JPS6056497B2 - 加圧および密封のための膨張する部材を持つた膜拡散装置 - Google Patents

加圧および密封のための膨張する部材を持つた膜拡散装置

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JPS6056497B2
JPS6056497B2 JP7994875A JP7994875A JPS6056497B2 JP S6056497 B2 JPS6056497 B2 JP S6056497B2 JP 7994875 A JP7994875 A JP 7994875A JP 7994875 A JP7994875 A JP 7994875A JP S6056497 B2 JPS6056497 B2 JP S6056497B2
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JP
Japan
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laminate
membrane
inflatable member
sealing
blood
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JP7994875A
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JPS524695A (en
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ウオルフ ジユニア ル−ドビツヒ
ジ− シ−バ−ンス ロバ−ト
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Baxter International Inc
Original Assignee
Baxter Travenol Laboratories Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 血液酸素化装置および人工腎臓のような膜拡散装置は
、血液流路中の血液圧力が該流路の厚みを増加させ、そ
れにより血液処理の効率を低下させないように、一般に
圧縮下に使用される。
この目的のため膨張し得るシムが血液酸素化装置と透析
器の両方にしばしば使用され、そのため血液フィルムの
厚みを該シムの選択的加圧によつて所望のようにコント
ロールすることができる。しカルながら積層タイプの拡
散装置においては、典型的には積層の中間またはその片
側の位置に単一のシムが置かれる。その結集積層した膜
の頂縁および底縁はシムによる適切な加圧を受けない。
何故ならば該シムはそれがふくれるとき少し短くなる傾
向にあるからである。 本発明によれば、上述の欠点は
有効に大きく減少される。
さらに、本発明は同時に積層した装置の3側面もしくは
それ以上の周囲のシールとしても働くシムを提供する。
従つて本発明に使用した膨張し得るシムは密封機能をも
達成するので、より少ないガスケットおよび充填材料を
使用する簡単なケーシングが使用できる。 本発明によ
れば、血液酸素化装置または人工腎臓透析器のような膜
拡散装置は、シート状拡散膜と同じくシート状のその支
持体とを重ねてジグザグ状に折りたたんだ積層体からな
る。
積層体はケーシング中に配置され、そして膨張し得る部
材を支持する。本発明によれば、この膨張し得る部材は
、少なくとも積層体の二つの対向する最大表面とケーシ
ングの内壁との間に配置される。積層体の向い合つてい
る最大表面の加圧を許容する前記膨張可能部材と外部と
の間を連通する流路導管が設けられる。
好ましくは、本発明の拡散装置に使用される膨張する部
材は、外縁で合体シールした2枚のプラスチックシート
からなり、そして拡散膜の対と支持体との積層体のまわ
りに折り重ねられ、積層体の対向する最大表面はかりて
なく向い合う最大表面間にある積層体の一側面をも覆う
ようになつている。前述の流路導管は、膨張する部材に
よつて覆われた積層体の前記側面に近接する位置で、前
記2枚のプラスチックシートの内部と連通するチューブ
を含むことができる。図面を参照するに、第1図ないし
第4図は血液酸素化装置10を示し、これは平担な拡散
膜壁の対と平坦な膜支持体とを交互に差し込み合う関係
に折りたたんだ積層体からなることができる。この膜壁
対と膜支持体とはアメリカ特許第3757955号に図
示し記載されているように、平坦な、あらかじめ折られ
たバッキングの上に重ねた単一片の膜および膜支持用網
て構成することができ、膜の一方の側に血液のための複
数のポケット様液流チャンネル13と、膜の他の側に酸
素のための複数の差し込んでいる流路チャンネル15と
を持つ積層体12に構成てきる。積層体12は、積層体
を収容するための、単一の一体な頂部開口形成プラスチ
ックその他で製作したボックスからなるケーシング14
内に収容される。
ケーシング14は積層体12を挿入した後、蓋18のよ
うな閉鎖手段を密封関係に嵌合するためのフランジ16
