JPS609679Y2 - 焼結機 - Google Patents

焼結機

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JPS609679Y2
JPS609679Y2 JP15533582U JP15533582U JPS609679Y2 JP S609679 Y2 JPS609679 Y2 JP S609679Y2 JP 15533582 U JP15533582 U JP 15533582U JP 15533582 U JP15533582 U JP 15533582U JP S609679 Y2 JPS609679 Y2 JP S609679Y2
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JP
Japan
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pallet
sintering machine
sintering
wind box
ore
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Expired
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JP15533582U
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English (en)
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JPS5960495U (ja
Inventor
実 渡辺
位至 大島
敏彦 夏見
大輔 老山
紅式部 中村
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は焼結機に係り、特に鉄鉱石類を焼結するに好適
な焼結機に関するものである。
鉄鉱石類を適当なサイズに焼結し塊状化するにおいて、
従来一般に生産性の優れたドワイトロイド式と称される
連続式焼結機が用いられている。
第1図はドワイトロイド式焼結機の概略的な構成を示す
側面図である。
第1図において10は焼結機本体、12は本体10上の
外周に沿って設けられているレール(図示せず)上を移
動可能に配置されているパレット、(なおこのレールは
図示の如く1対の水平軸まわりを周回するよう配置され
ている。
)14は後述の焼結原料に点火するための点火炉、16
は給鉱ドラムフィーダ、18は給鉱ホッパ、21は床敷
鉱ホッパ、20.22はパレット12上に給鉱する床敷
鉱及び焼結原料である。
24はウィンドボックス、26は排ガスダクトであって
、漏風防止用のデッドシール28,30が配設されてい
る。
パレット12上に給鉱された焼結原料22はコークスが
混在されており、点火炉14によりこのコークスに着火
される。
前記パレット12の原料載荷床面には格子(図示せず)
が配設され、ダクト26の下流側に連設されているブロ
ア32を作動させると、原料層内に空気が吸込まれ燃焼
が促進される。
燃焼排ガスはウィンドボックス24、ダクト26、集塵
機34、ブロア32を経て煙突36から排出される。
パレット12上の原料はコークスの燃焼熱によって焼結
する。
なお燃焼している間にパレット12は図中右方向に徐々
に連続的に移動しており、パレット12が焼結機本体1
0の上面右端に達するまでには上記焼結反応は終了して
おり、パレット12の移動に伴って、排鉱部38で焼結
された原料が排出される。
このドワイトロイド式焼結機はパレット12上への原料
の装入、点火が連続的に行なわれるため大量生産に適し
た方式であり、現在多くの焼結工場で採用されている。
しかしながらこのドワイトロイド式焼結機においては、
移動するパレットとウィンドボックス等の固定部とのシ
ールが難しいという問題がある。
すなわち、従来、パレット12の下面とウィンドボック
ス24の開口縁部に設けられているスライドベットとを
摺接させるようにし、ウィンドボックス24とパレット
12との間からの漏風の防止を図っていた。
しかしながらパレット12は常に移動するものであり、
密封が困難であると共に、摺動部の摩耗が進行し漏風が
発生しやすい。
特にパレット12と、スライドベット及びデッドシール
28,30の間から大気を吸引する漏風が大きく、焼結
時の排ガスの30〜40%は漏風によるものである。
一般に漏風が増加すると焼結時の焼けむらが助長され、
焼結鉱の品質の劣化及び歩留りの低下を招来すると共に
、排ガス量が増加してブロア32の電力消費量が増加す
る。
また排ガスの脱硫脱硝設備(図示せず)の処理ガス量増
加に伴ないこの処理コストも大幅に上昇する。
従って漏風の防止は品質の向上及びコストダウンの両観
点より焼結機に対して最も強く期待されている最重要改
良課題といっても過言ではない。
本考案の目的は上記従来の問題点を解消しパレットとウ
ィンドボックスとの間からの漏風を防止し、焼結鉱の品
質が向上されると共に製造コストが大幅に低減される焼
結機を提供することにある。
