JPS6113484Y2 - - Google Patents
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- JPS6113484Y2 JPS6113484Y2 JP1979141316U JP14131679U JPS6113484Y2 JP S6113484 Y2 JPS6113484 Y2 JP S6113484Y2 JP 1979141316 U JP1979141316 U JP 1979141316U JP 14131679 U JP14131679 U JP 14131679U JP S6113484 Y2 JPS6113484 Y2 JP S6113484Y2
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- JP
- Japan
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- spindle
- winding
- support
- weights
- bounce
- Prior art date
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Links
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- 239000004753 textile Substances 0.000 claims description 5
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 4
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/02—Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
- B65H54/40—Arrangements for rotating packages
- B65H54/54—Arrangements for supporting cores or formers at winding stations; Securing cores or formers to driving members
- B65H54/543—Securing cores or holders to supporting or driving members, e.g. collapsible mandrels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2402/00—Constructional details of the handling apparatus
- B65H2402/20—Force systems, e.g. composition of forces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテキスタイル糸を巻取るべき少なくと
も1つの支持体を取付け且つ回転させるための巻
取りスピンドルに関する。
も1つの支持体を取付け且つ回転させるための巻
取りスピンドルに関する。
特に、本考案は、高速、即ち、3000メートル/
分以上であり且つ6000〜7000メートル/分もしく
はそれ以上までであることができるボビン巻取り
速度に相当する、20000rpm乃至40,000rpmもし
くはそれ以上の程度の速度で糸を巻取るためのス
ピンドルに関する。
分以上であり且つ6000〜7000メートル/分もしく
はそれ以上までであることができるボビン巻取り
速度に相当する、20000rpm乃至40,000rpmもし
くはそれ以上の程度の速度で糸を巻取るためのス
ピンドルに関する。
従来公知のスピンドルに関しては、支持体は
種々の手段によつてつかまれ且つロツクされる。
円周のまわりに位置しており且つ坂路(ramps)
内で半径方向方向に運動することができるボール
又は巻径方向に伸縮可能なトロイドばねの如き機
械的手段が存在している。しかしながら、これら
のロツキング手段及びそれらの制御は多数の部品
を具備し、これは動力学的つり合いに関して困難
を伴い、且つ高精度の機械加工を必要とし、この
機械加工は費用がかかり、しかも高速巻取りのた
めには完全に不満足である。
種々の手段によつてつかまれ且つロツクされる。
円周のまわりに位置しており且つ坂路(ramps)
内で半径方向方向に運動することができるボール
又は巻径方向に伸縮可能なトロイドばねの如き機
械的手段が存在している。しかしながら、これら
のロツキング手段及びそれらの制御は多数の部品
