JPS6053419B2 - ブラツクストライプ形カラ−受像管の螢光面の製造方法 - Google Patents
ブラツクストライプ形カラ−受像管の螢光面の製造方法Info
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- JPS6053419B2 JPS6053419B2 JP51121332A JP12133276A JPS6053419B2 JP S6053419 B2 JPS6053419 B2 JP S6053419B2 JP 51121332 A JP51121332 A JP 51121332A JP 12133276 A JP12133276 A JP 12133276A JP S6053419 B2 JPS6053419 B2 JP S6053419B2
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は切目のない光吸収細条と螢光体細条とを交互
に配置したカラー受像管螢光面の製造方法に関する。
に配置したカラー受像管螢光面の製造方法に関する。
従来のブラックマトリックス形カラー受像管はi憤 に
〜^に”、−−−−レ L−、、4* LX+一:!一
辱にアーaムを放出する単電子銃1を正Ξ角形を底辺と
するΞ角錐状に配列したΔ形Ξ電銃1をネック3内に有
し、この電子銃1に対向してパネル4の内側に円形透孔
5を多数形成したシヤドウマスク6を装着している。
〜^に”、−−−−レ L−、、4* LX+一:!一
辱にアーaムを放出する単電子銃1を正Ξ角形を底辺と
するΞ角錐状に配列したΔ形Ξ電銃1をネック3内に有
し、この電子銃1に対向してパネル4の内側に円形透孔
5を多数形成したシヤドウマスク6を装着している。
しかしてこのシヤドウマスク1に対向してパネル4内面
には、黒色光吸収物質よりなるブラックマトリックス7
の円形マトリックスホール中に赤、緑、青に発光する発
光色の異なる3種類の螢光体ドット8R、8G、8Bを
埋込むように設けた螢光面1が形成されている。このマ
トリックスホールおよび螢光体ドット8R、8G、8B
は夫々シヤドウマスク6の透孔5と同形状であるが、し
かしその大きさはブラックマトリックス形でない通常の
カラー受像管と逆でありそれらは対応透孔5より小さい
。従つてこのカラー受像管は一つの透孔5に対応して蛍
光面9上に得られる電子ビームの入射領域10の面積は
螢光体ドット8R、8G、8B1個の面積より大きく、
これらの面積の差がこのガラ”一受像管の色純度調整余
裕幅をなしている。ところで、このカラー受像管はブラ
ックマトリックス7が全螢光面の約50%を占めるので
、通常のカラー受像管に比べて外光の反射が少く、コン
トラストの優れた画像を再現する。更に外光反射の減少
により、パネル4の透過率を通常のカラー受像管より高
めることができるので、螢光体発光の吸収を少くした明
るい画像を堤供することができる。しかしながら、この
カラー受像管は本来Δ形三電子銃1を有するカラー受像
管に適した構造に形成したものであり、且つ螢光体ドッ
ト8R,8G,8Bは夫々黒色吸収物質によつて取り囲
まれているために色純度調整が困難であり、また、より
明るい画像を再現するカラー受像管とすることも最早困
難となつている。
には、黒色光吸収物質よりなるブラックマトリックス7
の円形マトリックスホール中に赤、緑、青に発光する発
光色の異なる3種類の螢光体ドット8R、8G、8Bを
埋込むように設けた螢光面1が形成されている。このマ
トリックスホールおよび螢光体ドット8R、8G、8B
は夫々シヤドウマスク6の透孔5と同形状であるが、し
かしその大きさはブラックマトリックス形でない通常の
カラー受像管と逆でありそれらは対応透孔5より小さい
。従つてこのカラー受像管は一つの透孔5に対応して蛍
光面9上に得られる電子ビームの入射領域10の面積は
螢光体ドット8R、8G、8B1個の面積より大きく、
これらの面積の差がこのガラ”一受像管の色純度調整余
裕幅をなしている。ところで、このカラー受像管はブラ
