JPS61113687A - 原油回収法 - Google Patents

原油回収法

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JPS61113687A
JPS61113687A JP23143084A JP23143084A JPS61113687A JP S61113687 A JPS61113687 A JP S61113687A JP 23143084 A JP23143084 A JP 23143084A JP 23143084 A JP23143084 A JP 23143084A JP S61113687 A JPS61113687 A JP S61113687A
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acid
crude oil
fatty acids
fatty acid
oil
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ジヨージ・エル・ハーター
クリスチヤン・ハーター
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 この発明は一般に、後続の精製、蒸留などのために原料
石油の回収を高めることに関する。特に。
本発明は粘度を下げることによって石油を抽出するため
に脂肪酸を広く使用するが、その脂肪酸の反応体を再生
利用することを意図する化学的方法に関する。
口、従来の技術 当業者が直ちに認識されるように、二次回収の広範囲の
科学は種々の溶媒、高圧蒸気、または他の化学物質を注
入することによって1石油の噴出量が少なくなって営利
化できない坑井から石油原料をさらに抽出することが長
い闇企図されてきた。
これまでに、二次回収には種々の技術的手段が提案され
てきた。代表的な例としては、−次坑井(又は油井)の
回りに半径方向所定の間隔を保った複数の立坑をポーリ
ングし、その立坑に高圧水蒸気を注入して石油残留物を
押し出す方法である。
用語「オイルシェール(油量頁岩)」は、約1+27〜
558℃の熱分解温度に加熱されたときに油を生成する
硬質の炭素質岩床を意味する。そのオイルシェールに適
当な溶媒を適当にかけると1石油が回収される。そのよ
うな油量頁岩内の油前駆物質はケロゲン(Keroge
n)  と呼ばれる高分子量の有機重合体である。
コロラドおよびユタのオイルシェールの上部領域から得
られるケロゲンは1次のような平均組成(重量%)を有
する:炭素80.5%、水素10.5%、窒素2.11
%、硫黄1%、酸素5.8%。その母岩は王にドロマイ
ト、方解石1石英および粘土からなる。米国において最
も重要なオイルシェール地域は、コロラド州、ユタ州お
よびワイオミング州のグリーン川地層である。このオイ
ルシェールの少しは表面法によって採掘できるが、殆ん
どは柱層法鉱床における地下採掘によって回収される。
最近における重点は、鉱物およびオイルシエールの地下
採掘法と、地上レトルト法に向けられてきた。タールサ
ンド、ケロゲンおよび地下の採算のとれなくなった油井
から適当な右曲抽出物の開発および回収するだめに、先
行技術において種々の熱処理法が開発され、報告されて
いる。
先行技術において、そのような石油を含有する層、坑井
等に脂肪酸のような有機溶媒をかけることは周知である
。そのような酸は採取された石油の粘度を下げる傾向が
あり、それによって後続のボンピングを促進する。カル
ボキシル基を含む長鎖または脂肪族の酸のような脂肪酸
は、先行技術      。
において既に用いられている。その上、そのような方法
は、後続の水性反応を促進するために高圧水蒸気の注入
を併用している。
ハ0発明が解決しようとする問題点 最鎖のカルボン酸の使用によって、生産性が50%以上
増加している。しかしながら、そのような場合の経済性
は、主に現在再生利用されていない脂肪酸の初期コスト
