JPS605769Y2 - 堀取機 - Google Patents

堀取機

Info

Publication number
JPS605769Y2
JPS605769Y2 JP17125478U JP17125478U JPS605769Y2 JP S605769 Y2 JPS605769 Y2 JP S605769Y2 JP 17125478 U JP17125478 U JP 17125478U JP 17125478 U JP17125478 U JP 17125478U JP S605769 Y2 JPS605769 Y2 JP S605769Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
crops
guide body
reversing guide
excavation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17125478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5586422U (ja
Inventor
祐二 北村
頼生 米田
繁 森田
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP17125478U priority Critical patent/JPS605769Y2/ja
Publication of JPS5586422U publication Critical patent/JPS5586422U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS605769Y2 publication Critical patent/JPS605769Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、落花生、馬鈴薯等の作物を掘取る機械に係り
、その目的は、掘出した作物を天地返しさせて日干し乾
燥を良好にすると共に、土振いを良好にした点にある。
落花生は、これを掘出し後に日干し乾燥が必要で、日干
し乾燥が不充分であれば、腐敗したり、変質したりする
又、作物はそのほとんどが茎葉と共に掘出されるもので
あり、茎葉が密生していれば、実の乾燥が不充分となる
傾向がある。
そこで、掘出した作物を反転させることができる掘取機
として、既に、特公昭44−20365号公報に示すも
のや、実開昭50−56548号公報に示すものが提案
されている。
然し乍ら、前者では、揺動する爪杆により、収穫物をす
くい取って、上方へ放てきすることにより、収穫物を反
転させるようにしており、前者では、収穫物をすくい取
って放てきするまでに、収穫物が爪杆から落下する惧れ
があると共に、放てきにより収穫物が確実に反転しない
惧れもあって、確実性に欠ける等の問題がある。
又、後者では、回転するすくい数体により、ラッキョウ
をすくい取り、後方に反転させて放てきするようにして
おり、後者では、ラッキョウがすくい数体後方に良好に
放てきされずに、すくい取りと連れ廻ったりする惧れが
あって、確実性に欠けると共に、後者では、地面へ放て
きしたラッキョウと、すくい数体の歯杆とが接触して、
ラッキョウが損傷される惧れがある。
本考案は上記実状に鑑みて鋭意研究の結果、掘取部の後
にコンベア式搬送体を設け、搬送体における搬送側後部
からリターン側前部にわたる部分を、搬送体により移送
された作物を案内して投下反転させる反転ガイド体によ
り、搬送体の循環回送方向に沿って囲繞したを特徴とす
る掘取機の開発に成功したのである。
以下、本考案の具体例を落花生の掘取機として図面を参
照して詳しく説明するが、本考案の対象は、馬鈴薯、ラ
ツキヨ等の球根物にも適用できる。
第1図及至第7図に例示する第1実施例において、1は
車輪形トラクタで、その車体2の後部上面には左右一対
のリフトアーム3を有する油圧装置4が搭載されている
5は本考案の掘取機で、実施例では三点リンク6にてト
ラクタ1に連結され、リフトアーム3とロワーリンクを
リフトロッド7で連結して昇降自在としている。
8は掘取機枠で、その前部にトップマスト9が立設され
、このトップマスト9にトップリンクが連結されている
10は掘取支柱で、断面平板形とされて機枠8に実施例
では垂直方向に移動自在とされ、該支柱10の下端には
掘取部11が実施例ではシュ型として設けである。
掘取部11は前下り傾斜状で、その後部に後上り傾斜状
として移送案内具12が固設されている。
なお、移送案内具12は複数本のロンドを所定間隔毎に
並設するか、網構造体とするか若しくは平プレートとさ
れており、その末端部12Aは後下り傾斜として作物数
てき部とされている。
13は搬送体で、掘取部11の後部、具体的には移送案
内具12の後方に後上り傾斜で設けられ、コンベヤ式と
されている。
搬送体13は移送案内具12の傾斜と同じ傾斜を維持し
て延出されているが、勿論、搬送体13は角度調整自在
としてもよい。
更に、搬送体13は機枠8に設けた左右一対のステー1
4の下部にスプロケットホイール15を軸架させ、一方
、機枠8の後部にスプロケットホイ−ル16を軸架させ
、両ホイール15.16間に左右一対のチェーン17を
掛張せしめ、チェーン17の長手方向に間隔をおいて搬
送ロッド18′の複数を架装して戊る。
勿論、搬送ロンド18′に爪を突設させてもよいし、搬
送体13として所謂循環回走するベルトを採用してもよ
い。
18は中継伝動装置で、トップマスト9に設けたサポー
ト体19にボルト20等で取付けられ、前記掘取支柱1
0を移動させると共に搬送体13を循環回走するもので
ある。
第3図において特に図解するように、21は伝動ケース
で、このケース21に軸受22を介して動力受入軸23
が軸架されている。
24がベベルギヤで、動力受入軸23の後端に固設した
ベベルピニオン25が咬合している。
26は偏心カム部で、動力受入軸23に膨出形成され、
この偏心カム部26には軸受27を介して環体28が套
嵌されている。
而して、ベベルギヤ24の軸に装備したスプロケットホ
イール29と搬送体13のスプロケットホイール15を
チェ730で掛張し、環体28と掘取支柱10を長手方
向に調整自在な連結ロッド31にて連動連結している。
32は自在接手軸で、トラクタPTO軸と動力受入軸2
3とを連動連結しており、ここにトラクタPTO軸が回
転駆動すると、偏心カム部26の偏心量に応じて掘取支
柱10が垂直方向に往復移動する腰チェン30にて搬送
体13が作物送り方向に循環回走されるのである。
33は支柱ガイド体で、第3図、第7図に示す如く機枠
8に左右一対のブラケット34を設け、このブラケット
34間に鍔付ローラ35の一対を回転自在に支架して成
り、鍔付ローラ35間に支柱10が貫挿されている。
36は作物の反転ガイド体で、搬送体13における搬送
