JPS61106587A - リン及び硫黄を含むモリブデン化合物の製造方法 - Google Patents

リン及び硫黄を含むモリブデン化合物の製造方法

Info

Publication number
JPS61106587A
JPS61106587A JP22977084A JP22977084A JPS61106587A JP S61106587 A JPS61106587 A JP S61106587A JP 22977084 A JP22977084 A JP 22977084A JP 22977084 A JP22977084 A JP 22977084A JP S61106587 A JPS61106587 A JP S61106587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
molybdenum
general formula
component
molybdenum compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22977084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0430959B2 (ja
Inventor
Shigeru Katsumata
勝又 茂
Junichi Kuno
久野 純一
Kazuaki Yanagihara
柳原 和明
Noriyoshi Tanaka
典義 田中
Toshiaki Okamoto
俊明 岡本
Yoshikazu Shoji
義和 東海林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP22977084A priority Critical patent/JPS61106587A/ja
Publication of JPS61106587A publication Critical patent/JPS61106587A/ja
Publication of JPH0430959B2 publication Critical patent/JPH0430959B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリン及び硫黄ヲ含むモリブデン化合物6るいは
これを含有する組成物の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
リン及び硫黄を含むモリブデン化合物及びその製造方法
は特公昭40−8424号公報、同44−27566号
公報、同57−24798号公報、同57−24799
号公報、I#開昭56−79698号公報、同56−1
10796号公報等に記載されている。これらの公報に
記載されている化合物はいずれも潤滑剤の成分として利
用し得る事が記載されているが、いずれも目的のモリブ
デン化合物の他に相当量の複数の化合物が混在し九複雑
な組成物であり、潤滑剤として適切な組成に配合するこ
とが困礁でおるとか、潤滑性能、特、に銅等の金属の腐
蝕作用がおるとかの問題点が見られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は目的とするモリブデン化合物が選択的に
製造でき、副生物を生成しない方法を提供する事にある
。更に、本発明の目的は金属に対する腐蝕性が少なく、
耐摩耗性、耐摩擦性、酸化安定性寺、潤滑性能に優れた
リンと硫黄を含むモリブデン化合物全製造する事にある
[問題点?解決する71cめの手段〕 本発明は(al少なくとも一つの6価のそリプデン化合
物と、(1)l硫化水素、水硫化アルカリ又は一般式M
2S (式中Mはアルカリ金属又はアンモニウム基を示
す)で示される硫化アルカリから選ばれた少なくとも一
つの化合物と、<01一般式ji     C式中X1
.X2.Y、 、Y2は一素又は硫黄原子で同一でも異
なっていてもよい。nは0又は1の数で、R1,R2は
有機残基で同一でも異なっていてもよいンで表される化
合物又はその塩と、(d)6価のモリブデン化合vEt
−5価又は4価に還元できる還元剤(但し、上記す、c
成分を除く]とを反応させてリン及び硫黄を含むモリブ
デン化合物を製造する方法を提供するものである。本発
明の方法により生成する化合物は一般式 (式中X、*x2 tx5 *x49Y11Y2 *Y
5 、y4は6!l素又は硫黄原子で同一でも異なって
いてもよい。nは0又は1の数金表わし、R,vR2*
R5tR4は有機残基で同一でも異なっていてもよい。
x、yはOへ4の数でx十y=4である)で示される化
合物である。
本発明に用いられるる価のモリブデン化合物としては二
酸化モリブデン、二酸化モリブデン水和物、モリブデン
酸、モリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸アルカリ
金属塩(例えばナトリウム又はカリウム)、及びモリブ
デン酷ヘテμポリ酸塩(例えばリンモリブデンa2)′
が含まれる。好ましい、6価のモリブデン化合物はリン
モリブデン酸、モリブデン酸アンモニウム又はモリブデ
ン酸アルカリ金属塩を例えば塩酸や酢酸や硫酸等で酸性
化して得られたもの、並びに二酸化モリブデン又はその
水和物の溶解度を酸又は塩基を加えることによって増し
