JPS6110008A - 金属と酸素族元素の化合物 - Google Patents

金属と酸素族元素の化合物

Info

Publication number
JPS6110008A
JPS6110008A JP12741384A JP12741384A JPS6110008A JP S6110008 A JPS6110008 A JP S6110008A JP 12741384 A JP12741384 A JP 12741384A JP 12741384 A JP12741384 A JP 12741384A JP S6110008 A JPS6110008 A JP S6110008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
metal
oxygen group
group element
element according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12741384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0480843B2 (ja
Inventor
Ryuichi Yamamoto
隆一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP12741384A priority Critical patent/JPS6110008A/ja
Publication of JPS6110008A publication Critical patent/JPS6110008A/ja
Publication of JPH0480843B2 publication Critical patent/JPH0480843B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/20Methods for preparing sulfides or polysulfides, in general

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属と酸素族元素の化合物は半導体あるいは触媒として
の機能を有し,種々の電気素子,触媒などに用いられて
いる。たとえばCdSは太陽電池や照度計などに応用さ
れており,ZnOは乾式コピー機やガス用センサーとし
て用いられている。従つて,従来の金属と酸素族元素の
化合物には見られなかつた新しい性質を有する金属と酸
素族元素の化合物を合成することは,新しい電気素子,
触媒を設計し新しい工業の展開を計る上で重要である。
本発明は金属の化合物を非水溶媒中で今までに報告され
ていなかつた条件下で,イオウ化合物,水などと反応さ
せることにより,今までに報告されていない金属と酸素
族元素の化合物を得たものである。たとえば,硫化カド
ミウムは従来溶媒に不溶であるとされ,従つてその利用
範囲,利用形態にも制限を有していたが,本発明によつ
て溶媒に可溶な硫化カドミウムが得られることとなり(
特許請求の範囲第3項,第5項,第6項,第14項等)
,その利用範囲,利用形態が大きく拡がることが期待さ
れる。そして,この可溶性硫化カドミウムを高分子化合
物中に分散させることにより,半導性を持つた組成物が
得られ,さらにはこの組成物を薄膜状にすることによつ
て導電性薄膜が得られる。
この組成物及び薄膜はP型あるいはn型半導体としての
機能や太陽電池用発電素子としての機能を有する。
また,本発明によつて固体構造中に2,2′−ビピリジ
ン,1,10−フエナントロリンなどの配位子を有する
金属と酸素族元素の化合物が得られた(特許請求の範囲
第2項,第7項,第8項,第9項等)。この化合物は単
なる配位子と金属の酸素族元素化合物の混合物ではなく
,配位子が金属の酸素族元素化合物の固体構造中に取込
まれて生成したものであり,配位子は金属と酸素族元素
の化合物のつくる固体格子中の格子点の一部を占めてい
るものと考えることができる。従来,半導体の格子点の
一部を無機不純物(ドーパント,たとえばケイ素に添加
されたリン,ヒ素等)で置換してその不純物の種類,量
によつて半導体の機能(導電性,キヤリアー種の別等)
を制御する方法については多大の研究がなされているが
,本発明のように半導体(本発明では金属の酸素族元素
化合物)の固体構造の一部を有機配位子で置換させて得
られる物質についての報告例はない。本発明の特許請求
の範囲第2項および第7項から第12項に記載の物質は
金属と酸素族元素の化合物の固体構造中に有機配位子を
含有しており,その半導体としての電気伝導度は含有す
る有機配位子によつて制御されており,今までにない新
しい物質であり,電気素子,触媒としての応用が可能な
物質である。また,有機配位子を含有する上記化合物は
結晶の乱れのために,ある程度の非晶性を持つており,
新しい磁性材料として利用価値のある物質である(作花
著「アモルフアス」共立出版(昭和58年)P80参照
)。
つぎに本発明の実施例を示す。
実施例1. ヘキサンを線状ナトリウムで脱水した後窒素ガス下で蒸
留する。この無水ヘキサンにジエチル亜鉛(東洋ストー
フアー(株)販売)を加えて,ジエチル亜鉛のヘキサン
溶液を調製した。このヘキサン溶液にジエチル亜鉛の3
倍モルの水を添加すると,エタン(ガスクロマトグラフ
法によつて確認)の発生を伴つて白色沈殿が得られた。
この白色沈殿を濾過法によつて集め,十分洗浄した後に
真空下で乾燥した。この乾燥物の粉末X線回折図(線源
はCuKα線)は2θ=31.8°,34.4°,36
.3°,47.5°,56.6°,62.9°に回折線
を示し,この値は市販のZnOの粉末X線回折図におい
て得られた値と実験誤差内で一致した。よつて上記の反
応によつてZnOが得られたものと考えられる。水の代
りに硫化水素を加えると,水の場合と同様にエタンの発
生を伴つて白色沈殿が生成した。この白色沈殿を同様に
回収,洗浄,乾燥した後に,その粉末X線回折図を得た
。この粉末X線回折図(線源はCuKα,2θ=26.
