JPS6053888A - 原子炉制御棒駆動機構の保管用水槽 - Google Patents
原子炉制御棒駆動機構の保管用水槽Info
- Publication number
- JPS6053888A JPS6053888A JP58160459A JP16045983A JPS6053888A JP S6053888 A JPS6053888 A JP S6053888A JP 58160459 A JP58160459 A JP 58160459A JP 16045983 A JP16045983 A JP 16045983A JP S6053888 A JPS6053888 A JP S6053888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control rod
- drive mechanism
- rod drive
- water tank
- nuclear reactor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は原子炉制御棒組４ｉｆ＋機構の保管用水槽に係
り、特に保管中の腐食防止に好適な水槽に関する。
り、特に保管中の腐食防止に好適な水槽に関する。
原子炉には、炉心の核反応を制御するために中性子吸収
剤から成る制御棒及びこの制御棒を駆動するための制御
棒駆動機構が設けられている。沸騰水型原子炉において
は、この制御棒駆動機構１は、第１図に示すように原子
炉圧力容器２の下部に設けられた制御棒駆動機構ハウジ
ング３の中に収納されボルト等で固定されている０ 国内の沸騰水型原子炉で実用化さね、でいる制御棒駆動
機構は、その点検用１ｔＩ）が５年と定められており、
年１回の定期検査の際に２０％ずつの点検が実施されて
いる。点検を受ける制御棒駆動機構１は、制御棒駆動機
構ハウジング３から取外された後、原子炉建屋内に別途
設けられた制御棒駆動機構保修用の部屋（図示せず）ま
で運ばれる。そこで分解・洗浄されさらに摩耗・劣化部
品の交換が行なわれる。沸騰水型原子炉の制御棒駆動機
構は簡単に訂えば水圧機動式ピストンであり２このピス
トンに用かられるカーボン・シール及び、その他のシー
ル・０リング等が交換対象となる。部品の交換を終えた
制御棒駆動機構は、使用前検査を受けて再び原子炉に装
荷されることになる。原子炉１基には数十本から約二百
本程度の制御棒駆動機構が設けられているので一回の定
期検査では。
剤から成る制御棒及びこの制御棒を駆動するための制御
棒駆動機構が設けられている。沸騰水型原子炉において
は、この制御棒駆動機構１は、第１図に示すように原子
炉圧力容器２の下部に設けられた制御棒駆動機構ハウジ
ング３の中に収納されボルト等で固定されている０ 国内の沸騰水型原子炉で実用化さね、でいる制御棒駆動
機構は、その点検用１ｔＩ）が５年と定められており、
年１回の定期検査の際に２０％ずつの点検が実施されて
いる。点検を受ける制御棒駆動機構１は、制御棒駆動機
構ハウジング３から取外された後、原子炉建屋内に別途
設けられた制御棒駆動機構保修用の部屋（図示せず）ま
で運ばれる。そこで分解・洗浄されさらに摩耗・劣化部
品の交換が行なわれる。沸騰水型原子炉の制御棒駆動機
構は簡単に訂えば水圧機動式ピストンであり２このピス
トンに用かられるカーボン・シール及び、その他のシー
ル・０リング等が交換対象となる。部品の交換を終えた
制御棒駆動機構は、使用前検査を受けて再び原子炉に装
荷されることになる。原子炉１基には数十本から約二百
本程度の制御棒駆動機構が設けられているので一回の定
期検査では。
十数本から四十本程度の制御棒駆動・機構が点検を受け
る。この点検に要する時間を短縮するために実際には各
発電所は・ある程度予備の制御棒駆動機構を保有してい
る。すなわちあらかじめ点検及び使用前検査の済んだ制
御棒１駆動機構を準備しておけば、その分だけ１点検、
使用前検査を省くことが出来、定期検査全体の時間短縮
につながるからである。この予備の制御棒駆動機構を保
管しておくのが本発明に係る保管用水槽である。
る。この点検に要する時間を短縮するために実際には各
発電所は・ある程度予備の制御棒駆動機構を保有してい
る。すなわちあらかじめ点検及び使用前検査の済んだ制
御棒１駆動機構を準備しておけば、その分だけ１点検、
使用前検査を省くことが出来、定期検査全体の時間短縮
につながるからである。この予備の制御棒駆動機構を保
管しておくのが本発明に係る保管用水槽である。
保管用水槽は、前述の制御棒駆動機構保修室内に設けら
れている。保管水槽内の予備制御棒１駆動機構は、通常
定期検査が始丑ると分解点検が行なわれ、使用前検査を
受ける。これらの作業は制御棒、駆動機構の交換作業の
前に済壕せておくことが出来るので定期検査全体の工程
のクリティカル・バスとはならない。交換作業の際には
、制御棒駆動機構が原子炉から取り外され般出される一
方、点検の完了した制御棒駆動機構が原子炉に組込んで
いかれる。取外されたばかりの制御棒駆動機構は、保管
用水槽に運び込まれ１次回の定期検査まで保管されるこ
とになる。
れている。保管水槽内の予備制御棒１駆動機構は、通常
定期検査が始丑ると分解点検が行なわれ、使用前検査を