この目的を達成するために、本考案の焼結機は、1対の
水平軸まわりを周回するレールを有する焼結機本体、エ
ンドレスに連結されており前記レールに案内されて移動
可能なパレット、上側レール上の前記パレットの下面に
対向して開口するウィンドボックス、該ウィンドボック
ス開口縁部に設けられた、パレット下面に対して接離移
動可能なシール部材、パレットの移動と同じ方向に移動
可能な点火装置及び前記焼結機本体の上方に配置された
給鉱用ホッパ、からなる焼結系統を複数系統並設し、前
記ウィンドボックスの反開口側をそれぞれダンパを介し
て吸引ブロワに連通せしめたことを特徴とするものであ
る。
以下図面に示す実施例を参照して本考案を更に詳細に説
明する。
第2図は本考案の実施例に係る焼結機の要部斜視図であ
る。
この実施例の焼結機においては焼結系統としてA、 B
の二系統が並列して設けられている。
パレット40a、40bはエンドレスに連結され、焼結
機本体42に周回可能に取り付けられている。
このパレット40a、40bをまたいで点火炉44a、
44bが配置されており、この点火炉44a、44bは
それぞれパレット40a、40bをまたいで走行可能と
されている。
この原料はミキサー(図示せず)で混練された後ベルト
コンベヤ46及び正逆回転可能なシャット式コンベヤ4
8から給鉱ホッパ50 a、 50 bを経てパレッ
ト40 a、 40 bに装入される。
すなわちシャトルコンベヤ48直前のベルトコンベヤ4
6のヘッド46hを2つ給鉱ホッパ50a。
50bの中間部に位置せしめ、ヘッド46hの鉛直下方
にシャトルコンベヤ48を配置スる。
ベルトコンベヤ46は車輪付架台(図示せず)上に載置
されており、往復移動可能とされている。
52a、52bは給鉱ホッパ50a、50bの下端に設
けられたドラムフィーダである。
パレット40a、40bの下面におけるウィンドボック
スとのシール部の構造を第3図を参照して説明する。
パレット40aには車輪54aが設けられており、焼結
機本体の上面に設けられているレール56a上を移動可
能とされている。
58aはウィンドボックスであって、後述のダクトに連
通されている。
ウィンドボックス58aの開口縁部にはパレット40a
の下面に接離するシール部材(スライドベット)60a
が油圧シリンダ62aに支持されて配置されている。
64aは油圧制御装置であって、油圧シリンダ62aを
上下させスライドベット60aをパレット40aの下面
に接離させる。
66aはシール用のフレキシブルシートである。
なおパレット40bとウィンドボックス58bとの間の
シール構造も、同様とされている。
第4図は本考案の実施例装置における排ガス排出系統を
示す図である。
ウィンドボックスは系統A及び系統B共に同様な構成と
されて配置されており、このウィンドボックス58a、
58bはダクト68at68bsダンパ70 a、 7
0 bを介して集塵機34に接続されている。
前述のように32は吸引ブロア、36は煙突である。
次に点火炉44a、44bの樹皮を第5図及び第6図を
参照して説明する。
点火炉44aには車輪72aが枢着されており、焼結機
本体に設けられているレール74a上を移動可能とされ
ている。
点火炉44aの上面には空気ヘッダ76aと点火炉ガス
ヘッダ78aが設けられており、それぞれ空気送風機8
0a1フレキシブルホース82aから空気及び燃料ガス
が供給可能とされている。
84aはフレキシブルホース82aを懸吊するレールで
あって、86aは吊り下げ用のリングである。
また88aは電源用ケーブル、90aはケーブルリール
である。
空気ヘッダ76a及びガスヘッダ78aには第6図に示
すようにそれぞれ短管92 a、 94 aが接続さ
れ、点火炉内部にバーナ96aが樹皮されている。
なお点火炉44bも同様な樹皮とされている。
次にこのように構成された焼結機の運転方法を詳細に説
明する。
先ず系統Aに属するパレツ)40aを移動しながらホッ
パ50aからパレット40a上に順次原料を装入する。
原料が装入された先頭のパレットが排鉱部38の直前に
達した時にパレット40aの移動を停止する。
この状態において、ホッパ50aが配置された給鉱部か
ら排鉱部3Bの間のパレット40aには原料が載荷され
ている。
次いで原料が載荷されたパレツ)40aの下方に配置さ
れているスライドベット60aを油圧シリンダ62aを
作動させることによりパレット40aの下面に密着させ
る。
次に点火炉のバーナ96aに点火した後この点火炉44
aを給鉱部から排鉱部まで一定の速度で移動させ、パレ
ット40aに載荷されている原料に着火する。
この際系統Aの排ガス系統のダンパ70aは開いた状態
となっており、系統Bのダンパ70bは閉じている。
そしてパレット40a上の原料には吸引ブロア32の作
動により空気が吸い込まれ燃焼が進行し原料の焼結が行
なわれる。
原料中のコークスの燃焼はその上面から徐々にパレット
40床面に向って進行しその最下面に達したのち焼成が
終了する。
一方系統Bの焼結機においては、系統Aの焼結が進行し
ている時には前記系統Aと同様の手順に従って原料をパ
