There are no blocks to process, so wait.
Return to step 235 for the status. Step 242 obtains the "3" state.
At this time, the note detection circuit 12
Is the memorized note a high priority for D?
are read out sequentially. Along with this, the step control
“1” and “3” state signals of the control circuit 12E
1,3ST1The note detection circuit 12D is
Charge capacitors CN1 and CN2 and hide
to block the input to the note detection circuit 12D.
do. And at this timing, the note detection time
Memory circuits 145 and 146 of path 12D read
Read from notes with higher priority
The memory contents are converted into a note code through the circuit 148.
and send it out. However, the operating state is determined in step 243.
Check the presence or absence of any note signal AN at
is repeated as long as the step is
243 returns to step 242). this
When AN=1 for , the note
All notes stored in the detection circuit 12D
Now that I have finished retrieving my memory for everything.
Therefore, the process advances to the next step 244. This step 244 checks whether MB=1 or not.
If it is confirmed, it will not be processed yet.
The data of the target block is sent to the block detection circuit 1.
This means that it remains in 2B, so
Return to step 239 and see what remains of this block.
process the data of the deny this
If the result is obtained, step control circuit
12E is “0” state signal 0ST1send out
After all the operations are completed, the screen
The process returns to the standby state at step 235. The above operation is performed by the starting pulse generation circuit 12F.
Repeatedly every time the starting pulse TC is generated from
be done. However, in relation to the starting pulse TC, the key
The frame detection timing signal X follows the steps described below.
Based on the starting pulse TC,
The above key code signal KC sending operation and
Related information is sent as follows. First, in step 245, a starting pulse is generated.
The starting pulse TC generated in the raw circuit 12F is
Counter 12G counts and overflows.
When the low output TMO is output, go to step 246.
Detect this and proceed to step 247.
nothing. At this time, the step control circuit 12E
is the "1" addition signal for counter 12G
Stop sending TMI. In that state, the step control circuit 12
E is “0” state signal 0ST1letter to send
This is detected in step 248.
Then, in the next step 249, the activation pulse is
Check the timing when the TC was sent. child
Once confirmation is obtained, proceed to the next step 250.
key from the step control circuit 12E.
-Send off timing signal X. However, when the sending of this signal
Return to step 245 and start pulse TC again
Start counting. Thus, the key-off timing signal
Occurs after sending the code signal KC
Count the starting pulse TC and its count
When the number becomes "15", then the
The sending operation of the key code signal KC is completed.
It will be sent out after waiting. (1-3) Channel processor Channel processor 13 will sound simultaneously.
Data of each sound to channels 1 to 16
Memorize assignments and master these memorized data
Clockφ12Send sequentially in synchronization with
It has the configuration shown in FIGS. 7A to 7C. here
Number of storage channels (16 in this example)
Figure) corresponds to the maximum number of simultaneous polyphony as mentioned above.
of all channels.
Channels with no data (hereinafter referred to as empty channels)
), if there is a key to this empty channel.
-New key code day from code 12
Read and set the data. thus remembered
The key code data will be displayed when the corresponding key on the keyboard is
It will not be reset as long as the key is held down, and it will not be reset as long as the key is pressed.
Even after being locked, a decay is necessary for the sound.
If the amplitude of the decay part reaches the specified value,
It will not be reset unless Key code decode for channel processor 13
The memory of the data is the data of channels 1 to 16.
master clock φ12in series by
dynamically by repeatedly circulating the
to be done. In this way, the dynamic cycle
The data of channels 1 to 16 are in a circular loop.
Monitored at one point, 16 channels
The data of each channel is read out sequentially in each round.
be done. Therefore, the contents of each channel are master
Clockφ12A period with a length of 16 periods of
It will be read out and checked. The channel processor 13 is a key coder.
7-bit key code signal coming from 12
KC, key-off detection timing signal X and
2nd key switch operation signal KA2Temporary import
Sample and hold circuit 13B for storing and
The input key code signal KC is sent to 16 channels.
Record the key code assigned to one of the files.
Storage circuit 13C and sample hold circuit 13
Key code signal KC and key temporarily stored in B
- Record of each channel of code storage circuit 13C
Based on the comparison results,
Key code comparison control that sends control condition signals
Circuit 13D and data related to key operation touch
Key operation discrimination circuit 13E for obtaining data
and these elements allow data to be captured and recorded.
Control the timing of remembering, comparing, etc.
Timing control circuit 13F to control
and empty channels for all 16 channels.
New key code data arrives when the key code is missing.
If the old key code data is
- Trunque for exchanging code data
and a gate circuit 13G. Sample hold circuit 13B is a key coder
The key code signal KC (no
Each bit N1 to N4 of the code signal NC and
Each bit B1 to B of block code signal BC
3) and key-off detection timing signal
X and second key switch operation detection signal KA2
and gates set up correspondingly to each
Stored in storage element 232 via circuit 231
Ru. In this embodiment, the gate circuit 231
Synchronous signal generation circuit made of effect transistors
13A (Fig. 7C) 1st channel tie
Mining signal 1Y16(Figure 5 1Y16) by one
When opened simultaneously, the input logic “1” or
is the “0” level storage element of the capacitor configuration.
232. Thus, the data stored in storage element 232
The next cycle timing signal 1Y16but
is held in the storage element 232 until the arrival of the
At this time, the same data is sent to key coder 12.
If the memory has arrived from the memory element 232,
The key code that arrives for this is left as is.
If the contents of the code change, the contents change accordingly.
Change the memory state of the memory element of the changed bit
It is made to be. However, each bit of the key code signal KC
The storage contents of the storage element 232 for the
Input data timetable of key code storage circuit 13C
It is applied to the storage circuit 233. Temporary memory circuit 2
33 is the ninth channel of the synchronization signal generation circuit 13A.
Channel timing signal 9Y16(Fig. 5 9Y16)
The read operation is performed by the first
Channel timing signal 1Y16(Figure 5
1Y16) Delayed flippuff with read operation
It is composed of lops. In this way, the temporary storage circuit 233 has
First timing signal 1Y16sump by
Data read into ring hold circuit 13B
After the holding state of the data has stabilized, the timing signal
9Y16Read this stable data by
and timing signal 1 of the next second cycle
Y16Read it with . Therefore, this second cycle
Timing signal 1Y16sampling by
The opposite logic level is stored in the hold circuit 13B.
Even if the
Mining signal 1Y16of one cycle until obtaining
Try not to change the memory state at least for a while.
has been done. However, the temporary memory circuit
The data stored in 233 is a timing signal
1Y16input game as necessary during one cycle of
AND gate 235 and OR gate circuit 234
of the memory circuit main body 237 via the gate 236.
Empty channel among channels 1 to 16
is memorized. The memory circuit main body 237 receives the key code signal KC.
7 16-steps corresponding to each bit of
It consists of stage shift registers RG1 to RG7, and each
At the stage, the first master clock φ1
reads the contents of the previous stage by
Master clock φ2The content read by
It is designed to be read out. Therefore, there are 7 layers.
The contents of registers RG1 to RG7 are the master clock.
φ12One stage at a time by
I'm going to go. However, the appearance of the 16th stage
The power is the input gate circuit 234's circulating AND gate.
via gate 238 and or gate 236.
It is fed back to the input end of one stage, and therefore each stage
Dynamic memory without losing the memory of the stage
do. So regarding registers RG1 to RG7
A specific stage at any point in time (i.e.
1st stage to 16th stage)
Displays the 7-bit key code KC for the Yannel.
I will miss it. For example, the first channel
Timing signal 1Y16Regis at the arrival of
The contents of the first stage of RG1 to RG7 are 1
Representing the key code KC for 7 bits of sound
become. Therefore, the memory circuit main body 237 is
Memorize key codes KC for large polyphony and 16 notes.
Ru. 16th stage of shift registers RG1 to RG7
The second output is derived from output terminals WN1 to WN3.
Therefore, it passes the 1st to 16th stages.
to the key code output terminals WN1 to WB3 for each
Read out. Thus, the output terminals WN1 to WB
The memory data read out in 3.
Copy the key code KC of the sound by time division multiplexing.
coded simultaneous key code signal KC and
and then sent out. On the other hand, among registers RG1 to RG7, the notebook
Registers RG1 to RG4 that store the code NC
The output is passed through the OR gate 239 to the first key
Ittsuchi key-on detection signal WK1 output terminal
Sent to WTK1. This orgate again
When a “1” output is obtained on the 239, this is
G signal A1 (chi that passed the 16th stage)
In other words, there is memory data in Yannel.
(indicates that it is not an empty channel)
and use it. The data in the temporary memory circuit 233 is transferred to the memory circuit main page.
Which channel of the body 237 is assigned and memorized?
Whether it should be determined by the AND of the input gate circuit 234
Gate 235 and feedback AND gate 238
is set in the timing control circuit 13F.
Opening/closing control by switch signal S and reset signal
It is executed by controlling the However, Thailand
The timing control circuit 13F is a key coder.
The contents and memory of the key code that arrived from 12
stored in each channel of the circuit body 237
Match based on the contents of the key code KC
Set signal S or reset depending on the presence or absence of
act to send or not send a
make Data from key coder 12 and memory circuit book
Comparison with body 237 memory data is a key code
This is performed in the comparison control circuit 13D. this
Comparison control circuit 13D is key code comparison circuit 2
40 and a matching channel storage circuit 241.
That's what happens. The key code comparison circuit 240
Key code held in hold circuit 13B
Each bit N1 to B3 of signal KC is input to one side.
Signals and corresponding registers RG1 to RG
Exclusive OR with the output of 7 as the other input signal
circuit 242, and the OR circuits 242.
The output is given to the NOR gate 243 for coincidence detection output.
I can do it. Here, the exclusive OR circuit 242 is the key code
All bits of signal KC are in register RG1~
Memory contents of any channel of RG7
When there is a match (however, as explained later, both logical
(used only when it is “1”), logic “0” output
Sending out power, therefore Noah Gate 243 is logical
“1” match detection output EQ1match the channel
It is input to the memory circuit 241. The matching channel storage circuit 241 is
Master clock as well as registers RG1 to RG7
φ1216 stages driven by
It consists of a shift register. Ta
The output of the 16th stage is the output of the 1st stage.
It does not have a feedback loop, so once it is input
The data is sent to the master clock φ12of
16 cycles of time (this is the timing signal 1Y16
~16Y16after an elapsed time equal to one cycle of
– is lost due to overflow. However, the sampling hold circuit 13B
is timing signal 1Y16One cycle depending on
The output signal from the key coder 12 is memorized during
On the other hand, registers RG1 to RG7 are
Timing signal 1Y1616 channels during one cycle of
Because all the data in the channel goes through one cycle, eventually
Coincident channel storage circuit 241 is newly arrived
The same key code data as the key code data
If there is a channel that remembers the data, use this
Synchronized with the shift operation of registers RG1 to RG7.
You will memorize it while shifting it. In this way, the key code comparison circuit 240
- When the code signal KC arrives, its contents and
Data with the same content is stored in the memory circuit main body 237.
The purpose of detecting whether or not it has already been memorized is
Motsu. In this case, the key code signal KC arrives.
Match detection output EQ when not1do not send
to prohibit this. i.e. key code
The key code signal KC is detected by the detection circuit 244.
A key code that is “0” when the
Obtains the mode detection output DEQ and sends it to inverter 2.
NOR gate 24 for match detection output via 46
3, and thus the key code signal KC arrives.
When the output does not come, the output of Noah gate 243 is always turned on.
is set to "0". Here, the key code detection circuit 244
Of the outputs from the sample hold circuit 13B
OR that receives note code bits N1 to N4
At gate 245, the key code signal KC is
held in sample hold circuit 13B
Sends confirmation output DEQ of logic “1” when
Ru. Match detection output EQ1is a key code memory circuit book
To prohibit reading data into the body 237
Generates the read inhibit signal REG used for
It is applied to the read inhibit circuit 247 if possible. reading
The intrusion prohibition circuit 247 has a coincidence storage circuit 248,
It consists of a reading end signal circuit 249. The coincidence storage circuit 248 receives the timing signal 1
Y16Coincidence detection output of "1" during one cycle of
EQ1Remember this when obtained, and that memory
Memory times are stored from the temporary memory circuit 233 by the output.