たものである。この他に有用なも6として、Mo Oo
l a *MoO2Cl2. Mo02Sr2.Mo2
0.C10,及びMo OF 4  等の6価のモリブ
デンのオキシハライド及びこれらの混合物も使用出来る
本発明に用いられる硫化水素は系外から導入しても良く
、又は反応系内で生成するものでも良い。水硫化アルカ
リ又は一般式M2S (式中Mはアルカリ金属又はアン
モニウム基を示す〕で示される硫化アルカリとしては、
水溶液の水硫化アルカリ、フレーク状の水硫化アルカリ
、硫化ナトリウム、硫化カリ、硫化アンモニウム等が通
常用いられる。
本発明に用いられる一般式(1)の化合物として好まし
いものは、一般式 (式中R1とR2はエーテル結合、エステル結合を有し
曵いても良く、)\ロゲン等で!換されていても良い炭
化水素残基)で示されるo、o’−ジオルガノホスホロ
ジチオエートでるる。R1,R2として好ましいものは
、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチ
ル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、アミル
、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブ
チル、ヘキシル、1,5−ジメチルブチル、ヘプチル、
オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ドデ
シル、テトラデシル、オクタデシル等の脂肪族炭化水素
基、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル
、ブトキシエチル、メトキシエチル、エトキシプロピル
、ブトキシプロピル基、或いは一般式R5(OR4)。
(式中R6は炭素原子数1S20の炭化水素残基R4は
炭素原子数2〜5の炭化水素残基、nは15100の数
ノで示されるエーテル結合を含む基、フェニル、置換フ
ェニル等の芳香族残基、シクロヘキシル、IiL換シク
シクロヘキシル脂環族残基等である。
本発明で用いられる一般式(11の化合物として好まし
い別の一群は一般式 (式中R5とR2はエーテル結合、エステル結合を有し
ていても良く、ハロゲン等で置換されていても良い炭化
水素残基で、R,、R2の例示としては一般式(3)で
示したものが同様に挙げられるンで示される化合物でる
る。
本発明で用いられる一般式(1)の化合物として好まし
い別の一群は一般式 (式中R7とR2はエーテル結合、エステル結合を有し
ていても良く、)・ロゲン菊・で置換されていても良い
炭化水素残基で、R,、R,の例示としては一般式(3
)で示したものが同様に挙げられる〕で示される化合物
である。
本発明で用いられる一般式(1)の化合物として好まし
い別の一群は一般式 (式中R7とR2はエーテル結合、エステル結合を有し
ていても良く、ハロゲン勢で置換されていても良い炭化
水素残基で、R1,R2の例示としては一般式(3)で
示しfCものが同様に挙げられる】で示される化合物で
ある。
上記各一般式の化合物を水又は水蒸気と処理することに
より、>PSI2Hの部分のSが0に置換された化合物
も又本発明に使用できる。これら     1の含リン
化合物を併用する牛も可能でめる。又、これらの酸、又
はその基を反応系内で生成せしめる様に、その反応原料
を供給しても良い。例えば、  0.01−ジヒドμカ
ルビル水素ホスホロジチオエートの場合にはアルコール
と二硫化リンを二硫化リンに不活性な溶媒中で反応させ
るか、又は二硫化リンに不活性な溶媒を用いずに水等二
硫化リンと反応性のある物質の不存在下で反応させれ、
ば艮い。
本発明に用いる還元剤としては、スルホキシル酸ナトリ
ウム、亜ニチオン酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜
kL酸水素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、チオ硫
酸ナトリウム、ニチオン酸ナトリウム等のポリチオン酸
ナトリウム又はそれらのその他のアルカリ金属塩、又は
アルカリ土類金属塩、二硫化酸素吟の還元性硫黄化合物
、グルコース、マルトース、ラクトース、マルトトリオ
ース、マン二ノトリオース等の還元糖、ホルムアルデし
ド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド等のアル
デヒド類、蟻酸、シュウ醪、アスコルビン酸等の還元性
酸、及びその塩が通常用いられる。還元剤は(l成分の
モリブデン1原子に対して0.01モル以上、5モル迄
の割合で用いられる。これらの還元剤は反応の最初から
用いても、反応の途中から用いても良く、すべての反応
が完了する前に用いれば良い。
(al成分と(b)成分のモル比は特に限定されないが
、(a)のモリブデン1当量当たfl (1)l成分が
0.05〜4当墓、好ましくは0.08〜3.8当量程
度にするのが良い。反応系の−は一般銚+2+のX、7
の値と反応収率に影響を与えるので目的とする化合物の
x、yの値によジ変化するが1通常は2へ12程度であ
る。
(a+l成分(CI JiW分のモル比は丑に限定され
ないが、一般に(aJ成分1モル当り(C1成分が0.
