JPS6080458A - 抗菌剤徐放性導尿カテ−テル - Google Patents
抗菌剤徐放性導尿カテ−テルInfo
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- JPS6080458A JPS6080458A JP58188942A JP18894283A JPS6080458A JP S6080458 A JPS6080458 A JP S6080458A JP 58188942 A JP58188942 A JP 58188942A JP 18894283 A JP18894283 A JP 18894283A JP S6080458 A JPS6080458 A JP S6080458A
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- JP
- Japan
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- urinary catheter
- antibacterial agent
- sustained release
- ammonium salt
- salt
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は導尿カテーテルに関するものであり。
さらに詳しくは抗菌剤徐放性能を有する導尿カテーテル
に関するものである。
に関するものである。
を髄損傷、脳出血、脳軟化症あるいは手術後の患者にお
いては、排尿困難、尿失禁などの症状を伴うことが多い
。このような場合は円滑な尿路を確保し、腎機能の維持
や改善を促すかあるいは尿の漏出を防止するといった意
味で導尿カテーテルが広く使用されている。しかし、導
尿カテーテルは長期間尿路内に留置しておくため、この
カテーテルの管内外を通じて細菌が侵入し、尿道炎、膀
胱炎、賢う炎等の感染が高頻度に発生することが知られ
ている。この対策として従来は膀胱の洗浄や殺菌剤の注
入あるいは抗生物質の予防的投与も行われているか、こ
れらは余分な操作を必要とするばかりでなく効果が不確
実である。このため。
いては、排尿困難、尿失禁などの症状を伴うことが多い
。このような場合は円滑な尿路を確保し、腎機能の維持
や改善を促すかあるいは尿の漏出を防止するといった意
味で導尿カテーテルが広く使用されている。しかし、導
尿カテーテルは長期間尿路内に留置しておくため、この
カテーテルの管内外を通じて細菌が侵入し、尿道炎、膀
胱炎、賢う炎等の感染が高頻度に発生することが知られ
ている。この対策として従来は膀胱の洗浄や殺菌剤の注
入あるいは抗生物質の予防的投与も行われているか、こ
れらは余分な操作を必要とするばかりでなく効果が不確
実である。このため。
最近では導尿カテーテル設置局所での細菌感染を根本的
に防止するために、抗菌剤が局所において一定速度で長
期間徐放されるタイプの導尿カテーテルの出現が強く望
まれている。
に防止するために、抗菌剤が局所において一定速度で長
期間徐放されるタイプの導尿カテーテルの出現が強く望
まれている。
従来、医学あるいは薬学領域における薬剤のコントロー
ルリリース技術に関しては、゛例えば化学工学、第45
巻、第7号441頁(1981)の総説に記載されてい
るように(1)マトリックス構造のポリマーや細孔質内
に活性物質を分散させたもの、(2)薄膜により活性物
質をマイクロカプセル化したもの。
ルリリース技術に関しては、゛例えば化学工学、第45
巻、第7号441頁(1981)の総説に記載されてい
るように(1)マトリックス構造のポリマーや細孔質内
に活性物質を分散させたもの、(2)薄膜により活性物
質をマイクロカプセル化したもの。
(3)浸透圧によるオスモティックポンプを利用したも
の及び(4)活性物質を含むコア物質の外部を侵食性物
質でコーティングしたものの4種頬に大別される。これ
らのうち、薬剤の時間的経過に伴う放出量変化がない一
定速度の放出、すなわちセロ・オーダー°リリース(Z
ero order release)は(2)(3)
(4)においては可能であるが、一般的には特別な工
夫や高度な技術が要求される。−力、(1)のポリマー
マトリックス内に薬剤を分散させたものは製造が容易で
あるために古くから種々の形態で実用化されているが、
ゼロ・オーダー・リリースは不可能であり、そのような
例は今までにほとんど知られていない。すなわち(1)
においては、一般的に初期に異常な大量放出が認められ
、その後、急激に放出量が減少し、以後、 /li減す
