JPS60938Y2 - 陽圧式空気呼吸器の排気弁装置 - Google Patents

陽圧式空気呼吸器の排気弁装置

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JPS60938Y2
JPS60938Y2 JP16542379U JP16542379U JPS60938Y2 JP S60938 Y2 JPS60938 Y2 JP S60938Y2 JP 16542379 U JP16542379 U JP 16542379U JP 16542379 U JP16542379 U JP 16542379U JP S60938 Y2 JPS60938 Y2 JP S60938Y2
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JP
Japan
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exhaust
valve
positive pressure
pressure air
exhaust valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP16542379U
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English (en)
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JPS5681741U (ja
Inventor
誠 冨永
清郎 山岡
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
石川島タンク建設株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はタンク内など酸索力次乏した雰囲気て使用さ
れ、その使用時にマスク内が外圧より高い圧力に保持さ
れる陽圧式、(、陽圧デマンド型)空気呼吸器の排気弁
装置に関する。
従来の陽圧式空気呼吸器において、そρエア、マスクに
二個の排気弁を設け、一方の排気弁が故障しても他方の
排気弁を使用することにより緊急事態を避けられるよう
にしたもpは既に知られている。
ところて、この種の排気弁の故障要因には、塵埃等によ
る詰りや、気密不良都よび弁の作動不良、などが挙けら
れ、特、に弁の作動不良は弁そのものの粘りつきや引つ
掛かり、破損、弁棒の曲がり等、に起因する。
:1゜このため、上述のことき弁の作
動不良が生じると、通常フリーフローと称し:てエアマ
スク内が陽圧てあれば排気弁が開き放しになり、逆にエ
アマスク内が陽圧でない場合は有毒ガスを吸う結果とな
る。
斯かる事態は、排気弁の作動不良発生時において即座に
排気口を閉じれば避けられる。
どころが従来のこの種の排気弁は、外側から開閉操作す
ることができず、また排気口の補助的開閉手段も何ら備
えていないため、斯様な排気弁を上述のことくエアマス
クに二個取付けてもその意味がなくなって上記事態を避
けられないという大きな危険性を伴なっていた。
この考案は上記事情に鑑みてなされ、その目的は、:陽
圧式空気呼吸器に設けられた少なくとも二以上中排気口
の各排気端側を、それらの排気口に設けた排気弁とは別
の手段で外側から選択開閉操作で1きるようにし、もっ
て使用中の排気弁が故障した際にその排気口を外から即
座に閉めることができ、それと同時に他の排気弁を使用
することで、一つの排気弁が故障しても呼吸器の空気が
出つ放1しになったり有毒ガスを吸うような事態が確実
に避けられて安全性を確保し得るようにした陽圧式空気
呼吸器の排気弁装置を提供するにある。
以不に、この考案の好適一実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図において、1は陽圧式空気呼吸器としてのエアマ
スクであり、このエアマスク1には二個の排気弁2,3
が適宜離間位置に設けである。
これらの排気弁2,3において、エアマスク1に取付け
たそれぞれの弁箱4は円筒状をなして内部中間付近で弁
孔となる排気口5を形成しており、この排気口5を開閉
するゴム製の弁体6と、その背面ijiバネカで圧接さ
せるバネ受は座7と、このバネ受は座7に一端を支承さ
せるスプリング8とを内蔵している。
そして上記弁箱4の外端側には、その開口端を塞いで上
記排気口5の補助的開閉機能を発揮させるべくキャップ
状に形成した外側開閉弁9が回動自在に取付けられ、も
って押圧されるスプリング8でバネ受座7を介して弁体
6が常時閉弁方向に付勢されている。
上記弁箱4の外端側周壁には一定の間隔で複数の内側補
助排気口10が穿設され、また外側開閉弁9の周壁には
弁箱4の軸心を中心とする前記内側補助排気口10の配
列角と同一角間隔でそれらの外側に位置する複数の外側
補助排気口11が穿設しである。
従って外側開閉弁9は、これを回動することにより自ら
の外側補助排気口11を上記内側補助排気口10と連通
合致させたり、あるいはその連通位置から完全に変位さ
