JPS61102228A - パイプ押し出し成形ダイ - Google Patents
パイプ押し出し成形ダイInfo
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- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/88—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
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- B29C48/911—Cooling
- B29C48/9135—Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野１
本発明は、樹脂パイプを押し出し成形するために用いら
れるパイプ押し出し成形ダイに関するものである。
れるパイプ押し出し成形ダイに関するものである。
［背景技術１
円筒形のパイプを熱可塑性樹脂の押し出し成形で成形す
る場合、全周に亘って肉厚を均一にして樹脂をパイプ状
に押し出すことは実際上不可能であり、どうしても偏肉
となった状態でパイプは押し出される。そしてこのよう
に押し出されたパイプに偏肉があると、肉厚の厚い部分
と薄い部分とで冷却速度が異なることになるため成形収
縮の度合がパイプの外周の一部と他の部分とで相異する
ことになり、この結果パイプには曲がりや反りが発生す
ることになる。そこで従来はパイプが押し出されて冷却
されたのちにパイプに曲がりや反りの発生が見受けられ
ると、この段階で加熱して曲がりや反りを矯正するよう
にしていた。しかしこのように一旦成形されたパイプに
矯正を施すと、パイプの曲がりや反りの矯正ができても
パイプの形状がいびつになったりして変形が発生してし
まい易いという問題があった。
る場合、全周に亘って肉厚を均一にして樹脂をパイプ状
に押し出すことは実際上不可能であり、どうしても偏肉
となった状態でパイプは押し出される。そしてこのよう
に押し出されたパイプに偏肉があると、肉厚の厚い部分
と薄い部分とで冷却速度が異なることになるため成形収
縮の度合がパイプの外周の一部と他の部分とで相異する
ことになり、この結果パイプには曲がりや反りが発生す
ることになる。そこで従来はパイプが押し出されて冷却
されたのちにパイプに曲がりや反りの発生が見受けられ
ると、この段階で加熱して曲がりや反りを矯正するよう
にしていた。しかしこのように一旦成形されたパイプに
矯正を施すと、パイプの曲がりや反りの矯正ができても
パイプの形状がいびつになったりして変形が発生してし
まい易いという問題があった。
［発明の目的］
本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、押し
出し成形の時点でパイプの曲がりや反りの矯正をおこな
うことができるパイプ押し出し成形ダイを提供すること
を目的とするものである。
出し成形の時点でパイプの曲がりや反りの矯正をおこな
うことができるパイプ押し出し成形ダイを提供すること
を目的とするものである。
［発明の開示１
しかして本発明に係るパイプ押し出し成形ダイは、樹脂
１が押し出される流路２を有するダイ外型３の流路２内
に内型４を設け、内周がサイソング用貫通路５に形成さ
れた筒状のサイジングダイ６を上記流路２とサイソング
用貫通路５とを合致させた状態でダイ外型３の先端に配
設し、サイジングダイ６のダイ外型３側の端部外周に取
付用フランジ８を延設し、ダイ外型３とサイジングダイ
６との間に弾性変形能を有するＯリング９を介在させる
と共にダイ外型３とサイジングダイ６の両端面間に小間
隙１０を形成させ、Ｏリング９の外側に沿ってサイジン
グダイ６のフランジ８に設けた複数の通孔２１，２１・
・・に取付ねじ１１，１１・・・を通して、取付ねじ１
１の先部をダイ外型３のねじ穴２４，２４・・・に螺進
螺退自在に螺合せしめて成ることを特徴とするものであ
り、複数の取付ねじ１１を選択的に締め付けを強めたり
弱めたりすることによってサイジングダイ６を若干傾け
ることができるようにし、このサイジングダイ６の傾き
によって押し出されるパイプの曲がりや反りが矯正され
