JPS61100402A - 木板の円弧状屈曲部形成法 - Google Patents
木板の円弧状屈曲部形成法Info
- Publication number
- JPS61100402A JPS61100402A JP22133684A JP22133684A JPS61100402A JP S61100402 A JPS61100402 A JP S61100402A JP 22133684 A JP22133684 A JP 22133684A JP 22133684 A JP22133684 A JP 22133684A JP S61100402 A JPS61100402 A JP S61100402A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- groove
- wooden board
- bent
- wooden
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
テーブル・たんすのような木製の家具、棚板あるーはテ
にビジ゛冒ン受゛像機、音響機器等の木製キャビネツシ
等の隅角部にお−ては板を数粍乃至数糎の比較的大きな
曲率半径をもって円弧状に屈曲させることがある・この
ような隅角部の製作に際して、従来は板を屈曲させよう
とする部分の内面側に矩形の凹溝を形成してその底面を
1くすることにより、この部分を円弧状に屈曲させ1か
つE記日溝によつ【形成される空蕨に扇形断面の芯材を
挿入する加工法、あるーは板を円弧状に屈曲させる部分
の内面側に複数個の細い凹溝を設けてその板自体な櫛目
状に形成し、これを円弧状に屈曲させる加工法等が行わ
れて−た◎しかし前者は予め扇形に形成した芯材を用−
るかも1矩形凹溝の底面を円弧状に屈曲させて扇形芯材
の円弧11frK密着させるまでの過程にお−ては上記
底面が自由に屈曲し得る状態にある。かつ使用する板材
は必らずしも高品質て各部が均一な強度を有するもので
はなく、木目等によって強一部分と弱一部分とがあるた
めに、その板材における[!l溝のj[iiaに力を加
えて底面の薄一部分を屈曲させようとすると、弱一部分
のみが急角度で屈曲して破損し易−次点がある・この欠
点は後者のように板材自体な櫛目状に形rLLだ場合を
同様であると共に粗悪な板材にお−てはこれに櫛目状の
加工を施すこと自体が困難である。従って本発明は上述
の欠点を除去し、安価な板材にお−てもこれを損傷する
ことなくその一部を円弧状に屈曲させることのできる新
規な方法を提供するものである〇 本発明社木坂における円弧状に屈曲させようとする部分
に矩形の凹溝を形成すると共に上記凹溝に嵌合する矩形
柱状の芯材に該凹溝と平行な複数個の溝を設けて櫛目状
に形成し、上記芯材をその櫛目が外方を向くように前記
木版の凹溝に嵌合したのち該木板におけるl!l溝の底
面を上記芯材がそのI!I溝の内部に包み込まれるよう
に円弧状に屈曲させるものである口 このように本発明は櫛目状の芯材を木板と別個に形成し
て、これを屈曲させようとする木板の矩形凹溝に挿入し
・芯材と木板の凹溝底面とを同時に屈曲させて円弧状に
形成する。従って芯材を木板と別個に任意の良質な木材
あるいは合成樹脂等で形成することがて含る。すなわち
芯材を容易に破損しない良質の木材または弾性のある適
宜の合rfLIIJ脂等で形成して、これを木板の矩形
凹溝に嵌合したのち、木板における凹溝の両WK力を加
えることKより、該凹溝の底面を屈曲させると1上記底
面と芯材とが一体となって同時に屈曲する◎この場合、
芯材は良質の木材あるいけ合成a脂等で作られているか
ら、その各部が同一の白木半径をもって均等に屈曲し、
局部的に急角度で屈曲するようなおそれがfkい。木板
のr5溝底面はこの芯材に重合されて、これらが一体圧
なって屈曲するから、木板の材質が粗悪で、木目等によ
り局部的に弱一部分が存在し℃もその部分のみが急角度
で屈曲して破損するようなおそれが除かれる・従りて本
発明の方法によるときは安価な木材を用いて、しかも屈
曲に伴う損Wを防止し得ると共に形成された屈曲部は芯