を具備し、これは動力学的つり合いに関して困難
を伴い、且つ高精度の機械加工を必要とし、この
機械加工は費用がかかり、しかも高速巻取りのた
めには完全に不満足である。
空気圧手段、即ち加圧流体によつて膨脹させる
ことができる膜が存在する。しかしながら、流体
不歩(fluid failure)の場合には、スピンドルは
糸支持体から分離し、これは高速の場合は、まこ
とに危険である。
ことができる膜が存在する。しかしながら、流体
不歩(fluid failure)の場合には、スピンドルは
糸支持体から分離し、これは高速の場合は、まこ
とに危険である。
フランス特許第2245205号に従えば、弾性材料
からつくられた管状スリーブから成り、該スリー
ブはそれに隣接した室内で発生し得る真空の作用
下に半径方向に圧縮可能であるようになつたつか
み手段が知られている。室内が真空でない場合に
は、糸支持体はその内表面に対して上記スリーブ
により作用せしめられる半径方向圧力によつて保
持される。室が排気されると、スリーブは半径方
向に圧縮され、かくして直径は減少して、糸支持
体を位置決めし且つ取外すことを可能とする。
からつくられた管状スリーブから成り、該スリー
ブはそれに隣接した室内で発生し得る真空の作用
下に半径方向に圧縮可能であるようになつたつか
み手段が知られている。室内が真空でない場合に
は、糸支持体はその内表面に対して上記スリーブ
により作用せしめられる半径方向圧力によつて保
持される。室が排気されると、スリーブは半径方
向に圧縮され、かくして直径は減少して、糸支持
体を位置決めし且つ取外すことを可能とする。
上記スピンドルは、半径方向に運動することが
できるはずみ重りから成る、遠心力による心合わ
せ(centreing)手段も含む。回転すると遠心慣
性力がかかるこれらのはずみ重りは管の曲がりに
対抗する剛性の機械的心合わせ要素を構成する。
糸支持体は管状スリーブによりつかまれる。
できるはずみ重りから成る、遠心力による心合わ
せ(centreing)手段も含む。回転すると遠心慣
性力がかかるこれらのはずみ重りは管の曲がりに
対抗する剛性の機械的心合わせ要素を構成する。
糸支持体は管状スリーブによりつかまれる。
上記スピンドルは任意の回転速度で十分満足す
べきものである。しかしながら、その構造は、特
に真空を伝達する手段の漏洩防止密封に関して、
複雑であり、この複雑性は高いコストを生じる。
べきものである。しかしながら、その構造は、特
に真空を伝達する手段の漏洩防止密封に関して、
複雑であり、この複雑性は高いコストを生じる。
テキスタイル糸の巻取り管を支持するマンドレ
ルも又、米国特許第3471095号から知られてお
り、該マンドレルは、管を保持するために、遠心
力の作用下に半径方向に膨脹するこができる弾性
材料からつくられた環を備えている。しかしなが
ら、環のデザイン及び取付けは複雑である。何故
ならばゼロ速度及び低速度でも管を保持しなけれ
ばならずそしてそれをいかなる速度でも心合わせ
しなければならないからである。
ルも又、米国特許第3471095号から知られてお
り、該マンドレルは、管を保持するために、遠心
力の作用下に半径方向に膨脹するこができる弾性
材料からつくられた環を備えている。しかしなが
ら、環のデザイン及び取付けは複雑である。何故
ならばゼロ速度及び低速度でも管を保持しなけれ
ばならずそしてそれをいかなる速度でも心合わせ
しなければならないからである。
英国特許第915831号及びその対応する米国特許
第3000585号からも膨脹可能なマンドレルは知ら
れており、該マンドレルはその周に、はずみ重り
を構成する均一に分布した長手方向バーの組立体
を含み、該はずみ重りは遠心力の作用下に、糸支
持体の内表面に対して平担な状態で存在し、かく
して糸支持体をつかむようになつている。
第3000585号からも膨脹可能なマンドレルは知ら
れており、該マンドレルはその周に、はずみ重り
を構成する均一に分布した長手方向バーの組立体
を含み、該はずみ重りは遠心力の作用下に、糸支
持体の内表面に対して平担な状態で存在し、かく
して糸支持体をつかむようになつている。
本考案に従えば、テキスタイル糸を巻き取るた
めの少なくとも1つの支持体を取付け且つ回転さ
せる巻取りスピンドルであつて、該スピンドルは
少なくとも1つの回転スピンドル本体と少なくと
も1つのつかみ具とより成り、該つかみ具は該ス
ピンドル本体のまわりに均一に分布している少な
くとも2つのはずみ重りを具備して成り、該はず
み重りは半径方向に運動することができ且つ少な
くとも上記の巻取り支持体の内表面と接触するこ
とができ且つ該支持体のつかみを確実にする半径
方向の押圧力を遠心力によつて発生せしめること
