JPS608139Y2 - 内燃機関の吸気予熱装置 - Google Patents
内燃機関の吸気予熱装置Info
- Publication number
- JPS608139Y2 JPS608139Y2 JP14254280U JP14254280U JPS608139Y2 JP S608139 Y2 JPS608139 Y2 JP S608139Y2 JP 14254280 U JP14254280 U JP 14254280U JP 14254280 U JP14254280 U JP 14254280U JP S608139 Y2 JPS608139 Y2 JP S608139Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- intake port
- intake
- air
- exhaust pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等の内燃機関における吸気予熱装置に関
するものである。
するものである。
自動車用内燃機関の吸気系統において、エアクリーナの
外気取入口（エアホーン）に吸気温度制御弁を設け、該
吸気温度制御弁が吸気温度センサの温度信号に基づいて
作動してエンジン排気系にて暖められた暖気をエアクリ
ーナに導入させ、吸気温度を適切な値に制御するように
したものは既に一般に用いられている。
外気取入口（エアホーン）に吸気温度制御弁を設け、該
吸気温度制御弁が吸気温度センサの温度信号に基づいて
作動してエンジン排気系にて暖められた暖気をエアクリ
ーナに導入させ、吸気温度を適切な値に制御するように
したものは既に一般に用いられている。
このような吸気温度制御式吸気装置の暖気供給は、内燃
機関の排気管外周を外筒で覆い、該排気管外周と外筒閣
内を外気が通過する間に排気熱によって暖められ、暖気
となってエアクリーナ内に吸入される構成となっている
のが普通であり、従来は単に外筒の一端部から排気管と
外筒閣内に外気が吸入され他端部からエアクリーナの吸
入口部に暖気ダクトを介して供給される構造となってい
るので、外気は排気管と外筒閣内を一端から他端にかけ
てストレートに通過するのみであり、排気管全周の熱の
効果的伝達は不可能であり、高い予熱温度を得ることが
できないと言う欠点を有している。
機関の排気管外周を外筒で覆い、該排気管外周と外筒閣
内を外気が通過する間に排気熱によって暖められ、暖気
となってエアクリーナ内に吸入される構成となっている
のが普通であり、従来は単に外筒の一端部から排気管と
外筒閣内に外気が吸入され他端部からエアクリーナの吸
入口部に暖気ダクトを介して供給される構造となってい
るので、外気は排気管と外筒閣内を一端から他端にかけ
てストレートに通過するのみであり、排気管全周の熱の
効果的伝達は不可能であり、高い予熱温度を得ることが
できないと言う欠点を有している。
本考案は上記のような従来の欠点を解消し得る吸気予熱
装置を提供するもので、以下附図実施例につき説明する
。
装置を提供するもので、以下附図実施例につき説明する
。
図において１は排気管、２及び３は第１及び第２の各外
筒であり、第１外筒２は排気管１の排気ポートに近い部
分の外周を所定の間隙をもって覆うよう取付けられ、第
２の外筒３は一端を上記第１外筒２の先端部に連結され
排気管１の上記第１外筒２にて覆われた部分より先の部
分の外周を所定の間隙をもって覆っている。
筒であり、第１外筒２は排気管１の排気ポートに近い部
分の外周を所定の間隙をもって覆うよう取付けられ、第
２の外筒３は一端を上記第１外筒２の先端部に連結され
排気管１の上記第１外筒２にて覆われた部分より先の部
分の外周を所定の間隙をもって覆っている。
第１外筒２は円周面の一例に長手方向のほぼ全域にわた
ってスリット状の吸気口２１が形成され、且つ該スリッ
ト状の吸気口２１の端縁には外方に折曲して突出した突
出縁２２が形成され、該突出縁２２の外側には吸気口２
１及び突出縁２２に所定の隙間をもって対向する断面は
ぼコ字状のガイドプレート２３（第２，３図参照）が設
けられ、外気が第３図矢印にて示すようにガイドプレー
ト２３の端縁部より、突出縁２２とガイドプレート２３
の隙間を通ってまわり込み吸気口２１より第１外筒２内
に流入するようになっている。
ってスリット状の吸気口２１が形成され、且つ該スリッ
ト状の吸気口２１の端縁には外方に折曲して突出した突
出縁２２が形成され、該突出縁２２の外側には吸気口２
１及び突出縁２２に所定の隙間をもって対向する断面は
