JPS6110991B2 - - Google Patents
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- JPS6110991B2 JPS6110991B2 JP166677A JP166677A JPS6110991B2 JP S6110991 B2 JPS6110991 B2 JP S6110991B2 JP 166677 A JP166677 A JP 166677A JP 166677 A JP166677 A JP 166677A JP S6110991 B2 JPS6110991 B2 JP S6110991B2
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Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は短チヤンネル長のMOS型電界効果半
導体装置の製造方法に関するものである。MOS
型半導体装置(以下MOSFET)の最高動作周波
数の向上や出力電流の増大等の性能改善のために
ソース、ドレイン間の距離であるチヤンネル長の
短縮化が種々試みられているが、ドレイン耐圧の
低下、閾値のチヤンネル長及びドレイン電圧依存
性の増大等の問題が生じている。これらの原因は
主としてドレイン電圧による空乏層がチヤンネル
側へ浸透することにあるという事が判つている。
導体装置の製造方法に関するものである。MOS
型半導体装置(以下MOSFET)の最高動作周波
数の向上や出力電流の増大等の性能改善のために
ソース、ドレイン間の距離であるチヤンネル長の
短縮化が種々試みられているが、ドレイン耐圧の
低下、閾値のチヤンネル長及びドレイン電圧依存
性の増大等の問題が生じている。これらの原因は
主としてドレイン電圧による空乏層がチヤンネル
側へ浸透することにあるという事が判つている。
そこで従来考案されていた一つの方法は、ドレ
インの空乏層がドレイン拡散層内へも拡がる事に
よりチヤンネル側への拡がりを抑制する様にする
ものである。そのためには、ドレイン拡散層の不
純物濃度が十分低くなければならないが、低くな
る程抵抗値が大きくなりMOFETの相互コンダク
タンスgmが低くなるので均一に低不純物濃度に
するよりもドレイン電極からゲートに近づく程低
濃度になる様に不均一分布にする方が良い。すな
わち不純物分布を急峻な階段型(abrupt)でな
く、なだらかな分布(graded junetion)にする
ために深い拡散層を設けるのである。これを第1
図に示す。同図において、1は半導体基板、2は
基板中へ埋設された厚い絶縁膜、3はゲート絶縁
膜でその上にゲート電極7が設けられていて基板
1との界面にチヤンネルが形成される。402,
502は前述したソース、ドレインのなだらかな
分布を有する深い拡散層である。そしてこの拡散
層においてはその表面濃度が低くなるので電極と
のオーミツク接触が悪くなるのを防止するため
に、浅いが高濃度の拡散層401,501が設け
られている。その上にソース、ドレイン電極6,
8が設けられている。
インの空乏層がドレイン拡散層内へも拡がる事に
よりチヤンネル側への拡がりを抑制する様にする
ものである。そのためには、ドレイン拡散層の不
純物濃度が十分低くなければならないが、低くな
る程抵抗値が大きくなりMOFETの相互コンダク
タンスgmが低くなるので均一に低不純物濃度に
するよりもドレイン電極からゲートに近づく程低
濃度になる様に不均一分布にする方が良い。すな
わち不純物分布を急峻な階段型(abrupt)でな
く、なだらかな分布(graded junetion)にする
ために深い拡散層を設けるのである。これを第1
図に示す。同図において、1は半導体基板、2は
基板中へ埋設された厚い絶縁膜、3はゲート絶縁
膜でその上にゲート電極7が設けられていて基板
1との界面にチヤンネルが形成される。402,
502は前述したソース、ドレインのなだらかな
分布を有する深い拡散層である。そしてこの拡散
層においてはその表面濃度が低くなるので電極と
のオーミツク接触が悪くなるのを防止するため
に、浅いが高濃度の拡散層401,501が設け
られている。その上にソース、ドレイン電極6,
8が設けられている。
この図から明らかな様に、なだらかな分布の拡
散層402,502は曲率半径rjが大きいと半
導体基板側への空乏層の拡がりWDが大きいから