Prohibits reading of data into the path body 237
established for a purpose. This is the new arrival
The content of the key code data is stored in the memory circuit itself.
stored in any channel of 237
If so, load this new key code.
Ru. This is because there is no need. The coincidence storage circuit 248 has a switch at the output terminal.
switching transistor 250 and capacitor 251
A delay filter connected to an output holding circuit 252 consisting of
The storage element 253 of the lip-flop circuit configuration is
Equipped with match detection output EQ1input and gate
254 and further via the OR gate 255.
The master clock φ12
Read and read. read out to the output end
The “1” output is passed through the feedback AND gate 256.
Furthermore, the input terminal is connected via the OR gate 255.
was returned to the world, and thus dynamically remembered.
It can be done. The switching transistor 250 is the first transistor.
Timing signal 1Y corresponding to Yannel16to
Therefore, it is opened only during that pulse width, and this
Depending on the storage state of the storage element 253,
A logic level “1” or “0” is applied to the capacitor 251.
is retained. On the other hand, the same timing signal 1
Y16Returned via inverter 257 by
gate 256 is closed, which causes the storage
The memory of element 253 is reset. Thus one timing signal 1Y16has arrived
After the memory element 253 is reset
2nd timing signal 1Y16until it arrives
1 to 16 of the memory circuit main body 237.
As a result of channel comparison,
Match detection output EQ1 is on either channel.
If obtained, storage element 253 is set.
Accordingly, the second timing signal 1
Y16Logic “1” of capacitor 251 by
charged to the level. And this condition is
3rd timing signal 1Y after16has arrived
will be retained until This holding level signal is the output OR gate 25
8 as a read inhibit signal REG.
is applied to the switching control circuit 13F. Note that the input gate 24 of the coincidence storage circuit 248
5 from a key-off memory circuit 293, which will be described later.
The key-off detection signal D1 of the inverter 259
key-off storage circuit 293
remembers the channel that was keyed off.
Then, the channel is read out and its output D
When 1 becomes "1", the input gate 254 is
It is made to close. On the other hand, the read end signal circuit 249 is a temporary memory circuit.
Data from path 233 to memory circuit body 237
Immediately after reading the input gate circuit
No malfunction will occur after 235 is closed.
The purpose is to do so. i.e.
The read end signal circuit 249 is a delay flip-flop.
It has a storage element 260 with a double circuit configuration, and
Set signal from timing control circuit 13F
When the number S is sent, enter this and game
via the gate 261 and the or gate 262.
master clock φ12Yo
Read and read. read out to the output end
“1” output is passed through the feedback AND gate 263.
Furthermore, the memory request is sent via the OR gate 262.
is fed back to the input end of the die element 260, thus
Memorized by Namitsuku. Such a memory state is
Inverter for AND gates 261 and 263
Timing signal 16Y via 26416(No.
Last timing signal corresponding to 16 channels
is cleared when given the
Ru. In this way, it is stored in the storage element 260.
The “1” output is read through the OR gate 258.
Timing control as the interference prohibition signal REG
is applied to the control circuit 13F. Sample and hold circuit 13B as described above
Key from to key code storage circuit main body 237
Input operation of code data or storage data
Rewriting operation is performed by timing control circuit
13F set signal S and reset signal
It is then executed. There are three timing control circuits 13F.
It has several control modes. The first control mode is key
- There is an empty channel in the code storage circuit 13C.
New key code data arrived while
Tokiko key code data to empty channel
The content is to allocate. This control model is shown below.
This mode is called the new key-on control mode. The second control mode is key code storage circuit 1
3C is full (in other words, empty channel is
When the new key code data arrives
key code that has already been released.
about the channel in which the code data is stored.
is generated based on the stored data.
When the sound is about to disappear, the corresponding channel
Newly arrived key code with memory data of le
The content is to replace data. below
The control mode is called truncate control mode.
cormorant. The third control mode is already released
Key codes for sounds that are involved in the keying process
about the channel that stores the code data.
If the amplitude of this decay waveform part is less than a predetermined value,
Reset the memory state of the channel when
The content is to set This control below
This mode is called reset control mode. Obtain control signal for new key-on control mode
Therefore, the timing control circuit 13F
is AND circuit 2 for new key-on control mode
71. This AND circuit 271
Key code storage circuit 1 as input condition signal
Sent from the 3C output OR gate 239
The busy signal A1 is passed through the inverter 272.
is received and prohibited from being read as the second input condition signal.
Invert read inhibit signal REG of circuit 247
a third input condition signal;
The key code of the key code detection circuit 244 is
Receives arrival confirmation output DEQ. Thus, the amplifier for new key-on control mode
The key code circuit 271 receives a new key code signal KC.
is held in the sample hold circuit 13B.
(The output of the OR circuit 245 is “1”)
), read inhibit signal from read inhibit circuit 247
provided that the number REG is not sent.
(In other words, the memory of the key code storage circuit 13C
key code during one cycle of code data.
If no match is obtained from the code comparison circuit 240 and
), key code storage circuit 13C
A busy signal A1 is generated from the output gate 239 of
(The empty channel is memorized)
Shift to the final stage of the circuit body 237
), it sends an output of "1".
AND circuit for this new key on control mode
“1” output of 271 is OR for set signal output.
Key code storage circuit 1 through gate 274
Open control signal to input AND gate 235 of 3C
as well as the reset signal output
Further, through the or gate 275 for
AND gate 238 for feedback via gate 276
is given as a close control signal. Thus, the input AND gate 235 opens.
When the feedback AND gate 238 is closed,
Therefore, the final stage of the memory circuit main body 237
For channels located on
The contents can only be blocked using the return AND gate 238.
The memory contents of the temporary memory circuit 233 are recorded all at once.
The data is read into the first stage of the storage circuit main body 237. However, in this way, the set signal is output once.
A set signal S is sent from the power gate 274.
The first stage of the memory circuit main body 237
When the new data is read, a read completion signal is sent.
The signal circuit 249 performs a set operation and therefore stores
Reading of data into the circuit body 237 is completed.
The read inhibit signal REG is generated when
AND circuit 27 for new key-on control
The output of 1 becomes “0”, which causes the key code to
AND gate 2 for input of the code storage circuit 13C
35 is closed and the feedback AND gate 238 is closed.
Open and prepare for the arrival of the next channel. write
Then, the memory circuit main body 237 receives the newly arrived key.
- Assign code data to empty channel and store
That's what I did. Next, the timing control circuit 13F
Timing signal in truncate control mode
and for truncate control mode to get
It has a circuit 277. This AND circuit 277
is the truncate circuit as the first input condition signal.
Truncated signal sent from route 13G
Receives MTCH and serves as the second input condition signal
Read inhibit signal REG of read inhibit circuit 247
received via the inverter 273, and the third input
As a condition signal, the key code detection circuit 244
Receives key code arrival confirmation output DEQ. Here, the truncate circuit 13G is the key code.
The storage capacity of the card storage circuit 13C (i.e., the
Key code signal KC with more than 16 channels
When the new key code arrived,
A key whose sound is already disappearing
Enter the channel that stores the code data.
It was replaced and memorized, and thus a new arrival occurred.
To ensure that key code data is memorized
It is established for the purpose of Truncate circuit 13G performs minimum value storage comparison
It has a circuit 280 and generates an envelope as described below.
Master clock φ from the generator12synchronized to
Regarding channels that arrive sequentially in time division
Sequentially compare the value E of the envelope signal ΣKA of
and the smaller value of the envelope signal ΣKA
is stored as the minimum value Q.
The value E of the coming envelope signal ΣKA is memorized.
When it is smaller than the minimum value Q (that is, when E<Q)
), outputs the minimum value detection signal Z of logic “1”
It is sent out via the AND gate 281. This AND gate 281 has key operation determination.
Key-off detection signal generated in circuit 13E
D1 is given as an open control signal, thus
The key code of the released key is assigned
Channel data is stored in key code storage circuit 1
Read from the memory circuit main body 237 of 3C,
At the timing, the envelope value E is the minimum
Sends minimum value detection signal Z when smaller than value Q
It is made to be. The minimum value detection signal Z is the minimum value storage comparison circuit.
The signal given to the fetch command terminal FETCH of path 280 is
At this time, the circuit 280 is actually arriving.
Let the contents of the envelope signal ΣKA be the minimum value Q.
and refreshed the memory, thus the 1st to 16th chiyanne
The sound that corresponds to the key code stored in the
Always remember the minimum envelope value of
It is done like this. The minimum value detection signal Z of “1” is the minimum envelope
stored in the loop value channel storage circuit 282.
Ru. The memory circuit 282 is the memory circuit described above.
Shift registers RG1 to RG7 of main body 237
Similarly, master clock φ12by
16-stage shift for reading and reading operations
It consists of registers and the final stage
“1” output is passed through the output AND gate 283.
and sends it as a truncated signal MTCH.
Ru. This output AND gate 283 has an open control
Receives the output of the 1st to 15th stages as a signal
The output of the Noah gate 284 is given, and thus
and the contents of the 1st to 15th stages are "0"
That is, it is stored in stages 1 to 15.
The sound encoder corresponding to the channel key code.
envelope means not the minimum value)
In other words, only the memory of the 16th stage
is “1”, the truncate signal MTCH is
Trunque through output AND gate 283
For AND circuit 277 for automatic control mode
give. Therefore, the AND times for truncate control mode
Path 277 indicates that new key code data has been sampled.
When held by pull-hold circuit 13B
and a read prohibition signal is sent from the read prohibition circuit 247.
Provided that REG is not sent
When the truncate signal MTCH arrives,
Sends an output of “1” at the timing and sets this.
key code via or gate 274 for
AND gate 235 for input of memory circuit 13C
to open this and reset the
via the port 275 and further to the inverter 276.
to the feedback AND gate 238 via
Close this. Therefore, the truncate signal MTCH is generated.
content of the channel (currently in the 16th stage)
) is stored in this master clock.
φ12Envelopes stored until now by
Temporary storage starts from the rope's smallest key code data.
New key code stored in memory circuit 233
will be replaced with the first stage data.
be remembered. As the output condition of the minimum value storage comparison circuit 280,
The key-off detection signal D1 used for
It is generated in the operation determination circuit 13E. The key operation determination circuit 13E
Key switch key-on memory circuits 291 and 2
92 and a key-off memory circuit 293.
Ru. These memory circuits 291, 292 and 2
93 is the same as the above-mentioned memory circuit main body 237,
Master clock φ12Shift movement by
Consists of a 16-stage shift register that operates
The memory contents of each channel are stored in the return amplifier.
through gates 294, 295, 296
and thus preserve memory dynamically.
It is designed so that First key switch key-on memory circuit 291
The key that has arrived at the sample hold circuit 12B
- Channel to which code data is assigned
Memory, for the purpose of retaining the key while it is being pressed.
It is provided. However, the key code when the key is pressed
As a response operation of the memory circuit 13C, a new
All contents that match the contents of the key code data are displayed.
The first place where there are already memorized channels.
case, and a second case where there is no such channel.
In the first case, there is a matching content.
Without updating the memory contents of the channel,
On the other hand, in the second case, a new data is added to the empty channel.
(or truncate if full)
Minimum Envelope Tilt Control Mode
(Replace with Jannel data). In either case, no keys are being operated.
Therefore, the channel corresponding to this
The "1" signal indicating that the pressing operation is in progress
Must be remembered. For this reason, the first key switch key-on memory time is
The line 291 is the timing control circuit 1.
Data to 3F key code storage circuit 13C
key-on in synchronization with the channel assignment operation.
Store the data in that channel location. That is, the memory circuit 291 first
Set signal output of switching control circuit 13F
It is received via the power OR gate 297. write
and send the newly arrived data to the empty channel.
When storing, the channel or
Insert new data with old data in Kate mode.
If the channel is changed, a logic “1” signal is sent to that channel.
is memorized. In addition, the memory circuit 291 secondly controls timing.