5〜5モル、好ましくはO,S SSモルにするのが良
い。
特に純粋な一般式(2)の化合物の選択的生gk望む場
合はモル北上0.9〜1.2、なるべくはほぼ1とする
のが良い。
反応温度は一般に室温付近で充分であるが、40へ14
0℃、好ましくは60〜110℃でおり、反応時間は2
〜10時間程度である。反応には適当な有機浴剤や鉱旧
、合成油等を媒体として用いても良い。反応収率t−S
げるためには反応後中和して熟成するのが望ましい。
反応生成物は一般に着色した油状、乃至粘稠物であり、
揮発成分ケ常圧又は減圧下で留去するか、又は、反応液
と分離後、水洗あるいは有機溶媒による洗浄により目的
@を得る事ができる。
本発明の方法で得られる化合物の使用分野には、自動車
及びトラックエンジン、2サイクルエンジン、航空機用
ビストノエンジン、船舶用及び機関車用デイゼルエンジ
ン等を含む火花点火式及び圧縮点火式の内燃機関のクラ
ンクケース潤滑油が言まれる。それらはまた、ガスエン
ジン、定tiIb力エンジン及びタービン等にも使われ
る。自動トランスミッション液体、トラフ″(・   
 スアクスル潤滑剤、ギヤ潤滑剤、金属加工潤滑へ水圧
液体及び他の潤滑油やグリース組成物にも使用され、極
圧性能、耐摩耗性能、摩擦緩和性能、酸化防止性能寺を
与える拳ができる。
〔実施例〕
実施例1 反応器に水500m1.三酸化モリブデン144sr 
t−入れ、@濁させる。ここに窒素雰囲気下で7レーク
の水硫化ナトリウム(70%品)120gr t−添加
し、40−50℃で1時間熟gして三酸化モリブデンt
−fIj解する。次いで亜硫酸ナトリウム65jirt
−添加して40−5’O℃で1時間熟aした後にジ−2
エチルへキシルホスホロジチオン酸5701r’ft滴
下して60−70℃で2時間熟成する。50%硫1i1
701rで中和した後、5時間還流上行なう。冷却後、
反応生成物を水洗し、脱気後濾過して褐色液体470.
9r ’に得た。
このものは、赤外吸収スペクトル(工R)、核磁気共鳴
スペクトル(NMR)、高速液体クロマトグラフィー(
HPLG)、及び元素分析値等より、一般式(2)で示
される化合物の混合物で1)、R1=12””R,=1
4=2 工’j−にへdF V k、x、=x2=x。
= X4= O,Y1=Y2=Y3=Y4=3 、 x
 = 1.95である。IRチャートヲ図1にNMFI
チャート6図2(’H)、図5(1sCj)ニHPL(
+  チャー)’1li94に示した。
元素分析値 MO:19.1% s : 19.6% p : 6.
