JPS6098289A - 耐蝕性の簡易着脱配管継手 - Google Patents

耐蝕性の簡易着脱配管継手

Info

Publication number
JPS6098289A
JPS6098289A JP58206650A JP20665083A JPS6098289A JP S6098289 A JPS6098289 A JP S6098289A JP 58206650 A JP58206650 A JP 58206650A JP 20665083 A JP20665083 A JP 20665083A JP S6098289 A JPS6098289 A JP S6098289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
valve
female
male
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58206650A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6410712B2 (ja
Inventor
有田 悌二
達郎 内田
松本 久行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Yokohama Hydex Co
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Yokohama Aeroquip Co Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd, Yokohama Aeroquip Co Ltd, Daikin Kogyo Co Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP58206650A priority Critical patent/JPS6098289A/ja
Priority to DE19843439876 priority patent/DE3439876A1/de
Priority to US06/667,260 priority patent/US4625761A/en
Publication of JPS6098289A publication Critical patent/JPS6098289A/ja
Publication of JPS6410712B2 publication Critical patent/JPS6410712B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体のウェットエツチング装置などに使用
される酸、アルカリなどの腐蝕性流体の輸送時に使用さ
れる配管継手に係り、特に、耐薬品性であり、腐蝕性流
体の供給動作を簡単かつ安全にできるようにした耐蝕性
の簡易着脱配管継手に関するものである。
例えば、半導体のウェットエツチングに使用される液は
、フッ化水素酸などのように人体に有害で、かつ、金属
やガラスなどを溶かす水溶液が多く使用されているが、
エツチング装置内への液供給は、従来、小形のポリエチ
レン容器に詰められた液を人手により該槽内に移しかえ
ており、この廃液の飛散などでこの作業は非常に危険で
あり、液供給に多くの手間を必要とし、その他酸、アル
カリなど腐蝕性流体を容器から所要槽内に供給するのに
、前記同様な手作業を行う場合は、非常に危険で、しか
も液供給に手間どり、また、腐蝕性流体をポンプで圧送
する場合は、高価な樹脂製のダイヤフラムポンプや配管
を必要とし、しかも該ポンプ取付けに手間どるなどの現
況から、容器内の流体をガス圧をかけるなどしてポンプ
を使用せずに所要槽内に圧送する場合に、容器に配管、
継手の一側を予め取付けて出荷し、槽に予め取付けた配
管、継手の他側に簡易着脱して送液すれば便利であるが
、従来の管継手では腐蝕性流体にはこの方法は到底応用
できるものではなかった。
それは、一般の斯かる管継手としては、雌継手と雄継手
とを結合、分離して流体を流通、停止するml易着脱配
管継手が使用されるが、従来の簡易着脱配管継手は金属
製であり、仮えこれを合成樹脂製としても雌継手、雄継
手の各弁体に使用されているスプリングは液の流通路中
に設けられているので、酸、アルカリなど腐蝕性流体の
送液管中に使用するには、腐蝕性から使用不可能であっ
たからである。
すなわち、従来の簡易着脱配管継手の例としては、例え
ば実開昭56−101292号公報にて知られており、
これを第8図に基づいて説明すると、雌継手40は、雌
主体41とその中に押入された固定バルブ44とスプリ
ング43を介し摺動自在の雌主体41の開口端を閉鎖す