ができ、そして該はずみ重りの外側表面にはスピ
ンドルが回転しているとき該支持体の壁に侵入す
ることができる尖つた突起が設けられており、該
尖つた突起の高さは10分の数ミリメートルであ
り、ストツパーが該はずみ重りの半径方向外方へ
の運動を制限するために配置されていることを特
徴とする巻取りスピンドルが提供される。
めの少なくとも1つの支持体を取付け且つ回転さ
せる巻取りスピンドルであつて、該スピンドルは
少なくとも1つの回転スピンドル本体と少なくと
も1つのつかみ具とより成り、該つかみ具は該ス
ピンドル本体のまわりに均一に分布している少な
くとも2つのはずみ重りを具備して成り、該はず
み重りは半径方向に運動することができ且つ少な
くとも上記の巻取り支持体の内表面と接触するこ
とができ且つ該支持体のつかみを確実にする半径
方向の押圧力を遠心力によつて発生せしめること
ができ、そして該はずみ重りの外側表面にはスピ
ンドルが回転しているとき該支持体の壁に侵入す
ることができる尖つた突起が設けられており、該
尖つた突起の高さは10分の数ミリメートルであ
り、ストツパーが該はずみ重りの半径方向外方へ
の運動を制限するために配置されていることを特
徴とする巻取りスピンドルが提供される。
かかる巻取りスピンドルは簡単な構造であり、
そして特に糸支持体がカードボード又はプラスチ
ツクの如き比較的軟質材料からつくられている場
合には糸支持体の改善されたつかみを確実にす
る。
そして特に糸支持体がカードボード又はプラスチ
ツクの如き比較的軟質材料からつくられている場
合には糸支持体の改善されたつかみを確実にす
る。
巻取り支持体への尖つた突起の侵入は、この支
持体を軸線方向及び半径方向に保持することを達
成することを可能とする。
持体を軸線方向及び半径方向に保持することを達
成することを可能とする。
有利には、つかみ具は横断面で120゜の角度に
及びことができる3個のはずみ重りを具備する。
及びことができる3個のはずみ重りを具備する。
はずみ重りは好ましくは金属からつくられてお
り、そしてスピンドルの本体に対して、半径方向
において、ばねによつて弾性的に接続されている
(joined)。それらの重量は、その作用が巻き終り
まで有効に保持されるように計算されるが、本考
案のスピンドルは巻きが大きくなるにつれて角速
度、従つて遠心力も減少するような一定線速度で
巻取る方法において使用できることが理解され
る。
り、そしてスピンドルの本体に対して、半径方向
において、ばねによつて弾性的に接続されている
(joined)。それらの重量は、その作用が巻き終り
まで有効に保持されるように計算されるが、本考
案のスピンドルは巻きが大きくなるにつれて角速
度、従つて遠心力も減少するような一定線速度で
巻取る方法において使用できることが理解され
る。
好ましい態様に従えば、はずみ重りの外表面
は、平担な部分から形成され、2つの隣接する平
担部の交点は巻取り支持体の1つの母線
(generasrix)にほぼ沿つて延びている縁を構成
する。横断面においては、つかみ具の周は多角形
の形状を有する。尖つた突起は上記縁に位置して
おり、そして静止時には、該突起の頂部は直径が
巻取り支持体の内径より僅かに大きい円に内接
し、この直径の差は50〜100mmの内径を有する巻
取り支持体の場合に10分の数ミリメートルであ
る。尖つた突起は、たとえば、三角形、台形又は
長方形のプロフイルを有することができ、このプ
ロフイルは直径の上記した差を考慮して巻取り支
持体の導入及び抜き取りの容易さに従つて決定さ
れる。
は、平担な部分から形成され、2つの隣接する平
担部の交点は巻取り支持体の1つの母線
(generasrix)にほぼ沿つて延びている縁を構成
する。横断面においては、つかみ具の周は多角形
の形状を有する。尖つた突起は上記縁に位置して
おり、そして静止時には、該突起の頂部は直径が
巻取り支持体の内径より僅かに大きい円に内接
し、この直径の差は50〜100mmの内径を有する巻
取り支持体の場合に10分の数ミリメートルであ
る。尖つた突起は、たとえば、三角形、台形又は
長方形のプロフイルを有することができ、このプ
ロフイルは直径の上記した差を考慮して巻取り支
持体の導入及び抜き取りの容易さに従つて決定さ
れる。
受け入れられるべき巻取り支持体の長さ及び数
に依存して、スピンドルは1つ又はそれより多く
のつかみ具を具備することができる。特に、いく
つかの巻取り支持体を受け入れるために、スピン
ドルは複数のつかみ具を具備する。有利にはそれ
らの分布は同じスピンドル上に異なつた長さのい
ろいろは数の巻取り支持体を保持することができ
るように、たとえば2個の長い支持体、又は中位
の長さの3個の支持体又は4個の短い支持体を端
