JPS61138514A - 気体洗浄及び温度制御装置 - Google Patents
気体洗浄及び温度制御装置Info
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- JPS61138514A JPS61138514A JP59259683A JP25968384A JPS61138514A JP S61138514 A JPS61138514 A JP S61138514A JP 59259683 A JP59259683 A JP 59259683A JP 25968384 A JP25968384 A JP 25968384A JP S61138514 A JPS61138514 A JP S61138514A
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- cyclone
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、被洗浄気体中の各種微粒子、細菌及び特定の
気体成分、ガス等をへレベルで洗浄除去し、同時に被洗
浄気体の温度を自由に選択して制御することのできる装
置に関するものである。
気体成分、ガス等をへレベルで洗浄除去し、同時に被洗
浄気体の温度を自由に選択して制御することのできる装
置に関するものである。
(従来技術とその問題点)
気体中に含まれる各種物質の吸収及び除去を行うには、
気体分散吸収法と、液体分散吸収法とが一般的である。
気体分散吸収法と、液体分散吸収法とが一般的である。
気体分散吸収法は水、その他の液体中に気体を通し、気
体中の不要物質を液体中に排出するものであり、液体分
散吸収法は気体の中に液体を滴下又は噴霧し、液粒子に
気体中の不要物質を付着せしめて排出するものである。
体中の不要物質を液体中に排出するものであり、液体分
散吸収法は気体の中に液体を滴下又は噴霧し、液粒子に
気体中の不要物質を付着せしめて排出するものである。
従来における液体分散吸収法は、一般に、吸収塔内に気
体を循環せしめ、これに液体を4滴下、或は噴霧して分
散せしめ、液体粒子を気体に接触させて気体中の物質を
吸収除去する。
体を循環せしめ、これに液体を4滴下、或は噴霧して分
散せしめ、液体粒子を気体に接触させて気体中の物質を
吸収除去する。
しかしながら、このような態様による液体分散吸収法に
あっては、気体中に分散された液体は単に滴下若しくは
せいぜい噴霧されたものに過ぎないから、充分に細かい
飛沫、即ち粒子とならず、気体中の物質を高いレベルで
吸収することが出来ないという不具合があった。
あっては、気体中に分散された液体は単に滴下若しくは
せいぜい噴霧されたものに過ぎないから、充分に細かい
飛沫、即ち粒子とならず、気体中の物質を高いレベルで
吸収することが出来ないという不具合があった。
また、上記従来例にあっては、気体が循環している間に
気液の分離が充分に行われないため、循環気体中に滞留
した液体の粒子の一部が他装置に循環する恐れがあった
。このため、気体の循環経路中にスクラバーやデミスタ
等の装置を設置ilする必要があった。
気液の分離が充分に行われないため、循環気体中に滞留
した液体の粒子の一部が他装置に循環する恐れがあった
。このため、気体の循環経路中にスクラバーやデミスタ
等の装置を設置ilする必要があった。
さらに、気体の温度管理に関しても、例えば気体中に含
まれたガス、或は特定の気体成分を効率良く吸収1分離
、除去するため気体の温度を最適の状態に制御′したり
、或は洗浄気体の温度を使用目的に合わせて自由に調節
することが必要である場合でも、気体洗浄と同時に温度
制御を行なう考慮が払われていなかった。
まれたガス、或は特定の気体成分を効率良く吸収1分離
、除去するため気体の温度を最適の状態に制御′したり
、或は洗浄気体の温度を使用目的に合わせて自由に調節
することが必要である場合でも、気体洗浄と同時に温度
制御を行なう考慮が払われていなかった。
本発明は、このような従来からある問題点に着目してな
されたもので、その目的は、噴霧液を極微粒子化して被
洗浄気体と混合し液体の接触面積を増大して気体の洗浄
効果を向上させ、洗浄後の気体中に滞留する残留液体粒
子を分離除去することにより液体粒子の他装置への随伴
を防止し、更に気体の洗浄、気液分離の過程で気体の温
度を制御することによって気体の洗浄効率を向上させ、
同時に最終的な使用目的に合わせた洗浄調温気体の供給