のために大量生産に好ましくない。その上1代表的な粗
石油は、一度溶液中で脂肪酸に汚染されると、脂肪酸は
所望の石油の殆んど全ての留分と共沸混合体を生成する
ので、普通のレトルト、蒸留法などで!f1段できない
。このため、実質的に全ての主精油所は、脂肪酸で汚染
された粗原油を拒否する。
オイルサンドの層は、一般に標準の表面採掘法によって
それらを採掘するのに十分浅い。露出部を適当に採掘し
、処理、すなわち破砕する場所に回収した石油含有岩石
を輸送した後1回収したサンド等はかくはんタンク内で
水溶液の脂肪酸と混合される。抽出される温度に応じて
、得られた溶媒和した油の粘度を下げるために、さらに
かくはんまたは加熱される。この方法で生じた石英や他
の鉱物は遠心分離機などの使用による重力によって分離
される。この分離プロセスを効果的にさせるために、前
もって塩化ナトリウムや塩化カリウムのような電解質が
添加されてきた。しかしながら、二次油回収装置の効率
を高めるために、最初の工程でビチューメンを最初に分
離することが望ましいと考えられる。さらに、抽出溶媒
のコストのために、抽出溶媒の連続的な再循環および再
生利用全行うための装置が必要である。
先行技術におけるオレイン酸およびその誘導体を含む1
脂肪族の炭化水素等の使用は、二次油回収において周知
である。さらに、けん化反応は。
用いる主材料間の副産物として原油回収系と関連して前
もって行わせてきた3、沈殿工程による分離も周知であ
る。米国特許第3.075.918号は。
炭化水素燃料の二次回収に関連して二酸化炭素の使用を
教示している。特に、アルカリ土類金属の酸化物と二酸
化酸素との併用およびその反応はそれらの炭酸塩を生成
することを示唆している。ケネディによる米国特許第2
,161J、1159号は、油および脂肪酸または他の
乳化剤を使用する二次回収法を教示している。この特許
は、オレイン化合物の使用を指摘すると共に、けん化の
概念を論議している。米国特許第2.235.582号
は、二次石油回収技術において比較的高分子量の酸の使
用に関する多くの有用な背景情報を教示している。
この特許は、アルカリ性物質の反応結果としてセッケン
状誘導体の生成を示唆しているが、主に二次回収にエス
テルおよび関連化合物の使用に向けられている。米国特
許第4.224.158号は回収プロセスを受けるター
ルサンドの回収に関するものである。この特許は、スラ
リーの分離前にビチューメンを除去するため水酸化ナト
リウムや他の一アルカリ性試薬のような化学薬品の使用
を教示している。米国特許第11.172.025号は
スラリー反応を提供するためにカセインータの使用を教
示している。その他関連する僅かの特許としては。
米国特許第5,592.105号;仝第11.135.
581号;仝第2.5112.106号;および仝第4
,116.[)9号がある。
ニア問題点を解決するための手段および作用従って1本
発明の目的は、地下の坑井、タールサンド、ケロゲン或
いはオイルシェールなどから原油を化学的に回収処理す
る高効率で経済的な方法を提供するにある。
本発明の別の目的は、二次回収装置に最初に使用する希
釈または乳化用酸を保存することである。
さらに。゛本発明の別の目的は、連続使用における後続
の再生利用に適当なもとの形で表面活性剤を回収するシ
ステムを提供することである。
さらに本発明の別の目的は1表面層、採掘されたオイル
サンド、地下貯蔵所、または帯状採掘ケロゲン、或いは
タールサンド領域に関係して使用される特徴を有する二
次石油回収処理システムを提供することである。
本発明の主目的は、経済的な極めて効率のよい脂肪酸溶
媒抽出法を提供することである。
本発明の別の目的は、従来のコストおよび汚染問題を解
消する脂肪酸を用いた石油回収システムを提供すること
である。
特に1本発明の主目的は、従来の石油回収における脂肪
酸の使用に伴うこれまでの禁止的コストおよび汚染問題
の多くを排除すると共に、脂肪酸の性能を高めるシステ
ムを提供することである。
