JPS6062033A - 熱動式過電流欠相保護装置 - Google Patents

熱動式過電流欠相保護装置

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JPS6062033A
JPS6062033A JP16752383A JP16752383A JPS6062033A JP S6062033 A JPS6062033 A JP S6062033A JP 16752383 A JP16752383 A JP 16752383A JP 16752383 A JP16752383 A JP 16752383A JP S6062033 A JPS6062033 A JP S6062033A
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JP
Japan
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phase
operating rod
rod
open
thermal
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JP16752383A
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English (en)
Inventor
村井 和三郎
由良 武司
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Terasaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Terasaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は熱動式過電流欠相保護装置Hに関し、特に熱
動式過電流保護装置に欠相保護機能を具備備させたもの
である。
一般に過電流保護装置をΔ接続電動機回路に適用した場
合、欠相によって相電流が電動機の一部の巻線に集中し
、通常の過′1π流状態よりもや\低い相電流および時
間によって電路を遮断しなければ電動機が一過熱、焼損
する。そのために欠相保護機能を有する過電流保護装置
が必要である。この様な過電流保護装置は例えば電磁開
閉器用の熱動形継電器もしくはソリッドステート式継屯
器が一般的であり、経済性重視の点から主として前者が
より多く使用されている。
配線用遮断器において、バイメタルの如き熱動例外し素
子は極めて一般に使用されているが、熱動式配線用遮断
器の熱動素子の一般的溝造は電磁開閉器用熱動継電器の
それと異なり、バイメタルの湾曲方向が各用人出力端子
を結ぶ軸線に平行であり、また共通引外し杆は各相バイ
メタルに対向して設けられ、共通引外し杆の作動は回転
運動である点で・電磁開閉器用熱動継電器の講造と全く
異′なっており、現時点では熱動式配線用遮断器の欠相
保護技術が完成されている吉は云えない状況下にある。
従って、この発明の第1の目的は配線用遮断器に代表さ
れる如き、バイメタルの湾曲方向が各和犬出力端子を結
ぶ軸線に平行であり、また共通引外し杆は各相バイメタ
ルに対向して設けられ、共通引外し杆の作動は回転運動
である如き過電流保護装置に欠相保護機能を具備したも
のを提供することである。
この発明の第コの目的は健全相の相゛屯流によっである
程度共通引動し杆を回動させ、かつ欠相極との熱動素子
の変位量の差を機械的増巾することによって欠相の検出
機能を向上させることができるので、健全相の電流が比
較的少くても保護装置を作動させることができ、また変
位置の差の増巾率をかなり大きくできるので安定した欠
相医蒔動作をする熱動式過゛1を流欠相保護装置を提供
することである。
この発明の第Jの目的は定烙屯流を調整することができ
る配線用遮断器に躬l用−Cきて、回れの設定状態にお