ックマトリックス7が全螢光面の約50%を占めるので
、通常のカラー受像管に比べて外光の反射が少く、コン
トラストの優れた画像を再現する。更に外光反射の減少
により、パネル4の透過率を通常のカラー受像管より高
めることができるので、螢光体発光の吸収を少くした明
るい画像を堤供することができる。しかしながら、この
カラー受像管は本来Δ形三電子銃1を有するカラー受像
管に適した構造に形成したものであり、且つ螢光体ドッ
ト8R,8G,8Bは夫々黒色吸収物質によつて取り囲
まれているために色純度調整が困難であり、また、より
明るい画像を再現するカラー受像管とすることも最早困
難となつている。
ところが中央ビームおよび一対のサイドビームよりなる
インラン方式の電子ビームを放出する電子銃と、螢光体
細条と光吸収細条を一つおきに交互に配列したブラック
ストライプ形螢光面と、スリット透孔を上記螢光体細条
の長手方向に切目(継目)を介して配列したシヤドウマ
スクとを組合せて従来のカラー受像管と異なる新構造に
することによつて、色純度調整、およびコンバーゼンス
調整が格段に容易であり、且つ色純度調整および解像度
が格段に良好であるカラー受像管が得られる。
インラン方式の電子ビームを放出する電子銃と、螢光体
細条と光吸収細条を一つおきに交互に配列したブラック
ストライプ形螢光面と、スリット透孔を上記螢光体細条
の長手方向に切目(継目)を介して配列したシヤドウマ
スクとを組合せて従来のカラー受像管と異なる新構造に
することによつて、色純度調整、およびコンバーゼンス
調整が格段に容易であり、且つ色純度調整および解像度
が格段に良好であるカラー受像管が得られる。
この発明は、このようなスリット継目のあるマスクを用
いたブラツクスライプ形カラー受像管において、前記マ
スクを使用して切目のない光吸収細条および螢光体細条
を光蝕該による写真印刷法により製造する方法を提供す
るものである。
いたブラツクスライプ形カラー受像管において、前記マ
スクを使用して切目のない光吸収細条および螢光体細条
を光蝕該による写真印刷法により製造する方法を提供す
るものである。
以下、図面を用いてこの発明の一実施例を説明すると、
第4図に示すように外囲器ス旦は漏斗状のフアンネル2
1と、このフアンネル21の径大端に接合されたパネル
22とからなる。パネル22内面には第5図に示すよう
に例えばグラファイトの如き黒色の光吸収細条24を外
囲器中心軸に直交する垂直方向に多数平行に塗布して各
細条24間に光吸収物質の存在しないストライプブラン
クを形成し、このストライプブランクに例えば.赤、緑
、青に発光する発光色の異なる螢光体細条25R,25
G,25Bを垂直方向に切目なく形成した螢光面1立が
設けられている。一つの螢光体細条は同一発光色の螢光
体で占められており、発光色の異なる螢光体細条25R
,25G,25Bは水平方向に光吸収細条24を介して
例えば赤、緑、青、赤、緑、青の如く一定の順序に従つ
て規則的に配列されている。この螢光面1旦に接してそ
の内側には、第6図および第7図に示すように矩形状の
スリット透孔28を螢光体細条25R,25G,25B
の長手方向と同じ垂直方向に継目29を介して一直線状
に配列して透孔列となし、かかる透孔列を水平方向に一
定ピッチPで並列したスリット形シヤドウマスク1Uが
配設されている。上記透孔列は一定順序で配列された1
組の螢光体細条25R,25G,25Bと1対1に対応
しており、また、水平方向の透孔帖Psは対応螢光体細
条25R,25G,25Bの幅すなわノちストライプブ
ランク鳴Ppよりも大きく形成されている。このシヤド
ウマスク立uに対向して上記フアンネル21の径小部を
なすネック32内には、夫々独立に電子ビームを放出す
る3個の単電子銃33a,33b,33cを外囲器中心
軸を通・る水平平面上に並列し、且つ中央の単電子銃3
3aを上記中心軸上に配置したインライン形三電子銃刈
(が設けられている。この中央の単電子銃33aは上記
中心軸上を通る中央ビームを放出し、両側の単電子銃3
3b,33cはこの中央ビーム″の両側を通る一対のサ