を頂部開口のまわりに有する。低温加硫シリコンゴムで
つくることのできる0−リングシール20が密封を助け
るために設けられ、一方蓋18はフランジ16へ接着ま
たはヒートシールされる。組み立て時、蓋18の下表面
に室温加硫シリコンゴムのような接着剤を塗り、付加的
シールのために膜壁対と支持体からなる積層体12の上
縁を蓋へ接着する。
蓋18は無菌シールカバーで囲まれた、血液入一口およ
び出口ラインに接続するための出入口24,26を備え
る。
出入口24,26は横部材28,30に支持され、該横
部材は膜壁対間の血液流チャンネル13のそれぞれのマ
ニホールド連通のため積層体12の幅方向へ横に延長す
る蓋18に設けられた長いマニホールド出入口32をシ
ールし、流路チャンネル13へ血液が出入するための入
口および出口マニホールドとして役立たしめる。酸素流
路マニホールド出入口34,36はケーシング14の底
に横に延長するスロットからなる図示した具体例では、
このスロットは細長く開いていて、安全理由からチュー
ブ状の酸素源との単l純な接続を妨げている。
特公昭53−309印号公報参照。本発明の酸素化ユニ
ットは該公報に記載されている装置と組合わせて使用す
ることができる。
このような装置は酸素を安全かつ有利な方法で供給する
から、厚さ約0.01016cm1孔径約1ミクロンを
持つ多孔ポリテトラフルオロエチレンフィルムのような
現在好ましい多孔質拡散膜を安全に使用できる。本発明
の拡散装置酸素化ユニットに使用できる多孔質酸素化膜
の好ましい型は、厚さ約0.00254ないし0.00
508cm1孔径約0.1ミクロンを有するポリプロピ
レンフィルムであつて、前述の特許公報に記載した装置
と組み合わせて使用するのに適している。シリコンフィ
ルム等の他の公知の酸素化膜と比べると、このような多
孔質疎水性フィルムを通じてのガス拡散は非常に急速に
行われるが、所望ならばシリコンフィルム等の膜も本発
明の拡散装置に使用することができる。第3図は上述の
アメリカ特許第3757955号に記載された積層体の
破断した一部を図示する。
腰のある折つたバッキング12aが可撓性網12bを支
持し、該網の上に膜12cを重ね、該膜の酸素流接触面
は網12bに向い合う膜面である。このバッキング、網
および膜の三層構造物をあたかも一枚の平坦なシート様
部材を折るように、膜12cの両側に互いに入り込んだ
ポケットまたは流路13,15が形成されるように第2
図に示した折つた構造に折りたたむ。血液流路は拡散膜
壁対中に形成されたポケット13を通つている。前述の
アメリカ特許に記載されているように、バッキング12
aの隣接した、折りたたみセクションに切欠部38,4
0が形成され、積層体の全部の深さに延長して積層体の
流路のそれぞれに対するマニホールドチャンネルを協力
して形成し、この膜拡拡散酸素ユニットを通過する血液
および酸素の有効的な流れに貢献する。本発明によれば
、積層体12を選択的に加圧するため膨張するシム部材
42が設けられ、膨張しそして血液流チャンネルを好ま
しくない様式に厚くする傾向のある積層体を通る血液流
圧力に対抗させる。
図示したシム部材42の具体例は、膨張する部材を形成
するようにヒートシール等によつてそれらの外縁48で
合体シールした2枚のプラスチックシート44,46と
からなる。
チューブ50がそれとプラスチックシート44との間の
適当な接合シール52によつてプラスチックシート44
を通り抜けて膨張部材42の内部と連通する。これは膨
張させる装置として役立ち、それ故膜拡散装置に組み立
てたとき、チューブ50はケーシング14の底の開口を
通つて突出し、そのため部材42は所望により拡散装置
の外部から流体を圧入してふくらませることができる。
膨張部材42はまた、シート44,46間に織つたビニ
ール塗布ガラス繊維網53等を含み、膨張部材42内で
の均一なガス流分布を容易にする手段として役立たせる
。拡散装置に装着するときには、膨張部材42を積層体
12のまわりに重ね、積層体12の対抗する最大面54
,56と、該面54,56との間の積層体の底部の側面
58とを覆う。
これを達成するには、この袋を線60,62のところて
両端部分64,66と、まん中の部分68との3部分に
折り、従つて膨張部材42の断面が第2図に示すように
U字型をとるようにする。従つてチューブ50をもつて
ふくらませたとき、膨張部材42の三部分64,66,
68のすべてが加圧され、積層体12はふくらんだ部分
64,66の間で圧縮される。同時に、積層体12は部
分68の膨張によつて上へ圧迫され(第2図に示す)、
その結果使用中積層体12は蓋18の下面22上の加硫
コムの密封層と堅固な、加圧シーリング関係に押し付け
られる。従つて使用中のストレスが、積層体12と積層
体12中の沢山の血液流路13に隣接する表面22との
結合を破壊するようなことは少なくなる。同様に、膨張
部材42のU字型構造は、積層体のと底面58の大部分
に沿つてシールを提供するから、これによつて一般にこ
れらの区域をゴム密封材等で接合する必要性を取り除き
、製作上有意義な利点となる。同様に積層体12の底面