るようにして上記目的を達成するようにしたものであっ
て、以下本発明を実施例により詳述する。
１が押し出される流路２を有するダイ外型３の流路２内
に内型４を設け、内周がサイソング用貫通路５に形成さ
れた筒状のサイジングダイ６を上記流路２とサイソング
用貫通路５とを合致させた状態でダイ外型３の先端に配
設し、サイジングダイ６のダイ外型３側の端部外周に取
付用フランジ８を延設し、ダイ外型３とサイジングダイ
６との間に弾性変形能を有するＯリング９を介在させる
と共にダイ外型３とサイジングダイ６の両端面間に小間
隙１０を形成させ、Ｏリング９の外側に沿ってサイジン
グダイ６のフランジ８に設けた複数の通孔２１，２１・
・・に取付ねじ１１，１１・・・を通して、取付ねじ１
１の先部をダイ外型３のねじ穴２４，２４・・・に螺進
螺退自在に螺合せしめて成ることを特徴とするものであ
り、複数の取付ねじ１１を選択的に締め付けを強めたり
弱めたりすることによってサイジングダイ６を若干傾け
ることができるようにし、このサイジングダイ６の傾き
によって押し出されるパイプの曲がりや反りが矯正され
るようにして上記目的を達成するようにしたものであっ
て、以下本発明を実施例により詳述する。
ダイ外型３は押し出し成形装置の先部に取り付けられる
もので、内周に押し出し成形装置に連通する流路２が貫
通して形成してあり、内周断面が円形に形成される流路
２にポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系
ｆｆ１ｔｌｌＷ、Ａ Ｂ Ｓ Ｉ［？、サクリル樹脂な
ど熱可塑性の樹脂が押し出し供給されるようにしである
。流路２内には第１図に示すように樹脂１をパイプ状に
して押し出させるための中子となる内型４が取り付けて
あり、この外＝３− 周断面が円形である内型４の内部は中空に形成して流路
２より突出する先端の小径部１５には内外に連通する吐
出口１６が穿設しである。内型４の先端面にはねじ孔１
７が穿設してあり、外周に雄ねじが形成された長い円筒
形の空気管１８がこのねじ孔１７にシールテープを介し
て気密的に螺合してあって、先部が内型４より突出し基
部が内型４内に挿入されるように空気管１８は内型４に
取り付けである。空気管１８の外周にはシールテープを
介して補強リング板２９が螺合して取り付けてあり、Ｏ
リング１９を介して補強リング板２９が内型４の先端面
に密接させである。また空気管１８の先部外周にテフロ
ンなど樹脂の付着性が少ない材料で形成された空気止め
板２５が螺合して取り付けである。さらに空気管１８の
先端にはキャップ２０が螺合取着してあって空気管１８
の先端を密閉しである。サイジングダイ６は内周が断面
円形のサイジング用貫通路５となった円筒形に形成され
、その一端部外周にフランジ８が突出して一体に設けて
あり、フランジ８に周方向に沿って複数の通孔２１，２
１・・・が穿設しである。そしてサイジングダイ６のこ
の端部の端面にはＯリング９を嵌合させるための環状の
嵌合溝２２が凹設してあり、ダイ外型３の流路２の出口
の回りに沿ってダイ外型３の端面にも嵌合溝と同じ半径
で嵌合溝２３が凹設しである。またフランジ８に設けた
通孔２１，２１・・・と対向する位置にてダイ外型３の
端面にねじ穴２４，２４・・・が凹設しである。しかし
て上記サイジングダイ６を流路２の出口にサイジング用
貫通路５の開口が合致するようにダイ外型３に配設し、
サイジングダイ６の嵌合溝２２とダイ外型３の嵌合溝２
３との間に弾性変形能を有し耐熱性にも優れた例えばテ
フロンなどで形成したＯリング９をはめ込み、そしてサ
イジングダイ６のフランジ８の通孔２１に通した取付ね
じ１１をダイ外型３のねじ穴２４に螺合させることによ
って、第１図のようにダイ外型３の流路２とサイジング
ダイ６のサイジング用貫通路５とが一直線上にくるよう
にダイ外型３にサイジングダイ６を取り付けるものであ
る。このときサイノングダイ６のサイジング用貫通路５
内には内型４の先部と空気管１８の先部、空気止め板２
５がそれぞれ挿入される。またサイジングダイ６の端面
とダイ外型３の端面との間にはＯリング９が介在されて
いることによって小間隙１０が形成されている。
もので、内周に押し出し成形装置に連通する流路２が貫
通して形成してあり、内周断面が円形に形成される流路
２にポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系
ｆｆ１ｔｌｌＷ、Ａ Ｂ Ｓ Ｉ［？、サクリル樹脂な
ど熱可塑性の樹脂が押し出し供給されるようにしである
。流路２内には第１図に示すように樹脂１をパイプ状に
して押し出させるための中子となる内型４が取り付けて
あり、この外＝３− 周断面が円形である内型４の内部は中空に形成して流路
２より突出する先端の小径部１５には内外に連通する吐
出口１６が穿設しである。内型４の先端面にはねじ孔１
７が穿設してあり、外周に雄ねじが形成された長い円筒
形の空気管１８がこのねじ孔１７にシールテープを介し
て気密的に螺合してあって、先部が内型４より突出し基
部が内型４内に挿入されるように空気管１８は内型４に
取り付けである。空気管１８の外周にはシールテープを
介して補強リング板２９が螺合して取り付けてあり、Ｏ
リング１９を介して補強リング板２９が内型４の先端面
に密接させである。また空気管１８の先部外周にテフロ
ンなど樹脂の付着性が少ない材料で形成された空気止め
板２５が螺合して取り付けである。さらに空気管１８の
先端にはキャップ２０が螺合取着してあって空気管１８
の先端を密閉しである。サイジングダイ６は内周が断面
円形のサイジング用貫通路５となった円筒形に形成され
、その一端部外周にフランジ８が突出して一体に設けて
あり、フランジ８に周方向に沿って複数の通孔２１，２
１・・・が穿設しである。そしてサイジングダイ６のこ
の端部の端面にはＯリング９を嵌合させるための環状の
嵌合溝２２が凹設してあり、ダイ外型３の流路２の出口
の回りに沿ってダイ外型３の端面にも嵌合溝と同じ半径
で嵌合溝２３が凹設しである。またフランジ８に設けた
通孔２１，２１・・・と対向する位置にてダイ外型３の
端面にねじ穴２４，２４・・・が凹設しである。しかし
て上記サイジングダイ６を流路２の出口にサイジング用
貫通路５の開口が合致するようにダイ外型３に配設し、
サイジングダイ６の嵌合溝２２とダイ外型３の嵌合溝２
３との間に弾性変形能を有し耐熱性にも優れた例えばテ
フロンなどで形成したＯリング９をはめ込み、そしてサ
イジングダイ６のフランジ８の通孔２１に通した取付ね
じ１１をダイ外型３のねじ穴２４に螺合させることによ
って、第１図のようにダイ外型３の流路２とサイジング
ダイ６のサイジング用貫通路５とが一直線上にくるよう
にダイ外型３にサイジングダイ６を取り付けるものであ
る。このときサイノングダイ６のサイジング用貫通路５
内には内型４の先部と空気管１８の先部、空気止め板２
５がそれぞれ挿入される。またサイジングダイ６の端面
とダイ外型３の端面との間にはＯリング９が介在されて
いることによって小間隙１０が形成されている。
このとき、第２図（ａ）（ｂ）のように通孔２１とねじ
穴２４は例えばそれぞれ６個ずつ設けられており、その
うち４個づつの通孔２１とねじ穴２４（第２図のａ矢印
部分）に取付ねじ１１を通して螺合させるものであり、
他の２個づつの通孔２１とねじ穴２４（第２図のし矢印
）においては、サイジングダイ６の先端のフランジ２６
の摺動孔２７に通した長い保持棒３０を通孔２１に通し
てこの保持棒３０の先端をねじ穴２４に螺合させるよう
にしである。すなわち掃除などのために取付ねじ１１を
外してダイ外型３からサイジングダイ６を分離させる際
にサイジングダイ６を保持棒３０に保持させてサイジン
グダイ６の落下を防止するのである。
穴２４は例えばそれぞれ６個ずつ設けられており、その
うち４個づつの通孔２１とねじ穴２４（第２図のａ矢印
部分）に取付ねじ１１を通して螺合させるものであり、
他の２個づつの通孔２１とねじ穴２４（第２図のし矢印
）においては、サイジングダイ６の先端のフランジ２６
の摺動孔２７に通した長い保持棒３０を通孔２１に通し
てこの保持棒３０の先端をねじ穴２４に螺合させるよう
にしである。すなわち掃除などのために取付ねじ１１を
外してダイ外型３からサイジングダイ６を分離させる際
にサイジングダイ６を保持棒３０に保持させてサイジン
グダイ６の落下を防止するのである。
しかして、パイプを押し出し成形するにあたりて流路２
に樹脂１を押し出し供給すると、樹脂１は流路２のの内
周と内型４の外周との間でパイプ状に成形されてサイジ