1st key switch of control circuit 13F
The output of the ON memory AND circuit 298 is input to the ON memory.
Received through Agate 297. Shikaruniko
The AND circuit 298 is the key code detection circuit 2
44 or gate 245 output DEQ and one
Match memory output of match channel memory circuit 241
EQ and match the new key code data.
The channel with the memory contents is the memory circuit itself.
This happened when he returned to the first stage of 237.
In synchronization with this, a logic “1” is stored in the memory circuit 291.
Read and store the signal. Here, the first key switch key-on memory circuit
The return AND gate 294 of 291 has a tie.
clearing control circuit 13F
The output of the control circuit 299 drives the inverter 300.
given through. AND circuit for clearing this
299 has a key-off detection timing signal X.
is given, which causes the signal X to become “1”
When all channels of memory circuit 291
It is designed to clear the memory of. Thus, the memory circuit 291 receives the signal X when it arrives.
assigned to channels 1 to 16 each time
The key with the specified key code is still being pressed.
It is necessary to check intermittently to see if there is a
Ru. Second key switch key-on memory circuit 292
are the 1st to 16th keys of the key code storage circuit 13C.
Key code data is stored in the channel
If the key code corresponds to
Turning on operation of key switch K2 (Fig. 3)
Remember the state. However, the memory circuit 292
The memory contents of channels 1 to 16 are stored in the master
Clockφ12It goes around in 16 cycles of
However, at this time, the data read from the output terminal is
As the second key switch on operation signal TK2
Send from output terminal WTK2. The input of the storage signal to the storage circuit 292 is through a tie.
2nd key of timing control circuit 13F
Output of AND circuit 301 for Itsuchi key-on memory
Input power through input or gate 302
To do this. This AND circuit 301
-Second key switch coming from coder 12
Motion detection signal KA2 and matching channel memory
With the output EQ of the circuit 241 as the input condition,
Key arriving at sample hold circuit 13B
Code data and key code storage circuit body 2
The record for any of the 37 channels.
When the stored data matches, the second key switch
Outputs "1" when the motion detection signal KA2 arrives.
Send out. Therefore, the memory circuit 292 is a key code memory circuit.
Arrival from channels 1 to 16 of Route 13C
A channel that remembers the same data as the data
is in the first stage of the memory circuit main body 237.
When you return, a “1” signal is sent at that timing.
and thus the second key switch K2
After turning on and until turning off, this
Dynamically outputs the “1” signal for the operation key.
memorize it clearly. In addition, for the feedback of the memory circuit 292
Timing control for AND gate 295
The reset signal of the control circuit 13F is given.
Ru. However, as mentioned above, the sample hole
Key code data arrived at the key code circuit 13B
is determined by the operation of the first key switch K1.
is formed, whereas the detection signal KA2 is
2 by the operation of key switch K2.
It can be done. Therefore, a new key code storage circuit 13C is required.
key code data is memorized.
output terminal for this storage channel.
The fact that “1” output was sent to WTK1 means that
The moment when the key switch K1 of No. 1 is turned on is
In contrast, the memory circuit 292
"1" output was sent to output terminal WTK2
This means that the second key switch K2 is turned on.
It represents the point in time. Therefore, the output terminal
Is it the time when signal TK1 is sent to WTK1?
, signal TK2 is sent to output terminal WTK2.
The time between the corresponding key presses is
The size corresponding to the pressing speed of the
It's going to be. Thus, regarding the speed of key operation
Channel data with signal TK1, TK2 type
It is now possible to send data from the processor 13.
Ru. The key-off memory circuit 293 stores key codes.
stored in each channel of circuit 13C
When the key corresponding to the key code is released, the key
The key code that is the same as the code is key coder 12
(i.e. the key
when the channel is turned off)
Remember. The key-off memory circuit 293 is the first key mentioned above.
Based on the output of the switch memory circuit 291
In the timing control circuit 13F
Memory operation is performed by the control signal generated.
do. i.e. timing control circuit
13F is an AND circuit 30 for key-off memory control
5 and has a first key as its first input signal.
- Output of switch key-on memory circuit 291
TA1 is received via the inverter 306, and the
Key code storage circuit 13 as input signal of 2
C's busy signal A1 is received, and the third input signal
The step code of the key coder 12 described above as
Key-off detection timing of control circuit 12E
receiving the switching signal X. Therefore, the key-off memory control AND circuit 30
5, the key-off detection timing signal X arrives.
If the first key switch is
If the "1" signal is not stored in the channel 291,
When the Yannel is returned to the input terminal (at this time
Memory output TA1 becomes “0”), busy signal
No.A1provided that the arrival of
Sends a “1” signal and uses this as a key-off memory time.
via its input OR gate 308 to path 293.
and memorize it. In this way, the key-off memory circuit 293
Every time timing signal X arrives, memory times are
A channel that is not an empty channel of the channel body 237
key code corresponding to the key code.
Checks and memorizes whether the key is released or not.
That will happen. Note that the memory in the key-off memory circuit 293 is
Reset from timing control circuit 13F
Each time the output signal R is sent out, this
AND gate 29 for feedback via data 276
Cleared by being given to 6. Each channel of key code storage circuit 13C
The memory of is based on the sound of the key code that is its content.
After the key is released, the decay waveform part attenuates and stops.
Timing control circuit 13F
By the output of the AND circuit 309 for clearing
cleared. The clear AND circuit 309 has the first
Musical tone signal forming sections 7A and 7B serve as condition signals.
Decay end signal 2DF generated at
is given, and the second condition signal is the key
The key-off detection signal D1 of the key-off storage circuit 293 is
is given and its logic “1” output is used for reset.
Further, through the gate 275, the inverter 27
Return of key code storage circuit 13C via 6
and gate 238 is closed. However, the DAYK end signal 2DF is key.
At the 16th stage of the code storage circuit 13C,
Keycos stored in existing channels
Detects the end of Decay for the sound of the
Since there is data about this channel
It became impossible to return to the channel, and in the end the channel
will be cleared. Thus
This channel is called an empty channel.
and waits for the next data allocation. As described above, the channel processor
13 are sent sequentially from the key coder 12.
Requires simultaneous pronunciation of multiple key code data
Channels 1 to 16 depending on
Memorize the assignment and contents of each channel
(In other words, key keys for multiple sounds that should be sounded simultaneously)
information signals that are multiplexed in a time-division manner.
output from output terminals WN1 to WB3 as
Ru. However, the contents of this output information signal are shown in Figure 2.
Key information about the key code as shown in
It's IFK. The first information is key code information
In KC, memory times of key code memory circuit 13C
Note code obtained from path body 237
Consists of NOTE and block code OCT. Ma
The second information is key switch operation information.
Output OR gate 23 of code storage circuit 13C
Regarding the first key switch K1 obtained from 9.
key-on detection signal TK1 and the second key-on detection signal TK1.
Obtained from Itsuki key-on memory circuit 292
Key-on detection for second key switch K2
It becomes output signal TK2. Third information is key off
Key-off information that represents the state of the key-off record.
Key-off detection signal obtained from storage circuit 293
It will be TDO. These key information are as shown in Figure 1.
and second series parameter generation circuits 5A and 5
When sent to B as a parameter generation signal
Both contain information about key press operations, so-called
In order to form the touch information IFT,
serial control circuit 14 and afterco
control circuit 15 (second
figure). (1-4) Initial control circuit The initial control circuit 14 is operated by key press operation.
Determine the pressing down speed that is decreasing during operation.
Regarding the amplitude in equation (2) mentioned at the beginning,
variable Toi(t) and Toa(t) control constant
Purpose of generating a conditional signal to generate
A timekeeping logic circuit 14A and a variable circuit are provided.
14B (FIG. 2). The timekeeping logic circuit 14A is activated when a key is pressed.
When the first key switch K1 is turned on,
until the second key switch K2 is turned on.
time is memorized in the channel processor 13.
Supports channels for each simultaneous sound
This is shown in Figure 8.
As shown, the timekeeping clock oscillator 311 and the
Calculator 312 and operation time calculation storage circuit 313
and. The operating time calculation memory circuit 313 has 16 stages.
6-bit 16 with 6 columns of shift registers
It has a stage shift register configuration and a mass
Takurotsukφ12all bits by
The shift registers now shift all at once.
being done. Here, the shift register status is
It is the aforementioned Chiyan who set the number of stages to 16.
Channels 1 to 16 of Channel Processor 13
is determined in response to
Rosetsusa 13 is the key for channels 1 to 16
Each time the information IFK is sent, it is
key press speed for the corresponding channel key.
It is designed to memorize calculations. In other words, the input of the operating time calculation storage circuit 313
A 6-bit adder 312 is provided on the power side.
The output of each bit is input to the AND gate.
314 respectively in the memory circuit 313.
given to the bit register. Adder 312
implements a half adder as an addition element for each bit.
E, given from the clock oscillator 311 for time measurement.
"1" addition input 1AD and memory circuit 3
13 and the output of the 16th stage and store it.
To read it into the first stage of circuit 313
is being done. However, in the path of "1" addition input 1AD,
An input AND gate 315 is provided, the opening of which
Output of AND circuit 316 for starting calculation of closing operation
controlled by. That is, the AND circuit 31
0 is time division multiplexed from channel processor 13.
Channels 1 to 16 arrive with the formation of heavy signals
1st key switch key-on detection for
Receive signal TK1 as the first condition signal and
A similar second key switch is used as the second condition signal.
Convert the key-on detection signal TK2 to inverter 3
Receive via 17. Therefore, the amplifier for starting calculation is
For each channel of information, the code circuit 316
The first key switch, K1, is turned on and the key is turned on.
– When ON detection signal TK1 becomes “1”
(At this time, the second key switch K2 is still on.
Since it is not working, key-on detection signal TK2
is “0”), the output of logic “1” is disabled.
It is given to the AND gate 315 as a control signal, and its
After that, the second key switch K2 turns on.
When key-on detection signal TK2 becomes "1"
Until then, the AND gate 315 is controlled to be open. Therefore, the timekeeping clock oscillator 311
“1” addition signal 1AD is given to adder 312.
It can be done. On the other hand, at this time, the adder 312 and the operating time
The AND game provided between the arithmetic memory circuits 313
The key-on detection signal TK1 is applied to the gate 314.
is given as a control signal and therefore the adder 312
The key information of channels 1 to 16 is changed.
Every time it is transferred from the channel processor 13
The memory contents of the memory circuit 313 are synchronized with this.
is added to “1” and written in the memory circuit 313 again.
Repeat the action to memorize. This result storage circuit 3
13, the first key switch K1 turns on.
After that, the second key switch K2 turns on.
The time until the first
~Number of cyclic operation cycles of the 16th channel
It will be calculated and stored as . The calculation result (key-on signal TK2 arrives)
The result is the time measurement result) is the memory time.
16th stage of each bit register in path 313
Output terminal as binary code signal IND from eye
It is sent to U1 to U32. By the way, the second key switch K2 is turned on.
When the key-on detection signal TK2 is
By changing from "0" to "1", and
Gate 316 is closed, thus the "1" addition signal
1AD is no longer provided to adder 312.
Therefore, the adder 312 receives the data from the storage circuit 313.
Output as is without adding anything to the incoming data
data in the memory circuit 313.
The data is further input via the adder 312 and the AND game.
dynamically stored via port 314;
This stored data continues to the output terminals U1 to U32.
It will be sent out. This operation is performed sequentially after the key is released.
Are key-on detection signals TK2 and TK1 “1”?
This continues until the signal TK1 returns to “0”.
The gate 314 closes when the value becomes “0”.
By this, all the bits of the memory circuit 313 are
The memory becomes "0" and therefore the output terminals U1-U
The process ends when the output of 32 becomes “0”.
It becomes. In this embodiment, the output of the memory circuit 313
Power is applied to the NAND circuit 318, thus
The contents of all bits in the memory circuit 313 are
When it becomes "1", we get "0" output, and this is
Give it to AND gate 316 as a close signal.
Thus, the memory circuit 313 performs time measurement.
The keys are pressed more slowly than possible.
