JPS6089606A - 粉状固形燃料の燃焼方法および燃焼装置 - Google Patents

粉状固形燃料の燃焼方法および燃焼装置

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JPS6089606A
JPS6089606A JP581684A JP581684A JPS6089606A JP S6089606 A JPS6089606 A JP S6089606A JP 581684 A JP581684 A JP 581684A JP 581684 A JP581684 A JP 581684A JP S6089606 A JPS6089606 A JP S6089606A
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fuel
combustion
inlet
air
annular
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JP581684A
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クルト・スコーグ
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KEE KONSURUTO
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燃焼室に導入され、旋回外方空気流によって制
限される再循環流の形状を形成する粉状の固形燃料、特
に石炭、泥炭等を燃焼する方法およびそのための装置に
関する。この目的のため、外方空気流は燃料入口を同心
的に取シ囲んだ空気入口を介して燃焼室に吹込まれる。
空気入口は空気流を旋回状態にする渦巻き要素を備えて
いる。
本発明の主旨は、特に、上記の固形燃料が水および/ま
たは油などのキャリヤ液と混合されてエマルジョンを形
成し、燃焼室に噴入されるときに出来るだけ完全なかつ
放出のない燃焼を確実にすることにある。通常、このよ
う々燃料のエマルゾョンは燃焼室内の羽口状開口を介し
て噴入され、次いでほとんど広がらない固形燃料の円錐
体を形成する。その結果、燃焼は比較的長い噴流炎をな
して行表われる。従って、燃料の比較的小さい自由表面
が生じるので、燃焼が不完全になる。そのうえ、非常に
長い燃焼室が必要である。
酉ドイツ特許出願第2,806,363号には、上記形
式の石炭ダスト炎を点火する方法およびそのための装置
が開示されている。この装置は石炭ダスト用中央ダクト
を備えてオシ、この中央ダクトを介して石炭が空気式で
(空気によって)装置の点火帯域に導入される。中空円
錐状ディフューザが石炭ダスト用ダクトの出口に配置さ
れておシ、送られた石炭ダストはこのディフューザによ
って中空の円錐形の流れにされる。
石炭ダスト用ダクトは二次空気用ツクイブ内に配置され
、かつ二次空気用の環状通路を形成するようにこのパイ
プと同軸に延びている。二次空気用パイプは燃焼室の外
方境界である分岐オリフィス部分を石炭ダスト用ディフ
ューザの領域に備えている。二次空気用パイプには、二
次空気流に装置の中心軸を中心とする旋回を与える渦巻
き要素が配置されている。温い燃焼ガスおよび未燃焼燃
料粒子の再循環は外方の二次空気流によって生じる。す
なわち、燃料入口に対する二次空気の逆流が得られる。
このようにして、より安定な炎が得られる。
実際に使用した結果、燃料エマ、ルジョンの燃料に関連
して適用される従来の手段は十分てはな(、炎の安定性
は種々の負荷時で不十分であった0 従って、本発明の目的はあらゆる操作状態(点火、部分
負荷、全負荷)の間に非常に安定な炎が得られるととも
に、可能なかぎシ短い流路に沿って、すなわち極めて短
い燃焼室内で最大の燃焼をなすように従来の方法および
装置を改良することにある。
本発明によれば、この目的は特許請求の範囲第1項およ
び第10項に記載された燃料エマルジョンを使用するこ
とによって達成される。
この燃料エマルゾョンを燃焼室に導入し、中空円錐状の
流れを形成することによυ、燃料の自由表面は容易に拡
大され、従って、完全燃焼が達成される。外方の二次空
気流を多数の同心部分流に分割することによシ、かつこ
れら部分流の生成量を変えることによシ、温燃焼ガスの
一部および未燃焼燃料粒子のわずかな残部の燃料入口へ
の最大の中央再循環が各・操作または負荷状態ごとに得
られる。それ故、炎の長さが最小成にされると共に、燃
料はほとんど完全に燃焼して残渣を残さない。本発明に
よれば、温燃焼ガスの一部および未燃焼燃料粒子のわず
かな残部を各操作または負荷状態ごとに中央に燃料入口
の直前まで案内することができ、それによ)、燃v8室
内に噴入された燃料エマルジョンの早期点火が達成され
る。それによって、燃料入口からの炎の距離は最小限に
される。
未燃焼燃料粒子の再循環した残部も同時に燃焼する。両
効果によシ、炎の安定性が高まシ、炎が短かくなシ、よ
シ高い程度の燃焼がなされる。炎の領域は大よそリンゴ
状をなしている。
上記の部分流の流速は好ましくは内側から外側の方に減
少する。半径方向の内方部分流すなわち燃料入口に最も
近くに位置した流れは燃料の自由表面の拡大を得るため
には燃料の円錐を破壊する主作用がある。他方、半径方
向にいくらかさらに外側に位置した部分流は燃料の流れ
形状または炎を制限しかつ旋回状態にする主作用がある
ので、十分に大きい低圧が燃料入口の直後に生じ、この
低圧により、温燃焼ガスの一部および未燃焼燃料粒子の