0%比較例1 硫化アルカリ及び還元剤を使用せずに反応を行なった。
すなわち、反応器に水5oad、三酸化モリブデン14
4jlrt−入れ、懸濁させる。
ここにフレークの水酸化ナトリウム(100%品)40
1rt−添加し、1時間熟成して三酸化モリブデンt−
S解する。次いで窒素雰囲気下でジ−2エチルへキシル
ホスホロジチオン@5709rを滴下して60−70℃
で2時間熟成する。
50%硫酸1709rで中和した後、5時間還流を行な
う。冷却後、反応生成物を水洗し、脱気後濾過して褐色
液体5801f t’得た。
このものは−HPLOl及び元素分析値により、不純物
を多く含んだ一般式(2)で示される化合物の混合物で
めつ九〇 )tphaチャートt−図5に示した。
元素分析値 MO: 1 o、6% 5ニー15.0% pニア、t
%実施例2 反応器に水。500−1三酸化モリブデン1441r 
l入れ、懸濁させる。ここに窒素雰囲気下で硫化ナトリ
ウム(9水塩)560J’rt”添加し、4(1−50
℃で1時間熟成して三酸化モリブデンヲ溶解する。次い
でL−アスコルビン酸261f t−添加して40−5
0℃で1時間熟成し九後に、メタノール100f9rt
−添加し、ここにジ−インプロピルホスホロジチオン@
2zo#rt−滴下して60℃で2時間熟成する。20
%塩酸s s o srで中和した後、更に60℃で5
時間熟成し、冷却後に枦遇する。テ過ケーキ奢水洗し、
メタノール洗浄し、乾燥して融点140−145℃の黄
色固体5201rt−得た。
このものも実施例1と同じ方法で同定し九ところ一般式
(2)で示される化合物の混合物でめった(X==1.
9)。
元素分析値 Mo : 27.1% S : 27.5% p : 
a、s%笑施例5  − 反応器に水500+117.そリブデン酸アンモニウム
1961rt−入れ溶解させる。これt−20%硫酸4
909rで中和し、そこに窒素雰囲気下で40%水硫化
ナトリウム140jlrt−添加して40−50℃で1
時間熟成する。次いで亜ニチオン酸ナトリウム291r
k添加して40−50℃で1時間熟成した後に、メタノ
ール2001rを添Wし、ここにジ−ブチルホスホロジ
チオンrII27(lrt−滴下して60℃で5時間熟
成する。
20%硫111°701rで再度中和した後、更に60
℃で5時間熟成する。冷却後、反応生成物を水洗し、脱
気後濾過して褐色の油状物560Irt−得た。
、1.     COも0も実施例゛と同じ方法7同定
したところ一般式(2)で示される化合物の混合物でお
った(x=1.93゜ 元素分析値 Mo : 24.6%   S : 25.0%   
p:a、t%実施例4 反応器に水600tul、モリブデン酸ナトリウム20
6 Frを入れ、溶解させる。系内金窒素置換した後、
硫化水素ガスを吹込み、液のpHを3S4にA整する。
次いで亜硫酸水素ナトリウム52jlrt添那して40
−50℃で1時間熟成した後に、1.5−ジ−メチルブ
チルホスホロジチオン酸360Fr′t−滴下して60
−70℃で2時間熟成する。30%硫酸150 Frで
中和した後、5時間還流を行なう。冷却後、反応生成物
全水洗し、メタノール洗浄し、脱気後濾過して褐色液体
5501rf得た。
このものも実施例1と同じ方法で同定したところ一般式
(2)で示される化合物の混合物でめった(X=1.9
5)。
元素分析値 Mo:21.796  S:22.1% p : 7.