いても過電+1および入相保忍特性は定格電流の設定値
に対してはマ等しい比率で動作する熱動式過電流欠相保
護装置を提供することである。
この発明の第ダの目的は熱動索子にギャップ調整ねじが
取付けられており、この調整ねじの先端にくびれ部を設
け、過醜流引外しは調整ねじの先端で行い、欠相例外し
はこのくびれ部を利用して増幅機構を働らかぜるので、
熱動索子の取付位置に多少の引外し方向のバラツキがあ
っても調整ねじの先端はそのバラツキを吸収して調整作
業で揃えられるから熱動素子の取付位置をあまり正確に
A整し7よくても必要な過電流保護と欠相保護特性を満
゛足づ−る熱・助式過屯流保護装置を提供することであ
る。
この発明の第5の目的は各部の軸が全て平行であり、作
動時の捩れがなく、また変位に損失を生じない熱動式過
電流欠相保護装置を提供することである。
この発明の第6の目的は熱動素子の作動電流が主回路に
用いられた変流器の2次電流である場合には短絡状態に
おいて変流器が飽和し、熱動素子通過電流が制限されて
熱動素子の過熱または焼損することがない熱動式過電流
欠相保護装置を提供することである。
この発明の第7の目的は欠相作動杆と調整ネジ保合部を
着脱可能な保合片により形成することにより継電器のキ
ャリブレーションは保合片を外した状態で欠相機構に関
係なく6極ごと調整し、全ての極を調整後、保合片を装
着することにより欠相保護機能を付与することができる
ので製造時の電気的調整を容易としだ熱動式過電流欠相
保護装置を提供することである。
過負荷ならびに欠相保i1 機能を有する保護装置の動
作特性についCは日本m機工業会規格(JEM)−t3
bs (3相誘導電動機用熱動形及び電磁形保護継電器
)または国際眠気規格(工EC)−J 92−/ (L
ow−vol、tage motor 5tarter
s )などに示されている。
例えば、上述のJEM−/3A5によると過電流引動し
周囲温度補償装置が付いているものでは次のように定め
られている。
電動機の過負荷保護を行なう保護装置は一般に整定電流
を調整できるものがめられている。
この場合、更に入相保護機能を付加すればより充実した
電動機保護ができるが、か−る装量においては過負荷例
外しの整定・電流の如何に拘らず、上表の動作特性を満
足しなければならない。
この発明のその他の特徴は、図面を参照して行う以下の
詳細な説明により明らかとなろう。
図面はこの発明を一般に配線用遮断器と呼ばれる回路遮
断器に実施した一実施例を示すもので、第1図乃至sp
図において遮断器本体lは成形絶縁物からなるモールド
ベースコとこのモールドベースコの一部KNλ1とモー
ルドカバー3とにより箱状に形成されており、端子部を
除く回路遮断器の充電部を全て覆い、かつモールドベー
スλとモールドカバー3には6極の主要構成部品ならび
に操作機構部を収納する絶縁隔壁によって仕切られた各
極室lならびに各極室ダの一側に隣接した開閉操作機構
室Sが設けらsp、、引外し機構および定格電流可調整
機構5Cが収納されている。
6極の共通部分については第ダ図にて一極だけについて
説明する。
6極の両端に設けられる端子部に端子導電板7.71が
接続されており、各極室の収納溝の端部壁を絶縁材料か
らなる極室端板II a 、 #’aと共に形成してい
る。一方の端子導′亀板7には導電材料からなる可撓リ
ードgの一端が接続されており、端子導電板7と連接さ
れる4子乙にはモールドカースユの端部隔壁から内部に
延びる導入片6Cがあって内部に延びる「り動側アーク
ホーンtが接続されている。
開閉操作機構室3より6極に亘って貫通する成形絶縁物
からなるコンタクトクロスバ−/θは6極に対して一枚
宛の下方に延びる舌片状のコンタクトホルダ一部拐lO
aを有しており、コンタクトホルダ一部材IQ&に設け
られた嵌着溝10bに可動コンタクト杆//の突起軸/
 / A−?(崗春誌魯六)1− コン〃〃トスプリン
グ/Jがコンタクトクロスバ−10と可動コンタクト杆