わずかな残部の上記循環が開始される。さらに、半径方
向にいくらがさらに外側に位置した部分流は燃料入口を
備えた燃焼室の端壁の領域に低圧を発生させる作用をも
有しておシ、この低圧によシ、燃焼室内に噴入された燃
料エマルジョンが自発的に扇状に広がシ、故に、炎がさ
らに短かくなる。燃料流または炎の形状は燃料エマルジ
ョンまたは炎に作用する遠心力と周囲にかつ中心に作用
する「低圧」の力とのバランスによって定まる。外方の
低圧の発生は特許請求の範囲第5項に記載の特徴によっ
てさらに高められる。
以下、従属の特許請求の範囲における本方法および本装
置の改良についてさらに詳細に説明する。述るに特に値
する特徴は特許請求の範囲第7項乃至第9項および第1
6項に記載の特徴であシ、それによシ、燃料エマルゾョ
ンの流れ形状と燃料の自由または有効表面の相応の拡大
とに対しての外気流の極めて強い効果が最短の軸方向路
に沿って得られる。
固形の微粉状燃料流のキャリヤ液として水が使用される
ならば、温燃焼ガスの一部の本発明による循環は、解離
水の一部、故忙放出酸素が中央に燃料入口まで流れ戻シ
、それにょシ燃焼が燃料の噴霧中空円錐の内側から追加
的に開始されるとbう追加の重要な利点がある。
石炭の燃焼時間が油または木材の燃焼時間に比較してb
かに長いかを考えるならば、本発明の意義はすぐさま明
らかになろう。従って、粒子路は比較的完全な程度の燃
焼を得るためには長くなければならない。これは以上で
述べた従来の長い燃焼室に生じるものである。本発明の
特徴としては、必須的に長い粒子路が燃料の噴霧中空円
錐の自発的な扇状広がシによって生じること、燃料粒子
から旋路に沿って搬送すなわち流れるということ、およ
び部分再循環があらゆる程度の負荷時でも燃料入口の直
前まで燃料入口または燃焼室の中心軸の方向に最短距離
で達成される。
また、燃焼を開始するのに、純粋な油がまず入口開口を
通して噴入され、次いで微粉状固形燃料例えば微粉状石
炭および必要に応じて水と次第に混合されることは述べ
ておく必要がある。
これはある程度まで被燃焼石炭等のコンシスチンシイに
よシ決まる。開始時の油噴入にょシ〜点火が容易になる
。燃焼を停止したいときはこれと反対のことが言える。
微粉状燃料流は油のみが燃料として残留するまで減少さ
れる。このようにして、装置を切換える時に燃料のかた
まシ作用および燃料入口の封鎖が回避される。主として
石炭は、例えば、無煙炭、歴背亜鉛、ガス質石炭または
それらの混合物は固形燃料として問題になる。
石炭/水/油混合物の燃焼挙動は長い間研究のテーマで
あった[ 「Verfahrenstechnishe
Berichte J (技術報告書)、1967.6
48頁を参照せよ〕。結果としては、このような燃料を
制御することは極めて困難であった。本発明はこのよう
な燃料を制御するための新規な好首尾の方法を開示する
ものである。
米国特許第4,023,921号には、入口と同心であ
る2種の二次空気流をオイルバーナに設けることが記載
されている。しかしながら、温燃焼ガスの一部および未
燃焼燃料のわずかの残部の最大再循環を種々の操作状態
で可能にするこれら二次空気流の部分流の旋回または生
成量の変化を与えるだめの特徴が記載されていない。
米国特許第4,023,921号による二次空気流は燃
料入口を冷却しかつ燃料の後燃焼のために燃焼室内の二
次燃焼帯域に十分な空気を吹込む作用がある。
以下図面を参照しながらこの発明の実施例について詳細
に説明する。
第1図は炭素粒子の燃焼時間が木材粒子または油滴の燃
焼時間よシもがなり長いことを示している。石炭、木材
および油の燃焼時間についての特性曲線は粒子サイズま
たは油滴サイズ、故に容量単位あたシの自由表面にょシ
等しい。
すなわち、微粉状石炭を完全燃焼させるのに、例えば油
を燃焼させるのに必要とするよりも大変長い粒子距離が
必要である。このため、従来の石炭バーナの燃焼室は関
連した長い噴流炎を収容することができるように非常に
長いものである。以上で述べられたかつ以下好ましい実
施例についてよシ詳細に説明する本発明の特徴によシ、
微粉状石炭の完全燃焼が非常に短い距離(すなわち、燃
焼室が極めて短い)にわたって達成される。
第2図に概略的な縦断面図に示された石炭バーナは燃焼
室22内に開口した実質的に環状の入口10を有する管
状羽口オリフィス38を備えている。入口の幅は環状人
口10を制限する側壁46.48の相対位置を変えるこ
とによって修正することができる。側壁46.48はこ
の実施例ではテーパ状になっておシ、従って、燃料エマ
ルジョンは環状人口10を去るときには中空円錐形の流
れ形状をとる。次いで、この形状は扇状に大きく広がシ
、ベルまたはリンゴ状の形状をとる。
羽口オリフィス38は第一ガス通路50(第3図を参照
せよ)によって同心に囲まれておシ、第一ガス通路50
0Å口12は燃焼室22内に開口しかつ燃料エマルジョ
ン用の入口10と隣接している。−次流入空気として知
られる空気は、高温の燃焼ガスに富んでもよく、ガス通
路50を通って流れる。入口12を通過するガスは10
0〜200m/秒、好ましくは約130m/秒の流速を
有している。入口12(第3図を参照せよ)を制限する
側壁4e’、4tもまた燃料エマルジョン用の環状入口
10を制限する側壁46.48と同様にテーノ4?状を
なしている「−次流入ガス」は流出する直前にガイドゾ
レートニヨって約70度だけ偏向され、従って、入口1
0または燃焼室22の長さ方向軸40を中心とする回転
状態にさせられる。−次流入ガスは約1000〜120