るバルブスリーブ42で構成され、一方、雄継手50は
、雄主体51とその中に挿入されたスプリング53を介
し摺動自在の雄主体51の開口端を閉鎖するポペットバ
ルブ52で構成され、雌継手40の外筒に緩装されたユ
ニオンナット45を雄主体51の外局面に螺合して雌、
雄継手40.50を結合時、前記バルブスリーブ42お
よびポペットバルブ52がそれぞれ後退して雌雄主体4
1.51の開口端を連通させるものである。
しかしながら、斯かる管継手は全て金属性であり、スプ
リングも液流通路中に設けられたもので、腐蝕性流体の
送液には腐蝕性から使用できないという欠陥がある。
本発明は、上記従来欠陥に鑑み斯かる欠陥を解消すべ〈
発明したもので、本発明の目的とするところは、酸、ア
ルカリ等腐蝕性流体の送液配管中に使用できる簡易着脱
配管継手とするべく、継手内の自己閉鎖弁を摺動させる
金属製スプリングを直接流通する流体に接触させないよ
うに継手内に配設するとともに該継手の結合、分離動作
中にスプリングへの液洩れを防止し、継手を構成する弁
部材を耐薬品性の材質とするなどして耐蝕性の構造とし
、かつ、継手の結合、分離動作が簡単でしかもこの際液
洩れがなくて安全に操作できる簡易着脱配管継手を提供
せんとするもので、本発明の構成は前記目的達成のため
に、雌継手と雄継手とを結合、分離して流体を流通、停
止する簡易着脱配管継手において、雌継手の雌主体内に
、内部が流体通路となる連通した横孔通孔と縦孔通孔と
を有し、雌主体に螺合結着された固定バルブと、該固定
バルブの中筒部の外周側にスプリングを介し摺動自在に
設けたバルブスリーブとを配設し、一方、雄継手の雄主
体内に、内部が流体通路となる連通した横孔通孔と縦孔
通孔とを有し、外局側のスプリングを介し摺動自在に設
けたポペットバルブを配設し、前記固定バルブとバルブ
スリーブとの摺動部の前記スプリングの前後位置および
前記雄主体とポペットバルブとの摺動部の前記スプリン
グの前後位置にそれぞれOリングを組込み、かつ、雄主
体の先端開放部の小径横孔部の内周面に組込んだ0リン
グを、雌主体内の前記バルブスリーブの小径先筒部に挿
入嵌合可能にしたことを特徴とする樹脂製の耐蝕性の簡
易着脱配管継手としたことを特徴とし、材質としては一
般合成樹脂のほか耐薬品性の最も優れたフッ素系樹脂を
弁部材に使用し、0リングは耐薬品性、弾力性の優れた
フッ素ゴム製とし、スプリングは直接には流通流体に接
触しないがoリングを介し洩れた液に対しフッ素糸樹脂
などで被覆して耐触性として、強酸、強アルカリの送液
配管中に使用できるようにしたことを特徴とする。
以下第1.2,8,4,5,6.7図にて本発明の詳細
な説明する。
第1図は本発明の実施例に於ける雌継手IA。
第2図は第1図の雌継手1Aと結合する雄継手2人、第
8図は#i1継手IAと雄継手2Aとの結合状態である
雌継手1人は雌主体1の中筒部1aには小筒部1blC
止め11i+2により固定保持されているカラー3を介
し、スプリング4により摺動するスリーブ5が組込まれ
ている。スリーブ5はスリーブ5の内部に設けである円
錐面5aが雌主体1の先筒部1cに設けである円錐面1
dにより係止されスリーブ5が雌主体1の先筒部1c側
へ離脱しないようにしである。雌主体1の内部横孔は先
筒部1c側より大径横孔le、中径横孔lf、小径横孔
1g及び流体の流路となる通孔1hとで形成され、中筒
部1aには大径横孔1eへ貫通する円錐状の縦孔11が
同一円周状に複数設けてあり、この円錐状の縦孔1iに
は樹脂製′ft、6が組込んであると共に、樹脂欠球6
が雌主体1の中筒部1aより飛び出さないように、スリ
ーブ5の内径部5bにより樹脂欠球6を保持してデテン
トの作用をするようにしている。雌主体1の中径横孔1
fにはスプリング7により摺動するバルブスリーブ8が
小径横孔1gに絡合結着されている固定バルブ9の外周
側に組込まれている。
バルブスリーブ8の外筒は雌主体1の中径横孔1fに朕
合し摺動する摺動筒部8aと小径の先筒部8bとが形成
してあり、又内部横孔はスプリング7の受け座となる大
径横孔8cと固定バルブ9の中筒部9aと嵌合し摺動す
る小径横孔8d、及び固定バルブ9の先端に設けである
環状突胴部9bを嵌合させる中径横孔8eからなるとと
もに小径横孔8dには固定バルブ9の中筒部9aを摺動
中、内部流体が雌主体1の中径横孔1f側に漏洩しない
様にO−リング溝8fを設け0−リング10が組込んで
ある。
固定バルブ9には流体の流路となる連通孔縦孔9cと横
孔9dを有するとともに中筒部9aの一端には内部流体
の気密保持をさせるために0− IJソング溝eを設け
0−リング11が組込んである。
又固定バルブ9の中筒部9aの他端には、雌主体1の小
径横孔1gに設けであるl@螺子1麦と螺合する雄螺子