側後部からリターン側前部にわたる部分を、搬送体13
の搬送方向に沿って囲繞して、搬送体13により移送さ
れた作物を案内して投下反転させるもので、多数のガイ
ドローラ37を左右一対のフレーム38に軸架して戒り
、第5図において39がその軸受、40が放射配置とし
た支持ステーである。
なお、支持ステー40は機枠8に対してボルト41で締
結されるが、支持ステー40はその長手方向に調整自在
に支持されて、ここにガイドローラ37が搬送体13に
対して進退自在である。
なお、ガイドローラ37は第5図に示す如くスポンジ、
ゴムその他の弾褥体で形成すれば、作物損傷防止の点で
望しい。
更に、反転ガイド体36は第2図で示す第1実施例では
、入口部36Aと出口部36bが搬送体13の端部をめ
ぐって備えられ、かつ、ローラ37は放射配置で、同一
円周上に位置している。
第6図は本考案の比較例であり、機枠8にスプーン形で
格子構造の反転ガイド体136を横軸42を支点に回動
自在に設け、横軸42に設けたアーム43とスプロケッ
トホイール15と同軸に設えたクランク円盤とをクラン
クロッド44で連動連結して戒り、搬送体13の循環回
走と同期して反転ガイド体136が横軸42を支点に伏
仰揺動するものである。
第9図長手第11図は本考案の他の実施例であり、搬送
体13に横送り搬送体45を循環回走自在に設け、この
横送り搬送体45の移送終端部に第1実施例で示す反転
ガイド体36を設けている。
なお、第9図長手第11図において、46は方向変換伝
動箱、47は巻掛伝動体である。
この第2実施例の場合、伝動箱46に逆転クラッチ体を
設け、横送り搬送体45を正逆転双方に循環回走自在に
してもよく、このときは反転ガイド体36は両端部に備
えている。
更に第2図において、48はステンション振動ホイール
で、チェ717に振動を付与するものである。
前記のように構成された本考案の実施例によれば、掘取
機5の掘取部11を土中に突刺した状態でトラクタ1を
前進すると共にトラクタ門℃軸を駆動する。
すると、掘取機5は牽引されてその掘取部11に落花生
Aを掘起していく。
このとき、掘取部11はその支柱10が動力受入軸23
の偏心カム部26にロッド31等で連動連結されている
ことから、支柱10は垂直方向に往復移動し、ここに掘
取部11に振動を付与し、掘出しを良好にする。
又、支柱10はそのガイド体33にて垂直方向に正確に
案内されるし、支柱10が垂直方向に移動することから
、これが前後方向に揺動するものに比べ掘出し抵抗を小
さくできる。
掘取部11にて掘出された落花生Aは作業進行に伴い移
送案内具12に移載され、該案内具12が後上り傾斜で
あることから順次持上げ状に移送され、かつ、振動する
ことから土踏れを良好にする。
落花生Aが末端部12Aにくれば、この部分が後下り傾
斜であることと上下方向に振動されていることから、落
花生Aは搬送体13の送り始端部に放てき移載され、搬
送体13の循環回走によって順次後方へ移送される。
搬送体13は後上り傾斜であることから順次持上げ状に
移送され、かつ、チェンコンベヤ型であることからその
間隙を通じて土その他の異物は篩い落し、テンション振
動ホイール48を設けたときにはその篩い落しはより確
実になされる。
第1実施例では搬送体13の終端部に反転ガイド体36
が設けであるが故に、その入口部36Aに導入された落
花生Aは反転ガイド体36の屈曲部を通過し出口部36
Bにきたときは天地返しがなされているのであり、ここ
に落花生Aの茎葉を下にした状態で圃場に投下する。
また、第8図で示す比較例では反転ガイド体136が揺
動運動をすることにより矢張り落花生Aは天地返しがな
されるのである。
なお、反転ガイド体36として弾褥体からなるガイドロ
ーラ37を空転自在に列設したものであれば、落花生A
に対して過度の摩擦力を付与することなく、落花生Aに
対する損傷を最小に抑えることができるのである。
また、第2実施例では搬送体13の後下部に横送り搬送
体45が循環回走自在に設けられているので、この横送
り搬送体45に受渡された落花生Aは進行方向に対して
一側方に横送りされ、搬送体45の終端部にて反転ガイ
ド体36にて天地返しがなされ、圃場に投下される。
以上要するに本考案によれば、コンベヤ式搬送体におけ
る搬送側後部からリターン側前部にわたる部分を、搬送
体により移送された作物を案内して投下反転させる反転
ガイド体により、搬送体の循環回送方向に沿って囲繞し
たので、搬送体による作物の移送を利用して、作物を円
滑且つ確実に反転できると共に、作物を損傷したりする
こともなく、しかも、その構造は簡易と云う利点があり
実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図長手第7図は本考案の第1実施例を示し、第1図
はトラクタ牽引型掘取機の側面図、第2図は要部の側面
図、第3図は駆動系の断面図、第4図は掘取機の平面図
、第5図は反転ガイド体支持−例の断面図、第6図は第
4図の正両立面図、第7図は第3図7−7線の断面図、
第8図は本考案の比較例を示す側面図、第9図長手第1
1図は第2実施例を示し、第9図は全体の概略平面図、
第10図は搬送体の一部側面図、第11図は第10図の
平面図である。 5・・・・・・掘取機、8・・・・・・機枠、10・・
・・・・支柱、11・・・・・・掘取部、13.45・
・・・・・搬送体、36,136・・・・・・反転ガイ
ド体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 掘取部の後にコンベア式搬送体を設け、搬送体における
    搬送側後部からリターン側前部にわたる部分を、搬送体
    により移送された作物を案内して投下反転させる反転ガ
    イド体により、搬送体の循環回送方向に沿って囲繞した
    ことを特徴とする掘取機。
JP17125478U 1978-12-11 1978-12-11 堀取機 Expired JPS605769Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17125478U JPS605769Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 堀取機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17125478U JPS605769Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 堀取機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5586422U JPS5586422U (ja) 1980-06-14
JPS605769Y2 true JPS605769Y2 (ja) 1985-02-22