0vm水圧の圧力でがス室5゜内に吹込まれる。
ガス通路50はさらにのガス通路52(第3図を参照)
によって同心に囲まれており、燃焼室22内に開口した
ガス通路52の環状人口14もまたテーノや状側壁46
// 、 481/ (第3図を参照せよ)によって制
限される。しかしながら、側壁4”+48”は環状人口
14から流出するガス葡テーパ状の流れ形状にするよう
に配置され、このテーノ9状の流れ形状は環状人口10
から流出する燃料エマルジョンまたは環状人口12から
流出するガスのチーtJ?状流れ形状に侵入する。この
ため、かつ環状入口10.12が環状人口14に対して
後方に設けられているため、閉鎖した中空円錐形の流れ
形状は環状人口14から流出するガスによって破壊され
、次いですでに、回転状態にある燃料エマルジョンに達
する。従って、ぐの流れは羽ロオリフィ゛′スを去った
直後または燃焼室22に入った直後に燃料の自由表面の
さらにの拡大を達成する。
また、ガス通路52を流通する「二次流入ガス」も放出
される前に環状入口140領域に配置されたガイドプレ
ート26によって羽口オリフィス38の長さ方向軸40
に対して約40乃至45反たけ偏向される、すなわち、
長さ方向軸40を中心とした回転状態にさせられる。「
二次流入空気」の放出速度は約120〜180m/抄、
好ましくは140m/秒で必る。人口14の環状隙間の
幅もまた人口14を制限する側壁46//。
48“の相対位置を修正することによって変えることが
できる。また、「二次流入空気」の放出速度も同様にし
てもちろん変えることができる。
「二次流入空気」はほぼ1000〜12000水圧の圧
力で環状通路52内にも吹込まれる。「二次流入空気」
は入口12の領域に配置されたガイドブレード24によ
るl−一次流入空気」の偏向と同じ方向にガイドブレー
ド26によって偏向される。
好ましくは、「二次流入空気」は温燃焼ガスに富まない
。何故ならば、「二次流入空気」は燃焼室22内に噴入
式れる燃料エマルジョン用のキャリヤとしてそれほどは
役に立たないが、その代シに燃料エマルジョンの自由表
面を拡大しかつ燃料粒子を酸素に富ませる(すなわち供
給する)働きをするからである。
羽口オリフィス38と、これを直接に囲んでいる環状通
路50と、「二次流入空気」が流通する環状通路52と
よシなる構成要素54は、燃焼室22の端壁42内また
は以下に述べるガスレジスタ54,56.58(第3図
を参照せよ)内にユニットとして挿入することができ、
従って、相応のいくらか修正された構成要素と容易に交
替することができる。
「二次流入空気」用のガス通路52は同心のガス通路5
4によって囲まれており、ガス通路54はさらにの同心
ガス通路56によって囲まれかつまた嘔らにの同心ガス
通路58によって囲まれている。燃焼室22内に開口し
たそれぞれの環状入口は第2図および第3図に参照番号
16.18.20で示されている。好ましくは、空気は
選択的に環状通路54,56.58を通過し、約200
〜300霧水圧の圧力で吹込まれる。空気は環状のガス
すなわち空気入口16゜18.20から放出される前に
入口16.18゜20の領域に配置されたがイドブレー
ド28゜30 、.92によって偏向され、従って、ガ
イドブレード24.26による「−次流入空気」または
「二次流入空気」と同じ方向に長さ方向軸40を中心と
する旋回状態にさせられる。
ガス流はガイドブレード28によって約70度だけ偏向
されることができる。ガイドブレード30はガス流をそ
れぞれ約40〜50度および0〜40度だけ偏向させと
。すべてのがイドグレード、特に外方ガイドブレード3
2はそれらの角位置に対して調節することができ、従っ
て、被燃焼燃料に合うように調節することができる。
環状入口16から放出される空気流の速度は燃焼の開始
時で約40m/秒であシ、十分な負荷時で約70m/秒
である。環状入口18.20から放出される空気の流速
は燃焼の初めでのOmと十分な負荷時での70m/秒と
の開音変化する。
環状人口12からの「−次流入空気」および環状人口1
4からの「二次流入空気」の放出速度はあらゆる操作状
態で開始時と全負荷時との間でほぼ同じ1まである。放
出量すなわち生成量だけが環状入口すなわち環状隙間1
2.14の幅の適切な拡大または減少によって変えられ
る。環状入口すなわち隙間12.14の幅の修正は同じ
ようにして行なわれる。この目的で、2つの環状開口す
なわち隙間12.14間に配置され、かつ2つの環状開
口すなわち隙間12゜14に隣接した互いに向い合った
2つの側部4B’、46“を備える環状オリフィス78
は軸方向すなわち長さ方向軸40の方向(第3図中の二
重矢印82)に往復動可能であるように配置されている
。第2図および第3図による実施例における環状オリフ
ィス78は2つの流入空気通路50.52を分離してい
るパイプスリーブ80に連結されているので、環状オリ
フィス78の軸方向の動きはパイプスリーブ8oを適当
に動かすことによって行なわれる。始動時には、第3図
における環状オリフィス78を右側に向って動かして環
状入口すなわち隙間12.14の幅、故に流入空気の放
出量が最小になるようにする。全負荷時には、反対のこ
とが1゛える、すなわち、第3図における環状オリフィ
スを左側に向って動かして環状入口すなわ塾隙間12゜
14が最大に開口されるようにする。それによシ、−次
および二次流入空気の量もまた最大になる。
燃焼室22内に開口した燃料エマルジョン用の入口開口
lθおよび噴入された燃料エマルソ目ンまたは個々のガ