9°,28.5°,30.5°,47.5°,51.7
°,56.3°に回折線を示す)を市販の硫化亜鉛の粉
末X線回折図と比較すると両者は実験誤差内で一致した
。よつて,この反応では硫化亜鉛が生成したものと考え
られる。
実施例2. ヨウ化カドミウム(CdI2)を無水のN,N−ジメチ
ルホルムアミドに溶解させる。この溶液に乾燥硫化水素
ガス(CdI2に対し1.2−4倍モル)を導入すると
,反応前には無色であつた溶液の色が黄色ないし黄橙色
(いわゆる,CdSに特徴的なカドミウムイエローの色
)に変色する。この溶液の可視光吸収スペクトルは45
0nmに肩吸収帯を示し,この吸収帯の位置は固体の硫
化カドミウムについて報告されている(J.Opt.S
oc.Am.,46,1013(1956))位値と一
致した。
これらの事実は,上記反応によつて硫化カドミウムが生
成したことを示唆している。しかし,反応後も溶液は均
一の状態を保つており,硫化カドミウムの生成に際して
通常見られる黄色沈殿の生成はほとんど見られなかつた
。反応の具合によつては,反応液が濁り少量の固体の生
成が見られる場合もあるが,この場合にも濾過によつて
固型物を除いた後に得られる均一溶液は硫化カドミウム
に特徴的な黄色を有する液体として10時間以上沈殿を
生じることなく安定な均一溶液として存在する。この溶
液中に硫化カドミウムが存在することを確認するために
,溶液にメチルアルコールやヘキサン等を加えるとただ
ちに黄色ないし黄橙色の沈殿が生成し,溶液の色はほゞ
無色となる。この黄色ないし黄橙色の沈殿を濾過法によ
つて集め,十分に洗浄した後真空乾燥した。この乾燥物
の元素分析(Cdは試料を硫酸−硝酸で分解後ICP発
光分析法で定量,Sは試料を高周波燃焼させて生じるS
O2を赤外分析法で定量)より,上記の反応で硫化カド
ミウムが生成したことが分つた。また,乾燥物の粉末X
線回折図も市販の硫化カドミウム(CdS)の粉末X線
回折図と合致(回折線はある程度ブロードになつており
,本反応で得られた硫化カドミウム(CdS)の粉末は
ある程度非晶質であることを示唆している)した。これ
らのことから,上記反応によつて得られた黄色ないし黄
橙色の溶液中には確かに硫化カドミウムが含まれている
ことが分つた。また,粉末状沈殿として回収される硫化
カドミウムの量はCdI2+H2S→CdS+2HIの
反応式を基にして計算される量の約60%以上であり,
相当量の硫化カドミウム(CdS)がN,N−ジメチル
ホルムアミドに溶けている溶液が得られている。しかし
,上記の操作によつて一旦沈殿となつた硫化カドミウム
は全くN,N−ジメチルホルムアミドに溶解しない。こ
のことは,上記のN,N−ジメチルホルムアミド溶液に
溶けている硫化カドミウム(CdS)は準安定状態にあ
り,一旦より安定な固体状態になるともはやN,N−ジ
メチルホルムアミドに対する溶解性を示さなくなること
を示している。本実施例において,硫化水素の代りに硫
化アンモニウム((NH4)2S)を用いても同様のC
dSを溶かしたN,N−ジメチルホルムアミドの均一溶
液を得ることができ,この溶液から同様にCdSを回収
した。CdI2とNa2Sの反応によつても同様の溶液
を得た。また,CdI2の代りにCdCl2等のカドミ
ウム化合物を用いることができ,N,N−ジメチルホル
ムアミドの代りにジメチルスルホキシドを用いても同様
のCdSを溶かし込んだ溶液を得ることができた。また
,CdI2のN,N−ジメチルホルムアミド溶液にイオ
ウのトルエン溶液を加えることにより硫化カドミウムを
合成した。
実施例3. 実施例2.において用いたN,N−ジメチルホルムアミ
ドの代りにポリアクリロニトリルを溶かし込んだN,N
−ジメチルホルムアミドを用いて,実施例2.と同様に
してCdSを溶かし込んだ黄色ないし黄橙色の均一溶液
を得た。この黄色ないし黄橙色の溶液を一部とり,この
溶液をガラス板上にひろげ,溶媒を除去することにより
(蒸発法),CdSとポリアクリロニトリルから成る組
成物を得た。
この組成物は膜状であり10−7S・cm−1の電気伝
導度を有する半導性物質であることが分つた。
実施例4. 2,2′−ビピリジンを無水エーテル中に溶けているジ
エチル亜鉛(濃度は約0.2mol/l)に加えると,
溶液の色は無色から直に赤色に変化する。このことはジ
エチル亜鉛と2,2′−ビピリジンの反応によつてZn
(C2H5)2(bpy)(bpy=2,2′−ビピリ
ジン)が生成したことを示している(Z.Anorg.
Allg.Chem,353,127(1967))。
この均一溶液に無水硫化水素(ジエチル亜鉛1モルに対
して1.2モル)を加えると黄白色の沈殿と透明な上ず
み液が得られる。この時,エタンの発生が見られた。黄
白色の沈殿を十分に洗浄し不純物を除いた後に真空乾燥
により固形物を得た。元素分析の結果,この固形物はZ
nS・X(bpy)なる組成を有していることが分つた