//との間に架設されている。可動コンタクト杆/lに
は端子6からの可撓リードtが接続され、自由端部に可
動接触子13が装着されている。
電磁装置/lIは中央部に配置され、−次コイル15と
二次コイル16を有しており、−次コイル/Sは絶縁巻
線からなっていて各定格電流に応じて巻線断面積および
その巻数が適宜に選ばれ、またそのアンペア巻数は定格
電流に関して一定に選定されている。また、二次コイ/
L//l。
も同じく絶縁巻線からなっていて絶縁物/りを介して一
部コイル15の内側に巻回されており、口出e/Aa、
it、bが熱応動装置のバイメタル/gの一端に接続さ
れている。二次コイルl乙の巻線断面積と巻数は定格電
流に関係なく一定でよい。すなわち、固定コア/9を中
心に二次コイル16が巻回され、更にその外側に一部コ
イルisが同軸的に巻回されている。固定コアl?の両
側面にはヨークコ0が取付けられていて、固定コア19
とヨークコ0によりH形の磁気鉄心を形成しており、こ
のヨークコθは一部コイルル/3と二次コイル/6を包
囲して変流器を構成し、更に拡大されてコンタクト部と
瞬時例外し部に亘って張り出すように設けられている。
ヨーク絶縁板21がヨーク20の内側に装着されていて
、ヨークコ0の一部のコンタクト部や消弧室部の外周か
ら張り出すように大きく形成されている。ヨーク−〇の
コンタクト側において対応する一対のヨーク絶縁板21
の間を閉塞するように絶縁板からなる固定コンタクトベ
ースココが一対のヨーク20間に支持されており、導電
材料からなる固定コンタクト杆23はL字形に折り曲げ
られて固定コンタクトクロスーーに保持され、可動接触
子13と対応する位置に固定接触子2ダを有していて、
一方の一端に一部コイル/Sの口出線/、taが接続さ
れ、他辺部は金属材料からなる固定側アークホーンコ左
が形成されており、固定側アークホーン、2左のi部折
り曲げ保合片、2jaがモールドベースコの引外し素子
収納隔壁λaに設けられた嵌合溝Jbに保合支持される
。固定コンタクト23にはアーク絶縁板2Jaが装着さ
れる。消弧グリッド群コア、コア1は消弧室26に収納
される多数の消弧グリッド2g、λt1により形成され
、固定側アークホーン25の下側に消弧グリッド群27
が配置され、消弧室コロの一端にモールドカースコの底
壁に向かって設けられた可動アークホーンデの横に消弧
グリッド群、271が配置され、アークランナー29に
より消弧グリッド群27゜コク1の間が連結されている
。絶縁物からなる緩衝板30が消弧グリッド群、27の
先端側に亘って消弧室コロの一端を仕切るように設けら
れており、消弧室2乙に生じたアークガスは緩衝板の通
気孔30aよりモールドベース2の底蓋、21側に設け
られたアークガスの排気膨張室3/に移り、さらにモー
ルドベースコの端部極間に設けられた排出口3コより外
部に導かれるように形成されている。
過大電流に応動する瞬時例外し装置33は瞬時例外し用
可動鉄片3グを有し°Cおり、この可動鉄片3弘は中央
部の耳片31Iaが一対のヨークコθの間に装着された
小枠、?夕と共に貫通する支持軸36によりヨークコθ
に回動自在に支持されており、一端には一対のヨーク2
0間に亘る拡大翼部JIZbがあってヨーク、20の一
部外周縁と対応するように設けられ、また他端の尾部3
QCは後述のトリップバーとなる第1の作動杆12の突
起片ダ2aと対応するように設けられている。板ばね3
りは一端が可動鉄片3’1に取付けられ、常時可動鉄片
3ダの拡大翼部JI11)が一対のヨークコθから開離
する方向に作用するよう架設される。
瞬時例外し用調整ねじ3gはヨーク、20に取付けられ
ている小枠3夕に螺合され、その貫通先端が板ばね37
の他端と当接し、モールドカバー3の瞬時例外し部調整
カバー3′を取り除いて調整孔3aからドライバー等で
耐時引動し用調整ねじ3gを回転して板はね37の撓み
