JPS609520B2 - Nーアシルオルゴテイン - Google Patents

Nーアシルオルゴテイン

Info

Publication number
JPS609520B2
JPS609520B2 JP51001108A JP110876A JPS609520B2 JP S609520 B2 JPS609520 B2 JP S609520B2 JP 51001108 A JP51001108 A JP 51001108A JP 110876 A JP110876 A JP 110876A JP S609520 B2 JPS609520 B2 JP S609520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orgotine
acid
acyl
orgotein
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51001108A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5285104A (en
Inventor
ウオルフガング・ヒユ−バ−
マ−ク・ジ−・サイフア−
ルイス・デイ−・ウイリアムス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GT Biopharma Inc
Original Assignee
Diagnostic Data Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Diagnostic Data Inc filed Critical Diagnostic Data Inc
Priority to JP51001108A priority Critical patent/JPS609520B2/ja
Publication of JPS5285104A publication Critical patent/JPS5285104A/ja
Publication of JPS609520B2 publication Critical patent/JPS609520B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオルゴティンの誘導体に関する。
オルゴティンは、実質上純粋な注射し得る形の、すなわ
ちそのソース中にそれと混和し、もしくは付随する他の
タンパクを実質上含まない水溶性タンパク同族の集団の
メンバーに合衆国アドブテッドネーム委員会が与えた一
般名である。
アメリカ特許第8758682号はオルゴティンを含有
する医薬組成物を特許請求している。このオルゴテイン
金属タンパクは、物理的、化学的、生物学的および薬力
学的性質の特徴ある組み合わせを持ったタンパク同族集
団のメンバーである。
これら同族のそれぞれは、物理的には高度に密集した本
来の形態を持つ、単離された、球形の緩衝液および水に
溶けるタンパクの実質的に純粋の形であって、それは熱
不安定性ではあるが、イオン半径0.60乃至1.00
Aを持つ二価の金属の塩を含有する緩衝液に熔解すると
きは、6500で数分間の加熱に安定であり、そしてそ
れはゲル電気泳動において特徴的な複数バンド像を与え
ることが特徴である。化学的には、それぞれ0乃至2を
除いてはすべてのタンパクアミノ酸と、少ないパーセン
トの炭水化物と、皆無の脂質と、1モル当りイオン半径
0.60乃至1.00Aの一種またはそれ以上の二価の
金属の1乃至5グラム原子によって提供される0.1乃
至1.0%の金属舎量と、そして実質的に皆無のキレー
ト化した一価金属または皆無の分子内において細胞奏で
ある金属を含有していることによって特徴づけられる。
オルゴティン同族のアミノ酸組成は、それを単離するソ
ースにかかわりなく一定している。
第1表に分子量82500の数種のオルゴティン同族の
アミノ酸残基の分布を掲げる。船 船 注(1} 比色定量。
注{2} アミノ酸分析の平均および分光定量上記第1
表から、オルゴティン同族は20乃至26の、および通
常は20乃至23のリジン基を有し、そのうち1乃至3
を除いてはすべて滴定し得るご−アミノ基(トリニトロ
ベンゼンスルホン酸)を持っている。
本発明はこのオルゴティンのリジン基の少なくともその
一部がアシル化されたオルゴティン誘導体の製法に関す
る。従って本発明はN−アシルオルゴティンに関し、本
発明によって得られる新規なアシル化オルゴティンは医
薬として有用であり、N−アシルオルゴティンを含む医
薬は炎症の治療に有効である。
天然のオルゴテインタンパクは特異的に高いスーパーオ
キシドジスムターゼ活性を持っている(マツコードおよ
びフリドビツチ、J.Biol.Chem.244 6
044(1969):キール、マツコードおよびフリド
ビッチ、同誌245、6176(1970):同誌24
02875(1971)参照)。
この活性は、前記リジン基をアシル化するとき例えば天
然タンパクの20乃至50%にきわ立って低下する。
驚くべきことに、天然タンパクの抗炎活性はアシル化に
よって影響を受けない。従ってこのアシル化タンパクは
、天然タンパクと同じように0甫乳類その他の動物の炎
症状態の治療に有用である。抗炎作用とSODアーゼ活
性との分離は、SODアーゼ活性によって生ずる副次作
用の減少をもって抗炎療法を可能にする。
上述のように、オルゴティン同族は20乃至2針固のI
Jジン基を持っている。
オルゴテイン分子は二つの同じべプチッド鎖(サブュニ
ット)より形成せられているので、これらのリジン基の