レット40b上に載荷しておく。
またその後にスライドベット60bをパレット40bの
下面に密着させておき、着火準備を全て完了しておく。
系統Aにおける焼成が完了するとダンパ70aを閉じ同
時にダンパ70bを開ける。
系統Aにおいてはスライドベット60aをパレット40
aの下面から離反させたのち、パレット40aを走行さ
せ焼結された焼結鉱を排出部38であける。
そしてそれまで焼結が行なわれていたパレット40aに
後続し、空の状態で待機していたパレット40aがこの
移動に際してホッパ50aから給鉱される。
焼結が終わったパレット40aからの排鉱が終了すると
パレットを停止させ、次いでスライドベット60aをパ
レット40aの下面に密着させ点火準備の完了状態とし
ておく。
一方系統Bにおける焼結はこの一連のA系統における排
鉱及び給鉱と平行して、行なわれている。
すなわち、点火炉44bによりパレット40b上の原料
に着火され、焼成が行なわれている焼結が完了したのち
、ダンパ70a、70bをきり換え、前述の如く操作を
くり返す。
以上のようにA、 8両系統を交互に装入、シールペッ
ト密着、点火、焼成、排鉱をくり返す。
このように本考案においてはパレット40a。
40bが停止している状態で焼結が行なわれている。
そのためウィンドボックス58a、58bとパレツ)4
0a、40bの下面とは停止状態で密着するようになる
ので、漏風が殆どない。
またこのシール部の樹皮は摺動シール機構ではないので
、シール部の摩耗がなく耐久性に優れ、保守管理も容易
である。
またこのように漏風が大幅に減少されるところから、ブ
ロワ32の消費電力が大幅に減少され、また漏風による
むら焼けがなくなり歩留りも向上する。
さらにコークス原単位も減少する。
また排ガス処理用の脱硫設備や脱硝設備におおける処理
ガス風量も減少するので、この排ガス処理設備における
処理コストも格段に減少される。
なお上記実施例においては焼結系統はA、 Bの二系統
が設けられているが、本考案はこれに限定されるもので
はなく二系統以上の複数系統設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の側面図、第2図は本考案の実施例装
置の要部斜視図、第3図は本考案の実施例におけるシー
ル構造を示す断面図、第4図は排ガス系統図、第5図は
点火炉の斜視図、第6図は第5図VI−VI線に沿う断
面図である。 40a、40b・・・・・・パレット、42・・・・・
・焼結機本体、44 a、 44 b=点火炉、50
a、50b・・・・・・給鉱ホッパ、56 a・・・・
・・レール、58a。 58b・・・・・・ウィンドボックス、60a、60b
・・・・・・シール部材、(スライドベット)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1対の水平軸まわりを周回するレールを有する焼結機本
    体、エンドレスに連結されており前記レールに案内され
    て移動可能なパレット、上側レール上の前記パレットの
    下面に対向して開口するウィンドボックス、該ウィンド
    ボックス開口縁部に設けられた、パレット下面に対して
    接離移動可能なシール部材、パレットの移動と同じ方向
    に移動可能な点火装置及び前記焼結機本体の上方に配置
    された給鉱用ホッパ、からなる焼結系統を複数系統並設
    し、前記ウィンドボックスの反開口側をそれぞれダンパ
    を介して吸引ブロワに連通せしめたことを特徴とする焼
    結機。
JP15533582U 1982-10-14 1982-10-14 焼結機 Expired JPS609679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15533582U JPS609679Y2 (ja) 1982-10-14 1982-10-14 焼結機

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JP15533582U JPS609679Y2 (ja) 1982-10-14 1982-10-14 焼結機

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Publication Number Publication Date
JPS5960495U JPS5960495U (ja) 1984-04-20
JPS609679Y2 true JPS609679Y2 (ja) 1985-04-04

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ID=30343104

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JP15533582U Expired JPS609679Y2 (ja) 1982-10-14 1982-10-14 焼結機

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