本発明は、後で精製される原油の回収方法を提供する。
この方法は石油を溶解し続いて精製および回収するため
に使用した高次の炭化水素酸を再循環および精製するた
めのけん化−説けん化サイクルを企図している。
本発明は、最初に高次の脂肪酸またはカルボン酸を粗原
/ll]源に当てる工程を含む。これは、−次坑井また
は隣接の7ラツデイング立坑を介して。
そのような酸を地下の石油リザーバに深くポンピングす
ることによって行う。これは、水または水蒸気のポンピ
ングと共に行われる。その上、そのような酸は適当な反
応容器内でタールサノド、ケロゲン、オイルシェール等
にかけられる。
その酸は、原油源(地下の坑井の深さ、または地上の拘
束容器)に関してかくはんされる。これによって、溶媒
和された原油混合体が生成され。
ポンピングおよび後続の化学反応並びに分離に適当な低
粘度が得られる。
その原油混合体は、求核性の塩基と反応させることによ
ってけん化し、それによって溶媒和した混合体を石油原
料と、水が存在するために水性相に移動する酸性石けん
とに分離する。続いて、石油原料は水性石けんから分離
し、水性石けんは脱けん化反応を受ける〇 その脱けん化反応は1石けん生成物を容器内で水利した
陽子を供与するのに適当な反応性酸に高圧でさらして脂
肪酸やカルボン酸ヲ再構成せんとするものである。換言
すると、脱けん化工程において、水性石けん残留物にも
との脂肪酸やカルボン酸の形で再構成される。この生成
物は、最初のさらし工程に再循環することができる。そ
れによって、さもないと最初の酸性試薬の交換に消費さ
れる総費用がかなり節約される。
反応系の種々の副産物は、適当な時に通常の方法によっ
て分離される。例えば、掘削破片などを含むシリカや池
のサンド生成物は、初スラリーが。
例えば坑井から抽出塘たはポンピングされるときにろ過
によって分離される。けん化工程においては、通常の沈
降プロセスによって水を排出させ。
再循環させる。そして重い石油タールは回収して精製所
へ輸送する。逆けん化反応において、炭化水素酸と共に
水性炭酸塩が生成する。炭化水素酸は水から分離する、
従ってこの方法で分離される。
水から金属または塩の副産物を分離して、それを坑井に
戻す、または必要に応じて再循環するために。通常の蒸
発タンクが使用される。
ホ、実施例 第1図に示す本発明による基本的システム10は、原料
石油源12を広く含む。この石油源12は地下の坑井、
地上の原油レトルト、タールサンド堆積物、またはケロ
ゲン拘束容器などである。
数字11+で示す脂肪酸源は1石油源12内の粗石油を
後続する溶媒和および得られる低粘度化させるために使
用する。ここで用いる用語「脂肪酸」は、5個以上の炭
素原子からなり、一般に高脂肪酸またはカルボン酸と呼
ばれる少なくとも1つのカルボン酸部分を特徴とする直
鎖または分枝炭化水素を意味する。
初工程に使用する酸の一般式は次式で表わされる二 〇 −C−OH ここでRは置換した。または非置換の脂肪族基金示す。
特定の脂肪酸は、特定の地層に最も適した方法で従来の
地上ボンピング・ステーション全弁して地下の層に押し
込まれる。水、蒸気、ガスなどのブラッグが酸を貯蔵層
に押し込むために続く。地下埋蔵層の周囲およびその中
の基質材料への吸着は酸によって減少される。必要な酸
の量は、王として水に対する層の浸透性、および希釈さ
れる粗石油の粘度に依存する。
ビチューメン・サンドの場合には、それらが浅すので一
般に普通の採掘法で十分である。脂肪酸による地上処理
は1通常の容器内の石油源12において行われる。かく
はんは余り激しくしてはいけないが、混合体は1例えば
通常のかくはんタンク内で得られる。
かくして、脂肪酸と溶解した石油との溶媒和した混合体
は、かくはんおよび(または)沈降のために#12から
パイプ16全介して適当な容器18に入る。シリカ、砂
または他の固体鉱物はろ過してコンベヤ20によって除
去される。脂肪酸および粗石油の溶液は管路211を介
して別の高圧容器25に送られる。