9fが設けてあり、固定バルブ9はこの螺合結着により
、雌主体1に固定され、かつ、雌主体1の小径横孔1g
と固定バルブ9の中筒部9aとの嵌合部より内部流体が
雌主体1の中径横孔1f側に漏洩しないように雌主体1
の小径横孔1gにはO−リング溝1kを設け0−リング
12が組込んである。
スプリングTにより摺動するバルブスリーブ8は固定バ
ルブ9を介して雌主体1の中径横孔1fに組込まれるが
、組込後固定バルブ9の環状突胴部9bの一端に設けで
ある円錐面9gがバルブスリーブ8の中径横孔8e部に
設けである円錐面8gを係止するためバルブスリーブ8
が、固定バルブ9より離脱することはない。又、雌主体
1の通孔1hには装置の導管が直接接続出来るよう雌螺
子1jが形成しである。
雄継手2Aは第2図に示したように雄主体21、アダプ
ター22.ポペットバルブ23、スプリング24及び0
−リング25,26.27で構成され、雄主体21は雌
主体1の大径横孔1eと嵌合する嵌合筒部21aと中筒
部21Cと小径の先筒部21bとからなり、先筒部21
bには、アダプター22に設けである雌螺子22aと螺
合する雌螺子21dを有しているとともに、嵌合筒部2
1aの先端方向には■形状をした環状溝21eを形成し
である。
又、雄主体21の内部横孔は先筒部21bから嵌合筒部
21aの環状溝21eにかけて大径横孔21fを有し、
それより先細の円錐面21gが形成され小径横孔21h
と連通している。
アダプター22の内部横孔は一端に雌螺子22aを備え
ている大径横孔22b、中央に小径横孔22cと他端に
は流体の流路となる通孔22dを形成し、通孔22dに
は装置の導管が直接接続出来る様雌螺子22eが設けで
ある。
雄主体21の雄螺子21dとアダプター22の雌螺子2
2aとが螺合結着された雄主体1の大径横孔21f内に
はポペットバルブ23がスプリング24を介し摺動可能
に組込まれている。
ポペットバルブ23の外筒は雄主体21内の小径横孔2
1hに梱動俵合し、且つ雌主体1内に組込んであるバル
ブスリーブ8の先WJ部8bと外径が同一となっている
底台胴部23aと、雄主体21の大径横孔21f内を摺
動する大径筒部23bと、アダプター22の小径横孔2
2c内を摺動する小径筒部23Cとスプリング24が外
周部に組込まれる中径筒部23dとからなり、大径筒部
23bの嵌合Bn部23a側には先細の円錐面23eが
形成されている。この円錐面23eには、流体の流路で
ある横孔23fに連通する縦孔23gが設けであると共
に雄主体21の小径横孔21hとポペットバルブ23の
底台胴部23aとノfltt 合部より内部流体が外部
に洩れない様雄主体21の小径横孔21hには0−リン
グ溝21iを設け〇−リング25が組込んであり、雄主
体21内の大径横孔21fとポペットバルブ23の大径
筒部23b並びアダプター22内の小径横孔22cとポ
ペットバルブ23の小径筒部23cとの嵌合部も内部流
体が雄主体21の大径横孔21f内に組込まれているス
プリング24部に流入しない様ポペットバルブ230大
径筒部23bとアダプター22内の小径横孔22Cには
各々o−リング溝23h、22fを設けO−リング21
.0−リング26が組込んである。
又ポペットバルブ23はMu主体21内に組込まれるが
、組込後、ポペットバルブ23の大径f冷部23bに設
けである円錐面23eがat主体21の大径横孔21f
内tこ設けである円錐面21gにより保圧される為ポペ
ットバルブ23は雄主体21より抜は出ることはない。
第4図は本発明の他の実施例に於ける雌継手1A′、第
5図は第4図の雌継手1八′と結合する雄継手2K、第
6図はその結合状態を示すものである。
第4図に示した雌継手IA’は、雌主体1′に中筒部1
3′と小径の先筒部1b′を有し、中筒部1a′の先筒
部1b′側には雄螺子1c′が設けてあり、且つ、雌主
体1′の内径横孔は先筒部1b′側より大径横孔1d′
、中径横孔1e′、小径横孔1 f’と流体の流路とな
る通孔1gとを形成したもので、その他の構成部品並び
構造は前記第1図に示した雌継手1Aの実施例で詳述し
た通りである。
第5図に示した雄継手2 A/の雄主体21′は雌主体
1′内の大径横孔1d′と嵌合する嵌合筒部21a′と
大径筒部21b′と中径筒部21c′と小径の先筒部2
1d′とからなり、先筒部21d′にはアダプター22
′設けである雌螺子22a′と螺合する雄螺子21e′
を有していると共に、雄主体21′の中径的部21c′
には雌主体1′の中筒部18′に設けである雌螺子10
′と螺合する雌螺子28aを内部に有するユニオンナッ
ト28を回転自在に組込んだもので、その他の構成部品
及び構造は前記第2図に示した雄継手2Aの実施例で詳
述した通りである。