半分は、緩和な温度およびpH条件下にあっては強く、
しかし非共有結合で結合している各鎖に存在している。
このオルゴティン分子の立体構造のために、通常各鎖中
のいくつかのりジンのどーアミノ基は、トリニトロペン
ゼンスルホン酸(TN斑)で滴定されず、そして容易に
はアシル化できない。しかしながら、滴定できないリジ
ンのご−アミノ基のァシル化も、例えば無水酢酸のよう
な適当なァシル化剤を使用して達成し得る。アシル化の
程度は、天然オルゴティンタンパクのリジン基の1乃至
3個はTNBSは滴定されないことを考慮に入れて、T
NBS反応性アミノ基の減少によって測定できる。例え
ばウシオルゴテインは、その20乃至22個のIJジン
のうち、18個だけが定量される。緩和なアミノ基のア
シル化は、霞気泳動に示される電荷変化を計数すること
によって定量化できる。しかしながら、普通の電気泳動
条件下(pH8.4トリスーグリシン緩衝液)では、広
範囲にアシル化したタンパクはそのバンドを識別するた
めにはあまりにも速く移動する。この問題は、後述する
ように天然オルゴティンでアシル化オルゴティンを混成
し、分子中のアシル基の数の半分に減らし、そして混成
した分子を露気泳動にかけることによって回避すること
ができる。一般的にいうと、IJジンの約半分までは、
もっとも緩和なアシル化剤、例えばアセチルサルチル酸
でさえも容易にァシル化される。
それぞれのオルゴテインベプチツドのサブユニット中の
利用できる(TNBSで滴定可能な)リジンの1個を除
いて全部は、強いアシル化条件、例えば氷冷Imp日7
.5のリン酸緩衝溶液中過剰の無水酢酸を用いてアシル
化することができる。予期されるように、滴定できるリ
ジンアミノ基の全部禾満をアシル化するときは、滴定し
得るリジンアミノ基のいずれかが特別にアシル化され易
い訳ではないので、オルゴティン分子上のアシル基の分
布は見掛け上不規則である。
オルゴティン分子は二つの同じべプチッド鎖で出来てい
るので、部分的にアシル化したオルゴティンのァシル基
は、それぞれのべプチッド鎖サブュニット上で多かれ少
なかれ不規則に分布し、二つの鎖の間では多かれ少なか
れ同等に分布する。通常単一のアシル化剤が使用される
ので、アシル基はすべて同じものである。しかしながら
二種もしくはそれ以上のアシル基を分子内、およびその
各鎖中にさえも有しているアシル化オルゴティンを製造
することが可能である。混合アシルオルゴティンを製造
する一方法は、違ったアシル化剤で段階的にァシル化す
ることである。
例えば、滴定し得るリジンご−アミノ基の一部分はァシ
ル化剤の一種の低濃度、例えば1×10‐3M無水酢酸
でアシル化し、アミノ基の他の部分を他のァシル化剤の
中程度の濃度、例えば5×10‐3Mコハク酸無水物で
アシル化し、反応性アミ/基の残りをさらに別のアシル
化剤の高濃度でアシル化することができる。何がアシル
化剤の低、もしくは高濃度であるかはタンパクアミ/基
との相対的反応速度と溶媒とに依存し、従ってこれは反
応pHとァシル化剤の種類、そして少し‘ま緩衝液と温
度とに依存する。混合アシルオルゴテインを製造するも
う一つの方法は混成化によるものである。
オルゴティンの「混成化」とは、違ったオルゴティン2
分子のべプチッド鎖から混合オルゴティンを生成させる
こと、例えばA2と&、AとBがそれぞれをべプチッド
鎖であるとすると、ん十B2こ2ABとなる。亀気泳動
におけるへテロダィマーABの電荷は、それぞれのサブ
ュニットの同じ部分がすべての場合に結合に関与してい
ると仮定すると、ホモダィマ−A2およびB2のそれの
平均値でなければならない。最初氷水中2.8時間、つ
いで室温で1時間、IM、pH7.5のリン酸緩衝液中
過剰の無水酢酸でアシル化した天然オルゴティン分子、
および0.1M、pH7.5リン酸緩衝液中室温で3.
朝時間スルクシニル化して製造したスクシニルオルゴテ
ィンは、少過剰の天然オルゴティンと50ooで4時間
加熱することによって天然オルゴテインでそれぞれ混成
化し得る。
生成するへテロダィマーは、アセチルオルゴティン/オ
ルゴティン混成物に対してはアセチル基1の卸こ相当す
る電荷をもって、スクシニルオルゴティン/オルゴティ
ン混成物に対しては9個のスルシニル基に相当する電荷
をもってそれぞれ主として1バンドとして電気泳動する
。ウシオルゴテインは10または11個のIJジンをサ
ブュニット当り含有するだけであるから、1個の天然オ
ルゴテインベプチツドサブユニツトプラス、そのすべて
のりジンご−アミノ基がアセチルアミノ基である1個の
アセチルオルゴティンベプチッドサブュニツトから、そ
して1個の天然オルゴティンベプチッドサブュニットプ
ラス、その1個を除くすべてのりジンごーアミノ基がス
クシニルアミノ基である1個のスルシニルオルゴテイン
ベプチッドサブュニットから、それぞれ混成物が生成す
る。容易にわかるであろうが、これらの混成半アシル化
オルゴティン分子は、別のアシル化剤によって一方のべ
プチッド鎖中のアシル基が他方のそれと異なる混成アシ
ル化オルゴティンを製造するためにさらにアシル化でき
る。
本発明によるN−アシルオルゴティンは、天然のオルゴ
テイン分子と殆んど同じ立体構造を持っているように見
える。キレート化されたCu++およびZn十十(モル
当りのグラム原子数)含量もオルゴテインのそれと殆ん
ど同じである。オルゴテインと同じく、それらはプロナ
ーゼおよび他のタンパク分解酵素による分解に対して高
度に抵抗性である。しかしながら、スーパーオキシドジ
スムターゼ(SODァーゼ)活性は下表に示すようにア
シル化の程度が増すにつれ、著しく大きく、オルゴテイ
