JPS61103696A - 表面亀裂補修法 - Google Patents
表面亀裂補修法Info
- Publication number
- JPS61103696A JPS61103696A JP22223984A JP22223984A JPS61103696A JP S61103696 A JPS61103696 A JP S61103696A JP 22223984 A JP22223984 A JP 22223984A JP 22223984 A JP22223984 A JP 22223984A JP S61103696 A JPS61103696 A JP S61103696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crack
- melting point
- low melting
- powder
- cracks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K31/00—Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、タンク等の表面亀裂、表面傷、ヒビ割れ等の
表面亀裂補修法に関する。
表面亀裂補修法に関する。
（従来の技術）
鋼板の表面に亀裂やヒビ割れが生じて補修を行なう場合
、従来は、これらの疵を含むやや広範囲の鋼板全体を取
シ代えるか鋼板表面をグラインダー等で疵が認められな
くなるまで削り取り、その後に肉盛シ溶接を行なって所
定の厚みを確保する等の方法がとられてきた。
、従来は、これらの疵を含むやや広範囲の鋼板全体を取
シ代えるか鋼板表面をグラインダー等で疵が認められな
くなるまで削り取り、その後に肉盛シ溶接を行なって所
定の厚みを確保する等の方法がとられてきた。
これら従来の補修法は、経済的でもあり、実績も極めて
多い。しかし、例えば、危険物や外部空気との接触を嫌
う物質が内部に充填されているような場合の鋼壁や管壁
の表面疵補修では、鋼板を切り取って、取り代える事が
できない。
多い。しかし、例えば、危険物や外部空気との接触を嫌
う物質が内部に充填されているような場合の鋼壁や管壁
の表面疵補修では、鋼板を切り取って、取り代える事が
できない。
又、板厚深く進入した疵に対しては、表面をグラインダ
ーで削シ取ってしまう方法は、作業量が膨大になるとい
う以外にも、不用意に貫通孔をあけてしまう危険性も高
まる。加えて、従来の補修法は補修の為の十分な作業ス
ペースが有る場合にのみ可能な方法であり、狭あい部や
精緻な構造部分には不向きである。
ーで削シ取ってしまう方法は、作業量が膨大になるとい
う以外にも、不用意に貫通孔をあけてしまう危険性も高
まる。加えて、従来の補修法は補修の為の十分な作業ス
ペースが有る場合にのみ可能な方法であり、狭あい部や
精緻な構造部分には不向きである。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、母材をそのまま取り代えてしまう事が困難な
箇所に生じた表面亀裂やヒビ割れに対して、応急的な補
修を施こすことができる表面亀裂補修法を提供しようと
するものである。
箇所に生じた表面亀裂やヒビ割れに対して、応急的な補
修を施こすことができる表面亀裂補修法を提供しようと
するものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、構造物材等の表面亀裂や表面ヒビ割れ部に低
融点粉末を上記表面亀裂部内や割れ部内に充填後、上記
低融点粉末が詰った上記表面亀裂（ヒビ割れ）部分ある
いは、その周辺をガス炎等で加熱することによシ、上記
粉末を溶融させて、上記亀裂部（ヒビ割れ部）を閉塞す
ることを特徴とする表面亀裂補修法である。
融点粉末を上記表面亀裂部内や割れ部内に充填後、上記
低融点粉末が詰った上記表面亀裂（ヒビ割れ）部分ある
いは、その周辺をガス炎等で加熱することによシ、上記
粉末を溶融させて、上記亀裂部（ヒビ割れ部）を閉塞す
ることを特徴とする表面亀裂補修法である。
上記補修法により表面亀裂先端部の局部的尖鋭度を緩和
することができる。また亀裂部内を低融点粉末材が被覆
することによシ、亀裂部の腐食割れ等も防止できる。
することができる。また亀裂部内を低融点粉末材が被覆
することによシ、亀裂部の腐食割れ等も防止できる。
本発明は、化学プラントの化学薬液タンク等の表面亀裂
部のみならず、−膜構造部材の凹部充填等にも有利に適
用できる。
部のみならず、−膜構造部材の凹部充填等にも有利に適
用できる。
以下、本発明方法を第１〜４図を参照しながら更に詳述
する。
する。
鋼板の表面亀裂の例を、第１図に示している。
第２図は、第１図の■−■線矢視の断面拡大図である。
第３図は本発明方法を説明するだめの表面亀裂部の断面
拡大図、第４図は本発明方法に、表面亀裂５が存在して
いる状況を示している。先ず、第３図に図示する如く表
面亀裂３部分に、低融点の金属（又は非金属）粉末を含
む浸透性の強い液体４を塗布する。上記亀裂３部付近に
打撃等による振動を与えながら、表面亀裂３内の空気を
追い出して、液体４を十分に浸透させる。その後、ガス
炎等によシ表面亀裂３およびその周辺を加熱する。これ
により、液体４に含まれている低融点金属（合金）の粉
末が溶融し、加熱停止に伴ない表面亀裂３内部で凝固す
る。母材１と親和性（溶融性）の強い低融点金属（又は
合金）粉末を用いておけば、凝固物５は第４図に図示す
る如く表面亀裂３の先端や枝部など局部的尖鋭度の強い
部分を充填する形で固まる。
拡大図、第４図は本発明方法に、表面亀裂５が存在して
いる状況を示している。先ず、第３図に図示する如く表
面亀裂３部分に、低融点の金属（又は非金属）粉末を含
む浸透性の強い液体４を塗布する。上記亀裂３部付近に
打撃等による振動を与えながら、表面亀裂３内の空気を
追い出して、液体４を十分に浸透させる。その後、ガス
炎等によシ表面亀裂３およびその周辺を加熱する。これ
により、液体４に含まれている低融点金属（合金）の粉