を可能にぜんとするものである。
されたもので、その目的は、噴霧液を極微粒子化して被
洗浄気体と混合し液体の接触面積を増大して気体の洗浄
効果を向上させ、洗浄後の気体中に滞留する残留液体粒
子を分離除去することにより液体粒子の他装置への随伴
を防止し、更に気体の洗浄、気液分離の過程で気体の温
度を制御することによって気体の洗浄効率を向上させ、
同時に最終的な使用目的に合わせた洗浄調温気体の供給
を可能にぜんとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するため、液体噴霧器を備え
た気液混合部で生成された気液混合体を回転圧縮する遠
心ターボ送風機と、この遠心ターボ送風機に接続して設
けられた気液分離サイクロンと、上記気液混合部又はサ
イクロンに接続された温度制御装置とを有し、気体混合
部及び遠心ターボ送風機によって気液の混合、液体の微
粒子化及び気液聞合体の圧縮を行ない、気液分離サイク
ロンにおいて圧縮された気液混合体を膨張冷却して液体
微粒子を露化させることにより、循環過程での気液分離
を効率的に行ない、更に温度制御装置によって気液混合
体ならびに洗浄気体を加熱または冷却して温度を調節す
ることとした。
た気液混合部で生成された気液混合体を回転圧縮する遠
心ターボ送風機と、この遠心ターボ送風機に接続して設
けられた気液分離サイクロンと、上記気液混合部又はサ
イクロンに接続された温度制御装置とを有し、気体混合
部及び遠心ターボ送風機によって気液の混合、液体の微
粒子化及び気液聞合体の圧縮を行ない、気液分離サイク
ロンにおいて圧縮された気液混合体を膨張冷却して液体
微粒子を露化させることにより、循環過程での気液分離
を効率的に行ない、更に温度制御装置によって気液混合
体ならびに洗浄気体を加熱または冷却して温度を調節す
ることとした。
(実施例の説明)
第1図乃至第5図は、本発明の一実施例を示す図である
。この実施例に係る気体洗浄及び温度制御装置は、ガス
洗浄、空気洗浄等、気体の洗浄を必要とする装置へに接
続された気体洗浄塔Bと、この気体洗浄塔Bに接続され
て被洗浄気体の温度調節を行うi度制御装置とを有して
成る。気体洗浄塔8は、装flAの排出導管A1に接続
され、被洗浄気体が導入される気液混合部1と、気液混
合部1で生成された気液混合体を回転圧縮する圧縮部2
と、圧縮部2から送られた気液混合体を循環させ気液分
離を行うサイクロン3と、気液分離された気体を再度回
転圧縮する下側圧縮部4と、この下側圧縮部4から送ら
れた気体を循環させると共に、装置Aの吸入導管A2に
洗浄気体を供給する下側サイクロン5とから成り、二段
構えの気体圧縮、膨張操作をするようになっている。
。この実施例に係る気体洗浄及び温度制御装置は、ガス
洗浄、空気洗浄等、気体の洗浄を必要とする装置へに接
続された気体洗浄塔Bと、この気体洗浄塔Bに接続され
て被洗浄気体の温度調節を行うi度制御装置とを有して
成る。気体洗浄塔8は、装flAの排出導管A1に接続
され、被洗浄気体が導入される気液混合部1と、気液混
合部1で生成された気液混合体を回転圧縮する圧縮部2
と、圧縮部2から送られた気液混合体を循環させ気液分
離を行うサイクロン3と、気液分離された気体を再度回
転圧縮する下側圧縮部4と、この下側圧縮部4から送ら
れた気体を循環させると共に、装置Aの吸入導管A2に
洗浄気体を供給する下側サイクロン5とから成り、二段
構えの気体圧縮、膨張操作をするようになっている。
気液混合部1は、装置への気体排出導管A1に接続され
た導入管11を有する中空容器から成り、この中空容器
内は天井面から垂下した外筒壁12と、床面から立上が
った内筒壁13とによって仕切られた迷路状の通路14
.15.16が形成され、被洗浄空気が、第1図中矢印
で示すように、先ず通路14に流入し、次いで通路15
を経て通路16へと、順次蛇行して流れるようになって
いる。気液混合部1の天井面には各通路14,15゜1
6に対応して液体噴霧器17が取付けられており、この
液体噴霧器17から噴霧された液体は、通路14.16
においては被洗浄気体に対して平行流となって流れる一
方、通路15においては被洗浄気体に対して対向流とな
って流れる。また、気液混合部1の底部には液体排出口
18が設けられ、上記気液混合部1内において一次的に
気体洗浄を行った結果滴下した液体を外部へ排出するよ
うにしている。
た導入管11を有する中空容器から成り、この中空容器
