JPS6054443B2 - レ−ル加熱用移動装置 - Google Patents
レ−ル加熱用移動装置Info
- Publication number
- JPS6054443B2 JPS6054443B2 JP17693080A JP17693080A JPS6054443B2 JP S6054443 B2 JPS6054443 B2 JP S6054443B2 JP 17693080 A JP17693080 A JP 17693080A JP 17693080 A JP17693080 A JP 17693080A JP S6054443 B2 JPS6054443 B2 JP S6054443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- rail
- heating
- engine
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(以下利用分野、従来技術等発明の目的) 本発明は、
レール加熱用移動装置に係るものである。
レール加熱用移動装置に係るものである。
鉄道では、外気温が低い時に、レールを敷設する場合、
レールを所定温度まて昇温して締結 ボルトによる緊締
作業が行われる。従来、このレール昇温作業に、温水式
強制気化装置を使用して、液化石油ガス(LPG)ボン
ベのLPGを気化を図つていた。この装置は、液化ガス
をパイプ中に循環させ、このパイプを温水で温めて強制
的に気化させるもので、その温水をつくるための主バー
ナとパイロットバーナが必要であつた。従つて装置的に
繁雑となるばかりでなく、燃焼管理上も繁雑さを呈して
いた。本発明は燃料供給部とレール加熱装置を一体化し
て、レール加熱用の移動装置として優れたものを提供す
るものである。以下図について詳述すると次の通りであ
る。 (以下発明の構成作用) 符号1は保温室てあつて、この保温室1に隣接して送
風機2を設け、該送風機2に隣接して発電機3とそれを
駆動するエンジン4を設ける。
レールを所定温度まて昇温して締結 ボルトによる緊締
作業が行われる。従来、このレール昇温作業に、温水式
強制気化装置を使用して、液化石油ガス(LPG)ボン
ベのLPGを気化を図つていた。この装置は、液化ガス
をパイプ中に循環させ、このパイプを温水で温めて強制
的に気化させるもので、その温水をつくるための主バー
ナとパイロットバーナが必要であつた。従つて装置的に
繁雑となるばかりでなく、燃焼管理上も繁雑さを呈して
いた。本発明は燃料供給部とレール加熱装置を一体化し
て、レール加熱用の移動装置として優れたものを提供す
るものである。以下図について詳述すると次の通りであ
る。 (以下発明の構成作用) 符号1は保温室てあつて、この保温室1に隣接して送
風機2を設け、該送風機2に隣接して発電機3とそれを
駆動するエンジン4を設ける。
そして空気流通筒5の一側を前記送風機2に接続し、他
側は前記エンジン4部分を被覆し、その被覆した部分に
空気導入口6を設け、該空気導入口6部一分にはエンジ
ン冷却用ファン7を設ける。更に前記エンジン4の排気
筒8は、前記空気流通筒5内を長手方向に貫通させ、前
記保温室1には液化ガスボンベ9を装入して、前記エン
ジン4部分で発生する熱を前記送風機2によつて、前記
保温室1に導入し、液化ガスの気化を促進する構成とす
る。 以上の構成の燃料供給装置Aを台車15上に載置
する。
側は前記エンジン4部分を被覆し、その被覆した部分に
空気導入口6を設け、該空気導入口6部一分にはエンジ
ン冷却用ファン7を設ける。更に前記エンジン4の排気
筒8は、前記空気流通筒5内を長手方向に貫通させ、前
記保温室1には液化ガスボンベ9を装入して、前記エン
ジン4部分で発生する熱を前記送風機2によつて、前記
保温室1に導入し、液化ガスの気化を促進する構成とす
る。 以上の構成の燃料供給装置Aを台車15上に載置
する。
他方、バーナを内蔵し、且つ断面コ字型でレールを被覆
する加熱部11と、加熱部11の上部に燃焼用空気供給
ダクト12とファン13を内蔵した送風部14とから成
り、前記ダクト12から前記加熱部11に燃焼用空気を
供給するように構成したレール加熱装置Bを、レール走
行枠10上に載する。しかして、前記台車15と前記走
行枠10を連結器16で連結して、前記ボンベ9から発
生するガスを前記加熱部11にガス管22を介して供給
するように構成する。発電機3で発生した電力は、送風
機2、冷却用ファン7、ファン13、電磁開閉弁17及
び温度警報ブザー18等にも供給される。しかして、エ
ンジン4部分で発生した熱は、空気導入口6から導入さ
れる空気に伝熱され、熱せられた空気は、空気流通筒5
を経て保温室1内に送られる。この時、温風は送風機2
によつて、保温室1内に導入されるので、温風は保温室
1内で良好に攪拌されてボンベ9を均一に保温し、ボン
ベ9内のLPGの気化を促進する。ボンベ9を保温した
温風は保温室1の上部に設けた排気口19から排出され
る。以上に際して、冷却用ファン7はエンジン4部分を
均一に、且つ積極的に冷却し、伝熱を一層促進すると同
時に、排気筒8から排出される排気ガスも、その外周、
即ち空気流通筒5内を通る空気と、長手方向にそつた長
い距離にわたつて熱交換するので、保温室1内へ導入さ
れる。温風はボンベ9を保温するのに充分な温度となる
。かかる場合、保温室1内温度が上昇しすぎて、例えば
40℃以上になつたような場合には、警報ブザー18が
それを知らせ.て、温度調節用空気流入口20の弁を開
いて外気を導入して室内の温度を所定温度まて下ける。
所定温度まで下がつた場合には、再び温度調節用空気流
入口20の弁を閉じて空気流通筒5からのみ温風を保温
室1内に導入する。気化されたガスは.供給コック21
を介してガス管22から、走行枠10に形成した加熱部
11に送られ燃焼に供される。加熱部11から生じる火
炎23は、加熱部11が断面コ字型となつているので、
レール24を被覆した状態となり従つて熱損失が少なく