ンのそれの約20乃至50%まで減少する。アシル基の
数の平均SODアーゼ活性(オルゴティンに対する比率
)0 (100%)』Nーアセ
チル 1009N−アセチル
8011N−アセチル
7020Nーアセチル
509Nースクシニル
6017Nースクシニル
20Nーアシル基の種類は、Nーアシ
ル基の数と同様にそれが生理的に許容し得る酸のァシル
基である限り臨界的ではない。
オルゴティン分子の高分子量のために、オルゴティン分
子を全部中間的な分子量のァシル基、例えばRCO≧1
60でアシル化する場合でも、全体の化学組成に対する
衝撃は比較的小さく、例えば10%以下である。勿論、
遊離アミノ基のアシル化は、明らかに等露点に顕著な影
響を与え、そして等蚕点の移動を生ずるが、しかし後で
述べるように、分子のち密な立体形状には、外見上有意
義な影響を及ぼさず、そして結果として生ずる安定性、
例えば60COにおいて1時間の加熱、およびタンパク
分解酵素による攻撃に対して影響を与えない。明白なこ
とであるが、アシル基は水中または緩衝溶液中でアミノ
基をアシル化できるアシル化剤から誘導されなければな
らない。
なんとなれば通常反応はその中で行われるからである。
このようなアシル化剤としては、水溶性カルボジィミド
類のようなアシル化触媒と組み合わせた遊離酸、酸ハラ
イド、無水物、チオェステル、ケテン、ケテンダイマー
、エノールエステルおよびチオエステル、Q−アミノ酸
−N−カルボキシアンヒドライドなどがある。さらに詳
しくは、本発明はアシル基が炭素数8までの一もし〈は
二塩基性炭化水素カルボキシル酸、例えば一塩基性アル
カン酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ィソ
酪酸、Q−エチル酪酸、バレ1」アン酸、ィソバレリア
ン酸、Q−エチルバレリアン酸、トリメチル酢酸、2−
メチル酪酸、3−エチル酪酸、ヘキサン酸、ジェチル酢
酸、トリェチル酢酸、ェナント酸、オクタン酸、環状酸
好ましくは脂環酸、例えばシクロプロピリデン酢酸、シ
ク。
ブチルカルボキシル酸、シク。ベンチルカルボキシル酸
、シクロベンチル酢酸、8ーシクロベンチルプロピオン
酸、シクロヘキシルカルボキシル酸、シクロヘキシル酢
酸、炭素環状アリールまたはアラルキル酸、例えば、安
息香酸、2−、3−もしくは4−メチル安息香酸、また
は二塩基性アルカン酸、例えばシュウ酸、マレィン酸、
フマル酸、グルタル酸、Q−メチルグルタル酸、8ーメ
チルグルタル酸、8・3−ジメチルグルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸およびスベリン酸のアシル基であるN
ーアシルオルゴティンに関するものである。好ましいア
シル基のグループは、好ましくは炭素数2〜8個の直鎖
もしくは分枝一塩基性アルカン酸のアシル基、例えばア
セチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリルであり
、そのうちアセチル基がもっとも好ましい。
他の好ましいアシル基のグループは二塩基性酸のアシル
基、例えば特に環状酸無水物を形成し得るアルカン酸も
しくはアリル酸のアシル基、例えばコハク酸、マロン酸
、グルタル酸およびフタル酸のそれであり、そのうちコ
ハク酸が好ましい。アシル基の正確な化学的性状は、そ
れが生理的に毒性でなく、そしてリジンのごーアミノ基
をアシル化し得るものである限り重要ではないので、上
記の好ましいアシル基に対しての企図する均等物は、ま
た分子中に1個、2個またはそれ以上の簡単な置換基、
例えばヒドロキシ、ハロ、アルコキシ、アシルオキシ、
スルホニルオキシ、アミド、スルフアト、ニトロ、メル
カプト、およびシアノを分子中に有している酸、例えば
グリコール酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、d−リンゴ酸
、dーグリセリン酸、マンノン酸、グルコン酸およびサ
リチル酸のアシル基、アミノ酸、例えばグリシン、アミ
ノプロピオン酸、ジグリコールアミン酸、トリグリコー
ルアミン酸、メチルグリシン、ジメチルグリシン、ジエ
チルグリシン、パラアミノサリチル酸、パラアミノ安息
香酸、およびエチルメルカプト酢酸、クロル酢酸、フル
オロ酢酸、トリクロル酢酸、トリフルオロ酢酸、チオグ
リコール酸、m−ニトロ安息香酸、フェノキシ酢酸のア
シル基であってもよい。以下に記載する実施例のN−ア
セチル「ウシ」オルゴテインおよびN−スクシニルオル
ゴテインのほかに、本発明のN−アシル「ウシ」オルゴ
ティンの他の例は、N−プロピオニルオルゴティン、N
一ブチリルオルゴテイン、N−ペンゾイルオルゴテイン
、N一フタリルオルゴテインであり、それぞれの場合オ
ルゴティン分子の二つのサフュニツトのそれぞれにこの
ようなアシル基が9個存在するもの、およびこのような
サブュニット中にそれぞれこのようなアシル基が1個、
6個およびIN固存在する対応するオルゴティン、さら
にこれらのそれぞれのヒト、ヒツジ、ウマ、ブタ、ィヌ
、ウサギ、モルモットおよびニワトリの対応する同族体
である。
命名法を統一して使用するために、二塩基性酸から誘導
されるNーアシルオルゴティンのアシル基の命名に当っ
ては、二個基の命名法、例えばスクシニル、マロニル、
グルタリルおよびフタリルを使用する。
しかしながら容易に理解し得られるように、このN−ア
シル基は一価であり、そして2個のアシル基の一方は遊
離のカルボキシル基であるから、もっと正確にはこのア
シル基はカルボキシ置換アシル基、例えばそれぞれ8−
カルボキシプロピオニル基、カルボキシアセチル基、y