内は天井面から垂下した外筒壁12と、床面から立上が
った内筒壁13とによって仕切られた迷路状の通路14
.15.16が形成され、被洗浄空気が、第1図中矢印
で示すように、先ず通路14に流入し、次いで通路15
を経て通路16へと、順次蛇行して流れるようになって
いる。気液混合部1の天井面には各通路14,15゜1
6に対応して液体噴霧器17が取付けられており、この
液体噴霧器17から噴霧された液体は、通路14.16
においては被洗浄気体に対して平行流となって流れる一
方、通路15においては被洗浄気体に対して対向流とな
って流れる。また、気液混合部1の底部には液体排出口
18が設けられ、上記気液混合部1内において一次的に
気体洗浄を行った結果滴下した液体を外部へ排出するよ
うにしている。
圧縮部2は、上部から下部にかけて次第に拡開する錐体
構造を有し、気液混合部1の通路16の出口部分に接続
された筺体21と、筺体21内部に配置された遠心ター
ボ送風機22とから成る。
構造を有し、気液混合部1の通路16の出口部分に接続
された筺体21と、筺体21内部に配置された遠心ター
ボ送風機22とから成る。
遠心ターボ送風8122には高速成は超高速回転する送
風機が用いられ、気液混合体を筺体21中心部から外方
の側壁内面へ向けて跳ね飛ばす回転翼を有している。ま
た筺体21の底部には液体排出口23が設けられている
。
風機が用いられ、気液混合体を筺体21中心部から外方
の側壁内面へ向けて跳ね飛ばす回転翼を有している。ま
た筺体21の底部には液体排出口23が設けられている
。
サイクロン3は、筒状の固定された中空体から成り、中
空体内部には、下方位置に開口33を有する外筒31と
、上方位置に開口34を有する内筒32とを有し、中空
体外壁と外筒31との間には通路35が形成され、外筒
31と内筒32との間には通路36が形成されると共に
、内筒32の内側には通路37が形成されている。サイ
クロン3の上部は仕切板25によって圧縮部2の、通路
35に対応する部分には、仕切板25を切欠き、折り曲
げて形成した複数の開口26が形成され、この開口26
によって圧縮部2とサイクロン3とが連通されている。
空体内部には、下方位置に開口33を有する外筒31と
、上方位置に開口34を有する内筒32とを有し、中空
体外壁と外筒31との間には通路35が形成され、外筒
31と内筒32との間には通路36が形成されると共に
、内筒32の内側には通路37が形成されている。サイ
クロン3の上部は仕切板25によって圧縮部2の、通路
35に対応する部分には、仕切板25を切欠き、折り曲
げて形成した複数の開口26が形成され、この開口26
によって圧縮部2とサイクロン3とが連通されている。
開口33もまた外筒31の下方部分を切欠き、且つこの
部分を折曲成形することによって形成されている。開口
26及び開口33を形成するに当っては、切欠きの形成
方向及び折り曲げ方向を考慮して圧縮部2からサイクロ
ン3、或は通路35から通路36への気液混合体の流れ
方向を適切に定めることができる。この実施例において
は、仕切板25には、第3図に示すように、上方から見
て右回り方向への気流を作る開口26が形成されている
一方、外筒31には、同じく上方から見て左回りの方向
への気流を作る開口33が形成しであるから、通路35
を通る気液混合体と通路36を通る気液混合体とは互い
に反対方向に回転する。また、サイクロン3の底部には
、当該サイクロン3内で気液分離された液体排出口38
が設けられている。
部分を折曲成形することによって形成されている。開口
26及び開口33を形成するに当っては、切欠きの形成
方向及び折り曲げ方向を考慮して圧縮部2からサイクロ
ン3、或は通路35から通路36への気液混合体の流れ
方向を適切に定めることができる。この実施例において
は、仕切板25には、第3図に示すように、上方から見
て右回り方向への気流を作る開口26が形成されている
一方、外筒31には、同じく上方から見て左回りの方向
への気流を作る開口33が形成しであるから、通路35
を通る気液混合体と通路36を通る気液混合体とは互い
に反対方向に回転する。また、サイクロン3の底部には
、当該サイクロン3内で気液分離された液体排出口38
が設けられている。
サイクロン3の下方には遠心ターボ送風機41を組込ん
だ第2段目の圧縮部、即ち下側圧縮部4と筒体51を有
する下側サイクロン5とが配設されている。これら下側
圧縮部4及び下側サイクロン5は、上記圧縮部2及びサ