ングダイ６のサイジング用貫通路５へと押し出される。
に樹脂１を押し出し供給すると、樹脂１は流路２のの内
周と内型４の外周との間でパイプ状に成形されてサイジ
ングダイ６のサイジング用貫通路５へと押し出される。
このとき内型４の内部には圧縮空気が供給されており、
圧縮空気は内型４の先部の小径部１５の吐出口１６から
吐出されるようになっているもので、サイジングダイ６
のサイジング用貫通路５の出口付近に存在する空気止め
板２５との間の部分は空気圧が高まって、この空気圧に
よってパイプ状の樹脂１はサイジング用貫通路５の内周
面に押さえ付けられることになり、サイソング用貫通路
５を通過する開にパイプ状の樹脂１は規格の寸法で真円
に成形されるサイジングを受けることになる。吐出口１
６から吐出された空気は一部はパイプ状樹脂１の内面と
空気止め板２５との間から抜けるが、空気管１８に形成
した排出口２８がら空気管１８内に流入し、返送される
。サイジングダイ６がら押し出されたパイプ状樹脂１は
冷却装置で冷却され所定寸法に切断されて製品パイプと
して仕上げられる。
圧縮空気は内型４の先部の小径部１５の吐出口１６から
吐出されるようになっているもので、サイジングダイ６
のサイジング用貫通路５の出口付近に存在する空気止め
板２５との間の部分は空気圧が高まって、この空気圧に
よってパイプ状の樹脂１はサイジング用貫通路５の内周
面に押さえ付けられることになり、サイソング用貫通路
５を通過する開にパイプ状の樹脂１は規格の寸法で真円
に成形されるサイジングを受けることになる。吐出口１
６から吐出された空気は一部はパイプ状樹脂１の内面と
空気止め板２５との間から抜けるが、空気管１８に形成
した排出口２８がら空気管１８内に流入し、返送される
。サイジングダイ６がら押し出されたパイプ状樹脂１は
冷却装置で冷却され所定寸法に切断されて製品パイプと
して仕上げられる。
ここで、ダイ外型３の流路２からサイジングダイ６内へ
と押し出されるパイプ状樹脂１はサイジングダイ６内に
おいてサイジング作用を受けつつ冷却作用も受けて樹脂
１には同化が進み、そしてサイジングダイ６を出た後に
完全に冷却されるものであるが、ダイ外型３の流路２か
ら押し出されるパイプ状樹脂１に偏肉がある場合、流路
２からの樹脂１の押し出し方向とサイジングダイ６のサ
イジング用貫通路５の軸方向とが正確に一致すると、パ
イプ状樹脂１の肉厚の厚い部分も薄い部分も同じように
サイジングダイ６内において冷却を受け、さらに冷却装
置によっても同じように冷却を受けることになる。する
とパイプ状樹脂１の厚肉の部分も薄肉の部分も冷却によ
る履歴が同じであるため、肉厚の相異によって厚肉部分
と薄肉部分とで冷却速度に差が生じて成形収縮の度合に
差が生じ、すなわち厚肉部分で成形収縮は大きく生じる
と共に薄肉部分で成形収縮は小さく生じ、この結果製品
のパイプには曲がりや反りが発生することになるもので
ある。そこでこのときにはサイソングダイ６内における
パイプ状樹脂１の肉厚の厚い部分側の取付ねじ１１を強
く締めてダイ外型３のねじ穴２４に螺進させてやる。す
ると取付ねじ１１を強く締めた側の部分においてＯリン
グ９が弾性的に圧縮変形され、第３図に示すようにサイ
ジングダイ６は取付ねじ１１を強く締めた側の小間隙１
０を狭めるように傾くことになる。そしてこのようにサ
イジングダイ６を傾けると、傾けた側においてサイジン
グダイ６のサイジング用貫通路５の内周面へのパイプ状
樹脂１の接触が強まると共に傾けた側と反対側において
パイプ状樹脂１のサイジング用貫通路５内周面への接触
度合が小さくなり、この結果パイプ状樹脂１の肉厚の厚
い部分はサイジングダイ６によって効果的に冷却される
と共に肉厚の薄い部分はサイジングダイ６による冷却効
果が小さくなる。従って冷却され難い厚肉の部分で冷却
が強く、冷却され易い薄肉の部分で冷却がう＄〈おこな
われることになり、厚肉部分と薄肉部分との悶の冷却速
度の差を小さくして両者の成形収縮の差を・１・さくす
ることができ、パイプに曲がりや反りが発生することを
防止することができるのである。サイジングダイ６の傾
斜角度はパイプ状樹脂１の偏肉の度合などに応じて適宜
設定される。
と押し出されるパイプ状樹脂１はサイジングダイ６内に