ス流の旋回を発生させるガス流用の入口開口12,14
,16.18.20の上記構成および形状によって、大
気圧に対してほぼ400〜500咽水圧の低い圧力が燃
料エマルジョン用の入口開口10の直後の長さ方向軸4
0の領域に形成され、そして大気圧に対して約40〜5
0wn水圧の低い圧力がガスレジスタ16.18.20
の領域にその端部側に形成される。上述の低圧の範囲は
第2図に参照番号60.62で示されている。環状人口
10の中央領域に形成された低圧に因り、温燃焼ガスの
一部および未燃焼燃料粒子の残部の再IJi!(mが入
口10に向って始動される。再循環64はイル状または
リンゴ9状の流れ形状66(炎領域)の全体にわたって
生じる。中央に再循環する温燃焼ガスは、1500℃と
1700℃との間に及ぶ温度を有し、環状人口10内の
中央端表面で偏向させられて噴入燃料エマルジョンによ
って燃焼室22内に吹き戻される。それにより、温燃焼
ガスは比較的に冷たい燃料エマルジョンを流出直後に点
火して、燃焼工程が比較的に燃料入口の近くで始動され
る。外方の流れ形状66(炎領域)は、一方では、旋回
68により生じる遠心力と端壁42の領域62における
流れ形状の外側に存在する低圧によって生じる力とでも
たらされるバランス、他方では、流れ形状66内の領域
の中央の低圧によシ生じる反作用力によって定められる
2つの外方のガスすなわち空気通路56.58は燃焼が
開始すると閉じられる。環状開口16はこの開口から流
出する空気の速度が約40m/秒に及ぶように調節され
る。環態オリフィス78は以上で示したように燃焼室2
2に向う方向に動かされて、側壁46’、 4 B’、
 46“間の譲状隙間が減少させられ、それに、よシ、
−次および二次流入空気の流入量がいくらか増大した流
出速度で減少する。このいくらか高い流出速度によって
、特に環状人口14から入ってくる「二次流入空気」の
速度によって、よシ高い「破壊効果」が得られる。始動
時では、流入空気は、約60〜70%、好ましくは90
チが最も近くに隣接した環状人口12で燃料入口10か
ら流出し、そしてほんの約30〜40%好ましくは10
%が次に近い環状人口14がら流出するように分配され
る。
全負荷時では、「−次流入空気」と「二次流入空気」と
の間の量比は増大した全流入空気量の場合にほぼ3ニア
に及ぶ。このことは、燃料エマルジョンを破壊し、それ
によって燃焼をより容易に誘発させるためには、燃料ま
たは燃料エマルジョンの表面が拡大していることに因り
、燃料エマルゾョンのすぐ近傍の強い濃縮がス流が始動
時に必要とされることを示している。全容量すなわち流
出量を変えての一次流入空気と二次流入空気との量比の
修正は、例えば、第2図又は第3図のいずれかにおいて
説明したように、軸方向に可動な環状オリフィス78の
適切な形状(はぼ台形の横断面を有する)によって簡単
に得られる。
第2図および第3図に示すように、環状人口10内の中
央前方表面は再循環を持続させがっ温燃焼ガスを燃料エ
マルゾョンと混合させるための旋回すなわち環状バック
ルチャンネル44を備えている。環状人口10内の中央
前方表面は耐熱性材料、例えば、セラミックで被覆して
もよい。羽口オリフィス38の完全な内方円錐70は環
状人口10の領域において好ましくは耐熱性材料、例え
ば、セラミックで形成される。
環状人口10内の中央前方表面への再循燃焼ガス、特に
未燃焼粒子の衝突(これは沈着物または外皮がこの中央
前方表面に形成する原因となる)を回避するために、適
切な開口を前方表面に設けて、追加の空気を燃焼室に吹
込み、吹込まれた空気が中央前方表面全体にわたってほ
ぼら旋状に流れるようにすることができる。このように
して、中央前方表面の前方の低圧を調節しかつ変えるこ
とができる。さらに、中央に吹込まれる追加の空気(ガ
ス)は上記前方表面からの循環燃焼ガスおよび粒子を抑
制する。かくして、前方表面上にの沈着物および外皮の
蓄積は確実に回避することができる。
第4図に示された石炭バーナの概略縦断面は、第2図お
よび第3図に示された実施例と比較して修正されておシ
、略環状の入口1oを有する管状羽口オリフィス38を
備えている。環状人口10は燃焼室22内に開口し、環
状入口1゜の隙間幅は環状人口10を制限する側面46
゜48の相対位置を変えることによってイ=圧すること
ができる。また、側壁46.48も本実施例ではテーノ
々状であるので、燃料エマルゾョンは環状入口10から
放出した後に中空円錐形の流れ形状をとる。次いで、こ
の流れ形状は扇状に広がシ、ベル状またはリンゴ状の形
状をとる。
羽口オリフィス38は第一ガス通路50によって同心に
囲まれている。第一ガス通路50の入口12′は燃焼室
22同に開口し、かつガス(「−次流入空気」)の流れ
が燃焼室22内に開口した燃料エマルジョン用の入口1
00軸40と直角に延びた平面で導入されるようにして
向けられている。(入口12′全通して燃焼室22内に
導入される「−次流入空気」が流れを示す矢印84で示
されている第5図を特に参照せよ。
この流れは燃料の流れ形状36に狭さくすなわちプント
36′を与える。)すでに説明したように、いわゆる「
−次流入空気」はガス室5oを通って流れ、この空気は
高温の燃焼ガスに富んでもよい。入口12′から放出さ
れたガス(空如は略100〜200m/秒、好ましくは
略130m/秒の流速を有している。第5図に示すよう
に、「−次流入空気」用の入口J 2’は多数の、例え
ば、20個の流入口47を備え、これら流入口47は入
口12′の周囲にわたって一様に分布されている。流入
