JPS6097493A - 紙弊正損判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は紙幣の汚れ変色を検出する紙幣止揚判別装置に
関し、特に入出金機の中で、入金された紙幣を出金に回
すいわゆる紙Ｌａ流形人出金機における↓↓偽判別（初
屯）により取引の成立した紙幣に対する再鑑別を行なう
装置に関するものである。

（背景技術） 紙幣は流通過程において、ゾりれ、破れ等によりかなり
損傷を受ける。このような損傷の大きい紙′？８（損券
）は１］−常な流通紙！’ｌ’！（正券）と区別するた
め従来より一般的には人為的な検査を行ない選別ｙれる
か、専用でさらに大がかりな紙！’Ｉ’［別機等か用い
られてきた。

しかしこの人為的な検査は主観的であり個々に）、（べ
ｈが穎なってしまい、更に多大なＩＩＮｒ間を要すると
いう欠点かあった。また一般的に月末や年末には一詩的
に流通紙幣が急激に増大する為銀行等に保管される紙幣
か不足し、紙幣の支払い業務に支障ｔきだす等の問題が
生ずることがあり、この様な場合前記人為的な検査基準
を若干性くすることにより損券の判別率を小さくし正常
な流通紙幣を増やす等の、処置かとられてきた。しかし
この場合も人為的な検査基準が個々に異なってしまう為
バラツキを生じ一更にノ、Ｇ準を変えることにより、よ
りいっそう多大な１１１間を費すという欠点があった。

また先に説明した紙幣鑑別機は専用でさらに大がかりな
装置となり入出金機に内蔵できる様な現役のものではな
く、更に常にオペレータとしての人員を必要とし結果と
して高価なものになるという種々の欠点があった。

（発明の課題） 本発明の１］的は以−１−説明した各種の欠点を解決し
還流聖人出金機内に内蔵できるよう小型に構成でき、真
偽判別と１．相判別を同時に機能せしめる様にするとと
もに正損判別については安定的に判別でき、さらに正損
ノ、（べ１ルベルを変えることにより相対的に紙幣の損
券としての判別率を変更できるようにしたことを特徴と
するもので以下詳細に説明する。

（発明の構成および作用） 第１図は本発明の実施例であり、１は受光センサ出力（
図示なし）からの信号であり、増幅器２を通してコンパ
レータ３に入力される。コンパレータ３のもう一方の入
力は基準電圧源３ａから異なった基準レベル４−１．４
−２．４−３．−ｍ−がアナログマルチプレクサ５を通
して択一的に入力され、この基準レベル４−１．４−２
．−　はセレクタ６の人為的に変えることのできる図示
しない選択スイッチにより選択される。基準レベルと比
較された結果ＡＮＤゲート８にて基準タイミング７とＡ
ＮＤがとられ、アナログ入力信号が時系列的なデジタル
信号に変換され、これをカウンタ９にて計数し、結果を
入力メモリ　ｌＯに保持すると同時にこの計数結果によ
り公知の金種方向判別回路１１にて、紙幣の金種と方向
が判別される。ここで基準値メモリ１２は基準値を格納
するメモリであり、前記法められた複数の異なった基準
レベル４−１．４−２．−−一毎に紙幣の特徴となる部
分の前記デジタル変換された値を紙幣の各金種、各方向
別にあらかじめ基準値として決められ格納されている。