また、第7図は本発明のもう一〇の他の実施例における
唯継手払“と雄継手21の結合状態を示すもので、これ
は第1〜第3図における雌、雄継手IA、2A内の各弁
部材を雌雄入れ替えた例で、この場合は新たにセミボデ
ィ3oを雌主体イ′内に挿設するのみで他の構成は同様
で入れ替えが可能であることを示している。
すなわち、第7図図示の如く、雌継手1A″は、雌主体
1“、アダプター22“、止め伯2“、カラー3″、ス
リーブ5″、樹脂製法6″、セミボディ30,0リング
25“、スプリング24“、ポペットバルブ23”。
0リング26”および27/′、流体通路となる横孔通
孔23f″、縦孔通孔23g″で構成され、一方、雄継
手2八″は、雄主体21″、バルブスリーブ8″、スプ
リングl′、固定バルブ9″、oリング16′および1
2“、固定バルブ9“、0リング11″で構成され、前
記第1〜第8図実施例と異なるところは、第1〜第8図
例における雄主体21とポペットバルブ23との摺動部
のスプリング24の前後位置の0リング27.26が、
第7図例では、藩主体1“内のセミボディ30とポペッ
トバルブ23“との摺動部のスプリング24“の前後位
置のoリング27”。
26“に、および、藩主体21の先端開放部の小径横孔
部21aの円周面に組込んだoリング25が、セミボデ
ィ30の先端内周面に組込んだ。リング25″にそれぞ
れ変った以外、その他の構成部品及び詳細な構造は、前
記第1〜第8図の実施例で詳述した通りで均等構成であ
るので、ここでは説明を省略する。
なお、前記藩主体1の第1図および第7図例では、中筒
部1aに設けた縦孔11に樹脂外球6を組込んで、藩主
体21の嵌合筒部21aに設けた環状溝21eに前記法
6を嵌合してデテントの作用をするようにしているが、
球6の代りに縦断面が円状の弓形ピンなどデテントの作
用をするものであれば如何なる形状でもよい。
以上の構成からなる雌継手及び雄継手の結合。
分離の動作をさせるには、第1図雌継手IA%第2図雄
継手2Aの結合分離は、第8図の如く藩主体1の中筒部
1aに組込んであるスリーブ5を小筒部1b側に押し下
げて、中筒部1aに複数組込んである樹脂外球6を中筒
部1aの外周側へ自由状態とし、藩主体21の嵌合筒部
21aを藩主体1内の大径横孔1e部へ押込んで行くと
、藩主体1内に螺合固定されている固定バルブ9の環状
突胴部9bの端面とスプリング24を介し藩主体21内
で摺動可能に保持されているポペットバルブ23の嵌合
胴部23aの端面とが接触する。
更に藩主体21の嵌合筒部21aを押込んで行くと藩主
体21内のポペットバルブ23が、アダプター22側へ
後退し始めるがこの後退に追従して藩主体1内に組込ま
れているバルブスリーブ8の先筒部8bが藩主体21の
小径横孔21hに底台前進する。この時雄主体21内の
ポペットバルブ23の縦孔23gより流出する流体は藩
主体21内の小径横孔21hに組込んであるO−リング
25によりバルブスリーブ8の先筒部8bがシールされ
ている為内部流体が外部に洩れることはないと共にポペ
ットバルブ23及びアダプター22内に組込んである0
−リング27と26とで藩主体21の大径横孔21fと
ポペットバルブ23の小径筒部23cをシールしている
ため内部流体が藩主体21の大径横孔21fに組込んで
あるスプリング24部への流入はない。
更に藩主体21の嵌合筒部21aを押込むと、嵌合筒部
21aの端面と雑本体1内に組込味れているバルブスリ
ーブ8の摺動筒部8aと先筒部8bとの境界面とが接触
した状態で、バルブスリーブ8が通孔1h側へ後退し始
め藩主体1内に組込んである固定バルブ9の流路が開放
され始めると共に先に開放されている藩主体21内の流
路とが連通し、流体が流通し合う。
この時雌主体1内に組込んである0−リング12とバル
ブスリーブ8内に組込んである0−リング10とで固定
バルブ9の中筒部9aをシールしている為、内部流体が
藩主体1の中径横孔1f内に組込まれているスプリング
1側へ流入することはない。
更に藩主体21の嵌合筒部21aを押込むと、嵌合筒部
21.の先端方向に設けであるV形状をした環状溝21
eに、藩主体1の中筒部1aに組込まれ自由状態となっ
ている樹脂外球6が落込むと押し下がっていたスリーブ
5はスプリング4の力に依って元の位置に戻ると共にス
リーブ5の内径部5bにより樹脂外球6が固定され、#
i1絋手鉱Aと雄継手2Aとの結合動作を完了する。
この時雌継手1人と雄継手2A内の流路はFB図に示し
たように全開状態となるが藩主体1内に組込んであるバ
ルブスリーブ8の先筒部8bが藩主体21内の小径横孔
21hに組込んであるO−リング25に依りシールされ
ているため内部流体が外部に洩れることはなく、藩主体
21内の大径横孔21fに組込まれているスプリング2