ぼコ字状のガイドプレート２３（第２，３図参照）が設
けられ、外気が第３図矢印にて示すようにガイドプレー
ト２３の端縁部より、突出縁２２とガイドプレート２３
の隙間を通ってまわり込み吸気口２１より第１外筒２内
に流入するようになっている。
該第１外筒２の上記吸気口２１とは逆側の排気ポートに
近い部分には流出口２４が設けられ、該流出口２４は暖
気ダクト４を介して図示しないエアクリーナの暖気吸入
口に接続され、又第１外筒２の上記吸気口２１とは逆側
の排気ポートから離れた位置には第４図示のように第１
外筒２の接合フラン、ジ部２５を部分的に膨出させる等
の手段により外筒内外を連通ずる連通穴２６が形成され
ている。
近い部分には流出口２４が設けられ、該流出口２４は暖
気ダクト４を介して図示しないエアクリーナの暖気吸入
口に接続され、又第１外筒２の上記吸気口２１とは逆側
の排気ポートから離れた位置には第４図示のように第１
外筒２の接合フラン、ジ部２５を部分的に膨出させる等
の手段により外筒内外を連通ずる連通穴２６が形成され
ている。
第２外筒３は第５図に示すように２分割された２個の半
円筒体３１．３２よりなり、両生円筒体３１．３２の端
縁のフランジ部３１ａ、３２ａを所定の間隙をもって対
向させた形状に構成され、該両フランジ部３１ａ、３２
ａの対向間隙にて長手方向のほぼ全域にわたる２条の吸
気口３３を形成している。
円筒体３１．３２よりなり、両生円筒体３１．３２の端
縁のフランジ部３１ａ、３２ａを所定の間隙をもって対
向させた形状に構成され、該両フランジ部３１ａ、３２
ａの対向間隙にて長手方向のほぼ全域にわたる２条の吸
気口３３を形成している。
又該フランジ部の一方例えば３１ａの先端を他方のフラ
ンジ部３２ａの先端の外側において折曲し、外気は該折
曲部３１ｂとそれに対向する他方のフランジ部３２ａ先
端との間隙からまわり込んで吸気口３３より第２外筒３
内に流入するよう構成されている。
ンジ部３２ａの先端の外側において折曲し、外気は該折
曲部３１ｂとそれに対向する他方のフランジ部３２ａ先
端との間隙からまわり込んで吸気口３３より第２外筒３
内に流入するよう構成されている。
尚３４は第２外筒３を部分的に凹まして形成した排気管
との間隙保持部で適宜位置に複数個形成されている。
との間隙保持部で適宜位置に複数個形成されている。
上記第２外筒３の吸気口３３は第１外筒２の吸気口２１
に対し円筒方向に約９０°変位した位置となるよう構成
されている。
に対し円筒方向に約９０°変位した位置となるよう構成
されている。
上記の構成において、図示しないエアクリーナの吸気温
度制御弁が作動し、エンジンの吸入負圧が暖気ダクト４
を介して外筒２，３内に作用すると、外気は吸気口２１
及び３３より第１外筒２内及び第２外筒３内に流入する
。
度制御弁が作動し、エンジンの吸入負圧が暖気ダクト４
を介して外筒２，３内に作用すると、外気は吸気口２１
及び３３より第１外筒２内及び第２外筒３内に流入する
。
そのとき第１外筒２には円周方向の一側にのみ吸気口２
１が設けられ、且つ該吸気口２１は流出口２４とは逆側
となっているので、該吸気口２１より流入した外気は排
気管Ｉの外側を第３図に示すように円周方向に沿って流
れ、排気温度の高い排気ポート近傍の排気管外周全体に
て効果的な熱交換が行われる。
１が設けられ、且つ該吸気口２１は流出口２４とは逆側
となっているので、該吸気口２１より流入した外気は排
気管Ｉの外側を第３図に示すように円周方向に沿って流
れ、排気温度の高い排気ポート近傍の排気管外周全体に
て効果的な熱交換が行われる。
又吸気口３３より第２外筒３内に流入した外気は、排気
管１の該第２外筒３にて覆った部分の外周面で暖められ
つつ軸方向に流れ第１外筒２内に至り、第１外筒２の吸
気口２１より流入し排気管１の外周面に沿って円周方向
に流れる外気に当って混合し、排気ポート近傍の温度の
高い排気管外周面にて充分暖められて流出口２４より暖
気ダクト４へと流出しエアクリーナに導入される。
管１の該第２外筒３にて覆った部分の外周面で暖められ
つつ軸方向に流れ第１外筒２内に至り、第１外筒２の吸
気口２１より流入し排気管１の外周面に沿って円周方向
に流れる外気に当って混合し、排気ポート近傍の温度の
高い排気管外周面にて充分暖められて流出口２４より暖
気ダクト４へと流出しエアクリーナに導入される。
以上のように本考案によれば外筒内に吸入された外気は
排気管外周を円周方向に流れつつ軸方向に流通腰且つ排
気ポートに近い排気管外周の高温部にて２つの流れが混
合攪拌されるので、熱交換効率が大幅に増大し、エアク