If the time measurement output is reached, this will happen after the maximum time measurement output is reached.
It is designed to maintain this. Thus, from the operation time calculation storage circuit 313
The sent time measurement output is sent to the code conversion circuit.
(ROM) 14B, which allows the subsequent stage
Initialize by translating into code signals that are easy to process.
Sent as reference data ITD. (1-5) Aftertouch control circuit The aftertouch control circuit 15 is a key press.
The pressing strength is determined during operation and the
Variable T related to amplitude in equation (2)oi
(t) and ToaGenerate the control constant of (t)
is provided for the purpose of generating conditional signals for
and receives the multiplexer 15A and its output.
A/D converter 15B (second
figure). The multiplexer 15A is as shown in FIG.
, key code of channel processor 13
KC (note code NOTE and block code
(in the OCT) and apply this to all keys.
Of the 88 output lines provided corresponding to
Line output g1 to g88 to the corresponding one (that
The logic level of the output line changes to "1"
The decoder 321 converts into
The line output g1 to g88 can be checked by key operation.
In the output circuit 11, each key is
Pressure pressure detectors DT1 to DT88 provided
(Figure 9)
Give it as an open control signal to G1 to G88.
It is being done. However, the key code KC is 16 as mentioned above.
Within the time-division multiplexing of channel data
Since the decoder 321 has a key code
Each time KC channel data arrives
, the corresponding key among gates G1 to G88
The gates are sequentially switched and controlled to open.
and the corresponding key for each arrival of each channel.
Pressing pressure detection outputs dt1 to dt88 are sequentially sampled.
is pulled and sent to the output terminal VDT.
It turns out. This output signal is an analog value, but this
is converted into a digital signal by the next stage A/D converter 15B.
Aftertouch data ADT after being converted to
Sent as . Aftertouch control in this way
Aftertouch control formed in circuit 15
Roll data ATD is the initial code described above.
The initialization formed in the control circuit 14
Keyboard information is generated along with control data ITD.
Sent as touch information output IFT of raw part 1
Ru. [2] First and second series parameter generation circuit The first and second series parameter generation circuits 5A and
and 5B are required when calculating equation (3).
The constant signal is time-divided in the keyboard information generator 1.
The 1st to 16th channels generated by multiplexing
Occurs sequentially each time key code KC arrives
key code KC as shown in Figure 10.
and tone selection signal VSS of tone selection switch 6.
The first constant of the ROM configuration controlled by both
Generation circuits 325 and 326 and tone selection switch
Controlled only by the tone selection signal VSS of 6
Second constant generation circuit 327 and 3 in ROM configuration
It becomes 28. First series (or second series) parameter occurrence times
First constant generation circuit 32 of path 5A (or 5B)
5, (or 326) is first the first series (or the second series)
The total volume constant K that determines the total volume of the series)1(or
is K2) occurs. Second, the timbre that determines the temporal change of the timbre in equation (3).
variable I1(t) (or I2(t))
Decide on the necessary constants, that is, the timbre at the beginning of the sound.
initial timbre constant IL1(or IL2) and the time of the tone
Tone change constant DR that determines the target changeI1(or
DRI2) and the sound that determines the end level of Decay.
Color change stop level constant SLI1(or SLI2) and
Occur. Thirdly, the vibration for determining the envelope of equation (3) is
width level or envelope variable A1(t) (also
is A2(t)) are all constants necessary to calculate
In other words, the attack speed constant that determines the attack speed
ARA1(or ARA2) and determine the first decay speed.
rate constant 1DRA1(or 1DRA2)
and a second decay speed that determines the second decay speed.
Degree constant 2DRA1(or 2DRA2) and the decay after key release.
Decay rate constant DR that determines the speedA1(or DRA2)
and from the first decay speed to the second decay speed
Decay transition level constant that determines the level to which to move
1DLA1(or 1DLA2) and occur. Also, the first series (or second series) parameter generation
Second constant generation circuit 3 of raw circuit 5A (or 5B)
27 (or 328) first determines the frequency of the generated sound.
pitch constant B1(or B2) occurs, and the second part
Composition of diacritic (including harmonic and nonharmonic) components
The partial constant D that determines1(or D2) occurs. Third, the volume is determined according to the key touch operation.
Constant T for volume selection1a(t) (or T2a(t)
Constants necessary for calculation, i.e. initialization
The initial constant βi (or
δi) and the after constant β that responds to the after touch
a (or δa). Fourth, determine the tone depending on the key touch operation.
Tone selection constant T1i(t) (or T2i(t))
The constants necessary to calculate
The initial constant αi (also
is γi) and the after-definition that responds to the after-touch.
The number αa (or γa) is generated. First constant generation circuit 325, 3 which is ROM
26 is selected by the tone selection switch circuit 6.
corresponding to each basic tone, and
corresponding to each pitch or range of the key.
Each parameter K1,IL1,DRI1,SLI1, ARA1
1DRA1,2DRA1,DRA1,1DLA1,K2,IL2
DRI2,SLI2, ARA2,1DRA2,2DRA2
DRA2,1DLA2(constant data) is memorized in advance.
put. Then, the first constant generation circuit 325, 3
26 has a tone selection switch as shown in Figure 10.
Tone selection signal VSS and key code from circuit 6
KC is input as an address signal,
The tone selection signal VSS and this address signal
The first constant generator circuit is
Reading of ROM of 325 and 326 is performed.
Ru. Therefore, this first constant generation circuit 32
Each parameter K generated from 5,3261
IL1,DRI1,SLI1, ARA1,1DRA1,2DRA1
DRA1,1DLA1,K2,IL2,DRI2,SLI2
ARA2,1DRA2,2DRA2,DRA2,1DIA2is the sound
color selection signal VSS (i.e. basic timbre) and
The value of key code KC (i.e. key position (key note)
high) or key range (the range assigned to the key).
It changes depending on the situation. [3] Tone selection switch circuit The timbre selection switch circuit 6 imparts to the generated musical tone.
Generates tone selection signal VSS for the desired tone
and convert this into the first and second series parameter generation times.
11 to provide for paths 5A and 5B.
configuration can be applied. In other words, selectable tones, i.e. piano,
Harpsichord, Vibrafon......Xylophone
Correspondingly, normally closed contact b and normally open contact a and this
Tone selection switch consisting of movable contact c corresponding to
Chi CH1,CH2,CH3......CHois provided
Ru. However, these switch CH1,CH2
CH3......CHoThe movable contact c and the normally closed contact b are
Connected in series, that switch CHoThe side edge
Connected to “1” level power supply, each switch
Selection output of each tone VSS1, VSS from normally open contact a
2, VSS3……VSSoto send out
It is. Thus, switches CH1, CH2, CH3...
…CHoSelection output VSS1, VSS2, VSS3...
…VSSohas the opposite order of priority and the same
When multiple switch selection operations are performed at the same time
Also, one tone selection output with the highest priority
It is designed to send out only the [4] First and second series musical tone signal forming section First and second series musical tone signal forming sections 7A and 7
B is the first and second term of equation (3), respectively.
The calculation is performed using the key information IFK and the key information of the keyboard information generator 1.
Touch information IFT and first and second series parameters
The constant output of the data generator circuits 5A and 5B and the damper
Execute based on the output of the pedal 9 (first
figure). First and second series musical tone signal forming sections 7A and 7
B has exactly the same configuration. Therefore, this specification
Now, let's talk about the first series musical tone signal forming section 7A.
The detailed configuration will be described. The first series musical tone signal forming section 7A is shown in FIG.
As shown in Figures B and B, the calculation of the amplitude term in equation (3) is
Amplitude term calculation circuit 331 to execute and conveyance of equation (3)
Carrier wave term calculation circuit 3 that executes wave term part calculations
32 and execute the calculation of the modulation wave term part of equation (3).
It has a modulation wave term calculation circuit 333. (4-1) Carrier term calculation circuit The carrier wave term calculation circuit 332
Key code storage circuit 13C of Rosetsusa 13?
Among the key codes KC that arrive from
Frequency converter 334 with ROM configuration
This is then converted into the standard note name (standard octave).
Convert to a binary number corresponding to the frequency of the pitch name (tone).
exchange. This conversion output is passed through an adder 335.
is applied to shifter 336. This shifter 3
36 is the reference pitch name tone that comes from the converter 334
The value corresponding to is included in the key code KC.
Octa assigned to block code OCT
Shape upward or downward by the amount corresponding to the curve number.
Thus, the output terminal is operated with a key press.
Consists of a binary value proportional to the pitch frequency of the key.
Send out frequency output FS. On the other hand, the adder 335 has a block code
Constant generation circuit for simulating tuning curve undergoing OCT
337 outputs are given. The number of times this constant occurs
Route 337 is a high octa even if it has the same note name.
The lower octave ones are slightly smaller than the lower octave ones.
Is there a need to tune to a higher frequency?
It was established to satisfy this, and the coming
The oct assigned to the block code OCT
The tuning output corresponding to the turb number is converted into a binary value.
and sends it as
By adding the frequency outputs of converter 334
The effect of tuning is obtained. The output of the shifter 336 is the accumulator 33
given to 8. This accumulator 338
is the output of the shifter 336 as the master clock φ
12Iteratively adds each time given,
Output when an overflow occurs in the addition contents
It is designed to send out pulses. deer
The output of shifter 336 is controlled as described above.
The size is proportional to the pitch frequency of the created key.
Therefore, within the addition of the accumulator 338
The rate of increase in volume increases as the pitch frequency increases.
As a result, sound is output to the output terminal of the accumulator 338.
An output ωt with a frequency proportional to the high frequency is sent out.
will be done. In this way, it is sent out by the accumulator 338.
The frequency output ωt output from the multiplier circuit 339 (first
2B), where the first series parameter
Second constant generation circuit 327 of data generation circuit 5A
is multiplied by the pitch constant B1 arriving from
The output B1・ωt of the multiplier circuit 339 is the carrier of equation (3).
It is sent out as the calculation output of the transmission term part. However, this calculation output B1・ωt is the key press.
It will have the pitch frequency of the operated key.
Ru. (4-2) Modulation wave term calculation circuit The modulation wave term calculation circuit 333 calculates the modulation wave term of equation (3).
A sin function generation circuit 341 configured in ROM to obtain
, and the circuit of the carrier term calculation circuit 332 described above.
The wave number output ωt is input to the first
Second constant generation of series parameter generation circuit 5A
Partial constant D1 coming from circuit 327
Calculated and input to the sine function generation circuit 341,
Therefore, the output terminal has a modulating wave frequency D1・ωt.
The sine wave output sinD1・ωt is sent out, and this
Sine wave output sinD1・ωt to multiplier circuit 343
given constant T1i(t)・I1Multiplication result with (t)
T1i(t)・I1(t)・sioD1・ωt is the modulation wave term
It is sent out as the calculation output of the calculation circuit 333. Here, the constant input to the multiplication circuit 343
T1i(t)・I1(t) as shown in Figure 13
based on the output of the timbre function generation circuit 344.
will be accomplished. The timbre function generation circuit 344 basically generates timbre.
Something that generates the timbre waveform that determines the time change
In this example, as shown in Figure 14,
generates a basic timbre waveform output. Sunawa
The waveform output VW is the second key switch operation check.
When the output signal TK2 arrives (time t11) to maximum value
MAX, then directly or curved
descending (e.g. exponentially) and level SLI
After that, the value is maintained.
There is. In addition to this, the waveform output VW is a falling part.
W11point in time t12When the key is released with
It is designed to maintain the value at that time. In addition
In this waveform output VW, the falling period is M11
and the fixed period is M12. Such a waveform is shaped by the configuration shown in FIG.
will be accomplished. That is, the timbre function generation circuit 344
is a linear calculation circuit to form a linear descending waveform.
path 345 and for forming a curved descent waveform.
It has a curve calculation circuit 346, and a straight line calculation circuit.
345 has a subtraction operation as its basic operation, and curve calculation
The basic operation of the circuit 346 is addition.
Ru. The linear calculation circuit 345 is a channel processor.
