JPS6097523A - 自己保持型過電流保護素子 - Google Patents

自己保持型過電流保護素子

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Publication number
JPS6097523A
JPS6097523A JP20660083A JP20660083A JPS6097523A JP S6097523 A JPS6097523 A JP S6097523A JP 20660083 A JP20660083 A JP 20660083A JP 20660083 A JP20660083 A JP 20660083A JP S6097523 A JPS6097523 A JP S6097523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bimetal
case
temperature
self
coefficient thermistor
Prior art date
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Granted
Application number
JP20660083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0354822B2 (ja
Inventor
宏一郎 岡田
鹿間 隆
山本 朝之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP20660083A priority Critical patent/JPS6097523A/ja
Publication of JPS6097523A publication Critical patent/JPS6097523A/ja
Publication of JPH0354822B2 publication Critical patent/JPH0354822B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、バイメタルと正特性サーミスタをケースに
内蔵する自己保持型過電流保護素子に関する。
[従来技術] この種素子の従来例を@1図に示す。
図において、1は導電性のケース基体で、絶縁シート2
を介し導電性のケース本体3を被着してケース4が形成
される。ケース本体3には、予め裏面に導電板5が接合
され、この導電板5の一側に、ケース基体1の切りおこ
し片1aに圧接される正特性サーミスタ6を設け、他側
にバイメタル7を接合している。バイメタル7の接点7
aは、周囲温度に応じてケース基体1に形成した接点部
8に着脱自在に係合する。ケース基体1及びケース本体
3の夫々の一側端部は、外部回路と接続する端子部1b
、3aを形成している。
第2図に等価回路を示す。正特性サーミスタ6とバイメ
タル7とは並列接続となり、端子部11)。
3aには、交流電源9と負荷10とが直列に接続される
。バイメタル7は、第1図に示すように、常時は接点7
aを閉じ、電源9から負荷10に過電流が流れて周囲温
度が上昇すると接点7aを開く。バイメタル7が作動す
ると、正特性サーミスタ6に電流が流れ正特性サーミス
タ6は速やかに発熱する。この熱によってバイメタル7
は接点゛7aを開いた状態すなわち作動状態に維持され
る。
ところが、第1図に示した自己保持型過電流保護素子の
構造では、第5図の作動特性Aの傾斜で示されるように
、素子の周囲温度か変わるとバイメタル7の作動点が大
きく変動し、この結果、周囲温度に応してバイメタル7
が反転する電流値(反転電流)も大幅に変動するという
欠点である。
[発明の目的] 本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、周囲温度に影
響されない自己保持型過電流保護素子を提供することを
目的とする。
[発明の要旨] このため本発明は、負荷電源から常時電流を供給し、非
作動時のバイメタルをバイメタル作動温度より低い一定
の温度に常に保持する予熱用の正特性サーミスタをケー
ス内に設けたことを持金とする。
[実施例] 以下本発明を添(X1図面に示す実施例によって具体的
に説明する。
第3図に示すように、バイメタル7を間に挟んで、保持
用の正特性サーミスタ6と、この正特性サーミスタ6と
反対側のケース4内に、バイメタル7の予熱用の正特性
サーミスタ11が設けられる。正特性サーミスタ11は
一側電極面がケース基体1に固定的に接合され、観測電
極面は、導電性の端子部材12の切りおこし片12aに
よって弾性的に圧接される。端子部材12は、絶縁シー
ト2及びケース本体3の裏面に貼着した絶縁シート13
によってケース基体1.ケース本体3の双方から絶縁さ
れている。端子部材12の一方端はケース4の外側へ引
き出され端子部12bを形成する。
第4図に実施例の等価回路を示す。バイメタル7と保持
用正特性サーミスタ6の並列接続を、ケース本体3に係
る端子部3aとケース基体1に係る端子部1bを介して
負荷10と交流電源9の直列接続に接続するのは従来例
と同様である。予熱用の正特性サーミスタ11は、一端
がケース基体1に係る端子部1bに連結されていて、眺
端は、端子部材12に係る端子部12)】を介して負荷
10と電源9の接続点14つまり電源9に接続されてい
る。したがって、正特性サーミスタ11にはバイメタル
7の作動、非作動1こかかわらず、常時、電源9から電
流が供給され、発熱する。この熱によりバイメタル7の
非作動時、第3図のケース4内は、所定温度に維持され
る。この所定温度は、上記バイメタル7の作動温度より
低い温度である。
そして、この低い温度に維持されるように、予熱用の正