口47すべては半径方向軸に対して同じ角度αをなして
指向している。角度αは略10〜25度、好ましくは1
5度に及ぶ。このようにして、燃焼室22内に導入され
た「−次流入空気」は長さ方向軸40を中心とする旋回
状態にさせられ、次いでこの旋回は燃焼室22内に噴入
された燃料エマルジョンに伝えられる。
「−次流入空気」は、通常、1000〜1200叫水圧
の圧力でがス室50内に吹込まれる。いくらか粘シのあ
る燃料エマルジョンを燃焼したい場合、圧力は好ましく
は約2000〜4000m水圧である。
ガス通路50はさらにのガス通路52(第2図および第
3図全参照せよ)によって同心に囲まれておシ、燃焼室
22内に開口したガス通路52の環状人口14はテーパ
状の側壁46“。
48“によって制限でれる。側壁46“、48“は環状
人口14から流出するガス流にテーパ状の流れ形状を与
え、この形状は環状人口10から流出しかつ燃焼室22
の方向に広がる燃料エマルジョンの中空円錐形の流れ形
状に侵入しようとする。このようにして、かつ譲状人口
1oおよび入口12′が環状人口14に対して後方に設
けられていることによって、その時に旋回状態になった
燃料エマルジョンの閉鎖中空円錐形の流れ形状36は破
壊され、すなわち、羽口オリフィス36から放出した直
後、あるいは燃焼室22内に流入した直後に燃料の自由
すなわち有効表面のさらにの拡大を達成する。
ガス通路52を通って流れるいわゆる「二次流入空気」
は、放出前に環状人口14の領域に配置されたガイドブ
レード26によって偏向させられ、この偏向は羽口オリ
フィス38の長さ方向軸40に対して40度と45度と
の間である。すなわち、この二次流入空気は長さ方向軸
40を中心とする旋回状態にさせられる。二次流入空気
の放出速度は120m/秒と180m/秒との間、好ま
しくはx4om/秒に及ぶ。入口14の環状隙間幅は入
口14を制限する側壁46/l 、 4 B11の相対
位置を変えることによって修正することができる。同様
にして、二次流入空気の放出量(容量)もガス放出速度
を実質的に一定のままでもちろん変えることができる。
また、二次流入空気は略1000〜1200m水圧の圧
力で環状通路52内に吹込まれる。いくらか粘りのある
燃料エマルジョンを燃焼する場合、よシ高い圧力、例え
ば、約2000〜4000wm水圧の圧力を加えればよ
い。二次流入空気は半径方向軸に向けて傾けられた一次
空気用人口12の開口47による一次流入空気と同じ方
向に〃イドグレード26によって偏向させられる。
二次流入空気は好ましくは温燃焼ガスにMまない。例数
ならば、二次流入空気は燃焼室22内に噴入された燃料
エマルジョン用のキャリヤーとしてそれほどは役に立た
ないが、その代りに燃料エマルジョンの自由すなわち有
効表面を拡大しかつ燃料粒子を酸素に富まぜる働きにす
るからである。
羽ロオリンイス38と、このオリフィスを直接に囲む環
状通路と、二次流入空気が流通する環状通路52とを備
えた構成要素54′は燃焼室22の端壁42内にあるい
は以下に記載のがスレジスタ54 、s6.ss(第2
図を参照せよ)内にユニットとして挿入することができ
、従って相応のいくらか修正された構成要素と容易に交
替することができる。
二次流入空気用のガス通路52は同心のガス通路54に
よって囲まれ、ガス通路54はさらにの同心ガス通路5
6によって囲まれ、ガス通路56もまたさらにの同心ガ
ス通路58によって囲まれている。燃焼室22内に開口
したそれぞれの環状入口は第2図に参照番号16 、1
8゜20によって示されている。好ましくは、空気は選
択的に環状通路54.56.58を通過し、200〜3
00 tan水圧の圧力で吹込まれる。この空気は環状
のガスすなわち空気入口16’、18゜20から放出さ
れる前に入口16 、 I El’、 20の領域に配
置されたガイドブレード28,30゜32によって偏向
させられ、従って、−次流入空気または二次流入空気と
同じ方向に長さ方向軸40を中心とする旋回状態にさせ
られる。
ガス流はガイドブレード28によって約70度だけ偏向
することができる。ガイドブレード3 o r 32 
ハ! スtN、にそれぞれ約40〜50度および0〜4
0度たけ偏向させる。すべてのガ’(ドア”l/−ド、
特に外方ガイドグレード32は、それらの角位置につい
て調節することができ、従って被燃焼燃料に合うように
調節することができる。
環状人口16から放出される空気の流速は燃焼の開始時
で約40s/秒に及び、そして十分な負荷時で約70s
/秒に及ぶ。環状入口18゜2Qから放出される空気の
流速は燃焼の初めでのOm 7秒と全負荷時での70 
m /抄との間で変化する。
傾斜人口47からの一次流入空気と環状入口14からの
二次流入空気との放出速度はあらゆる操作状態において
開始時と全負荷時との間でほぼ同じ−1まである。放出
量すなわち生成量のみが入口47または環状人口14の
自由横断面の適当な拡大または減少によって変えられる
入口47.14の自由横断面の修正は同じようにして行
なわれる。この目的で、2つの入口12’、14間に配
置された環状オリフィス28は軸方向すなわち長さ方向
軸40a方向(第3図における二重矢印82)に往復動
可能であるように配置されている。第4図および第5図
による実施例における環状オリフィス78は2つの流入
空気通路50.52を分離しているパイプスリー′j″
80に連結されて、二重矢印82の方向への環状オリフ
ィス78の軸方向移動がパ’rfス+)−f80を適切