4部への流体の流入はポペットバルブ23及びアダプタ
ー22内に組込んである0−リング2γ、26とで藩主
体21の太径横孔21fとポペットバルブ23の小径筒
部23cを各々シールしているため無い。
又藩主体1内に組込まれているスプリングγ部への流体
の流入は施主体1内に組込んである〇−リング12とバ
ルブスリーブ8内に組込んである0−リング10とで固
定バルブ9の中筒部9aをシールしている為無い。
次に結合している雌継手1Aと雄継手2人とを分離させ
るには、施主体1の中筒部1aに組込んであるスリーブ
5を小筒部1b側へ押し下げると樹脂製R6は固定され
ていたスリーブ5の内径部5bから固定を解除され、中
筒部1aの外局側への移動が自由となると施主体1の中
径横孔1f内に組込んであるスプリング7と施主体21
にポペットバルブ23を介し組込んであるスプリング2
4との反力に依り樹脂製′f$6を施主体1の中筒部1
aの外局側へ押し上げられ雌継手1人と雄継手2人とは
分離する。
分離の際雌継手1A側は施主体1の中径横孔1f内に組
込んであるスプリング70反力でバルブスリーブ8が大
径横孔1e側へ前進するが、小径横孔1gに螺合固定さ
れている固定バルブ9に設けである環状究胴部9bの円
錐面9gにバルブスリーブ8の中径横孔8e部に設けで
ある円錐面8gが押し当てられバルブスリーブ8の摺動
は阻止され第1図に示した状態となる。
この時固定バルブ9内の流路である縦孔9cより流出す
る内部流体の外部への洩、れは固定バルブ9に組込まれ
ている0−リング11によりバルブスリーブ8の小径横
孔8dをシールしているため洩れは無い。又施主体1内
に組込んであるo−リング12とバルブスリーブ8内に
糾込んである0−リング10とで固定バルブ9の中筒部
9aをシールしているためバルブスリーブ8の摺動中又
は停止時に於ても、内部流体が施主体1の中径横孔1f
内に組込まれているスプリングγ側へ流入することはな
い。
雄継手2人側は施主体1内に組込まれているバルブスリ
ーブ8の摺動筒部8aと先筒部8bとの境界面と施主体
21の嵌合筒部21aの面とが接触した状態で施主体1
の中径横孔1f内に組込んであるスプリング7と施主体
21にポペットバルブ23を介し、組込んであるスプリ
ング24との反力に依り、施主体21はアダプター22
側へ押し下げられると共にポペットバルブ23の嵌合胴
部23aが、施主体21の小径横孔21hに嵌合前進し
、ポペットバルブ23の円錐面23eが施主体21の大
径横孔21f内に設けである円錐面21gに押し当り、
ポペットバルブ23の作動は阻止され第2図に示した状
態となる。
この時内部流体の外部への流出は分離動作中は鉄主体2
1内の小径横孔21hに組込んであるO−リング25に
依り施主体1内に組込んであるバルブスリーブ8の先筒
部8bを、分離後は鉄主体21内に組込んであるポペッ
トバルブ23の嵌合胴部23aを各々シールする為ない
。又、ポペットバルブ23及びアダプター22内に組込
んであるO−リング27と26とで鉄主体21内の大径
横孔21fとポペットバルブ23の小径筒部23Cとを
シールしているためポペットバルブ23の摺動中又は停
止時に於ても内部流体が、鉄主体21内の大径横孔21
fに組込んであるスプリング24側へ流入することはな
い。
つぎに、本発明の他の実施例第4〜第6図に於ける結合
、分離の動作は施主体1′の中筒部1aに設けである雄
螺子1C′と施主体21に回転自在に組込んであるユニ
オンナット28内の雌螺子28aを螺合結着又は解除す
ることにより、前記実施例で詳述したのと同一の動作を
する。
また、本発明の他の実施例第7図に於ける結合、分離の
動作は、前記施主体1”内のセミボディ30が施主体2
1”ffiのバルブスリーブ8″を押圧して流体流路を
開く以外は前記第8図の実施例で詳述したのと同一の動
作をする。
本発明の簡易着脱配管継手の構造および作動は以上の如
きものであるが、斯かる配管継手を耐酸、耐アルカリな
ど耐蝕性とするには、下記の如くするのが望ましい。
(1)配管継手を構成する前記各弁部材などは、耐酸、
耐アルカリに優れた合成樹脂製とする必要があり、フッ
素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂
が使用できるが、半導体のウェットエツチングに使用さ
れるフッ化水素酸の如き強酸やあるいは強アルカリなど
に使用するときには、金属溶出物や弁部材などの剥離に
より生ずるダストの発生が最少限のものが望ましく、斯
かる観点からは、弁部材はフッ素樹脂製とするのが良い
。使用されるフッ素樹脂としては、ポリ四弗化エチレン
、四弗化エチレンとパーフルオロビニールエーテルの共
重合体、四弗化エチレンとヘキサフルオロプロペンの共