材に強力に密着するから1極めて平滑で美麗な外観を呈
する。しかも木板には単純な矩形凹溝な形成するだけで
あり、かつ芯材は予め規格を定めて量産しておくことが
できるから作業能率も向上する。
にビジ゛冒ン受゛像機、音響機器等の木製キャビネツシ
等の隅角部にお−ては板を数粍乃至数糎の比較的大きな
曲率半径をもって円弧状に屈曲させることがある・この
ような隅角部の製作に際して、従来は板を屈曲させよう
とする部分の内面側に矩形の凹溝を形成してその底面を
1くすることにより、この部分を円弧状に屈曲させ1か
つE記日溝によつ【形成される空蕨に扇形断面の芯材を
挿入する加工法、あるーは板を円弧状に屈曲させる部分
の内面側に複数個の細い凹溝を設けてその板自体な櫛目
状に形成し、これを円弧状に屈曲させる加工法等が行わ
れて−た◎しかし前者は予め扇形に形成した芯材を用−
るかも1矩形凹溝の底面を円弧状に屈曲させて扇形芯材
の円弧11frK密着させるまでの過程にお−ては上記
底面が自由に屈曲し得る状態にある。かつ使用する板材
は必らずしも高品質て各部が均一な強度を有するもので
はなく、木目等によって強一部分と弱一部分とがあるた
めに、その板材における[!l溝のj[iiaに力を加
えて底面の薄一部分を屈曲させようとすると、弱一部分
のみが急角度で屈曲して破損し易−次点がある・この欠
点は後者のように板材自体な櫛目状に形rLLだ場合を
同様であると共に粗悪な板材にお−てはこれに櫛目状の
加工を施すこと自体が困難である。従って本発明は上述
の欠点を除去し、安価な板材にお−てもこれを損傷する
ことなくその一部を円弧状に屈曲させることのできる新
規な方法を提供するものである〇 本発明社木坂における円弧状に屈曲させようとする部分
に矩形の凹溝を形成すると共に上記凹溝に嵌合する矩形
柱状の芯材に該凹溝と平行な複数個の溝を設けて櫛目状
に形成し、上記芯材をその櫛目が外方を向くように前記
木版の凹溝に嵌合したのち該木板におけるl!l溝の底
面を上記芯材がそのI!I溝の内部に包み込まれるよう
に円弧状に屈曲させるものである口 このように本発明は櫛目状の芯材を木板と別個に形成し
て、これを屈曲させようとする木板の矩形凹溝に挿入し
・芯材と木板の凹溝底面とを同時に屈曲させて円弧状に
形成する。従って芯材を木板と別個に任意の良質な木材
あるいは合成樹脂等で形成することがて含る。すなわち
芯材を容易に破損しない良質の木材または弾性のある適
宜の合rfLIIJ脂等で形成して、これを木板の矩形
凹溝に嵌合したのち、木板における凹溝の両WK力を加
えることKより、該凹溝の底面を屈曲させると1上記底
面と芯材とが一体となって同時に屈曲する◎この場合、
芯材は良質の木材あるいけ合成a脂等で作られているか
ら、その各部が同一の白木半径をもって均等に屈曲し、
局部的に急角度で屈曲するようなおそれがfkい。木板
のr5溝底面はこの芯材に重合されて、これらが一体圧
なって屈曲するから、木板の材質が粗悪で、木目等によ
り局部的に弱一部分が存在し℃もその部分のみが急角度
で屈曲して破損するようなおそれが除かれる・従りて本
発明の方法によるときは安価な木材を用いて、しかも屈
曲に伴う損Wを防止し得ると共に形成された屈曲部は芯
材に強力に密着するから1極めて平滑で美麗な外観を呈
する。しかも木板には単純な矩形凹溝な形成するだけで
あり、かつ芯材は予め規格を定めて量産しておくことが
できるから作業能率も向上する。
図面は本発明の実施例に示したもので1第・1図は芯材
1の断面図、@2図はその平面図で、接着の間mおよび
温度、湿度等の変化に対して(1碑1えはアガチス、イ
ゲムのような南洋系針葉樹を用いることが望まし−・し
かしこれを槽脂成型品とすることもできる。また木材を
用−る場合は含水率10 %fi1度まで充分に乾燥さ
せて1反り、ねじれ等を防止する°必要があることは勿
論であるが、厚みlの丸鋸刃を適当な間隔で並列に配置
して・矩形柱状の芯材にvI数個の切込溝2.2.、、
、、を設けることKより、容易KW目状の芯材を得るこ
とができる−なお厚み6と巾すおよび長さC等は円弧状