−カルボキシブチリル基、および0−カルボキシベンゾ
ィル基である。アシル化したオルゴティンは反応液から
、好ましくは爽雑イオンを除去するため透析した後、慣
用の凍結乾燥、例えばアメリカ特許第3758682号
に記載の方法で単離することができる。所望であれば、
アシル化したオルゴティンは最初にイオン交換樹脂クロ
マトグラフィー、竜気泳動、および分子ふるいとして行
動するポリマーを使用するゲルロ過法で精製することが
できる。微小孔フィルター、例えば「ミリポァ」による
、慣用の方法での場合によりNaCIおよび/またはリ
ン酸ナトリウムによるイオン強度の調整、例えば等眼化
後における無菌/ゞィャルへのロ過は、注射役に通した
無菌溶液を与える。
N−アシルオルゴテイソの医薬製剤はNーアシルオルゴ
ティンと、医薬的に許容し得る担体とよりなる。
この担体の形および性格は、勿論投与方法によって決ま
る。好ましい製剤は、例えば無菌の注射し得る水溶液の
ような無菌注射製剤である。
この溶液は上述の担体を使用してこの分野で公知の技術
に従って処方することができる。無菌注射製剤は、無毒
性の非経口的に許容し得る希釈剤もしくは溶剤、例えば
1・3ープタンジオール中の無菌の注射可能な溶液また
は懸濁液とすることもできる。N−アシルオルゴティン
製剤はN−アシルオルゴティンの有効単位投与量を含む
。すなわちこの製剤の単位投与量を特定の医薬担体に適
したルートによって投与するときに所望の応答を示すの
に有効な濃度にN−アシルオルゴティンが存在する。例
えば、注射液および局所用の液剤は、通常0.25乃至
10cc当り、好ましくは約0.5乃至5cc当りN−
ァシルオルゴティン約0.5乃至20の9を含有する。
静脈輸液はもっと希薄で、例えば節液50乃至1000
肌当り、好ましくはloo乃至500の‘当りN−アシ
ルオルゴティン0.5乃至20の9を含有し得る。錠剤
、カプセル、座薬は通常単位当り、N−アシルオルゴテ
ィンを0.1乃至25の9、好ましくは1乃至10の9
を含有する。Nーアシルオルゴティンは通常点滴または
注射により、例えば筋肉内、皮下、静脈もしくは皮内で
投与する。
筋肉内投与が好ましいが、ショックの場合は効果のもっ
と急速の発現のために静脈内がいよいよ好ましく、そし
てある種の局所化した病状、例えは放線および間質性‘
まうこう炎の場合は、局所注射がいまいまもっと有効で
ある。個々の投与塩は0.5乃至20の9の範囲内にあ
る。ヒトに対する好ましい範囲は約0.5乃至4の9で
あり、ウマでは約5.0乃至10.0の9の範囲である
。正確な投与量は一概に決められず、そして病気の型と
重篤度による。N−アシルオルゴテインは、オルゴテイ
ンと同様に、合成抗炎症剤が、例えば長期使用時の毒性
ある副作用のために使用が制限されている場合を含む多
種類の炎症状態の治療に有効である。
さらに詳しくは、N−アシルオルゴティンは、各種補乳
動物の炎症の軽減およびその症状の緩解、例えば尿道お
よび関節を含むそれらに効果がある。それはまた回復後
の関節炎にともなう徴候および構造変形、および粘液嚢
炎、けん炎、骨関節炎のようなリュウマトイト病の緩和
に有用である。オルゴティン同族の単離法、投与モード
、投与形態、用法およびN−アシルオルゴティンでの処
置に服し得る炎症その他の症状を含む本発明のN−アシ
ルオルゴテインの使用法に関するこれ以上細部の詳細は
、アメリカ特許第3758682号明細書を参照された
い。
これ以上工夫することなく、当業者は上述の記載を使用
して本発明をその限度全部に使用できるものと信ぜられ
る。
従って以下の特定した具体例は単に例証のためであり、
記載の他の部分を決して限定するものではないと考える
べきである。
以下の実施例のすべてにおいて、オルゴティンとして、
第1表に示したようなウシオルゴティンを使用した。
N一アセチルオルゴテイン 実施例 1 アセチルサリチル酸(アスピリン)の使用天然オルゴテ
ィンとアスピリンとの下記条件下でのインキユベーシヨ
ンはN−アセチルオルゴティンの混合物(露気泳動像に
よる)を与える。
ァセチノ誓数ソPH 量 綱願を宣言鰭 る平均) a 7.5 10の2〆地 2時帯電37℃
0.5b 7.5 10雌〆秋 4時帯電 37
℃ 0.3c 7.5 10雌〆地20時帯
電370C 1d 7,8 5雌〆のZ
4日 37℃ 10〜11(毎日補充)e 9.0
10物〆抗Z 3時帯電 370C 8f
9.0 10職〆のZ 5峠帝節 37℃
9g 9.0 10物〆地21日間37℃
11平均11個までのN−アセチル基は0.08M
アスピリンとPH9.370でオルゴテインをインキユ
ベーションすることによって導入することができる。
もっと広範囲なアセチル化は、アスピリンのさらに大過
剰および/またはもっと長い反応時間とで達成すること
ができる。実施例 0 N−アセチルイミダゾール(NAclm)の使用(a)
オルゴテイン12の夕/1の【、pH7.ふ 0.05
Mホウ酸塩十16の9NAclm/2の【、pH7.5
、0.09Mホウ酸塩、室温1時間。
セフアデックスG−25のカラムを通過させ、脱塩し、
かつ反応を停止せよ。0.7アセチル化チロシン/分子
と当量の△。
。275nm(水中)。
トリニトロベンゼンスルホン酸(TN斑)定量は残存滴
定可能遊離アミノ基4個を示した。
‘b’オルゴテイン12の9十20の9NAclm/1
の‘、pH7.ふ 0.09Mホウ酸塩、室温1時間。
上のように脱塩せよ。0.9アセチル化チロシン/分子
と当量の△。
D275n肌(水中)【C)オルゴティン40の9(不
純試料)十32爪9NAclm/1.0の‘、pH7.