る傾向が認められる。
の及び(4)活性物質を含むコア物質の外部を侵食性物
質でコーティングしたものの4種頬に大別される。これ
らのうち、薬剤の時間的経過に伴う放出量変化がない一
定速度の放出、すなわちセロ・オーダー°リリース(Z
ero order release)は(2)(3)
(4)においては可能であるが、一般的には特別な工
夫や高度な技術が要求される。−力、(1)のポリマー
マトリックス内に薬剤を分散させたものは製造が容易で
あるために古くから種々の形態で実用化されているが、
ゼロ・オーダー・リリースは不可能であり、そのような
例は今までにほとんど知られていない。すなわち(1)
においては、一般的に初期に異常な大量放出が認められ
、その後、急激に放出量が減少し、以後、 /li減す
る傾向が認められる。
ところで導尿カテーテルにおいてもその体内留置期間中
において、抗菌剤が一定速度で放出され続けることが重
要であることは言うまでもない。
において、抗菌剤が一定速度で放出され続けることが重
要であることは言うまでもない。
すなわち、抗菌剤が各種の細菌に対し一定の殺菌効果を
有するためには、いわゆる最小(発育)阻止濃度(Mi
nimal Inhibitory Concentr
ation+以下旧Cと称す。)以上の抗菌剤が、その
使用期間中において徐放され続けることが重要であり、
一方間C以上の抗菌剤の界雷放出は経済的に不利である
ばかりでなく、尿路や膀胱内の粘膜に対し副作用として
の炎症をもたらすことになり好ましくない。
有するためには、いわゆる最小(発育)阻止濃度(Mi
nimal Inhibitory Concentr
ation+以下旧Cと称す。)以上の抗菌剤が、その
使用期間中において徐放され続けることが重要であり、
一方間C以上の抗菌剤の界雷放出は経済的に不利である
ばかりでなく、尿路や膀胱内の粘膜に対し副作用として
の炎症をもたらすことになり好ましくない。
以上のような技術的背景を踏まえた上で1本発明者らは
工業的に製造の容易なマトリックスとしての特定の有機
高分子系エラストマーを主成分とする導尿カテーテルの
表面又は/及び内部に抗菌剤を分散させた系について、
ゼロ・オーダー・リリースが達成されないものかどうか
鋭意検討した結果、驚くべきことに抗菌剤として几水溶
性第4級アンモニウム塩が有機高分子系エラストマー中
に分散された系において実質的にゼロ・オーダー・リリ
ースが達成されることを見い出し2本発明に到達したも
のである。
工業的に製造の容易なマトリックスとしての特定の有機
高分子系エラストマーを主成分とする導尿カテーテルの
表面又は/及び内部に抗菌剤を分散させた系について、
ゼロ・オーダー・リリースが達成されないものかどうか
鋭意検討した結果、驚くべきことに抗菌剤として几水溶
性第4級アンモニウム塩が有機高分子系エラストマー中
に分散された系において実質的にゼロ・オーダー・リリ
ースが達成されることを見い出し2本発明に到達したも
のである。
すなわら本発明は、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン
及び軟質ポリ塩化ビニルからなる群より選ばれた有機高
分子系エラストマーを主成分とする導尿カテーテルにお
い°0該カテーテルにff1lt水溶性の第4級アンモ
ニウム塩が含まれていることを特徴とする抗菌剤徐放性
導尿カテーテルである。
及び軟質ポリ塩化ビニルからなる群より選ばれた有機高
分子系エラストマーを主成分とする導尿カテーテルにお
い°0該カテーテルにff1lt水溶性の第4級アンモ
ニウム塩が含まれていることを特徴とする抗菌剤徐放性
導尿カテーテルである。
本発明は、特別な工夫や高度な技術を要することなく製
造方法の極めて容易なポリマーマ1〜リノクスとしての
有機高分子系エラスI・マー内に父1[水溶性の第4級
アンモニウム塩を分散させただりで。
造方法の極めて容易なポリマーマ1〜リノクスとしての
有機高分子系エラスI・マー内に父1[水溶性の第4級
アンモニウム塩を分散させただりで。
実質的にゼロ・オーダー・リリースを実現した導尿カテ
ーテルを提供するものであり、その工業的意義は極めて
大きい。本発明において実質的にセロ・オーダー・リリ
ースが達成された理由については明らかではないが9本
発明におりる難水溶性の第4級アンモニウム塩の水に対
する溶解度が低いことや素材マトリックスとの相互作用
が2相乗的に作用したためと考えられる。ずなわぢ本発
明における第4級アンモニウム塩はその化学構造におい
て極性基としてのカチオン基とともに、アルキル基、ペ