0%実施例5 反応器に水5ooad、’三酸化モリブデン144Ir
 k入れ、懸濁させる。ここに窒素雰囲気下で40%水
硫化ナトリウム2101rt−添加して40−50℃で
1時間熟成する。次いでグルコース451r t”fA
E]して40−50℃で1時間熟成L7’c後に、ジ−
ヘキシルホスホロジチオン酸5ootirt滴下して4
0−50℃で2時間熟成する。20%塩酸220 gr
で中和した後、5時間還流を行なう。冷却後、反応生成
物を水洗し、脱気後戸遇して褐色液体4211rt”得
た。
このものも実施例1と同じ方法で同定したところ一般式
(2)で示される化合物の混合物でめった(X=1.9
)。
元素分析値 Mo : 21.9% S:22.4%  P:6.7
%実施例6 反応器に水600IrL&、モリブデン酸ナトリウム2
0.6#rt−入れ、溶解させる。系内を窒素置換した
後、硫化水素ガス七吹込み、液の−t5S4に調整する
。次いで亜ニチオン酸ナトリウム589rを添席して4
0−50℃で1時間熟成した後に、ジ−シクロへキシル
ホスホロジチオン@5201rt滴下して1時間熟成す
る。50%硫gilli5(lrで中和した後、5時間
還流を行なう。冷却後、粘稠な反応生成物を得る。クロ
ロホルム40011rtlC溶解させ友後、水洗し、テ
過後鋭気して粘稠な褐色ペース)370.9ri−得る
このものも実施例1と同じ方法で同定したところ一般式
(2)で示される化合物の混合物でろつ九tX=1.9
5)。
元素分析値 Mo : 21.8% s : 22.5% P : 
7.2%実施例7 反応器に水600−1三酸化モリブデン144prt−
入れ、懸濁させる。ここに窒素雰囲気下で40%水硫化
ナトリウム280Ji’rt−添Wして40−50℃で
1時間熟成する。次いでアセトアルデヒド(80%品)
50#rt−添加して40−50℃で1時間熟成した後
に、ジ−ドデシルホスホロジチオン酸700#r’!”
滴下して6〇−70℃で5時間熟成する。20%硫酸4
90 firで中和した後、10時間還流を行なう。冷
却後、反応生成、物を水洗し、エタノール洗浄し、脱気
後濾過して褐色液体5651/rf得た。
このものも実施例1と同じ方法で同定したところ一般式
(2(で示される化合物の混合物でおった( x= 1
.95 )。
元素分析値 Mo : 15−8% S : 15.9% p:s、
1%笑施例8 反応器に水500ILt、三騒化モリブデン721ir
f入れ、懸濁させる。ここに窒累雰囲気下で硫化ナトリ
ウム(9水塩)24(lrt−添加し、40−50℃で
1時間熟成して三酸化そリプデフ1c?II解する。次
いで亜ニチオン酸ナトリウム15 lit t″添加て
40−50℃で1時間熟成した後に、ナフテン系鉱油5
50#t″添加し、ここにジ−ノニルフェニルホスホロ
ジチオン酸270 Itを調子して60℃で3時間熟成
する。
50%硫@ s s o #rで中和した後、10時間
還流させる。冷却後、水洗し、脱気後濾過して褐色液体
6501r1に得た。
このものは、HPLC,元素分析等より、一般式(2)
で示される化合物の混合物とす7テン系鉱油の混合物で
あった( x = 1.95 )。
元素分析値 Mo : 6−6%  s : (S、8%  P:2
.1%使用例1 各実施例で得られた化合物t”isoニュートラル油に
モリブデン含量として0.06重1%溶解し、摩耗防止
性をシェル4球試験機で測定し次。(油温80℃で荷1
1i40kg、  15 o o回転に於ける一分後の
摩耗痕の直径で表示)実施例1で得られ九化合物   
   0.581 2    g          
  □、40tt  5    z         
   O,45z  4    z         
   O,58p  5    #         
   0e45161           0.40
z  7    #           0.44s
  8    #            0.55比
較例1で得られた化合物      0.45市販のモ
リブデン化合物       0.45無  添  m
             O,65使用例2 各実施例で得られた化合物を500ニユートラル油にモ
リブデン金貨とし′″co、os重童%溶解し、摩耗防
止性t−7アレツクス試験機で測定した。
使用化合物   荷重能(1b] 実施例1で得られた化合物      1000s  
 2      #                
 1000#   5      #        
         1000#  4    p   
         1250p  5    #   
         1000#6    #     
       100017    #       
     1000#  8    tt      
      125G比較例1得られた化合物    
    750市販のモリブデン化合物       
 750無  添  、m             
 so。
使用例3 咎実施例で得られた化合物t−150=二−トラル油に
モリブデン含量として0.04重1%溶解し、摩耗防止
性能及び摩擦緩和性能を油温の上昇抑制効果としてシェ
ル4球試験機で測定した。(試験開始時の油温80℃で
荷重52kl、1800回転に於ける30分後の摩耗痕
の直径と油温で表示) 実施例1で得られた化合物   0.42     9
3,01 2            0.43   
  95.015    #         0,4
4     94.814            0
.40     9ζ。
z  5            0,45     
94.316    #         0,43 
    95j1 7            0.4
5     95.0#8    #        
 0.39     92.2比較例1で得られた化合
物   0.45     95.5市販のモリブデン
化合物    0.48     98.9無  添 
 加       0,70     120.3使用
例4 .1:    各実施例で得られた化合物の酸化防止性
をISO法による油の劣化試験によシ比較した。
試験方法=150ニュートラル油2001にモリブデン
含量として0.06重量%溶解し、165.5Cで48
時間、銅及び鉄の存在下で空気を10リットル/時間の
割合で通気し、油の粘度比(粘度増加率)と酸化の増加
を測定する。
実施例1で得られた化合物  0.16    1.0
112    #        0.23    1
.02#  3           0.22   
 1.0Sz  4           0.20 
   1,01z  5           0.1
8     +、D116   1       0.