不純物分布をなだらかにした効果が弱められる。
すなわち従来のこの様な方法では短チヤンネル化
に伴う問題の解決策としては不十分である。これ
は、なだらかな分布を得るのに深い拡散を用いた
事に基因している。
散層402,502は曲率半径rjが大きいと半
導体基板側への空乏層の拡がりWDが大きいから
不純物分布をなだらかにした効果が弱められる。
すなわち従来のこの様な方法では短チヤンネル化
に伴う問題の解決策としては不十分である。これ
は、なだらかな分布を得るのに深い拡散を用いた
事に基因している。
本発明はこの点に鑑み、深い拡散を行う事なく
ドレイン又はソース電極との接触部分に於て最も
高濃度でゲート絶縁膜形成領域に近づく程低濃度
になる如き不純物分布を形成する方法及び構造を
提供せんとするものである。
ドレイン又はソース電極との接触部分に於て最も
高濃度でゲート絶縁膜形成領域に近づく程低濃度
になる如き不純物分布を形成する方法及び構造を
提供せんとするものである。
第2図に、本発明の一実施例にかかる
MOSFETの構造例を示す。P型基板1上にポリ
シリコン9,絶縁膜10が堆積されていて、ドレ
イン、ソース電極6,8並びにゲート絶縁膜3,
ゲート電極7が形成されるべき個所に於ては、ポ
リシリコン9,絶縁膜10が選択的に除去されて
いる。ソース、ドレイン拡散層4,5はそれぞ
れ、浅くて高濃度の領域401,501,ポリシ
リコン9の選択的に除去された部分からの直接的
拡散により形成された領域402,502,ポリ
シリコン9からの拡散により形成された低濃度で
かつゲート絶縁膜3又はゲート電極7に近づく程
濃度が低下する様な不純物分布領域403,50
3からなる。基板1は単結晶であり、その中より
もポリシリコン中での方が一般に不純物の拡散係
数は大きく、接合深さはポリシリコン中では基板
中での値の2〜3倍になることが知られている。
基板1への直接的拡散のみであれば図中点線で示
した様に、深さにほぼ等しい曲率を有する拡散が
形成されるのであるが、ポリシリコン9中を基板
1の表面に沿つて方向(横方向)に深く拡散が進
むため、その点線よりも遠い位置にポリシリコン
9から不純物が基板1中へ拡散されて分布領域4
03,503が形成されている。領域402,4
03,502,503は同一拡散に於て同時に形
成される。拡散条件を、ポリシリコン9中に於て
は不純物がゲート絶縁膜3に達するが基板1への
直接的拡散による領域402,502の横方向深
さ(図中点線)はゲート絶縁膜より十分離れてい
る様に選ぶ。
MOSFETの構造例を示す。P型基板1上にポリ
シリコン9,絶縁膜10が堆積されていて、ドレ
イン、ソース電極6,8並びにゲート絶縁膜3,
ゲート電極7が形成されるべき個所に於ては、ポ
リシリコン9,絶縁膜10が選択的に除去されて
いる。ソース、ドレイン拡散層4,5はそれぞ
れ、浅くて高濃度の領域401,501,ポリシ
リコン9の選択的に除去された部分からの直接的
拡散により形成された領域402,502,ポリ
シリコン9からの拡散により形成された低濃度で
かつゲート絶縁膜3又はゲート電極7に近づく程
濃度が低下する様な不純物分布領域403,50
3からなる。基板1は単結晶であり、その中より
もポリシリコン中での方が一般に不純物の拡散係
数は大きく、接合深さはポリシリコン中では基板
中での値の2〜3倍になることが知られている。
基板1への直接的拡散のみであれば図中点線で示
した様に、深さにほぼ等しい曲率を有する拡散が
形成されるのであるが、ポリシリコン9中を基板
1の表面に沿つて方向(横方向)に深く拡散が進
むため、その点線よりも遠い位置にポリシリコン
9から不純物が基板1中へ拡散されて分布領域4
03,503が形成されている。領域402,4
03,502,503は同一拡散に於て同時に形
成される。拡散条件を、ポリシリコン9中に於て
は不純物がゲート絶縁膜3に達するが基板1への
直接的拡散による領域402,502の横方向深
さ(図中点線)はゲート絶縁膜より十分離れてい
る様に選ぶ。
次にデプレーシヨン型のMOSFETを負荷とす
るE/D型インバータを例にとり本発明にかかる
製造工程の一実施例につき説明する。nチヤンネ
ルを例にとると(第3図a)の基板1はP型基板
で例えば1×1015Ωcmである。
るE/D型インバータを例にとり本発明にかかる
製造工程の一実施例につき説明する。nチヤンネ
ルを例にとると(第3図a)の基板1はP型基板
で例えば1×1015Ωcmである。