重合体、四弗化エチレンとエチレンの共重合体、ポリ三
弗化塩化エチレンなどが用いられる。
(2) 配管継手に使用される0 1Jングは、耐酸、
耐アルカリに優れたフッ素ゴム、ブチルゴム、シリコン
ゴムなど合成ゴム製とする必要があり、特に、強酸、強
アルカリに対しては前記と同じ観点からフッ素ゴム製と
するのが最も望ましい。
(3)配管継手に使用されるスプリングは、弾力性の点
からステンレス製等金属製とせざるを得ず、このため前
記本発明配管継手では、スプリングは僕 直接には涙液中の流体に接触しない構造としているが、
雌、雄継手の繰返し結合、分離動作で0リングを介し僅
かではあるが液洩れする可能性があるので、これに対処
するために耐蝕性被膜を施こす必要があり、フッ素樹脂
、ポリエチレン、ポリプロピレンなどで厚み3oo〜1
oooミクロン程度の合成樹脂被覆するのが良く、前記
同様耐強酸、耐強アルカリ上フッ素樹脂が最も望ましい
以下実験例について説明する。
〔実験例I〕
(1)供試品の配管継手の各部材の材質は下記の通りで
ある。
(2) 前記供試品の浸漬試験を行なったが、その条件
は下記の通りである。
■ 容器:ポリ四弗化エチレン(ダイキン工業製ポリフ
ロンM12) ■ 薬液=50%フッ酸 ■ 浸漬サンプル:前記弁部材、スプリング、0リング
各8コ ■ 浸漬条件:室温(28〜27℃)×6カ月(3)溶
出物の検出定量測定方法 ■ 測定法:原子吸光分析(島津製作所製AA650型
) ■ サンプリング:浸漬液を白金皿に取り硫酸(濃硫酸
1、水99)1meを加 え加熱して水分を蒸発させ乾固濃 縮してサンプリングし、これの定 量測定を行なった。
(4)浸漬試験結果 以上の浸漬試験の結果、弁部材、スプリング、0リング
とも金属溶出は殆どなく、ダストC弁部材、被覆膜の剥
離)も僅かであり、耐蝕性上影響がないことが分かった
〔実験例■〕
本発明配管継手の結合、分離試験の結果は下記の通りで
ある。
(試験条件) ■ 供試品:前記〔実験例I〕の■と同様■ 試験流体
:フッ酸5o96液 ■ 試験圧力ニ2階/cm2 ■ 試験流量: 101!/rn2 ■ 結合、分陰試験:2回/11r + 700回(試
験結果) ■ 外観・・・・・・異常なし ■ 結合9分離時の液洩れ・・曲なし ■ スプリング・・・・・・異常なし ■ 0リング部漏れ・・・・・・なし 本発明簡易着脱配管継手の発明例は前記の通☆であるが
、本発明は雌継手1Aと雄継手2Aとを結合、分離して
流体を流通、停止する簡易着脱配管継手において、雌継
手1Aの雌主体1内に、内部が流体通路となる連通した
横孔通孔9dと縦孔通孔9cとを有し、雌主体1に螺合
結着された固定バルブ9と、該固定バルブ9の中筒部9
aの外周側にスプリングTを介し活動自在に設けたバル
ブスリーブ8とを配設し、一方、雄継手2Aの雄主体2
1内に、内部が流体通路となる連通した横孔通孔23f
と縦孔通孔23gとを有し、外周側のスプリング24を
介し摺動自在に設けたポペットバルブ23を配設し、前
記固定バルブ9とバルブスリーブ8との摺動部の前記ス
プリング70前後位置および前記雄主体21とポペット
バルブ23との摺動部の前記スプリング24の前後位置
にそれぞれ0リング10.12および27.26を組込
んだことにより、雌継手1AiKFa手2Aとを分離、
結合動作において、バルブスリーブ8とポペットバルブ
9が摺動中に流体は内部を流通し直接スプリングに接触
しないので、スプリングの腐蝕が起ることはなく、耐久
性が保持できる。
また、本発明は、雄主体2の先端開放部の小径横孔部2
1aの内局面に組込んだOIJソング5を、雌主体1内
の前記バルブスリーブ8の小径先筒部8bに挿入嵌合可
能にしたことにより、雌継手1人と雄継手2Aとの分離
、結合時、前記雄主体21の小径横孔部21aの内周面
がOリング25を介し、雌主体1のバルブスリーブ8の
小径先筒部8bに嵌入しつつバルブスリーブ8を後退さ
せて嵌合し、このときバルブスリーブ8の横孔通孔9d
、縦孔通孔9cとポペットバルブ23のI孔道孔23f
、縦孔通孔23gとを連通させるので、前記0リング2
50作用で内部流体の気密を保持し、外部に液洩れする
ことがないので、人体に危険な酸、アルカリに対して安
全であり、かつ、雌継手1Aと雄継手21Aの結合、分
離動作のみで流体流路を流通、停止するので操作もきわ
めて簡単である。
さらに、前記配管継手を構成する各弁部材を合成樹脂製
、0リングを合成ゴム製、スプリングを合成樹脂被膜の
コーティングすることにより、耐薬品性となり、特に強
酸、強アルカリに対しては各弁部材をフッ素樹脂製、0
リングをフッ素ゴム製、スプリングをフッ素樹脂コーテ
ィングとすることにより、あらゆる薬品類に使用可能と