に移動させることによって行なわれるようになっている
。環状オリフィス78は二次流入空気を放出するための
環状人口14と半径方向の内方側壁46“と入口45と
を備え、これら人口45は燃焼室22の長さ方向軸40
にほぼ直角な平面で延びかつその自由横断面は各々の場
合にだいたい楕円形である。
環状オリフィス78は、軸方向、つ−ih長さ方向軸4
0の方向すなわち二重矢印82の方向の羽口オリフィス
38のポット状延長部86に往復動可能に設けられてお
シ、ポット状延長部86は環状オリフィス78に含まれ
る半径方向の入口45に相当する入口51を備えている
。環状オリフィス78を羽口オリフィス38に対して適
切に変位させることによって、2つの半径方向の入口4
5.51を互いに一致させることがテキル。これは第5
図において環状オリフィス78を左側に変位させること
によって達成される。開始時には、環状オリフィス78
を右側(第5図における位置)に動がして、二次流入空
気用の環状人口14の隙間幅および一次流入空気用の入
口12′の自由横断面が各々最小になるようにする。全
負荷時には、これと反対のことが言える。すなわち、第
3図における環状オリフィスを左側に動かして、二次流
入空気用の環状人口14および一次流入空気用の入口1
2′が各々最大になるようにする。この位置では半径方
向の入口45.51は互いに正確に一致する。また、−
次および二次流入空気の放出量もこの位置で最大になる
燃焼室22内に開口した燃料エマルジョン用の入口10
と、噴入燃料エマルジョンの旋回させるガス流または個
々のガス流用の入口12′。
14.16.1B、2θとの上記構成および形状によっ
て、大気圧に対して約400〜500順水圧の低い圧力
が燃料エマルジョン用人口1θのすぐ後方の長さ方向軸
4oの領域に形成され、そして大気圧に対して40〜5
(im水圧の低い圧力ががスレジスタ16.18.20
の領域にその端側に形成される。上述の低圧範囲は第4
図に参照番号60.62によって示されている。
環状入口10の中央領域に形成された低圧に因シ、謳燃
焼ガスの一部と未燃焼燃料粒子の残部との再循環が長さ
方向中心軸40に沿っ℃開始サレ、この再循環は燃料エ
マルジョン用の入口10まで直接に続く。再循環は第4
図に示されたベル状またはリンゴ状の流れ形状66(要
領域)の全体にわたって生じる。中央に再循環する温燃
焼ガスは、1500″Cと1700℃との間の温度を有
し、環状人口1θ内の中央端表面で偏向させられ、そし
て噴入燃料エマルジョンによって燃焼室22内に送シ戻
される。それにより、温燃焼ガスは比較的に冷たい燃料
エマルジョンを流出直後に点火させて、燃焼工程が燃料
入口10の後方に比較的に近いところで開始される。外
方の流れ形状66(要領域)は、一方では、回転によシ
生じる遠心力と端壁42の領域62における流れ形状6
6の外側に存在する低圧によって生じる力とでもたらさ
れるバランスによって、他方では、流れ形状66内の領
域における中央低圧によって生じる反作用力によって定
められる。
2つの外方のガスすなわち空気通路は燃焼が開始すると
閉じられる。環状開口16はそこから流出する空気の速
度が約40rn、/抄になるように調節される。環状オ
リフィス78を上述のように燃焼室22に向う方向に動
かして、側壁46″、 48“間の環状隙間および空気
入口12′の自由横断面を減少させ(第5図における位
置を参照せよ)、それにより一次および二次流入空気の
流入量をいくらか増大した流出速度で減少させる。よシ
高い破壊効果はいくらか高い派出速度、特に環状人口1
4からの二次流入空気のいくらか高い流出速度によって
得られる。開始時には、流入孕気は約60〜70%、好
ましくは90チが最も近くの隣接入口12′で燃料人口
10から流出し、そしてほんの約30〜40q6、好ま
しくは10チが環状人口14から流出するように分配さ
れる。
全負荷時に獣、−次流入空気と二次流入空気との量比は
、第2図および第3図について説明したように、増大し
た全流入空気量の場合で略3ニアに及ぶ。このことは、
燃料エマルゾョンを破壊し、それにより燃焼をよυ容易
に銹発するためには、燃料または燃料エマルゾョンの拡
大表面に基因して、燃料エマルジョンのすぐ近傍の強い
濃縮ガス流が開始時に必要とされることを示している。
全容量すなわち流出量金変えての一次流入空気と二次流
入空気との量関係の修正は、第4図または第5図のいず
れかに示された軸方向に可動な環状オリフィス78の適
当な形状によって簡単に得られる。第4図および第5図
に示すように、環状入口内の中央前号表面は平面である
ように形成されている。しかしながら、この中央前方表
面もまた第2図および第3図による実施例と同様に再循
環を持続させかつ温燃焼ガスを噴入燃料エマルジョンと
混合するための実質的に環状のバッフルを備えてもよい
。環状人口10内の中央前方表面は耐熱材、例えば、セ
ラミックで被メしてもよい。羽口オリフィス38の完全
な円方円錐は好ましくは環状人口1oの領域において耐
熱材、例えば、セラミックで形成してもよい。
環状入口10内の中央前方表面(第5回においては参照
番号44′)への再循環燃焼ガス特に未燃焼粒子の衝突
(これは沈沿物または外被が形成される原因となる)を
回避するために、適切な開口を前号表面に設けて、追加
の空気を燃lA室に吹込み、好ましくは、吹込まれた空
気が中央Ail方表面表面44′全 流れるようにすることができる。このようにして、中央
前方表面の前方の低圧を調節しかつ変えることができる
。さらに、中央に吹込まれる追加の空気(ガス)は上記