量を変化させることによって瞬時例外し設定値を所定の
値に調整することができる。
次にこの発明の主要部である熱動式過電流人相保護装置
グθについて第3図乃至第9図を参照して説明する。
時限引動し用の過電流保護用熱動素子としてバイメタル
igが使用されており、バイメタル/gはU形に折り曲
げられ平行対向長辺の上端連結部を残して幅中央部に溝
が設けられ分割されて平行対向短辺の分割端部には夫々
変流器の二次コイル/6の口出線/Aa、/At)が接
続されている。バイメタル/gは挟辺部が引外し素子収
納隔壁2a上に装着され、長辺上端連結部に調整ねじ4
//が装着される。遮断器に詔いて通常トリップバー七
呼ばれる第/の作動杆l12は成形絶縁物からなり、開
閉操作機構室夕より6極に亘ってモールドベースλとモ
ールドカバー3の接合部附近を貫通して延びており、各
極毎に突起片+2aと舌片ダ2bとが設けられ、舌片+
2bの片側面には傾斜面グ3が一体に形成され、第1の
軸リダを支点として回動自在に支承され、@/の作動杆
グコは定格電流可調整機4?7 j Oによって多極を
横切る方向に移動調整可能なように設けられており、舌
片11.2bの傾斜面lI3の位置を変えることにより
対応する第3の作動杆aSの先端1Iraとの間隙を増
減して設定電流が調整できるようになっている。
第3の作動杆ダ5は先端部を除いて左右両翼がコの字形
に折り曲げられており下端部において各極独立して回動
可能に第一の軸ダ6により固定部材lI7に第2の作動
杆lIgと共に軸支され9る。また、第一の作動杆lI
tは絶縁材料から成り、6極に亘る共通部材グざaに6
極ごとに鋲F9により一体に装着された金属材料から成
る支持部材4tざbとよりなり支持部材1Itbは第3
の作動杆+5のコの字形の空間に挿入し得る対向したコ
の字形に両翼が折り曲げ形成されている。
6極ごとに設けられた欠相作動杆5θは、第一の作動杆
4Itの共通部材<<gaに設けられた切り溝を貫挿し
て中央部で第3の軸、lt/により第一の作動杆′/−
ざの支持部材グgbに回動自在に軸支されており、第3
の1’ll+ r iを支点として一側下方部月3 (
7aは第2の作動杆の支持部材ダHbのコの字形の空間
に挿入され、下方端がP点において第3の作動杆F、t
と対接するように設けられている。入相作動杆30の他
側上方部拐Sθbの頭部、t OCは第9図に示すよう
に両翼を折り曲げて筒状部に形成され、筒状部には上部
より切りンh 、S’コが設けられ、切り溝よコ内にバ
イメタル/gの上部の調整ねじl/の先端が挿通され、
il’J整ねじ4’/の先端に設けたくびれ都ダ/aに
係合する切り溝S3をもつ着脱自在の係合片kQを欠相
作動杆SOの頭部筒状t〜11の空間に上方より挿入し
て調整ねじ4’/が欠相作動杆りOと係き連結される。
この、i溶成は保合片Sダを外した犬態で過電流例外し
のキヤリブレーシヨンを行うことができるので便益とな
る。また、第3の作動杆a3の復帰ばねS3の一端は第
一の作動杆4+!ざに、他端が第3の作動時第2の作動
杆ygに向けて圧接するように作用する。
開閉操作機、溝室5には第3図に7」<すようにコンタ
クトクロスバ−10と第1の作動杆’12に関連した引
外し機Ml+t(図示されていない)ならびに定格電流
可調整4RイiG”’が設けられており、通常の開閉の
場合は操作ノ゛・ンドルS6を操作して左側に回動した
状態でコンタクトクロスバ−/θが反時計方向に回動さ
れ、uJ動コンタクト杆l/の可動接触子/3を固定接
触子241に圧接したオンの状態、反対側にrRbかず
ことによりコンタクトクロスバ−7θは可動接触子13
を固定接触子2夕から開離したオフ状態となる。
自動遮断の場合には、第1の作動杆4I2が回動される
ことにより開閉操作機構室Sに設けられた引外し機構が
作動して開閉操作機構を崩潰してコンタクトクロスバ−
ioが時計方向に回動され可動接触子13を固定接触子
ユダから開離した状態となる。
