JPS61119815A - ブツシユ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビン、口、ド等の軸部材全周方向または軸方向
に摺動自在に支持するためのブツシュに関し、特は、軽
量で、耐摩耗性、耐食性に優れたプッシュに関する。

〔従来の技術〕

一般は、第４図に示す如き懲役機械、または建設禍楓用
ロボ、ト、例えば油圧ショベルのフロント部ＩＫはビン
結合装置が多く用いられている。

このようなビン結合装置に用いられるプツシ、として、
第５図、第６図に示すものが従来知られてｒる。即ち、
２は円筒状のブツシュで、該プツシ、２０内周面には、
局方回、軸方向に交差して伸長する油溝３，４が設けら
れており、該各油＄３゜４内にグリースが貯えられ、該
ブツシュ２内に挿通されるビン５との間の焼付き全防止
している。

しかし、このように構成されろ従来技術によるプッシュ
の場合、次のような欠点がある。

第１は、ブイシュ２目体が鉄、銅等の比較的重い金塊で
形底キれているため、全体の重量が犬となる。この結果
、第４図に示すような油圧ショベルの如く、フロント部
分１の回転モーメントが問題となる機械にあっては、プ
ツシ−２の重責が無禮できず、起動時、停止時の応答性
または位置決め精度を高めるのが困難であるという欠点
がある。

第２は、油溝３，４内のグリースは、ブツシュ２とビン
５との間の摺動に応じて消散され易く、グリース注入を
怠ると、すぐにグリース切れ奮起し、プツシ−２とビン
５とが燐付き易いという欠点がある。

第３は、グリース切れを起した場合、プツシ−２とビン
５との摺動面に雨水等が侵入して、この摺動面忙錆、酸
化物等が生じ易く、プツシ、２、ビン５が材質的な劣化
を起すという欠点がある。

特は、水中作業を行う場合、グリース切れが生じ易く、
晴等でプツシ−２、ビン５の寿命が一層低下するという
欠点がある。

第４は、プッシュ２の内周面にグリース用の油溝３，４
を設けるための加工が必要とな）、加工性に劣るばかシ
でなく、価格的に高価となる欠点がおる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は前述した欠点に鑑みなされたものであシ、本発
明が解決しようとする間弾点は、重ｔを軽減化し、グリ
ース用油溝等金特別に設けろ必要を無くし、耐摩耗性、
耐食性、耐水性に優れたプツシ、を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

上述した問題点全解決する＝めに本発明が採用する手段
は、金属製の外筒と、該外筒の内面側に密着状態で１看
され、内周面が軸部材との滑動面となっているセラミッ
クス類の内筒どでフ゛ッシーを構成したことにある。

〔実施例〕

以下、本発明の好ましい実施例を第１図ないし第３図に
基づいて説明する。

第１図及び藁２図は本発明の第１の実施例を示す。

図において、１１は本実施例によるプツシ−で、該プツ
シ、１１は金属製リングからなる外筒１２と、セラミッ
クス爬の内筒１３とで構成されている。外筒１２は鉄、
アルミニウム、銅等の金属材料で形成され、本実施例の
場合、該外筒１２の内周面１２Ａは内筒１３の外周面１
３Ｂよシ若干（例えば０．２■）だけ小径に形成される
。一方、内筒１３の内周面１３Ａは軸部材１４との滑動
面となっている。そして、内筒１３は外筒１２内に焼ば
めによシ、密嵌状態で嵌看される。

このように構成されるプツシ、１１を製造するには、金
属製の外周１２を所定温度まで加熱し、膨張嘔せ、その
内周面１２Ａを若干（例えば０．２亀を僅かに越える程
度）拡径させて、この拡径状態の外筒１２内にセラミッ
クス製内筒１３を嵌合し、この後冷却する。この結果、
外筒１２は再び縮径するから、内筒１３が外筒１２内に
密嵌状態で嵌看され、両者が一体化される。

ところで、セラミックスは衝撃等に対して脆弱な材料で
あるため、耐変形能、即ち圧縮強度が犬であるという特
性を活か丁のが難Ｉ−いが、圧縮力がかかるように設計
すれば、前記セラミックスの特性を活かすことができる
。

本実凡例では前述の通夛、金属製リングとじての外筒１
２内にセラミックス類の内筒１３を暁ばめによプ、密嵌
状態で嵌着しているため、内筒１３に外筒１２からの圧
縮力が付与された状態で内筒１３と外筒１２とを１看す
ることができ、内筒１３を灸も高強度の状態に配置でき
る。

また、プツシ−１１の内周面はセラミックス輿の内筒１
３の内周面１３Ａで規定されるが、この内周面１３Ａは
滑らかな周面に形成されているから、軸部材１４に対し
て十分な滑動性能を与えることができる。一方、円筒１
３は、セラミックス製であるため、耐摩耗性、耐食性、
耐水性が極めて大きい上は、強度的にも金属製の外筒１
２によシ十分な強度で補強されているため、プツシ−１
１全 きる。

かくして、本実施例のプッシュ１１では、従来のプッシ
ュの如く全体を金属で製造することなく、金属製外筒１
２とセラミックス裂内筒１３とで、従来のプツシ−とほ
ぼ同一の厚み罠形成することができ、金屑に対するセラ
ミックスの比重の軽さ分だけ全体の重ｔを確実に軽減化
できろ上は、内周面１３Ａ！Ｊ′−滑らかな局面に形成
されろため、従来のプツシ−の如く内周面にグリース用
の油溝等を特別に設ける必要がなく、内筒１３の素材で
あろセラミックスの特性を利用して、高耐摩耗性、無潤
滑性及び高耐食性を有した長寿命のプツシ−とすること
ができる。

第３図は本発明の第２の実施例を示したものであり、第
１の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付し、そ
の説明を省略する。この実施例の特徴は、セラミックス
裂の内筒１３に潤滑油２１を含浸させたことにある。

セラミックスは焼結方法によ＃）種々に形成可能である
が、元来多孔質になり易く、特に常圧焼結されたセラミ
ックスの場合、多孔質になシ易い。

この焼結方法によるセラミ、ジスＩＣ潤滑油を含浸させ
た場合、潤滑油の保持能力が高いことは知られている。

そこで、この実施例では、内筒１３に常圧焼結されたセ
ラミックス金使用し、内筒１３の各小孔内に潤滑油２１
を含浸させ、セラミックスの高い油の保持能力を利用し
て、内筒１３の内周面１３Ａにおける摩擦係数を大幅に
低下させ、耐摩耗性能を更に同上させたことにある。

なお、前記各実施例では、外筒１２を金属リングで形成
したが、外筒１２を金属リングの半割体で形成し、内筒
１３の外周面１３Ｂｔ−該各半割体の内周面と同径に形
成し、当該内筒１３の外周面１３Ｂまたは前記各半割体
の内周面に接着剤を塗布し、両者をこの接着剤によりて
固着しても良い。

また、金属リングで一体的に形成された外筒１２の内径
を内筒１３の外径と同一にし、両者ｔ−接着剤で固着し
ても良い。また、外筒１２の内周面１２Ａ、内筒１３の
外周面１３Ｂの形状は円形に限定されるものではなく、
多角形状に形成しても良い。さらは、第２実施例におい
て、内筒１３に常圧焼結されたセラミックスを使用した
が、素材のセラミックス自体が多孔質に形成されれば種
々の焼結方法を用いて良いものである。

〔発明の効果〕

以上詳述したようは、本発明のブ、シーによれば、金属
製の外筒と、該外筒の内面側に密着状態で固着され、円
周面が軸部材との滑動面となっているセラミックス製の
円筒とで構成されているため、ブツシュ自体の重ｔを軽
減化させろことができると共は、グリース用の油溝の形
成を不要とし、無潤滑状態でも使用できる上は、耐摩耗
性、耐食性及び耐水性に優れた長寿命のブツシュとする
ことができる。加えて、ブツシュ自体の軽量化を図るこ
とができる結果、当該ブ、シ、ｆ：建設機械等に使用し
た場合、建設機械のフロント部分が軽量化され、フロン
ト部分の回転モーメントを小さくすることができ、ひい
てはフロント部分の作動速度を上げろことが可能となる
と共に該フロント部分のリーチを長くし、作動半径の増
大・化が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるブツシュの第１の実施例を示す正
面図、第２図は第１図中の■−■線方回ｌ！Ｔ面圀、第
３図は本発明の第２の実施例をを示す安Ｓ縦断面図、第
４図は第５図、第６図に示す従来のプツシ−を適用した
建設機械の正面図、第５図は従来のプツシ−の正面図、
第６図は第５図中の■−■線方線方向断面図る。 １１・−・ブ、シー、１２・−外筒、１３・・・内筒、
１２Ａ・・・内周面、１３人・−・内周面、１３Ｂ・−
外周面、１４・−動部材、２１・−潤滑油。 特許出願人　　　日立建機株式会社 代理人弁理士　　　広　瀬　和　彦 同　　　　　　　　　中　　村　　　厘　　樹第１図 Ｉ［−１ 第２図 第３図 ］２ 第４図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）金属製の外筒と、該外筒の内面側に密着状態で固
   着され、内周面が軸部材との滑動面となっているセラミ
   ックス製の内筒とから構成してなるブッシュ。
2. （２）前記セラミックス製の内筒は、多孔質に形成され
   、潤滑油を含浸されてなる特許請求の範囲（１）項記載
   のブッシュ。
3. （３）前記金属製の外筒は、前記セラミックス製の内筒
   に圧縮力を付与するように該内筒上に嵌着されてなる特
   許請求の範囲（１）項記載のブッシュ。
4. （４）前記金属製の外筒は前記セラミックス製の円筒に
   接着されてなる特許請求の範囲（１）項記載のブッシュ
   。