JPS6110833Y2 - - Google Patents
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- JPS6110833Y2 JPS6110833Y2 JP2458380U JP2458380U JPS6110833Y2 JP S6110833 Y2 JPS6110833 Y2 JP S6110833Y2 JP 2458380 U JP2458380 U JP 2458380U JP 2458380 U JP2458380 U JP 2458380U JP S6110833 Y2 JPS6110833 Y2 JP S6110833Y2
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- mold
- plate
- cooling
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- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は連続鋳造用チユーブ鋳型、特に鋳型内
溶鋼冷却及び電磁撹拌に勝ぐれた連続鋳造用チユ
ーブ鋳型に関する。
溶鋼冷却及び電磁撹拌に勝ぐれた連続鋳造用チユ
ーブ鋳型に関する。
ブルーム、ビレツト、等の角型鋳片用連続鋳造
鋳型には組立鋳型と一体鋳型とがあるが、一体鋳
型のチユーブ状冷却壁は、銅等の熱伝導度の大き
い材質で冷間引抜加工或は電鋳によつて造られる
ため、製作上の制約或は冷却壁の強度上の制約か
ら精々200mm□程度までの鋳片にしか用いられて
いない。第1図は従来のチユーブ鋳型の横断面図
であつて、1は銅チユーブ鋳型、3は冷却水路、
4は冷却箱内壁である。
鋳型には組立鋳型と一体鋳型とがあるが、一体鋳
型のチユーブ状冷却壁は、銅等の熱伝導度の大き
い材質で冷間引抜加工或は電鋳によつて造られる
ため、製作上の制約或は冷却壁の強度上の制約か
ら精々200mm□程度までの鋳片にしか用いられて
いない。第1図は従来のチユーブ鋳型の横断面図
であつて、1は銅チユーブ鋳型、3は冷却水路、
4は冷却箱内壁である。
また、従来のチユーブ鋳型に単に電磁撹拌装置
を適用しても、銅板単独の冷却壁の場合鋳型断面
を大きくするには変形防止のため銅板の厚みを大
きくする必要があり、例えば鋳型断面200mm□を
315mm□に拡大しようとすると、銅板8mm厚を20
mm厚程度にする必要がある。また仮りに鋳型断面
が従来と同じ寸法であつても、電磁撹拌する場合
は溶鋼が流動して、冷却壁面への熱負荷が増大さ
れるので、このためにも冷却壁の厚みを増大する
必要が生じる。然しながら、銅板の厚みを増す
と、熱伝導度の高い銅板は電気伝導度も高く、電
磁力によつて発生する渦電流も大きいため、磁力
の損失が銅板厚みの2乗に比例して増大し、電磁
撹拌の推力は著しく低下するという問題が生じ
る。
を適用しても、銅板単独の冷却壁の場合鋳型断面
を大きくするには変形防止のため銅板の厚みを大
きくする必要があり、例えば鋳型断面200mm□を
315mm□に拡大しようとすると、銅板8mm厚を20
mm厚程度にする必要がある。また仮りに鋳型断面
が従来と同じ寸法であつても、電磁撹拌する場合
は溶鋼が流動して、冷却壁面への熱負荷が増大さ
れるので、このためにも冷却壁の厚みを増大する
必要が生じる。然しながら、銅板の厚みを増す
と、熱伝導度の高い銅板は電気伝導度も高く、電
磁力によつて発生する渦電流も大きいため、磁力
の損失が銅板厚みの2乗に比例して増大し、電磁
撹拌の推力は著しく低下するという問題が生じ
る。
本考案はこの問題を解決するもので下記の通り
である。
である。
本考案は、鋳型冷却壁を、高熱伝導度金属板と
低電気伝導度金属板とにより、前記高熱伝導度金
属板が溶鋼接触面とする如く、チユーブ状に重合
成形すると共に、前記低電気伝導度金属板冷却水
溝を設けたことを特徴とする連続鋳造用チユーブ
鋳型である。
低電気伝導度金属板とにより、前記高熱伝導度金
属板が溶鋼接触面とする如く、チユーブ状に重合
成形すると共に、前記低電気伝導度金属板冷却水
溝を設けたことを特徴とする連続鋳造用チユーブ
鋳型である。
即ち、本考案の第一の要旨は、鋳型の溶鋼に接
触する内壁をチユーブ状の銅、銅合金等の熱伝導
度の大きい金属板とし、溶鋼に接触しない外壁を
ナーステナイト系ステンレス鋼板、等の電気伝導
度が小さく強度の大きい金属板とし、これらの金
属板を爆着、クラツド圧延、等により一体的に融
接せしめた重合板によりチユーブ鋳型を構成せし
めた点にある。この故に、本考案に於てはチユー
ブ鋳型の冷却箱に電磁撹拌装置を内蔵して溶鋼を
電磁撹拌する場合に、銅板厚みが小さいので磁力
による渦電流の発生量が極めて少なく、磁力によ
る溶鋼撹拌の推力を減衰させない。
触する内壁をチユーブ状の銅、銅合金等の熱伝導
度の大きい金属板とし、溶鋼に接触しない外壁を
ナーステナイト系ステンレス鋼板、等の電気伝導
度が小さく強度の大きい金属板とし、これらの金
属板を爆着、クラツド圧延、等により一体的に融
接せしめた重合板によりチユーブ鋳型を構成せし
めた点にある。この故に、本考案に於てはチユー
ブ鋳型の冷却箱に電磁撹拌装置を内蔵して溶鋼を
電磁撹拌する場合に、銅板厚みが小さいので磁力
による渦電流の発生量が極めて少なく、磁力によ