才た、宗格電流町調整機構50に設けられた可調整ノブ
S7を回転することにより、第7の作動杆lI−が軸方
向に滑動されて各極室における第3の作動杆lISの先
端部ダタaと対応する舌片弘λbの傾斜面4t3きの位
置が変更され、第3の作動杆ダ5の先端部4t、taと
第1の作動杆’72の傾斜面lI3との間隙が変更され
て設定電流の整定値を調整することができる。
次にこの発明の過電流保護装置の動作を説明すれば、第
3図に示される無負荷状態に3相平衡過負荷電流がバイ
メタルitrに流れると、第6図に示す如く3極夫々の
バイメタル/ざは同じ距@ D −B間だけ湾曲して、
6極の調整ねじ4L/の先端が第一の作動杆り5、第3
の作動杆aSを押圧して第一の軸グ6を支点として一体
に回動させ、第3の作動杆aSの先端部1Ijaが第1
の作動杆クスを時計方向に回動して作動的に連なる開閉
操作機構を崩潰して遮断器をトリップ状態に開路するも
のである。
また、3相平衡定格電流が通電されている状態において
は、l相に入相が生じた場合に、第7図に示す如く健全
通電相のICのバイメタル/gは湾曲により0位14に
あって、第一の作動杆pgは図の位置に保持された状態
で、欠相極のバイメタル13のみが無負荷の状態(D位
置)に復帰しようとしてバイメタルigの湾曲がC位置
よりE位置に戻った際にバイメタルの調整ねじII/の
先端くびれ部1Ilaと係合する欠相作動杆Sθの頭部
SOCを引張り、第3の軸S/を支点として欠相作動杆
5θを時計方向に回動さぜ、下方端が第3の作動杆p5
をP点において押圧して第3の作動杆ti−sが第一の
軸4’Aを支点として反時計方向に回動じて先端部p、
taが第1の作動杆グ2をQ点において押圧して時計方
向に回動して開閉操作(fi 4’P¥を崩潰して遮断
器を開路するように動作する。この動作において欠相極
のバイメタル/gO)調4さねじ’7/と欠相作動杆S
Oとの係合点から第3の軸S/までの距離を11、第3
の軸、り/とP点までの距離を12、第一の軸グ6から
P点までの距離をLl、第2の輔弘6からQ点までの距
離をLlとして、欠相バイメタルの変位をdsとすると
、Q点の変位41日は・2 Ll d’s二ds×−X− 1Ll で示され、こ\で一;、 −/とiffきd’0= (
18X −(但し−〉/)とすると、Ll Ll d’s Q点の変位はm=だけ増幅される。
従って、第一の作動杆qgは固定された状態で欠相作動
杆sOと第3の作動杆ダSとにより欠相時のパイメタど
し7gの変位の増幅機構が構成されている。なお、7.
 < iとなるように12を選定することによってP点
を第一の軸4t4からls 遠ざけ、rlを小さくす、ることにょって−を適d日 宜小さくすることもできる。
第1Q図は過電流保護用熱動形継電器に欠相保繰機能を
付加した場合の動作特性説明図で、横+Il+は過電流
例外し整定値を熱動素子の定格電流に対するチで示し、
縦軸は熱動素子の飽和湾曲量を定格電流通電時をlとル
で示しており、整定゛電流の可−j4整幅は/QQ%〜
63係まであり、継゛亀器の特性をJIMによるとする
と、いま周囲温度−0℃のとき継電器の全ての極(3相
用の場合は3極とする)に整定値の10!r矛社流が流
れているとき、熱動素子の紹1111 ’、’;fi 
I、fA A’線であり、継電器は動作してはならない
。次に、整定値のi、zsφ′社流が電流たとき、14
曲鼠はB−B1腺となり、継電器は必らず31L・作し
なければならない。A−A’i腺、LB−B’AMによ
つC囲まれた湾曲量においては動作不確劫で319って
よい。整定直を調整可能lこするためには熱動素子に応
動して引外し機構を働らかぜるに必要なストロークが可
変になることが一般に行なわれており、そのために第3
図、第7図について既に説明した如く、トリップバーと
/、i:るj>’f’、’ /の作動杆グλの熱動素子
の作用面に斜面弘3を設け、かつこの第/の作動杆7.