イドビームを放出する。電子銃11のビーム放出端には
コンバーゼンス電極35が設けられており、上記一組の
電子ビームはこのコンバーゼンス電極35によりシヤド
ウマスク1■上の一点に集中される。尚、36は上記電
子ビームを偏向する偏向ヨークである。このカラー受像
管は従来のブラックマトリックス形カラー受像管と略同
じ方法によつて製作されるが、しかし螢光面ス且の製作
については、螢光体ドットがシヤドウマスクの透孔と同
形状である従来管に対し、このカラー受像管はそれらが
異なるので特殊の手段または装置を用いなければならな
い。すなわち、本発明の実施例においては先ず、第8図
Aに示すようにパネル22内面に感光性のポリビニルア
ルコール(以下PVAと略記する)を塗布し、この感光
性被膜38にシヤドウマスク立Uaを通してシヤドウマ
スク立旦aの透孔列方向に細長い線状光源39から光を
照射し露光する。光源としてかかる線状光源39を用い
ると、シヤドウマスク立Uaの一つの透孔28aを通過
した光の照射部は同一透孔列に属する隣接透孔28aを
通過した光の照射部と重なり合い、透孔28aの切目2
9aの影はぼかされて、PVA感光性被膜38上に切目
のない帯状の照射部が得られる。尚、この光照射は後に
赤、緑、青の螢光体細条25R,25G,25Bを設け
る位置に夫々光が当るように光源39の位置を変えて行
なわれる。光照射後PVA感光性被膜38を現像して非
照射部を除去し、第8B図に示すようにパネル22内面
上に切目のないPVA感光性被膜細条40を形成する。
次に第8C図に示すように上記パネル22内面に光吸収
物質の被膜41を形成する。そして過酸化水素水でPV
A細条40を溶解し、更に温水をスプレーすれば、第8
D図に示すようにPVA細条40上に塗布された光吸収
物質1は除去され、パネル22内面上にはPVA細条4
0の位置をストライプブランクとする部分すなわち感光
性被膜細条以外の部分に相互に間隙をおいて光吸収細条
24が形成される。次に、上記パネル22内面に例えば
感光性PVA溶液に青螢光体を懸濁した螢光体スラリー
を塗布し、第8E図に示すように青螢光体細条25Bを
設けようとするストライプブランク中の螢光体被膜43
にシヤドウマスク立Uaを通して光を照射する。この場
合前記光吸収細条24を形成するとき用いた光源39と
同様の細長い線状の光源39を用い、そして螢光体被膜
43を切目のない帯状に感光させる。光照射後現像によ
り非照射部を除去すれば、第8F図に示すように所定の
ストライプブランクに青螢光体細条25Bが形成される
。更にこの青螢光体細条25Bの形成と同じ操作を赤螢
光体および緑螢光体について順次繰返し行えば、第8G
図に示すように所定のストライプブランクに赤螢光体細
条25Rおよび緑螢光体細条25Gが設けられる。この
方法により螢光面又旦を形成すると、感光性のPVA被
膜38または螢光体被膜43上に投影される光照射部の
面積はシヤドウマスク立旦aの透孔28a面積より拡大
されるので、シヤドウマスクの透孔は螢光面製作中所定
の大きさの光吸収細条24および螢光体細条25R,2
5G,25Bを形成するために必要な大きさに縮少して
おき、そして螢光面1立製作後にその28aを腐蝕によ
り拡大する。
第4図に示すように外囲器ス旦は漏斗状のフアンネル2
1と、このフアンネル21の径大端に接合されたパネル
22とからなる。パネル22内面には第5図に示すよう
に例えばグラファイトの如き黒色の光吸収細条24を外
囲器中心軸に直交する垂直方向に多数平行に塗布して各
細条24間に光吸収物質の存在しないストライプブラン
クを形成し、このストライプブランクに例えば.赤、緑
、青に発光する発光色の異なる螢光体細条25R,25
G,25Bを垂直方向に切目なく形成した螢光面1立が
設けられている。一つの螢光体細条は同一発光色の螢光
体で占められており、発光色の異なる螢光体細条25R
,25G,25Bは水平方向に光吸収細条24を介して
例えば赤、緑、青、赤、緑、青の如く一定の順序に従つ
て規則的に配列されている。この螢光面1旦に接してそ