ここで基準値メモリ　１２に保持される基準値は同市の
数１１１′Ｉではなく多数の一般流通紙幣（正券）によ
り、あらかじめ金種、方向および前記異なった基準レベ
ル４−１．４−２．４−３−　毎の相加平均にある幅を
もたせて１７（定し格納しておく。第３図に基準値メモ
リに格納されるデータの具体例を示す。ここで（Ｌ）は
各金種と各金種に対応する表血止逆ならひに裏面ＩＦ逆
方向（以下Ａ、　Ｂ、　Ｃ，Ｄ方向という）およびセレ
クタ６に選択される基準レベル４−１．４−２．４−３
に対応した基他値の下限値を示し、（Ｕ）は同様の一］
二限（ｔｒｉを示す。またセレクタ出力Ｌ−１，Ｌ−２
，Ｌ−３は）、ｌＩ虐レベル４−１．４−２．４−３に
対１必する。これにより人力メモリ　１０に格納された
人力値とノ１（憎メモリ　１２のド限値（Ｌ）　、　Ａ
−限（＋ｆ４（Ｕ）との大小比較を比較器１３にて行な
い、人力値が（Ｌ）と（Ｕ）間にあれば正券それ以外は
損券と判別される。一般的に紙幣が汚れた場合第２図に
示した通り波形か（１）から（２）ヘシフトし結果的に
カウンタ９のカウント値は小さくなり、またテープある
いは白紙等で補修された紙幣の場合にはカラン！・値が
大きくなる傾向となる。更に紙幣走行系のバラツキおよ
び一般流通券（正券）における印刷の濃淡のバラツキを
吸収すべく前記相加平均に対して第３図の如くある幅を
もたせ基儒仙を決定しておき、この基準値よりはずれた
場合に損券と判別する。

この基Ｑｌｉ値メ子メモリ２がセレクタ６にて、前記基
準レベル４−１．４−２．−　に対応したイ【αがセレ
クトされ入力メモリ　１０と比較器１３にて、比較され
その結果信号１４により紙幣の正損を判別する。

第２図の内容を更に詳細に説明する。

第２図は人力波形および幹部の波形を示す。（ａ）は１
からの人力波形を示しく１）は正券の場合の読取り波形
（２）は損券（汚れ券）の例を示す。一般的に汚れがひ
どくなるに従って（２）の点線に示す如くシフトした波
形になる。　（ｂ）はセレクタ６にてセレクトされた基
準レベルし−１にて（１）の波形を比較した時の、コン
パレータ３の出力波形を示し、（Ｃ）はセレクタ６にて
セレクトされるた基準レベルＬ−２にて（１）の波形を
比較した時のコンパレータ３の出力波形を示し、　（ｄ
）、　（ｅ）は（２）の波形を前記同様比較した時の出
力波形を示す。

（ｆ）は紙幣の走行に同期のとられた基準タイミングを
示し、（ｇ）は前記波形（ｂ）と基準タイミング（ｆ）
とのＡＮＤ出力でありカウンタ９の人力波形を示す。ま
た（ｈ）はｉｉＪ記波形（ｃ）と基準タイミング（ｆ）
　とのＡＮＤ出力波形を示している。

これらパルス列をカウンタ９にてカウントし、結果を入
力メモリ　１０にて保持すると共に金種方向判別回路Ｉ
Ｉにて、金種と紙幣の走行方向か判別され、これに対応
した基準値メモリ　１２の内容かセレクＩ・され前記人
力メモリ　ｌＯにて保持された伯と比較される。すなわ
ち基準値メモリ　１２は金４小方向判別回路ＩＩ　とセ
レクタ６の出力をアドレスとしてアクセスされる。本例
の場合基準値メモリに対して人力メモリのカウント値か
小さい場合、ｔＬｉ券と判別する。まナリ３（準レベル
を同一波形（同一・紙幣）にて変えた場合前例の（ｂ）
、（ｃ）およヒ（ｇ）　、　（ｈ）に示すように基準レ
ベルをＬ−１からし−２に変えたことにより、カウント
値は相対的に小さくなり基準レベルＬ−２にて読取った
場合にはＬ−１にて読取った場合に比べて損券とみなす
ことが出来る。

このように入力コンパレータの基準レベルを変えること
によりデジタル変換後のカウント６Ｑを相対的に変化さ
せ、この値とわらかしめ決められた、基べわレベルに対
応した基準値とを比較することにより損券の判別率を変
えることが可能となる。

また、入力コンパレータ３の基準レベルは、前記ノ１（
べｊ、メモリ　１２の基準値を決める際のアナログレベ
ルを基準として、紙幣のｔＩｊれ、破れ等によるレベル
変化に対して、心霊な切替ステップ数により、ステップ
当りの、１．％牛しベル変化量を決め、更にシ’ＡＩス
テップ数に応じた、カウンタ９のカウント値の分解能を
確保すべく　ｔｉｉｊ記基準タイミング人カフの周波数
を決定すればよい。