に屈曲しようとする木板の厚みと屈曲部の曲率半径およ
び屈曲させる板の巾等に応じて適当に設計するが1曲率
半径は5〜40+amのものを容易に製作し得る。
1の断面図、@2図はその平面図で、接着の間mおよび
温度、湿度等の変化に対して(1碑1えはアガチス、イ
ゲムのような南洋系針葉樹を用いることが望まし−・し
かしこれを槽脂成型品とすることもできる。また木材を
用−る場合は含水率10 %fi1度まで充分に乾燥さ
せて1反り、ねじれ等を防止する°必要があることは勿
論であるが、厚みlの丸鋸刃を適当な間隔で並列に配置
して・矩形柱状の芯材にvI数個の切込溝2.2.、、
、、を設けることKより、容易KW目状の芯材を得るこ
とができる−なお厚み6と巾すおよび長さC等は円弧状
に屈曲しようとする木板の厚みと屈曲部の曲率半径およ
び屈曲させる板の巾等に応じて適当に設計するが1曲率
半径は5〜40+amのものを容易に製作し得る。
更に芯材の長さは通常120#s程度を限度とするが、
これを複数本直列に配置することによって更に長い円弧
状屈曲部を製1・[することができる。次に第3図は木
版の断面図、第4図はその平面図で、新値の厚さの木版
3に巾が1、また深さdFi芯材lの厚み1より多少大
きい矩形の凹溝4を形rILして、その底If+5の厚
み−を容易に屈曲し得るように充分薄くしである。この
ような木仮3の四W4Kまず前記芯材lを、その櫛目が
外方を向くように嵌合するのであるが、この際必要に応
じてFi−適宜の接着剤を用いて、芯材1と木材3とを
接着する。
これを複数本直列に配置することによって更に長い円弧
状屈曲部を製1・[することができる。次に第3図は木
版の断面図、第4図はその平面図で、新値の厚さの木版
3に巾が1、また深さdFi芯材lの厚み1より多少大
きい矩形の凹溝4を形rILして、その底If+5の厚
み−を容易に屈曲し得るように充分薄くしである。この
ような木仮3の四W4Kまず前記芯材lを、その櫛目が
外方を向くように嵌合するのであるが、この際必要に応
じてFi−適宜の接着剤を用いて、芯材1と木材3とを
接着する。
その!fI着剤として#′i溶剤型の粘着剤あるーは@
!脂系溶剤型の接着剤を用いて木質部が社らに膨張、収
縮しな≠二うに注意する必要がある。しかし木板を円弧
状に屈曲すると、芯材1がその弾性によって凹N4の底
!frおよび両側壁に強力に圧着するから、前述のとお
り必らずしも接着を必要としな−。このように凹Wj1
4に芯材1を嵌合した状態で、木板3における凹@4の
両側に力を加えて1上記凹溝4の底rfi5を円弧状に
屈曲させて芯材lを溝4の内部に包み込むことにより、
円弧状の屈曲部を形成する。第5図はこのようにして完
成された屈曲部の1I7rff[fを拡大した図で、芯
材lがその弾性によって凹溝4の底面に強力に圧接する
。従って木板3が粗悪で、各部の材質に強弱がある場合
でも円弧状屈曲部の表面は極めて平滑で美nな円筒面を
形成する。かつ上記屈曲の過程にお−ても木仮における
凹’tilt 4の底血5が常に芯材zK密着して、こ
nと共に屈曲するため;C#質の不均一で弱一部分が局
部的%C急角度で屈曲して破損するようなおそれがなφ
ものである0なお第6図1@7図は本発明の方法に用い
ることのできる芯材の他の例を示した断m1図である・
!脂系溶剤型の接着剤を用いて木質部が社らに膨張、収
縮しな≠二うに注意する必要がある。しかし木板を円弧
状に屈曲すると、芯材1がその弾性によって凹N4の底
!frおよび両側壁に強力に圧着するから、前述のとお
り必らずしも接着を必要としな−。このように凹Wj1
4に芯材1を嵌合した状態で、木板3における凹@4の
両側に力を加えて1上記凹溝4の底rfi5を円弧状に
屈曲させて芯材lを溝4の内部に包み込むことにより、
円弧状の屈曲部を形成する。第5図はこのようにして完
成された屈曲部の1I7rff[fを拡大した図で、芯
材lがその弾性によって凹溝4の底面に強力に圧接する
。従って木板3が粗悪で、各部の材質に強弱がある場合
でも円弧状屈曲部の表面は極めて平滑で美nな円筒面を