この上に薄い(例えば1000〜2000Å)ポリシリ
コン9,酸化防止膜としての窒化膜11(約1000
Å厚)が堆積せしめられ、窒化膜11,ポリシリ
コン9のパターン化が形成され基板1に厚い酸化
膜が形成されたフイールドオキサイド2(同図
b)となる。フイールドオキサイド2の形成前に
基板1を窒化膜11をマスクとして選択的にエツ
チし、その部分へチヤンネルストツパーとして基
板1と同一導電型の不純物を拡散しておくことは
よくなされることであり、この場合もそうする方
が好ましい。なお同図bでは窒化膜が除去されて
いるが、残しておいても良い。
コン9,酸化防止膜としての窒化膜11(約1000
Å厚)が堆積せしめられ、窒化膜11,ポリシリ
コン9のパターン化が形成され基板1に厚い酸化
膜が形成されたフイールドオキサイド2(同図
b)となる。フイールドオキサイド2の形成前に
基板1を窒化膜11をマスクとして選択的にエツ
チし、その部分へチヤンネルストツパーとして基
板1と同一導電型の不純物を拡散しておくことは
よくなされることであり、この場合もそうする方
が好ましい。なお同図bでは窒化膜が除去されて
いるが、残しておいても良い。
次に気相成長により厚い酸化膜(6000〜10000
Å)10を堆積せしめたのち、その酸化膜10,
ポリシリコン9を貫通して基板1が露出する如く
開孔部12,13,14,15,16を形成す
る。この時、酸化膜10上にポリシリコン9とほ
ぼ同じ厚さにポリシリコン19を堆積せしめてお
き、ポリシリコン9と同時にエツチングする。ポ
リシリコン9が選択的にエツチされ終つて基板1
が開孔部12〜16に於て露出する時にはポリシ
リコン19も丁度エツチされ終わる。ポリシリコ
ン19は酸化膜10上にありその干渉色が肉眼で
観察されるからポリシリコン19はポリシリコン
9のエツチングのモニターとして働らくのであ
る。この様な方法を用いることによりポリシリコ
ン9は精密にエツチされる。
Å)10を堆積せしめたのち、その酸化膜10,
ポリシリコン9を貫通して基板1が露出する如く
開孔部12,13,14,15,16を形成す
る。この時、酸化膜10上にポリシリコン9とほ
ぼ同じ厚さにポリシリコン19を堆積せしめてお
き、ポリシリコン9と同時にエツチングする。ポ
リシリコン9が選択的にエツチされ終つて基板1
が開孔部12〜16に於て露出する時にはポリシ
リコン19も丁度エツチされ終わる。ポリシリコ
ン19は酸化膜10上にありその干渉色が肉眼で
観察されるからポリシリコン19はポリシリコン
9のエツチングのモニターとして働らくのであ
る。この様な方法を用いることによりポリシリコ
ン9は精密にエツチされる。
次にこの状態で、例えば1100℃で20分間乾燥酸
素中で酸化する開孔部12〜16に薄い酸化膜
(700Å)12′〜16′が成長する。この上から拡
散マスクとして例えば窒化膜を堆積せしめ、開孔
部13,15を覆う如く窒化膜パターン17及び
18を形成する(同図d)。
素中で酸化する開孔部12〜16に薄い酸化膜
(700Å)12′〜16′が成長する。この上から拡
散マスクとして例えば窒化膜を堆積せしめ、開孔
部13,15を覆う如く窒化膜パターン17及び
18を形成する(同図d)。
次に酸化膜12′,14′及び16′を除去して
開孔部12,14及び16に於て基板1を露出せ
しめn型不純物、例えばP(リン)を拡散せし
め、拡散層20,30,40を形成する(同図
e)。図中点線でその境界が示された拡散層20
02,3002,4002は開孔部12,14,
16からの直接的拡散により形成されその接合深
さは例えば2ミクロンである。ポリシリコン9の
側面は開孔部12,14,16に於て露出してい
るからここからポリシリコン9中へ不純物が拡散
される。ポリシリコン9中では基板1中よりも拡
散係数が大きいから拡散層2002,3002,
4002よりも横方向(基板表面に沿つた方向)
へ深く拡散が進み、そのポリシリコン9中の不純
物が基板1へ拡散されて拡散層2003,300
3,4003が形成される。拡散深さが深いと不
純物分布はなだらかになるから拡散層2003,
3003,4003は横方向になだらかな分布を
もつ。分布層2003,3003,4003は薄
い酸化膜13′,15′へその先端が達する如く、
また直接拡散層2002,3002,4002の
接合深さはその横方向拡がり(図中点線)が開孔
部12,14,16と薄い酸化膜13′,15′の
ほぼ中間に位置する如く拡散条件を選ぶことが好