と端を合わせて本質的にスピンドルの全長をこれ
らの支持体が占めるようにして保持することがで
きるように決定される。
に依存して、スピンドルは1つ又はそれより多く
のつかみ具を具備することができる。特に、いく
つかの巻取り支持体を受け入れるために、スピン
ドルは複数のつかみ具を具備する。有利にはそれ
らの分布は同じスピンドル上に異なつた長さのい
ろいろは数の巻取り支持体を保持することができ
るように、たとえば2個の長い支持体、又は中位
の長さの3個の支持体又は4個の短い支持体を端
と端を合わせて本質的にスピンドルの全長をこれ
らの支持体が占めるようにして保持することがで
きるように決定される。
本考案に従うスピンドルは、3000〜7000メート
ル/分及びそれより高い速度で、60mm乃至100mm
の外径を有する支持体上に最終直径が360mmに達
し得る巻取りが形成されるようにテキスタイル糸
を巻取るのに適している。
ル/分及びそれより高い速度で、60mm乃至100mm
の外径を有する支持体上に最終直径が360mmに達
し得る巻取りが形成されるようにテキスタイル糸
を巻取るのに適している。
本考案を更に明確に理解するために、添付図面
を参照しながら、例として以下に説明する。
を参照しながら、例として以下に説明する。
第1図及び第2図に従うスピンドルは、ベアリ
ング3により固定されたシヤフト2上で回転する
ように取付けられているスピンドル本体1を具備
する。スピンドル本体1の回転はフランス特許第
2238382号及び第2245205号に記載のガスタービン
により確保することができる。各々約120゜にわ
たつて本体1のまわりに延びている3個のはずみ
重り4,5,6がスピンドル本体のまわりに均一
に分布している。スピンドル本体の凹み16内に位
置した3個のはずみ重りはつかみ具7を構成しそ
してばね8によつてスピンドル本体1に弾性的に
接続されている。ばね8の作用によりはずみ重り
はスピンドル本体1と一体的な環状ストツパー1
4に対して半径方向に強制される。ばね8の目的
は3個のはずみ重りの組に或る程度の凝集力
(cohesion)を与えることであるが、それらはス
ピンドルに取付けられた巻取り支持体すなわち巻
取り管9のつかみにおいては小さな役目を果たす
にすぎない。各はずみ重りの周表面は2つの平担
な部分10と11から成り、その交点はスピンド
ルの軸線に平行な(換言すれば、管9の内表面の
1つの母線にほぼ沿つて延びている)縁を形成す
る。かくして、本質的につかみ具の外部形状は直
径が管9の内径に実質的に等しい円に内接する六
角形の形状を有する。各はずみ重りに対しては、
平担部10及び11の交点の縁上に、有利には該
固体から切削により形成される2つの尖つた先端
12及び13が設けられている。該先端の形状及
び寸法は管9の導入及び抜き取りが容易であるよ
う考慮して設計される。形状は、たとえば台形、
三角形又は長方形であることができる。該先端の
高さは低く、即ち10分の数ミリメートルの程度で
ある。管の位置決めを容易にするために、はずみ
重りは15において面取りされるのが有利であ
る。操 作 静止時には、ばね8の作用下にはずみ重
りは環状ストツパー14を押圧している。管(1
つ又は複数)9は位置決めされ、そしてこれはは
ずみ重りの僅かな半径方向の圧縮を引き起こす。
スピンドルを回転させる。遠心力の作用によつて
はずみ重りは半径方向に本体1から離れるように
運動する傾向があるが、迅速に環状ストツパー1
4上に落ち着く。尖つた先端12及び13は管の
内壁へ僅かに侵入して、この壁にその跡をつけ
る。スピンドルの全回転時間にわたり、遠心力の
作用下に、はずみ重りは管9の壁に対してもたれ
かかりそれにより管9を保持する。尖つた先端1
2及び13は管9の横方向保持を確実にする。巻
きがより大きくなるにつれて、角速度は減少する
が、巻き速度(3000〜7000メートル/分)及び巻
きの最終直径を考慮すると、角速度は巻き取りが
終るまで管を保持するのに十分である。巻きが完
了すると、スピンドルの回転は停止し、遠心力の
作用は止む。尖つた先端の僅かな侵入及びそれら
の適合した形状のため管は困難なくスピンドルか
ら抜き取ることができる。
ング3により固定されたシヤフト2上で回転する
ように取付けられているスピンドル本体1を具備
する。スピンドル本体1の回転はフランス特許第
2238382号及び第2245205号に記載のガスタービン
により確保することができる。各々約120゜にわ
たつて本体1のまわりに延びている3個のはずみ
重り4,5,6がスピンドル本体のまわりに均一
に分布している。スピンドル本体の凹み16内に位
置した3個のはずみ重りはつかみ具7を構成しそ