16 key codes KC coming from Sa 13
16-stage shift corresponding to the channel
Memory consisting of registers arranged in parallel for 6 bits
It has a circuit 347, and these six shift registers
Master clock φ12
By reading and reading by
Channels 1 to 16 of key code KC
The contents of the memory circuit 347 are periodically shifted by the shift operation.
output of the 16th stage.
Connect the tone reference signal VOC to the input terminals Y1 to Y32.
and send it. However, the memory circuit 347 stores all the bits.
An input OR gate 348 is provided for the
through which a logic “1” set signal is output.
By giving XX to all bits,
The chip existing in the first stage of the storage circuit 347
Add “1” data to all bits in the channel
Let it read. Record a “1” signal in all these bits.
The memorized channel is read from the 16th stage.
This is the time t in Figure 14.11in
The maximum value of the timbre reference signal VOC
It is sent to children Y1 to Y32. The set signal XX is the set signal forming circuit 34
At 9, from the channel processor 13
Incoming 2nd key switch key-on detection signal
Formed on the basis of TK2. i.e. detection
Signal TK2 is sent to the 2-input AND circuit 350 on one side.
It is given as a condition signal for
The subtraction signal M1/ of the subtraction signal control circuit 351
M2 is connected to the other condition via inverter 352.
given as a signal. Here, the calculation signal M
1/M2 is the drop in waveform output VW as described later.
Logic when in the lower interval MI1 (Figure 14)
``1'', whereas the other section M1
2 (i.e., an interval where the waveform output VW is constant)
At some point, it becomes logic "0". So the second key
Switch key-on detection signal TK2 arrives
Previously, the subtraction signal M1/M2 was “0”.
Since there is a detection signal TK2 in the AND circuit 350
When the channel whose value is "1" arrives, the
The output of the command circuit 350 becomes “1”, and this
are sent as set signals XX, XY. Therefore, as described above, all of the memory circuit 347
A “1” signal is set for all bits.
However, once from the AND circuit 350,
When “1” output is sent, subtract as described below.
When the signal M1/M2 becomes “1”, the
It is not possible to send out a “1” output from the command circuit 350.
It becomes. The input side of the memory circuit 347 has 6 stages of full addition.
An adder circuit 353 having an adder configuration is provided.
Stored as the first addition input of each stage of path 353
As each bit output of circuit 347 is given,
, the second addition input of each stage of the addition circuit 353
“1” input ADD with period controlled as1but
All stages given at once from AND gate 354
Thus, in the adder circuit 353, the storage times are
The value “1” is determined from the contents of each channel of path 347.
Subtract. This subtraction output is ORGATE 34
8 to the first stage of the storage circuit 347.
is read into. Here, given from the AND gate 354,
"1" input ADD1The rising width of is the memory circuit
Master clock used for 347 shift
Tsukφ12preselected to a length of 16 cycles.
Therefore, channels 1 to 16
Which channel is read out to adder circuit 353?
Now you can perform subtraction operations uniformly, regardless of the situation.
has been done. In this way, the calculation contents of the memory circuit 347
is read from the 16th stage.
Input “1” from AND gate 354 ADD1
Only "1" on the condition that has arrived.
subtracted, and conversely, if it has not arrived, no subtraction
The data is read into the memory circuit 347 as is without being
It can be done. Therefore, the subtraction speed of the contents of the memory circuit 347
The degree is given by the AND gate 354
"1" input ADD1In other words, the frequency of arrival of
It will be determined by the cycle. The output of AND gate 354 is a rectangular wave oscillator
355, and its repetition period is
Changed in programmable divider 356
After being controlled, through the AND gate 354
Sent out. However, the programmable divider 356
is the first constant of the first series parameter generation circuit 5A.
The timbre change generated in the number generation circuit 325
constant DRI1is given and corresponds to the value
Change the period of the output of the oscillator 355 to the magnitude
Ru. However, this timbre change constant RDI1is the tone
Basic sound selected by selection switch 6
Selected according to color and key pressed
Therefore, in the end, the subtraction of the linear calculation circuit 345
The velocity, and therefore the descending slope of the reference tone waveform VW,
selected basic tone and pressed key.
It is decided according to the pitch (or timbre).
Ru. On the other hand, the AND gate 354 receives its open control signal.
As a signal, the output M of the subtraction signal control circuit 351
1/M2 is given. This subtraction signal control time
The line 351 is used for the memory circuit 347 described above.
A similar 16-stage shift register 358
from the set signal forming circuit 349 described above.
A logic “1” through input OR gate 359
The set signal YY for specifying the subtraction channel arrives.
When we arrive, we will make sure that this is actually present in the first stage.
stored in the current channel. Shikaruniko
The channel that stores the “1” signal is the
When reaching the 16th stage, subtract this command signal
Provided to AND gate 354 as M1/M2
Eh, therefore, the output of the divider 356 is generated.
time (period of 16 cycles of the master clock)
), the corresponding “1” signal is sent to the register 358.
The section of the channel read from
and game only during the period of one lock period).
354 is opened, and at this time, the memory circuit 347 is opened.
Channels being read at the 16th stage
``1'' is subtracted from the contents of
ing. Shift register of subtraction signal control circuit 351
358's "1" signal is stored in the feedback and game.
circulation through port 360 and further through 359.
It is surrounded. Therefore, the subtraction finger is
command signal M1/M2 is generated, and the corresponding “1” signal
Subtracting the data of the channel that memorized the issue
The operation is repeated, and as a result, the linear calculation circuit 3
45 output end of the corresponding channel (i.e. push button).
The key to which the sound of the key being operated is assigned
waveform output falling linearly from
VOCs can be obtained. Recording of “1” signal of subtraction signal control circuit 351
Clear the memories by closing the return AND gate 360
There are two cases:
Ru. The first is the timbre reference waveform VW (Figure 14)
Falling waveform part W at11is the planned level SLI
In this case, the linear calculation time is
The output of line 345 is sent to comparator circuit 361 to determine one ratio.
It is given as comparison input B. On the contrary
The comparison circuit 361 has a second comparison input A as another comparison input A.
1st constant generator of 1 series parameter generator circuit 5A
Tone change stop level constant from raw circuit 325
SLI1is given and satisfies the condition A>B
When (in other words, the falling waveform part W11is selected
Determined according to the basic tone selected and the key pressed.
Maru level SLI1(when it gets lower)
A signal TDF is sent out. This clear signal
TDF is the input OR of the subtraction signal control circuit 351
Through gate 362 and further inverter 36
Close control signal to AND gate 360 via 3
, thus actually register 35
Channels that exist in the first stage of 8.
Clear the contents to "0". Therefore, from now on, the subtraction information will be applied to the corresponding channel.
No. M1/M2 is no longer sent, and therefore
Close the AND gate 354 for "1" subtraction input
Regarding the contents of the memory circuit 347,
The subtraction operation is no longer performed, and the linear calculation time ends up being
The outputs of terminals Y1 to Y32 of path 345 are constant values.
(constant waveform in Figure 14)
Department W12). In addition, in the case of the second clear, the tone reference waveform
Falling waveform part W in VW (Fig. 14)11of
point in time t12When the key is released in
Channel processor 13 key-off memory times
Key-off detection signal read from path 293
TDO passes through AND gate 364, and further
via OR gate 362 and inverter 363
and as a close control signal to AND gate 360.
given, thus currently register 358 no.
The contents of the channel that exists in the first stage
Clear to "0". So in this case as well, do the same as in the above case.
Outputs of terminals Y1 to Y32 of the linear calculation circuit 345
The force will maintain a constant value (Fig. 14)
Constant waveform part W13). However, in the path of the key-off detection signal TDO
The inserted AND gate 364 has its closure
As a control signal, it comes from the damper pedal 9.
Damper pedal signal PO (logic “0” and
) is given via the inverter 365.
Thus, the arrival of the key-off detection signal TDO
When the damper pedal 9 is stepped on, the above-mentioned
The corresponding channel of the subtraction signal control circuit 351
Immediately perform Nell's memory clearing action and follow.
The linear arithmetic circuit 345 immediately stops the subtraction operation.
constant waveform part W of output waveform VW13(1st
Figure 4) will be formed. The effect of the damper pedal 9 is as follows.
If the stepping on pedal 9 is stopped, then
Since it is stopped from the point, the linear calculation circuit 3
45 output waveform VW is when damper pedal 9 is released.
From the point where the waveform part W12to go down to
Become. On the other hand, the curve calculation circuit 346 operates as described above.
The first line formed by the linear calculation circuit 345
4. Based on the basic timbre waveform VW as shown in Figure 4.
Makes it difficult to hear when a sound is generated.
It has been established to improve the following points. In other words, only by the linear calculation circuit 345
When forming the basic timbre waveform VW, the 14th
As is clear from the waveform in the figure, there is a linear descending section.
W11followed by constant waveform part W12Or W13occurs
The transition will necessarily involve sudden changes.
This is done at a certain angle, and this sudden change is
This is one of the reasons why it is difficult to hear. So this
For example, if the change is close to an exponential change,
You can make it less difficult to hear by modifying it. In order to achieve this purpose, the curve of this example is
The arithmetic circuit 346 performs the writing of the linear arithmetic circuit 345.
In the memory circuit 347, the number of bits is reduced to 3 bits.
A memory circuit with a similar configuration except that
367 and addition circuit 3 of linear calculation circuit 345
In 53, the number of stages is 3 and the highest
I made it possible to send out a carry from a bit.
An adder circuit 368 having the same configuration except for
and. However, the 16th stage of the memory circuit 367
Each bit output of adder circuit 368
Input and game provided for each row
``1'' addition input coming from port 369
ADD1and the addition result is stored in the memory circuit.
It is directly fed back to the first stage of 367. Inputs for the first to third stages of the adder circuit 368
The force AND gate 369 is the linear calculation circuit 34
The output obtained from the storage circuit 347 of
In other words, the upper 3 bits output, that is, the 4th to 6th bits
Close control of output via inverter 370
Take it as a signal. Therefore, the memory circuit 34 of the linear calculation circuit 345
All contents of 7 are set by set signal XX.
From the state where a “1” signal is stored in the bit of
In the process of being subtracted by 1,
When the content of the 4th bit becomes "0"
(The contents of this bit are subtracted 8 times.
becomes ``1'' or ``0'' alternately each time)
“1” for the first bit of adder circuit 368
Addition input ADD1and thus memory circuit 3
Add the contents of 67 by ``001''. Also, the contents of the fifth bit of the memory circuit 347
becomes “0” (the contents of this bit are
Alternately every 16 subtraction operations
becomes “1” or “0”), the adder circuit 368
Give “1” addition input to the second bit,
Thus, the contents of the memory circuit 367 are changed to "010".
Add one. Furthermore, the 6th bit of the memory circuit 347
When the bit value becomes “0” (the contents of this bit
is alternately after every 32 subtraction operations.
becomes “1” or “0”), the addition circuit 368
Give “1” addition input to the third bit and hide
The contents of the memory circuit 367 are added by 100.
I'll go. As a result of this addition operation, the addition circuit 368
When a carry occurs in 3 bits, this is
The “1” addition input to the line calculation circuit 345
ADD2given as. Note that given via AND gate 369
As the "1" addition input, the linear calculation circuit 34
5 through AND gate 354
A logical "1" input is used. The above-mentioned curve calculation circuit 346 is a straight line calculation circuit.
345 as follows. The memory circuit 347 of the linear calculation circuit 345
After being set to "11111111", it becomes "111000".
During the eight subtraction operations until
The contents of the 4th to 6th bits of the output of 347 are
Since it is "111", the linear calculation circuit 345 is originally
Performs a linear subtraction operation. After this 8th subtraction operation, the 16th
Until the subtraction operation is performed, the memory circuit 347
The 6th to 4th bits of the output are "110"
From, the addition circuit 368 of the curve calculation circuit 346
The content of the memory circuit 367 is “001” (in decimal notation).
``1'') is added, and the result of this addition increases.
Carry ADD at intervals according to speed2Outputs
Ru. However, this carrier ADD2The output of
The timing is the addition circuit 3 of the linear calculation circuit 345.