の内側には、第6図および第7図に示すように矩形状の
スリット透孔28を螢光体細条25R,25G,25B
の長手方向と同じ垂直方向に継目29を介して一直線状
に配列して透孔列となし、かかる透孔列を水平方向に一
定ピッチPで並列したスリット形シヤドウマスク1Uが
配設されている。上記透孔列は一定順序で配列された1
組の螢光体細条25R,25G,25Bと1対1に対応
しており、また、水平方向の透孔帖Psは対応螢光体細
条25R,25G,25Bの幅すなわノちストライプブ
ランク鳴Ppよりも大きく形成されている。このシヤド
ウマスク立uに対向して上記フアンネル21の径小部を
なすネック32内には、夫々独立に電子ビームを放出す
る3個の単電子銃33a,33b,33cを外囲器中心
軸を通・る水平平面上に並列し、且つ中央の単電子銃3
3aを上記中心軸上に配置したインライン形三電子銃刈
(が設けられている。この中央の単電子銃33aは上記
中心軸上を通る中央ビームを放出し、両側の単電子銃3
3b,33cはこの中央ビーム″の両側を通る一対のサ
イドビームを放出する。電子銃11のビーム放出端には
コンバーゼンス電極35が設けられており、上記一組の
電子ビームはこのコンバーゼンス電極35によりシヤド
ウマスク1■上の一点に集中される。尚、36は上記電
子ビームを偏向する偏向ヨークである。このカラー受像
管は従来のブラックマトリックス形カラー受像管と略同
じ方法によつて製作されるが、しかし螢光面ス且の製作
については、螢光体ドットがシヤドウマスクの透孔と同
形状である従来管に対し、このカラー受像管はそれらが
異なるので特殊の手段または装置を用いなければならな
い。すなわち、本発明の実施例においては先ず、第8図
Aに示すようにパネル22内面に感光性のポリビニルア
ルコール(以下PVAと略記する)を塗布し、この感光
性被膜38にシヤドウマスク立Uaを通してシヤドウマ
スク立旦aの透孔列方向に細長い線状光源39から光を
照射し露光する。光源としてかかる線状光源39を用い
ると、シヤドウマスク立Uaの一つの透孔28aを通過
した光の照射部は同一透孔列に属する隣接透孔28aを
通過した光の照射部と重なり合い、透孔28aの切目2
9aの影はぼかされて、PVA感光性被膜38上に切目
のない帯状の照射部が得られる。尚、この光照射は後に
赤、緑、青の螢光体細条25R,25G,25Bを設け
る位置に夫々光が当るように光源39の位置を変えて行
なわれる。光照射後PVA感光性被膜38を現像して非
照射部を除去し、第8B図に示すようにパネル22内面
上に切目のないPVA感光性被膜細条40を形成する。
次に第8C図に示すように上記パネル22内面に光吸収
物質の被膜41を形成する。そして過酸化水素水でPV
A細条40を溶解し、更に温水をスプレーすれば、第8
D図に示すようにPVA細条40上に塗布された光吸収
物質1は除去され、パネル22内面上にはPVA細条4
0の位置をストライプブランクとする部分すなわち感光
性被膜細条以外の部分に相互に間隙をおいて光吸収細条
24が形成される。次に、上記パネル22内面に例えば
感光性PVA溶液に青螢光体を懸濁した螢光体スラリー
を塗布し、第8E図に示すように青螢光体細条25Bを
設けようとするストライプブランク中の螢光体被膜43
にシヤドウマスク立Uaを通して光を照射する。この場
合前記光吸収細条24を形成するとき用いた光源39と
同様の細長い線状の光源39を用い、そして螢光体被膜
43を切目のない帯状に感光させる。光照射後現像によ
り非照射部を除去すれば、第8F図に示すように所定の
ストライプブランクに青螢光体細条25Bが形成される
。更にこの青螢光体細条25Bの形成と同じ操作を赤螢
光体および緑螢光体について順次繰返し行えば、第8G
図に示すように所定のストライプブランクに赤螢光体細
条25Rおよび緑螢光体細条25Gが設けられる。この
方法により螢光面又旦を形成すると、感光性のPVA被
膜38または螢光体被膜43上に投影される光照射部の
面積はシヤドウマスク立旦aの透孔28a面積より拡大
されるので、シヤドウマスクの透孔は螢光面製作中所定