ましい。これは、ポリシリコン9中での拡散深さ
が基板1中での拡散深さの2〜3倍深い事を利用
して達せられる。
開孔部12,14及び16に於て基板1を露出せ
しめn型不純物、例えばP(リン)を拡散せし
め、拡散層20,30,40を形成する(同図
e)。図中点線でその境界が示された拡散層20
02,3002,4002は開孔部12,14,
16からの直接的拡散により形成されその接合深
さは例えば2ミクロンである。ポリシリコン9の
側面は開孔部12,14,16に於て露出してい
るからここからポリシリコン9中へ不純物が拡散
される。ポリシリコン9中では基板1中よりも拡
散係数が大きいから拡散層2002,3002,
4002よりも横方向(基板表面に沿つた方向)
へ深く拡散が進み、そのポリシリコン9中の不純
物が基板1へ拡散されて拡散層2003,300
3,4003が形成される。拡散深さが深いと不
純物分布はなだらかになるから拡散層2003,
3003,4003は横方向になだらかな分布を
もつ。分布層2003,3003,4003は薄
い酸化膜13′,15′へその先端が達する如く、
また直接拡散層2002,3002,4002の
接合深さはその横方向拡がり(図中点線)が開孔
部12,14,16と薄い酸化膜13′,15′の
ほぼ中間に位置する如く拡散条件を選ぶことが好
ましい。これは、ポリシリコン9中での拡散深さ
が基板1中での拡散深さの2〜3倍深い事を利用
して達せられる。
次に開孔部15の酸化膜15′と基板1の界面
をデプレーシヨン型にするためフオトレジストパ
ターンにより選択的にP(リン)イオンを注入す
る。また開孔部13の酸化膜13′と基板1の界
面を所望の閾値をもつエンハンスメント型にする
ためフオトレジストパターンにより選択的にB
(ボロン)イオンを注入する。同図fの21,2
2はかくして形成されたデプレーシヨンチヤンネ
ル、エンハンスチヤンネルである。良好な電気的
接触を得るために浅くして高濃度の拡散層200
1,3001,4001を形成することが好まし
い。
をデプレーシヨン型にするためフオトレジストパ
ターンにより選択的にP(リン)イオンを注入す
る。また開孔部13の酸化膜13′と基板1の界
面を所望の閾値をもつエンハンスメント型にする
ためフオトレジストパターンにより選択的にB
(ボロン)イオンを注入する。同図fの21,2
2はかくして形成されたデプレーシヨンチヤンネ
ル、エンハンスチヤンネルである。良好な電気的
接触を得るために浅くして高濃度の拡散層200
1,3001,4001を形成することが好まし
い。
次に拡散により生じた酸化膜を除去してから、
開孔部12,13,14,15,16に導電体2
3,24,25,26,27を形成する。導電体
形成前に窒化膜パターン17,18を残しておい
ても良い。導電体の材料としては拡散層20,3
0,40と同一導電型の不純物を高濃度に含むポ
リシリコンやアルミなどの金属が用いられる。
開孔部12,13,14,15,16に導電体2
3,24,25,26,27を形成する。導電体
形成前に窒化膜パターン17,18を残しておい
ても良い。導電体の材料としては拡散層20,3
0,40と同一導電型の不純物を高濃度に含むポ
リシリコンやアルミなどの金属が用いられる。
同図gには窒化膜パターン17,18が除去さ
れていて、導電体としてはポリシリコンが用いら
れた場合が示されている。導電体23,24,2
5,26,27の厚さを厚い酸化膜10とほぼ同
じ厚さにしておくと導電体が形成された状態で表
面がほぼ平担になしうる。
れていて、導電体としてはポリシリコンが用いら
れた場合が示されている。導電体23,24,2
5,26,27の厚さを厚い酸化膜10とほぼ同
じ厚さにしておくと導電体が形成された状態で表
面がほぼ平担になしうる。
同図gに於て導電体23はソース電極でVSS電
源に接続される。24,26はゲート電極で24
に入力信号が印加され、26は出力電極25に接
続される。27はドレイン電極でVDD電源に接続
される。VDDはVSSより高電位であり、VDDもV
SSも基板1に対して順方向にならない様な極性に
選ばれる。デプレーシヨンチヤンネル21上のゲ
ート電極26と出力電極25との接続は次の工程
の第2層配線によつても良いが、基板1に埋設さ
れたフイールドオキサイド2上にまで開孔部1
4,15の一部が延在していてそこで電極25と
26が接続される様に設計しておく方がより高密
