JPS6112816Y2 - - Google Patents

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JPS6112816Y2
JPS6112816Y2 JP1639279U JP1639279U JPS6112816Y2 JP S6112816 Y2 JPS6112816 Y2 JP S6112816Y2 JP 1639279 U JP1639279 U JP 1639279U JP 1639279 U JP1639279 U JP 1639279U JP S6112816 Y2 JPS6112816 Y2 JP S6112816Y2
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JP
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partition shelf
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JP1639279U
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JPS55116565U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば金融機関等で利用される通
信・返却用ボツクスに関するものである。
金融機関にあつては、取引先に送付しなければ
ならない振込通知書等の多種の書類が存在するこ
とは周知のところである。然し乍ら、これらの書
類をその都度各取引先に郵送することは不経済で
あるばかりか、事務処理上も頗る煩雑となるの
で、現今は金融機関で店内に通信用ボツクスを設
置して、特に郵送頻度の高い取引先に対しては、
該ボツクスを利用して各取引先に書類を渡すシス
テムを採用し、経済性と事務処理能率性の向上を
図つている。
斯る利用に供される従来ボツクスは、第1図
A・Bに示す如く箱状本体1′内の上下左右に所
望の大きさの仕切棚2′を形成し、該各仕切棚
2′前面に夫々と対応する錠9′付個別扉10′を
設けると共に、上記箱状本体1′の背面に各仕切
棚2′と対応する小さな投函口11′を形成し、該
背面投函口11′を介して所定の仕切棚2′に送付
書類を投函しておくことにより、取引先は来行の
折に金融機関から預かつた鍵を用いて所定の仕切
棚2′の個別扉10′を開放して、自己宛の書類を
入手する構成となつている。
依つて、従来ボツクスにあつては、書類投函時
に本体背部に行員が出入できる空間を形成する必
要上、本体下面にボツクス自体を前方に移動させ
るキヤスター3′を設け、且つ長身のボツクスを
移動させることは転倒の危険性があるので、斯る
移動に伴う安全性を確保するため、ボツクス下部
に袴状の重量部4′を形成していた。
このことは、ボツクス全体の重量が大となり、
運搬取扱上不利不便であるばかりか、上記袴状重
量部4′の存在はボツクス背面を壁面に接して配
することができないので、広い据付スペースが要
求される欠点ともなつていた。しかも、既述の背
面投函口11′から送付書類を投函する際に、誤
つて他の仕切棚2′に書類を投函したような場合
には、各仕切棚2′が夫々独立した個別扉10′を
有するため、その都度個別扉10′を開放して書
類の交換をしなければならず、この点でも従来ボ
ツクスは不利不便とされていた。
更に、金融機関にあつては、夜間金庫用袋も毎
日それを利用する取引先に返却しなければならな
いので、この袋も斯るボツクスを利用して取引先
に返却することが事務処理上好ましいとされてい
るが、上記小さな投函口11′から該袋を投函す
ることは物理的に不可能なため、もし利用すると
したらボツクス前面の各個別扉10′をいちいち
開放して、数多くの袋を特定の仕切棚2′に区分
して投入しなければならないこととなる。然し乍
ら、数多くの個別扉10′の施錠・解錠に伴なう
開閉は、多大の時間と労力が要求されるので、既
存のボツクスを利用して夜間金庫袋を返却するシ
ステムは、採用されていないのが現状である。
而して、本考案は斯る従来ボツクスの種々の欠
点に鑑み案出されたもので、該欠点を完全に一掃
でき、しかも夜間金庫用袋の返却用としても十分
に利用できる新規構造の通信・返却用ボツクスを
提供せんとするものである。
以下、本考案を図示する一実施例に基いて詳述
すれば、第2図・第3図に示す如く、ボツクスを
構成する箱状本体1の前面を開口すると共に、該
箱状本体1内の上下左右に所望の大きさの仕切棚
2を形成してなり、且つ下面にキヤスター3付脚
4を設備してなるものである。上記各仕切棚2
は、横板材5と縦板材6とから形成され、該各板
材5・6の連結位置を変更することにより、その
大きさを自由に決定できる構成とする。
又、上記箱状本体1の前面開口部には、該開口
部全域を開閉できる2枚の錠7付全体扉8を設
け、該各全体扉8の錠7を施錠することにより、
全体扉8で箱状本体1内に形成された全ての仕切
棚2を一度に閉塞し、解錠して全体扉8を前方に
開け広げることにより、同じく全ての仕切棚2を
一度に開放できる構成とする。尚、斯る全体扉8
は図示する如く2枚で観音開きできる構造とな
す。
更に、全体扉8の上下左右に、箱状本体1内に
形成された各仕切棚2と個々に対応し且つ該各仕
切棚2を個別に開閉できる錠9付個別扉10を設
け、該各個別扉10の錠9を夫々施錠することに
より、一個の個別扉10で対応する一個の仕切棚
2を閉塞し、解錠して一個の個別扉10を前方に
開け広げることにより、対応する一個の仕切棚2
を開放できる構成とする。
又、斯る各仕切棚2を個別に開閉する各個別扉
10の上部を、図示する如く対応する仕切棚2の
高さ寸法よりも若干低くして、該各個別扉10の
上方に個別の前面投函口11を形成し、全体扉8
が閉塞状態であつても、該各前面投函口11から
仕切棚2内に書類等の簡易投函を可能とする構成
とすると共に、各個別扉10の下部に投函物確認
窓兼用の開放補助孔12を夫々形成し、該開放補
助孔12から投函書類の有無が容易に確認できる
と共に、該孔12内に指を引かけるだけで個別扉
10の開放を至便となす構成とする。
依つて、該構成のボツクスを金融機関で使用す
る場合には、本ボツクスを背面が壁面に完全に接
した状態に設置して、全体扉8を開放して或いは
全体扉8を閉塞したまま各個別扉10の上方に形
成された前面投函口11から、各仕切棚2内に送