前方表面からの循環燃焼ガスおよび粒子を抑制する。か
くして、前方表面上にの沈着物および外皮の蓄積は確実
に回避することができる。
以上すでに説明したように、ガイドブレード32によっ
て生じる半径方向の個々の外方ガス流の軸40を中心と
する偏向はより小さいと言え、ゼロであってもよい。こ
のようにして、流れ形状すなわち炎領域66の半径方向
の膨張が実質的に行なわれる。特に、燃料粒子が燃焼室
22の側壁74に沈着することが全く回避される。
石炭略5トン/時の燃焼量の場合、交替可能な構成要素
の外径は約244団に及び、外方環状通路58の外径は
800mと90 0ttanとの間に及ぶ。
以上説明した燃焼ガスの一次流入空気との混合は2つの
利点がある。第一に、燃料エマルシロンを通路50の途
中で予熱することができる。
第二、所定量の後燃焼を達成することができ、これは燃
焼を効率的にする。これら2つの利点は低い酸素含有量
の欠点を償う。この欠点は残留する個々のガス流(二次
流入空気)を酸素に富ませることによって容易になくす
ことができる。
石炭/水混合物を使用する場合、好ましくは、石炭粒子
の水中への分配さえも確実し、それによ)エマルジョン
を形成する湿潤剤が添加される。
【図面の簡単な説明】
第1図は粒子サイズまたは油滴サイズによりそれぞれ決
まる油、木材および石炭の燃焼時間および燃料自由表面
のグラフ;第2図は本発明の装置(燃焼部@)の概略縦
断面;第3図は第2図によるバーナの燃料およびガスレ
ジスタすなわち通路用の管状羽口の拡大図;第4図はバ
ーナ部分の変形例の概略M断四図;第5図は第4図によ
る中央バーナ部分の拡大断面図;および第6図は第5図
における線IV − IVに沿ったバーナ部分の縮小断
面図である。 10・・・燃料エマルジョン用の入口、12。 14、16.18.20・・・ガス入口、22・・・燃
焼室、24.2(ン, 2 8 、 30 、 32・
・・ガイドブレード、38・・・羽口オリフィス、40
・・・長さ方向軸、46.48・・側壁、50,52,
54。 56、58−・・ガス通路、64・・・再循環部分、6
6・・・外方流れ形状、78・・・環状オリフィス、8
0・・・パイプスリーブ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦FIG、 2 Fl(”、A 1・ 1 、+ 、!: 、/66 、、.36FIG、 6 手続補正書(1刻 1.事件の表示 特願昭59−005816号 2、発明の名称 粉状固形燃料の燃焼方法および燃焼装置3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 ケ − e コ ン ス ル ト 4、代理人 代表者の欄を設けたもの)。 委任状およびその訳文1図面、証明也 (1)図面の浄書(内容に変更なし) (2)委任状およびその訳文は別紙の通り(3)訂正−
1書に記載の通り、粕許出願人の欄で氏名を名称と訂正
し、代表者の相を設ける8、添付書類の目録

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃焼室に導入し、外方空気流を旋回することによっ
    て制限される再循環流れ形状を形成する粉状固形燃料の
    燃焼方法において、燃料を水および/まだは油などのキ
    ャリヤ液と混合してエマルジョンを形成し、これを燃焼
    室に導入する工程と、上記外方空気流を多数の同心部分
    流をなして燃焼室に導入する工程とを具備し、上記部分
    流を燃焼の量に応じて変化させ、かつ上記部分流の流速
    を内側から外側への移送につれて減少させることを特徴
    とする燃焼方法。 2 燃焼ガスが少なくとも燃料入口に最も近い空気流に
    添加されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の燃焼方法。 3、燃焼の開始時に、空気量が全負荷時の量の約20%
    〜40%に設定されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の燃焼方法。 4、導入燃料に最も近い2つの空気流があらゆる操作状
    態時にほぼ等しい流速を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記載の燃焼
    方法。 5、旋回部分流の一部、少なくとも外方の半径方向部分
    流を外側に向って半径方向に偏向させて燃焼室の燃料入
    口を有する壁(端壁)に接近して流れる二次空気を形成
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項
    のいずれか1項に記載の燃焼方法。 6 大気圧に対して約400〜600咽水圧の低い圧力
    を燃焼室内に開口した燃料エマルジョン用の入口のすぐ
    後方の流れ形状の内側に作用させて温燃焼ガスの略10
    〜30%、好ましくは略20%を燃料入口まで逆流させ
    、および大気圧に対して約40〜50陥水圧の低い圧力
    を燃料の流れ形状の外側の入口平面の領域に作用させる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のい
    ずれか1項に記載の燃焼方法。 7、燃料入口の最も近くに位置した空気流が燃料入口の
    軸に対して略直角に延びた平面に沿って燃焼室内に導入
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6