度化が図れるので好都合である(第4図を用いて
後で説明する。) 簡単な回路であれば第3図gで工程は完了する
が、一般的にはもう一層、つまり第2層目の導電
体(この場合は金属材料以外はまず用いられな
い)をこの上に形成する必要がある。そこで、ま
ず第1層と第2層の導電体間を分離するために絶
縁膜28を堆積せしめ所定の位置にコンタクト孔
をあける。第3図hに於ては第1図の導電体2
3,24,25,27に合致する位置にコンタク
ト孔23′,24′,25′,27′が形成されてい
る。この上に第2層目の導電体すなわちアルミの
様な金属を蒸着せしめて配線23″,24″,2
5″,27″を形成して第3図iの如く工程が完了
する。
源に接続される。24,26はゲート電極で24
に入力信号が印加され、26は出力電極25に接
続される。27はドレイン電極でVDD電源に接続
される。VDDはVSSより高電位であり、VDDもV
SSも基板1に対して順方向にならない様な極性に
選ばれる。デプレーシヨンチヤンネル21上のゲ
ート電極26と出力電極25との接続は次の工程
の第2層配線によつても良いが、基板1に埋設さ
れたフイールドオキサイド2上にまで開孔部1
4,15の一部が延在していてそこで電極25と
26が接続される様に設計しておく方がより高密
度化が図れるので好都合である(第4図を用いて
後で説明する。) 簡単な回路であれば第3図gで工程は完了する
が、一般的にはもう一層、つまり第2層目の導電
体(この場合は金属材料以外はまず用いられな
い)をこの上に形成する必要がある。そこで、ま
ず第1層と第2層の導電体間を分離するために絶
縁膜28を堆積せしめ所定の位置にコンタクト孔
をあける。第3図hに於ては第1図の導電体2
3,24,25,27に合致する位置にコンタク
ト孔23′,24′,25′,27′が形成されてい
る。この上に第2層目の導電体すなわちアルミの
様な金属を蒸着せしめて配線23″,24″,2
5″,27″を形成して第3図iの如く工程が完了
する。
さて、第3図gの平面図を第4図に示す。境界
2′の外側にはフイールドオキサイド2が基板1
と平担面を成す如く埋設されていてその内側にト
ランジスタが形成されている。番号23〜27は
第3図gと同じく開孔部12〜16に埋設された
第1層の導電体である。ゲート電極24はフイー
ルオキサイド2上に延在する部分24′を有して
いてここに於て前段の回路(図示せず)の出力と
接続される。出力電極25とデプレーシヨン負荷
のゲート電極26もフイールドオキサイド上に延
在してそこで接続され25′で示される位置に於
て次段の回路(図示せず)の入力へ接続される。
電極23,27はそれぞれVSS,VDD配線であ
る。この様に一層目の電極のみで主要な破線が完
了してしまうのは従来のシリコンゲート構造と異
なる点であり、これがため本発明に於ては高密度
集積回路が容易に設計される。
2′の外側にはフイールドオキサイド2が基板1
と平担面を成す如く埋設されていてその内側にト
ランジスタが形成されている。番号23〜27は
第3図gと同じく開孔部12〜16に埋設された
第1層の導電体である。ゲート電極24はフイー
ルオキサイド2上に延在する部分24′を有して
いてここに於て前段の回路(図示せず)の出力と
接続される。出力電極25とデプレーシヨン負荷
のゲート電極26もフイールドオキサイド上に延
在してそこで接続され25′で示される位置に於
て次段の回路(図示せず)の入力へ接続される。
電極23,27はそれぞれVSS,VDD配線であ
る。この様に一層目の電極のみで主要な破線が完
了してしまうのは従来のシリコンゲート構造と異
なる点であり、これがため本発明に於ては高密度
集積回路が容易に設計される。
以上nチヤンネルについて説明したが同様にP
チヤンネルについても実施できる。
チヤンネルについても実施できる。
第3図に於てはMOSFET1ケにゲート1ケの例
を示したが、4極MOSFETやNANDゲート回路
の様に1対のソース、ドレイン間に複数個のゲー
ト領域(ゲート絶縁膜及び電極)を形成しなけれ
ばならない事がある。すなわち、第3図eの拡散
層20と30の間にはゲート領域のための開孔部
Bが唯1ケしかないが、第5図bに於ては開孔部
は1301と1302の2ケ有る。この場合、ポ
リシリコン9は9001,9003の三部分に別
れ、9001,9003には開孔部12,14か
ら不純物が拡散されるが、9002には拡散され
ない。そうするとゲート領域1301と1302