ンシル基などの疎水性基をもっことを特徴とするが、こ
れらが水中に浸漬した場合水や疎水性のを機高分子系エ
ラストマー材料との相互作用において有利に作用したこ
とが考えられる。
ーテルを提供するものであり、その工業的意義は極めて
大きい。本発明において実質的にセロ・オーダー・リリ
ースが達成された理由については明らかではないが9本
発明におりる難水溶性の第4級アンモニウム塩の水に対
する溶解度が低いことや素材マトリックスとの相互作用
が2相乗的に作用したためと考えられる。ずなわぢ本発
明における第4級アンモニウム塩はその化学構造におい
て極性基としてのカチオン基とともに、アルキル基、ペ
ンシル基などの疎水性基をもっことを特徴とするが、こ
れらが水中に浸漬した場合水や疎水性のを機高分子系エ
ラストマー材料との相互作用において有利に作用したこ
とが考えられる。
本発明における有機高分子系エラストマーとは。
常温付近でゴム状弾性を有するものであり、天然ゴム、
合成ゴム、ポリウレタン又は軟質ポリ塩化ビニルである
。ここで天然ゴムとは、ゴム植物の樹皮に切付を行った
時に流れ出る種々の有機物及び無機物を含有した水溶液
を分散媒体とし、ゴム分を分散質とし、必要に応じてp
l+調整剤、加硫剤。
合成ゴム、ポリウレタン又は軟質ポリ塩化ビニルである
。ここで天然ゴムとは、ゴム植物の樹皮に切付を行った
時に流れ出る種々の有機物及び無機物を含有した水溶液
を分散媒体とし、ゴム分を分散質とし、必要に応じてp
l+調整剤、加硫剤。
加硫促進剤、軟化剤、充填剤、老化防止剤等を配合した
ものを意味する。合成ゴムとしては2例えばブタジェン
、イソプレン、1,3−ペンタジェン。
ものを意味する。合成ゴムとしては2例えばブタジェン
、イソプレン、1,3−ペンタジェン。
1.5−へキサジエン、1,6−へブタジェン、クロロ
ブレン等のジエン糸上ツマ−の車−重合体あるいはその
共重合体があげられる。また、ポリウレタントは主鎖の
繰り返し単位中にポリイソシアナートとポリオールから
なるウレタン結合を有するエラストマーを意味する。ポ
リイソシアナ−1・とじては2例えば1−ルエンジイソ
シアナー1−.キンレンジイソシアナート、ナフタレン
ジイソシアナート、ジフェニルメタンジイソシアナート
、フェニレンジイソシアナート、エチレンジイソシアリ
ーート、シクロヘキシレンジイソシアナート、トリフェ
ニルメタントリイソシアナート、トルエントリイソシア
ナート等があげられ、ポリオールとしてハ、 例工ばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、ジエチレングリコール、シクロヘキサンジオ
ール、ペンクエリスリトール、グリセリン、1,1.1
−トリメチロールプロパン等のポリオール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ボリテt・
ラメチレングリコール、ポリエチレングリコール/ポリ
プロピレングリコール共重合体等のポリエーテルポリオ
ール等があげられる。また、ポリオールには2例えばコ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸。
ブレン等のジエン糸上ツマ−の車−重合体あるいはその
共重合体があげられる。また、ポリウレタントは主鎖の
繰り返し単位中にポリイソシアナートとポリオールから
なるウレタン結合を有するエラストマーを意味する。ポ
リイソシアナ−1・とじては2例えば1−ルエンジイソ
シアナー1−.キンレンジイソシアナート、ナフタレン
ジイソシアナート、ジフェニルメタンジイソシアナート
、フェニレンジイソシアナート、エチレンジイソシアリ
ーート、シクロヘキシレンジイソシアナート、トリフェ
ニルメタントリイソシアナート、トルエントリイソシア
ナート等があげられ、ポリオールとしてハ、 例工ばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、ジエチレングリコール、シクロヘキサンジオ
ール、ペンクエリスリトール、グリセリン、1,1.1
−トリメチロールプロパン等のポリオール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ボリテt・
ラメチレングリコール、ポリエチレングリコール/ポリ
プロピレングリコール共重合体等のポリエーテルポリオ
ール等があげられる。また、ポリオールには2例えばコ
ハク酸、グルタル酸、アジピン酸。
セバシン酸、イソフタル酸、フタル酸、テレフタル酸等
のジカルボン酸とエチレングリコールやプロピレングリ