イクロン3とほぼ同じ機能を有し、二段階にわたる気液
分離操作を実現することにより気液の分離効率を向上せ
しめている。遠心ターボ送ffl!122及び41は、
仕切板25及び筒体51に取付けられた軸受8,9によ
って回転可能に支持されたシャフト7に一体的に取付け
られ、当該シャフト7の基端部に接続された駆動モータ
6を作動させることによりいずれの遠心ターボ送風11
22.41も高速回転することが出来る。下側サイクロ
ン5は洗浄気体を排出する排気管52を有し、この排気
管52は装置Aの吸入導管A2に接続されている。また
、図中符号−42,53は下側圧縮部4及び下側サイク
ロン5のそれぞれにおいて、気液分離された液体を排出
するための液体排出口を示す。
だ第2段目の圧縮部、即ち下側圧縮部4と筒体51を有
する下側サイクロン5とが配設されている。これら下側
圧縮部4及び下側サイクロン5は、上記圧縮部2及びサ
イクロン3とほぼ同じ機能を有し、二段階にわたる気液
分離操作を実現することにより気液の分離効率を向上せ
しめている。遠心ターボ送ffl!122及び41は、
仕切板25及び筒体51に取付けられた軸受8,9によ
って回転可能に支持されたシャフト7に一体的に取付け
られ、当該シャフト7の基端部に接続された駆動モータ
6を作動させることによりいずれの遠心ターボ送風11
22.41も高速回転することが出来る。下側サイクロ
ン5は洗浄気体を排出する排気管52を有し、この排気
管52は装置Aの吸入導管A2に接続されている。また
、図中符号−42,53は下側圧縮部4及び下側サイク
ロン5のそれぞれにおいて、気液分離された液体を排出
するための液体排出口を示す。
この気体洗浄及び温度制御装置における気体洗浄用液体
の供給、排出は液体循環装置によって行われる。この液
体循環装置は、内部に気液混合用の液体(通常は水)が
入れられるタンク57と、先端が各液体噴霧器に接続さ
れる一方基端がタンク57の水中に差込まれた供給パイ
プ58と、タンク57から液体を汲み上げるために供給
バイア58に接続され、タンク57内に気液分離された
液体を戻す液回収用パイプ56とを有して成る。
の供給、排出は液体循環装置によって行われる。この液
体循環装置は、内部に気液混合用の液体(通常は水)が
入れられるタンク57と、先端が各液体噴霧器に接続さ
れる一方基端がタンク57の水中に差込まれた供給パイ
プ58と、タンク57から液体を汲み上げるために供給
バイア58に接続され、タンク57内に気液分離された
液体を戻す液回収用パイプ56とを有して成る。
タンク57は、内部の液体を排出するため′R11弁6
3により開閉操作されるドレインパイプ59と、タンク
57に新しい液体を供給するため、゛顕磁弁62によっ
て開閉操作される液流入バイブロ0とを備え、電磁弁6
2は液面上に位置合せされたフロート式の水位計61に
よって作動、非作動の制御がされる様になっている。
3により開閉操作されるドレインパイプ59と、タンク
57に新しい液体を供給するため、゛顕磁弁62によっ
て開閉操作される液流入バイブロ0とを備え、電磁弁6
2は液面上に位置合せされたフロート式の水位計61に
よって作動、非作動の制御がされる様になっている。
また、この装置における温度調節は、気体洗浄塔Bに接
続された温度制御装置70によって行われる。この温度
制御装置70は、低温低圧の気体冷媒を圧縮するコンプ
レッサ71と、コンプレッサ71に接続されこのコンプ
レッサ71への冷媒の流入路71a及び流出路71bを
切換える四方弁72と、コンプレッサ71により生成さ
れた高温高圧の気体冷媒を放熱によって凝縮点まで冷却
し高圧の液体に還元するコンデンサ73と、コンデンサ
に接続され、又液体冷媒に含まれる水分やゴミを取除き
、冷媒が円滑に供給できる様に止めておくリキッドタン
ク74と、リキッドタンク74に接続され、液体冷媒を
急激に膨張さiて低温、低圧の霧状の液体にする膨張弁
75とから成る。膨張弁75は導管76に接続される一
方、コンプレッサ71は導管77に接続される。
続された温度制御装置70によって行われる。この温度
制御装置70は、低温低圧の気体冷媒を圧縮するコンプ
レッサ71と、コンプレッサ71に接続されこのコンプ
レッサ71への冷媒の流入路71a及び流出路71bを
切換える四方弁72と、コンプレッサ71により生成さ
れた高温高圧の気体冷媒を放熱によって凝縮点まで冷却
し高圧の液体に還元するコンデンサ73と、コンデンサ
に接続され、又液体冷媒に含まれる水分やゴミを取除き