。ここでxはZnS固体構造中に取込まれているbpy
のZnS1モル当りのモル数である。このxの値は上記
の反応に際して添加されたbpyのモル数のジエチル亜
鉛のモル数に対する割合y(y=bpyのモル数÷ジエ
チル亜鉛のモル数)の変化と共に変化し,またZnS・
x(bpy)の電気伝導性は固体構造中に取込まれてい
るbpyによつて制御されxの値の変化と共に変化する
yとxの関係及びxと電気伝導度の関係を下表に示す。
表 *yを小さくすることによりxを相当小さくすることが
できる。
表に示したデーターはいずれも良い再現性を示した。電
気伝導度は直流電圧下4点法により測定した。また,以
下の点より,上記ZnS・x(bpy)が単なるZnS
とbpyの混合物ではなくbpyがZnSの固体構造中
に取込まれた構造を有していることが分る。すなわち,
(1)bpyを溶解させる溶媒で徹底的に洗つても組成
が変化しない(2)bpyは昇華性を有するのでbpy
単独の場合には熱重量分析で比較的低温で重量減少を示
すのに対して,上記ZnS・x(bpy)では熱重量分
析で150℃まで重量減少をほとんど示さない。また,
300℃においてもかなりの量のbpyが残つている。
これらのことは,bpyがZnS固体構造中に取込まれ
ているため昇華性を失つた結果であると考えられる。熱
重量分析は島津製作所(株)製DT−30熱分析計を用
いて測定した。(3)ZnS・x(bpy)の粉末X線
回折図にはbpyの固体構造に基づく回折線が全く見ら
れず,遊離のbpyが存在しないことを示している。Z
nS・x(bpy)の粉末X線回折図においては,2θ
=28.5°および50°(線源はCuKα)付近に広
巾の回折線が見られた。前者の回折線は純ZnSの粉末
X線回折図で観測される2θ=26.9°,28.5°
,30.5°の回折線がbpyの固体構造中への取込に
よつて広巾化し重なり合つて生じたものであると考えら
れ,また後者の回折線は純ZnSの2θ=47.5°,
51.7°,56.3°の回折線が広巾化し重なり合つ
て生じたものであると考えられる。(4)ZnSとbp
yを乳鉢中で長時間すりつぶして混合しても単なるZn
Sとbpyの混合物が得られるだけであり,本実施例に
示す性質を示す物質は得られない。以上(1)−(4)
より上記本実施例の反応によつて得られたZnS・x(
bpy)なる組成を有する物質は単なるZnSとbpy
の混合物ではなく,bpyがZnSの固体構造中に取込
まれた物質であることが分る。
また,上記本実施例の反応において,硫化水素の代りに
水をジエチル亜鉛とbpyの混合物(ジエチル亜鉛とb
pyのモル比は1:1)を加えることによつてZnO・
0.036(bpy)なる組成を有する物質を得た。こ
の物質も,前述のZnS・x(bpy)の場合と同様に
して,単なるZnOとbpyの混合物ではなくbpyが
ZnS固体構造中に取込まれた構造を有していることが
分つた。このZnO・0.036(bpy)なる組成を
有する物質は室温で1.6×10−5Scm−1の電気
伝導度を示し,この値は市販のZnOの電気伝導度の約
50倍の値でありbpyを固体構造中に取込むことによ
りZnOの電気伝導度が大きく増加したことを示してい
る。ZnOあるいは金属をドープしたZnOは現在ガス
用センサーとして商業化されている(Anal.Che
m,34,1502(1962),Appl.Phys
.Lett.,11,255(1972),電気化学,
40,244(1972),触媒,25,431(19
83),触媒,25,437(1983)等)ので,よ
り高い電気伝導度を有するZnO・0.036(bpy
)はより良い機能を有するガス用センサーとして使用す
ることが可能であると考えられる。
さらに,本実施例において,bpyの代りに1,10−
フエナントロリンを用い,ジエチル亜鉛と1,10−フ
エナントロリンの混合物に硫化水素あるいは水を加える
ことによつて,それぞれZnS,ZnO固体構造中に1
,10−フエナントロリンを取込んだ構造を有するZn
S・x(phen),ZnO・x(phen)(phe
nは1,10−フエナントロリンを表わす。たとえば,
ジエチル亜鉛と1,10−フエナントロリンの混合物に
水を加えた場合にはZnO・0.35(phen)が得
られた)が得られた。
なお,本実施例で合成した有機配位子を固体構造中に取
込んだZnSはメタノールと水の混合物に光を当てて光
化学反応によつて水素を発生させる触媒となることが分
つた。たとえば,ZnS・0.3(bpy)なる組成を
有する物質5.1mgをメタノール5mlと水0.6m
lから成る溶液中に撹拌分散させ,外部より紫外線(線
源400W)を4時間照射したところ(反応温度は室温
,反応容器には透明石英管を使用)0.86mlの水素
の発生(テプラーポンプ及びガスクロマトグラフ法によ
り確認)が見られた。有機配位子を固体構造中に取込ん
だZnO,CdSなどについても,同様の触媒能を有す