コール等の縮合によって得られる両末端に水酸基を有す
るポリエステル等も含まれる。
のジカルボン酸とエチレングリコールやプロピレングリ
コール等の縮合によって得られる両末端に水酸基を有す
るポリエステル等も含まれる。
さらに、これらのポリオールの一部をポリアミン。
ポリチオール、ポリカルボン酸等の他の活性水素化合物
に置ぎ換えたものも含まれる。また、軟質ポリ塩化ビニ
ルとしては1例えばポリ塩化ビニル単独重合体に可塑剤
を配合したものあるいは他成分との共重合により内部可
塑化したものがあげられる。前者の可塑剤としては、ジ
ブチルフタレート、ジー2−エチルへキシシフタレ−1
−,ジオクチルフクレート、ブチルラウリルフタレート
、ジラウリルフタレートブチルベンジルフタレート等の
フタル酸エステル類、ジオクチルアジペート。
に置ぎ換えたものも含まれる。また、軟質ポリ塩化ビニ
ルとしては1例えばポリ塩化ビニル単独重合体に可塑剤
を配合したものあるいは他成分との共重合により内部可
塑化したものがあげられる。前者の可塑剤としては、ジ
ブチルフタレート、ジー2−エチルへキシシフタレ−1
−,ジオクチルフクレート、ブチルラウリルフタレート
、ジラウリルフタレートブチルベンジルフタレート等の
フタル酸エステル類、ジオクチルアジペート。
ジオクチルアゼレート、ジオクチルセバケート等の直鎖
二塩基酸エステル頬、トリクレジルホスフェート、トリ
キシレニルホスフェ−1−、モノブチルジギシレニルホ
スフェート、トリオクチルボスフェート等のリン酸エス
テル類、メチルアセチルリシル−ト、プチルアセチルリ
シル−ト等のヒマシ油誘導体、大豆油等の不飽和脂肪酸
をエポキシ化したエポキシ化植物油、炭素数6〜10の
脂肪酸のトリ又はテ1〜ラエチレングリコールエステル
、プチルフクリルブチルグリコレ−1・等のエチレング
リコール誘導体、平均分子i i、ooo〜3,000
の粘稠な低級ポリエステル系可塑剤等があげられる。ま
た、後者の塩化ビニルの共重合モノマーとしては2例え
ば酢酸ビニル、塩化ビニリデン、アクリル酸又はメタク
リル酸及びそのエステル、マレイン酸とそのエステル、
アクリロニトリル等があげられる。
二塩基酸エステル頬、トリクレジルホスフェート、トリ
キシレニルホスフェ−1−、モノブチルジギシレニルホ
スフェート、トリオクチルボスフェート等のリン酸エス
テル類、メチルアセチルリシル−ト、プチルアセチルリ
シル−ト等のヒマシ油誘導体、大豆油等の不飽和脂肪酸
をエポキシ化したエポキシ化植物油、炭素数6〜10の
脂肪酸のトリ又はテ1〜ラエチレングリコールエステル
、プチルフクリルブチルグリコレ−1・等のエチレング
リコール誘導体、平均分子i i、ooo〜3,000
の粘稠な低級ポリエステル系可塑剤等があげられる。ま
た、後者の塩化ビニルの共重合モノマーとしては2例え
ば酢酸ビニル、塩化ビニリデン、アクリル酸又はメタク
リル酸及びそのエステル、マレイン酸とそのエステル、
アクリロニトリル等があげられる。
本発明における第4級アンモニウム塩とは下記の構造式
(1)で示されるものである。
(1)で示されるものである。
ここでR1,R”、R3及びR4はアルキル基。
ベンジル基、カルボキシルアルキル基、アルキル基、ニ
トロ基、クロル原子などで置換したヘンシル基、ヒドロ
キシアルキル基、アセトキシアルキル基、アルキルフェ
ノキシ基、アルコキシアルキル基などであり、 Enc
yC」opedia of C1+emicalTec
bnology+ 第198 、 521〜531頁
(1982年。
トロ基、クロル原子などで置換したヘンシル基、ヒドロ
キシアルキル基、アセトキシアルキル基、アルキルフェ
ノキシ基、アルコキシアルキル基などであり、 Enc
yC」opedia of C1+emicalTec
bnology+ 第198 、 521〜531頁
(1982年。
Wiley International Publi
cation ) +西、今井。
cation ) +西、今井。
等外共編「界面活性剤便覧」737〜747頁(196
0年、産業図書) + R,S、5beltonほか+
Journal ofAmerican Chemi
cal 5ociety、第68巻753〜759頁(
1946年〉にR1,R2,R3,R4を組合せた種々
の第4級アンモニウム塩が記載されているが。
0年、産業図書) + R,S、5beltonほか+
Journal ofAmerican Chemi
cal 5ociety、第68巻753〜759頁(
1946年〉にR1,R2,R3,R4を組合せた種々
