JPS608380Y2 - プラグインバスダクト - Google Patents
プラグインバスダクトInfo
- Publication number
- JPS608380Y2 JPS608380Y2 JP10689177U JP10689177U JPS608380Y2 JP S608380 Y2 JPS608380 Y2 JP S608380Y2 JP 10689177 U JP10689177 U JP 10689177U JP 10689177 U JP10689177 U JP 10689177U JP S608380 Y2 JPS608380 Y2 JP S608380Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- duct
- conductor
- groove
- lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は導体断面を大きくしかつ熱放散を良好にして容
量増大を図ったプラグインバスダクトに係る。
量増大を図ったプラグインバスダクトに係る。
従来の小型容量とりわけ６０〜１００Ａ級プラグインバ
スダクトは第１図に示すようにダクト１内に厚みの大き
い溝付絶縁成形体２を配置し、この成形体２の溝に大型
あるいは板状導体３を支持配設しているもので、導体に
発生する熱が厚手の絶縁成形体にさえぎられその放散が
悪く、また導体断面も成形体内に収納される関係上申さ
なものとなり、比較的大電流（１００Ａ級）で使用する
場合ダクト内の温度が相当に上昇する欠点があり、実用
上問題が生じていた。
スダクトは第１図に示すようにダクト１内に厚みの大き
い溝付絶縁成形体２を配置し、この成形体２の溝に大型
あるいは板状導体３を支持配設しているもので、導体に
発生する熱が厚手の絶縁成形体にさえぎられその放散が
悪く、また導体断面も成形体内に収納される関係上申さ
なものとなり、比較的大電流（１００Ａ級）で使用する
場合ダクト内の温度が相当に上昇する欠点があり、実用
上問題が生じていた。
特に絶縁体に成形体を使用するから導体と成形体、成形
体とダクト間にすき間が生じたりして熱をこもらせ、上
記現象が一層顕著となっている。
体とダクト間にすき間が生じたりして熱をこもらせ、上
記現象が一層顕著となっている。
また導体のプラグ接触部は円弧または平面な為プラグの
接触が一点接触の如くなって充分な導通が行ないにくい
為容量の大きい負荷へ給電した場合接触抵抗による発熱
を大きくする欠点があった。
接触が一点接触の如くなって充分な導通が行ないにくい
為容量の大きい負荷へ給電した場合接触抵抗による発熱
を大きくする欠点があった。
本考案は上記欠点をなくする為になされたものであり、
断面扁平な基座部と該基座部より突出するリップ状のプ
ラグ接触部とよりなる導体よりなり、該導体の基座部を
比較的薄い絶縁シートを介してダクトの溝部に対面密着
嵌合させることにより、プラグの接触を充分なものとし
かつ導体の大部分が熱伝導性の良好な絶縁シートを介し
てダクトに密接されて熱放散を良好とするものである。
断面扁平な基座部と該基座部より突出するリップ状のプ
ラグ接触部とよりなる導体よりなり、該導体の基座部を
比較的薄い絶縁シートを介してダクトの溝部に対面密着
嵌合させることにより、プラグの接触を充分なものとし
かつ導体の大部分が熱伝導性の良好な絶縁シートを介し
てダクトに密接されて熱放散を良好とするものである。
以下その実施例図面について説明すると、１０は下方に
プラグＰの挿入用開口２０を設け、その内壁に比較的幅
広な溝部３０を形成してなるダクト、４０は断面扁平な
基座部４０ａと該基座部４０ａの一側面中央に突出する
リップ状のプラグ接触部４０ｂとよりなる導体にして、
該導体４０をリップ状のプラグ接触部４０ｂがダクト１
０内方に向くようにして基座部４０ａを比較的薄い絶縁
シート５０を介して前記溝部３０を取着嵌合して基座部
４０ａの外面がダクトの溝部３０内面に殆ど密着するよ
うに対面させて配設してなるものである。
プラグＰの挿入用開口２０を設け、その内壁に比較的幅
広な溝部３０を形成してなるダクト、４０は断面扁平な
基座部４０ａと該基座部４０ａの一側面中央に突出する
リップ状のプラグ接触部４０ｂとよりなる導体にして、
該導体４０をリップ状のプラグ接触部４０ｂがダクト１
０内方に向くようにして基座部４０ａを比較的薄い絶縁
シート５０を介して前記溝部３０を取着嵌合して基座部
４０ａの外面がダクトの溝部３０内面に殆ど密着するよ
うに対面させて配設してなるものである。
本考案は上記のようにしてなるから、プラグＰは開口２
０を介してリップ状のプラグ接触部４０ｂに接触させる
ことにより接触抵抗を充分に小さくして接続できるとと