以上詳細に説明した様に本発明は操作者か切りかえる選
択スイッチによりセンサ出力をコンパレータ３を用いて
任意の値で比較出力するとともに同じく選択スイッチに
より）＾準メモリ　１２のイ１６そのものも選択するた
め正損判別レベルを安定的に保つことができしかも紙幣
の損券としての判別率を変更できるという大きな効果を
有する。

即ち選択スイッチによりセンサ出力をコンパレータ３で
比較出力する値を変えるだけでは中間色や薄汚れ等の微
妙な差異を選択することができない。これはセンサの非
線形な特性に原因する処であるが、１１−損判別レベル
の変更は線形に行わなければならないためコンパレータ
３による比較出力だけでは不充分である。本発明の場合
基準値メモリ　１２が選択スイッチの数だけのＡＩＲデ
ータを保持し１いるため、非線形な人力を基準データ側
も非線形とすることにより油うものであり、結果として
線形の選択ができることとなる。実験によればある段階
で９０％の正券判別率であったものが段階を順次きひし
くするにつれ８３　Ｌ７５　Ｌ８８％−−−と正券゛■
別十が推移したが、これが選択スイッチにより、コンパ
レータ３へ入力される基準レベルにより比較出力された
入力と基準値メモリ１２の基準データの比較器１３によ
る比較の結果がほぼ線形であることを示すものである。

（発明の効果） また以上の説明で明らかな様に、非線形の人力に対し、
これを線形に補正する基準デー孕を有することにより線
形にできるので、センサ出力そのものやセンサ出力を直
接線形にせんとする装置に比して装置６規模の小形化か
図れるという効果も合せもつものである。

また回路構成も簡単なため、小形となっており還流聖人
出金機内に内蔵できる。

さらにｆｆＥ券、損券に区別するのは、利用客に対して
、出来るだけ新しい紙幣を提供したいという要求が有る
ことと、磁流聖人出金機で余りに甚しい損券を再利用す
ると紙市粕送経路でジャムを生したり詰まったりするな
どの故障を生じ易いという理由による。このため正券、
損券の判別レベルは本願のように状況に応した最適なレ
ベルに変更可能とすることが望ましい。

本発明は入力の基準レベルを変えることがｔｉＪ能なた
め、これにより光学系センサーの発光ダイオード等の経
時変化による光量低下あるいは受光センサー系の汚れに
よる受光量低下に対しても、あらかじめ低下分を考慮し
た基準レベルを設定しておくことにより、正損判別率の
補正用としても利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のブロック図、第２図は第１図
の装置の各部の動作波形図、第３図は基準値メモリに格
納される基準値の例を示す図である。 ｌ−光学センサー出力、２−　増幅機、３−−７ｆログ
レベルコンパレータ、 ４−１．４−２．４−３−一基準レベルｌ、　２．３．
５−　アナログマルチプルフサ、 ６−　セレクタ、？−、Ｑ；Ｊタイミング入力、８−Ａ
ＮＤゲート、　８−　カウンタ、１〇−人）Ｊメモリ、
　１１−　合接方向判別回路、１２−一一基べ１１仙メ
モリ、　１３−ｍ−比較器、１４−　判定結果信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙幣の透過光あるいは反射光を光電変換した人力値とあ
   らかじめ定めた基準レベルどを比較することにより紙幣
   の正損を判別する装置において、複数のノ＾べ１−レベ
   ルがもうけられ、前記基準レベルのひとつを選択するス
   イッチと、前記光電変換した人力（＋ｆ１を選択スイッ
   チによりきりかえられた）、（準し−、ルと比較出力す
   る１段と、選択スイッチで選択される基準４ＨＩｒに従
   って人力値の基準値を格納するへ帛４＋ｔｉメモリと、
   前記選択スイッチに従って八Ｎ／ｕ　ｉ＋６メモリをｉ
   ｆｌ択的に読み出す手段と、比較出力された前記入力値
   と選択された基準（＋Ｕメモリの内容を比較して正損゛
   １１１定結果を与える手段を有することを４１＋徴どす
   る紙幣正相判別装置。