受ける。これらの作業は制御棒、駆動機構の交換作業の
前に済壕せておくことが出来るので定期検査全体の工程
のクリティカル・バスとはならない。交換作業の際には
、制御棒駆動機構が原子炉から取り外され般出される一
方、点検の完了した制御棒駆動機構が原子炉に組込んで
いかれる。取外されたばかりの制御棒駆動機構は、保管
用水槽に運び込まれ１次回の定期検査まで保管されるこ
とになる。
制御棒駆動機構を水槽内で保管するのには、主に二つの
理由がある。
理由がある。
一つは、放射線のｊｌ！！ｉｉｌ＋’？である。原子炉
から取外された制御棒、駆動機構は放射化されているの
で。
から取外された制御棒、駆動機構は放射化されているの
で。
中性子の減速剤である水を利用１〜で作業員の被曝低減
をはかつている。
をはかつている。
もう一つの理由は、制御棒駆動機構の防錆である。制御
棒駆動機構の内部は供用中／にで肖ださね。
棒駆動機構の内部は供用中／にで肖ださね。
でいるのでこれをその−＋−＋空気中に放１をするのは
、好寸しくない。制（財）棒組動機構を分解・洗浄ｉ〜
完全に乾燥させて保管する鳴合にに１．このことは。
、好寸しくない。制（財）棒組動機構を分解・洗浄ｉ〜
完全に乾燥させて保管する鳴合にに１．このことは。
問題にならない。しかし、予備制御棒駆動機構の本数が
多くなると、■譜徂立した後に保管した方が便利なので
、そのまま保管する場合に比べて点検時の作業量が増え
ることになる。
多くなると、■譜徂立した後に保管した方が便利なので
、そのまま保管する場合に比べて点検時の作業量が増え
ることになる。
以上のような点を考慮１．て、予備制御棒駆動機構を多
く有しているプラントでは、水中での保管が採用されて
いる。
く有しているプラントでは、水中での保管が採用されて
いる。
従来の保管用水槽の例を第２図に示す。この水槽４は、
制御棒１駆動機構１を横置きにして積めるよう、ラック
５が数段設けられている。このラック５は１段ずつ水平
方向に回転できるようになっており、下段に１煮かれた
制御棒駆動機構を取り出す際邪摩にならない構造と六っ
ている。
制御棒１駆動機構１を横置きにして積めるよう、ラック
５が数段設けられている。このラック５は１段ずつ水平
方向に回転できるようになっており、下段に１煮かれた
制御棒駆動機構を取り出す際邪摩にならない構造と六っ
ている。
制御棒駆動機構を水中で保管する場合にも腐食は問題と
なる。前述のように制御棒駆動機構はカーボン・シール
を使用している。制御棒１駆動機構が組立てられた状態
で（１、ピストン等の摺動面間の狭い隙間にカーボンが
存在することに々る。さらに従来の保管用水槽では、制
御棒駆動機構内の水は停留した壕まであり、腐食の観点
上あまり好ましくなく、この点で改善の余地があった。
なる。前述のように制御棒駆動機構はカーボン・シール
を使用している。制御棒１駆動機構が組立てられた状態
で（１、ピストン等の摺動面間の狭い隙間にカーボンが
存在することに々る。さらに従来の保管用水槽では、制
御棒駆動機構内の水は停留した壕まであり、腐食の観点
上あまり好ましくなく、この点で改善の余地があった。
本発明の目的は、保管中の制御棒駆動機構の環境を向上
させ腐食発生の可能性を低減する制御棒駆動機構の保管
用水槽を提供することにある。
させ腐食発生の可能性を低減する制御棒駆動機構の保管
用水槽を提供することにある。
本発明は・保管中の制御棒駆動機構内の水を定期的に流
動させ腐食に関する環境を向上させるだめ、保管用水槽
にパージ水を流すだめの機器を取り付けたものである。
動させ腐食に関する環境を向上させるだめ、保管用水槽
にパージ水を流すだめの機器を取り付けたものである。
以下１本発明の一実施例を第３図により説明する。本実
施例では、ｔｌｉ制御棒駆勅棒組１は、保管用水槽６の
中でラック７により垂直に懸架される。
施例では、ｔｌｉ制御棒駆勅棒組１は、保管用水槽６の
中でラック７により垂直に懸架される。
保管用水槽６の上部にはパージ水ヘッダ８が設けられて
おり、ヘッダ８からはホース９が伸び、その先端にはア
ダプタ１０が接続されている。アダプタ１０は、制御棒
駆動機構１の挿入水用ボート（図示せず）に接続されて
使用されるが、使用しない場合には、封塞できる構造と
なっている。保管中は定期的に１例えば３日に一度とい
うようにパージ水供給系（図示せず）よりヘッダ８及び
ホース９を通して、制御棒駆動機構１内にノく−ジ水を
流し、水の流動を発生させる。本実施例によれば、制御
棒駆動機構１内に水が長期間停留することがなく々るの
で、保管中の腐食防止に非常に効果がある。
おり、ヘッダ８からはホース９が伸び、その先端にはア
ダプタ１０が接続されている。アダプタ１０は、制御棒
駆動機構１の挿入水用ボート（図示せず）に接続されて
使用されるが、使用しない場合には、封塞できる構造と
なっている。保管中は定期的に１例えば３日に一度とい
うようにパージ水供給系（図示せず）よりヘッダ８及び
ホース９を通して、制御棒駆動機構１内にノく−ジ水を
流し、水の流動を発生させる。本実施例によれば、制御
棒駆動機構１内に水が長期間停留することがなく々るの
で、保管中の腐食防止に非常に効果がある。
また、本実施例によれば、保管中の制御棒駆動機構の除
染も期待できる。制御棒駆動機構の内部には、供用中、