してばね8によつてスピンドル本体1に弾性的に
接続されている。ばね8の作用によりはずみ重り
はスピンドル本体1と一体的な環状ストツパー1
4に対して半径方向に強制される。ばね8の目的
は3個のはずみ重りの組に或る程度の凝集力
(cohesion)を与えることであるが、それらはス
ピンドルに取付けられた巻取り支持体すなわち巻
取り管9のつかみにおいては小さな役目を果たす
にすぎない。各はずみ重りの周表面は2つの平担
な部分10と11から成り、その交点はスピンド
ルの軸線に平行な(換言すれば、管9の内表面の
1つの母線にほぼ沿つて延びている)縁を形成す
る。かくして、本質的につかみ具の外部形状は直
径が管9の内径に実質的に等しい円に内接する六
角形の形状を有する。各はずみ重りに対しては、
平担部10及び11の交点の縁上に、有利には該
固体から切削により形成される2つの尖つた先端
12及び13が設けられている。該先端の形状及
び寸法は管9の導入及び抜き取りが容易であるよ
う考慮して設計される。形状は、たとえば台形、
三角形又は長方形であることができる。該先端の
高さは低く、即ち10分の数ミリメートルの程度で
ある。管の位置決めを容易にするために、はずみ
重りは15において面取りされるのが有利であ
る。操 作 静止時には、ばね8の作用下にはずみ重
りは環状ストツパー14を押圧している。管(1
つ又は複数)9は位置決めされ、そしてこれはは
ずみ重りの僅かな半径方向の圧縮を引き起こす。
スピンドルを回転させる。遠心力の作用によつて
はずみ重りは半径方向に本体1から離れるように
運動する傾向があるが、迅速に環状ストツパー1
4上に落ち着く。尖つた先端12及び13は管の
内壁へ僅かに侵入して、この壁にその跡をつけ
る。スピンドルの全回転時間にわたり、遠心力の
作用下に、はずみ重りは管9の壁に対してもたれ
かかりそれにより管9を保持する。尖つた先端1
2及び13は管9の横方向保持を確実にする。巻
きがより大きくなるにつれて、角速度は減少する
が、巻き速度(3000〜7000メートル/分)及び巻
きの最終直径を考慮すると、角速度は巻き取りが
終るまで管を保持するのに十分である。巻きが完
了すると、スピンドルの回転は停止し、遠心力の
作用は止む。尖つた先端の僅かな侵入及びそれら
の適合した形状のため管は困難なくスピンドルか
ら抜き取ることができる。
第3図は、その全長にわたり適当に分布した3
つの同一つかみ具7,71及び72を備えたスピ
ンドルを略図で示す。端部を突き合わせて、該ス
ピンドルは2本、3本又は4本の管を受け入れる
ことができ、それらの長さはそれぞれ線L2,L3
及びL4で略図で示されている。自在な性質を持
つこのようなスピンドルの構造はつかみ具のデザ
イン及び構造が簡単であるため何ら特定的問題を
提示しない。
つの同一つかみ具7,71及び72を備えたスピ
ンドルを略図で示す。端部を突き合わせて、該ス
ピンドルは2本、3本又は4本の管を受け入れる
ことができ、それらの長さはそれぞれ線L2,L3
及びL4で略図で示されている。自在な性質を持
つこのようなスピンドルの構造はつかみ具のデザ
イン及び構造が簡単であるため何ら特定的問題を
提示しない。
明らかに、本考案は、つかみ具の修正された態
様を含むことができる。これらの修正された態様
ははずみ重りの数、その外形、尖つた先端の数及
び形状等を包含することができる。
様を含むことができる。これらの修正された態様
ははずみ重りの数、その外形、尖つた先端の数及
び形状等を包含することができる。
たとえば、横断面で考慮して、はずみ重りの組
がスピンドル本体の全周に及ぶのみならず均一に
分布しているこの周のセクタに及ぶことが可能で
ある。
がスピンドル本体の全周に及ぶのみならず均一に
分布しているこの周のセクタに及ぶことが可能で
ある。
その簡単さとその構成の容易さとは別に、該ス
ピンドルは高速で巻き取るのに必要なすべての性
質、即ち、巻き終りまですべての速度でにおける
糸支持体を良好に保持すること、尖つた突起によ
る良好な長手方向の保持、空又は比較的空の糸支
持体に巻き始めるとき起こり得る不つりあいを補
償することを可能ならしめる、そのデザインによ
るスピンドルの自己心合わせ性(self−cen−
treing charactor)及び糸支持体の位置決め及び
取外しが容易であるという性質を有する。
ピンドルは高速で巻き取るのに必要なすべての性
質、即ち、巻き終りまですべての速度でにおける
糸支持体を良好に保持すること、尖つた突起によ
る良好な長手方向の保持、空又は比較的空の糸支
持体に巻き始めるとき起こり得る不つりあいを補
償することを可能ならしめる、そのデザインによ
るスピンドルの自己心合わせ性(self−cen−