58は膨張部材42で完全に囲まれているから全面が加
圧される。
また部材42の短小化もしくはまくら効果はその外側端
部71で有意に減少される。何となれば部分64,66
のそれぞれは通常の単一のくさびの厚さの半分だけふく
らむに過ぎないからである。かくして部分64,66の
端部71を積層体12の頂面73から引つ張る効果は少
なくなり、頂面73にもつと大きな加圧を与える。典型
的には、組み立てが便利なようにふくらんでいない端部
71が積層体12の頂面73から約0.3175cwt
下方に離れるようにするが、しかしもつと近い配置も許
容され、所望ならは端部71を頂面73と重ね合わせる
こともできる。ケーシング14は少しその開口した頂部
へ向かつて外側に傾斜し、成型を容易にしている。
こうしても、このような傾斜から生ずる空間の厚み差は
悪影響なしに膨張する部分64,66の対によつて充填
できる。折り返して一所に折りたたまれる膜と膜支持体
の細長い条片は、上記で引用したアメリカ特許に記載さ
れているように、膜片の一方の側に横に延長する複数の
1番目の流路チャンネル13と、膜片の他の側に横にそ
して膜支持体と接触と保つて延長する2番目の複数の流
路チャンネル15とを形成するように流路チャンネルの
ポケット13,15を形成する。
膨張部材42は積層体12の横に位置する側面70,7
2から離れており、1番目および2番目の流路チャンネ
ルの端部に隣接して形成される切り取り部分38,40
の区域内で、これらの流路チャンネルとの流通のための
流れマチホールドが形成されることを許容する。この区
域においては、積層体12内のそれぞれの流路へそれぞ
れの流体をたつぶり供給するため、大きくなつた血液お
よび酸素流路チャンネルが望まれるから膨張部材の加圧
作用は要望されない。以上は例示のためであり、特許請
求の範囲に記・載した本発明を限定するものと考えては
ならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によつて製作した膜拡散酸素化装置の見
取り図、第2図は第1図の装置の一部断面側面図、第3
図は第2図の線3−3における断面図、第4図は第1図
の装置の底面図、第5図は組み立て前の膨張部材の平面
図、第6図は第5図の線6−6から見た該膨張部材の正
面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シート状拡散膜12cと同じくシート状のその支持
    体12a、12bとを重ねてジグザグ状に折りたたんだ
    積層体12をケーシング14中に収容してなる膜拡散装
    置において、該積層体の少なくとも向い合つた最大表面
    54、56とケーシング内壁との間に配置された流体圧
    で膨張し得る部材42を備え、該膨張し得る部材42は
    前記積層体の最大表面54、56を加圧するとともに該
    最大表面をシーリングする加圧流体を圧入するための外
    部と連通する導管を備えていることを特徴とする膜拡散
    装置。 2 前記膨張し得る部材42は、外縁48を合体シール
    した2枚のプラスチックシート44、46から構成され
    、前記最大表面とそれらの間にある積層体の表面58と
    を覆うように積層体12のまわりに重ねられている第1
    項の膜拡散装置。
JP7994875A 1975-06-26 1975-06-26 加圧および密封のための膨張する部材を持つた膜拡散装置 Expired JPS6056497B2 (ja)

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JPS524695A JPS524695A (en) 1977-01-13
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61284493A (ja) * 1985-06-11 1986-12-15 同潤光機株式会社 紙せんに対する穿孔と孔周囲への保護チツプの貼付装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4204963A (en) * 1978-07-20 1980-05-27 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Sealing members for a membrane diffusion device

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JPS61284493A (ja) * 1985-06-11 1986-12-15 同潤光機株式会社 紙せんに対する穿孔と孔周囲への保護チツプの貼付装置

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JPS524695A (en) 1977-01-13

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