2を軸方向に移動させるよう可調゛接ノブS7で調整す
ることか一般に行なわれている。従って、この斜面グ3
の形状は、例えば第10図のT −TI線が近似的にA
 −’A’線とB −Ll腟の中、1゛、値上り引分1
を書11Hの所要力によつて熱動素子が打負ける変位量
を補償した値とするのが好ましい。欠相時において、健
全相の熱動素子は相電流が/15係ならばa −CI線
だけ見かけ上部口づ−るが、c−cl、1はT −w 
T’線に接近しており、更に、3相用継電器ではコ極で
引外し機構の所要力を負担しなければならないので、打
負は量も3相過電流に比べて増大するので2相だけでは
//に%電流によって到底継電器を動作さぜることはで
きない欠点があった。
この発明の過電流保護装置は電磁開閉器用熱動継電器の
欠相保護装置と同様に健全相と欠相バイメタルの位置の
相異を検出し、その差を増幅する差動増幅形の装置であ
るが、相電流が整定電流の713%またはそれ以下にお
いても、また過電流用外し整定値を定格電流に対して相
当低い範囲まで拡大しても、何れの整定値においても十
分に規格を満足するように湾曲量の差を十分に増幅し、
かつ確実な欠相保護を行うことができるものである。す
なわち、無通電相の熱動素子はD D1線上にあるが増
幅機構を通してこの相の熱動素子だけがトリップバーを
作動させるので比較的大きい歪を受り、またIll+穴
のガタッキ分を補償しなければならないので、例えばE
 −E’線まで移動する。従って、湾曲量の差はO−0
’!とE−E’線との差であり、この量は整定値が比較
的高い場合は十分であるが、下限近傍になってくるに応
じて少くなり、また軸穴などのガタッキに消費される1
1も相対的に増加するので十分な増幅機措かなければ全
整定範囲に亘って確実に欠相保護ができるとは云えなG
1゜ 尚、欠相保護特性は現在の規格では健全相の電流が71
5%と規定されているが、より低い電流でも作動する方
が望ましいので、上述の増幅率は一般に大きい方が良好
である。第7図の第3の作動杆の増幅率はE、’Q 3
 、総合増幅率は約3倍程度であり、十分太きいし、ま
たこの値は設計如何によって比較的大幅に自由に変更し
うるものである。
以上の説明は整定電流可調整形の継電器について述べた
が、欠相保護を尤も必要としてG)るのは電動機保護を
行う継電器であり、また電動機保護用継電器は電動機の
構造、極数、メーカーの相異によって全負荷電流がまち
まちであるので、整定電流を任意に連続的に可調整であ
ることが望ましく、従って両機能を組合せて使用した場
合に最大の効果を発揮する。
上述の点を含めて、この発明の過電流保護装置は冒頭で
述べたこの発明の各目的が簡単なjh成で十分に達成し
得る効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
ilE /図はこの発明の一実施例を示す回路遮断器の
平面図、fas図はH1図の回路遮断器の右側面図、g
g 3図は第7図の回路遮断器のモールドカバーを取去
った平面図、第1図は極室の切断面図、第S図乃至第7
図は要部拡大説明図で、第S図は無負荷状態を示す図、
第6図は過電流動作状態を示す図、第7図は欠相動作状
態を示す図、第S図は第S図乃至第7図の要部右側面図
、第9図は欠相作動杆の頭部を示す斜視説明図、第1O
図は動作特性説明図である。図中、/:遮断器本体、4
!:@室、!f:開閉操作機構室、lθ:コンタクトク
ロスバ−i t :可動コンタクト杆、llI:電磁装
置、/Sニー次コイ/L/、/6:二次コイル、1g:
バイメタル、/ワ:固定コア、ノθ:ヨーク、21:ヨ
ークtti板1.23=固定コンタクト杆、26:消弧
室、コア:消弧グリッド群、29:アークランナ、3θ
:緩衝板、33:瞬時例外し装置、31:可動鉄片、3
g=調整ねじ、yO:過電流欠相保護装置、1I−l:
調整ねじ、922作動杆、l/、3:傾斜面、グ4I:
