JPS606607Y2 - 単筒型燃焼器をもつガスタ−ビンスクロ−ル - Google Patents
単筒型燃焼器をもつガスタ−ビンスクロ−ルInfo
- Publication number
- JPS606607Y2 JPS606607Y2 JP16462580U JP16462580U JPS606607Y2 JP S606607 Y2 JPS606607 Y2 JP S606607Y2 JP 16462580 U JP16462580 U JP 16462580U JP 16462580 U JP16462580 U JP 16462580U JP S606607 Y2 JPS606607 Y2 JP S606607Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustor
- scroll
- gas turbine
- horizontal flange
- scroll body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案の単筒型燃焼器をもつガスタービンスクロールの
改良に関する。
改良に関する。
従来のこの種ガスタービンスクロールは、通常、第１図
乃至第４図に示す如く構成されている。
乃至第４図に示す如く構成されている。
それらの図で１は円形ボス１ａを内蔵し、上下に２分割
され、該分割部に設けられた水平フランジ６によって一
体的に接合されたスクロール本体、２は接続ダクト、３
は単筒型燃焼器、４は外筒、５は該外筒５とスクロール
本体１との間に圧縮ガスを供給し、該スクロール本体１
を冷却する圧縮機ディフューザで、スクロール本体１を
冷却したのちの圧縮ガスは、外筒４と接続ダクト２及び
燃焼器３との間のすき間を経て燃焼器３内に入り、ここ
で燃焼ガスｇとなり、接続ダクト２の内部を経て、スク
ロール本体１のボス１ａで区画されて左右の通路に流入
するようになっている。
され、該分割部に設けられた水平フランジ６によって一
体的に接合されたスクロール本体、２は接続ダクト、３
は単筒型燃焼器、４は外筒、５は該外筒５とスクロール
本体１との間に圧縮ガスを供給し、該スクロール本体１
を冷却する圧縮機ディフューザで、スクロール本体１を
冷却したのちの圧縮ガスは、外筒４と接続ダクト２及び
燃焼器３との間のすき間を経て燃焼器３内に入り、ここ
で燃焼ガスｇとなり、接続ダクト２の内部を経て、スク
ロール本体１のボス１ａで区画されて左右の通路に流入
するようになっている。
この場合、上記従来の２つ割れ構造のスクロール１は、
水平フランジ６によって接合されているため、該フラン
ジ６によって第３図に示す如く全般にガス流れが阻害さ
れるため、圧縮ガスによるスクロール本体１の冷却効果
が低下し、特に水平フランジ６の裏側近傍の冷却効果は
一段と弱まり、過熱部（ホットスポット）が発生し、ス
クロール本体１の破損を招くおそれがあるという欠点が
あった。
水平フランジ６によって接合されているため、該フラン
ジ６によって第３図に示す如く全般にガス流れが阻害さ
れるため、圧縮ガスによるスクロール本体１の冷却効果
が低下し、特に水平フランジ６の裏側近傍の冷却効果は
一段と弱まり、過熱部（ホットスポット）が発生し、ス
クロール本体１の破損を招くおそれがあるという欠点が
あった。
なお、第４図の符号７は、ボルト孔を示す。
本考案は、上記従来のものの欠点を解消し、２つ割れに
分割されたスクロール本体を水平フランジによって一体
的に接合された単筒型燃焼器をもつガスタービンスクロ
ールにおけるスクロール本体の圧縮ガスによる冷却効果
及び水平フランジ裏側近傍の冷却効果を低下させること
なく、従ってスクロール本体１にホットスポット発生の
おそれのないスクロールを提供することを目的として提
案されたもので、外筒４内下部に、同心的に配設された
単筒型燃焼器３、同燃焼器３の上端開口に、下端開口を
接合され、上端開口を２分割型スクロール本体１の吸込
口に接結された接続ダクト２、上記外筒４と２分割型ス
クロール本体１間に、圧縮ガスを供給する圧縮機ディフ
ューザ５及び上記２分割型スクロール本体１を接合する
多数のボルト孔７をもつ水平フランジ６を具えた単筒型
燃焼器をもつガスタービンスクロールにおいて、上記各
ボルト孔７周辺部に、上記水平フランジ６の外表面に達
する半円弧状のフランジ部６ａを設けるとともに、それ
ら半円弧状フランジ部６ａと、水平フランジ６の外表面
との間の余肉部８を切除してなることを特徴とする単筒
型燃焼器をもつガスタービンスクロール。
分割されたスクロール本体を水平フランジによって一体
的に接合された単筒型燃焼器をもつガスタービンスクロ
ールにおけるスクロール本体の圧縮ガスによる冷却効果
及び水平フランジ裏側近傍の冷却効果を低下させること
なく、従ってスクロール本体１にホットスポット発生の
おそれのないスクロールを提供することを目的として提
案されたもので、外筒４内下部に、同心的に配設された
単筒型燃焼器３、同燃焼器３の上端開口に、下端開口を
接合され、上端開口を２分割型スクロール本体１の吸込
口に接結された接続ダクト２、上記外筒４と２分割型ス
クロール本体１間に、圧縮ガスを供給する圧縮機ディフ
ューザ５及び上記２分割型スクロール本体１を接合する
多数のボルト孔７をもつ水平フランジ６を具えた単筒型
燃焼器をもつガスタービンスクロールにおいて、上記各
ボルト孔７周辺部に、上記水平フランジ６の外表面に達
する半円弧状のフランジ部６ａを設けるとともに、それ
ら半円弧状フランジ部６ａと、水平フランジ６の外表面
との間の余肉部８を切除してなることを特徴とする単筒
型燃焼器をもつガスタービンスクロール。
以下、第５図に示す実施例により本考案につき具体的に
説明する。
説明する。
同図は、２つ割れのスクロール本体を一体的に接合する
水平フランジ６の平面図で、本水平フランジ６は、同図