の大きさの光吸収細条24および螢光体細条25R,2
5G,25Bを形成するために必要な大きさに縮少して
おき、そして螢光面1立製作後にその28aを腐蝕によ
り拡大する。
なお半影法を使えば光吸収細条間隔を透孔幅より幅小に
調整でき、この場合はマスク腐蝕工程を省略することが
できる。上記カラー受像管の構造を数値を用いて具体的
に例示すると、20吋管の一例では下記の通りである。
調整でき、この場合はマスク腐蝕工程を省略することが
できる。上記カラー受像管の構造を数値を用いて具体的
に例示すると、20吋管の一例では下記の通りである。
光吸収細条の幅DaO.O8T!n
螢光体細条(またはストライプブラン
クの幅)DPO.l37m
シヤドウマスクの透孔幅DSO.l8Trnシヤドウマ
スクの透孔長LsO.65mnシヤドウマスクの透孔間
の切目幅KO.O8T!nシヤドウマスクの透孔列のピ
ッチPO・6h上記螢光面はシヤドウマスクの透孔幅
0.1―シヤドウマスクの透孔長
0.57w$tシヤドウマスクの透孔間の切目幅
0.16Tn!nのシヤドウマスクを用いて形成したも
のであり、カラー受像管内に組込まれる前記シヤドウマ
スクはこの螢光面製作に用いたシヤドウマスクの透孔幅
および長さを夫々0.08顛腐蝕拡大して形成したもの
である。
スクの透孔長LsO.65mnシヤドウマスクの透孔間
の切目幅KO.O8T!nシヤドウマスクの透孔列のピ
ッチPO・6h上記螢光面はシヤドウマスクの透孔幅
0.1―シヤドウマスクの透孔長
0.57w$tシヤドウマスクの透孔間の切目幅
0.16Tn!nのシヤドウマスクを用いて形成したも
のであり、カラー受像管内に組込まれる前記シヤドウマ
スクはこの螢光面製作に用いたシヤドウマスクの透孔幅
および長さを夫々0.08顛腐蝕拡大して形成したもの
である。
さて、電子銃刈(からは中央ビームおよびこの中央ビー
ムの両側を通る一対のサイドビームが放出され、この一
組の電子ビームはコンバーゼンス電極35によりシヤド
ウマスク刈■上の一点に集中した後、バララックスの原
理により夫々所定の対応螢光体細条25R,25G,2
5Bに入射する。
ムの両側を通る一対のサイドビームが放出され、この一
組の電子ビームはコンバーゼンス電極35によりシヤド
ウマスク刈■上の一点に集中した後、バララックスの原
理により夫々所定の対応螢光体細条25R,25G,2
5Bに入射する。
そして第5図中に示すようにその入射領域45は夫々の
電子ビームが通過したシヤドウマスク1Uのスリット透
孔28と同形にして僅かに大きくなる。しかし、シヤド
ウマスクuの透孔幅Dsは対応螢光体細条25R,25
G,25Bの幅Dpより大きく形成されているので、電
子ビームの入射領域45の幅Dbは螢光体細条25R,
25G,25B(7)鳴Ppより大きく、水平方向の入
射領域45は螢光体細条を中央にしてその左右水平方向
に拡がつている。前記具体例について示すと、透孔幅D
SO.l8Tlml透孔長LsO.65mmのシヤドウ
マスクに対して、入射領域は幅DbO.l9j輯、長さ
LbO.66w!の大きさとなり、ストライプブランク
または螢光体細条は幅DpO.l3wr!nであるから
、入射領域は水平方向に螢光体細条より0.06瓢大き
く拡がつている。この差はのちに述べる水平方向の色純
度調整余裕幅である。また、電子ビフームの入射領域4
5は垂直方向には切目なく塗布されている螢光体細条2
5R,25G,25Bに対してシヤドウマスク立旦の透
孔28間の継目29に対する切目46を介して並ぶので
、その長さは螢光体細条25R,25G,25Bより短
く、垂直方向の電子ビームの入射領域45の長さLbは
螢光体細条25R,25G,25B中に存在する。即ち
、このカラー受像管は水平方向には電子ビームの入射領
域45が螢光体細条25R,25G,25Bより広いネ
ガティブランディングをなすが、垂直方向には螢光体細
条25R,25G,25Bの方が電子ビームの入射領域
45より大きいポジティブランディングをなす新方式の
ハイブリッドランディング形をなす。また、電子ビーム