The timing when 53 performs the subtraction operation of “1”
Since they match, the adder circuit 353
Calculation input and addition circuit 3 of curve calculation circuit 346
Carry ADD from 682(i.e. additional
force) at the same time. Therefore, Ki
Yarii ADD2Linear calculations are performed each time
Path 345 will not perform a subtraction operation. After this 16th subtraction operation, the 24th
Until the operation is performed, the output of the memory circuit 347 is
Will the 6th to 4th bits of power be “101”?
The addition circuit 368 of the curve calculation circuit 346 is
The contents of the memory circuit 367 are “010” (in decimal notation)
``2'') is added, and the result of this addition increases.
Carry ADD at intervals according to speed2Outputs
Ru. That is, the 8th to 16th times mentioned above.
Carry ADD twice as fast as when2send out
That will happen. Therefore, the linear calculation circuit 345
The subtraction operation will be thinned out at this frequency, and this
decrease in the output VOC of the linear calculation circuit 345
Speed decreases. In the same manner, the linear calculation circuit 345 is written.
The 6th to 4th bits of the output of the storage circuit 347 are
As "100", "011"......
The addition value from the calculation circuit 346 to the addition circuit 368 is
“011”, “100”……(“3” in decimal notation,
"4"......) and so on.
Therefore, carry ADD2The output frequency is also 2
times, 22Exponentially larger
I'm getting tired. According to this, the linear calculation circuit 3
The thinning frequency for the subtraction operation of 45 is also exponentially related.
becomes numerically larger, and therefore the memory circuit 347
Subtraction speed, in other words, the falling speed of the output waveform VW
The intensity will decrease exponentially. By providing the curve calculation circuit 346 in this way,
Therefore, the falling waveform part VW of the reference tone signal VOC
is the constant waveform part W12Or W13The sudden transition to
You can make the odd part rounder, making it easier to hear.
It can reduce the difficulty. In this way, the timbre function generation circuit 344
Reference tone formed by linear calculation circuit 345
The signal VOC is sent to the multiplication circuit 371 (Figure 12B)
is given to the first series parameter generation circuit 5
The constant coming from the first constant generating circuit 325 of A
number IL1The variable I in equation (3) is multiplied by1Output of (t)
Gain power. This variable output I1(t) is then multiplied
Variable output T in circuit 3721i(t) multiplied by
, the variable T in equation (3)1i(t)・I1(t) is obtained. Here, the variable output T1i(t) is the keyboard information
Initial touch control circuit of raw part 1
14 and aftertouch control circuit 15
Initial touch signal ITD coming from
Formed based on aftertouch signal ATD
Ru. In other words, the initial touch signal ITD is
In the calculation circuit 373 (FIG. 12A), the first system
The input signal coming from the column parameter generation circuit 5A
is multiplied by the serial constant αi, and the after
The touch signal ATD is applied to the multiplier circuit 374.
The signal coming from the first series parameter generation circuit 5A
are multiplied by the after constant αa, and these multiplications
The results are added in adder 375 and added to the variable
T1i(t) is applied to the multiplication circuit 372 described above.
available. The variable T obtained in this way1i(t) is
After-touch signal ATD is activated while the player is pressing a key.
It responds to changes in the pressing force applied to the key.
becomes a temporal variable by changing over time.
It is something. Output T of multiplication circuit 3721i(t)・I1(t)
is a sine function generation circuit in the multiplication circuit 343
341 outputsioIt is multiplied by D1・ωt, and its
The multiplication result is the modulation wave term T of equation (3)1i(t)・I1
(t)・sioModulation wave term calculation circuit representing D1・ωt
333. (4-3) Amplitude calculation circuit The amplitude term calculation circuit 331 calculates the amplitude term of equation (3).
K1・T1a(t)・A1provided to obtain (t)
As shown in Figure 15, the volume function generation time is
381. This volume function generation circuit 381 generates a generated sound.
Basic amplitude including volume or envelope
The equation shown in Figure 16 that determines the time change of
Generates output AOC with envelope waveform ENV
be done. i.e. envelope waveform output
ENV can be set to the second key by pressing the normal key.
-Channel Pro when switch K2 is closed
Second key switch detection signal from setter 13
At the time TK2 arrivedtwenty onea predetermined steep slope from
The voltage rises from the lowest value MIN to the highest value MAX.
Tack waveform section ENV1And this waveform part ENV1to
Next is the first day, which descends at a relatively steep slope.
Waveform section ENV2And this waveform part ENV2Followed by
Down to the minimum level MIN with a relatively warm slope
Falling second decay waveform part ENV3It becomes. However, the second decay waveform part ENV3in the middle of
If the damper pedal 9 is operated in
Operation point ttwenty fourMinimum level with steep slope from
Dump ramp descending to Le MIN ENVFouris formed
be done. The volume function generating circuit 381 is shown in FIG.
The following structure is used to obtain the envelope waveform output AOC.
It has a structure. That is, the tones described above with respect to FIG.
A linear calculation circuit 345 of the function generation circuit 344,
Curve calculation circuit 346, programmable device
356, a straight line almost similar to the comparison circuit 361
Arithmetic circuit 382, curve arithmetic circuit 383, professional
It includes a grammar divider 384 and a comparison circuit 385.
Eh, the subtraction operation in the linear arithmetic circuit 382
A program that receives the period from the output of the oscillator 386
The period of the output pulse of the marble divider 384 is
Change by changing, thus falling
The basic structure is to create a falling waveform section.
, the same as the timbre function generation circuit 344 described above.
It's like that. However, the output pulse of the divider 384
ADD3The period of each waveform part ENV1~ENVFouragainst
Accordingly, an error occurs in the slope change control circuit 387.
The first
The constants coming from the sequence parameter generation circuit 5A
The number signal is used as a period setting signal to the divider 384.
It is set by giving it as a number. First, attack waveform part ENV1caused
Therefore, the opening is controlled by the first gate signal M1.
The first series parameters are
Attack rate constant coming from data generation circuit 5A
Number ARA1is given to the divider 384, which causes
Output pulse ADD of divider 3843period of
the constant ARA1control the size to correspond to
Therefore, the addition operation frequency of the linear calculation circuit 382,
In other words, the rising slope of the output waveform ENV is
Selected basic tone type (e.g. peer
harpsichord, etc.) and pressed keys.
Set accordingly. Also, the first decay waveform part ENV2cause
Therefore, the gate is opened by the second gate signal M2.
The first series para
The first detector coming from the meter generating circuit 5A
i rate constant 1DRA1is given to the divider 384,
Thus, in the same way as above, the output waveform ENV is
1st Decay waveform part ENV2Select a downward slope of
Type of basic tone played and key pressed
Set accordingly. Furthermore, in the same manner, the second decay waveform section
ENV3In order to generate
constant 2DRA1by the third gate signal M3
Divider through gate GT3 which is controlled open
384 and thus selected basic sounds.
Depending on the color type and the key pressed, the second
Good waveform part ENV3The slope of the first Decay wave
Shape ENV2Set to a value greater than the slope of . On the other hand, the dump waveform part ENVFourgenerate
When the gate is set by the fourth gate signal M4,
Open GT4 and set the damping rate constant through this.
Number DRA1is applied to the divider 384, and the second data
K waveform part ENV3Even bigger slopes
Dump waveform section ENVFourSet. Gate signal M for gates GT1 to GT4
1 to M4 are from the slope change control circuit 387,
2nd key switch key-on detection signal TK2
They are generated sequentially after arrival. The slope change control circuit 387 has 16 stages.
Memory circuit with shift register for 3 bits
388 and "1" to the output of the memory circuit 388.
Addition to be added and re-stored in the storage circuit 388
It has a circuit 389. The memory circuit 388 is
The memory circuit 390 of the linear calculation circuit 382 and
and the storage circuit 393 of the curve calculation circuit 383.
Similarly, the master clock φ12By
1st to 16th channel by moving the foot
Dynamically stores step data for each wheel.
Ru. Thus, as the output KT of the memory circuit 388
A 3-bit binary signal is sent and this is decoded.
4 line outputs M1 to M4 by Da396
converted. However, the output of the memory circuit 388
When KT is “000”, decoder 396
Similarly, when the signal M1 is “001”
Sends gate signal M2, and when it is "010", the gate signal M2 is sent.
Gate signal M3 is sent, and when it is “011”, the gate signal
No. M4 is sent, thus the slope change control circuit
387 indicates that the content of the memory circuit 388 is "000".
``1'' is added from the state to ``011''.
The gate signals M1 to M4 are arranged in the order according to the
Send sequentially. However, the adder circuit 389 and the memory circuit 388
There is a second key switch detection signal between
AND gate 39 with TK2 as open control signal
7 is provided, which causes the detection signal TK2 to be
When “0”, the memory circuit 38 of that channel
Set the memory contents of 8 to all bits ``0'' and output the detection signal.
When the number TK2 becomes "1", the memory circuit 38
Addition of the addition circuit 389 to the memory contents of 8
Start operation from "000" state
being done. However, the gate signal M1 of the decoder 396
2nd key switch detection signal in the output path of
AND gate 39 with TK2 as open control signal
8 is provided, which causes the detection signal TK2 to be
When it arrives, it first sends out the gate signal M1.
Ru. This gate signal M1 is given to gate GT1.
Therefore, divider 384 is constant ARA1to
"1" signal ADD of corresponding period3andgame
It is sent via port 399. here and
The gate 399 has a record of the linear calculation circuit 382.
A minimum value detector provided at the output end of the storage circuit 390
Inhibition signal 2 from output AND circuit 400
DF' is received via an inverter 401. death
The first condition for the Karuni AND circuit 400 is
All of the outputs of the storage circuit 390 as signals
The output of the NOR circuit 402 that receives the bit output is
is given and the second condition signal is
3. OR circuit receiving the fourth gate M3, M4
403 output is given. Therefore andgame
If the memory circuit 390 has no memory, the memory card 400 is
If the gate signal M3 or M4 is generated
(i.e., the second decay waveform part ENV3
Or dump waveform part ENVFouris occurring
) works. Therefore, and gate 399
It is not prohibited when gate signal M1 is generated.
So, the divider that passed through the AND gate 399
384 output ADD3is the bottom of the adder circuit 391
input to the lowest bit. On the other hand, the bits other than the least significant bit of the adder circuit 391
AND gate 404 for the bit input terminal
is provided, and this is controlled by the gate signal M1.
Prohibition control is performed via inverter 405.
Therefore, when the gate signal M1 is generated, addition is performed.
Circuit 391 comes to its least significant bit
The "1" signal will be added, depending on the
The waveform ENV of the output AOC of the memory circuit 390 is
constant ARA1It rises with a slope equivalent to
Thus, the attack waveform part ENV1is formed
Ru. In this state, the contents of the memory circuit 390 are
until all bits are logical ``1''
maintained. However, all bits are logical
If it becomes "1", use this as an AND circuit to detect the maximum value.
The logic “1” output is detected at the path 406.
The step circuit 407 of the slope change control circuit 387
It is given as step input signal AF. The step circuit 407 is an addition circuit for input signal AF.
389 via its input OR gate 408
In response, “001” is added to the memory contents of the memory circuit 388.
, and thus the decoder 396
2 gate signal M2 is generated. This second gate signal M2 is the gate GT2
is given, therefore the divider 384 is a constant
1DRA1“1” signal ADD with a period corresponding to3of
It is sent out through gate 399. Shikaruniko
When the addition circuit 391 of the linear calculation circuit 382
The prohibited operation for the input gate 404 is resolved.
has been excluded. Therefore, all of the adder circuit 391
“1” signal ADD to all bits3is given
As a result, the adder circuit 391 becomes the memory circuit 390.
We will subtract the contents of ``1'' at a time.
Therefore, the output waveform ENV of the memory circuit 390
is constant 1DRA1Descending at a slope equivalent to
Thus, the first decay waveform part ENV2is the shape
will be accomplished. At this time, the output AOC of the memory circuit 390 is
The first series parameter is generated in the comparison circuit 385.