の第4級アンモニウム塩が記載されているが。
なかでもR1がヘンシル基 R2及びR3がメチル基、
l?4がドデシル基であるベンジルジメチルドテシルア
ンモニウム塩、R1がヘンシルL R2及びR3がメチ
ル基 R4がテI・ラブシル基であるヘンシルジメチル
テトラデシルアンモニウム塩。
l?4がドデシル基であるベンジルジメチルドテシルア
ンモニウム塩、R1がヘンシルL R2及びR3がメチ
ル基 R4がテI・ラブシル基であるヘンシルジメチル
テトラデシルアンモニウム塩。
R1がヘンシル基 R2及びR3がメチル基 R4がへ
キサデシル基であるヘンシルジメチルヘキサデシルアン
モニウム塩、R1、R2及びR3がメチル基 R4がテ
トラデシル基であるトリメチルテトラデシルアンモニウ
ム塩並びに(2−(2−p −(1,1,3,3−テト
ラメチルブチル)フェノキシ)エトキシ)エチルである
ヘンゼトニウム塩は広範囲の微生物に対して強力な殺菌
力を有し、かつ人体に体する毒性も低いところから今日
医療、衛生並びに食品業界において最も広く使用されて
いる殺菌消毒剤であり9本発明においても好ましく用い
られる。上記の第4級アンモニウム塩のうち難水溶性で
あるのはX がアイオダイド。
キサデシル基であるヘンシルジメチルヘキサデシルアン
モニウム塩、R1、R2及びR3がメチル基 R4がテ
トラデシル基であるトリメチルテトラデシルアンモニウ
ム塩並びに(2−(2−p −(1,1,3,3−テト
ラメチルブチル)フェノキシ)エトキシ)エチルである
ヘンゼトニウム塩は広範囲の微生物に対して強力な殺菌
力を有し、かつ人体に体する毒性も低いところから今日
医療、衛生並びに食品業界において最も広く使用されて
いる殺菌消毒剤であり9本発明においても好ましく用い
られる。上記の第4級アンモニウム塩のうち難水溶性で
あるのはX がアイオダイド。
サイトレート、サルフェート、ホスフェ−1・、ボレー
トなどの塩である。
トなどの塩である。
本発明にいう難水溶性とは、 20’Cにおける 10
0gの蒸留水に対する溶解度が0.001〜3.0 g
、 b”fましくは0.005〜2.0gの範囲のもの
を指す。水に対する溶解度が0.001g未満でば局所
での放出量が低く殺菌剤としての効力が減退する。一方
。
0gの蒸留水に対する溶解度が0.001〜3.0 g
、 b”fましくは0.005〜2.0gの範囲のもの
を指す。水に対する溶解度が0.001g未満でば局所
での放出量が低く殺菌剤としての効力が減退する。一方
。
3.0gをこえるものでは初期の異常放出が認められ、
ゼロ・オーダー・リリースが実現されなくなる。
ゼロ・オーダー・リリースが実現されなくなる。
本発明の導尿カテーテルにお&−するff1lt水溶性
の第4級アンモニウム塩の含有量はその目的と すると
ころにより異なるが、有機高分子系エラスI・マーに対
して好ましくは0.01〜30w t%、より好ましく
は0.1〜10iyt%である。
の第4級アンモニウム塩の含有量はその目的と すると
ころにより異なるが、有機高分子系エラスI・マーに対
して好ましくは0.01〜30w t%、より好ましく
は0.1〜10iyt%である。
本発明の抗菌剤徐放性導尿カテーテルは従来公知の製造
方法を利用することにより容易に製造することができる
。例えば天然ゴムラテックス浸漬液中に浸漬型を浸漬し
て導尿カテーテルを製造する場合には、少なくとも一回
は上記抗菌剤が均一に分散された浸漬液中に浸漬し、そ
の後、熱処理を施すことにより製造することができる。
方法を利用することにより容易に製造することができる
。例えば天然ゴムラテックス浸漬液中に浸漬型を浸漬し
て導尿カテーテルを製造する場合には、少なくとも一回
は上記抗菌剤が均一に分散された浸漬液中に浸漬し、そ
の後、熱処理を施すことにより製造することができる。
また。
押出し成型法や圧縮成型法により製造する場合には、成
型機にかける前の素練りの段階で上記抗菌剤を添加し、
その後3通常の方法で成形して製造することができる。
型機にかける前の素練りの段階で上記抗菌剤を添加し、
その後3通常の方法で成形して製造することができる。
なお、上記抗菌剤の添加に際しては従来用いられている
分散剤あるいは分散促進剤を用いることにより、より均
一な安定した抗菌剤分散組成物を得ることが可能である
。例えば天然ゴムラテックスaの抗菌剤の添加に際して
は。
分散剤あるいは分散促進剤を用いることにより、より均
一な安定した抗菌剤分散組成物を得ることが可能である
。例えば天然ゴムラテックスaの抗菌剤の添加に際して
は。
あらかじめ抗菌剤を、界面活性剤や増粘剤や保護コロイ