ることが予想される。
実施例5. 0.25gのポリアクリロニトリルを60mlのジメチ
ルスルホキシドに溶解させ,さらに0.90gのCuI
をこの溶液に加えて均一溶液を得た。この溶液を撹拌し
ながら室温で硫化水素ガスを加えるとただちに黒色微粉
状の硫化銅が生成する。この微粉状の硫化銅は粒径が小
さいため,沈降速度が極めて遅く,かなりの時間にわた
つて溶液中に均一に近い状態で分散している。このよう
にして得られた分散液の一部をガラス上にひろげ,溶媒
等の揮発成分を除くことによつて,硫化銅とポリアクリ
ロニトリルから成る組成物を得た。この組成物中におい
て,硫化銅は外見上もまた生成の過程からしても組成物
中にほゞ均一に分散していると考えることができる。こ
のようにして得られた組成物は室温で10−1S・cm
−1程度の電気伝導性を有した。生成条件を変えること
により,ポリアクリロニトリル,硫化銅を種々の割合で
含有する組成物を得ることができた。
実施例6 ビス(1,5−シクロオクタジエン)ニツケルをトルエ
ンに溶かし,さらに当モルの2,2′−ビピリジン(b
pyと略)を加えると溶液の色は濃青色となつた。この
均一濃青色の溶液に室温でイオウのトルエン溶液(イオ
ウの量はビス(1,5−シクロオクタジエン)ニツケル
及びbpyに対して当モル)を加えると,ただちに黒色
の沈殿を生じ,上ずみ液はほゞ透明となつた。この黒色
沈殿を濾過,洗浄,乾燥することによつてbpyを固体
構造中に含有する硫化ニツケルを得た。同様の化合物が
ジアルキル(2,2′−ビピリジン)ニツケル(II)
NiR2(bpy)と硫化水素の反応によつて得られた

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属の化合物を非水溶媒中で酸素族元素あるいは
    酸素族元素の化合物と反応させることによって得られる
    ことを特徴とする金属と酸素族元素の化合物。
  2. (2)金属の化合物を非水溶媒中で有機配位子共存下に
    酸素族元素あるいは酸素族元素の化合物と反応させるこ
    とによって得られ、かつ有機配位子を固体構造中に取込
    んだ構造を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の金属と酸素族元素の化合物。
  3. (3)非水溶媒に可溶であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の金属と酸素族元素の化合物。
  4. (4)IIb族金属、ニッケル、あるいは銅の化合物を出
    発原料である金属の化合物として用いて得られる特許請
    求の範囲第1項から第3項のいずれかに記載の金属と酸
    素族元素の化合物。
  5. (5)カドミウム化合物とイオウ又はイオウ化合物を反
    応させることによって得られ、CdSなる組成を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第3項、第4
    項のいずれかに記載の金属と 酸素族元素の化合物。
  6. (6)カドミウム化合物をイオウ化合物を反応させるこ
    とによって得られ、CdSなる組成を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の金属と酸素族元素の
    化合物。
  7. (7)亜鉛化合物とイオウ化合物を有機配位子(Lで表
    わす)共存下に反応させることによって得られ、ZnS
    ・xL(x=0.001ないし0.34)で表わされる
    組成を有し、かつLをZnSの固体構造中に含有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、又は第
    4項に記載の金属と酸素族元素の化合物。
  8. (8)硫化水素を出発原料であるイオウ化合物として用
    いて得られる特許請求の範囲第7項記載の金属と酸素族
    元素の化合物。
  9. (9)ジアルキル亜鉛と水を有機配位子(Lで表わす)
    共存下で反応させることによって得られZnO・xL(
    x=0.001ないし0.35)で表わされる組成を有
    し、かつLをZnOの固体構造中に含有することを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の金属と酸素族元素の
    化合物。
  10. (10)有機配位子として中性配位子を用いる特許請求
    の範囲第2項、第7項、第8項、第9項のいずれかに記
    載の金属と酸素族元素の化合物。
  11. (11)中性配位子として、Vb族元素が金属に配位す
    ることを特徴とする化合物を用いる特許請求の範囲第1
    0項記載の金属と酸素族元素の化合物。
  12. (12)中性配位子として含窒素中性配位子を用いる特