おいてサイジング作用を受けつつ冷却作用も受けて樹脂
１には同化が進み、そしてサイジングダイ６を出た後に
完全に冷却されるものであるが、ダイ外型３の流路２か
ら押し出されるパイプ状樹脂１に偏肉がある場合、流路
２からの樹脂１の押し出し方向とサイジングダイ６のサ
イジング用貫通路５の軸方向とが正確に一致すると、パ
イプ状樹脂１の肉厚の厚い部分も薄い部分も同じように
サイジングダイ６内において冷却を受け、さらに冷却装
置によっても同じように冷却を受けることになる。する
とパイプ状樹脂１の厚肉の部分も薄肉の部分も冷却によ
る履歴が同じであるため、肉厚の相異によって厚肉部分
と薄肉部分とで冷却速度に差が生じて成形収縮の度合に
差が生じ、すなわち厚肉部分で成形収縮は大きく生じる
と共に薄肉部分で成形収縮は小さく生じ、この結果製品
のパイプには曲がりや反りが発生することになるもので
ある。そこでこのときにはサイソングダイ６内における
パイプ状樹脂１の肉厚の厚い部分側の取付ねじ１１を強
く締めてダイ外型３のねじ穴２４に螺進させてやる。す
ると取付ねじ１１を強く締めた側の部分においてＯリン
グ９が弾性的に圧縮変形され、第３図に示すようにサイ
ジングダイ６は取付ねじ１１を強く締めた側の小間隙１
０を狭めるように傾くことになる。そしてこのようにサ
イジングダイ６を傾けると、傾けた側においてサイジン
グダイ６のサイジング用貫通路５の内周面へのパイプ状
樹脂１の接触が強まると共に傾けた側と反対側において
パイプ状樹脂１のサイジング用貫通路５内周面への接触
度合が小さくなり、この結果パイプ状樹脂１の肉厚の厚
い部分はサイジングダイ６によって効果的に冷却される
と共に肉厚の薄い部分はサイジングダイ６による冷却効
果が小さくなる。従って冷却され難い厚肉の部分で冷却
が強く、冷却され易い薄肉の部分で冷却がう＄〈おこな
われることになり、厚肉部分と薄肉部分との悶の冷却速
度の差を小さくして両者の成形収縮の差を・１・さくす
ることができ、パイプに曲がりや反りが発生することを
防止することができるのである。サイジングダイ６の傾
斜角度はパイプ状樹脂１の偏肉の度合などに応じて適宜
設定される。
［発明の効果１
上述のように本発明にあっては、サイジングダイのダイ
外型側の端部外周に取付用フランジを延設し、ダイ外型
とサイジングダイとの間に弾性変形能を有するＯリング
を介在させると共にダイ外型とサイジングダイの両端面
間に小間隙を形成させ、Ｏリングの外側に沿ってサイジ
ングダイのフランジに設けた複数の通孔に取付ねじを通
して、取付ねじの先部をダイ外型のねじ穴に螺進螺退自
在に螺合せしめであるので、複数の取付ねじを選択して
締め付けることによりＯリングを部分的に圧縮させてサ
イジングダイを傾けることかで外、このサイジングダイ
の傾きによってサイジングダイのサイジング用貫通路に
押し出されたパイプ状樹脂の接触度合を調整することが
できるものであり、サイジングダイによるパイプ状樹脂
の冷却履歴をパイプ状樹脂の厚肉部分と薄部分とで変え
て成形収縮の度合を均一化することができ、パイプを押
し出し成形する時点でパイプの曲がりや反りの矯正をお
こなうことができるものである。
外型側の端部外周に取付用フランジを延設し、ダイ外型
とサイジングダイとの間に弾性変形能を有するＯリング
を介在させると共にダイ外型とサイジングダイの両端面
間に小間隙を形成させ、Ｏリングの外側に沿ってサイジ
ングダイのフランジに設けた複数の通孔に取付ねじを通
して、取付ねじの先部をダイ外型のねじ穴に螺進螺退自
在に螺合せしめであるので、複数の取付ねじを選択して
締め付けることによりＯリングを部分的に圧縮させてサ
イジングダイを傾けることかで外、このサイジングダイ
の傾きによってサイジングダイのサイジング用貫通路に
押し出されたパイプ状樹脂の接触度合を調整することが
できるものであり、サイジングダイによるパイプ状樹脂
の冷却履歴をパイプ状樹脂の厚肉部分と薄部分とで変え
て成形収縮の度合を均一化することができ、パイプを押
し出し成形する時点でパイプの曲がりや反りの矯正をお
こなうことができるものである。
第１図は本発明の一実施例の正断面図、第２図（ａ）（
ｂ）は同上におけるサイジングダイの側断面図とダイ外
型部分の側断面図、第３図は同上におけるサイジングダ