ドとともにボールミル内で摩砕しながら均一なペースト
状水分散物とした後に添加することが好ましい。
ドとともにボールミル内で摩砕しながら均一なペースト
状水分散物とした後に添加することが好ましい。
以上のように本発明は有機高分子系エラストマーを主成
分とする導尿カテーテルに難水溶性の第4級アンモニウ
ム塩が含まれているものであるが。
分とする導尿カテーテルに難水溶性の第4級アンモニウ
ム塩が含まれているものであるが。
上記導尿カテーテルが体内留置された場合、尿路粘膜と
の接触面である外表面での抗菌剤の高濃度放出に伴う尿
路粘膜の炎症を防止するために、上記抗菌剤を含まない
有機高分子系エラストマーのみよりなる薄い被覆層を外
表面に設けることが好ましい。また、上記導尿カテーテ
ルの尿のJlll出1?&である内表面において、抗菌
剤が溶出した後の凹面に尿中の塩やカルシウム成分が沈
着し、ひいては尿路の閉塞をきたすような事態をさ&J
るために。
の接触面である外表面での抗菌剤の高濃度放出に伴う尿
路粘膜の炎症を防止するために、上記抗菌剤を含まない
有機高分子系エラストマーのみよりなる薄い被覆層を外
表面に設けることが好ましい。また、上記導尿カテーテ
ルの尿のJlll出1?&である内表面において、抗菌
剤が溶出した後の凹面に尿中の塩やカルシウム成分が沈
着し、ひいては尿路の閉塞をきたすような事態をさ&J
るために。
上記抗菌剤を含まない有機高分子系エラストマー=のみ
よりなる薄い被覆層を内表面に設けることが好ましい。
よりなる薄い被覆層を内表面に設けることが好ましい。
さらに、上記導尿カテーテルにおいて抗菌剤の溶出に伴
う力学的強度の低下2例えばバルーンの破裂等の事態を
さけるために、」1記導尿カテーテルの外表面と内表面
の間1例えば中間に抗菌剤を含まない有機高分子系エラ
ン、トマーののよりなる層を設けることも好ましいこと
である。
う力学的強度の低下2例えばバルーンの破裂等の事態を
さけるために、」1記導尿カテーテルの外表面と内表面
の間1例えば中間に抗菌剤を含まない有機高分子系エラ
ン、トマーののよりなる層を設けることも好ましいこと
である。
以下具体的な実施例を示し本発明を詳述する。
なお2例中の「部」は「重量部」を意味する。
実施例1
ヘンシルジメチルヘキサデシルアンモニウムアイオダイ
ド30部、及び蒸留水100部をホールミルにて100
時間かけて摩砕分散し、抗菌剤分散液(以下A液と称す
。)を調製した。一方、固形分濃度が約51h t%の
天然ゴムラテックス 100g1!にジメナルジチオカ
ルハミン酸亜鉛O,3a++、硫黄1.5部、亜鉛華3
部及びステアリン酸1.2部を加えた配合ラテックス液
(以下B液と称す。)を調製した。次いでB液100部
に対しA液を5部加え浸漬液(以下c l+’iと称す
。)を調製した。
ド30部、及び蒸留水100部をホールミルにて100
時間かけて摩砕分散し、抗菌剤分散液(以下A液と称す
。)を調製した。一方、固形分濃度が約51h t%の
天然ゴムラテックス 100g1!にジメナルジチオカ
ルハミン酸亜鉛O,3a++、硫黄1.5部、亜鉛華3
部及びステアリン酸1.2部を加えた配合ラテックス液
(以下B液と称す。)を調製した。次いでB液100部
に対しA液を5部加え浸漬液(以下c l+’iと称す
。)を調製した。
次に、導尿カテーテル用浸漬型を上記浸漬液中に浸油し
たのち引き上げ、乾燥(80°C×5分)するという操
作を5回繰り返し、最後に70℃で10時間熱処理を施
して乾燥上り市冊約12gの導尿カテーテルを作製した
。
たのち引き上げ、乾燥(80°C×5分)するという操
作を5回繰り返し、最後に70℃で10時間熱処理を施
して乾燥上り市冊約12gの導尿カテーテルを作製した
。
得られた導尿カテーテルを、37°Cの試験尿100m
用コに浸漬し、1日経過後、検定菌としてBacill
usSubtilis ATCC6633(培地NUT
RIENTAGAI? )を月Jい5円筒平板法(ディ
スク法)にて抗菌活性テストを行い、そこに生じた阻止
円の大きさからあらかじめめておいて検量線より放出さ
れた抗菌剤濃度をめた。さらに試験尿を1目ごとに新し
い試験尿に取り替えて同様の活性テストを14回まで繰
り返した。このようにして得られた結果を表−1に示す
。
用コに浸漬し、1日経過後、検定菌としてBacill
usSubtilis ATCC6633(培地NUT
RIENTAGAI? )を月Jい5円筒平板法(ディ
スク法)にて抗菌活性テストを行い、そこに生じた阻止
円の大きさからあらかじめめておいて検量線より放出さ