5ホウ酸塩、室温1時間。
上のように脱塩せよ。2.4アセチル化チロシン/分子
と当量の△。
o275nの(水中)。(高い値は不純物のチロシンア
セチル化によるものと思われる)。{d} オルゴテイ
ン25の9十80の9NAclm/6M、0.05の、
pH7.5ホウ酸塩、室温1時間。
透析し、凍結乾燥せよ。収量21の9(マイクロビュゥ
レットによりタンパク86%)。1.3アセチル化チロ
シン/分子と当量の△の275nの(7MグアニジンH
CI中)。
N−ァセチル化度:広範囲(雷気泳動)。
17.け固のうち遊離ァミノ基1個残存(TN既定**
量)。
アンガーバィオアッセィ:十分に活性。
金属:Zn十十=1.8、Cu+十=2.1グラム原子
/分子電気泳動:オルゴティン=1.3、アセチルオル
ゴテイン=16SCDアーゼ活性:pH7.5、チトク
ロームC定量において天然オルゴティンの51%活性。
【e’ オルゴテイン25の9十80の9NAclm/
6M、0.09M、pH7.5ホゥ酸塩緩衝液、室温2
時間。亀気泳動:オルゴティン=1.1:アセチルオル
ゴテイン=13【f’ オルゴテイン+NAclm/p
H7.5、0.09のホウ酸塩、室温3時間。NAcl
■/ TyrOAc/ NACオルゴティン
オルゴティン (雷気泳動)(〇D275nmよ
り)(1) 5物イ他 2.1モルノモル 5モルノ
モル(平均)(2)10物イ物 1.5モルノモル
広範団用実施例 m無水酢酸の使用 A PH6.2および8におけるアセチル化:緩衝溶液
中における天然オルゴティンの無水酢酸による処理は、
Nーァセチル化オルゴティンの混合物を与える。
達成されるアセチル化の程度は主として溶液のpHと、
そして溶液体積当り加えられる無水酢酸の量と、そして
一部は緩衝液と温度とに依存する。以下において体積の
単位「マイクロリットル」を慣用によってギリシャ文字
入で表す。
オルゴティン Ac20 PH
温度 時帯電
反応度3.44雌イのZ、 3ス、 6.2
, 0.13M NaOAC,ぅにk, 2時
市酌, 僅 少同 上 50え,
6.2, 2.02M NaOA0,40C
16暗闇、 いくらか4.05物イのZ, 51
ス, 8,出発 P日 氷水,
1峠帯母, 広範囲B pH7.5および氷水温度に
おける継続ァセチル化:(1’ 4.08の9/叫のオ
ルゴティン溶液0.250の【を水2.00肌【で希釈
した。
6、10、14および20入部の無水酢酸を一定のかき
まぜ下にこのオルゴティン溶液に加えた。
2机とギルモントミクロビュゥレットから0.瓜NaO
Hを加えて反応pHを7.5に維持した。
コンスタントなpH値7.5(NaOHを加えなくても
)によって示されるように、無水酢酸の一部分が反応し
たときに、反応液100入をバルクより取り出し、それ
以上の反応進行を停止するために0.01MNaOAc
の1.00の‘に加えた。
この部分的にアセチル化されたオルゴティン溶液を、後
に電気泳動によってアセチル化度を測定するために4℃
で貯えた。これらのサンプルの鰭気泳動描写図 (EPG)は、2.0地中の最初の無水酢酸6^が消費
された後においてはオルゴテイン分子のアセチル化は殆
んど完全であったことを示した。
(2)4肌Cg′の‘オルゴティン溶液3本を、それぞ
れ0.0弧、PH7,5リン酸緩衝液1,oo凧‘を含
有するバィアル3本に4.08の9/泌オルゴテイン溶
液10^を加えて調製した。
これらの溶液各自に、1・4ージオキサン中10%Ac
20W/V)の5入、10入もしくは30入を氷水温度
で激しくかきまぜながら加えた。1時間かきまぜた後、
これらの反応混合物を電気泳動でしらべた。
これら3本の溶液すべてにおいて部分的にアセチル化さ
れたオルゴティンのバンドが見られ、反応が不完全であ
った。灘 節数 肌た形ソ濠 a) 5ス10※ Ac20 ‐7からi平均1014
b)10え10% Ac20 □9から‐平均12〜1
314以上c)30え10% Ac20 =9から中平
均12〜1314し〆上C O。
0および室温下での継続アセチル化:オルゴテイン約2