せてそれぞれの補助排気口11.10を閉塞すべく機能
する。
なお、斯様な外側開閉弁9は一定範囲内で回動自在な取
付構成として一方向回動終端位置で外側補助排気口11
と内側補助排気口10とが合致連通し、かっ他方向回動
終端位置でそれらの補助排気口11,10が完全に位置
ずれして閉塞されるようにすることが好ましく、その手
段としては、外側開閉弁9と、この開閉弁が取付けられ
ている弁箱4の外周壁との間に前述のごとく外側開閉弁
9の回動範囲を設定するストッパ機能部を設ければよい
また、このストッパ機能部は、外側開閉弁9を回動終端
位置でインターロックする構成のものでもよい つぎに、上記実施例の作用を説明する。
エアマスク1の使用に際しては、各排気弁2,3の外側
開閉弁9をそれぞれの外側補助排気口11が内側補助排
気口10と連通した開放状態にする。
もって、使用状態にある各排気弁2,3のそれぞれが正
常であれば、エアマスク1内が一定の陽圧に保持される
と共にマスク着用者の吐息圧でのみ弁体6がスプリング
8に抗して開き、マスク着用者の吐き出し息が排気口5
を通って外側開閉弁9側の補助排気口10,11から排
出される。
斯様な使用状態において、いずれか一方の排気弁たとえ
ば2が故障し、その故障が弁体6のへばりつき等による
排気口5の詰りに起因している場合は、そのままエアマ
スク1を使用しても他の排気弁3が正常に機能するため
何ら問題はない。
しかし、上記排気弁2の故障がフリーフローにょる場合
は排気口5および補助排気口10,11が常時開放状態
になってマスク内エアが出っ放しになるなど問題が生じ
るので、その場合には故障排気弁2の外側開閉弁9をマ
スク着用者が自ら回動操°作することにより即座に閉め
る。
すると、補助排気口10,11が閉塞されることにより
、開放状態にある排気口5が結果的には排気弁2の排気
端側で塞がれることとなるためマスク着用者は正常に呼
吸できて排気弁故障による緊急事態を避けることができ
る。
以上要するにこの考案では、陽圧式空気呼吸器に設けら
れた少なくとも二以上の排気口にそれぞれ排気弁を設け
、かつ前記各排気口の排気端側に開閉弁を設けたことに
より、次のごとき効果が得られる。
(1)陽圧式空気呼吸器の複数排気口の排気端側に排気
弁とは別の開閉弁をそれぞれ設けたので、これらの開閉
弁を呼吸器着用者が外から選択開閉操作することができ
る。
(2)このため、使用中の排気弁が故障した際に、その
系統の排気口を排気端側で開閉弁により呼吸器着用者が
自ら即座に閉じることができ、それと同時に故障してい
ない他の排気弁だけを継続使用することができるために
安全である。
(3)従って、□この考案によれば、陽圧式空気呼吸器
に設けられた複数排気弁の機能を存分に発揮させること
ができ、その一つの排気弁の故障に起因して呼吸器内の
空気が出っ放しになったり呼吸器着用者が有毒ガスを吸
い込んだりするような緊急事態が確実に避けられ、呼吸
器着用者の安全性を確保し得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の好適一実施例を示すもので、第1図は
陽圧式空気呼吸器の排気弁構成図、第2図は第1図の■
−■線断面図である。 図中、1は陽圧式空気呼吸器、2,3は排気弁、5は排
気口、9は開閉弁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陽圧式空気、呼吸器に少なくとも二以上の排気口を設け
    、これらの排気口に排気弁を設けると共に上記各排気口
    の排気端側に開閉弁を設けたことを特徴とする陽圧式空
    気呼吸器の排気弁装置。
JP16542379U 1979-11-28 1979-11-28 陽圧式空気呼吸器の排気弁装置 Expired JPS60938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16542379U JPS60938Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 陽圧式空気呼吸器の排気弁装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16542379U JPS60938Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 陽圧式空気呼吸器の排気弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5681741U JPS5681741U (ja) 1981-07-02
JPS60938Y2 true JPS60938Y2 (ja) 1985-01-11

Family

ID=29676338

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JPS5681741U (ja) 1981-07-02

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