、効果・的なレール加熱を行なうことができる。このこ
とは、加熱時間の短縮と共に経済的にも優れた利点を発
揮するものである。図中符号25は保温室内の温度を検
出する温度センサー、26は制御盤、27は燃焼用空気
導入口である。(以下発明の効果) 本発明は以上の通り、保温室1、送風機2、発電機3及
びエンジン4等を台車15上に載置して、この台車15
を走行枠10と連結して、共にレール24上を走行させ
ながら、レール24を加a熱するものであるから、加熱
作業が容易に行えると同時に、加熱に使用するガスは発
電用エンジンの熱を利用してその気化を行ない、発電機
によつてつくられた電力は各機器の駆動、制御等に用い
るから、全体として無駄のない合理的なレール加熱用の
移動装置を提供することができる。
する加熱部11と、加熱部11の上部に燃焼用空気供給
ダクト12とファン13を内蔵した送風部14とから成
り、前記ダクト12から前記加熱部11に燃焼用空気を
供給するように構成したレール加熱装置Bを、レール走
行枠10上に載する。しかして、前記台車15と前記走
行枠10を連結器16で連結して、前記ボンベ9から発
生するガスを前記加熱部11にガス管22を介して供給
するように構成する。発電機3で発生した電力は、送風
機2、冷却用ファン7、ファン13、電磁開閉弁17及
び温度警報ブザー18等にも供給される。しかして、エ
ンジン4部分で発生した熱は、空気導入口6から導入さ
れる空気に伝熱され、熱せられた空気は、空気流通筒5
を経て保温室1内に送られる。この時、温風は送風機2
によつて、保温室1内に導入されるので、温風は保温室
1内で良好に攪拌されてボンベ9を均一に保温し、ボン
ベ9内のLPGの気化を促進する。ボンベ9を保温した
温風は保温室1の上部に設けた排気口19から排出され
る。以上に際して、冷却用ファン7はエンジン4部分を
均一に、且つ積極的に冷却し、伝熱を一層促進すると同
時に、排気筒8から排出される排気ガスも、その外周、
即ち空気流通筒5内を通る空気と、長手方向にそつた長
い距離にわたつて熱交換するので、保温室1内へ導入さ
れる。温風はボンベ9を保温するのに充分な温度となる
。かかる場合、保温室1内温度が上昇しすぎて、例えば
40℃以上になつたような場合には、警報ブザー18が
それを知らせ.て、温度調節用空気流入口20の弁を開
いて外気を導入して室内の温度を所定温度まて下ける。
所定温度まで下がつた場合には、再び温度調節用空気流
入口20の弁を閉じて空気流通筒5からのみ温風を保温
室1内に導入する。気化されたガスは.供給コック21
を介してガス管22から、走行枠10に形成した加熱部
11に送られ燃焼に供される。加熱部11から生じる火
炎23は、加熱部11が断面コ字型となつているので、
レール24を被覆した状態となり従つて熱損失が少なく
、効果・的なレール加熱を行なうことができる。このこ
とは、加熱時間の短縮と共に経済的にも優れた利点を発
揮するものである。図中符号25は保温室内の温度を検
出する温度センサー、26は制御盤、27は燃焼用空気
導入口である。(以下発明の効果) 本発明は以上の通り、保温室1、送風機2、発電機3及
びエンジン4等を台車15上に載置して、この台車15
を走行枠10と連結して、共にレール24上を走行させ
ながら、レール24を加a熱するものであるから、加熱
作業が容易に行えると同時に、加熱に使用するガスは発
電用エンジンの熱を利用してその気化を行ない、発電機
によつてつくられた電力は各機器の駆動、制御等に用い
るから、全体として無駄のない合理的なレール加熱用の
移動装置を提供することができる。
加えて、走行枠10に、加熱部11及び送風部14を設
置するだけで、いわゆる加熱車が構成できるから、その
組立、解体が現場作業として容易に行なうことができ、
保守管理上も格段に向上させることができる。
置するだけで、いわゆる加熱車が構成できるから、その
組立、解体が現場作業として容易に行なうことができ、
保守管理上も格段に向上させることができる。
図は実施例を示すものであつて、第1図は本発明全体の
説明図、第2図は要部の平面図、第3図は要部正面図、
第4図は走行枠の平面図、第5図1は走行枠に加熱部、
送風部を設置する際の説明図、第5図2は走行枠に加熱
部、送風部を設置した説明図、第6図はレールに本考案
を載置した状態の説明図である。
説明図、第2図は要部の平面図、第3図は要部正面図、
第4図は走行枠の平面図、第5図1は走行枠に加熱部、
送風部を設置する際の説明図、第5図2は走行枠に加熱
部、送風部を設置した説明図、第6図はレールに本考案
を載置した状態の説明図である。
Claims (1)
- 1 保温室に隣設して送風機を設け、該送風機に隣接し
て発電機とそれを駆動するエンジンを設け、空気流通筒
の一側を前記送風機に接続し、他側は前記エンジン部分
を被覆し、その被覆した部分に空気導入口を設け、該空
気導入口部分にはエンジン冷却用ファンを設け、前記エ
ンジンの排気筒は前記空気流通筒内を長手方向に貫通さ
せ、前記保温室には液化ガスボンベを装入して、前記エ
ンジン部分で発生する熱を前記送風機によつて前記保温
室に導入し、液化ガスの気化を促進するように構成した
燃料供給装置を台車上に載置する、他方、バーナを内蔵
し、且つ断面コ字型でレールを被覆する加熱部と、該加
熱部の上部に燃焼用空気供給ダクトとファンを内蔵した
送風部とから成り、前記ダクトから前記加熱部に燃焼用
空気を供給するように構成したレール加熱装置をレール
走行枠上に載置する、そして、前記台車と前記走行枠と
を連結器により連結すると共に前記台車上のガスボンベ
と前走行枠上の加熱部とをガス管により接続して燃料を