軸、752作動杆、ダ6:軸、弘7:固定部材、グg:
作動杆、グ9=鋲、30:欠相作動杆、s / : +
tl+、sx、z3:切り溝、51/、:係合片、35
:復帰ばね、S6操作ハンドル、Sり:可調整ノブ。 特許出願人 寺崎電気産業株式会社 兜5即 鳥6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 / 相電流に応動してそれぞれ湾曲する各相独立した過
    電流保獲用熱動素子と、第1の軸線に関して回動可能に
    支承された各相共通の第1の作動杆と、第2の軸線に関
    して回動可能に支承された各相共通の第一の作動杆と、
    前記第一の作動杆に回動可能に支持された各相独立した
    第3の作動杆と、前記第一の作動杆上で第3の軸線に回
    動aJ能に支承された欠相作動杆と、前記熱動素子の作
    動端に調整可能に固定された調整ネジを有し、前記第7
    1第コ及び第3の軸線は平行であって、前記調整ネジの
    先端は各相それぞれ前記第2の作動杆に対向し、かつ前
    記調整ネジの先端部には保合部を有し、前記欠相作動杆
    の一端は前記第3の作動杆に対向し、他端は前記調整ネ
    ジの前記係合部に係合するものにおいて各相それぞれは
    ゾ等しい過電流に対して各相の熱動素子かはゾ等しく湾
    曲し各相の調1濱ネジを介して第一の作動杆を押圧回動
    させ同時に第3の作動杆が第1の作動杆を押圧回動して
    過電流作動を行うが何れかl相が欠相若しくは相電流が
    極めて少ない場合に他相の熱動素子の湾曲によって前記
    第3の軸線と共に第一の作動杆を回動させ、しかも前記
    /相の欠相作動杆の一端が前記l相の熱動素子調整ネジ
    の保合部によって拘束されることにより他端が前記第3
    の作動杆に作用し、前記第3の作動杆を通常の平衡過負
    荷状態よりも多く回動させることによってより速く及び
    より低い相電流に応動して前記第1の作動杆を作動させ
    ることを特徴とする熱動式過電流欠相保護装置。 ユ 前記第1の作動杆が回路遮断器の引外し機楢を作動
    させる特許請求範囲と11項記載の熱動式過電流欠相保
    護装置。 3、 前記第7の作動杆が手動ノブによって軸方向に滑
    動可能であり、かつ第3の作動杆との対向面は軸線に対
    して傾斜し、前記滑動作用によって前記第3の作動杆の
    作動部との間隔が調整可能である特許請求範囲第1項゛
    または第2項いずれか記載の熱動式過電流欠相保護装置
    。 侶 前記欠相作動杆と調整ネジ保合部は着脱可能な保合
    片を欠相作動杆に装着することにより形成される特許請
    求範囲第1項記載の熱動式過電流欠相保護装置。 ! 前記欠相作動杆の他端と前記第3の作動杆との作用
    点は前記第3の作動杆のi/の作動杆に対する作用点よ
    りも前記第コの軸線に近い位置にある特許請求範囲第1
    項記載の熱動式過電流欠相保護装置。 ム 前記第2の軸線と第3の作動杆の軸線が共通である
    特許請求範囲第1項記載の熱動式過電流欠相保護装置。 ク 前記熱動素子を作動させる電流が変流器の2次電流
    である特許請求範囲第1項記載の熱動式過電流欠相保護
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634530A (ja) * 1986-06-20 1988-01-09 イートン コーポレイション 回路遮断器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS634530A (ja) * 1986-06-20 1988-01-09 イートン コーポレイション 回路遮断器

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