JPS6113923A

JPS6113923A - 組立式コンロ

Info

Publication number: JPS6113923A
Application number: JP13456184A
Authority: JP
Inventors: 水上　勇
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-06-29
Filing date: 1984-06-29
Publication date: 1986-01-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」この発明は、キャンプなどで用いられる携帯用の組立式
コンロに関する。

「前頭」近年、キャンプなどが盛んになるにつれて、いろいろな
キャンプ用品が開発され、提供されている。

たとえば、最近のキャンプ用コンロは、大別して火力の
強いガスコンロなどのようにより本格的な調理ができる
ものと、簡易型のコンロとの二種類がある。前者のよう
なガスコンロは、キＶンビングカーなどによって本格的
にキャンプする場合には、便利ではある。しかしながら
、実際のキ１？ンプでは簡単な調理でも十分な場合が多
く、このような場合にはガスコンロが本格的なものだけ
にかえって無用の長物化してしまう。そこで、山歩きを
する場合などはもちろんであるが、車などを使ってキャ
ンプするような場合にも、簡易型のコンロがよく使われ
ている。ところが、従来の簡易型のコンロの場合には、
かさばって携帯に不便であったり、長時間持ち歩くには
重かったり、あるいは使い勝手が不十分であったり、価
格が高かつｌＣりするなどいずれも一長一短で、満足で
きるものはなかった。

この発明は、上記のような前傾のもとになされたもので
、軽くて携帯に便利で、また低価格で使い勝手のすぐれ
た組立式コンロの提供を目的とするものである。

「問題点を解決するための手段」この発明の組立式コンロは、金属製の側板をヒンジ構造
により互いに連設して角筒状に形成したコンロ本体と、
このコンロ本体の底部に設置される受け皿と、コンロ本
体の内部に設けられるロストルとからなり、前記側板の
うち少なくとも一枚の側板は、ほぼ相似形の複数の金属
板をヒンジ構造により内方に向って谷折れ状に折曲可能
に連設して構成したものである。

「作用Ｊこの発明の組立式コンロは、折りたたまれたコンロ本体
を角筒状に形成し、コンロ本体の内部にロストルを係止
するとともに下部には受け皿を配し、ロストルの上に熱
源などを置いて使用される。

使用済接は、側板を谷折れ状に折曲しＣ折りたたんで携
行する。

「実施例」図面は、この発明の一実施例を示すもので、この発明に
係る組立式コンロ１は、コンロ本体２と、このコンロ本
体２の底部に設置される受け皿３と、コンロ本体２の内
部に設【ノられる格子状のロストル４と、コンロ本体２
の開口上面に設置される格子状の上部ロストル５どから
構成されている。

前記コンロ本体２は、金属製の前後左右４枚の側板２ａ
、　２ｂ、２Ｃ，２ｄを屈曲自在に連設して逆四角錐台
状に形成されたものである。すなわら、逆台形状の側板
２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄのそれぞれの両側端は、交互に
丸棒２８巻き取るようにしてヒンジ構造とされている。

なお、これら側板２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄの上下両端辺
は、手を触れても安全なように内方に折曲されている。

前部側板２ａの上部には、外方に折曲しかつ一側を破断
して水平方向に形成した一対の孔２ｆが形成され、この
孔２［には略、−状の手さげ部材２９が、その自由端を
係止して回動可能に取り付けられている。また、この前
部側板２ａのほぼ中央よりもやや下側には、固形焼料な
どの熱源を出し　　　　″入れするほぼ矩形の出入口２
ｈが形成されている。

この出入口２ｈの上部には、内方にへこむ凹所２１が形
成されており、この出入口２ｈの左右には、外方に突出
して蓋２ｊを上下に案内する案内溝２ｋを形成する突片
２．ｆが折曲されて形成されている。前記Ｍ２ｊは、逆
り字状のもので、つまみとなる水平部を外方に向けて出
入口２ｈを塞いでいる。また、この出入口２ｈの上下左
右４箇所には、プレスなどにより内方に折曲して突設し
た突部２ｍ、　　・２ｏｚが水平方向に設けられている
。さらに、下方の突部２＋１１＋の下側には、二つの円
形通気孔２ｎが、コンロ本体２の内部に連通して設けら
れている。なお、後部側板２ｂは、前部側板２ａとほぼ
同様の構成であるが、出入口２ｈが形成されていない点
で前部側板２ａと異っている。