0mpをIM、PH7.5のリン酸緩衝液に溶解した。
かきまぜながら、氷水もしくは室温下で40入の無水酢
酸を徐々に加えた。2叫ギルモントマイクロビユウレツ
トから母NNaOHを加えることにより、反応液のpH
を7.5に維持した。
無水酢酸の添加分が消費されてしまったという指示であ
る反応液の軸が7.5力)ら低下するのを停止したとき
、反応液をアセチル化度を決定するために露気泳動でし
らべる。通常無水酢酸の4.碇都が氷水温度では1乃至
2時間で、室温では20乃至60分間で、それ以前に無
水酢酸をいくら加えたかに依存して消費された。アセチ
ル化は、約160の無水酢酸が消費された後、蚤気泳動
移動の最高の増加を生じた。反応生成物を水で透析し、
凍結乾燥した。反応時間 製品 オルゴテイン Ac20 氷ス船渡 室温 収 量 (1)205雌ソ勿Z120え4.5時帝罰 一 1
6.5吻ソ5のZ(2)20.郭咳〆2のZ 120ス
2.8時帯電1峠支配18.8劫物ソ5妙アセチル化し
たオルゴティンの性質は以下のように要約される。
電気泳動描写図 タンパク(アミドブラツク)染色: pH8.2における天然オルゴテインより約17倍も遠
く移動する不鮮明ではあるが、しかし狭いバンド。
酵素(NBT−リボフラビン)染色: タンパクバンドの同じ位置において、不鮮明ではあるが
しかし狭いバンド。
TNBS定量(遊離の滴定し得るアミノ基の数)実施例
mC{11 3個のアミノ基実施例mC■ 1〜2
個のアミノ基 ヒドロキサム酸塩定量(0ーアセチル基の数)実施例m
C【1} ≧2 0ーアセチル基UV吸収天然オルゴ
ティンに非常に類似。
アセチル化および天然オルゴティンについて光学密度(
0ぴ78)の比較は、実施例mC【1}および■のアセ
チルオルゴテインにはチロシンー0−アセチル基が存在
しないことを示す。
金属含量(原子吸収による) Cu十十 実施例mCm 1.85グラム原子/モル
実施例mC■ 2.04グラム原子/モルZnH 実施
例mC‘1} 1.73グラム原子/モル実施例mC
‘2’1.91グラム原子/モルpH7.5で2.7×
10‐4MEOTAに対する透析は、約5%のZn++
およびCu十十のそれ以下だけがタンパクから除去され
得ることを示した。
プロナーゼ消化性 アセチルオルゴテインをプロナーゼと370、21時間
インキュベートした後も、露気泳動描写図(タンパク染
色)に変化が認められない。
チトクロームC定量(SODアーゼ活性)実施例mC(
1ーの活性パーセント(天然オルゴテインの活性100
%を基準として)PH7.6 PHIO.2 33±2% 43土3% D アセチルにおけるリン酸緩衝液の効果:0.08M
、PH7.5のリン酸緩衝液およびトリスーHCI緩衝
液中、氷水温および室温でアセチル化を実施した。
電気泳動描写図によると、氷水温でのリン酸およびトリ
ス一日CI緩衝液中では、アセチル化反応に認むべき差
異はなかった。室温では、リン酸緩衝液中のアセチル化
は、トリス一日CI緩衝液のそれよりも、もっと広範囲
であった。Nースクシニルオルゴテイン 実施例 W pH8、氷水温度における無水コハク酸の使用ォルゴテ
ィン 無水コバク酸 反応氏前記 反応度3.80雌ソ
1.0のZ 0.7力咳 1.5時帯電 広範囲上
の1/2 0.37雌 1.5時帯電 広範囲
A 継続的スクニシル化。
継続的スクニシル化の操作は、実施例mB{1)の継続
的アセチル化に類似のものであった。
反応はpH8および7.5で行われた。SODアーゼ活
** 性を反応の各段階で反応液を分取し、pHIO.
2のチトクロームC定量によって測定した。活性パーセ
ント(天然オルゴティンの100%活性を基準として)
を、オルゴティン水溶液(5.16の9/私)pH8.
000に対するエタノール溶液(5.15の9/泌)と
しての無水コハク酸のモル比の各段階について示せば下
の通りである。無水コハク酸 添加した金属/ 1.6×10−4Mオルゴテイン SODアーゼ活性天然オルゴティンの% 〇 (1〇〇)1.1×10
‐3M 892.7×
10−3M 704.