Family

ID=29174979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17125478U Expired JPS605769Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 堀取機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS605769Y2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5771324A (en) * 1980-10-22 1982-05-04 Iseki Agricult Mach Digger
JPS6115696Y2 (ja) * 1981-04-02 1986-05-15
JPS60111626U (ja) * 1983-12-28 1985-07-29 松山株式会社 掘取機
JPS61239811A (ja) * 1985-04-17 1986-10-25 井関農機株式会社 玉ねぎ収穫方法および装置
JPS6486811A (en) * 1987-09-29 1989-03-31 Kawabe Noken Sangyo Working machine for vibration digging of root crops
JP5057159B2 (ja) * 2008-04-09 2012-10-24 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 結球野菜収穫装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5586422U (ja) 1980-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2641888A (en) Bean harvester
JPS605769Y2 (ja) 堀取機
US2725700A (en) Rock picker
US2357549A (en) Beet loading apparatus
GB2073571A (en) Device for picking up forage
US2463019A (en) Beet loader
CN108738628A (zh) 一种球茎类作物收获机
US3521734A (en) Article pickup machine for raisin trays and the like
US4197916A (en) Root crop harvester
US2839885A (en) Pickup device with endless belt pickup reel
US3438584A (en) Composting device
US3625291A (en) Peanut-harvesting machine
US3613797A (en) Peanut digger, shaker and inverter
CN208300299U (zh) 一种球茎类作物收获机
SU1653588A1 (ru) Машина дл уборки корнеклубнеплодов
US1642287A (en) Gathering mechanism for onion harvesters
US2760322A (en) Mobile stone-gathering apparatus
JPH023703Y2 (ja)
US2812029A (en) Rock picker
US1273040A (en) Potato-loader.
JPH0541611Y2 (ja)
JPH0226257Y2 (ja)
JP2922184B2 (ja) 収穫機
JP3235007B2 (ja) ゴボウ等の根菜収穫装置
US1366270A (en) Straw, chaff, and hay loader