JPS607030A - 手動復帰型リレ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はボイラ等のシステム中の異常検出回路より送ら
れる異常信号電流により作動し、手動操作により復帰す
る手動復帰型のリレーに関する。

従来この種のリレーは各種条件に対して適確に動作しう
るものは少ない。たとえば特開昭５７−６０６３１号公
報には、異常電流により作動する異常電流作動部の作動
によりスイッチ切換バー（ＩＪ　セットバー）を作動さ
せ、このスイッチ切換バーに設けられたガイド突起をは
ずして、スイッチを切換える技術が示されている。しか
し、このスイッチ切換バーの端部は手動リセット用に外
部に突出している為、スイッチ切換バーが外部の異物等
に当接して作動不能な状態においては、例え異常電流作
動部が作動しても、スイッチが切換ゎらなりという重大
な欠点が指摘されていた。

本発明はかかる従来の手動復帰型リレーの問題点に着目
してなされたもので、スイッチ切換バーが例え抑圧され
た状態でも確実に作動する手動復帰型リレーを提供する
ことを目的としたものである。

以下に本発明を添付の図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の手動復帰型リレー人の正面図、第２図
はその側面図を示す。図において、１はプラスチック等
からなるケース、２は絶縁性基板、３は支持プレートで
上壁３１Ｌ、側壁３ｂ、及び底壁３Ｃのコ字状金属板か
らなり、底壁３Ｃにおいて基板２に固定されている。

本発明の手動復帰型リレームの本体は電磁作動部ム、と
、リセットバーム、及びリセットバーム２を介して電磁
作動部ム１　と反対側に設けられた切換接点部ム、とか
ら構成される。

先ず、電磁作動部ム、は支持プレート３の底壁３Ｃに固
定された電磁コイル４と、電磁コイル４の鉄芯先端部６
に対向して設けられたアーマチ。

ア７とからなる。電磁コイル４は端子５を介して通電さ
れたとき作動して鉄芯先端部６を磁化する。

アーマチュア７は支持プレート３の底壁３ｃの先端部を
支点として鉄芯先端部６と接離するが、無通電状態の定
常状態においては基板２内に収納されたバネ８によって
その基端部７′が引張られて、その先端部Ｔ“はリセッ
トバーム２側に付勢されてリセットバーム、に接触し、
アーマチュアＴは鉄芯先端部６から所定の間隔圧隔離さ
れている。又、アーマチュア７の先端部７　ｎは中央部
にスリット（図示せず）が設けられている。

次に、リセットバーム２は基板２に支持され、バネ９を
収容した筒１０内に可動自在に摺接し、バネ９により常
圧上方に付勢されるバー１１と、バー１１の軸方向と直
角方向にバー１１に貫設きれた摺動自在のレバー１２と
からなる。このレバー１２の一端部にはアーマチュアＴ
の先端部７　ｒｒＫ設けたスリ、トに係合する突起１３
が形成され、アーマチュアＴの先端部７″を該突起１３
とレバー１２間に摺動自在に挾持している。又、レバー
１２の他端部には舟形のガイド突起１４が突設される。

このガイド突起１４はバー１１の軸方向に対し有角に突
設され、常態においてはこのガイド突起１４はレバー１
２がアーマチュアＴの先端部７　ｌ／Ｃより押圧される
ためバー１１の外側に突出している。なお、１５はバー
１１の側面に突設源れたスト、バーでバー１１が所定以
上突出するのを防止する。又、１６はバー１１の先端押
圧部である。

次に、切換接点部人、は上端に接点１γ＆を有する常閉
接点板１７と、上部に接点１８ａを有し、異常電流表示
装置（図示せず）Ｋ接続する常開接点板１８と、更に上
部に両面接点１９ａを有し、この両接点板１７．１８を
切換える移動切換接点板１９とからなり、移動切換接点
板１９は両接点板１７．１８の中間に所定の間隔を隔て
て基板２に立設されている。又、移動切換接点板１９は
常開接点板１８と常時接触するよう釦上方を傾斜させて
取付けられ、又、その先端部にはレバー１２のガイド突
起１４に向けて突出片２０が一体に設けられ、常態にお
いてはガイド突起１４の下部により常閉接点板１Ｔ側に
押圧され、接点１９１Ｌは接点１７ａに接触している。