18    1.Ofz  7           
0.20    1.021 8          
 0.22    1.01比較例1で得られた化合物
  0.38    1.06市販のモリブデン化合物
    1.50    1.35無  添  加  
    6,50   50.00使用例5 各実施例で得られた化合物を150ニユートラル油にモ
リブデン含量として0.06重量%溶解し、銅板を入れ
、100C,3時間加熱して銅板に対する腐蝕性を試験
した。(ASTMD−130に準拠) 実施例1で得られた化合物      3at   2
     z               3b# 
  3                   5h#
  4              2ez  5  
  z           2(!z  6    
          3az   7        
            3a  85b 比較例1で得られた化合物      3b市販のモリ
ブデン化合物       4b〔発明の効果〕 本発明の効果は副生成物を持たない新規なジアルキルホ
スホロジチオ\ン酸硫化オキシモリブデンの製造方法を
提供し、これを使用することによシ従来から使用されて
いるZDTP或いはモリブデン含有潤滑剤添加剤よシ酸
化防止性、摩耗防止性、摩耗緩和性、耐熱性に優れた潤
滑剤添加剤を提供したことにある。
【図面の簡単な説明】
図1、図2、図5゛、図4はそれぞれ実施例1のIRチ
ャート、 H−NMRチャート、 C−NMFIチャー
ト、HPLOチャートである。図5は比較例1のHPL
Oチャートである。 出願人代理人 古 谷    馨 図  4 内部標準 図  5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)少なくとも一つの6価のモリブデン化合物と、(
    b)硫化水素、水硫化アルカリ又は一般式M_2S(式
    中Mはアルカリ金属又はアンモニウム基を示す)で示さ
    れる硫化アルカリから選ばれた少なくとも一つの化合物
    と、(c)一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中X_1、X_2、Y_1、Y_2は酸素又は硫黄
    原子で同一でも異なつていてもよい。nは0又は1の数
    を表わし、R_1、R_2は有機残基で同一でも異なつ
    ていてもよい)で表される化合物又はその塩と、(d)
    6価のモリブデン化合物を5価又は4価に還元できる還
    元剤(但し、上記b、c成分を除く)とを反応させる事
    を特徴とするリン及び硫黄を含むモリブデン化合物の製
    造方法。
JP22977084A 1984-10-31 1984-10-31 リン及び硫黄を含むモリブデン化合物の製造方法 Granted JPS61106587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22977084A JPS61106587A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 リン及び硫黄を含むモリブデン化合物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22977084A JPS61106587A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 リン及び硫黄を含むモリブデン化合物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61106587A true JPS61106587A (ja) 1986-05-24
JPH0430959B2 JPH0430959B2 (ja) 1992-05-25

Family

ID=16897401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22977084A Granted JPS61106587A (ja) 1984-10-31 1984-10-31 リン及び硫黄を含むモリブデン化合物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61106587A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5627146A (en) * 1994-12-27 1997-05-06 Asahi Denka Kogyo K.K. Lubricating oil composition
EP0727429A3 (en) * 1995-02-15 1997-05-07 Asahi Denka Kogyo Kk Process for the preparation of molybdenum oxysulfide dithiocarbamate
US6379581B1 (en) 1991-08-05 2002-04-30 Asahi Denka Kogyo, K.K. Lubricated refrigerant composition containing fluorocarbon-type refrigerant, synthetic oil and molybdenumoxysulfide derivatives
WO2015016260A1 (ja) 2013-07-31 2015-02-05 富士フイルム株式会社 複合ポリエステル組成物の製造方法、複合ポリエステル組成物、潤滑剤組成物及び潤滑剤