本発明による分離法における第1段階は、けん化工程を
含み、管路2′14から容器25に流入する溶媒和した
混合体け5圧力下の求核性塩基と反応して、粗石油と脂
肪酸セッケン(水相に移動する)とを含む溶液を生成す
る。これは、容器28からの強塩基が容器25に入った
ときに生じる。弱いかくはんによって1石油副産物の乳
化が促進され゛る0得られた脂肪酸セッケンは選択的に
水相に移動し、後に石油が残る。
かくして1回収された粗石韻を管路52を介して送出す
るために通常の相分離器50が使用される。廃水は管路
53を介して排出される。脂肪酸セッケンは管路lIO
を介して高圧容器42に移送され、そこで脂肪酸セッケ
ンに適当な酸をかけることによって脱けん化が生じる。
その酸は、弁を備えた導管116によって容器112と
連結された源1111全介して酸のガス状誘導体から生
成されることが望ましい。例えば、容器42において水
性脂肪酸セッケンに炭酸との反応を介して脱けん化させ
る場合、高圧の二酸化炭素が管路46を介して供給され
る。
脱けん化に適当な酸は後で詳述する。しかしながら、そ
のような酸は基本的に、容器142内の水和プロトンを
脂肪酸セッケン溶液に供与するのに十分なものでなくて
はならない、それによって脂肪酸を再構成し、それを通
常の相分離器50内で分離して管路51を介して最初の
脂肪酸容器illに戻す。I!を搬物、電解質および塩
類を含む種りの副産物は、管51+を介して回収される
。そして通常の蒸発タンク56に送られて、固体金属は
ホッパ5gへ排出する1回収された凝縮器60内の水は
フィルタ61、ポンプ62を経て管路65および弁64
全介してけん化容器25に戻される。
適当な脂肪酸としては、カプロン酸、カプリル酢、カプ
リン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、およびリグノセリ
ン酸がある。前記アルカノン酸は天然産物から誘導され
る。従って炭素原子は偶数である。また、奇数の炭素原
子を有するその同族体も、a質がn個の炭素原子または
2n−1個の炭素原子であるか否かに依存しないから、
作用することに留意する必要がある。
不飽オI]における極端な分枝は融点を下げるけれども
、モノアルカノン酸および炭素原子数が3〜25のポリ
アルカノン酸が使用される。ヒドロ・アルカノン酸も使
用可能であるが、それらは高融点を有するので9標準の
温度および圧力での使用は困雑である。例えば、ヒドロ
キシブタノイツクスは50℃で融解する。アルカンジオ
イツクスはさらに高い融点を有し、メロニツクスは15
5℃で融解する。オレイン酸、ペトロセラジソク酸(オ
レイン酸のトランス異性体)のようなアルカノイソクス
、並びに他の大部分のオクテデセノインク酸は室温で液
体であるので、示唆される。α−リルン酸およびβ−リ
ルン酸のようなりルン酸。
トリエノン酸も示唆される。テトラノン酸は比較的高温
で作用する。
ハロゲン化水素酸(HX)の添加は二分子の求核置換を
もたらし、立体配置の反転を伴う(立体化学的考慮はこ
の特定の反応順序においては重要でないけれども): RCHOHCH20H+ HX = RCHXCH20
H+ RCHOHCH2X(主生成物) 上記脂肪酸の誘導体は許容される。そのような誘導体は
9例えば電気陰性種の置換によって使用される。そのよ
うな誘導体は、ノ・ロゲン、アミン誘導体、ヒドロキシ
およびアルコキ;誘導体、ケト誘導体、アルデヒド部分
および炭酸塩の誘導体金倉む。本明細書における用語「
誘導体」とは、″後者の置換生成物を意味する。誘導体
は、アルミニウム・リチウム水素化物のような強力な還
元剤でカルボキシル基末端をアルコール基に還元して。
酸触媒化脱水によって合成される: RCH= CH2−〉RCHOHCH20HHCO,O
H 上記の置換体の求核誘導体は、いずれもβ位置にこれら
の基を付加するのに使用することができる。例えば。
RCHOHCH20H+NaNH2=RCHtJH2C