イの傾き状態の概略図である。 １は樹脂、２は流路、３はダイ外型、４は内型、５はサ
イソング用貫通路、６はサイジングダイ、８はフランジ
、９は０リング、１０は小間隙、１１は取付ねじ、２１
は通孔、２４はねじ穴である。
ｂ）は同上におけるサイジングダイの側断面図とダイ外
型部分の側断面図、第３図は同上におけるサイジングダ
イの傾き状態の概略図である。 １は樹脂、２は流路、３はダイ外型、４は内型、５はサ
イソング用貫通路、６はサイジングダイ、８はフランジ
、９は０リング、１０は小間隙、１１は取付ねじ、２１
は通孔、２４はねじ穴である。
Claims (1)
- （１）樹脂が押し出される流路を有するダイ外型の流路
内に内型を設け、内周がサイジング用貫通路に形成され
た筒状のサイジングダイを上記流路とサイジング用貫通
路とを合致させた状態でダイ外型の先端に配設し、サイ
ジングダイのダイ外型側の端部外周に取付用フランジを
延設し、ダイ外型とサイジングダイとの間に弾性変形能
を有するＯリングを介在させると共にダイ外型とサイジ
ングダイの両端面間に小間隙を形成させ、Ｏリングの外
側に沿ってサイジングダイのフランジに設けた複数の通
孔に取付ねじを通して、取付ねじの先部をダイ外型のね
じ穴に螺進螺退自在に螺合せしめて成ることを特徴とす
るパイプ押し出し成形ダイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59224504A JPS61102228A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | パイプ押し出し成形ダイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59224504A JPS61102228A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | パイプ押し出し成形ダイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61102228A true JPS61102228A (ja) | 1986-05-20 |
| JPH0150585B2 JPH0150585B2 (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=16814830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59224504A Granted JPS61102228A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | パイプ押し出し成形ダイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61102228A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997027991A1 (de) * | 1996-01-30 | 1997-08-07 | C.A. Greiner & Söhne Gesellschaft Mbh | Extrusionsanlage mit einer formgebungseinrichtung |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP59224504A patent/JPS61102228A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997027991A1 (de) * | 1996-01-30 | 1997-08-07 | C.A. Greiner & Söhne Gesellschaft Mbh | Extrusionsanlage mit einer formgebungseinrichtung |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0150585B2 (ja) | 1989-10-30 |
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