れた抗菌剤濃度をめた。さらに試験尿を1目ごとに新し
い試験尿に取り替えて同様の活性テストを14回まで繰
り返した。このようにして得られた結果を表−1に示す
。
また2作製した導尿カテーテルを5人の患、Hについて
臨床応用したところ、2週間の体内留置においても金側
について尿路感染は認められなかった。また使用に伴う
不快感や尿路粘1模の炎症等も特に認められなかった。
臨床応用したところ、2週間の体内留置においても金側
について尿路感染は認められなかった。また使用に伴う
不快感や尿路粘1模の炎症等も特に認められなかった。
比較例I
A液を使用せずに、B液のみからなる浸漬液を用いたほ
かは実施例1と同様にして導尿カテーテルを作製した。
かは実施例1と同様にして導尿カテーテルを作製した。
この導尿カテーテルを、実施例1と同様に5人の患者に
臨床応用したところ、2人の患者については3日日にお
いて1人については4日日においてイ也の1人について
は5日日において、それぞれ尿路感染が認められた。
臨床応用したところ、2人の患者については3日日にお
いて1人については4日日においてイ也の1人について
は5日日において、それぞれ尿路感染が認められた。
実施例2
B液100部に対するA液の添加量を10部とした以外
は実施例1と同様にして導尿カテーテルを得。
は実施例1と同様にして導尿カテーテルを得。
実施例1と同じ抗菌活性テストを行った。得られた結果
を表−1に示す。
を表−1に示す。
実施例3
ヘンシルジメチルヘキサデシルアンモニウムアイオダイ
ドにかえてヘンゼトニウムアイオダイドを使用した以外
は実施例1と同様にして導尿カテーテルを得、実施例1
と同じ抗菌活性テストを行った1得られた結果を表−1
に示す。
ドにかえてヘンゼトニウムアイオダイドを使用した以外
は実施例1と同様にして導尿カテーテルを得、実施例1
と同じ抗菌活性テストを行った1得られた結果を表−1
に示す。
実施例4
ヘンシルジメチルヘキサデシルアンモニウムアイオダイ
ドにかえてヘンシルジメチルヘキサデシルアンモニウム
ポスフェートを用い、天然ゴムラテックスにかえてアニ
オン性クロロプレンラテックスを用いた以外は実施例1
と同様にして導尿カテーテルを得、実施例1と同し抗菌
活性テストを行った。得られた結果を表−1に示す。
ドにかえてヘンシルジメチルヘキサデシルアンモニウム
ポスフェートを用い、天然ゴムラテックスにかえてアニ
オン性クロロプレンラテックスを用いた以外は実施例1
と同様にして導尿カテーテルを得、実施例1と同し抗菌
活性テストを行った。得られた結果を表−1に示す。
実施例5
実施例1において作製した導尿カテーテルの内表面及び
外表面上にB液のみからなる厚さ約30μの抗菌剤を含
まない被覆層を設けた。ごの導尿カテーテルについて実
施例1と同様にして抗菌剤の放出挙動を検削したところ
表−1の結果を得た。
外表面上にB液のみからなる厚さ約30μの抗菌剤を含
まない被覆層を設けた。ごの導尿カテーテルについて実
施例1と同様にして抗菌剤の放出挙動を検削したところ
表−1の結果を得た。
表−1
特許出願人 ユニ子11株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +11 天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン及び軟質ポ
リ塩化ビニルからなる群より選ばれた有機高分子系エラ
ストマーを主成分とする導尿カテーテルにおいて、該カ
テーテルに雑水溶性の第4級アンモニウム塩が含まれて
いることを特徴とする抗菌剤徐放性導尿カテーテル。 (2)導尿カテーテルの外表面又は/及び内表面に有機
高分子系エラストマーのみからなる薄い被覆層が設けら
れている特許請求の範囲第1項記載の抗菌剤徐放性導尿
カテーテル。 (3)導尿カテーテルの外表面と内表面の間に有機高分
子系エラストマーのみからなる属が設けられている特許
請求の範囲第1項記載の抗菌剤徐放性導尿カテーテル。 (4)第4級アンモニウム塩がトリメチルテトラデシル
アンモニウム塩である特許請求の範囲第1項記載の抗菌
剤徐放性導尿カテーテル。 (5)第4級アンモニウム塩がベンジルジメチルドデシ
ルアンモニウム塩である特許請求の範囲第1項記載の抗
菌剤徐放性導尿カテーテル。 (6)第4級アンモニウム塩がベンジルジメチルテトラ
デシルアンモニウム塩である特許請求の範囲第1項記載
の抗菌剤徐放性導尿カテーテル。 (7)第4級アンモニウム塩がベンジルジメチルヘキサ
デシルアンモニウム塩である特許請求の範囲第1項記載
の抗菌剤徐放性導尿カテーテル。 (8)第4級アンモニウム塩がヘンゼトニウム塩である