供給するようにしたレール加熱用移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17693080A JPS6054443B2 (ja) | 1980-12-15 | 1980-12-15 | レ−ル加熱用移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17693080A JPS6054443B2 (ja) | 1980-12-15 | 1980-12-15 | レ−ル加熱用移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57100202A JPS57100202A (en) | 1982-06-22 |
JPS6054443B2 true JPS6054443B2 (ja) | 1985-11-30 |
Family
ID=16022226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17693080A Expired JPS6054443B2 (ja) | 1980-12-15 | 1980-12-15 | レ−ル加熱用移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6054443B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62182651U (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-19 | ||
US9023436B2 (en) | 2004-05-06 | 2015-05-05 | Micron Technology, Inc. | Methods for depositing material onto microfeature workpieces in reaction chambers and systems for depositing materials onto microfeature workpieces |
-
1980
- 1980-12-15 JP JP17693080A patent/JPS6054443B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62182651U (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-19 | ||
US9023436B2 (en) | 2004-05-06 | 2015-05-05 | Micron Technology, Inc. | Methods for depositing material onto microfeature workpieces in reaction chambers and systems for depositing materials onto microfeature workpieces |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57100202A (en) | 1982-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6308635B1 (en) | Rail heating module and assembly | |
JPS6054443B2 (ja) | レ−ル加熱用移動装置 | |
EP2836449B1 (en) | Device and method for de-icing railway trucks and ore concentrate in railway trucks | |
US3799244A (en) | Service vehicle for manhole operation | |
JPS61265443A (ja) | 油燃焼式或いはガス燃焼式温水家屋暖房設備 | |
JPH02282688A (ja) | 輻射エネルギーを発生する装置と方法 | |
US1830658A (en) | Bus heating system | |
CN212006069U (zh) | 一种热风机送风器装置 | |
FI96359C (fi) | Menetelmä ja laitteisto kattilalaitoksen palamisilman säätämiseksi | |
CN218540342U (zh) | 一种可自驱移动的新型路面加热机 | |
JPH078968Y2 (ja) | 移動式冷暖房装置 | |
RU185773U1 (ru) | Секция тепляка, оснащенного с торцевых сторон воздушными тепловыми завесами, для разморозки смерзшегося груза в вагоне | |
CN214746804U (zh) | 一种车辆烘干房 | |
JPH07190484A (ja) | 給湯機 | |
JPH04189901A (ja) | 鉄道線路分岐部周辺の融雪方法及び装置 | |
CN210698276U (zh) | 隧道式加温消毒设备 | |
SU1546297A1 (ru) | Устройство дл обработки воздуха в кабине транспортного средства | |
US20060144284A1 (en) | Emergency power generating unit for trains and train comprising said unit | |
JPH062569A (ja) | ガスタービン発電設備の多目的冷却方法 | |
CN209445538U (zh) | 一种新颖水冷空调 | |
JPS6054442B2 (ja) | レ−ル加熱車 | |
SU634976A1 (ru) | Отоптельное устройство дл кабины транспортного средства | |
JPS621618A (ja) | 車両用暖房装置 | |
RU2094171C1 (ru) | Способ сушки ковшей | |
JPH0115691Y2 (ja) |