Decay transition level coming from raw circuit 5A
Constant 1DLA1and the output AOC is compared to this constant
1DLA1The detection output 1DF is turned off when the
gate 409 (opened by gate signal M2)
controlled). This detection output
The force 1DF is the input gate 408 of the stepping circuit 407.
input as a step signal to the adder circuit 389 via
Powered. Therefore, the step circuit 389 is a memory circuit.
Add “001” to the memory contents of 388 and write
and the third gate signal M from the decoder 396
Generate 3. This third gate signal M3 is the gate GT3
is given, therefore the divider 384 is a constant
2DRA1“1” signal ADD with a period corresponding to3of
It is sent out through gate 399. At this time,
All of the addition circuit 391 of the line operation circuit 382
A “1” signal is given to the bit of
Therefore, the addition circuit 391 stores the contents of the storage circuit 390.
is subtracted by ``1'', depending on
The output waveform ENV of the memory circuit 390 is a constant.
2DRA1a slope equivalent to (usually constant 1DRA1phase
lower than the slope
Then, the second decay waveform section ENV3is formed
Ru. In this way, the output waveform of the linear calculation circuit 382
ENV is the decay transition level constant whose value is
1DLA1The slope will be eased at this point. In principle, this state (damper pedal 9
is not operated) of the linear calculation circuit 382.
The output waveform changes as the content becomes “0”.
The value of ENV becomes the minimum value M1M (Figure 16)
will be maintained until However, the contents of the memory circuit 390 become "0".
Then, the minimum value detection AND circuit 400 is discussed.
The detection output 2DF′ of the logic “1” is generated, and this
is the AND circuit 410 for generating the Decay end signal.
(Figure 12B). In this state, if the key is released, the second key
Switch-on detection signal TK2 is logic “0”
Therefore, the addition of the slope change control circuit 387
Disposed between the circuit 389 and the memory circuit 388
By closing the AND gate 397,
The contents of memory circuit 388 are cleared. Also
Output gate 398 of gate signal M1 is closed.
Thus, the control circuit 387 also enters the standby state.
Doru. The above operation is possible without operating the damper pedal 9.
This is the operation when the second decay waveform part
ENV3Damper pedal 9 is operated in the middle of
(Time t in Figure 16twenty four) and as follows
and dump waveform part ENVFouris formed. In other words, the step on the input side of the adder circuit 389
The circuit 407 includes an AND circuit for forming a dump waveform portion.
411 is provided, the first condition signal and
and the third gate signal M3 is applied, and the second gate signal M3 is applied.
The damper pedal signal PO is activated as a condition signal.
the third article.
The key-off detection signal TDO is given as the input signal.
It will be done. Thus, the second decay waveform section ENV3
During the period when the key is released, the key release operation is
At the same time, the damper pedal 9 is operated.
, the AND circuit 411 outputs a logic “1”.
This is sent via the input OR gate 408.
and is inputted to the adder circuit 389 as a step signal.
It can be done. At this time, the addition circuit 389 is connected to the storage circuit 388.
, and thus the decoder
396 to generate a fourth gate signal M4.
Ru. This fourth gate signal M4 is the gate GT4
is given, therefore the divider 384 is a constant
DRA1“1” signal ADD with a period corresponding to3game
It is sent via port 399. At this time, the straight line
All of the addition circuit 391 of the arithmetic circuit 382
A “1” signal is given to the bit, and
The adder circuit 391 reads the contents of the memory circuit 390.
We will subtract "1" at a time, so
The output waveform ENV of the memory circuit 390 is a constant DRA1
(usually the second decay waveform part)
ENV3(sufficiently larger than the slope of)
then descends to the minimum level M1N and thus Dan
waveform section ENVFouris formed. As described above, the linear calculation circuit 382 is written.
The waveform output AOC obtained from the storage circuit 390 is
Volume function generation via output terminals Z1 to Z32
Amplitude level or envelope of circuit 381
Variable output A1(t), multiplication times
415 (Figure 12B) for volume selection.
variable T1a(t) and the multiplication result is
In the next multiplication circuit 416, the first series parameter
Overall volume constant coming from the data generator circuit 5A
K1, thus the amplitude term K in equation (3)
1・T1a(t)・A1(t) is obtained. Here, the volume selection variable T1a(t) is the keyboard
Initial touch control of information generator 1
control circuit 14 and aftertouch control circuit
Initial touch signal coming from path 15
Based on ITD and aftertouch signal ATD
(Fig. 12A). In other words, Inishi
The alternation signal ITD is sent to the multiplication circuit 417.
comes from the first series parameter generation circuit 5A.
When multiplied by the initial constant βi,
, the aftertouch signal ATD is applied to the multiplier circuit 41.
8, the first series parameter generation circuit 5A
is multiplied by the after constant βa arriving from
These multiplication results are added in an adder 419.
and the variable T1aThe multiplication circuit described above as (t)
415. The variable T obtained in this way1a(t) is
After-touch signal ATD is activated while the player is pressing a key.
It responds to changes in the pressing force applied to the key.
becomes a temporal variable by changing over time.
It is something. (4-4) Output circuit The output circuit 421 (FIG. 12B)
Output T of harmonic term calculation circuit 3331i(t)・I1
(t)・sinD1・ωt and carrier term calculation circuit 3
32 output B1・ωt and the amplitude term calculation circuit 3
31 output K1・T1a(t)・A1(t) Based on Toni
What forms the output of the first term of equation (3)
First, the output of the carrier term calculation circuit 332 and
The output of the modulation wave term calculation circuit 333 is sent to the adder 42.
After adding in step 2, the sin function of the ROM configuration is generated.
In the device 423, the output sin {B1・ωt+T1i
(t)・I1(t)・sinD1・ωt}
Ru. The output of this sin function generator 423 is then multiplied by
In the calculation circuit 424, the amplitude term calculation circuit 331
is multiplied by the output of , thus making the first term of equation (3)
Achieved output K1・T1a(t)・A1(t)・sin
{B1・ωt+T1i(t)・I1(t)・sinD1・ω
get t. By the way, this first term output is the first series of musical tones.
The key information IFK and
Tatsuchi information IFT is a time division multiplexed digital
Corresponding to the signal, time division multiplexing is also performed.
The result obtained after being processed as a digital signal of
and such digital signals are D/A
converted into an analog signal by converter 425
and finally a time division multiplexed analog signal.
The musical tone signal e of the first term to the musical tone generating section 8 as1
Sent as . The same applies to the second series musical tone signal forming section 7B.
Similarly, time-division multiplexed analog signals are used to generate musical tones.
Musical tone signal e of the second term to the generating section 82sent as
be done. On the other hand, the amplitude term of the first series musical tone signal forming section 7A
The minimum value detection formed in the arithmetic circuit 331
Similarly, the output output 2DF' is the second series musical tone signal.
Formed in the amplitude term calculation circuit of the signal forming section 7B.
along with the minimum value detection output 2DF′
b. Input conditions to AND circuit 410 for generating end signal.
given as a condition, both series have an envelope
When the waveform output ENV reaches the minimum value M1N
Decay end signal 2 from AND circuit 410
Generates DF. This signal 2DF is a channel
Processor 13 timing control circuit
Clear signal generation condition signal for path 13F
given as. Therefore, the timing control circuit 13F
is cleared for key code storage circuit 13C
Sends a signal, which causes the memory circuit main body 2
Chiyan who actually exists in the first stage of 37
Clear Nell's memory. Therefore, from now on
The key code KC stored in Yannel
The pronunciation of the corresponding sound is stopped, and this change
becomes an empty channel. Further, the amplitude of the first series musical tone signal forming section 7A
Output K1・T of term operation circuit 3311a(t)・A1
(t) is the same as that of the second series musical tone signal forming section 7B.
The output K2・2a(t)・A2Add with (t)
The addition result is added in the circuit 430.
is the envelope signal ΣKA of the aforementioned channel.
Minimum value storage comparison circuit of channel processor 13
280. However, the envelope signal ΣKA is simultaneously
Regarding channels 1 to 16 to be pronounced,
represents the envelope of the musical sound occurring in
Therefore, each channel has an envelope.
is stored in the minimum value storage comparison circuit 280.
This is the maximum value when the
is stored as the minimum value in the small value storage circuit 280.
Ru. [5] Musical tone generator The musical tone generator 8 is a support system consisting of an amplifier, speakers, etc.
The first and second series
The signals arrive from the two-series musical tone signal forming sections 7A and 7B.
Time division multiplexed analog signal e1and e2include
The musical tone signals of the 1st to 16th channels are successively reproduced.
(Figure 1). However, the musical tones of the 1st to 16th channels are sequential.
Generated periodically by the master clock,
Since the period is short, in reality, all channels are heard by the human ear.
gives the same effect as if the sounds of
That will happen. The above is an example of the configuration of an electronic musical instrument according to the present invention.
However, in the above configuration, the overall operation can be controlled by key commands.
As described above for the reader 12 (Fig. 4 A to C).
The scale note of the 0th block “C”1” key and the first block.
Rock scale note “C”2”, “E2” key is operated.
As an example, when a key is operated,
First, the first key switch K1 closes, and then the key is pressed.
The second key switch K is activated after a period of time corresponding to the speed has elapsed.
2 closes. However, the key coder 12 first uses the first key switch.
As the clock K1 is closed, the master clock φ
12(with a period of 1 μs)
A clock φ with a length of 16 cyclesCDby
All delay flip-flop circuits are operated simultaneously.
Block the 0th and 1st blocks by
It is stored in the detection circuit 12B, and the priority order is
High block numbers (2nd, 6th in this example)
. . . The data is transmitted sequentially starting from the 0th block). Matako
The notes included in the sent block are notes.
Detected by the detection circuit 12D, among which priority
High note numbers (in this example, note names C, B...
. . . C# order). Thus
From the key coder 12, all keys currently being pressed are
Key code signal KC for the key of
By combining the code signal BC and the note code signal NC
) will be sent out sequentially. Thus, the channel processor 13 (FIG. 7A)
The key code signal KC that sequentially arrives at ~C) is
Master clock φ is connected to pull-hold circuit 13B.1
φ2is held for a time of 16 cycles, and this 16
During the cycle interval, the key code storage circuit 13C
Notes on the 16 channels of the memory circuit body 237
Ratio of stored data to sample-held data
The comparison completes the cycle, thus resulting in three empty channels,
Each incoming key code signal KC is memorized.
Ru. In this way, the separate chips of the memory circuit body 237 are
Each key code KC stored in Yannel is set as the content.
The data stored will continue to be retained even if the key is subsequently released.
and the first and second series musical tone signal forming section 7A and
Decay end signal at 7B (Figure 12 A and B)
When 2DF occurs (i.e. the sound disappears)
), timing control circuit 13F (7th
The output of the clearing AND gate 309 in Figure A)
It will be cleared. Therefore, the key code storage circuit 1
3C usually contains the key code of the key currently being pressed.
The key has already been released, but there is still a decay wave.
The key code KC of the key that generates the shape part sound.
will be remembered. On the other hand, the key code data is stored in the memory circuit main body 237.
Once memorized, this will be used as the first key switch information.
first key switch key-on memory circuit 291
(Fig. 7B) is stored in the corresponding channel.
Ru. From the above key operations, the key code memory circuit body 2
37 and first key switch key-on memory circuit 29
The operation up to memorization of 1 is based on the startup pattern of the key coder 12.
The starting pulse TC is generated from pulse generation circuit 12F.
The result is a channel process.
The content of the key code signal KC that arrived at Tsusa 13 is
Stored in the key code storage circuit main body 237
If it matches any of the data, the arrival data will be returned again.
Let the data disappear without memorizing it.
Ru. Eventually, when the second key switch K2 closes, the
1 key switch K1 as described above.
The operation is performed in the key coder 12 and is currently
Regarding keys with key switch K2 closed
High priority block number and high priority
Detection is performed sequentially starting with the note number with the highest number.
The detection result is stored in the second memory of the note detection circuit 12D.
146 (FIG. 4B). This detection signal KA2 is sent to the channel processor 1.
3 timing control circuit 13F (7th timing control circuit 13F)
Figure A) through its second key switch for memory control.
