JPS6093659A

JPS6093659A - Ｖｔｒのテ−プ走行用ガイドピン

Info

Publication number: JPS6093659A
Application number: JP19948783A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Miyaji; 宮地　豊
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-10-25
Filing date: 1983-10-25
Publication date: 1985-05-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明はＶＴＩｔのテープの走行を案内するためのガ
イドビンに関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般にＶＴＲには、第１図に示すようにカセット１のテ
ープ２がローディングされる。つまり、カセット１の供
給リール３から引き出されたチーｆ２は、全幅消去ヘッ
ド４を通ってシリンダ５に傾斜した状態で約半周巻き付
けられ、音声消去ヘッド６′ｌｉ！音声コントロールヘ
ツド７を通って巻取リール８に巻取られる。また、上記
チー７６２は供給リール３と巻取りリール８との間でロ
ーディングリングなどのＶＴＲの本体９側に立設された
多数のがイドピン１０によって案内され、テープ２がシ
リンダ５に対して所定の角度となって巻かれるよう位置
決めされる。シリンダ５に対するテープ２の傾斜角度や
高さ位置は記録や再生時の画像の良否に重大な影響を及
ぼす。

従来、上記ガイドビン１０は第２図に示すように上下端
に鍔１１が設けられこれら鍔１ノの間でチー７６２を案
内するガイド部１２と、上記本体９側に取付けられる取
付は部としてのおねじ部１３とを有していた。そして、
このおねじ部１３を本体９側に形成された通孔１４にば
ね１５を介して挿通し、下面側から突出した端部にめね
じ１６を螺合することにより、このめねじ１６の締込み
量で上記ガイド部１２の高さを調節していた。そのため
、ガイド部１２の高さ調節に多大な手間が掛るばかりか
、傾きの調節はおねじ部１３と通孔１４との嵌合精度に
依るため、高精度に行なうことができないという欠点が
あった。さらに、組立完了後には高さや傾きの調節が行
なえないから、極めて不便であるということもあった。

〔発明の目的〕

この発明はガイドビンのガイド部の旨さと傾きの調節を
容易かつ精密に行なえ、しかも組立後であっても行なえ
るようにしたＶＴＲのテープ走行用ガイドビンを提供す
ることにある。

〔発明の概要〕

ガイドビンのガイ１部と取伺部との間′に、印加する電
圧に応じて上記ガイド部の高さを変える第１の圧電素子
と、上記ガイド部の傾きを変える第２の圧電素子とを設
け、上記ガイド部の高さと傾ぎを電気的に調節できるよ
うにしだものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を第３図乃至第５図を参照し
て説明する。第３図中２０はこの発明の係るがイドピン
である。このガイドビン２θは軸方向上端側からガイド
部２ノ、調節部２２および取付部２３が順次形成されて
いる。上記ガイド部２１は上下端に鍔２４が形成され、
これら一対の鍔２４の間に鍔２４よりも小径なガイド軸
２５が形成されてなり、このガイド軸２５に沿ってカセ
ット１から導出されたチーｆ２が走行する。上記調節部
２２は上記ガイド部２ノの下端に一端面が固着された円
盤状の第１の圧電素子２７と、この第１の圧電素子２７
の他端面に一端面が固着された接続板２８と、この接続
板２８の他端面に軸方向一端面が固着された一対の半円
柱状の第２の圧電素子２９ｍ、２９ｂとからなる。これ
ら一対の第２の圧電素子２９Ｂ。

２９ｂは互いに接合固定されて円柱状となっている。上
記取付部２３は一対の第２の圧電素子２９ａ　、２９ｂ
の他端面に接続固定されて０る。

この取付部２３は大径軸部３０と、この大径軸部３０と
一体に形成されたおねじ３１とからなる。

そして、上記構成のガイドビン２０はそのおねじ３ノを
ローディングリングなどのＶＴＲの本体９に穿設された
通孔Ｉ４に挿通し、めねじ、？２によって固定されてい
る。

一方、上記シリンダ５におけるテープ２０走行状態は検
出器３５によって検出される。つまり、記録や再生時の
画像状態によってシリンダ５に対するテープ２の傾きや
高さが検出される。