    許請求の範囲第10項又は第11項記載の金属と酸素族
    元素の化合物。
  13. (13)高分子化合物を溶かし込んだ非水溶媒中での反
    応によって得られることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項から第12項のいずれかに記載の金属と酸素族元素
    の化合物。
  14. (14)高分子化合物を溶かし込んだ溶液に可溶な特許
    請求の範囲第3項又は第5項又は第6項記載の金属と酸
    素族元素の化合物。
  15. (15)特許請求の範囲第13項又は第14項に記載の
    金属と酸素族元素の化合物を高分子化合物を溶かし込ん
    だ溶媒と共に乾固して得られることを特徴とする金属の
    酸素族元素化合物と高分子化合物の組成物。
  16. (16)金属の酸素族元素化合物が硫化カドミウム又は
    硫化銅である特許請求の範囲第15項記載の組成物。
  17. (17)ポリアクリロニトリルを高分子化合物として用
    いる特許請求の範囲第13項又は第14項記載の金属と
    酸素族元素の化合物。
  18. (18)ポリアクリロニトリルを高分子化合物として用
    いる特許請求の範囲第15項又は第16項記載の組成物
  19. (19)非水溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミド
    又はジメチルスルホキシドを用いる特許請求の範囲第1
    項、第3項、第4項、第5項、第6項、第13項、第1
    4項、又は第17項のいずれかに記載の金属と酸素族元
    素の化合物。
  20. (20)非水溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミド
    又はジメチルスルホキシドを用いる特許請求の範囲第1
    5項、第16項、又は第18項のいずれかに記載の組成
    物。
  21. (21)特許請求の範囲第1項ないし第20項のいずれ
    かに記載の物質を半導体として利用する利用法。
  22. (22)特許請求の範囲第1項ないし第20項のいずれ
    かに記載の物質を光照射下に水を含む溶液から水素を発
    生させるための触媒として利用する利用法。
  23. (23)特許請求の範囲第1項ないし第20項のいずれ
    かに記載の物質を太陽電池の発電用素子として利用する
    利用法。
  24. (24)特許請求の範囲第1項ないし第20項のいずれ
    かに記載の物質をガスのセンサー用素子として利用する
    利用法。
  25. (25)特許請求の範囲第2項に記載の金属と酸素族元
    素の化合物を磁性体として用いる利用法。
JP12741384A 1984-06-22 1984-06-22 金属と酸素族元素の化合物 Granted JPS6110008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12741384A JPS6110008A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 金属と酸素族元素の化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12741384A JPS6110008A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 金属と酸素族元素の化合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6110008A true JPS6110008A (ja) 1986-01-17
JPH0480843B2 JPH0480843B2 (ja) 1992-12-21

Family

ID=14959350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12741384A Granted JPS6110008A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 金属と酸素族元素の化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6110008A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6191005A (ja) * 1984-10-08 1986-05-09 Ryuichi Yamamoto 金属硫化物溶液とその製造方法
JPH02173181A (ja) * 1988-12-27 1990-07-04 Mitsui Toatsu Chem Inc 微粒子蛍光体の製造方法