形成する。かつ上記屈曲の過程にお−ても木仮における
凹’tilt 4の底血5が常に芯材zK密着して、こ
nと共に屈曲するため;C#質の不均一で弱一部分が局
部的%C急角度で屈曲して破損するようなおそれがなφ
ものである0なお第6図1@7図は本発明の方法に用い
ることのできる芯材の他の例を示した断m1図である・
t、へ1図は本発明の方法に用いられる芯材の一例を示
した断面図、mz図は第1図の芯材の平面図−第3図は
円弧状に屈曲させようとする木版の一例を示した断面図
、第4図ti冷3図の木版の平面図、第5図は本発明の
方法で彫成さnた円弧状屈曲部の断面図、第6図および
第7図は本発明の方法に用−られる芯材の他の例を示し
たtFr面図である。 なお図において、lは芯材、2は切込溝S3は木板、4
は矩形凹溝である。 特許出願人 株式会社オリエント 丁、−m−
した断面図、mz図は第1図の芯材の平面図−第3図は
円弧状に屈曲させようとする木版の一例を示した断面図
、第4図ti冷3図の木版の平面図、第5図は本発明の
方法で彫成さnた円弧状屈曲部の断面図、第6図および
第7図は本発明の方法に用−られる芯材の他の例を示し
たtFr面図である。 なお図において、lは芯材、2は切込溝S3は木板、4
は矩形凹溝である。 特許出願人 株式会社オリエント 丁、−m−
Claims (1)
- 木板における円弧状に屈曲させようとする部分に矩形の
凹溝を形成すると共に上記凹溝に嵌合する矩形柱状の芯
材に該凹溝と平行な複数個の溝を設けて櫛目状に形成し
、上記芯材をその櫛目が外方を向くように前記木板の凹
溝に嵌合したのち該木板における凹溝の底面を上記芯材
がその凹溝の内部に包み込まれるように円弧状に屈曲さ
せることを特徴とした木板の円弧状屈曲部形成法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22133684A JPS61100402A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 木板の円弧状屈曲部形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22133684A JPS61100402A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 木板の円弧状屈曲部形成法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61100402A true JPS61100402A (ja) | 1986-05-19 |
Family
ID=16765206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22133684A Pending JPS61100402A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 木板の円弧状屈曲部形成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61100402A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144786B1 (ja) * | 1971-03-30 | 1976-11-30 | ||
JPS5529522U (ja) * | 1978-08-15 | 1980-02-26 |
-
1984
- 1984-10-23 JP JP22133684A patent/JPS61100402A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144786B1 (ja) * | 1971-03-30 | 1976-11-30 | ||
JPS5529522U (ja) * | 1978-08-15 | 1980-02-26 |
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