間のチヤンネルは非導通になりMOSFETとして
の作用をしない。
を示したが、4極MOSFETやNANDゲート回路
の様に1対のソース、ドレイン間に複数個のゲー
ト領域(ゲート絶縁膜及び電極)を形成しなけれ
ばならない事がある。すなわち、第3図eの拡散
層20と30の間にはゲート領域のための開孔部
Bが唯1ケしかないが、第5図bに於ては開孔部
は1301と1302の2ケ有る。この場合、ポ
リシリコン9は9001,9003の三部分に別
れ、9001,9003には開孔部12,14か
ら不純物が拡散されるが、9002には拡散され
ない。そうするとゲート領域1301と1302
間のチヤンネルは非導通になりMOSFETとして
の作用をしない。
そこで第3図bの工程で第5図aに示す如くポ
リシリコン9002に相当する位置にあらかじめ
不純物を導入しておく。
リシリコン9002に相当する位置にあらかじめ
不純物を導入しておく。
同図に於てフオトレジスト29には、ポリシリ
コン9002に対応する位置に選択的に開孔部が
設けられていて、この上からnチヤンネルであれ
ばP(リン)やAS(ヒソ)の様な不純物がポリ
シリコン9中へイオン注入される。この不純物は
第3図eに対応する工程で基板1中へ拡散され、
ゲート領域1301と1302間を接続する浅い
拡散層50が形成される。あるいはまたこの様に
選択的にポリシリコン9中へ不純物を導入せず、
ポリシリコン9全体に導入することも可能であ
る。この場合、基板1の表面はすべてデプレーシ
ヨン型になるから、MOSFETをエンハンスメン
ト型にするためには、開孔部13に不純物(nチ
ヤンネルであれば、例えばボロン)をイオン注入
しなければならない。
コン9002に対応する位置に選択的に開孔部が
設けられていて、この上からnチヤンネルであれ
ばP(リン)やAS(ヒソ)の様な不純物がポリ
シリコン9中へイオン注入される。この不純物は
第3図eに対応する工程で基板1中へ拡散され、
ゲート領域1301と1302間を接続する浅い
拡散層50が形成される。あるいはまたこの様に
選択的にポリシリコン9中へ不純物を導入せず、
ポリシリコン9全体に導入することも可能であ
る。この場合、基板1の表面はすべてデプレーシ
ヨン型になるから、MOSFETをエンハンスメン
ト型にするためには、開孔部13に不純物(nチ
ヤンネルであれば、例えばボロン)をイオン注入
しなければならない。
また、ポリシリコンへP(リン)を拡散する例
を用いて説明したが、ポリシリコン中では半導体
基板中よりもP(リン)の拡散速度が大きい事だ
けが必要なのであつて、ポリシリコンは云わば横
方向へ拡散を促進する拡散補助膜である。従つて
ポリシリコンに限らず、半導体基板よりも拡散速
度が大きくなる様なものであれば拡散補助膜とし
て使用しうる。不純物がGaであれば、シリコン
酸化膜が拡散補助膜になり得る。
を用いて説明したが、ポリシリコン中では半導体
基板中よりもP(リン)の拡散速度が大きい事だ
けが必要なのであつて、ポリシリコンは云わば横
方向へ拡散を促進する拡散補助膜である。従つて
ポリシリコンに限らず、半導体基板よりも拡散速
度が大きくなる様なものであれば拡散補助膜とし
て使用しうる。不純物がGaであれば、シリコン
酸化膜が拡散補助膜になり得る。
本発明に於ては上記の如くポリシリコンの様な
拡散補助膜を設ける事によりソース、ドレイン拡
散層に横方向分布を設ける事が出来る。しかもそ
のために多数回の拡散は必要なく基本的には1回
の拡散を行うのみで良い。ゲート絶縁膜に近い程
不純物濃度が低い接合深さも浅くなるから、ゲー
ト絶縁膜近傍に於ける拡散層の曲率半径は、不純
物分布層の横方向長さと直接関係なく小さくなし
得る。従来の例に於ては拡散層の横方向長さと曲
率半径はほぼ等しかつた(第1図参照)。ドレイ
ンに電圧を印加することにより生じるドレイン空
乏層は拡散層の曲率半径が小さい程チヤンネル側
へ、より少なく浸透するからドレイン空乏層のチ
ヤンネル特性への影響が少なくなる。拡散深さが
深いと不純物分布がなだらかでかつ低濃度になる
のが通例であり、本発明の拡散補助膜中に於ては
横方向に深い拡散がなされるのであるから、ゲー
ト絶縁膜近傍に於ては基板と同程度にまで濃度が
下げられる。ゲート絶縁膜と基板との界面、すな
わちチヤンネル領域に閾値制御のために基板より
も高濃度に不純物をイオン注入しておけばチヤン
ネル領域の不純物濃度の方がソース、ドレイン拡