9xlo−3M 398
.2xlo−3M 36
12.8xlo‐3M
23無水コハク酸を4.37の9′地のエタノール溶液
として10.45の夕/肌のオルゴティン水溶液2.2
5机上に加えることを除いては、前記と同じ操作を繰り
返すことにより、SODアーゼ活性はオルゴティンのそ
れの60%に急速に低下し(0.1の【以下の添加後)
、その後0.6地の添加後において約48%に徐々に低
下した。
B スクシニルオルゴテイン: 操作は実施例mCによるアセチルオルゴティンの製造の
ためのそれと同じであった。
ただし、もっと低濃度の(0.1M)pH7.5のリン
酸緩衝液を使用し、そして無水コハク酸は4の9(反応
開始時)または8の9(反応終了に向って)を添加した
。オルゴテイン 無水コハク酸 父山
日邦日 4ミ成物氷水温 峯温
収 量(1)20.30mg/2ml 14‐93
mg 5時間 −「 1725mg/5mg
(2)20′7mg/2m1 22。
3mg −3.6叫間 18.15mgノ
5mgスクシニル化したオルゴティンの性質は以下のよ
うに要約される。
電気泳動描写図 タンパク(アミドプラック)染色: 不鮮明だが、しかしPH8.2において天然オルゴティ
ンより約2M音も速く(十)極に向って移動した比較的
狭いバンド。
酵素(NBT−リボフラビン)染色: 不鮮明だが、しかしタンパクバンドと同位暦の比較的狭
いバンド。
TNBS定量(遊離の滴定できるごーァミノ基の数)実
施例WB【1ー 3個のアミノ基 実施例WB(2; 3個のアミノ基 UV吸収 天然オルゴティンに非常に類似。
スクシニル化、および天然オルゴティンについて○びね
nmの比較は、スクシニルオルゴティン中にはチロシン
−0ースクシニル基は存在しないことを示す。金属含量
(原子吸収による) Cu十十 実施例WB‘1’ 2.04グラム原子/モ
ル実施例WB■ 2.37グラム原子/モルZn十十
実施例NB(11 1.90グラム原子/モル実施例
WB■ 2.15グラム原子/モル2.7×10‐4E
DTAに対してスクシニルオルゴティンをpH7.5で
透析すると、Zn十十の約5%と、CuHのそれ以下だ
けがタンパクから除去できることを示した。
実施例 V Cーデ力(Nーアセチル)ーオルゴテイン、C−1十(
Nースクシニル)−オルゴテイン:アセチルオルゴティ
ンと天然オルゴテインとの混成化を、二種のタンパクの
等モル混合物を溶液中、pH7〜8、50oo、4時間
加熱して行なった。
生成する混成物のpH8.2における軍気泳動描写図は
、10アセチル基/へテロダィマーに相当する電荷で、
電気決勤上主として単一のバンドであった。この部分的
にアセチル化したオルゴティン、Cーデカ(Nーアセチ
ル)ーオルゴテインは、Nーアセチル基がオルゴテイン
を構成する二つのべプチド鎖Cに無差別に分布している
のではなく、鎖のうちの一方だけに存在するという点で
、アセチル化剤の低濃度でオルゴティンを処理して得ら
れた部分的にアセチル化したオルゴティンとは異なつて
いる。スクシニルオルゴティンの天然オルゴテインとの
混成化を上記のアセチルオルゴティンについて記載した
のと同じ方法で行った。
へテロダイマーは再び露気泳動で単一バンドであるが、
しかし9個のスクシニル基/へテロダィマー、すなわち
C−1十(N−スクシニル)ーオルゴテインに相当する
電荷であった。二種の置換オルゴティンの混成化も同様
に行うことができる。
例えば、アセチルオルゴテインとスクシニルオルゴティ
ンとを溶液中で一所に加熱し、C−デカ(Nーアセチル
)−C′一1十(N−スクシニル)ーオルゴティンを製
造することができる。実施例 A 実施例1〜Vで得られたN−ァシルオルゴティンの溶液
にデキストローズを5%W/Vに溶解し、ミリポア微小
孔ロ過によって滅菌し、あらかじめ滅菌したアンプルも
しくはバィアルに無菌充填する。
その後無菌粉末に凍結乾燥する。実施例 B 無菌水、もしくは無菌等張食塩水(0.1のc/10泌
)中の実施例1〜Nのいずれかで得た、純粋なもしくは
実質上純粋なNーアシルオルゴティンを10cc毎直接
無菌ゴム栓つきバィァルに無菌充填する。
バィアルにキャップをし、シールする。
貯蔵のため凍結する。実施例 C 実施例Bの操作を反覆する。
ただしキャップをする前にバィアルを中味を凍結乾燥す
る。実施例 D 前述の実施例1〜Vのいずれかに記載した単離N−アシ
ルオルゴティン15部と、ショ糖3疎部を秤取し混合す
る。
混合物をアンモニアガスであらかじめpH9.4に調節
した脱ミネラル水3礎部‘こ溶解する。溶液をついで0
.45一のあらかじめ濡らしたミリポアフィルターで少
し〈減圧してロ過する。ロ液の容積を測定し、その中の
タンパクの重量を以下のように算出する。ロ液2の‘を
ビュウレット試薬3の上と混合し、そして混合物を18
分間37o0でインキュベートする。
混合物の55則仇における吸収を水(緩衝液)プランク
と比較して測定する。雌/の【での濃度は555nmに
おける吸収を8.9倍することで得られる。水性試料は
柵に冷蔵する。
凍結乾燥によって、室温での貯蔵に安定で、そして水で
復元するとき不溶性の変性したタンパクを含まない固体
のN−アシルオルゴテイン組成物が得られる。実施例
E 保存剤として、0.25〜0.5%のフェノールと0.