る溶鋼撹拌の推力を減衰させない。
次に本考案の第二の要旨は、前記重合板のステ
ンレス鋼板等低電気伝導度金属板に冷却水溝を列
穿した点にある。
ンレス鋼板等低電気伝導度金属板に冷却水溝を列
穿した点にある。
該ステンレス鋼板は銅板にクラツドされ圧接し
ているので、冷却水溝はステンレス鋼板の全層の
貫通して切削しても、隣接部のステンレス鋼板は
銅板と圧着して分離しない。このため冷却水は、
熱伝導度の低いステンレス鋼板を介して銅板を冷
却するのでなく、直接銅板を冷却できるし、ま
た、ステンレス鋼板は強度が高いの銅板厚みは極
度に小さくでき、溶鋼の冷却効果を著しく向上さ
せることができる。
ているので、冷却水溝はステンレス鋼板の全層の
貫通して切削しても、隣接部のステンレス鋼板は
銅板と圧着して分離しない。このため冷却水は、
熱伝導度の低いステンレス鋼板を介して銅板を冷
却するのでなく、直接銅板を冷却できるし、ま
た、ステンレス鋼板は強度が高いの銅板厚みは極
度に小さくでき、溶鋼の冷却効果を著しく向上さ
せることができる。
従つて本考案チユーブ鋳型は例えば300mm□を
越す大型鋳片にも極めて好適である効果は大き
い。
越す大型鋳片にも極めて好適である効果は大き
い。
本考案を図に示した実施例に基いて更に説明す
る。
る。
第2図は本考案の1実施例の横断面図、第3図
は第2図A−A断面及びB−B断面を示す縦断面
図である。
は第2図A−A断面及びB−B断面を示す縦断面
図である。
図に示したものは、315mm□角鋼のチユーブ鋳
型であつて、1は8mm厚の銅板、2はこれと爆着
によつてクラツドされた20mm厚のオーステナイト
系ステンレス鋼板、3は4〜5mm巾の冷却水溝、
4は冷却箱内壁であり、冷却箱には電磁撹拌装置
が内蔵せられている。
型であつて、1は8mm厚の銅板、2はこれと爆着
によつてクラツドされた20mm厚のオーステナイト
系ステンレス鋼板、3は4〜5mm巾の冷却水溝、
4は冷却箱内壁であり、冷却箱には電磁撹拌装置
が内蔵せられている。
本考案鋳型はかくの如く構成せられており、銅
板厚みが小さいから溶鋼の電磁撹拌を行うに当り
渦電流の発生量は小さく、溶鋼撹拌のための電磁
力による推力の減衰を最小限にくいとめることが
できる。また溶鋼は極度に薄肉の銅板を通じて水
冷せられるので、水冷効果は著しく大である。
板厚みが小さいから溶鋼の電磁撹拌を行うに当り
渦電流の発生量は小さく、溶鋼撹拌のための電磁
力による推力の減衰を最小限にくいとめることが
できる。また溶鋼は極度に薄肉の銅板を通じて水
冷せられるので、水冷効果は著しく大である。
第1図は従来のチユーブ鋳型の横断面図、第2
図は本考案の1実施例の横断面図、第3図は第2
図A−A断面及びB−B断面を示す縦断面図であ
る。 1……銅板、2……オーステナイト系ステンレ
ス鋼板、3……冷却水溝、4…冷却箱内壁。
図は本考案の1実施例の横断面図、第3図は第2
図A−A断面及びB−B断面を示す縦断面図であ
る。 1……銅板、2……オーステナイト系ステンレ
ス鋼板、3……冷却水溝、4…冷却箱内壁。
Claims (1)
- 鋳型冷却壁を、高熱伝導度金属板と低電気伝導
度金属板とにより、前記高熱伝導度金属板が溶鋼
接触面とする如く、チユーブ状に重合成形すると
共に、前記低電気伝導度金属板に冷却水溝を設け
たことを特徴とする連続鋳造用チユーブ鋳型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2458380U JPS6110833Y2 (ja) | 1980-02-27 | 1980-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2458380U JPS6110833Y2 (ja) | 1980-02-27 | 1980-02-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56126953U JPS56126953U (ja) | 1981-09-26 |
JPS6110833Y2 true JPS6110833Y2 (ja) | 1986-04-07 |
Family
ID=29620652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2458380U Expired JPS6110833Y2 (ja) | 1980-02-27 | 1980-02-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110833Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE296174T1 (de) * | 2003-04-16 | 2005-06-15 | Concast Ag | Rohrkokille zum stranggiessen |
-
1980
- 1980-02-27 JP JP2458380U patent/JPS6110833Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56126953U (ja) | 1981-09-26 |
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