の入射領域45と螢光体細条25R,25G,25Bの
面積の大小関係を比較すると一つのスリット透孔28を
通過した電子ビームの入射領域45の面積はその電子ビ
ームが入射している螢光体細条25R,25G,25B
の面積より小さいという関係になる。以上述べた電子ビ
ームのランディングがハイブリット形であること、およ
び電子ビームの入射領域45の面積が螢光体細条25R
,25G,25Bより小さいという関係はこのカラー受
像管特有の構造により生起したものであつて、通常のカ
ラー受像管および従来のブラックマトリックス形カラー
受像管と大きく異なるところであり、下記に述べる格別
の効果を奏する。即ちこのカラー受像管の効果について
述べとこのカラー受像管はインライン形電子銃立1を用
い−ているので、電子銃の精度、コンバーゼンス特性が
改良される等インライン形電子銃11に起因する種々の
優れた効果を有する。
電子ビームが通過したシヤドウマスク1Uのスリット透
孔28と同形にして僅かに大きくなる。しかし、シヤド
ウマスクuの透孔幅Dsは対応螢光体細条25R,25
G,25Bの幅Dpより大きく形成されているので、電
子ビームの入射領域45の幅Dbは螢光体細条25R,
25G,25B(7)鳴Ppより大きく、水平方向の入
射領域45は螢光体細条を中央にしてその左右水平方向
に拡がつている。前記具体例について示すと、透孔幅D
SO.l8Tlml透孔長LsO.65mmのシヤドウ
マスクに対して、入射領域は幅DbO.l9j輯、長さ
LbO.66w!の大きさとなり、ストライプブランク
または螢光体細条は幅DpO.l3wr!nであるから
、入射領域は水平方向に螢光体細条より0.06瓢大き
く拡がつている。この差はのちに述べる水平方向の色純
度調整余裕幅である。また、電子ビフームの入射領域4
5は垂直方向には切目なく塗布されている螢光体細条2
5R,25G,25Bに対してシヤドウマスク立旦の透
孔28間の継目29に対する切目46を介して並ぶので
、その長さは螢光体細条25R,25G,25Bより短
く、垂直方向の電子ビームの入射領域45の長さLbは
螢光体細条25R,25G,25B中に存在する。即ち
、このカラー受像管は水平方向には電子ビームの入射領
域45が螢光体細条25R,25G,25Bより広いネ
ガティブランディングをなすが、垂直方向には螢光体細
条25R,25G,25Bの方が電子ビームの入射領域
45より大きいポジティブランディングをなす新方式の
ハイブリッドランディング形をなす。また、電子ビーム
の入射領域45と螢光体細条25R,25G,25Bの
面積の大小関係を比較すると一つのスリット透孔28を
通過した電子ビームの入射領域45の面積はその電子ビ
ームが入射している螢光体細条25R,25G,25B
の面積より小さいという関係になる。以上述べた電子ビ
ームのランディングがハイブリット形であること、およ
び電子ビームの入射領域45の面積が螢光体細条25R
,25G,25Bより小さいという関係はこのカラー受
像管特有の構造により生起したものであつて、通常のカ
ラー受像管および従来のブラックマトリックス形カラー
受像管と大きく異なるところであり、下記に述べる格別
の効果を奏する。即ちこのカラー受像管の効果について
述べとこのカラー受像管はインライン形電子銃立1を用
い−ているので、電子銃の精度、コンバーゼンス特性が
改良される等インライン形電子銃11に起因する種々の
優れた効果を有する。
また、シヤドウマスクとして透孔間に切目29を設けた
ストリツト形を用いているので、切目29のないスリッ
ト形.シヤドウマスクに比べて機械的強度が強く、カラ
ー受像管製作中の取扱いが容易であり、受像管中に組込
まれたのちも、衝撃等に対してその影響を受けず、安定
に動作するカラー受像管にすることができる等優れた効
果を有する。また、このカラ−ー受像管の螢光面又旦は
光吸収細条24が全螢光面積の約0%を占めるので、外
光の反射を減少させる効果が大きく、通常のカラー受像
管と比べれば格段に優れ、従来のブラックマトリックス
形カラー受像管と比較しても遜色のないコントラスト良