末が溶融し、加熱停止に伴ない表面亀裂３内部で凝固す
る。母材１と親和性（溶融性）の強い低融点金属（又は
合金）粉末を用いておけば、凝固物５は第４図に図示す
る如く表面亀裂３の先端や枝部など局部的尖鋭度の強い
部分を充填する形で固まる。
液体４塗布および加熱作業は、凝固物５が必要量だけ堆
積するまで重複くり返しが可能である。
積するまで重複くり返しが可能である。
以上による本発明の効果は、鋼管１の母材と同質材で完
全に充填補修出来た場合、すなわち表面亀裂３が無い場
合に比較すると若干強度的回復は劣る。しかし、表面亀
裂３部分を放置した場合に比較すると、亀裂３の先端部
が埋められている効果によシ、低融点金属の強度と母材
との強度差に応じてこれが近い程大きな補強が期待でき
る。
全に充填補修出来た場合、すなわち表面亀裂３が無い場
合に比較すると若干強度的回復は劣る。しかし、表面亀
裂３部分を放置した場合に比較すると、亀裂３の先端部
が埋められている効果によシ、低融点金属の強度と母材
との強度差に応じてこれが近い程大きな補強が期待でき
る。
特に、力学的効果として、表面亀裂３部に充填された凝
固物５を薄膜状に挿入した軟質部すなわち低融点金属（
合金）の強度は、これを一軸引張り試験して得られる強
度に比べると薄膜内の応力多軸性の為に見掛は上、強度
は上る。
固物５を薄膜状に挿入した軟質部すなわち低融点金属（
合金）の強度は、これを一軸引張り試験して得られる強
度に比べると薄膜内の応力多軸性の為に見掛は上、強度
は上る。
この効果は、薄膜すなわち表面亀裂３の厚みが薄いほど
著しく、終極的には母材強度と同等になる。従って、低
融点金属（合金）の強度の低さは見掛は程には問題とは
ならない訳で、応急的補強の目的には十分に期待できる
。また亀裂部内が低融点粉末材で被覆することにより亀
裂部内を腐食雰囲気からしゃ断することによシ腐食割れ
等も防止できる。
著しく、終極的には母材強度と同等になる。従って、低
融点金属（合金）の強度の低さは見掛は程には問題とは
ならない訳で、応急的補強の目的には十分に期待できる
。また亀裂部内が低融点粉末材で被覆することにより亀
裂部内を腐食雰囲気からしゃ断することによシ腐食割れ
等も防止できる。
本発明方法において使用される低融点粉末としては、ア
ルミ合金、Ｎｌ 銀、錫、鉛、プラスチック（含、樹
脂粉末）、セラミックスなどが随意使用することができ
、その浸透液としては、灯油、防錆油（ＣＲＣ）、機械
油（タービン油）、ＰＴ 探傷液系（キシレン■ＬＰＧ
）などが使用される。
ルミ合金、Ｎｌ 銀、錫、鉛、プラスチック（含、樹
脂粉末）、セラミックスなどが随意使用することができ
、その浸透液としては、灯油、防錆油（ＣＲＣ）、機械
油（タービン油）、ＰＴ 探傷液系（キシレン■ＬＰＧ
）などが使用される。
第１図は鋼板の表面亀裂の例を示す図であり、第２図は
第１図の■−■線矢視の断面拡大図である。第３図は本
発明方法を説明するための表面亀裂部の断面拡大図、第
４図は本発明方法を適用後の表面亀裂部の断面拡大図で
ある。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 −
第１図の■−■線矢視の断面拡大図である。第３図は本
発明方法を説明するための表面亀裂部の断面拡大図、第
４図は本発明方法を適用後の表面亀裂部の断面拡大図で
ある。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- 構造部材等の表面亀裂や表面ヒビ割れ部に低融点粉末を
上記表面亀裂部内や割れ部内に充填後上記低融点粉末が
詰つた上記表面亀裂（ヒビ割れ）部分あるいは、その周
辺をガス炎等で加熱することにより、上記粉末を溶融さ
せて、上記亀裂部を閉塞することを特徴とする表面亀裂
補修法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22223984A JPS61103696A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | 表面亀裂補修法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22223984A JPS61103696A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | 表面亀裂補修法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61103696A true JPS61103696A (ja) | 1986-05-22 |
Family
ID=16779284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22223984A Pending JPS61103696A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | 表面亀裂補修法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61103696A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009007609A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Meidensha Corp | 金属部材の補修方法 |
-
1984
- 1984-10-24 JP JP22223984A patent/JPS61103696A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009007609A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Meidensha Corp | 金属部材の補修方法 |
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