、冷媒が円滑に供給できる様に止めておくリキッドタン
ク74と、リキッドタンク74に接続され、液体冷媒を
急激に膨張さiて低温、低圧の霧状の液体にする膨張弁
75とから成る。膨張弁75は導管76に接続される一
方、コンプレッサ71は導管77に接続される。
また、気体洗浄塔にあっては、気液混合部1天井面から
垂下した外筒壁12、及びサイクロン3内の外筒31は
、いずれも壁面が二重構造に構成されてそれぞれ第1及
び第2の中空の循環室19゜39が形成され、内部には
冷媒が循環するようになっている。そして、導管76は
、第1の循環室19に接続されると共に、途中で分岐管
76aが伸びて第2の循環室39に接続される。第1の
循環室19への導管76.77の接続位置及び第2の循
環室39への導管76a、77aの接続位置は、それぞ
れ一方が各循環室19.39の上端近くに接続、他方が
下端近くに接続されているとか、或は循環室19.39
の直径方向に相対向した位置に接続されているといった
ように、冷媒の流れに対して離れた位置関係に設定され
てる。導管76の分岐部より先方位置と分岐管76aに
はそれぞれTi磁弁78.79が取付けられ、これらの
電磁弁78.79の作動によって第1及び第2の循環室
19.39を通過する冷媒の流量制御を行うようになっ
ている。なお上記電磁弁78.79は導管77の分岐部
先方位置と分岐管77aとに取付けられていてもよい。
垂下した外筒壁12、及びサイクロン3内の外筒31は
、いずれも壁面が二重構造に構成されてそれぞれ第1及
び第2の中空の循環室19゜39が形成され、内部には
冷媒が循環するようになっている。そして、導管76は
、第1の循環室19に接続されると共に、途中で分岐管
76aが伸びて第2の循環室39に接続される。第1の
循環室19への導管76.77の接続位置及び第2の循
環室39への導管76a、77aの接続位置は、それぞ
れ一方が各循環室19.39の上端近くに接続、他方が
下端近くに接続されているとか、或は循環室19.39
の直径方向に相対向した位置に接続されているといった
ように、冷媒の流れに対して離れた位置関係に設定され
てる。導管76の分岐部より先方位置と分岐管76aに
はそれぞれTi磁弁78.79が取付けられ、これらの
電磁弁78.79の作動によって第1及び第2の循環室
19.39を通過する冷媒の流量制御を行うようになっ
ている。なお上記電磁弁78.79は導管77の分岐部
先方位置と分岐管77aとに取付けられていてもよい。
さらに、モータ6、ポンプ64.ffi磁弁63゜78
.79及びコンプレッサ71は、これらの各部材に接続
された中央制陣ユニット80によって各部の作動が制御
される。中央制御ユニット80は温度設定機構を持ち、
また装置MAに配置されて温度や湿度を測定する温度検
知器81に接続され、この温度検知器81からの信号に
基づきモータ6やポンプ64、或はコンプレッサ71の
回転速度を調整したり、Ti磁弁63.78.79の開
閉制御を行う。
.79及びコンプレッサ71は、これらの各部材に接続
された中央制陣ユニット80によって各部の作動が制御
される。中央制御ユニット80は温度設定機構を持ち、
また装置MAに配置されて温度や湿度を測定する温度検
知器81に接続され、この温度検知器81からの信号に
基づきモータ6やポンプ64、或はコンプレッサ71の
回転速度を調整したり、Ti磁弁63.78.79の開
閉制御を行う。
かかる構成を有する気体洗浄及び制御装置において、装
mAから導入管11を通って気体洗浄塔Bの気液混合部
1へ流入した被洗浄気体は、通路14.15.16を流
れる間に噴霧器17から噴出された噴霧液体によって、
通路14.16では平行流洗浄、通路15では対向流洗
浄を交互に繰返される。この気液混合部1内の噴霧液体
は、多種類の粒子寸法を持った霜で、大粒のものは気体
と接触した後、気液混合部1下部に設けられた液体排出
口18より気体洗浄当日外に排出される。
mAから導入管11を通って気体洗浄塔Bの気液混合部
1へ流入した被洗浄気体は、通路14.15.16を流
れる間に噴霧器17から噴出された噴霧液体によって、
通路14.16では平行流洗浄、通路15では対向流洗
浄を交互に繰返される。この気液混合部1内の噴霧液体
は、多種類の粒子寸法を持った霜で、大粒のものは気体
と接触した後、気液混合部1下部に設けられた液体排出
口18より気体洗浄当日外に排出される。
また、液体小粒子は、気体と接触しながらこの気体流に