H20H+RCHOHCH2NH2(主生成物) 水溶液における過マンカン酸カリウムの添加は第一アル
コールヲ酸化してカルボキシル基の機能に戻す:   
          XRCHX CH20H−一一一
一一〉RCHCOOHKMnO。
β−ハロゲンが含まれている場合には、溶液に過剰の酸
(これは反応を排除して末端のアルケンをリホーミング
する)が生成するのを防ぐ注意が必要である。
アミン誘導体も同様に反応する: RCHNH2CH,OHRCHNH2COOHMnO4 オレイン酸を使用した試験は本法の正当性を証明した。
この材料は安価で容易に入手できるという利点を有する
。けん化中に生成されるオレイン酸塩は安定で無毒、そ
して取扱い及び輸送が容易である。d における不飽和
は、特に炭酸での加圧処理中にこの分子の安定fik低
下させることができた。その結果、アルコール部分のC
0またばCtO、またはオクタン酸およびオクタンジオ
イック酸(両者共良好な抽出用溶剤)を形成するC9に
おけるへき開に付加することができた。炭素原子数が4
以上の飽和脂肪酸も使用可能であって。
不飽和の同族体よりも各くのプロセス・サイクルに耐え
うる。
脂肪酸の置換が末端のカルボキシル基を含1分に隣接し
て、またはその5〜10個の炭素の長さの内で行われる
ならば、その置換はその葭性カルボキシル基の作用を弱
めるのに役立つ。弱められた脂肪酸の場合、その共役塩
基の水溶液からの脂肪酸の回収は、ローリイ・プロンス
テッド酸の低濃度溶液を要する。二酸化炭素−炭酸系の
場合に、これは所定の時間間隔で転化をもたらすのに必
要な二酸化炭素の圧力を下げることになる。
上記脂肪酸の酸度に影響を与えることができる置換基は
、電子供与型(またはソフト型)のものでなければなら
ない。例えば、下記の基である:アルキル側鎖1公枝お
よび直鎖; ニトロソ; 硝酸塩; 炭酸塩; アリール; ベンジル; 第一または第二アルキニル: 第一アルケニル; 亜硫酸塩; 硫酸塩; リン酸塩、亜リン酸塩; ピロリン酸塩; チオ硫酸塩; ニトリル; アルデヒド; −COCH3;および エステル。
脂肪酸を極めて容易に脱けん化させることに加えて、こ
れらの置換基は、前記の位置に付加されると、酸プロト
ンの初除去をより困難にさせる。
水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのような強塩基かけ
ん化工程に使用されると、その作用はそのプロセスを妨
げない。
脂肪酸置換基の第2グループは、カルボキシル基の水素
の酸度を増し、従ってけん化分離に弱くて安い塩基全使
用させるために導入される。そのような置換基は、電子
を回収する。または電気陰性タイプのものであって、ソ
フトな作用をもつものとして、第一カルボキシル基部分
の5〜1o@     9の炭素内に、望ましくはその
近傍に付加されなければならない。それらの置換基は、
塩基性酸素の電子密度を下げ、従ってこの酸素とその酸
性プロトン間の強い結合を緩和させる作用をする。その
結果は、置換されない(ロ)液体よりも容易にけん化金
受ける強い酸である。脂肪酸の酸強度を増すことができ
る置換基の例としては、ハロゲンおよびアミン(−NH
t 、NRH,−NR2);−8H;−OR;−OH;
−NHCOCH3ニーCCl3が含まれる。
正しい置換基の付加は、けん化をするために炭酸カルシ
ウムまたは石灰(世界で最も安い塩基)の使用を可能に
する共に、長期の操業コストヲ下げる。
けん化工程は酸化カルシウム(石灰)、水酸化カリウム
、または水酸化ナトリウムの使用を含む−水酸化ナトリ
ウムや水酸化カリウム;アンモニアやアルコキシド、塩
類:水素化物;および可溶性硫化物のような強塩基で処
理したとき、前記タイプの不飽和、モノ置換脂肪酸誘導
体の迅速な置換が生じる。けん牝牛の化学量論的考慮が
重要である。抽出された石油試料に含まれる脂肪酸の量
は、適量の塩基が添加されたことを確めるためにがなり
正確に知る必要がある。不注意に過剰な塩基が添加され