JP2016094341A (ja) * 2011-01-27 2016-05-26 出光興産株式会社 硫化リチウムの製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5792525A (en) * 1980-11-25 1982-06-09 Canon Inc Preparation of cadmium sulfide
JPS58130121A (ja) * 1982-01-29 1983-08-03 Kawasaki Steel Corp 有機溶媒に抽出した鉄イオンの脱離方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5792525A (en) * 1980-11-25 1982-06-09 Canon Inc Preparation of cadmium sulfide
JPS58130121A (ja) * 1982-01-29 1983-08-03 Kawasaki Steel Corp 有機溶媒に抽出した鉄イオンの脱離方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6191005A (ja) * 1984-10-08 1986-05-09 Ryuichi Yamamoto 金属硫化物溶液とその製造方法
JPH058121B2 (ja) * 1984-10-08 1993-02-01 Ryuichi Yamamoto
JPH02173181A (ja) * 1988-12-27 1990-07-04 Mitsui Toatsu Chem Inc 微粒子蛍光体の製造方法
JP2016094341A (ja) * 2011-01-27 2016-05-26 出光興産株式会社 硫化リチウムの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0480843B2 (ja) 1992-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Boopathi et al. Solution-processable antimony-based light-absorbing materials beyond lead halide perovskites
Albero et al. Influence of the composition of hybrid perovskites on their performance in solar cells
Khan et al. Novel single source precursor for synthesis of Sb2Se3 nanorods and deposition of thin films by AACVD: Photo-electrochemical study for water reduction catalysis
Chakraborty et al. Geometrically isomeric Pt (II)/Fe (II)-based heterometallo-supramolecular polymers with organometallic ligands for electrochromism and the electrochemical switching of Raman scattering
Lei et al. Di-pyridyl organic cation directed hybrid cuprous halogenides: syntheses, crystal structures and photochromism and photocatalysis
Trari et al. p-Type CuYO2 as hydrogen photocathode
Chakravorti et al. Electrosynthesis of coordination compounds by the dissolution of sacrificial metal anodes
Sokolov et al. Chalcogenide clusters of vanadium, niobium and tantalum
Wöhrle et al. Octabutoxyphthalocyanine, a new electron donor
Wang et al. Synthesizing crystalline chalcogenidoarsenates in thiol–amine solvent mixtures
Mikuriya et al. Synthesis and Characterization of a Series of Mononuclear Manganese (IV) Complexes with o-(Salicylideneaminomethyl) phenol and Its Substituted Derivatives.