好な画像を再現する。以上の如き各部材のもつ特有の効
果と同時に、このカラー受像管はブラツクトライブ形の
螢光面I立とスリット透孔28を切目29を介して配列
したスリット形シヤドウマスク立uとインライン形電子
銃刈(とを組合せたことにより、その組合゛せによる相
乗効果として色純度、その調整の容易さ、コンバーゼン
ス調整の容易さ、簡素化、輝度および解像度等を他のカ
ラー受像管では得られない程大幅に向上させている。
ストリツト形を用いているので、切目29のないスリッ
ト形.シヤドウマスクに比べて機械的強度が強く、カラ
ー受像管製作中の取扱いが容易であり、受像管中に組込
まれたのちも、衝撃等に対してその影響を受けず、安定
に動作するカラー受像管にすることができる等優れた効
果を有する。また、このカラ−ー受像管の螢光面又旦は
光吸収細条24が全螢光面積の約0%を占めるので、外
光の反射を減少させる効果が大きく、通常のカラー受像
管と比べれば格段に優れ、従来のブラックマトリックス
形カラー受像管と比較しても遜色のないコントラスト良
好な画像を再現する。以上の如き各部材のもつ特有の効
果と同時に、このカラー受像管はブラツクトライブ形の
螢光面I立とスリット透孔28を切目29を介して配列
したスリット形シヤドウマスク立uとインライン形電子
銃刈(とを組合せたことにより、その組合゛せによる相
乗効果として色純度、その調整の容易さ、コンバーゼン
ス調整の容易さ、簡素化、輝度および解像度等を他のカ
ラー受像管では得られない程大幅に向上させている。
この特徴あるカラー受像管の特性を最大限に発揮させる
ためには、螢光面が精密に形成される必要がある。
ためには、螢光面が精密に形成される必要がある。
すなわち、発光領域の幅が均一であること換言するとそ
の境界部が良好な直線性を保持することである。本発明
の一連の工程は、その直線性を容易に得ることができる
ものであり、この種カラー受像管の実用化を高め得るも
のである。
の境界部が良好な直線性を保持することである。本発明
の一連の工程は、その直線性を容易に得ることができる
ものであり、この種カラー受像管の実用化を高め得るも
のである。
第1図は従来のブラックマトリックス形カラー受像管を
一部切欠して示した斜視図、第2図はその螢光面の一部
を示す平面図、第3図は同じく螢光面とシヤドウマスク
の関係を示す一部切欠断面図、第4図はこの発明を適用
する受像管を一部切欠して示した斜視図、第5図はその
螢光面の一部を示す平面図、第6図は同じくシヤドウマ
スクの一部を示す平面図、第7図は上記螢光面とシヤド
ウマスクの関係を示す一部切欠斜視図、第8図A〜Gは
この発明の一実施例を示す工程図である。 24・・・・・・光吸収細条、25R,25G,25B
・・・・螢光体細条、スU・・・・・螢光面、28・・
・・スリット透孔、29・・・・・・継目、1■・・・
・・・シヤドウマスク、立旦・・・・・・感光性被膜、
39・・・・・・線状光源。
一部切欠して示した斜視図、第2図はその螢光面の一部
を示す平面図、第3図は同じく螢光面とシヤドウマスク
の関係を示す一部切欠断面図、第4図はこの発明を適用
する受像管を一部切欠して示した斜視図、第5図はその
螢光面の一部を示す平面図、第6図は同じくシヤドウマ
スクの一部を示す平面図、第7図は上記螢光面とシヤド
ウマスクの関係を示す一部切欠斜視図、第8図A〜Gは
この発明の一実施例を示す工程図である。 24・・・・・・光吸収細条、25R,25G,25B
・・・・螢光体細条、スU・・・・・螢光面、28・・
・・スリット透孔、29・・・・・・継目、1■・・・
・・・シヤドウマスク、立旦・・・・・・感光性被膜、
39・・・・・・線状光源。
Claims (1)
- 1 パネル内面に感光性被膜を塗布する工程と、継目を
介して配列される所定幅のスリット透孔を有するシヤド
ウマスクを通してこのスリット透孔配列方向に長い線状
光源を用いて光照射し、露光する工程と、光照射後非照
射部を除去して切目のない工程と、光照射後非照射部を
除去して切目のない感光性被膜細条を形成する工程と、