なる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の雌継手の半断面図、第2図は同
雄継手の半断面図、第8図は同雌、雄継手の完全結合状
態の半断面図、第4図は本発明の他の実施例の雌継手の
半断面図、第5図は同雄継手の断面図、第6図は同雌、
雄継手の完全結合状態の半断面図、第7図は本発明の他
の実施例の雌。 雄継手の完全結合状態の半断面図、第8図は従来の継手
の雌、雄継手の完全結合状態の半断面図である。 1A・・・雌継手、 2A・−・雄継手、1・・・雌主
体、 7・・・スプリング、8・・・バルブスリーブ、
 8b・・・先筒部、9・・・固定バルブ、 9a・・
・中筒部、9c・・・縦孔通孔、 9d・・・横孔通孔
、21・・・雄主体、 21a・・・小径横孔部、23
・・・ポペットバルブ、23f・・・横孔通孔、23g
・・・縦孔通孔、 24・・・スプリング、10.12
.25,26.27・・・0リング。 以上 特許出願人 ダイキン工業株式会社 横浜エイ口クイツプ株式会社 代理人 弁理士香川隆三 手続補正書(自発〉 昭和59年8月2z日 昭和58年特許願第206650号 2、発明の名称 耐蝕性の簡易着脱配管継手 8、補正をする者 事件との関係 出願人 住所 大阪市北区梅田1丁目12番39号 新阪急ビル
氏名(名称)(285)ダイキン工業株式会社(ほか1
名)代表者 山 1) 稔 4、代理人 5、補正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 7なし7、補正の対
象 「明細書」の「発明の詳細な説明」の欄a)金属溶出量 b)ダストの個数 フッ酸1−中に含まれる直径2μm以上のダストの個数
は試験前は5個、試験後も弁部材、ヌクブリング及びO
IIソングずれの場合も5個であった。 以上の浸漬試験の結果、弁部材、スプリング、0リング
とも金属溶出は殆どなく、ダスト(弁部材、被覆膜の剥
離)も僅かであり、耐蝕性上影響がないことが分かった

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 雌継手(IA)と雄継手(2A)とを結合、分
    離して流体を流通、停止する簡易着脱配管継手において
    、雌継手(IA)の雌主体(1)内に、内部が流体通路
    となる連通した横孔通孔(9d)と縦孔通孔(9c)と
    を有し、雌主体(1)に螺合結着された固定バルブ(9
    )と、該固定バルブ(9)の中筒部(9a)の外局側に
    スプリング(7)を介し摺動自在に設けたバルブスリー
    ブ(8)とを配設し、一方、雄継手(2A)の雄主体Q
    D内に、内部が流体通路となる連通した横孔通孔(28
    f)、と縦孔通孔(28g)とを有し、外周側のスプリ
    ング(ハ)を介し摺動自在に設けたポペットバルブ(2
    )を配設し、前記固定バルブ(9)とバルブスリーブ(
    8)との摺動部の前記スプリング(7)の前後位置およ
    び前記雄主体Qηとポペットバルブ(至)との摺動部の
    前記スプリーング(ハ)の前後位置にそれぞれ0リング
    αα、(2)および(ホ)、@を組込み、かつ、雄主体
    f2Dの先端開放部の小径横孔部(21a)の内筒面に
    組込んだOリングに)を、雌主体(1)内の前記/イル
    シブスリーブ(8)の小径先筒部(8b)に押入嵌合可
    能にしたことを特徴とする合成樹脂製の耐蝕性の簡易着
    脱配管継手。
  2. (2) 前記雌主体(1)、固定バルブ(9)、/(/
    レブスリーフ(8)、雄主体an、ポペットバルブ(ハ
    )など弁部材をフッ素樹脂製とし、前記Oリング01 
    、03. @ 。 (ホ)、(ハ)をフッ素ゴム製とした特許請求の範囲第
    1項記載の耐蝕性の簡易着脱配管継手。
  3. (3)前記スプリング(7)、(ハ)にフッ素樹脂をコ
    ーティングしてなる特許請求の範囲第2項記載の耐蝕性
    の簡易着脱配管継手。
JP58206650A 1983-11-02 1983-11-02 耐蝕性の簡易着脱配管継手 Granted JPS6098289A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58206650A JPS6098289A (ja) 1983-11-02 1983-11-02 耐蝕性の簡易着脱配管継手
DE19843439876 DE3439876A1 (de) 1983-11-02 1984-10-31 Korrosionsbestaendige schnelloesekupplungsvorrichtung