004〜0.01%のチメロサール、0.003〜3%
のメチルパラベン、0.05〜0.2の窒化ナトリウム
または0.05〜0.2%のペンジルアルコールを食塩
水に加えるほかは、実施例A、B、C、またはDの操作
を反復する。
実施例 F 純粋な、または実質上純粋なNーアシルオルゴティン、
例えば実施例mC■で得られたものの溶液に、ショ糖を
5%W/Vまで溶解する。
ミリボアロ過で滅菌し、あらかじめ滅菌したアンプルも
しくはバイアルに、アンプルもしくはバイアル当り所望
量のオルゴティン、例えば一回投与のバィアルでは0.
1〜5の夕、多回投与のバィアルでは5〜50の夕を与
えるような量を無菌充填する。バィアルを密閉し、また
は密閉し溶液を凍結する。実施例 GN−アシルオルゴ
テインの重量の1〜3倍のデキストロースをショ糖の代
りに用い、実施例Fの操作を反復する。
実施例 日 実施例1〜VのいずれかのN−アシルオルゴティンの0
.1〜5の9を用いて実施例A〜Fの操作を反復する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アシル基が少なくとも1個のリジンε−アミノ基に
    存在し、そして炭素数8以下の一もしくは二塩基性炭化
    水素カルボキシル酸のアシル基であるN−アシルオルゴ
    テイン。 2 オルゴテインがウシオルゴテインである特許請求の
    範囲第1項のN−アシルオルゴテイン。 3 分子当たり少なくとも10個のN−アシル基を持っ
    ている特許請求の範囲第1項のN−アシルオルゴテイン
    。 4 オルゴテインがウシオルゴテインである特許請求の
    範囲第3項のN−アシルオルゴテイン。 5 アシル基が炭素数2〜6のアルカノイル基である特
    許請求の範囲第1項のN−アシルオルゴテイン。 6 アシル基がアセチル基である特許請求の範囲第1項
    のN−アシルオルゴテイン。 7 オルゴテインがウシオルゴテインである特許請求の
    範囲第5項のN−アシルオルゴテイン。 8 分子当たり少なくとも10個のN−アシル基を有す
    る特許請求の範囲第5項のN−アシルオルゴテイン。 9 アシル基がスクシニル基である特許請求の範囲第1
    項のN−アシルオルゴテイン。 10 オルゴテインがウシオルゴテインである特許請求
    の範囲第9項のN−アシルオルゴテイン。 11 分子当たり少なくとも10個のN−アシル基を有
    する特許請求の範囲第9項のN−アシルオルゴテイン。
JP51001108A 1976-01-06 1976-01-06 Nーアシルオルゴテイン Expired JPS609520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51001108A JPS609520B2 (ja) 1976-01-06 1976-01-06 Nーアシルオルゴテイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51001108A JPS609520B2 (ja) 1976-01-06 1976-01-06 Nーアシルオルゴテイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5285104A JPS5285104A (en) 1977-07-15
JPS609520B2 true JPS609520B2 (ja) 1985-03-11

Family

ID=11492269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51001108A Expired JPS609520B2 (ja) 1976-01-06 1976-01-06 Nーアシルオルゴテイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS609520B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5285104A (en) 1977-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Brand et al. The chemistry of the proteins and amino acids
Capila et al. Annexin V–heparin oligosaccharide complex suggests heparan sulfate–mediated assembly on cell surfaces
Dingle et al. Cathepsin D. Characteristics of immunoinhibition and the confirmation of a role in cartilage breakdown
JP2003105000A (ja) コポリマー1
EP0015059B1 (en) Immunochemical conjugates: method and composition
CA2377957C (fr) Derives citrullines de la fibrine et leur utilisation pour le diagnostic ou le traitement de la polyarthrite rhumatoide
US20240150746A1 (en) Use of glutamine synthetase for treating hyperammonemia
Dale et al. Stratum corneum basic protein: an interfilamentous matrix protein of epidermal keratin
US4017605A (en) Acylated orgotein
EP0025321A2 (en) Composition containing S-sulfonated immunoglobulin and aggregation preventing or aggregate dissociating agent therefor, and processes for preparing compositions containing high proportions of monomeric S-sulfonated immunoglobulin
KR20010082272A (ko) 골대사이상증 치료제
JPH11236336A (ja) コンドロイチナーゼ組成物
JP6060175B2 (ja) 自己免疫疾患の治療のための改変ペプチドおよびその使用
JPS609520B2 (ja) Nーアシルオルゴテイン
JP2002510653A (ja) 緩衝剤としてコハク酸を含有する注射可能なigf処方物
US4356173A (en) IgM Derivatives and process for the preparation thereof
RU2198900C2 (ru) Усовершенствованный сополимер-1 и способ его получения
FI98891C (fi) Menetelmä vesiliuoksen proteiinipitoisuuden lisäämiseksi
Chang Hyaluronic acid and complement interactions
Van Poelje et al. Amine cations promote concurrent conversion of prohistidine decarboxylase from Lactobacillus 30a to active enzyme and a modified proenzyme.
Hozumi et al. Maleimidobenzoyl actin: its biochemical properties and in vitro motility
CA2371514C (en) Adsorption and removal of endotoxin from physiological fluids using cationic helix peptides
US20040086515A1 (en) Modified annexin proteins and methods for treating vaso-occlusive sickle-cell disease
US9145452B2 (en) Application of fibrinogen-420 and its active domain
PT87096B (pt) Processo para a preparacao dum derivado de um enzima fibrinolitico