リーナへ吸入される暖気の温度の著しい向上をはかるこ
とができるもので、実用上多大の効果をもたらし得るも
のである。
排気管外周を円周方向に流れつつ軸方向に流通腰且つ排
気ポートに近い排気管外周の高温部にて２つの流れが混
合攪拌されるので、熱交換効率が大幅に増大し、エアク
リーナへ吸入される暖気の温度の著しい向上をはかるこ
とができるもので、実用上多大の効果をもたらし得るも
のである。
第１図は本考案の実施例を示す要部側面図、第２図は第
１図のＡ矢視図、第３図は第１図のＢ −Ｂ断面図、第
４図は第１図のＣ矢視図、第５図は第１図のＤ−Ｄ断面
図である。 １・・・・・・排気管、２・・・・・・第１外筒、３・
・・・・・第２外筒、２１，３３・・・・・・吸気口、
２２・・・・・・突出端縁、２３・・・・・・ガイドプ
レート、２４・・・・・・流出口、３１．３２・・・・
・・半円筒体、３１ａ、３２ａ・・・・・・フランジ部
、３１ｂ・・・・・・折曲部、４・・・・・・暖気ダク
ト。
１図のＡ矢視図、第３図は第１図のＢ −Ｂ断面図、第
４図は第１図のＣ矢視図、第５図は第１図のＤ−Ｄ断面
図である。 １・・・・・・排気管、２・・・・・・第１外筒、３・
・・・・・第２外筒、２１，３３・・・・・・吸気口、
２２・・・・・・突出端縁、２３・・・・・・ガイドプ
レート、２４・・・・・・流出口、３１．３２・・・・
・・半円筒体、３１ａ、３２ａ・・・・・・フランジ部
、３１ｂ・・・・・・折曲部、４・・・・・・暖気ダク
ト。
Claims (2)
- （１）排気管の外周を所定の間隙をもって覆う外筒を、
排気管の排気ポート近傍部分の外周を覆い円周の一側に
長手方向のほぼ全域にわたるスリット状吸気口及び該吸
気口外側に所定の間隙をもって対向するほぼコ字状断面
のガイドプレートを有すると共に上記吸気口とは逆側の
排気ポートに近い部分にエアクリーナと連通ずる流出口
を設けた第１外筒と、該第１外筒の先端に連結され前記
第１外筒の吸気口に対し円周方向に変位した位置にスリ
ット状吸気口を長手方向のほぼ全域にわたり設けた第２
外筒により構成したことを特徴とする内燃機関の吸気予
熱装置。 - （２）第２外筒は２個の半円筒体よりなり、両生円筒体
の端縁フランジ部を所定の間隙をもって対向させること
により該間隙にてスリット状吸気口を形成すると共に、
一方の端縁フランジ部先端は対向する他方の端縁フラン
ジ部先端縁外側に折曲形成されていることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第１項記載の内燃機関の吸気予
熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14254280U JPS608139Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 内燃機関の吸気予熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14254280U JPS608139Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 内燃機関の吸気予熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5763962U JPS5763962U (ja) | 1982-04-16 |
| JPS608139Y2 true JPS608139Y2 (ja) | 1985-03-20 |
Family
ID=29502332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14254280U Expired JPS608139Y2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 内燃機関の吸気予熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608139Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-06 JP JP14254280U patent/JPS608139Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5763962U (ja) | 1982-04-16 |
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