左右側板２ｃ・２ｄは、いずれも２枚の相似形の金属板
２ｃ　Ｉ　　６２ｃ　２　、２ｄ　＋　　・２ｄ　２を
それぞれの内側に溶接、などによって取り付けた蝶番２
ｐにより連設して構成したものである。すなわち、左右
側板２ｃｍ２６は、金属板２Ｃ＋　　・２Ｃ２゜２ｄ＋
　　・２ｄ２を蝶番２ｐにょリヒンジ構造とし、内方に
向って谷折れ状に折曲可能に連設したものである。また
、これら左右側板２ｃ・２ｄには、突部２ｍ＋　　・２
＋１１２と通気孔２ｎとが、前記前部側板２ａどほぼ同
じ水平位置にかつ同様な形成方法により形成されている
。

また、コンロ本体２の下部に設置される金属製の受け冊
３は、コンロ本体２の底部の矩形よりも大きな矩形の平
曲状のものである。受け皿３の高さは、コンロ本体２の
側板２ａ・・・の下部に設けられた通気孔２ｎの通気を
阻害しないように設定されている。また、受け皿３の開
口上面の四隅には、下方にやや湾曲した舌片３ａが、外
方に突出さゼて設けられている。

また、コンロ本体２の内部に係止される金属製の＝つの
ａメトル４ａ・４ｂは、格子状に形成されている。すな
わち、前記ロストル４ａ　・４ｂは、金属棒を矩形状の
枠体に形成し、この枠体の一方向に多数の金属棒を互い
に平行に桟状に取り付け、かつこれらの金属桟に直交し
て枠体のほぼ中央に金属棒を取り付けて構成されている
。そして、これらロストル４ａ・４ｂは、前記コンロ本
体２の内部であって、上下の各突部２ｍ＋　　・２ＩＩ
１２にそれぞれ係止されるようになっている。すなわち
、下側に係止されるロストル４ａは、上側に係止される
ロストル４ｂよりも小さく設定されており、それぞれコ
ンロ本体２の内部に補強兼保形用の部材として機能する
ようになっている。なお、下側のロストル４ｂ上に固形
燃料などの熱源が設置される。

また、コンロ本体２の上部に設置される上部ロストル５
は、前記ロストル４ａ・４ｂとほぼ同様の格子状に形成
されている。このロストル４ａ・４ｂと異なる点は、左
右両端に略ユ状の把手５ａが回動自在に取り付けられて
いる。また、この上部ロストル５は、少なくともその一
方向においてコンロ本体２の上部開口面よりも大きく設
定されている。

次に、この発明の組立式コンロの使い方について説明す
る。まず、第３図のように、コンロ本体２を組み立て、
その内部の突部２＋１１＋　　・２＋１１ｚに、順次下
方からロストル４ａ・４ｂをほぼ水平に係止してコンロ
本体２の強度を補強するとともに、コンロ本体２を逆四
角錐台状に保形する。ついで、コンロ本体２の下部に受
け皿３を配設し、またコンロ本体２の上部に格子状の上
部ロストル５を載せる。また、この作業と平行してｆｆ
１２ｊを出入口２１）の案内溝２ｋから上方に引き出し
て外し、内部の下側の突部２＋１１＋に係止されたロス
トル４ａの上に、固形燃ＩＩあるいは炭などの熱源を載
せ、この熱源に点火してから、案内溝２ｋ１．：蓋２ｊ
を入れて出入口２ｈを閉じる。この場合、コンロ本体２
の下部四周であって熱源よりも下側に通気孔２　ｎが設
けられているので、常に新鮮な空気が供給され、火力が
おとろえることはない。また、コンロ本体２の下部に設
置される受け皿３に、水を入れておけば、炭などが熱源
の場合には、単に汚れを防止するだけではなく、格子の
目から火種などが落ちてもすぐに消えるので、防火上安
全であ　　　　　。

る。また、強い火力を必要どするとぎは、上段のロスト
ル４ｂに、食物などを載せて焼けばよい。

また、それほど強い火力を必要としない場合には、コン
ロ本体２の間口面に載せた上部ロストル５の上に食物を
載せてじっくり焼けばよい。なお、これらロストル４ｂ
や上部ロストル５は、いずれも格子状なので、火のとお
りはよい。