Liu et al. Mild solvothermal syntheses and characterizations of two layered sulfides Ba2Cu2Cd2S5 and Ba3Cu4Hg4S9
JPS6110008A (ja) 金属と酸素族元素の化合物
Cornelissen et al. Two phases of [Me4N][Ni (dmise) 2] 2: syntheses, crystal structures, electrical conductivities, and intermolecular orbital overlap calculations of. alpha.-and. beta.-tetramethylammonium bis [bis (2-selenoxo-1, 3-dithiole-4, 5-dithiolato) nickelate], the first conductors based on the M (C3S4Se) 2 system
Novikova et al. Neutral Mo 6 Q 8-clusters with terminal phosphane ligands–a route to water-soluble molecular units of Chevrel phases
Fujiwara et al. Preparation and characterization of a novel macrocyclic ligand—dinitro-tetraazacyclotetradeca-tetraene—and application as a highly selective extractant for copper (II)
CA1169644A (en) Preparation of electrically conductive polymers
Gan et al. Syntheses and structures of one-and two-dimensional copper (I) coordination polymers with tetrakis (ethylthio) tetrathiafulvalene (TTC2-TTF) and the properties of their iodine-doped compounds
Patel et al. Manganese (III) complexes with hexadentate schiff-bases derived from heterocyclic β-diketones and triethylene tetramine
Dai et al. Mercury (II) complexes of 4, 5-ethylenedithio-1, 3-dithiole-2-thione, having S… S and S… Cl contract assembled ribbon structure
Tang et al. Synthesis and characterization of mixed-ligand 1, 3-dithiole-2-thione-4, 5-dithiolate and 1, 10-phenanthroline complexes of lanthanide chloride and their iodinated materials
Atri et al. Role of the solvent medium in the wet-chemical synthesis of CuSbS 2, Cu 3 SbS 3, and bismuth substituted Cu 3 SbS 3
Wu et al. Surface functionalization of discrete metal-chalcogenide supertetrahedral clusters and the photocatalytic application
Song et al. Organic–Inorganic Hybrid Tin Halide Single Crystals with Sulfhydryl and Hydroxyl Groups: Formation, Optical Properties, and Stability
Sun et al. Crystal structure of bis (tetraethylammonium) bis [4, 5-disulfanyl-1, 3-dithiol-2-onato (2-)] nickelate (II) and spectroscopic and electrical properties of related oxidized complexes