特性サーミスタ11の特性が予め選択される。なお、電
源9と予熱用正特性サーミスタ11とを備えた回路15
中に抵抗等の限流手段を直列に介設してもよい。限流手
段は、ケース4の内外いずれの箇所でもよい。限流手段
によって、後述するバイメタル7の感度が調節可能とな
る。
本実施例の自己保持型過電流保護素子に、電源!〕と負
荷10を接続すると、バイメタル7に電流が流れるとと
もに予熱用正特性サーミスタ11に電流か流れる7素子
のケース4内は予りλ用正特性サーミスタ11から放散
される熱によってバイメタル7の反転温度より低い温度
で恒温化する。
負荷10に過電流が流れて周囲温度が上昇すると、バイ
メタル7はこの周囲温度によって」−記恒温化温度から
Δ゛1゛1゛昇温ところで作動し、接点7aを開く。と
同時に、保持用の正特性サーミスタ6に電流が流れ、発
熱する。予熱用正特性サーミスタ11とともに保持用正
特性サーミスタ6によってバイメタル7の作動状態が維
持される。
バイメタル7の非作動時に、素子の周囲温度が変化して
もケース4内は、予熱用正特性サーミスタ11によって
恒温化され、殆んど変動しない。
したがって、周囲温度がわずかに上昇するだけです早く
必ず応動し、非作動時の周囲温度に何ら影響されない。
従来例では非作動時の周囲温度によって反転電流が大幅
に変化したので作動するまでの時間にバラツキが存在し
た。これに比べれば本例は特性の安定化という点でメリ
ットがある。
また、本例の素子の作動電流は、バイメタル7が予め所
定温度となっているので、予熱用正特性す−ミスタ11
を内蔵しない従来例に比べると小電流で作動させること
ができ、感度がよい。
第5図に本実施例の動作特性Bを従来例の特性Aと対比
して示す。周囲温度20℃で反転電流は従来例では8A
であるのに対し、本例では5Aである。しかも本例では
、周囲温度20〜80℃にわたりほぼ一定の値5Aであ
る。
[効果1 以上の説明から明らかなように、本発明はケース内にバ
イメタル予熱用の正特性サーミスタを設はケース内すな
わちバイメタルを反転温度以下の所定温度に常に保持す
るようにしたので、反転電流をほぼ一定化でき、素子の
周囲温度の影響なく確実な動作が保証でbる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の構造図、第2図はその等価回路図、第
3図は本発明の実施例の構造図、第4図はその等価回路
図、第5図は従来例と本発明の実施例との動作特性の比
較図である。 1・・・ケース基体、2・・・ケース本体、4・・・ケ
ース、6・・・保持用の正特性サーミスタ、7・・・)
でイメタル、9・・・交流電源、10・・・負荷、11
・・・予熱用の正特性サーミスタ、A・・・従来例の動
作特性、B・・・本発明に係る実施例の動作特性。 特許出願人 株式会社杓田製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周囲温度の上昇により接点を開くように作動する
    バイメタルと、このバイメタルと並列に接続されバイメ
    タルが作動するとその作動状態を保持するように発熱す
    る正特性サーミスタとをケースに内蔵する自己保持型過
    電流保護素子において、 非作動時の上記バイメタルをバイメタルの作動温度より
    低い温度に保持する予熱用の正特性サーミスタを上記ケ
    ース内に設けたことを特徴とする自己保持型過電流保護
    素子。
JP20660083A 1983-11-01 1983-11-01 自己保持型過電流保護素子 Granted JPS6097523A (ja)

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JP20660083A JPS6097523A (ja) 1983-11-01 1983-11-01 自己保持型過電流保護素子

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JP20660083A JPS6097523A (ja) 1983-11-01 1983-11-01 自己保持型過電流保護素子

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JPS6097523A true JPS6097523A (ja) 1985-05-31
JPH0354822B2 JPH0354822B2 (ja) 1991-08-21

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ID=16526073

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017139104A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 エヌイーシー ショット コンポーネンツ株式会社 瞬断保護回路および瞬断保護装置付きサーマルプロテクター

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435328U (ja) * 1977-08-15 1979-03-08
JPS55128342U (ja) * 1979-03-05 1980-09-10
JPS5828444U (ja) * 1981-08-17 1983-02-24 株式会社日立製作所 音声合成ラジオ受信機

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JPH0354822B2 (ja) 1991-08-21

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