同伴して圧縮部2の遠心ターボ送風機22内へ吸引され
る。
同伴して圧縮部2の遠心ターボ送風機22内へ吸引され
る。
遠心ターボ送風!1122内では、気液混合体は、図中
矢印で示すように中心部から外周部へと流れ、その液体
粒子は、高速回転している回転翼との衝突により破砕さ
れて微粒子となり、同時に圧縮された気体と混合、接触
して、当該気体中に含まれる物質、生物及びガス体を再
度吸着、除去する。
矢印で示すように中心部から外周部へと流れ、その液体
粒子は、高速回転している回転翼との衝突により破砕さ
れて微粒子となり、同時に圧縮された気体と混合、接触
して、当該気体中に含まれる物質、生物及びガス体を再
度吸着、除去する。
気液混合体中の一部液微粒子は高速回転中の回転翼によ
り遠心方向に加速され、筺体21の内壁に衝突して気体
から分離される。液微粒子は、衝突の勢いと筺体21の
側壁が錐体構造をなしていることと相俟って、次第に筺
体21内壁に沿って下方へ流れ、大粒の液粒子となって
液体排出口23から装置外に排出される。
り遠心方向に加速され、筺体21の内壁に衝突して気体
から分離される。液微粒子は、衝突の勢いと筺体21の
側壁が錐体構造をなしていることと相俟って、次第に筺
体21内壁に沿って下方へ流れ、大粒の液粒子となって
液体排出口23から装置外に排出される。
この気液混合体は、仕切板25の開口26を通ってサイ
クロン3の通路35内に噴出され、この通路35内を旋
回しながら下降する。圧縮部2内で圧縮された気体は、
上記サイクロン3内に送り込まれることによって断熱膨
張、これによって冷却作用を受ける。このため、飽和状
態となっていた気液混合体内の微粒子が核となって液体
成分を凝縮させ、液粒子に生長させる。気液混合体は、
サイクロン3内において、通路35内を上方から見て右
まわりに旋回下降する一方、開口33によって回転方向
を変えられて通路36内を左回りに旋回上昇し、更に開
口34から通路37に入ってこの通路37に沿って下降
する。そして、この気液混合体の11IiEM中に、上
記凝縮、生長せしめられた液微粒子は気体中の微粒子を
補集し気体から分離される。この気液分離された液体は
サイクロン3底部に集まって液体排出口38から装置外
に排出される。
クロン3の通路35内に噴出され、この通路35内を旋
回しながら下降する。圧縮部2内で圧縮された気体は、
上記サイクロン3内に送り込まれることによって断熱膨
張、これによって冷却作用を受ける。このため、飽和状
態となっていた気液混合体内の微粒子が核となって液体
成分を凝縮させ、液粒子に生長させる。気液混合体は、
サイクロン3内において、通路35内を上方から見て右
まわりに旋回下降する一方、開口33によって回転方向
を変えられて通路36内を左回りに旋回上昇し、更に開
口34から通路37に入ってこの通路37に沿って下降
する。そして、この気液混合体の11IiEM中に、上
記凝縮、生長せしめられた液微粒子は気体中の微粒子を
補集し気体から分離される。この気液分離された液体は
サイクロン3底部に集まって液体排出口38から装置外
に排出される。
気液分離された気体は、通路37を通って下降し、サイ
クロン3下部に接続されている下側圧縮部4に吸込まれ
、遠心ターボ送風機41の作動によって再度圧縮され且
つ気体に同伴している残留液粒子を分離補集し、液体は
上記と同様液体排出口42から装置外へ排出される。他
方、圧縮された気体は、旋回しながら下側サイクロン5
に入り、再度同伴している残留液粒子を分離補集しだ後
清浄気体となり当該下側サイクロン5に接続された気体
吸入管A2を通して装置lA内に送り込まれる。
クロン3下部に接続されている下側圧縮部4に吸込まれ
、遠心ターボ送風機41の作動によって再度圧縮され且
つ気体に同伴している残留液粒子を分離補集し、液体は
上記と同様液体排出口42から装置外へ排出される。他
方、圧縮された気体は、旋回しながら下側サイクロン5
に入り、再度同伴している残留液粒子を分離補集しだ後
清浄気体となり当該下側サイクロン5に接続された気体
吸入管A2を通して装置lA内に送り込まれる。
これにより装置A内の空気は次第に清浄され、雰囲気調
節が行なわれる。
節が行なわれる。
この空気洗浄操作中において、中央制御ユニット80か
らの指令によって温度調節が行なわれるときは、温度制
御装置70が作動する。第1図の例では、四方弁72の
操作により、コンプレッサ71の流出路71bにコンデ