    項のいずれか1項に記載の燃焼方法。 8、燃料入口に隣接した空気流は半径方向軸に対して略
    10〜30度、好ましくは15度の角度傾斜して導入さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の燃
    焼方法。 9、半径方向外側に位置したガス流が中空円錐形状を有
    する燃料の流れ形状に向けられる中空円錐形の空気流形
    状を形成するように向けられ、この空気流形状が上記燃
    料流れ形状に浸入してその形状を破壊することを特徴と
    する特許請求の範囲第7項または第8項に記載の燃焼方
    法。 10、燃料導入用入口が開口している燃焼室と、燃料入
    口を同心KF15んでいる空気入口と、空気流を旋回状
    態にする渦巻き要素とを備えだ粉状固形燃料の燃焼装置
    において、空気入口が多数の同心空気入口を有するレノ
    スタとして形成され、これら空気入口の各々が渦巻き要
    素を備えておシ、上記燃料入口に最も隣接した2つの空
    気入口の環状隙間幅が調節可能であり、燃料入口から半
    径方向に離間した残りの空気入口が個個に開閉可能であ
    ることを特徴とする燃料装置。 11、上記燃料入口が環状羽口オリフィス(38)を備
    え、この環状羽口オリフィスは燃料入口の軸に沿って可
    動であシ、燃料入口は燃焼室の端壁に対して後方に位置
    するように配置されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1O項に記載の燃焼装置。 12 空気を真空にするだめの調節手段および接続手段
    が上記略環状の燃料入口内に設けられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第11項に記載の燃焼装置。 13、上記燃料入口内の端表面は平面であるように形成
    されるかちるいは再循環する燃焼ガス卦よび未燃焼燃料
    粒子の偏向を持続するための実質的に環状のバッフルを
    備えるかのいずれかであることを特徴とする特許請求の
    範囲第10乃至第12項のいずれか1項に記載の燃焼装
    置。 14、上記燃料入口の環状隙間幅および燃料入口に最も
    隣接した2つの空気入口の環状隙間幅がこれら入口を制
    限する側壁の相対位置を変えることによっておのおの修
    正可能であることを特徴とする特許請求の範囲第10項
    乃至第14項のいずれか1項に記載の燃焼装置。 15、上記燃料入口に最も隣接した2つの空気入口の環
    状隙間幅がこれら2つの空気入口の2つの隣接側壁を備
    えた環状オリフィスを燃料入口の接近方向に動かすこと
    によって修正可能であシ、環状オリフィスは好ましくは
    燃料入口に最も隣接した2つの部分空気流を互いに分離
    するスリーブの一部を形成することを特徴とする特許請
    求の範囲第10項乃至第14項のいずれか1項に記載の
    燃焼装置。 16、上記燃料入口に最も隣接した空気入口が燃料入口
    の軸に対して略直角に延びる平面に配置されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項乃至第15項のい
    ずれが1項に記載の燃焼装置。 17、上記燃料入口に最も隣接した空気入口はその周囲
    にわたって一様に配置された多数の、少なくとも3個、
    好ましくは12個の入口穴を備え、これら入口穴の中心
    軸はそれぞれ半径方向軸と約10〜30度、好ましくは
    15度の角度をなしていることを特徴とする特許請求の
    範囲第16項に記載の燃焼装置。 18、上記燃料入口に最も隣接した空気入口は環状開口
    を備え、この環状開口はその周囲に一様に分布された多
    数のガイド翼を有し、これらガイド翼はそれぞれ半径方
    向軸と約10〜30度、好ましくは15度をなしている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の燃焼
    装置。 19 上記燃料入口にそれぞれすぐ隣接し、次に最も近
    い空気入口は燃焼室の端壁内に沈下するように配置され
    るが、中央の燃料入口はどは沈下していないことを特徴
    とする特許請求の範囲第10乃至第18項のいずれか1
    項に記載の燃焼装置。 20、上記中央の燃料入口に2番目に最も近くに位置し
    た空気入口は、相応の空気流が燃料エマルジョンの中空
    円錐形の流れ形状に当てられた略中空円錐形の流れ形状
    をとるように向けられることを特徴とする特許請求の範
    囲第10項乃至第19項のいずれか1項に記載の燃焼装
    置。 21 上記中空円錐形の空気流形状のテーパ角度が略4
    0〜100度、好1しくは約80度に及ぶことを特徴と
    する特許請求の範囲第20項に記載の燃焼装置。 22、上記空気入口の自由横断面は可変でsb、同期的
    に拡大まだは減少可能であることを特徴とする特許請求
    の範囲第16項乃至第21項のいずれか1項に記載の燃
    焼装置。
JP581684A 1983-01-18 1984-01-18 粉状固形燃料の燃焼方法および燃焼装置 Pending JPS6089606A (ja)

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