特許請求の範囲第1項記載の抗菌剤徐放性導尿カテーテ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58188942A JPS6080458A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 抗菌剤徐放性導尿カテ−テル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58188942A JPS6080458A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 抗菌剤徐放性導尿カテ−テル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6080458A true JPS6080458A (ja) | 1985-05-08 |
JPH0364143B2 JPH0364143B2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=16232601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58188942A Granted JPS6080458A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 抗菌剤徐放性導尿カテ−テル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6080458A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62161377A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-17 | ユニチカ株式会社 | 抗菌剤徐放性医療用具 |
JPS6397165A (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-27 | 東洋クロス株式会社 | 感染防止性を有する抗菌性構造物 |
EP0520160A1 (en) * | 1991-06-28 | 1992-12-30 | BOC HEALTH CARE, Inc. | Process for antimicrobial treatment of polyurethane |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69632996T2 (de) | 1995-12-26 | 2005-07-21 | Toyo Boseki K.K. | In organischen Lösungsmitteln lösliche Mucopolysaccharide, antibakterielles antithrombogenes Mittel und medizinisches Material |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP58188942A patent/JPS6080458A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62161377A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-17 | ユニチカ株式会社 | 抗菌剤徐放性医療用具 |
JPS6397165A (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-27 | 東洋クロス株式会社 | 感染防止性を有する抗菌性構造物 |
JPH0638843B2 (ja) * | 1986-10-15 | 1994-05-25 | 東洋クロス株式会社 | 感染防止性を有する抗菌性構造物 |
EP0520160A1 (en) * | 1991-06-28 | 1992-12-30 | BOC HEALTH CARE, Inc. | Process for antimicrobial treatment of polyurethane |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0364143B2 (ja) | 1991-10-04 |
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