US06/667,260 US4625761A (en) 1983-11-02 1984-11-01 Corrosion-resistant, quick disconnecting coupling assembly for piping use

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58206650A JPS6098289A (ja) 1983-11-02 1983-11-02 耐蝕性の簡易着脱配管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6098289A true JPS6098289A (ja) 1985-06-01
JPS6410712B2 JPS6410712B2 (ja) 1989-02-22

Family

ID=16526859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58206650A Granted JPS6098289A (ja) 1983-11-02 1983-11-02 耐蝕性の簡易着脱配管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6098289A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3042633A1 (en) * 2016-01-19 2017-07-27 Wilmarc Holdings, Llc Connector system for releasably connecting fluid conduits

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823321U (ja) * 1971-07-26 1973-03-16
JPS5576982U (ja) * 1978-11-20 1980-05-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823321U (ja) * 1971-07-26 1973-03-16
JPS5576982U (ja) * 1978-11-20 1980-05-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6410712B2 (ja) 1989-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1313211C (en) Quick disconnect for aerosol spray can
US4316624A (en) Access union
US5566708A (en) Valve connector system for plastic pipe
US6299215B1 (en) Coupling fitting
US3989283A (en) Compression fitting
US10746337B2 (en) Non-terminating double containment fitting
US5580103A (en) Coupling device
KR19990024027A (ko) 조절가능한 누출방지 체결시스템
US4625761A (en) Corrosion-resistant, quick disconnecting coupling assembly for piping use
US4610429A (en) Plumbing connection
TW201439454A (zh) 用於管路圍阻系統的接頭
US3819149A (en) Ball valve
TWI690671B (zh) 配管連接用挾持治具
JP6515231B1 (ja) 管継手
JPS6098289A (ja) 耐蝕性の簡易着脱配管継手
JP2017145868A (ja) 管継手
JP2002048277A (ja) 管継ぎ手
JPS60121388A (ja) 耐蝕性の簡易着脱配管継手
US2341449A (en) Leakproof swivel joint for pipes
JPH0110557Y2 (ja)
US20150130184A1 (en) Barbed hose end fitting apparatus for ptfe core hose
TWI726104B (zh) 抗腐蝕球閥
US3618987A (en) Leak-tight coupling
JP2003287160A (ja) ライニングされた配管部材およびその継手構造
US4815771A (en) Coupling system for conduits