JPS608616Y2 - 太陽熱集熱器 - Google Patents
太陽熱集熱器Info
- Publication number
- JPS608616Y2 JPS608616Y2 JP8576080U JP8576080U JPS608616Y2 JP S608616 Y2 JPS608616 Y2 JP S608616Y2 JP 8576080 U JP8576080 U JP 8576080U JP 8576080 U JP8576080 U JP 8576080U JP S608616 Y2 JPS608616 Y2 JP S608616Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating material
- heat
- collecting plate
- solar heat
- heat collector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は太陽光を透過させる透過体と、太陽熱を吸収す
る集熱板とを備えた太陽熱集熱器に関するものである。
る集熱板とを備えた太陽熱集熱器に関するものである。
従来のこの種の太陽熱集熱器は、第４図に示すように、
集熱効率を向上させるために、集熱板２１の下部に断熱
性能のすぐれた有機系の下部断熱材２２を配設していた
。
集熱効率を向上させるために、集熱板２１の下部に断熱
性能のすぐれた有機系の下部断熱材２２を配設していた
。
しかしながら、この有機系の下部断熱材２２は耐熱性能
が悪いため、例えば集熱器が空焼き状態になった場合、
下部断熱材２２は熱膨張を起こし、５そしてその熱膨張
力状きい場合には、第４図の点線で示すように下部断熱
材２２は永久変形を起こし、その結果、下部断熱材２２
の下方に大きな空間２３が生じ、また下部断熱材２２の
熱膨張により集熱板２１に過大な負荷がかかつて、集熱
板２１が変形したりあるいは破壊するという問題も有し
ていた。
が悪いため、例えば集熱器が空焼き状態になった場合、
下部断熱材２２は熱膨張を起こし、５そしてその熱膨張
力状きい場合には、第４図の点線で示すように下部断熱
材２２は永久変形を起こし、その結果、下部断熱材２２
の下方に大きな空間２３が生じ、また下部断熱材２２の
熱膨張により集熱板２１に過大な負荷がかかつて、集熱
板２１が変形したりあるいは破壊するという問題も有し
ていた。
本考案は上記従来の問題を解消するためになされたもの
で、以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづいて
説明する。
で、以下、本考案をその実施例を示す図面にもとづいて
説明する。
第１図において、１は集熱器の外枠、２は外枠１の内方
上部にビス３により取り付けた金具で、この金具２には
複数の熱媒通路４を有する集熱板５をビス６により固定
している。
上部にビス３により取り付けた金具で、この金具２には
複数の熱媒通路４を有する集熱板５をビス６により固定
している。
また集熱板５は太陽熱を吸収するものである。
７は太陽光を透過させる透過体８を外枠１の上面部に固
定する金具で、この金具７は外枠１にビス９により固定
されている。
定する金具で、この金具７は外枠１にビス９により固定
されている。
１０は集熱板５の側部に配設した側部断熱材、１１は集
熱板５の下部に長手方向において、二分割して配設した
有機系の下部断熱材である。
熱板５の下部に長手方向において、二分割して配設した
有機系の下部断熱材である。
ここで、第４図に示す有機系の下部断熱材２２の長さを
ｌとし、かつ熱膨張による膨張高さをｈとすると、この
膨張高さｈは第２図に示すように、断熱材の長さ１の２
乗に比例することになる。
ｌとし、かつ熱膨張による膨張高さをｈとすると、この
膨張高さｈは第２図に示すように、断熱材の長さ１の２
乗に比例することになる。
しかしながら、本考案の実施例で示したように、下部断
熱材１１を二分割して配設すると、下部所熱材１１のそ
れぞれの長さは１となるため、２ 膨張高さは−となり、その結果、第１図の点線で示すよ
うに、下部断熱材１１の熱膨張を小さくすることができ
る。
熱材１１を二分割して配設すると、下部所熱材１１のそ
れぞれの長さは１となるため、２ 膨張高さは−となり、その結果、第１図の点線で示すよ
うに、下部断熱材１１の熱膨張を小さくすることができ
る。
この場合、下部断熱材１１が少しでも熱膨張を起こすと
、側部断熱材１０に悪影響を与える形となるため、本考
案の実施例においては、側部断熱材１０を膨張吸収材に
より構成したり、あるいは第３図に示すように、二分割
された下部断熱材１１のそれぞれの両端部を、テーパー
状に構成することにより、下部断熱材１１の側面膨張を
吸収するようにしている。
、側部断熱材１０に悪影響を与える形となるため、本考
案の実施例においては、側部断熱材１０を膨張吸収材に
より構成したり、あるいは第３図に示すように、二分割
された下部断熱材１１のそれぞれの両端部を、テーパー
状に構成することにより、下部断熱材１１の側面膨張を
吸収するようにしている。
以上のように本考案によれば、集熱板の下部に配設した
下部断熱材を長手方向において分割することにより、例
えば集熱器が空焼き状態になった場合における下部断熱
材の熱膨張が小さくなるようにしているため、破壊する
という問題はなくなるものである。
下部断熱材を長手方向において分割することにより、例
えば集熱器が空焼き状態になった場合における下部断熱
材の熱膨張が小さくなるようにしているため、破壊する
という問題はなくなるものである。
第１図は本考案の一実施例を示す太陽熱集熱器の断面図
、第２図は断熱材の長さと膨張高さの関係を示す特性図
、第３図は本考案の他の実施例を示す下部断熱材の断面
図、第４図は従来の太陽熱集熱器の断面図である。 ５・・・・・・集熱板、８・・・・・・透過体、１０・
・・・・・側部断熱材、１１・・・・・・下部断熱材。
、第２図は断熱材の長さと膨張高さの関係を示す特性図
、第３図は本考案の他の実施例を示す下部断熱材の断面
図、第４図は従来の太陽熱集熱器の断面図である。 ５・・・・・・集熱板、８・・・・・・透過体、１０・
・・・・・側部断熱材、１１・・・・・・下部断熱材。
Claims (3)
- （１）太陽光を透過させる透過体と、この透過体下にお
いて太陽熱を吸収する集熱板と、この集熱板の側部に配
設した側部断熱材と、前記集熱板の下部に配設した有機
系の下部断熱材とを備え、前記下部断熱材を長手方向に
おいて分割した太陽熱集熱器。 - （２）側部断熱材を膨張吸収材により構成してなる実用
新案登録請求の範囲第１項記載の太陽熱集熱器。 - （３）分割された下部断熱材のそれぞれの両端部をテー
パー状に構成してなる実用新案登録請求の範囲第１項記
載の太陽熱集熱器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8576080U JPS608616Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 太陽熱集熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8576080U JPS608616Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 太陽熱集熱器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS578467U JPS578467U (ja) | 1982-01-16 |
| JPS608616Y2 true JPS608616Y2 (ja) | 1985-03-27 |
Family
ID=29448005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8576080U Expired JPS608616Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 太陽熱集熱器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608616Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP8576080U patent/JPS608616Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS578467U (ja) | 1982-01-16 |
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