光吸収物質をパネル内面に塗布し前記感光性被膜の溶解
により感光性被膜細条以外の部分に相互に間隙をおいて
光吸収細条を形成する工程と、細長い線状光源を用い光
蝕該による写真印刷法により前記光吸収細条の間隙部分
を覆うように螢光体細条を形成する工程とからなり、前
記シヤドウマスクのスリット透孔を通して螢光面上に入
射する電子ビームの入射領域はその幅が光吸収細条間隙
部分の幅よりも広く、螢光体細条の長さよりも短かいラ
ンデイング方式で動作するブラックストライプ形カラー
受像管の螢光面の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51121332A JPS6053419B2 (ja) | 1976-10-12 | 1976-10-12 | ブラツクストライプ形カラ−受像管の螢光面の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51121332A JPS6053419B2 (ja) | 1976-10-12 | 1976-10-12 | ブラツクストライプ形カラ−受像管の螢光面の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6516371A Division JPS5713985B2 (ja) | 1971-08-27 | 1971-08-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52100970A JPS52100970A (en) | 1977-08-24 |
JPS6053419B2 true JPS6053419B2 (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=14808631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51121332A Expired JPS6053419B2 (ja) | 1976-10-12 | 1976-10-12 | ブラツクストライプ形カラ−受像管の螢光面の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053419B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3146368A (en) * | 1961-04-04 | 1964-08-25 | Rauland Corp | Cathode-ray tube with color dots spaced by light absorbing areas |
JPS5120867A (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-19 | Komatsu Mfg Co Ltd | Dejitarumasukingusochi |
-
1976
- 1976-10-12 JP JP51121332A patent/JPS6053419B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3146368A (en) * | 1961-04-04 | 1964-08-25 | Rauland Corp | Cathode-ray tube with color dots spaced by light absorbing areas |
JPS5120867A (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-19 | Komatsu Mfg Co Ltd | Dejitarumasukingusochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52100970A (en) | 1977-08-24 |
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