ンサ73が接続されているから、この温度制御装置70
では冷却サイクルが形成されている。したがって、コン
プレッサ71で圧縮された冷媒はコンデンサ73で放熱
され、膨張弁75で断熱冷却されて第1及び第2の循環
室19.39で吸熱を行う。これにより空気洗浄塔B内
を流れる被洗浄気体は設定温度になるまで冷却せしめら
れる。そしてこの温度調節操作は中央制御ユニット80
における制御操作によって、適宜コントロールされ、装
置A内を常時最適な状態に維持する。
らの指令によって温度調節が行なわれるときは、温度制
御装置70が作動する。第1図の例では、四方弁72の
操作により、コンプレッサ71の流出路71bにコンデ
ンサ73が接続されているから、この温度制御装置70
では冷却サイクルが形成されている。したがって、コン
プレッサ71で圧縮された冷媒はコンデンサ73で放熱
され、膨張弁75で断熱冷却されて第1及び第2の循環
室19.39で吸熱を行う。これにより空気洗浄塔B内
を流れる被洗浄気体は設定温度になるまで冷却せしめら
れる。そしてこの温度調節操作は中央制御ユニット80
における制御操作によって、適宜コントロールされ、装
置A内を常時最適な状態に維持する。
なお、第5図に示すように、四方弁72を第1図に示す
状態から反時計方向へ90度回転させると、第5図に示
すようにコンプレッサ71の流入路にコンデンサ73が
接続されるようになり、気体洗浄塔Bにとっては加熱サ
イクルが形成される。
状態から反時計方向へ90度回転させると、第5図に示
すようにコンプレッサ71の流入路にコンデンサ73が
接続されるようになり、気体洗浄塔Bにとっては加熱サ
イクルが形成される。
これにより気体洗浄塔B内を流れる被洗浄気体は、設定
温度になるまで中央制御ユニット80の制御下で暖めら
れ、装HA内を最適温度になるようにする。
温度になるまで中央制御ユニット80の制御下で暖めら
れ、装HA内を最適温度になるようにする。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、被洗浄気体に液
体を噴霧し、さらに気液混合体を高速回転させることに
より液体の微粒子化を図り、これによって気体中に浮遊
する物質を補集すると共に被洗浄気体の温度を制御する
ようにしたため、高レベルの気体洗浄と温度調節とを行
うことができ、また装置の小型化も可能である。
体を噴霧し、さらに気液混合体を高速回転させることに
より液体の微粒子化を図り、これによって気体中に浮遊
する物質を補集すると共に被洗浄気体の温度を制御する
ようにしたため、高レベルの気体洗浄と温度調節とを行
うことができ、また装置の小型化も可能である。
第1図は本発明の一実施例に係る気体洗浄装置の縦断面
図、第2図は上記気体洗浄装置に組込まれるサイクロン
の構造を示す正面図、第3図はサイクロンの上面を覆う
仕切板を示す第2図中■−■線方向に見た図、第4図は
サイクロン下方開口部分を示す第2図中IV−IV線に
おける断面図、第5図は上記実施例における温度制御装
置の他の作動状態を示す図である。 1・・・気液混合体、2・・・圧縮部、3・・・サイク
ロン、4・・・下側圧縮部、5・・・下側サイクロン、
6・・・駆動モータ、7・・・シャフト、17・・・噴
霧器、21・・・筐体、22.41・・・遠心ターボ送
m機、25・・・仕切板、26・・・開口、33・・・
開口、70・・・温度制御装置、80・・・中央制御ユ
ニット。
図、第2図は上記気体洗浄装置に組込まれるサイクロン
の構造を示す正面図、第3図はサイクロンの上面を覆う
仕切板を示す第2図中■−■線方向に見た図、第4図は
サイクロン下方開口部分を示す第2図中IV−IV線に
おける断面図、第5図は上記実施例における温度制御装
置の他の作動状態を示す図である。 1・・・気液混合体、2・・・圧縮部、3・・・サイク
ロン、4・・・下側圧縮部、5・・・下側サイクロン、
6・・・駆動モータ、7・・・シャフト、17・・・噴
霧器、21・・・筐体、22.41・・・遠心ターボ送
m機、25・・・仕切板、26・・・開口、33・・・
開口、70・・・温度制御装置、80・・・中央制御ユ
ニット。
Claims (1)
- 被洗浄気体中に液体を噴霧して気液混合体を生成する気
液混合部と、気液混合体を高速回転して気体の圧縮と液
体の微粒子化及び分離を行う遠心ターボ送風機と、この
遠心ターボ送風機に接続して残留気液混合体の気液分離
を行うサイクロンと、気液混合部とサイクロンとのうち