treing charactor)及び糸支持体の位置決め及び
取外しが容易であるという性質を有する。
本考案は、高速、即ち3000〜7000メートル/分
及びそれ以上の速度での糸の巻取り、特に合成材
料からつくられた糸の巻取りに適用することがで
きる。
及びそれ以上の速度での糸の巻取り、特に合成材
料からつくられた糸の巻取りに適用することがで
きる。
しかしながら、一般には、それはいかなるゲー
ジ及びいかなるタイプの糸を巻取るのにも適して
いる。
ジ及びいかなるタイプの糸を巻取るのにも適して
いる。
第1図は本考案に従うスピンドルの1つの態様
の部分縦断面図、第2図は第1図の線a−aに沿
つて切つた横断面図、第3図は3個のつかみ具を
備えた本考案に従うスピンドルの長手方向略図で
ある。図において、1……スピンドル本体、2…
…シヤフト、3……ベアリング、4,5,6……
はずみ重り、7……つかみ具、8……ばね、9…
…巻取り管、10,11……平担部、12,13
……尖つた先端突起、14……環状ストツパー、
である。
の部分縦断面図、第2図は第1図の線a−aに沿
つて切つた横断面図、第3図は3個のつかみ具を
備えた本考案に従うスピンドルの長手方向略図で
ある。図において、1……スピンドル本体、2…
…シヤフト、3……ベアリング、4,5,6……
はずみ重り、7……つかみ具、8……ばね、9…
…巻取り管、10,11……平担部、12,13
……尖つた先端突起、14……環状ストツパー、
である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 テキスタイル糸を巻き取るための少なくとも
1つの支持体を取付け且つ回転させる巻取りス
ピンドルであつて、該スピンドルは少なくとも
1つの回転スピンドル本体1と少なくとも1つ
のつかみ具7とより成り、該つかみ具7は該ス
ピンドル本体1のまわりに均一に分布している
少なくとも2つのはずみ重り4,5,6を具備
して成り、該はずみ重りは半径方向に運動する
ことができ且つ少なくとも上記の巻取り支持体
9の内表面と接触することができ且つ該支持体
のつかみを確実にする半径方向の押圧力を遠心
力によつて発生せしめることができ、そして該
はずみ重り4,5,6の外側表面にはスピンド
ルが回転しているとき該支持体9の壁に侵入す
ることができる尖つた突起12が設けられてお
り、該尖つた突起12の高さは10分の数ミリメ
ートルであり、ストツパー14が該はずみ重り
4,5,6の半径方向外方へ運動を制限するた
めに配置されていることを特徴とする巻取りス
ピンドル。 2 各はずみ重りの外側表面は平坦部により形成
され、2つの隣接した平坦部の交点は該支持体
の内側の1つの母線にほぼ沿つて延びている縁
を構成し、そして該尖つた突起が該縁上に位置
している実用新案登録請求の範囲第1項記載の
スピンドル。 3 該スピンドル本体のまわりに3個のはずみ重
りが均一に分布してい実用新案登録請求の範囲
第1又は2項記載のスピンドル。 4 種々の長さを有するいろいろな数の管を保持
するように複数のつかみ具がその長さにわたり
分布している実用新案登録請求の範囲第1、2
又は3項のいずれかに記載のスピンドル。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR7829476A FR2438694A1 (fr) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | Broche de renvidage de fils textiles |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5578653U JPS5578653U (ja) | 1980-05-30 |
JPS6113484Y2 true JPS6113484Y2 (ja) | 1986-04-25 |
Family
ID=9213807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979141316U Expired JPS6113484Y2 (ja) | 1978-10-13 | 1979-10-12 |
Country Status (11)
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FR (1) | FR2438694A1 (ja) |
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-
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