WO2015093410A1 (ja) 2013-12-16 2015-06-25 富士フイルム株式会社 乗用および商用の四輪自動車の内燃機関用潤滑油組成物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012046555A (ja) 2010-08-24 2012-03-08 Adeka Corp 内燃機関用潤滑油組成物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6379581B1 (en) 1991-08-05 2002-04-30 Asahi Denka Kogyo, K.K. Lubricated refrigerant composition containing fluorocarbon-type refrigerant, synthetic oil and molybdenumoxysulfide derivatives
US5627146A (en) * 1994-12-27 1997-05-06 Asahi Denka Kogyo K.K. Lubricating oil composition
EP0727429A3 (en) * 1995-02-15 1997-05-07 Asahi Denka Kogyo Kk Process for the preparation of molybdenum oxysulfide dithiocarbamate
WO2015016260A1 (ja) 2013-07-31 2015-02-05 富士フイルム株式会社 複合ポリエステル組成物の製造方法、複合ポリエステル組成物、潤滑剤組成物及び潤滑剤
WO2015093410A1 (ja) 2013-12-16 2015-06-25 富士フイルム株式会社 乗用および商用の四輪自動車の内燃機関用潤滑油組成物
US9834736B2 (en) 2013-12-16 2017-12-05 Fujifilm Corporation Lubricating oil composition for internal combustion engines of passenger and commercial four-wheeled vehicles

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0430959B2 (ja) 1992-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2169312C (en) A process for producing molybdenum oxysulfide dithiocarbamate
US3400140A (en) Sulfurized oxymolybdenum organophos-phorodithioates and process therefor
US3182021A (en) Lubricants containing phosphorus thioic derivatives
JPS61106587A (ja) リン及び硫黄を含むモリブデン化合物の製造方法
JP2018199665A (ja) アルカノールアミン、摩擦低減剤、及び潤滑油組成物
US3050538A (en) Molybdenum blue complexes
CN113710783B (zh) 油剂添加剂及油剂组合物
US2938869A (en) Lubricants containing nitrogenous thiomolybdates
US2363513A (en) Lubricating composition and the like
US2606182A (en) Lubricating oil additive
JP2003512504A (ja) チアジアゾール添加剤及びこれを含有する潤滑剤組成物
US3494866A (en) Molybdenum compounds in lubricants
US3219676A (en) Polymeric molybdenum salts
US2383498A (en) Mineral oil composition
CA1240979A (en) Non-metallic, antioxidant, antiwear lubricant additive system
US3873456A (en) Phosphorus-containing compounds and lubricants containing same
RU2458064C2 (ru) Органические соединения молибдена и смазывающие композиции, которые содержат эти соединения
CN111909211A (zh) 一种硫代磷酸酯的含钼噻二唑衍生物及其制备方法和应用
US3702822A (en) Extreme pressure lubricant additives
US2666743A (en) Lubricating compositions
US6326337B1 (en) Perfluoropolyalkylether lubricant formulation with improved stability
KR101827503B1 (ko) 디알킬 디티오포스페이트 그룹을 포함하는 디카르복실산 유도체 및 이를 포함하는 내마모제 및 윤활제 조성물
US4077892A (en) Lubricant composition
EP0499453B1 (en) A process for the production of ashless antiwear-antioxidant lubricating oil additive and lubricating oil containing the same
US2528773A (en) Mineral oil composition

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees