JPS61106227A - 繊維強化プラスチツクの製造方法 - Google Patents

繊維強化プラスチツクの製造方法

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JPS61106227A
JPS61106227A JP59227655A JP22765584A JPS61106227A JP S61106227 A JPS61106227 A JP S61106227A JP 59227655 A JP59227655 A JP 59227655A JP 22765584 A JP22765584 A JP 22765584A JP S61106227 A JPS61106227 A JP S61106227A
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JP
Japan
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cut
fabric
line
cut line
strength
Prior art date
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Pending
Application number
JP59227655A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Inui
乾 恵太
Masanori Hikita
疋田 正紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 つすぐれた特性、安定した品質を有する半球状ガラス繊
維強化プラスチック(以下、FRPという)を製造する
方法に関するものである。
〔従来技術〕
FRPでは、一般にチョツプドストランド等の繊維を用
いて目的をする特性を満足するものが多いが、時には、
織布や不織布を使用して強度向上を図るものもある。織
布又は不織布(以下、布という)を用いて半球状FRP
を成形する場合、布の形状が平面であるため、目的とす
る成形物に収まる様布を第1図に示す様な形状に切断し
て使用している。この布を第2図に示す様に、成形しよ
うとする形状に組付け、型内にて樹脂と共に成形を行な
うが切断線aとbとが接する様な状態では、接する箇所
での強度が不足し七いる。強度不足が大きくならないよ
うにするために、複数枚の布を接触部分が同じ位置にな
らない様に重ねなければならない。更に1強度下足を補
うためには、布の重ね枚数を多くする必要があるので、
費用が高くなり、強度の割には重くなるという欠点が生
じる。
この欠点を改良するために、第3図のように切断し、第
5図のように布の接続部分を重ね合わせるという方法が
あ、シ、この方法であれば強度不足の欠点は解消する。
しかし、この場合均等に重なシ部分を作るには作業が面
倒で、どうしても重なりの多い所と少ない所が生じやす
く、強度の不足、成形歩留の低下という欠点を避けるこ
とができない0 〔発明の目的〕 本発明は、かかる欠点を改良した半球状のFRPを得ん
として研究した結果、完成に至ったものである。
〔発明の構成〕
本発明は、基材布に数ケ所放射状に切り込み又はV字状
の切除部を設け、前記布に切断−から切断線と大略直角
に切り込みを入れ、その切り込みに、対向する′もう一
方の切断線を挾み込む様にして重ね合わせ曲面を形成す
ることを特徴とする半球状FRPの製造方法であ、る。
本発明でいう半球状FRPとは、具体的な例をあげれば
、レーダードーム、各檻容器、容器の蓋、ヘルメット等
をあげることができる。
本発明に用いられる布の繊維は特に限定されず、木綿、
ガラス、ナイロン、ビニロン等の繊維からなるものが用
いられる。布の内容としては、重量、密度、使用糸の太
織り等特に限定されない。また2種類以上の繊維を用い
ても良い。次にマトリックスとして使用される樹脂は、
熱硬化型樹脂なら特に限定されない。また、成形方法に
ついてもレジンインジェクシ!1ノ、マツチドダイ、プ
リプレグ等公知の成形方法で良い。
布の切断型状は、単に放射状に切り込みを入れる(第4
図)あるいは放射状に布の一部をVカットする(第3図
)ことによシ成形される最終形状によっているいろな切
断形状となる。曲面を形成するための重なり部分につい
てもその大きさは任意である。経済性を考慮すると、切
除部を小さくして重な多部分を多くした方が得策ではあ
るが、成形品形状によっては限度がある。次に第6図の
ように切断線(a)に切り込み(c)を入れる。布の切
断形状の大きさにより、適宜切り込みを入れて良いが、
−辺での切り込み数が多くなると強度低下となるため、
隣シとの切)込み間を5の以上とするのが望ましい。ま
た、切り込みの間隔は等間隔が望ましいが、形状によっ
ては、変えて良い。切り込みの長さは、重な多部分の長
さと同じにするのが最適であシ、長過ぎると、その箇所
での強度低゛下をまねく恐れがある。次に切断線(a)
の切り込み(c)に隣シの切断線(b)を挾み込む様に
して第7図の様に組付けを行なう。切り込み数が一辺に
2ケ所の場合は第9図の様に交互にはさみ込む様にした
方が良い。
なお、切断線から切り込みを設ける際、対向する切断線
の両方に切り込みを設け、2つの切り込みの長さの和が
重な多部分の長さと同じ程度としてもよいことは当然で
ある。
〔発明の効果〕
本発明方法に従うと、経済的で強度が優れ、品質が安定
したFRPが得られる。従来品と同一強度のFRPでは
軽量化でき、経済的であるという長所があシ、FRPと
しては好適である。
′〔実施例〕 以下実施例によシ本発明を具体的に説明する。
実施例 本実施例は直径約40crnの半球状タンクカバーを成
形するものである。重量的24097mのガラス織布か
ら、成形品の頂天から周縁までの長さく30cm)を半
径とした円を4枚切り出し、等間隔で4ケ所に同形のV
カット(−辺25禰、切除部の角度10度)を入れた(
第3図)。このVカットは重なり部分が4つの扇状部の
約1/4が重なる様にした。更に、各Vカットの一対の
切断線の一辺の中央にこの切断線とほぼ直角に重なシ長
さだけの切り込みを入れた(第6図)。次にVカッセッ
トした。この際4枚の織布は重な)部分が他の織布の重
なυ部分と接続する様にした(第9図)。
この様に織布をセットすることによりて、4枚の織布が
セットされた後では各箇所で5枚の織布が重ね合わされ
ていることになる。但し、頂天付近では4枚重ねである
ので、その個所に円形状の織布を加えた。次にセットし
た織布の重量を測定し、織布の重量の273の一般成形
用不飽和ポリエステルを計量し、所定の高温硬化剤を入
れて十分攪拌した。140℃に加温された金型内に先ず
前記織布をセットし、続いて樹脂を注入した後、10分
間20kg+/zの圧力で加熱加圧を行ない半球状のタ
ンクカバーを得た。
比較例1 実施例1において使用した織布を第1図の様な形状に4
枚切断した(切断部角度25度)。この織布を第2図の
様な形に組付けを行ない第10図のようにセットした後
、実施例1と同一条件下で成形を行ない半球上のタンク
カバーを得た。
比較例2 実施例1において使用した織布を第3図の様な形状に4
枚切断した(切断部角度10度)。この織布を第5図の
様な形に組付けを行ない第9図のようにセットした後、
実施例1と同一条件下で成形を行ない半球上のタンクカ
バーを得た。
次にこれらのタンクカバーについて測定した強度と生産
性について次表に示す。
比較例1では組付は時間はやや短いものの強度が弱く、
比較例2では組付は時間がやや長く、強度のバラツキが
大で、弱い部分があることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図、第6図は布の切断形状を示す
平面図であシ、第2図、第5図、第7図、第8図は布の
組付は状態を示す斜視図であシ、第9図、第10図は組
付けた布をセットした状態を示す平面図である。 alb:切断線   C:切り込み 第1図  第2図 第3図   第4図 第5図 第6図 第7図   第8図 2゛ 5PJ9図  第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維強化プラスチックの製造方法において、基材として
    の織布又は不織布に数ヶ所放射状に切り込み又はV字状
    の切除部を設け、前記織布又は不織布に前記切り込み又
    は切除部の切断線から切断線と大略直角に切り込みを入
    れ、この切り込みに、対向するもう一方の切断線を挾み
    込む様にして重ね合わせ曲面を形成することを特徴とす
    る半球状の繊維強化プラスチックの製造方法。
JP59227655A 1984-10-31 1984-10-31 繊維強化プラスチツクの製造方法 Pending JPS61106227A (ja)

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