散層のゲート絶縁膜近傍での濃度よりも高く、ド
レイン空乏層はチヤンネル側へ浸透しない。拡散
層の曲率半径がゲート絶縁膜近傍に於て小さい事
と相まつて、閾値のドレイン電圧依存性やチヤン
ネル長依存性が少ないという特徴を有する。しか
も拡散層の不純物濃度はゲート絶縁膜より遠い程
高濃度であるから、ソース、ドレイン電極からチ
ヤンネル領域までの直列抵抗は低く出来る。
拡散補助膜を設ける事によりソース、ドレイン拡
散層に横方向分布を設ける事が出来る。しかもそ
のために多数回の拡散は必要なく基本的には1回
の拡散を行うのみで良い。ゲート絶縁膜に近い程
不純物濃度が低い接合深さも浅くなるから、ゲー
ト絶縁膜近傍に於ける拡散層の曲率半径は、不純
物分布層の横方向長さと直接関係なく小さくなし
得る。従来の例に於ては拡散層の横方向長さと曲
率半径はほぼ等しかつた(第1図参照)。ドレイ
ンに電圧を印加することにより生じるドレイン空
乏層は拡散層の曲率半径が小さい程チヤンネル側
へ、より少なく浸透するからドレイン空乏層のチ
ヤンネル特性への影響が少なくなる。拡散深さが
深いと不純物分布がなだらかでかつ低濃度になる
のが通例であり、本発明の拡散補助膜中に於ては
横方向に深い拡散がなされるのであるから、ゲー
ト絶縁膜近傍に於ては基板と同程度にまで濃度が
下げられる。ゲート絶縁膜と基板との界面、すな
わちチヤンネル領域に閾値制御のために基板より
も高濃度に不純物をイオン注入しておけばチヤン
ネル領域の不純物濃度の方がソース、ドレイン拡
散層のゲート絶縁膜近傍での濃度よりも高く、ド
レイン空乏層はチヤンネル側へ浸透しない。拡散
層の曲率半径がゲート絶縁膜近傍に於て小さい事
と相まつて、閾値のドレイン電圧依存性やチヤン
ネル長依存性が少ないという特徴を有する。しか
も拡散層の不純物濃度はゲート絶縁膜より遠い程
高濃度であるから、ソース、ドレイン電極からチ
ヤンネル領域までの直列抵抗は低く出来る。
本発明に於ては、第3図に示した如く、拡散補
助膜を少くとも覆う絶縁膜(同図10)を堆積せ
しめ、その開孔部に絶縁膜とほぼ同じ厚さの導電
体を設理せしめることにより表面が平坦化され
る。これはその上にさらに絶縁膜を介して第2層
目の電極配線を行なう際に段差がないので断線も
なくその工程を容易にする。
助膜を少くとも覆う絶縁膜(同図10)を堆積せ
しめ、その開孔部に絶縁膜とほぼ同じ厚さの導電
体を設理せしめることにより表面が平坦化され
る。これはその上にさらに絶縁膜を介して第2層
目の電極配線を行なう際に段差がないので断線も
なくその工程を容易にする。
以上の如く本発明はMOSEFTの短チヤンネル
化に伴う問題点を解決し、かつ、集積回路の高密
度化にも適したもので高密度集積回路の製造に大
きく寄与するものである。
化に伴う問題点を解決し、かつ、集積回路の高密
度化にも適したもので高密度集積回路の製造に大
きく寄与するものである。
第1図は従来の短チヤンネルMOSFETの構造
図、第2図は本発明によるMOSFETの一実施例
の構造図、第3図a〜iは本発明の一実施例にか
かるE/D型インバータの製造工程図、第4図は
第3図gに対応する平面図、第5図a,bは本発
明の他の実施例にかかる複数個のゲートを有する
MOSFETの一部の製造工程図である。 1……P型基板、2……フイールドオキサイ
ド、3……ゲート絶縁膜、4,5……ソース、ド
レイン拡散層、9……ポリシリコン、10……絶
縁膜、11……窒化膜、17,18……窒化膜パ
ターン、12〜16……開孔部、19……ポリシ
リコン、20,30,40……拡散層、23〜2
7……導電体。
図、第2図は本発明によるMOSFETの一実施例
の構造図、第3図a〜iは本発明の一実施例にか
かるE/D型インバータの製造工程図、第4図は
第3図gに対応する平面図、第5図a,bは本発
明の他の実施例にかかる複数個のゲートを有する
MOSFETの一部の製造工程図である。 1……P型基板、2……フイールドオキサイ
ド、3……ゲート絶縁膜、4,5……ソース、ド
レイン拡散層、9……ポリシリコン、10……絶
縁膜、11……窒化膜、17,18……窒化膜パ
ターン、12〜16……開孔部、19……ポリシ
リコン、20,30,40……拡散層、23〜2
7……導電体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体基板表間にこの半導体基板よりも不純
物の拡散速度が大である拡散補助膜を形成する工
程と、上記拡散補助膜の少くとも一側面に接する