少なくともいずれか一方に設置して被洗浄気体の温度を
調節する温度制御装置とから成り、被洗浄気体中に浮遊
する物質を液体微粒子に吸収捕捉して洗浄を行ない、さ
らに洗浄気体の温度を調節することを特徴とする気体洗
浄及び温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59259683A JPS61138514A (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | 気体洗浄及び温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59259683A JPS61138514A (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | 気体洗浄及び温度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138514A true JPS61138514A (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=17337459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59259683A Pending JPS61138514A (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | 気体洗浄及び温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61138514A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02500655A (ja) * | 1986-10-21 | 1990-03-08 | バーネス,ワルター・クナツプ | 濾過装置 |
JP2008540067A (ja) * | 2005-02-03 | 2008-11-20 | ユン,ジャンシク | ラビリンス効果に基づいて回転気化器及びらせん状構造物を利用した遠心湿式空気清浄機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4989669A (ja) * | 1972-12-27 | 1974-08-27 | ||
JPS5518103U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-05 | ||
JPS57197018A (en) * | 1981-05-28 | 1982-12-03 | Masahiko Izumi | Method and apparatus for preparing purified gas |
-
1984
- 1984-12-08 JP JP59259683A patent/JPS61138514A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4989669A (ja) * | 1972-12-27 | 1974-08-27 | ||
JPS5518103U (ja) * | 1978-07-21 | 1980-02-05 | ||
JPS57197018A (en) * | 1981-05-28 | 1982-12-03 | Masahiko Izumi | Method and apparatus for preparing purified gas |
Cited By (3)
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JPH02500655A (ja) * | 1986-10-21 | 1990-03-08 | バーネス,ワルター・クナツプ | 濾過装置 |
JP2008540067A (ja) * | 2005-02-03 | 2008-11-20 | ユン,ジャンシク | ラビリンス効果に基づいて回転気化器及びらせん状構造物を利用した遠心湿式空気清浄機 |
JP4913073B2 (ja) * | 2005-02-03 | 2012-04-11 | ユン,ジャンシク | ラビリンス効果に基づいて回転気化器及びらせん状構造物を利用した遠心湿式空気清浄機 |
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