ると、処理されない脂肪酸が汚染物質として油に含まれ
ることになる。
けん化に関して、Ig:14  のような不飽和の脂肪
酸は、けん化を自然に生じさせるために。
かなり強い求核性塩基の使用金要する。そのような塩基
としては下記のものがある: 水酸化ナトリウム; 水酸化カリウム: アンモニア(無水または濃水溶液); ナトリウムまたはカリウム・メトキシド(またはメトキ
シドを含む塩); ナトリウムまたはカリウム・エトキシド(またはエトキ
シドを含む塩); 水素化物のグループ 第三アミン(NR3); 第三アミン(HR2H); 第一アミン(NH2R)2; ナトリウム・アミド; カリウム・アミド; ヒドラジン;および ピペリジン。
α炭素近傍におけるより電気陰性機能の置換は下記の塩
基の使用を可能にする: 炭酸カルシウム;炭酸ナトリウム; 重炭酸ナトリウム;および 酸化カルシウム(石灰)。
少量の熱の付加は石油への脂肪酸の浸透全速めることが
実証された。現存する坑井への適応に対して、層の温度
は一般に非常に高いから、これは問題を提起しない。
しかしながら抽出に遊離石油が存在する場合には、温度
全30〜100℃にする友めに熱を加える必要がある。
必要な熱量は、抽出された石油を少量燃焼さすことによ
って経済的に問題を引き起こすには十分僅かなものであ
る。この段階で圧力金加える必要はない。炭酸が望まし
いけん化剤である。二酸化炭素の物理化学に関して重要
な制限がある。ある温度および圧力において、このガス
は液化して、さらに圧縮することができない。容器の温
度が上昇するにつれて、最大許容圧力を表わす臨界圧力
が押し上がる。しかしながら、温度上昇につれて最大許
容圧力は上昇するが、炭酸の溶解度は低下することに留
意することが大切である。溶解度を示す式の研究かられ
かるように、水溶液中に生じる炭酸の量を実際に決める
のは圧力と温度との比である。下記の表かられかるよう
に。
この表のプロットでわかるように液体−蒸気平衡線およ
び固体−蒸気線上またはそれ以下における温度および圧
力条件の組合せ全本性に用いることができる。
導yuoから送られた水性セッケン溶液が容器42内で
酸と水にさらされると、容器+42内でけん化が生じる
。ヒドロニウム・イオンが生成される。陽子を付加され
た溶媒分子は次のようにセッケンと反応して初詣肪酸を
再構成する 上式の「GH」はカスまたは他の試薬全表わす。
それは前述のように溶媒と反応して水和した陽子を生成
し、これは次に水性セッケンと反応して遊離脂肪酸を遊
離する。
式(ii)の駆動力は平衡であって、脂肪酸の解離によ
って右側が連続的に有利になる。「GH」試薬として作
用する物質としては下記のものが含まれる: ハロゲン化水素酸;シアン化水素酸;過酸化水素(分解
ラジカルを生成する):硝酸;亜硝酸;硫酸;亜硫酸;
リン酸;亜リン酸;酢酸;ギ酸;プロピオン酸;酪酸;
二酸化炭素;亜塩素酸:塩酸;次亜塩素酸;過塩素酸;
他の強オキシ酸;ピクリン酸;およびアンモニウムの化
合物(式(NH4)nn X を有するもの)。
引用した化学薬品は大群の試薬を含むけれども。
工業的規模での使用には二酸化炭素が最も安い。
その二酸化炭素と水との反応によって炭酸が生じる: 炭酸は次に水と反応して水和した陽子全生成する: これは逆けん化関係によってセッケンと反応する。炭酸
の濃度は一定温度における二酸化炭素の圧力に依存する
上式中の()は濃度(モル/l)を表わし。
を生成する平衡定数、Rは完全カス定数、Tは給体温度
、そしてP。o2 はRと一致する単位における二酸化
炭素の分圧である。
上式は、二酸化炭素が気相である全ての条件に成り立ち
、適用される。二酸化炭素は液体、固相或い(はそのガ
スを金属や他の物質に溶解すること(それは水溶液中で
溶解ガスを発生し、それによって炭酸を生成する)を含
むいずれの方法によってもプロセスに添加できることに
注目されたい。
解離によって直接陽子を生成する物質は5純粋なガス、
液体として添加したり、或いは水溶液または非水溶液に
溶解される。それの反応はさらに直接的である。例えば
、ハロゲン化水素酸は2工程で次のように反応する: (1)  HX   +H20=HsO+X−’(aq
)   (1)    (aq)   GILq)  
’全ての化学反応が起きた後、過剰の陽子を生じる物質
は排出させて再び使用する。そして今度は水、電解質、
微量の未反応セッケン、および遊離脂肪酸を含む溶液は
相分離器に通して脂肪酸を収集するが、水相は流通させ
る。その、脂肪酸は1次に地下の場合には油田に再循環
させるか、または採掘や掘削タールサンドの場合には初
処理タンクに戻す。
例  工 第2図を参照すると1石油とオレイン酸の混合体は、パ
イプ80からプロセスIOAに入り、沈降タンク(又は
容器)gh内でパイプg2から水と混合する。次に、か
くはん機86を加熱体gsと共に作動する。石油からの
汚染粒子は全て除去する。次に、かくはん機86を止め
て、汚染物質全容器84の底に沈降させて、弁付き管路
90から排出する。採掘したオイルサンドは、大部分の
沈降物を分離した後、容器F!uに直接添加すること、
58−cき、。17オ、2は2ゎ混。体ヶ、ア離。  
    ・1つ#に移送する。次に水をパイプ99を介
して除去して、タンク8IIに再循環する。
石油とオレイン酸はパイプ100を通ってけん化夕7り
102に流入する。強塩基、すなわちKOHやNaOH
け管路105から注入する。その混合体は数分間ゆるや
かにかくはんする。このプロセスは極めて発熱的である
ため、若干の熱を収集してタンク8F+に戻すことがで
きる。すなわち102と84は熱交換関係に機械的に配
置する必要がある。
けん化した混合体は5次に分離器111に移動され、そ
こでテフロン・グリッド上全通される。
石c11Jは付着して管路112および弁115i介し
て収集される。けん化された脂肪酸はこのグリノ・ドの
上を流通し、パイプ116’z経てピンパルプ’f: 
I)iiiえた圧力容器118に入る。圧力容器(又は
タンク)118は、tooo気任以上の内圧に耐えつる
モリブデン鋼または他の合金で作る必要がある。
二酸化炭素は供給源122から所望の圧力でパイプ12
0’i介して添加される。次に、熱はコイル124を介
して加えられる(又はタンク102から交換される)。
数分後、弁122を開けて。
タンク11g内の圧力を解放する。これは二酸化炭素ガ
スであって、再利用のために収集したり。
或いは放出される。
相分離器150内のオレイン酸は1分離器111のテフ
ロン・グリッド上の残留水溶液から分離される0水相は
パイプ155t−介して除去されて。
タンクguに再循環される。オレイン酸は戻し管140
を流通する。オレイン#全戻し管1ヰ4を介して坑井に
戻す前に1112におけるドラム乾燥が必要である。 
 。
例■ 第5図は、第2図に示したものと同じプロセスの精製(
エネルギー保存を強調)を示す。
粗石油−オレイン酸の混合体はパイプ150i介して沈
降タンク152に入る。水はパイプ1511から添加す
る。その混合体は次に回転装置156によってかくはん
される。熱はコイル15gによって加えられる。数分後
、かくはんを止め、相を分離さす。この時点で、全ての
沈降汚染物はタンり152の底に沈降して、クリーニン
グ・ポート160から排出させる。次に、流体ポンプ1
611によって混合相を相分離器166に移送する。水
はパイプ168を介して除去してタンク152において
再利用する。石油とオレイン酸はパイプ170’i経て
、タンク176を囲むように作ったタンク172に移送
される。
アルカリ性塩基はパイプ17つから添加スル。
モしてかくはん機1gQによってゆるやかにかくはんす
る。十分な熱を発生させて、タンク176におけるプロ
セスを加速する必要がある。
数分後、タンク172の内容物は管路181!’i介し
て相分離5186(テフロン・グリッド分離器)に移送
するご石油はパイプ190t−介して精製所に送られる
オレイン酸は弁195全介してり;ノース弁197全備
えたタンク176に流入する。パイプ20〇一端にある
リザーバからの二酸化炭素はタンク176に流入する。
所望の圧力に達したときに弁202i閉じて、混合体を
数分間反応さす。熱交換金促進するためにタンク172
内に突出するように、小さな熱交換用フィンをタンク1
72・に取り付けることができる。前述のように、タン
ク176は少なくとも1000気圧の圧力に耐えつるよ
うに作る必要がある。
弁209を開けると、内圧によってタンク176の内容
物は相分離器212に送られる。過剰の二酸化炭素は回
収または放出することができる。相分離器212は、水
相を弁213を介して収集し。
脂肪酸を弁215を介して再び石油坑井場所に再循環で
きるように設計される。
例■ 脂肪酸は1回収を簡単にすべく粘度を十分に下げる量で
石油やオイルサンドに添加する。下記のけん化工程は化
学量論関係を固守する必要があるため、添加量は正確に
記録しなければならない二この場合の化学量論係数は全
ての物質に対して1である0けん化剤として水酸化ナト
リウムまたはアンモニアを使用する場合も全く同じであ
る:塩素化脂肪酸全粘度低下用に使用する場合には、安
い塩基5例えば石灰(酸化カルシウム)が使用される: カルシウム・セッケンは、一般に余り水溶性でないけれ
ども、α末端近傍へのハロゲン部分の付加は、電子の分
布を変えて分子の極性を与えるので、この性質を逆転す
る。そのような場合、化学量論は脂肪酸の当量当りのK
 タケ* 要求スh 。
炭酸ナトリウムの使用もこれと回じ関・係をもたらプロ
セスの第う工程は、遊離脂肪酸を回収するために炭酸を
圧力下で使用する。その場合の化学量論はハロゲン化脂
肪酸の場合と同一である。
以上の記載から1本発明は、前述の目的全音て達成でき
石と共に1本発明の構成に固貝な他の利点を有すること
がわかる。
本発明は、特許請求の範囲の項に記載した範囲内で種々
の変更、改良がありうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する基本的工程系統略図。 第2図は1本発明の一実施例を示す部分工程系統略図。 第5図は1本発明だよる別の実施例を示す部分工程系統
図。 −輿の浄y内容に変更なし) FIG、 I FIG、 3 手  hc   補  正  ?(方式)昭和60年5
 ノ14  G %許庁長官  志 賀   学  紋 L 事件の表示 昭和59年  特  許   願第2311+50号乙
 発nJ′ieキ案→の名称、播痔商品の区分原油回収
法 5、補正する者 事件との関係  特許出願人 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)脂肪酸を原料原油源にさらす工程、(b)前
    記脂肪酸を原油に関して、または原油内でかくはんして
    、低粘度の溶媒和した原油混合体を生成する工程。 (c)前記溶媒和した原油混合体を求核性塩基と圧力下
    で反応させることによつて、工程(b)の溶媒和した原
    油混合体をけん化して、溶媒和した原油混合体を粗石油
    と水性相に移動する脂肪酸セッケンとに分離させる工程
    、 (d)前記粗原油を前記工程(c)の脂肪酸セッケンか
    ら分離する工程、および (e)(i)前記水性相中の脂肪酸セッケンを高圧容器
    内に装入する工程と、 (ii)前記容器内で前記脂肪酸を水和し た陽子を供与するために酸と反応させて、 工程(a)で使用した脂肪酸を再構成する工程と、 (iii)工程(ii)の再構成した脂肪酸を分離する
    工程と、 (iv)工程(iii)の回収した脂肪酸を工程(a)
    に再循環させる工程とを含み、 工程(8)と連結して、続いて再循環および再利用する
    ために、前記脂肪酸セッケンを脱けん化して前記脂肪酸
    を回収する工程からなることを特徴とする後続の精製用
    原油回収法。
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