JPS6092189A - 浮遊構造物の係留装置 - Google Patents

浮遊構造物の係留装置

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JPS6092189A
JPS6092189A JP19918683A JP19918683A JPS6092189A JP S6092189 A JPS6092189 A JP S6092189A JP 19918683 A JP19918683 A JP 19918683A JP 19918683 A JP19918683 A JP 19918683A JP S6092189 A JPS6092189 A JP S6092189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mooring
spherical
floating structure
buoy
axes
Prior art date
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Pending
Application number
JP19918683A
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English (en)
Inventor
Hideo Hoshi
星 英雄
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPS6092189A publication Critical patent/JPS6092189A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は浮遊構造物の係留装置に係り、特に大ぎなムア
リングフォースを要する大型の浮遊構造物を一点係留ブ
イ方式で係留するに際して、3軸回りの回転揺動動作を
許容して海洋における著大な作用外力に対して的確且つ
安全に係留できる構造簡単且つ軽量・安価な浮遊構造物
の□□l、11311−、、、6゜ 1 洋上空港、各種プラントバージ等の浮遊構造物を長期間
に亙って所定洋上に係留(パーマネント係留)するため
に、従来より種々の装置が勘案されている。これら装置
は、構造物が係留される海域において、50年間、10
0年間等の長期に亙って一度発規されるかどうかという
最大級の作用外力(潮流力、波力、風力等の複合力)に
耐え得ることを要求され、数百トン程度の係留力を発揮
するように描成されている。
この種の係留装置として代表的なものに、所謂パ一点係
留ブイ方式″がある。この方式は第1図及び第2図に示
すように、海底に錨設したワイA7゜チェーン等の係留
索1・・・に係留させて海面り上の所定位置に固定的に
1個の定点ブイ2を浮上させ、この定点ブイ2にヨーク
等の係留手段3を介して浮遊4!lj造物4を係留する
ものである。
係留時の浮遊構造物4の運動は、定点ブイ2を中心とし
て3軸方向への往復運動くサージ、スウェイ、ヒープ)
と3軸回りの回転運動(ロール。
ピッチ、ヨウ)との複合運動となっており、係留に際し
てはこれら運動、特に3軸回りの回転運動を許容できる
ことが必要である。
従来にあっては、3軸回りの回転運動を係留索1・・・
相互の緊緩や捩れによる緩衝作用で吸収させたり、係留
索1・・・と2軸回りの回転運動を許容する構造とで吸
収させるようにしたものが知られている。これらは穏や
かな海域や浮遊構造物が比較的小型の場合には採用でき
るが、荒天時や大型構造物の場合には係留手段3に曲げ
や捩れを生じさせたり、係留索1・・・を破断させる等
の虞れがあり好ましいものではない。これに対処するた
めに係留索によらず3軸回りの回転運動を許容させる構
造が考えられるが、構造の複雑化、重量の増大等の虞れ
があり、適当な3軸回りの回転許容構造の案出が望まれ
ている。殊に近年の浮遊構造物の大型化、海洋への進出
により、最大係留力が2500〜3000トンにも及ぶ
ものが計画されつつある現状にあっては、適切なる係留
装置の必要性が高まっている。
本発明は上述したような問題点に鑑みて創案されたもの
であり、その目的は大きなムアリングフォースを要する
大型の浮遊構造物を一点係留ブイ方式で係留するに際し
て、3軸回りの回転揺動動作を許容して海洋における著
大な作用外力に対して的確且つ安全に係留できる構造簡
単且つ軽量・安価な浮3!!1構造物の係留装置を捉供
するにある。
上記目的は、本発明によれば次のような構成により達成
される。
即ち、水面に浮上された定点ブイに係留手段を介して連
結させ、浮遊構造物を所定位置に係留させるための装置
において、上記定点ブイ上に球面受座を設け、該球面受
座にXYZ軸回りに回転揺動自在に球面継手を設けると
共に、該球面継手に相互の上下動を許容させて上記係留
手段をビン連結して成るものである。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
第3図、第4図及び第5図に示すように、2は海面上に
浮上される定点ブイであり、この定点ブイ2には略中央
部から鉛直上方へ突出させて球面受座5が設けられる。
この球面受座5(ま、半球面状の受座面部6aを有する
固定部6と、他の受座面部7aを形成すると共に中央部
にガイド孔8が設けられた取付部7とが相互のフランジ
部9・・・でボルト締結されて構成される。この球面受
座5は、受座面部5a 、7aに区画形成された球状空
間に後述する球面継手10を備え、ヨーク等の係留手段
3を介して定点ブイ2に係留される浮遊構造物4の3軸
(XYZ軸)回りの回転揺動運動を許容する運動中心を