この検出信号は信号処理回路３６に入力されて処理され
てから演初器３７に入力され、ここで最適状態との比較
が行なわれる。そして、その比較値に差があると、その
ことが駆動回路３８に入力され、この駆動回路３８から
は比較値の差に応じたｎ−１，圧が上記第１．第２の圧
電素子２７．２９ａ、２９ｂに出力される。

つまり、シリンダ５を走行するテープ２の高さが正常時
と異なると、第１の圧電素子２７に印加される電圧が制
御される。すると、その電圧に応じて第１の圧電素子２
７の高さ寸法が変化するから、ガイド部２１に案内され
てシリンダ５を走行するテープ２の高さが調節される。

また、シリンダ５を走行するテープ２の傾きが正常時と
異なる場合には、一対の第２の圧電素子２９ＰＬ、２９
ｂに印加される電圧が制御される。すなわち、一対の第
２の圧電素子２９ａ。

２９ｂに印加される電圧が同じときにはこれら一対の第
２の圧電素子２９ｍ　、２９ｂの歪が同じであるため、
ガイド部２ノが傾けられることがない。しかしながら一
対の第２の圧電素子２９ａ　、２９ｂに印加される′電
圧に差が生じると、その差に応じ１第２の圧電素子２９
　ａ、２９ｂの歪が異なるから、ガイド部２１は歪の差
に応じて傾くことになる。そのため、シリンダ５を走行
するテープ２の傾きが調節される。

なお、上記一実施例では第１．第２の圧電素子２７，２
９ａ、２９ｂに加える電圧を自動的に調節したが、上記
各圧電素子２７．２９ａ、２９ｂに加える電圧を調節す
るボリーウムを設け、画像を見ながら上記ポリュウ五を
操作してガイド部２１゛の高さや餉ぎを制御するように
してもよい。また、第１．第２の圧電素子２７．２９ａ
。

２９ｂは第１１！！１１に示す全てのガイドビンに適用
してもよいリ一、シリンダ５を走行するテープ２に大き
な影響を及ぼすものにだけ適用してもよい。さらに、第
２の圧電素子２９ａ、２９ｂは半円柱状に２分割したが
、３分割や４分割でもよく、要は周方向に複数に分割さ
れていればよい。

また、第（ｊ図に示すように第２の圧電素子また、この
場合第２の圧電素子を２分割でなく３分割以上としてよ
い。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明は、ガイドビンのガイド部と
取付部との間に、印加する電圧に応じて上記ガイド部の
高さを変える第１の圧電素子と、上記ガイド部の傾きを
変える第２の圧電素子とを設けたから、上記ガイド部の
高さＩ傾きを上記第１．第２の圧電素子に印加する電圧
を制御することによっ−て調節することができる。

つまり、ガイド部の高さや傾きの調節を電気的に行なえ
るから、その調節が容易かつ確実であるばかりか、ＶＴ
Ｒの組立が完了してからでも行なえるなどの利点を有す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はカセットをＶＴＲに装着した状態の概略的構成
を示す平面図、第２図は従来のガイドビンの側面図、第
３図はこの発明の一実施例を示すガイドビンの側面図、
第４図は第３図ＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図、第５図は第
１．第２の圧電素子の制御回路図、第６図はこの発明の
他の実施例を示す第２の圧電素子の断面図である。１・・・カセット、２・・・テープ、９・・・ＶＴＲの
本体、２１・・・ガイド部、２３・・・取付部、２７・
・・第１の圧電素子、２９ｍ　、２９ｂ・・・第２の圧
電素子。一日ｔｖ第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

ＶＴＲの本体にカセットを装着したときに、このカセッ
トから導出されるテープの走行を案内するガイド部およ
び上記本体側に連結される取付部を有したガイドピンに
おいて、上記ガイド部と取付部との間に、印加する電圧
に応じて上記ガイド部の高さを変える第１の圧電素子お
よび上記ガイド部の傾きを変える第２の圧電素子を設け
たことを特徴とするＶＴＲのテープ走行用ガイドピン。