もに導体の大部分である扁平部４０ａがこれに対しダク
ト内壁に沿って大きく占めることができ、そして薄手の
可撓性絶縁シートを介して密接に嵌合して対面している
から導体の発生熱を効率よくダクトに伝達させて外部へ
放散せしめることができるのであり、ダクト内空間を広
く保持しつつコンパクトな形で実質的な断面容量を大き
くして熱放散効率の良好なバスダクトが得られるので１
００Ａまたはそれ以上の比較的大容量のものに好適であ
る。
０を介してリップ状のプラグ接触部４０ｂに接触させる
ことにより接触抵抗を充分に小さくして接続できるとと
もに導体の大部分である扁平部４０ａがこれに対しダク
ト内壁に沿って大きく占めることができ、そして薄手の
可撓性絶縁シートを介して密接に嵌合して対面している
から導体の発生熱を効率よくダクトに伝達させて外部へ
放散せしめることができるのであり、ダクト内空間を広
く保持しつつコンパクトな形で実質的な断面容量を大き
くして熱放散効率の良好なバスダクトが得られるので１
００Ａまたはそれ以上の比較的大容量のものに好適であ
る。
本考案は特に前記導体４０は一枚の導電板をロール成形
によって重ね合わせ状の基座部とリップ状のプラグ接触
部を形成し、一方ダクトの溝部３０は上下あるいは左右
にダブテールを設けて形状づけることによって製作容易
であって溝部３０に対する密接度を高めその熱伝達率の
更に良好なものとすることができる。
によって重ね合わせ状の基座部とリップ状のプラグ接触
部を形成し、一方ダクトの溝部３０は上下あるいは左右
にダブテールを設けて形状づけることによって製作容易
であって溝部３０に対する密接度を高めその熱伝達率の
更に良好なものとすることができる。
以上のように説明してなる本考案プラグインバスダクト
によれば、プラグの接触を充分にして発熱を低く迎えし
かもコンパクトにして熱放散が良く容量を大きくできる
ものが得られ実用価値は大である。
によれば、プラグの接触を充分にして発熱を低く迎えし
かもコンパクトにして熱放散が良く容量を大きくできる
ものが得られ実用価値は大である。
第１図は従来のプラグインバスダクトを示す説明図、第
２図は本考案によるプラグインバスダクトの一実施例を
示す説明図である。 １０：ダクト、３０：溝部、４０：導体、４０ａ：基座
部、４０ｂニブラグ接触部、５０：絶縁シート。
２図は本考案によるプラグインバスダクトの一実施例を
示す説明図である。 １０：ダクト、３０：溝部、４０：導体、４０ａ：基座
部、４０ｂニブラグ接触部、５０：絶縁シート。
Claims (1)
- プラグ挿入用開口を有するダクトの内壁に溝部を形成し
、へん平な基座部と該基座部より突出するリップ状のプ
ラグ接触部とよりなる導体が該リップ状のプラグ接触部
ガダクト内方に向くようにその基座部を前記溝部に比較
的薄い絶縁シートを介して対面密着かん合して配設され
ていることを特徴とするプラグインバスダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10689177U JPS608380Y2 (ja) | 1977-08-10 | 1977-08-10 | プラグインバスダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10689177U JPS608380Y2 (ja) | 1977-08-10 | 1977-08-10 | プラグインバスダクト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5432800U JPS5432800U (ja) | 1979-03-03 |
| JPS608380Y2 true JPS608380Y2 (ja) | 1985-03-25 |
Family
ID=29050482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10689177U Expired JPS608380Y2 (ja) | 1977-08-10 | 1977-08-10 | プラグインバスダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608380Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-10 JP JP10689177U patent/JPS608380Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5432800U (ja) | 1979-03-03 |
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