成すように構成される。またこの球面受座5は、浮遊構
造物4の水平方向の押引力及び上下刃を支持するように
構成される。
このように構成された球面受座5には、その受座面部6
a、7aに滑動可能に支持されXYZ軸回りに回転揺動
自在に球体状の球面継手10が設けられる。この球面継
手10には、その−側部に径方向外方へ延出させて継手
部11が設けられ、この継手部11は球面受座5のガイ
ド孔8から外方へ延出される。
球面継手10の継手部11には、係留手段3の一端が相
互に上下動を許容させてビン連結される。
具体的には第3図及び第4図に示すように、係留手段3
の長手方向と直交する水平方向にビン体12が装着され
て相互に回転自在に連結される。
尚、係留手段3と浮遊構造物4との間も上記ビン体12
と方向同一に設けられたビン体13で相互上下動を許容
されて連結される。
次に本発明の作用について述べる。
係留手段3を介して浮遊構造物4を定点ブイ2に係留さ
せるに際し、本発明にあっては、主に球面受座5と球面
継手10との組み合せによる回転揺動動作によって3軸
(XYZ軸)回りの運動を適切に許容できる。
即ち、係留手段3を介して伝達されるピッチ運動、ロー
ル運動、定点ブイ2回りのヨウ運動を、受座面部6a、
7a上に回転揺動する球面継手10によって吸収させる
ことができ、係留手段3の曲げや捩り、定点ブイ2の回
転による係留索1の捩り等を防止できる。従ってこれら
の複合運動に対しても浮遊構造物4側の係留手段3と定
点ブイ2との間の運動を適切に許容吸収させることがで
き、海洋における著大な作用外力に対して大型な浮遊構
造物を的確且つ安全に係留することができる。ガイド孔
8の形状・大きさは、想定されるロール角度や浮遊構造
物4のピッチ運動による係留手段3の傾動で作動される
継手部11の角度に応じて適当に設定することができる
また基本的機械要素の組み合わせのみで構成でき構造が
簡単である。また球面受座5を2分割の構成としたり、
係留手段3と継手部11とをビン連結するだけで良く、
製作、現場での連結作業。
メンテナンスも容易にできる。更に係留手段3や係留索
1に構造物4の運動による外力が作用しないので可及的
に軽量化でき、構造のシンプルさと相俟って可及的に装
置全体の軽量化を達成できる。
尚、浮遊構造物4と係留手段3、定点ブイ2と係留手段
3相互間でもビン体12.13による連結でヒープ、ピ
ッチの上下運動を吸収できる。
更に、浮遊構造物4の水平力、上下刃も球面受座5によ
って支持することができる。
尚、各回転部分には動作を滑らかにするために潤滑油供
給装置が設けられる。
以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
(1) 球面受座と球面継手とにより浮遊構造物の3軸
回りの回転揺動動作を許容でき、一点係留ブイ方式によ
る大型浮遊構造物の係留を達成できる。
(2) 構造が簡単であり容易に製作できると共に、連
結作業、メンテナンスを平易になし得る。
(3) 軽量且つ安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一点係留ブイ方式を示す概略側面図、第2図は
その平面図、第3図は本発明の好適一実施例を示す側断
面図1.第4図は第3図におけるIV−IV線矢視断面
図、第5図は第3図におけるV−V線矢視図である。 図中、2は定点ブイ、3は係留手段、4は浮遊構造物、
5は球面受座、10は球面継手、12.13はビン体で
ある。 第1図 3 第2図 第3図 祠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水面に浮上された定点ブイに係留手段を介して連結させ
    、浮遊構造物を所定位置に係留させるための装置におい
    て、上記定点ブイ上に球面受座を設け、該球面受座にX
    YZ軸回りに回転揺動自在に球面継手を受けると共に、
    該球面継手に相互の上下動を許容させて上記係留手段を
    ビン連結したことを特徴とする浮遊構造物の係留装置。
JP19918683A 1983-10-26 1983-10-26 浮遊構造物の係留装置 Pending JPS6092189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19918683A JPS6092189A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 浮遊構造物の係留装置

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JP19918683A JPS6092189A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 浮遊構造物の係留装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6092189A true JPS6092189A (ja) 1985-05-23

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ID=16403565

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JP19918683A Pending JPS6092189A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 浮遊構造物の係留装置

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