原子炉からのクラッド等の異物が制御棒駆動機構内に降
下するのを防ぐために、フィルタ等（図示せず）が設け
られている。本実施例でに４．制御棒駆動機構を供用中
と上下を反対にして保管するので、前記フィルタ等に堆
積したクラッドが、降下ｌ〜て制御棒駆動機構から流出
する。
染も期待できる。制御棒駆動機構の内部には、供用中、
原子炉からのクラッド等の異物が制御棒駆動機構内に降
下するのを防ぐために、フィルタ等（図示せず）が設け
られている。本実施例でに４．制御棒駆動機構を供用中
と上下を反対にして保管するので、前記フィルタ等に堆
積したクラッドが、降下ｌ〜て制御棒駆動機構から流出
する。
パージ水を流すことによりクラッドの流出は、さらに促
進されるので、単に保管するのみでなく除染の面でも非
常に効果がある。
進されるので、単に保管するのみでなく除染の面でも非
常に効果がある。
さらに本実施例では、制御棒駆動機構の取扱いが容易に
なる。第２図に示す従来の保管用水槽では、下方に収納
されている制御棒駆動機構を取り出す場合には、その上
にある制御棒駆動機構をすべて取り出しておく必要があ
ったので、予備の制御棒駆動機構と使用済のものを入れ
替える作業が非常に繁雑であった。本実施例では、制御
棒駆動機構を縦置きに保管するので入れ替え作業の手順
が簡単になる。したがって作業時間が大幅に短縮され、
−゛→業員の被曝低減につながる。
なる。第２図に示す従来の保管用水槽では、下方に収納
されている制御棒駆動機構を取り出す場合には、その上
にある制御棒駆動機構をすべて取り出しておく必要があ
ったので、予備の制御棒駆動機構と使用済のものを入れ
替える作業が非常に繁雑であった。本実施例では、制御
棒駆動機構を縦置きに保管するので入れ替え作業の手順
が簡単になる。したがって作業時間が大幅に短縮され、
−゛→業員の被曝低減につながる。
本発明によれば、保管中の制御枠駆動機構内の水を流動
させ長期間の停留を防ぐことが出来るので、腐食防止に
非常に効果がある。
させ長期間の停留を防ぐことが出来るので、腐食防止に
非常に効果がある。
第１図は原子炉の概要を示した側面図、第２図は従来の
保管用水槽の鳥敞図、第３図は本発明に係る保管用水槽
の鳥敞図である。
保管用水槽の鳥敞図、第３図は本発明に係る保管用水槽
の鳥敞図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、保管中の制御棒駆動機構の内部にパージ水を流すこ
とが可能となるよう、パージ水の供給設備を設けたこと
ｆ：％徴とする原子炉制御棒駆動機構の保管用水槽。 ２、特許請求の範囲第１項において、保管用水槽のうち
、制御棒駆動機構を縦置きに保管することを特徴とする
原子炉制御棒駆動機構の保管用水槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58160459A JPS6053888A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 原子炉制御棒駆動機構の保管用水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58160459A JPS6053888A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 原子炉制御棒駆動機構の保管用水槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6053888A true JPS6053888A (ja) | 1985-03-27 |
Family
ID=15715394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58160459A Pending JPS6053888A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 原子炉制御棒駆動機構の保管用水槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053888A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016014621A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 日立Ｇｅニュークリア・エナジー株式会社 | 制御棒貯蔵設備およびそれを用いた制御棒の貯蔵方法 |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP58160459A patent/JPS6053888A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016014621A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 日立Ｇｅニュークリア・エナジー株式会社 | 制御棒貯蔵設備およびそれを用いた制御棒の貯蔵方法 |
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