付書類を投函して、全体扉8或いは個別扉10を
施錠しておけば、取引先は来行の折に開放補助孔
12を覗いて自己宛の書類を確認して、金融機関
から預かつた鍵を用いて仕切棚2の個別扉10を
開放すれば、自己宛の書類を容易に入手できるこ
ととなる。
以上の如く、本考案は従来ボツクスと異なり、
ボツクス背面から書類を各仕切棚に投函する構成
を採用していないので、従来の如く移動による転
倒防止のための袴状重量部を形成する必要が全く
ないばかりか、ボツクス背面を壁面に接して配す
ることが可能となり、従来との比較において軽量
で且つ据付スペースが狭小で足りる利点がある。
又、各仕切棚に対応する個別扉を上下左右に設
けてなる全体扉を一旦開けば、全ての仕切棚が一
度に開放されるので、この状態でボツクス前面か
ら各種書類を所定の仕切棚に投函できると共に、
誤投函した場合でも、従来の如くいちいち個別扉
を開閉しなくても、この状態で直ちに書類を交換
できる利点がある。更に、全体扉で仕切棚を一度
に開放できる構成は、夜間金庫用袋をも極めて容
易に所定の仕切棚に区分け投入できることとな
り、夜間金庫用袋の返却用としてボツクスを利用
することが可能となる。尚、従来ボツクスにあつ
ては、夜間金庫用袋の投入に際し各個別扉の錠を
全て一度に施錠・解錠できるマスターキーを用い
て行なうことも考えられるが、該マスターキー用
の錠は通常の錠と比し極めて高価であるので、こ
の点からも本考案の実用性は極めて大となるもの
である。
更に、本考案は全体扉に設けられる各個別扉の
上部を、対応する仕切棚の高さ寸法よりも若干低
くして、該各個別扉の上方に個別の前面投函口を
別に形成すると共に、該各個別扉の下部に投函物
確認窓兼用の開放補助孔を形成する構成を採用し
ているので、日によつて投函書類が少ないような
場合には、全体扉を開閉するまでもなく、該前面
投函口からの個別投函も可能とするので、投函書
類の数量等に応じて全体扉の開放による全体投函
方式と該前面投函口からの個別投函方式を適宜選
択でき、従来ボツクスにはない使用上の自在性が
提供できることとなる。
又、従来の如く個別扉をいちいち開放して、仕
切棚内の自己宛の書類の有無を確認しなくとも、
個別扉下部の確認窓兼用の開放補助孔から仕切棚
の内部を覗くだけで、直ちに自己宛の書類の有無
が容易に確認できると共に、書類の存在の確認後
個別扉を開放する場合にも、該補助孔内に指を引
かければ、無理なく個別扉を容易に開放できる利
点を有することとなる。
更には、本考案に係る箱状本体が、下面にキヤ
スター付脚を有し、且つ内部の上下左右に形成さ
れる仕切棚を連結位置の変更可能な横板材と縦板
材で形成する構成は、その可搬性を利用して床面
設置場所を自在に変更できるばかりか、増設する
場合にも別のボツクスを移動して並列させるだけ
で済む等の利点があると共に、投函物品・用途等
に応じて仕切棚の大きさを自在に決定できる利点
もある。又、全体扉を2枚有する構成は、ボツク
ス半分を通信・返却用として利用し、他半分を商
品の陳列棚又はパンフレツト等の収納棚として利
用することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図A・Bは従来ボツクスの前面斜視図及び
背面斜視図、第2図は本考案に係るボツクスの全
体扉を閉じる個別扉の一部を開けた状態を示す斜
視図、第3図は同全体扉を開けた状態を示す斜視
図である。 1……箱状本体、2……仕切棚、3……キヤス
ター、4……脚、5……横板材、6……縦板材、
8……全体扉、10……個別扉、11……前面投
函口、12……投函物確認窓兼用開放補助孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面を開口し下面にキヤスター付脚を有する箱
    状本体内の上下左右に連結位置の変更可能な横板
    材と縦板材で所望の大きさの仕切棚を形成し、且
    つ箱状本体の前面開口部に上記全ての仕切棚を一
    度に開閉できる2枚の全体扉を設けると共に、該
    2枚の全体扉に各仕切棚と個々に対応して該各仕
    切棚を個別に開閉できる個別扉を設け、更に該各
    個別扉の上部を対応する仕切棚の高さ寸法よりも
    若干低くして該各個別扉の上方に個別の前面投函
    口を形成すると共に、該各個別扉の下部に投函物
    確認窓兼用の開放補助孔を形成したことを特徴と
    する通信・返却用ボツクス。
JP1639279U 1979-02-10 1979-02-10 Expired JPS6112816Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1639279U JPS6112816Y2 (ja) 1979-02-10 1979-02-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1639279U JPS6112816Y2 (ja) 1979-02-10 1979-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55116565U JPS55116565U (ja) 1980-08-16
JPS6112816Y2 true JPS6112816Y2 (ja) 1986-04-21

Family

ID=28839829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1639279U Expired JPS6112816Y2 (ja) 1979-02-10 1979-02-10

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JP (1) JPS6112816Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3065260B2 (ja) * 1996-10-18 2000-07-17 東西物産株式会社 郵便物区分集配用収納装置

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Publication number Publication date
JPS55116565U (ja) 1980-08-16

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