2nd key switch key via AND circuit 301
The corresponding channel of the ON memory circuit 292 (FIG. 7B)
stored in the channel. In addition, the channel processor
The second key switch detection signal arrived at 13
Load KA2 into which channel of memory circuit 292
Each channel of the memory circuit main body 237
By comparing the contents of the incoming data with the contents of the incoming data,
The matched channel is stored in the matched channel storage circuit 2.
This is done by making a determination via 41. In this way, the first key switch K1to the operation of
Accordingly, the memory data stored in the memory circuit main body 237
1st key switch key-on detection obtained based on data
Signal TK1 and 2nd key switch key-on memory time
Obtained based on the memory data stored in the path 292
The second key switch key-on detection signal TK2 is
Western touch control circuit 14 (Fig. 2)
is given by a large area corresponding to the interval between their arrival points.
Generate initial touch data ITD
Ru. On the other hand, the second key switch K2 is activated by key operation.
Pressure pressure detector located under the key after closing
Press the keys for DT1 to DT88 (Figure 9)
When the pressing pressure is changed, the
The detected outputs dt1 to dt88 are aftertouch controllers.
key press circuit 15 (FIG. 2), thus
Regarding the key code KC of the key
After-touch operation depending on the size of the after-touch operation.
Generate data ATD. Initial touch data thus generated
ITD and aftertouch data ATD is touch information
As IFT, key code KC as key information and
Both the first and second series musical tone signal forming sections 7A and 7
given to B. These forming portions 7A and 7B are
1st to 1st assigned to the Jannel processor 13
16 channels of data (i.e. time division multiplexing)
data), key information IFK and touch information
Based on the contents of the information IFT and the selection of tone selection switch 6.
Next, the first and second series parameter generation circuit 5A
and the parameters generated in 5B.
The waveform output is sequentially clocked by the master clock φ.12
It is transmitted with a period of 16 periods. In this way, the musical tone generator 8 outputs the 1st to 16th channels.
Regarding the channel, multiple tones obtained by equation (3) can be simultaneously
A musical tone with the same effect as the one produced is generated,
The musical tone is key information about the key of each channel.
Has a pitch compatible with IFK and has touch information IFT
Synthesis of sound with timbre and volume changes corresponding to
It has a structure as a sound. Note that the calculation operations of the musical tone signal forming sections 7A and 7B are as follows.
2nd key switch key on for each channel
On the condition that the detection signal TK2 has arrived.
It is executed (Figures 13 and 15), so it
emit unnecessary musical tones for previously arriving data.
Not alive. Stop pressing the key that corresponds to the musical tone being generated.
When you release the key, this musical tone enters the decay mode.
Then, the corresponding channel of channel processor 13
Regarding the first key switch key-on memory circuit 29
1 (Figure 7B) is the key-off detection timing.
By being cleared by signal
Key-off detection is performed by the timing signal
- is stored in the OFF storage circuit 293. In contrast to this
If the damper pedal 9 is not operated, the day-care period ends.
Slowly generate the musical tone signal until signal 2DF is generated.
Attenuate. Therefore, the first series and second series musical tone signal forming section 7
A and 7B are when damper pedal 9 is operated
Rapidly attenuates the musical tone signal. To the above code storage circuit 13C (Fig. 7B)
The key code data KC assignment storage operation is
If an empty channel exists in the code storage circuit 13C,
truncated if there is no empty channel.
stored in the boot circuit 13G (Fig. 7C).
the channel that is currently generating the musical tone signal with the minimum amplitude.
The key code data that is currently arriving
Rewrite it as data. Therefore, the new key information is then
It will be utilized while satisfying the optimal conditions.
Become. According to the embodiment described above, the key is pressed in response to a key operation.
The musical tone that corresponds to the pitch of the key that was pressed is output after
A phone that can produce multiple notes at the same time with trolling.
You can get child instruments. In addition, each musical tone signal type
In Naribe (7A and 7B in the above example)
For example, piano sounds and guitar sounds are different from each other.
In addition to forming a musical tone signal of timbre,
Furthermore, the total volume constant (K in the above example)1and
k2) changes according to the pitch of the pressed key.
For example, when operating keys in the low range of a keyboard,
Correspondingly generates the musical tone of the piano sound, and the key of the high range
It can generate musical guitar sounds in response to operations.
can. As described above, according to the present invention, the musical tone signal
Control waveform level for controlling volume and tone
or rate of change (rise time and fall time of control waveform)
time), pitch (key position) or range (key range).
and selected basic tones.
Since it is now possible to set the
Adjust the volume and timbre of the musical tones played on the piano, harpsichord, etc.
Compatible with various natural instrument sounds such as chord, vibrafon, etc.
Accordingly, the volume or timbre changes unique to each instrument sound can be adjusted.
It can be changed according to the chemical properties of various types.
High-quality musical sounds that closely resemble natural instrument sounds
Can occur over a range of sounds. Furthermore, in this invention, the above control waveform
Set the level or rate of change (time) to a constant
I'm trying to do it numerically using data.
Then, compare this value to pitch (range) and basic timbre.
You only need to change it accordingly, and the configuration for that is also non-trivial.
This is always easy and since it is numerical data.
It is also easy to preset the values of
This can be implemented very easily using a tall circuit.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図はこの発明に依る電子楽器の一例を示す
系統図、第2図はその鍵盤情報発生部を示す系統
図、第3図A,B及びCは第2図のキー操作検出
回路を適用し得るキースイツチの動作機構を示す
平面図、側面図及び一部拡大斜視図、第4図A,
B及びCは第2図のキーコーダを3枚の図面に分
けて示す接続図、第5図はマスタクロツク及びこ
れに関連するタイミング信号を示す信号波形図、
第6図は第4図のキーコーダの動作の説明に供す
るフローチヤート、第7図A,B及びCは第2図
のチヤンネルプロセツサを3枚の図面に分けて示
す接続図、第8図は第2図のイニシアルタツチコ
ントロール回路を示す接続図、第9図は第2図の
アフタタツチコントロール回路を示す接続図、第
10図は第1図のパラメータ発生回路を示すブロ
ツク図、第11図は第1図の音色選択スイツチを
示す接続図、第12図A及びBは第1図の楽音信
号形成部を2枚の図面に分けて示す接続図、第1
3図はその音色関数発生回路を示す接続図、第1
4図はその基準音色波形を示す波形図、第15図
は第12図の音量関数発生回路を示す接続図、第
16図はその出力波形を示す波形図である。 1……鍵盤情報発生部、5A,5B……第1系
列、第2系列パラメータ発生回路、6……音色選
択スイツチ、7A,7B……第1系列、第2系列
楽音信号形成部、8……楽音発生部、9……ダン
パペダル、11……キー操作検出回路、11A…
…キースイツチ群、11B……圧力検出素子群、
12……キーコーダ、12A……キースイツチ回
路、12B……ブロツク検出回路、12C……一
時記憶回路、12D……ノート検出回路、12E
……ステツプコントロール回路、12F……起動
パルス発生回路、13……チヤンネルプロセツ
サ、13A……周期信号発生回路、13B……サ
ンプルホールド回路、13C……キーコード記憶
回路、13D……キーコード比較制御回路、13
E……キー操作判別回路、13F……タイミング
コントロール回路、13G……トランケート回
路、14……イニシアルタツチコントロール回
路、14A……測時論理回路、14B……変換回
路、15……アフタタツチコントロール回路、1
5A……アルチプレクサ、15B……A/D変換
器、331……振幅項演算回路、332……搬送
波項演算回路、333……変調波項演算回路、3
44……音色関数発生回路、381……音量関数
発生回路。
Fig. 1 is a system diagram showing an example of an electronic musical instrument according to the present invention, Fig. 2 is a system diagram showing its keyboard information generating section, and Figs. 3 A, B, and C apply the key operation detection circuit of Fig. 2. A plan view, a side view, and a partially enlarged perspective view showing the operating mechanism of the key switch that can be operated, FIG. 4A,
B and C are connection diagrams showing the key coder in Fig. 2 divided into three drawings; Fig. 5 is a signal waveform diagram showing the master clock and timing signals related thereto;
FIG. 6 is a flowchart for explaining the operation of the key coder in FIG. 4, FIG. 7 is a connection diagram showing the channel processor in FIG. 2 divided into three drawings, and FIG. FIG. 9 is a connection diagram showing the initial touch control circuit in FIG. 2, FIG. 9 is a connection diagram showing the after touch control circuit in FIG. 2, FIG. 10 is a block diagram showing the parameter generation circuit in FIG. 1, and FIG. Figure 1 is a connection diagram showing the tone selection switch; Figures 12A and B are connection diagrams showing the musical tone signal forming section in Figure 1 divided into two drawings;
Figure 3 is a connection diagram showing the timbre function generation circuit.
FIG. 4 is a waveform diagram showing the reference timbre waveform, FIG. 15 is a connection diagram showing the volume function generating circuit of FIG. 12, and FIG. 16 is a waveform diagram showing its output waveform. DESCRIPTION OF SYMBOLS 1... Keyboard information generation section, 5A, 5B... First series, second series parameter generation circuit, 6... Tone selection switch, 7A, 7B... First series, second series musical tone signal forming section, 8... ...Musical sound generator, 9...Damper pedal, 11...Key operation detection circuit, 11A...
...key switch group, 11B...pressure detection element group,
12...Key coder, 12A...Key switch circuit, 12B...Block detection circuit, 12C...Temporary memory circuit, 12D...Note detection circuit, 12E
... Step control circuit, 12F ... Start pulse generation circuit, 13 ... Channel processor, 13A ... Periodic signal generation circuit, 13B ... Sample hold circuit, 13C ... Key code storage circuit, 13D ... Key code comparison control circuit, 13
E...Key operation discrimination circuit, 13F...Timing control circuit, 13G...Truncate circuit, 14...Initial touch control circuit, 14A...Timekeeping logic circuit, 14B...Conversion circuit, 15...Aftertouch control circuit ,1
5A...multiplexer, 15B...A/D converter, 331...amplitude term calculation circuit, 332...carrier wave term calculation circuit, 333...modulation wave term calculation circuit, 3
44...Tone color function generation circuit, 381...Volume function generation circuit.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 楽音の音高を選択指定する音高指定手段と、 楽音の基本的音色を選択指定する音色指定手段
と、 前記音高指定手段で選択指定された音高で、か
つ前記音色指定手段で選択指定された基本的音色
に対応する楽音信号を形成する楽音信号形成手段
と、 この楽音信号形成手段で形成される楽音信号の
音色または音量を制御するための制御波形を発生
する制御波形発生手段と、 この制御波形発生手段から発生される制御波形
のレベルまたはこの制御波形の時間変化における
変化速度を決める定数データを、複数の各基本的
音色にそれぞれ対応し、かつ複数の各音高また複
数の名音域にそれぞれ対応して予め記憶したメモ
リを有し、前記音高指示手段で選択指定された音
高またはこの音高の音域および前記音色指定手段
で選択指定された基本的音色の両者に対応した定
数データを前記メモリから読み出し、前記制御波
形発生手段に供給する定数発生手段と を備えたことを特徴とする電子楽器。
[Scope of Claims] 1. A pitch specifying means for selecting and specifying the pitch of a musical tone, a tone specifying means for selecting and specifying a basic timbre of a musical tone, and a pitch selected and specified by the pitch specifying means, and a musical tone signal forming means for forming a musical tone signal corresponding to the basic tone selected and specified by the tone color specifying means; and generating a control waveform for controlling the tone or volume of the musical tone signal formed by the musical tone signal forming means. a control waveform generating means for generating a control waveform, and constant data for determining the level of the control waveform generated by the control waveform generating means or the rate of change in the time change of the control waveform, each corresponding to a plurality of basic tones, and for a plurality of It has a memory stored in advance corresponding to a plurality of famous pitch ranges for each pitch, and includes a pitch selected and specified by the pitch indicating means or a range of this pitch and a basic selected and specified by the tone color specifying means. 1. An electronic musical instrument comprising: constant generating means for reading constant data corresponding to both target tones from the memory and supplying the constant data to the control waveform generating means.
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