なお、切換接点部ム３の材料はすべて導電性の板材等に
よシ形成される。

次に、上記の構成からなる本発明の作用を第３図、第４
図の作動状態を示す図、並びに第５図の接点板の作動状
態を示す図に基づいて説明する。

先ず、コイル無通電の時の状態は第１図及び第２図に示
されるように、アーマチュア７はその基端部７′がバネ
８により引張られて電磁コイル４の鉄芯先端部６から隔
離され、又、その先端部７″においてレバー１２を押圧
してガイド突起１４をバー１１の外面に突出させ、突出
したガイド突起１４により移動切換接点板１９は突出片
２ｏを介して常閉接点板ＩＴ側に押圧され、両者の接点
１９ａと１７Ｌは当接されている。

かかる常態からコイルに通電されると鉄芯先端部６に磁
力が生じアーマチュア７を引き寄せて鉄芯先端部６に密
着保持する。するとアーマチュア７の先端部７“は突起
１３を外方に引いてレバー１２を切換接点部ム３と反対
方向に摺動させ、従ってガイド突起１４けバー１１内に
引込められる。

すると移動切換接点板１９はその先端部の突出片２０が
ガイド突起１４にょる押圧がら解除されて第５図（ａ）
に示すように常開接点板１８側に反撥し、その接点１９
ａは常開接点板の接点１８ａに当接する。

又、上記のようにコイルに通電後に再び無通電状態に切
換接点部を戻すときは、バー１１の抑圧部１６を押圧し
て第５図（ｂ）に示されるようにガイド突起１４を移動
切換接点板１９の突出片２ｏの下方に位置せしめた後抑
圧を解除すると、ガイド突起１４は上方に移動し乍らガ
イド突起１４上面のａ点、ｂ点、０点の位置に沿って突
出片２０を移動させ、第５図（０）に示されるよう（Ｃ
移動切換接点板１９の接点１９ａは常閉接点板１Ｔの接
点１７ａに押圧当接されて無通電の常態に復帰される。

本発明は以上詳細に説明したように電磁コイルの通電の
有無圧よって接離するアーマチュアと連動して摺動する
レバーをパー１１の軸と直角方向に貫設し、該レバーの
ガイド突起により移動切換接点板を切換えるように構成
したから、従来公知の手動復帰型リレーに比し構造が極
めて簡単となり、又、一度レバーのガイド突起により移
動接点を切換えね、はリセットバーがどの位置にあって
も解除の切換えが可能であるので、リセットバーに異物
等が当接して抑圧された状態でもコイルに通電された場
合は確実に作動し極めて信頼性の高い切換スイッチを提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の手動復帰型リレーの正面図、第２図は
その側面図、第３図は本発明の手動復帰型リレーの作動
中の状態を示す正面図、第４図はその側面図、第５図は
切換接点部を定常（無通電）状態に復帰させる場合の作
動状態説明図である。 １・・・ケース、２・・・基板、３川支持プレート、４
・・・電磁コイル、６・・鉄芯先端部、７・・・アーマ
チュア、１１・・・バー、１２・・・レバー、１３・・
・突起、１４・・・ガイド突起、１７・・・常閉接点板
、１８・・・常閉接点板、１９・・・移動切換接点板、
２ｏ・・・突出片、ム・・・手動復帰型リレー、ム、・
・電磁作動部、Ａ２・・・リセットバー、ム、・・・切
換接点部。 特許出願人　株式会社鷺宮製作所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通電によって作動する電磁コイルと、通電の有無によっ
   て該電磁コイルに接離するアーマチュアからなる電磁作
   動部と、該アーマチュアに連動して摺動し、一端部にガ
   イド突起を突設させたレバーをリセットバー軸と直角方
   向に貫設すると共にバネを収容した筒に対して摺動する
   リセットバーと、該ガイド突起によって移動切換される
   接点板を常閉接点板と常閉接点板との中間部に隔離して
   配設した切換接点部とを夫々支持プレート又は基板に支
   持したことを特徴とする手動復帰型リレー。