上半部に示す如く、該水平フランジ６に設けられた多数
のボルト孔７の周辺部に、該水平フランジ６の外表面に
達する半円弧状のフランジ部６ａを設けるとともに、そ
れら半円弧状フランジ部６ａと、水平７ランジ６の外表
面との間の余肉部８を切除し、同図下半部に示すように
構成した点を特徴とするものである。
水平フランジ６の平面図で、本水平フランジ６は、同図
上半部に示す如く、該水平フランジ６に設けられた多数
のボルト孔７の周辺部に、該水平フランジ６の外表面に
達する半円弧状のフランジ部６ａを設けるとともに、そ
れら半円弧状フランジ部６ａと、水平７ランジ６の外表
面との間の余肉部８を切除し、同図下半部に示すように
構成した点を特徴とするものである。
なお、図示は省略しであるが、スクロール本体、接続ダ
クト、単筒型燃焼器、外筒、圧縮機ディフューザ等の構
成、作用及び相互の関係構造は、上記従来の単筒型燃焼
器をもつガスタービンスクロールのものとほぼ同様であ
る。
クト、単筒型燃焼器、外筒、圧縮機ディフューザ等の構
成、作用及び相互の関係構造は、上記従来の単筒型燃焼
器をもつガスタービンスクロールのものとほぼ同様であ
る。
なお、図中７はガスタービン静翼、８はガスタービン動
翼を示す。
翼を示す。
本考案の２分割されたスクロール本体１は、上記構成の
水平フランジ６により接合されているため、外筒４とス
クロール本体１間の圧縮ガス流量を従来に比し大幅に増
大するため、全体にスクロール本体１外面の冷却効果が
上り、特に、水平フランジ６′裏側近傍は、ボルト孔７
位置周辺を除けば圧縮ガスによる冷却効果は向上する。
水平フランジ６により接合されているため、外筒４とス
クロール本体１間の圧縮ガス流量を従来に比し大幅に増
大するため、全体にスクロール本体１外面の冷却効果が
上り、特に、水平フランジ６′裏側近傍は、ボルト孔７
位置周辺を除けば圧縮ガスによる冷却効果は向上する。
本考案は、上記のような構成、作用を具有するものであ
るから、本考案によれば、上記目的を達成できる単筒型
燃焼器をもつガスタービンスクロールを実現できるとい
う実用的効果を挙げることができる。
るから、本考案によれば、上記目的を達成できる単筒型
燃焼器をもつガスタービンスクロールを実現できるとい
う実用的効果を挙げることができる。
第１図乃至第４図は、従来のものの略示的説明図で、第
１図は横断面図、第２図は縦断面図、第３図は第２図の
Ａ部詳細図、第４図は水平フランジの平面図、第５図は
本考案で用いる水平フランジの平面図である。 １：２分割型スクロール本体、２：接続ダクト、３：単
筒型燃焼器、４：外筒、５：圧縮機ディフューザ、６：
水平フランジ、７：ボルト孔、８：余肉部（切除部）。
１図は横断面図、第２図は縦断面図、第３図は第２図の
Ａ部詳細図、第４図は水平フランジの平面図、第５図は
本考案で用いる水平フランジの平面図である。 １：２分割型スクロール本体、２：接続ダクト、３：単
筒型燃焼器、４：外筒、５：圧縮機ディフューザ、６：
水平フランジ、７：ボルト孔、８：余肉部（切除部）。
Claims (1)
- 外筒４内下部に、同心的に配設された単筒燃焼器３、同
燃焼器３の上端開口に、下端開口を接合され、上端開口
を２分割型スクロール本体１の吸込口に接結された接続
ダクト２、上記外筒４と２分割型スクロール本体１間に
、圧縮ガスを供給する圧縮機ディフューザ５及び上記２
分割型スクロール本体１を接合する多数のボルト孔７を
もつ水平フランジ６を具えた単筒型燃焼器をもつガスタ
ービンスクロールにおいて、上記各ボルト孔７周辺部に
、上記水平フランジ６の外表面に達する半円弧状のフラ
ンジ部６ａを設けるとともに、それら半円弧状フランジ
部６ａと、水平フランジ６の外表面との間の余肉部８を
切除してなることを特徴とする単筒型燃焼器をもつガス
タービンスクロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16462580U JPS606607Y2 (ja) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | 単筒型燃焼器をもつガスタ−ビンスクロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16462580U JPS606607Y2 (ja) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | 単筒型燃焼器をもつガスタ−ビンスクロ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5787127U JPS5787127U (ja) | 1982-05-29 |
| JPS606607Y2 true JPS606607Y2 (ja) | 1985-03-02 |
Family
ID=29523346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16462580U Expired JPS606607Y2 (ja) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | 単筒型燃焼器をもつガスタ−ビンスクロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606607Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-19 JP JP16462580U patent/JPS606607Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5787127U (ja) | 1982-05-29 |
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