上記半導体基板表面の所定の領域にゲート絶縁膜
を形成する工程と、上記拡散補助膜上に絶縁膜を
堆積させ当該絶縁膜あるいはさらに上記拡散補助
膜を選択的に除去して開口部を形成し当該開口部
より上記拡散補助膜へ不純物を拡散することによ
り上記半導体基板表面に沿つて上記ゲート絶縁膜
の形成領域より遠い程高濃度の不純物が当該拡散
補助膜中へ導入される工程とを含み、上記拡散補
助膜の不純物が上記半導体基板へ拡散することに
よつてソースドレイン拡散層の少くとも一部が形
成されることを特徴とするMOS型半導体装置の
製造方法。 2 ゲート絶縁膜の形成に先だち、上記拡散補助
膜上に酸化防止膜を堆積せしめ当該酸化防止膜に
より、上記半導体基板表面を選択的に酸化して当
該半導体基板表面と平坦面をなす如く酸化膜を形
成し、上記半導体基板上に絶縁膜を堆積し当該絶
縁膜および上記拡散補助膜を選択的に除去して上
記半導体基板に達する開孔部を形成することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載のMOS型
半導体装置の製造方法。 3 上記絶縁膜の堆積前に、所定の拡散補助膜に
選択的にソース・ドレイン拡散層と同一導電型の
不純物を導入することを特徴とする特許請求の範
囲第2項に記載のMOS型半導体装置の製造方
法。 4 拡散補助膜が多結晶半導体であつて、絶縁膜
を堆積した後さらに上記拡散補助膜と同一材料で
かつ略々同じ膜厚のモニター膜を堆積せしめ、当
該モニター膜の干渉色を利用して上記拡散補助膜
を選択的に除去し上記半導体基板に達する開孔部
を形成することを特徴とする特許請求の範囲第2
項に記載のMOS型半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP166677A JPS5386583A (en) | 1977-01-10 | 1977-01-10 | Mos type semiconductor device and its production |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP166677A JPS5386583A (en) | 1977-01-10 | 1977-01-10 | Mos type semiconductor device and its production |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5386583A JPS5386583A (en) | 1978-07-31 |
JPS6110991B2 true JPS6110991B2 (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=11507834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP166677A Granted JPS5386583A (en) | 1977-01-10 | 1977-01-10 | Mos type semiconductor device and its production |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5386583A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6351433U (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-07 | ||
US6271132B1 (en) * | 1999-05-03 | 2001-08-07 | Advanced Micro Devices, Inc. | Self-aligned source and drain extensions fabricated in a damascene contact and gate process |
-
1977
- 1977-01-10 JP JP166677A patent/JPS5386583A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5386583A (en) | 1978-07-31 |
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