調理が終れば、この組立式コンロを分解する。

分解するには、まず上部ロストル５とロストル４ａ・４
ｂを取り外し、ついで第４図（イ）、（ロ）、（ハ）に
示すように左右側板２Ｃ・２ｄを内方に向って谷折れ状
に折曲して折りＩＣたむ。折りたたんだ状態は、第５図
に示すとおり、かさばらない偏平な形状になり、また手
さげ部材２Ｑも取り付けられているので持ち運びやすい
。特に、出歩ぎなど重装備のときには、折りたたんだ状
態でリュックサックにしまえば、かさばらず便利である
。

もちろん、車などに積み込むさいにもかさばらないので
、スペースを多くとらないなどの点ですぐれている。

なお、熱源に炭などを用いた場合には、受け皿３に灰な
どがたまる。これを棄てるには、受け皿３の舌片３ａを
手に持ち、対角線上にある他の舌片３ａから排出するよ
うにすれば、舌片３ａは下方向にやや湾曲しているので
、この湾曲面から灰などがこぼれおちて周囲にはこぼれ
ない。

また、この組立式コンロ１を組み立てるには、手順を逆
にたどればよい。寸なわら、この組立式コンロ１は、コ
ンロ本体２が折りたたまれた状態から拡開し、ついで順
にロストル４ａ・４ｂを突部２１１＋＋　　・２＋１１
２に係止し、ついで下部に受（プ皿３を設置するだけで
よいので、誰にでも簡単に組立てることができる。

また、組立式］ンロ１の各構成部材はすべて金属製なの
で、薄板で形成しても十分な強度が得られ、またプレス
により大巾に生産することができるので、大幅なロス１
−ダウンを図ることができる。

特に、側板２ａ・・・に設けられた突部２ｍ＋　　・２
Ｉ１１２は、プレスにより側板２ａと一体に形成するこ
とができるので、十分な強痘を得ることかできる。

なお、以上説明した実施例においては、コンロ本体２を
組み立てた状態で平面視した形状が、長方形状のものに
ついて説明したが、三角形状、六角形状あるいは六角形
状であってもよい。コンロ本体２の平面視形状が三角形
の場合には、一枚の側板２ａを谷折れ状に折曲させ、四
角形以上の場合には、少なくとも互いに対向する一対の
側板どうしを谷折れ状に折曲させるようにする。また、
コンロ本体２は逆角錐台状ではなく、直方体状であって
もよい。また、ロストル４ａ・４ｂは格子状ではなく２
金網状のものであってもよい。

「発明の効果」この発明の組立式コンロは、金属製の側板をヒンジ構造
により互いに連接して角筒状に形成したコンロ本体と、
受け皿と、ロストルとからなり、前記側板のうちの少な
くとも一枚の側板は、ほぼ相似形の複数の金属板をヒン
ジ構造により内方に向って谷折れ状に折曲可能に連接し
て構成したものである。　したがって、単に金属板を折
曲しかつ連接するだけで形成できるのでコストダウンを
図ることができる。またコンロ本体を折・りたたむとか
さばらないので、持ち運びや携帯に便利であり、しかも
組立・分解が簡単なので使い勝手にすぐれている。また
、コンロ本体の底部には、受け皿が配されているので防
火上安全である。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の一実施例を示づもので、第１図は、
コンロ本体の斜視図、第２図は第１図の■−■線に沿う
断面図、第３図（イ）は組立式コンロの斜視図、同（ロ
）は蓋の斜視図、第４図（イ）・（ロ）・（ハ）は折り
たたむ状態を示す概念図、第５図は折りたたんだ状態の
概略図である。１・・・・・・組立式コンロ、２・・・・・・コンロ本
体、２ａ・・・・・・前部側板、２ｂ・・・・・・後部
側板、２Ｃ・・・・・・左側板、２Ｃ１，２Ｃ２・・・
・・・金属板、２ｄ・・・・・・右側板、２ｄ＋、２ｄ
２・・・・・・金属板、３・・・・・・受４月１１１，
４ａ。４ム・・・・・・ロストル。ヂ第５図第４図ｃ口）　　　　　２ｂ

Claims

【特許請求の範囲】

金属製の側板をヒンジ構造により互いに連設して角筒状
に形成したコンロ本体と、このコンロ本体の底部に設置
される受け皿と、コンロ本体の内部にほぼ水平に係止さ
れるロストルとからなり、前記側板のうちの少なくとも
一枚の側板は、ほぼ相似形の複数の金属板をヒンジ構造
により内方に向って谷折れ状に折曲可能に連設して構成
されてなることを特徴とする組立式コンロ。